GoPro 購入目的だった「普段行かない場所でチャリンコを走らせた時の周辺風景を残したい」ための自転車/サイクルヘルメット用マウントアクセサリーは本体と同時購入し、GoPro HERO11 が手元に届いてすぐ3種類の製品をそれぞれ何度か使ってみて、自分なりの感想を4回に分けて紹介しました(あと1製品追加予定)。
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
GoPro 本体と同時購入したのは自転車用マウント製品だけでしたが、GoPro HERO11 が届いた直後から Amazon や GoPro 直販サイトでアレコレと、GoPro 用周辺機器を結構買っております😅
一眼レフ/ミラーレス機のスチルカメラ製品の周辺製品と違って、アクションカメラ用周辺機器は(一部を除いて)一つ一つの製品がそんなに高くない、千円〜数千円のお手頃価格だけに、つい手が出てしまいます。
GoPro を使い始めて実際に撮り始めて、
という感じで、止まるところを知らない…とまでは言いませんが、気がつけば色々なアクセサリー製品が増えています。
さすがにそろそろ打ち止めというか、「これ以上はもう少し使い込んでから」と思っていますが、つくづく
という感じです…(言い訳💦)
(最初からこれだけ買ったけれど…)
そんな中、GoPro の周辺アクセサリー製品を買っていくにあたって、まず最初に悩んだ/考えたのは、
という問題。
具体的に言えば、
これらのうち、どれを GoPro と周辺アクセサリーとのメインの脱着方式として使っていくか?という話です。
それが決まらないまま雑多に周辺アクセサリー製品を買ってしまうと、使うアクセサリーによって追加のアダプターが必要になったり、ならなかったり、出先で「あ、コレを使うためのアダプターを忘れた」という悲劇も起き兼ねません。いや、絶対やらかします。
また、GoPro 純正と Ulanzi のクイックリリースマウントが混在していると、それらを差し替える時は本体底部のフォールディングフィンガーのねじ止めを外して付けて…となり、クイックリリース製品を使っている意味がなくなります。
ですから、まず、「自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格を決めなきゃ、買い物するにも先へ進めない」と思った次第。
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その1 〜3種類の純正アクセを使ってみた大まかな比較と雑感
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その2 〜通気ヘルメットストラップマウント (Vented Helmet Strap Mount)
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その3 〜ヘッドストラップ (Head Strap) と記録時に水平ロック機能を使うか否か問題
■ GoPro 自転車用マウントお試し感想その4 〜ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント (Handlebar / Seatpost / Pole Mount)
GoPro 本体と同時購入したのは自転車用マウント製品だけでしたが、GoPro HERO11 が届いた直後から Amazon や GoPro 直販サイトでアレコレと、GoPro 用周辺機器を結構買っております😅
一眼レフ/ミラーレス機のスチルカメラ製品の周辺製品と違って、アクションカメラ用周辺機器は(一部を除いて)一つ一つの製品がそんなに高くない、千円〜数千円のお手頃価格だけに、つい手が出てしまいます。
GoPro を使い始めて実際に撮り始めて、
こういう時、あの製品があれば良いかも?安いから買ってみるか
この前、アレがイマイチ使えなかったけど、コレなら使えそう
コレ買ったけど、迷ったアッチも使ってみたいな、安いし
という感じで、止まるところを知らない…とまでは言いませんが、気がつけば色々なアクセサリー製品が増えています。
さすがにそろそろ打ち止めというか、「これ以上はもう少し使い込んでから」と思っていますが、つくづく
スチルカメラ製品やその周辺アクセサリー価格の馬鹿高さに慣らされていたせいか、うっかり気も懐も緩んでたなぁ
という感じです…(言い訳💦)
(最初からこれだけ買ったけれど…)
そんな中、GoPro の周辺アクセサリー製品を買っていくにあたって、まず最初に悩んだ/考えたのは、
使う/買い揃える周辺機器の
脱着マウント規格をどうするか?
脱着マウント規格をどうするか?
という問題。
具体的に言えば、
- GoPro だけでなくアクションカメラ標準となった、本体底部のネジ留め式フォールディングフィンガー
- GoPro 純正のクイックリリースバックル
- Ulanzi のマグネット式クイックリリースマウント
これらのうち、どれを GoPro と周辺アクセサリーとのメインの脱着方式として使っていくか?という話です。
それが決まらないまま雑多に周辺アクセサリー製品を買ってしまうと、使うアクセサリーによって追加のアダプターが必要になったり、ならなかったり、出先で「あ、コレを使うためのアダプターを忘れた」という悲劇も起き兼ねません。いや、絶対やらかします。
また、GoPro 純正と Ulanzi のクイックリリースマウントが混在していると、それらを差し替える時は本体底部のフォールディングフィンガーのねじ止めを外して付けて…となり、クイックリリース製品を使っている意味がなくなります。
ですから、まず、「自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格を決めなきゃ、買い物するにも先へ進めない」と思った次第。
GoPro 本体底部にあるネジ留め式フォールディングフィンガーは、もはやメーカーを超えた「共通規格」ですが、いちいちネジで留めていくのはクイックリリース製品と比べると手間。
また、サードパーティのアクセサリー製品の中にはネジ穴の位置やフィンガーをかみ合わす部分の厚みが純正と微妙に異なっていて、取り付けがサクッといかない、ちょっとコネコネしたりして手間が加算される製品もありました。
そんなわけで面倒くさがりな私としては、「GoPro か Ulanzi か、どちらかのクイックリリース規格を使いたい」と思うのは極めて当然のことでした。
ですから、自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格の候補は
この二択、どちらを選ぶか?ということ。
GoPro 純正クイックリリースバックルは本体にも1個付属しています(↑)。本体付属の粘着固定式のベースマウントがクイックリリースバックル対応になっていて、そのためのバックルも1個付属しています。アクセサリーキットを買えば(ハンドグリップ付属で)もう1個付いてきます。
反面、サードパーティである Ulanzi のマグネット式クイックリリース製品は買わないと試すこともできないので、買って、試して、それで自分に合う方はどちらなのか判断することにしました(安価なものなので)。
Ulanzi お試しで購入したのは、↑上記のカメラ用三脚(一脚)を使えるようにするためのネジ穴マウントベースと、クリックリリース非対応のネジ留め式フォールディングフィンガー対応製品をマグネット式クイックリリースシステム GoQuick II へ対応させるアダプター2個がセットになった製品。下記写真が中身。
いま見たら Amazon では売り切れになっていますが、1,600円ほどの Ulanzi マグネット式クイックリリースシステム GoQuick II の入門セット、基本セットのようなものです。
Amazon の商品ページには書いていませんでしたが、届いた製品の外箱には」Ulanzi GoQuick II Basic Set」と書いてありましたから、やはりコレから始める入門セットという位置付けの製品なのでしょう。
私自身、これでお試しして使っていけそうと気に入ったら、アクションカメラでよく使われているミニ三脚兼ハンドグリップ(自撮り棒)など GoQuick II システム対応製品を買い増していくつもりでした。
ただ、結論から言うと、
することに決めました。
その理由は、以下の3点。
これらについて、以下詳しく理由を説明していきます。
というわけで、「GoPro の周辺アクセサリー製品を買い揃えていくにあたって周辺機器の脱着マウント規格をどうするか?」問題については、
ことに決めた次第。
最初は GoPro 純正規格だから GoPro の純正製品くらいしか対応していないのかと思ったら、意外と対応製品が多くて、それが一番の決め手になりました。
で、この半月〜3週間の間に、GoPro 純正クイックリリースバックル規格に対応したアクセサリー類を色々と買い揃えましたので、近いうちにそれらをまとめて紹介したいと思っています。
また、サードパーティのアクセサリー製品の中にはネジ穴の位置やフィンガーをかみ合わす部分の厚みが純正と微妙に異なっていて、取り付けがサクッといかない、ちょっとコネコネしたりして手間が加算される製品もありました。
そんなわけで面倒くさがりな私としては、「GoPro か Ulanzi か、どちらかのクイックリリース規格を使いたい」と思うのは極めて当然のことでした。
ですから、自分が使う/買う GoPro 周辺製品の脱着規格の候補は
- GoPro 純正のクイックリリースバックル対応製品で買い揃えていくか?
- ネットで評判良さげな Ulanzi のマグネット式クイックリリースマウントをメインに使っていくか?
この二択、どちらを選ぶか?ということ。
GoPro 純正クイックリリースバックルは本体にも1個付属しています(↑)。本体付属の粘着固定式のベースマウントがクイックリリースバックル対応になっていて、そのためのバックルも1個付属しています。アクセサリーキットを買えば(ハンドグリップ付属で)もう1個付いてきます。
反面、サードパーティである Ulanzi のマグネット式クイックリリース製品は買わないと試すこともできないので、買って、試して、それで自分に合う方はどちらなのか判断することにしました(安価なものなので)。
Ulanzi お試しで購入したのは、↑上記のカメラ用三脚(一脚)を使えるようにするためのネジ穴マウントベースと、クリックリリース非対応のネジ留め式フォールディングフィンガー対応製品をマグネット式クイックリリースシステム GoQuick II へ対応させるアダプター2個がセットになった製品。下記写真が中身。
いま見たら Amazon では売り切れになっていますが、1,600円ほどの Ulanzi マグネット式クイックリリースシステム GoQuick II の入門セット、基本セットのようなものです。
Amazon の商品ページには書いていませんでしたが、届いた製品の外箱には」Ulanzi GoQuick II Basic Set」と書いてありましたから、やはりコレから始める入門セットという位置付けの製品なのでしょう。
私自身、これでお試しして使っていけそうと気に入ったら、アクションカメラでよく使われているミニ三脚兼ハンドグリップ(自撮り棒)など GoQuick II システム対応製品を買い増していくつもりでした。
ただ、結論から言うと、
Ulanzi GoQuick II システムは使わず
GoPro純正クリックリリースバックルを利用
GoPro純正クリックリリースバックルを利用
することに決めました。
その理由は、以下の3点。
- 脱着の簡単さが GoPro 純正クリックリリースバックルの方が上
- Ulanzi のクイックリリースシステム GoQuick II 対応アクセサリーが意外と少ない&自分が必要とするアクセサリーで対応製品がない
- Ulanzi のクイックリリースシステムの方がコンパクトで持ち運び時に良いが、三脚などに付けた際の安定性に若干不安がある
これらについて、以下詳しく理由を説明していきます。
- 1)脱着の簡単さが GoPro 純正クリックリリースバックルの方が上
- Ulanzi のクイックリリースシステム GoQuick II は凹凸部分をマグネット吸着するだけでなく、マグネットでくっつけた後に半回転させて脱落を防ぐシステムになっています。
GoQuick II 製品の評判をネットで調べて見ると、高評価している人たちの中でも少なからずの人が「外す時に回すのが固すぎる」と言っています。実際、私が使ってみても、外すのに手間どるくらいに固い場合があるのは事実でした。
ただ、外す時の毎回固いわけではなく、ベースに取り付けるアクセサリーによって違うというか、ぶっちゃけ個体差が大きすぎるって感じです。
外す時にサクッと普通の力で回して外せるモノもあれば、かなりの力を入れないと回せない、外せないものもありました。たった3個でも、外す時に必要な力がどれも違っていて、
中華製品あるあるだけど、この個体差の多さと脱着に手間どる可能性が低くないのは、クイックリリース製品としての意味が問われるレベル
という印象。外すのがキツい製品は10回くらい脱着したら緩くなるかと思いましたが、大差なかったので仕方ないですね。
反面、GoPro 純正クイックリリースバックル対応のアクセサリーは、純正製品はもちろん、TELESIN のようなアクションカメラ用アクセサリーを多く出しているメーカーも、製品を小さなビニール袋に入れただけで送ってくるような(説明書もない)無名メーカーでも、脱着に困る個体差はありませんでした。
下記写真のように、装着後、クイックリリースバックル純正品の脱落防止ゴムがはめ込めないアクセサリーもありましたが、バックル自体はきっちり嵌め込まれているので固定力に不安のある感じもなく、何よりも脱着は安定してクイック処理できているなど、問題ある製品には(今のところ)出くわしていません。
いずれにせよ、クイックリリースシステムは「GoPro に周辺アクセサリーをクイックに脱着する」ためのシステムですから、
個体差で外す時に苦労する Ulanzi の GoQuick II システムは(GoPro 純正クイックリリースバックルと比べて)クイックリリースシステムとしては微妙だなぁ
と感じました。 - 2.Ulanzi GoQuick II 対応アクセサリーが少ない&必要とするモノがない
- Ulanzi はアクションカメラだけでなく色々なカメラアクセサリーを出しているメーカーで、実を言うとスチルカメラ用のクイックリリースシステムである Falcam F38 規格の製品は幾つか持っていたりします。
ですので、アクションカメラ用の GoQuick II 規格も信頼はできるのだろうし、ネットで推奨しているサイトも多数見たので、試しに買って使ってみたわけですが、よくよく調べてみると、GoQuick II 規格に対応している私が欲しいアクセサリー製品があまりないし、
Ulanzi自身が出している
GoQuick II対応製品も多くない
ことに気づいて、なんだかなーと。
自転車/サイクルヘルメット用マウント製品以外で、私が欲しいと思っていた GoPro 周辺アクセサリーは
- ミニ三脚&ハンドグリップ(自撮り棒)兼用製品
- 三脚穴に取り付けるアダプター
- アルカスイス規格のクランプ/雲台に付けるアダプター
- バッグストラップに取り付けるためのベルト、クリップなど
といったモノ。このうち Ulanzi GoQuick II クイックリリースシステムで用意されているのは、ミニ三脚&ハンドグリップ(自撮り棒)兼用製品くらい。
あとは、標準のネジ留め式フォールディングフィンガーで装着する製品を GoQuick II 対応にするアダプターを付けてクイックリリースに対応させることになり、直接 GoQuick II システムに装着できる製品は実はあまりないことを知って、当初から思っていたシステムとは違うなぁ、と。
また、Ulanzi はスチルカメラむけでもアルカスイス規格とは別の、独自の Falcam F38 規格によるクイックリリースシステムを作っているわけですから、当然アルカスイス用のアダプターなんて出るわけもなく。
反面、GoPro 純正のクイックリリースバックル対応製品は、調べてみると TELSIN その他サードパーティからもそこそこ色々なアクセサリーが出ていて、三脚穴に取り付けるアダプターも、アルカスイス規格のクランプ/雲台に付けるアダプターも、バッグストラップに取り付けるためのベルトも揃ってしまいました。
前回までに紹介した自転車/サイクルヘルメット用のマウント製品も GoPro 純正クイックリリースバックル対応でしたから(ヘッドストラップは除く)、そのことを考えると
クイックリリースシステム対応製品のバリエーションからも Ulanzi GoQuick II を選ぶ理由はないかなぁ
となりました。
唯一、小型で手頃な GoPro 純正クイックリリースバックル対応のミニ三脚&ハンドグリップ(自撮り棒)兼用製品だけが手に入っていないので、あとはそれくらいですね(今は手持ちのテーブル三脚とアクセサリーセットに入っていたフローティングハンドグリップ The Handler を使用)。
GoPro 純正の Shorty がクイックリリースバックル対応だったら即買いだったのですが、残念です。クイックリリースバックル対応の Shorty II とか出ないですかねぇ。 - 3.Ulanzi GoQuick II の方がコンパクトだが、安定性に少し不安
- GoPro 純正クイックリリースバックルに比べて Ulanzi GoQuick II システムが確実に優位にあるのは、そのサイズ。
(同じ三脚穴アダプター装着で比較)
断然 Ulanzi GoQuick II システムのベースやアダプターの方がコンパクトで、持ち運びする時にも邪魔にならないサイズです。GoPro 自体がコンパクトですから、そのサイズ感をスポイルしにくい良さがあります。造りがしっかりしていて、小さくとも剛性感は純正クイックリリースバックルよりあると感じられるくらいです。
ただ、その小ささ、小さな丸台形状のシステムは(実際はどうであれ)見た目は一本足打法的なスタイルで、ちょっと不安定に見えます。
これを三脚に乗せた場合、
ちょっと頼りなく感じられるのも事実。コンパクトな分、細い首で重い頭を支えている印象が出てしまいます。
反面、GoPro 純正クイックリリースバックルはバックルの部分がそれなりの大きさですので、装着する相手のアクセサリーの表面積も大きくなり、それが安定性の良さを見た目として感じさせてくれます。
(雲台のプレートに広く接地できる)
実際には純正クイックリリースバックルも細い首で支えているのは変わりませんし、アクションカメラの場合、スチルカメラと違って強力なブレ補正の使用前提なところもありますので、この差がどこまで画質的に影響するのかは分かりませんが、見た目の安定感がちょっと純正クイックリリースバックルの方が優位かな、と。
また、Ulanzi GoQuick II システムの場合、標準のネジ留め式フォールディングフィンガーを使う製品を GoQuick II 対応にするアダプターがあって一見便利に思ったのですけれど、いざ使ってみると
こんな風に2段重ねになるわけで、これでは見た目ではなく本気で高さありすぎによる安定性に難が出てくる場合も多く、個人的にこれはちょっと使えんなぁ…となりました。
☆
というわけで、「GoPro の周辺アクセサリー製品を買い揃えていくにあたって周辺機器の脱着マウント規格をどうするか?」問題については、
純正クイックリリースバックル規格
の対応製品を買い揃える
の対応製品を買い揃える
ことに決めた次第。
最初は GoPro 純正規格だから GoPro の純正製品くらいしか対応していないのかと思ったら、意外と対応製品が多くて、それが一番の決め手になりました。
で、この半月〜3週間の間に、GoPro 純正クイックリリースバックル規格に対応したアクセサリー類を色々と買い揃えましたので、近いうちにそれらをまとめて紹介したいと思っています。