花粉大爆発に伴って目や鼻だけでなく喉もやられ、風邪でもなく熱もないのに熱発みたいな全身倦怠感的体調不良に襲われる季節になりました。花粉症も良い薬が毎年出てきているわけですが、何ともし難い部分もあるわけで困ったものです。秋冬好き人間なので、こんな苦しい春や裸になっても暑い夏は要らんのですけど。
そんなひどい花粉症を押してスタジアムへ行っても辛い負けを見て帰ってくるわけで、目も鼻もジュルジュルなのは花粉症のせいだけど、泣きたい気分の夜であります…orz
さて、ほとんど不満のなかった初代 Apple Silicon M1 搭載 MacBook Air を、たった一つの理由で M2 Max MacBook Pro に買い替えてしまった話 Part 3。
書き殴り前置き回を続けていましたが、ようやく本題?の、M2 Max MacBook Pro を使い始めた段階での使用感を述べていこうと思います。
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【2】日和って妥協したカスタマイズは反省の元
不満がほとんどなかった M1 搭載 MacBook Air(以下 M1 Air)を M2 Max MacBook Pro(以下、M2Max Pro)に買い替えた理由、そしてカスタマイズ仕様を決めた理由は前回までの上記記事でダラダラ書いたとおり。
どうせなら Max 全部入り的な仕様にすべきだったかも?という反省はあるものの、これ以上の出費は躊躇われるところでもあり、また GPU 30コア仕様、32GB メモリ、1TB SSD という有力選択肢の仕様がたまたまストアモデルと同じで即納だったのが決め手でもありました。
(今回購入のMacBook Pro仕様)
イラチな性格上、「すぐ買える、届く」というのは大きな魅力でしたし(カスタマイズしても納期1週間〜10日でしたけど)、即納だったおかげで、Jリーグやモータースポーツシーズン開幕直前に届き、即セットアップして今季のサッカーやモータースポーツ写真の整理現像にいち早く投入できたのは、結果的に良かったかな、と思ってます。
前々回記事で書いたように、M1 Air にほとんど不満がないのに買い替えたのは、大量の高画素 RAW 画像を迅速に整理現像できるようにするためでありました。
ニコンがミラーレス世代でフラッグシップ機を望んでもいない高画素化をしてしまったせい弊害であり、イマイチ満足しきれない Z9 のせいで要らぬ出費をまた強いられているのはいささかムカついておりますが、その買い替えの主因でもある
しています。
速さへの欲望というのはキリがありませんし、速さはすぐ慣れてしまうものですが、それでも買い替えて半月の現時点では、
という納得感はあります。なので、買って良かったかな、と。
元々買い換えるとしても M3 MacBook Air を待つ予定だったけれど、M3 Air が購入したマシンより速いということはないでしょうし、諸々写真の大量整理が始まるシーズン前のこのタイミングで M2 Max MacBook Pro を奢った意味はあった、と思っています。
買い替えの動機となった「Lightroom Classic の RAW 現像速度が M2Max Pro は M1 Air の4倍!」というのは、最上位 39コア GPU プロセッサの結果であり、また、あくまでストレート現像のベンチマークテストでの結果なので、本機の 30コア GPU で、なおかつ様々な編集パラメーターが入った実作業での現像速度は違うのですが、
は出ていますし、後述するストレージの高速化もあって数千枚以上の大量の画像読み込みからのプレビュー作成が相当に速くなったので、作業効率としては随分と上がったという印象があります。
4,500万画素の Z9 画像を Lightroom Classic で扱っている体感として、だいたいの印象としては、
って感じでしょうか。(DxO Photolab ではまた事情が違いますが、それについては次回に)
ですから、「これなら RAW 画像ベースでも(ある程度は)大量迅速処理できるようになった」と判断し、Z9 導入後は M1 Air だと RAW 画像の大量迅速処理が難しくなり、毎試合数千枚の写真を撮って数日で整理を完了したいサッカー写真は JPEG ベースにしていたのですが、RAWベースの処理に戻すことができました。
このところ中3日でガンバ大阪の試合観戦があり、またその間に Super Formula 公式テスト& JSB1000 テストを鈴鹿サーキットへ観に行って、1週間あまりで1万5千枚近く撮影して RAW ベースで迅速に処理していけてるのは、新しい M2Max Pro 様様という感じです🤗
そのあたりの画像処理上の細かいインプレッションは次回細かく補完するとして、今回は M2 Max MacBook Pro の全体的なファーストインプレを、今まで使っていた M1 MacBook Air と比較しつつ箇条書きにてまとめておきたいと思います。
とまぁ、大したことは書いていませんが、使い始めて半月のファーストインプレッションはこんなもんで。
もっと何かあったような気もしますが、メモし忘れていて思い出せないし、とにかく余暇時間は写真の整理現像に追われる日々ですので、この辺で締めさせていただいて、今日の試合の写真整理現像に戻らせていただきます。
Lightroom Classic や DxO Photolab を使った際の M1 Air との速度比較や負荷のかかり方などについては、次回詳しく書く予定です。
(続き)→ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【4】続・ファーストインプレ、高画素RAW編集作業の変化
そんなひどい花粉症を押してスタジアムへ行っても辛い負けを見て帰ってくるわけで、目も鼻もジュルジュルなのは花粉症のせいだけど、泣きたい気分の夜であります…orz
さて、ほとんど不満のなかった初代 Apple Silicon M1 搭載 MacBook Air を、たった一つの理由で M2 Max MacBook Pro に買い替えてしまった話 Part 3。
書き殴り前置き回を続けていましたが、ようやく本題?の、M2 Max MacBook Pro を使い始めた段階での使用感を述べていこうと思います。
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【1】ほとんど不満ないのに買い換えた、たった一つの理由
■ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【2】日和って妥協したカスタマイズは反省の元
不満がほとんどなかった M1 搭載 MacBook Air(以下 M1 Air)を M2 Max MacBook Pro(以下、M2Max Pro)に買い替えた理由、そしてカスタマイズ仕様を決めた理由は前回までの上記記事でダラダラ書いたとおり。
どうせなら Max 全部入り的な仕様にすべきだったかも?という反省はあるものの、これ以上の出費は躊躇われるところでもあり、また GPU 30コア仕様、32GB メモリ、1TB SSD という有力選択肢の仕様がたまたまストアモデルと同じで即納だったのが決め手でもありました。
(今回購入のMacBook Pro仕様)
イラチな性格上、「すぐ買える、届く」というのは大きな魅力でしたし(カスタマイズしても納期1週間〜10日でしたけど)、即納だったおかげで、Jリーグやモータースポーツシーズン開幕直前に届き、即セットアップして今季のサッカーやモータースポーツ写真の整理現像にいち早く投入できたのは、結果的に良かったかな、と思ってます。
前々回記事で書いたように、M1 Air にほとんど不満がないのに買い替えたのは、大量の高画素 RAW 画像を迅速に整理現像できるようにするためでありました。
ニコンがミラーレス世代でフラッグシップ機を望んでもいない高画素化をしてしまったせい弊害であり、イマイチ満足しきれない Z9 のせいで要らぬ出費をまた強いられているのはいささかムカついておりますが、その買い替えの主因でもある
高画素RAWの処理迅速化
については概ね満足
については概ね満足
しています。
速さへの欲望というのはキリがありませんし、速さはすぐ慣れてしまうものですが、それでも買い替えて半月の現時点では、
ま、高い金を払った甲斐はあったかな
という納得感はあります。なので、買って良かったかな、と。
元々買い換えるとしても M3 MacBook Air を待つ予定だったけれど、M3 Air が購入したマシンより速いということはないでしょうし、諸々写真の大量整理が始まるシーズン前のこのタイミングで M2 Max MacBook Pro を奢った意味はあった、と思っています。
買い替えの動機となった「Lightroom Classic の RAW 現像速度が M2Max Pro は M1 Air の4倍!」というのは、最上位 39コア GPU プロセッサの結果であり、また、あくまでストレート現像のベンチマークテストでの結果なので、本機の 30コア GPU で、なおかつ様々な編集パラメーターが入った実作業での現像速度は違うのですが、
LrCで各種調整を入れた条件で
概ね倍以上の現像速度
概ね倍以上の現像速度
は出ていますし、後述するストレージの高速化もあって数千枚以上の大量の画像読み込みからのプレビュー作成が相当に速くなったので、作業効率としては随分と上がったという印象があります。
4,500万画素の Z9 画像を Lightroom Classic で扱っている体感として、だいたいの印象としては、
M1AirでJPEGを扱う速度感で
M2Max ProではRAWを扱える
M2Max ProではRAWを扱える
って感じでしょうか。(DxO Photolab ではまた事情が違いますが、それについては次回に)
ですから、「これなら RAW 画像ベースでも(ある程度は)大量迅速処理できるようになった」と判断し、Z9 導入後は M1 Air だと RAW 画像の大量迅速処理が難しくなり、毎試合数千枚の写真を撮って数日で整理を完了したいサッカー写真は JPEG ベースにしていたのですが、RAWベースの処理に戻すことができました。
このところ中3日でガンバ大阪の試合観戦があり、またその間に Super Formula 公式テスト& JSB1000 テストを鈴鹿サーキットへ観に行って、1週間あまりで1万5千枚近く撮影して RAW ベースで迅速に処理していけてるのは、新しい M2Max Pro 様様という感じです🤗
そのあたりの画像処理上の細かいインプレッションは次回細かく補完するとして、今回は M2 Max MacBook Pro の全体的なファーストインプレを、今まで使っていた M1 MacBook Air と比較しつつ箇条書きにてまとめておきたいと思います。
- 【1】重さ、サイズ、外観まわり
- 重さは M1 Air が約 1.3kg、M2Max Pro が 1.6kg ちょいと 300g の差ですが、Air から乗り換えるとズッシリと重く感じる。数字以上の差に思える。
- このクラスのノートパソコンとして(Windows ノートとも比べて)、Air は軽くもないけど重くもない、だったが、Pro は「ちょっと重い」印象は拭えない。
- バックバッグに入れて、他の荷物があっても重さの違いは十分に感じる
- M1 Air までは狭額縁デザインではなく、Pro はそこそこ狭額縁なので、ディスプレイは1インチ大きいが、フットプリントは大差ない。
- が、くさび形デザインの Air と比べて Pro はスクエアなデザインの成果、スペック上のサイズの値が嘘じゃね?と思うくらいデカく感じる。
- M1 Air はスポスポ余裕で余るくらいに入ったスリーブケースに、M2Max Pro はキツキツで強引に入れてるくらいなので、縦横のサイズはそれぞれ 1cm も変わらないし、厚みも最大値は大差ないと言っても、ケース類は流用できない場合も多くありそう。
- M1 までの Air のくさび形デザインは単に好きなだけで、最厚部は Pro より厚いから薄さへの影響とか考えていなかったけれど、久しぶりに Pro を使うとくさび形デザインによる体感的薄さの印象は大きかったんだなぁ、と改めて M1 Air までのデザインに惚れ直した。(M2 Air から変わってしまったのがつくづく残念)
- くさび形デザイン Air のもう一つ良いところは、ボディの前後を見なくても触ればすぐ分かるから間違えることがないこと。スクエアデザインの M2Max Pro に買い替えて、手に持った Pro を置く際、前後を反対にして置いて、さらに開けようとして引っ掛かりの窪みがないまで気づかないことがしばしば😅(慣れの問題かもしれないが)
- カラーはスペースグレイを選択(選択理由は前回記事にて)。iPhone のスペースグレイは特に格好良いと感じたことがないけれど、MacBook Pro くらいのサイズ感になると独特の表面処理を含めたダークグレーの押し出し感が格好良さを感じさせる。(贔屓目)
- 【2】操作感、使い勝手
- 最初にディスプレイを開く時から開閉の滑らかさ加減は Pro ならでは。M1 Air が悪いわけではなく、より上品というか。
- キーボードのタッチ感は M1 Air +αではあるが、今の Pro はタッチパッドともども基本的に Air とも同じ範疇にあるので、戸惑いもなければ別段 Pro が凄いという印象もなし。(一時期の Pro のキーボードは微妙で、Pro 買い替え継続せず Air メインで来ていた理由の一つだった)
- ただ、ディスプレイの質の違いは素人でも一目で分かる違いがあり、自宅でメインで使っている外部モニターと比べても上質で、このディスプレイは高いだけある感。
- カラーキャリブレーションなしのデフォルトのディスプレイ状態でも、自宅で使ってるカラーキャリブレーションモニターとの色味が大きく違わないのがまた好印象で(コントラストの差とかはある)、キャリブレーションで調整しても全然近づけることができなかった Air の内蔵ディスプレイとの差は歴然。
- 内蔵スピーカー音質も M1 Air は決してノートパソコンとしては悪くないが、M2Max Pro は圧勝と言うべき音質差があって、ショボい安物 Bluetooth スピーカーを使うくらいなら内蔵の方が良いくらい。
- ただ、ノートパソコンらしく低音の出方は置く場所、底面側の空間や机の素材に左右される。
- ディスプレイとスピーカーの良さは(一部を除く)歴代 MacBook Pro の伝統だけど、Air から Pro に戻って「Pro」を感じる一番の部分。
- Air と Pro で一番の使い勝手の差は、現状 Pro のみ右側面に Thunderbolt/USB 端子が用意されていることで、左側面にしか端子がなかった Air はその点に不便を感じていた。
- Pro には右側面には SD カードスロットも用意されているが、CFexpress カードがメインの私には「あって損はないけど」レベルでしかない。SD カード利用のカメラも使っているが、頻度が少ないし、自宅の CFexpress カードリーダーは SD カードリーダー兼用なので…
- 左側面には Thunderbolt/USB 端子×2 だけでなく MagSafe 端子も復活しているが、愛用かつ高く評価している MagSafe 電源ケーブルだけど、自宅では USB-C ケーブル一本で外部ディスプレイと接続して電源供給も兼ねているため、そこに新たにケーブルを追加で這わせる気は全くないため、宝の持ち腐れ状態。(正直どうでも良くなっていた)
- とはいえ、USB-C ケーブル1本で外部ディスプレイ接続&電源供給を兼ねていない環境であったなら、MagSafe 復活は嬉しかったはず。(過去に MagSafe だったから助かった経験もあるし)
- Air はファンレスが大きな売りの一つで、M1 Air でも何をやっても無音(それでいて大して熱くなることもない)の心地よさはあったが、M2Max Pro もしっかり聞こえるほどファンが回るのは、それなりに負荷をかけた時のみ。
- ファンレスだった M1 Air ほど静寂ではないが、気になるような音がしたのは、今のところ後述する CINEBENCH をぶん回した時のみ。
- 気温20度の室内で Lightroom Classic で数百枚の RAW を一括現像する程度ではファンは 50cm 離れた耳にしっかり聞こえるほど回らず。
- CINEBENCH のような負荷の多いな処理をぶん回したままにすると、ファンが回ってサーっという音を立てるが、普段 32〜35dB くらいの部屋で(MBPの前でタイプする距離感で)40db にも満たない程度。
- そのような負荷がかかってファンが回ってる状態で、排気口に近づけても 50dB にも達しない程度。
- 夏場に室温が30度くらいになった場合には、もっとファンが強く回って音がするかもしれないが、基本的には無視できるくらい。(手持ちの他の Windows ノートPC と比べると全然静か)
- 追記:25℃ を超える環境で Lightroom にて写真整理を行なっていると、30分以上作業した際に音を立ててファンが回り始めましたが、大きな負荷がかからないと止まって、必要に応じてまた回るの繰り返しでした。その際のファンの音は図書館のような静かな環境だとそれなりにフォーというファン音が聞こえる大きさで、話し声その他がするカフェだとほぼ聞こえない程度。
- 最初にディスプレイを開く時から開閉の滑らかさ加減は Pro ならでは。M1 Air が悪いわけではなく、より上品というか。
- 【3】処理速度
- 初回の記事でも書いたとおり、大量な高画素 RAW 画像の整理現像と、稀にやる動画編集を除けば M1 Air でも何ら不満がなかったので、現在 M2Max Pro 買い替えで処理速度向上を感じるのは高画素 RAW 画像の処理のみ。(動画編集はまだしていないので)
- 一応、8コア CPU & 8コア GPU M1 チップ MacBook Air と 12コア CPU & 30 コア GPU M2 Max チップ MacBook Pro のベンチマーク比較を以下に。
(GeoBench 6 / CPU / M1 Air)
(GeoBench 6 / CPU / M2Max Pro)
(GeoBench 6 / Compute / M1 Air)
(GeoBench 6 / Compute / M2Max Pro)
(CINE BENCH / M1 Air)
(CINE BENCH / M2Max Pro) - 上記を見て分かるとおり、シングルコア CPU の比較では1世代分の+α程度(1割前後アップ)ですが、マルチコアだと倍くらいに、そして GPU 処理だと 3.5倍くらいになっています。
- CINEBENCH のように描画で経過が分かるベンチマークだと、レンダリングしていく速度が笑っちゃうほど違うので、さすがだなーと満足に浸ることができます(笑)
- M1 Air と M2Max Pro はどちらも同じ 1TB SSD 仕様ですが、ストレージ SSD 速度も M1 Air と比べてシーケンシャル R/W は 1.5〜2倍前後まで速くなっています。
(BlackMagicDesign Disk Speed Test / M1 Air)
(BlackMagicDesign Disk Speed Test / M2Max Pro)
(Amorphous Disk Mark / M1 Air)
(Amorphous Disk Mark / M2Max Pro) - システムレポートにおける SSD の型番(機種名)は、M1 Air が「APPLE SSD AP1024Q」だったのが「APPLE SSD AP1024Z」と末尾のアルファベットのみ変わっていました。
- CPU / GPU はもちろん、ストレージ速度も速くなっており、またメモリアクセスも無印と Pro/Max 系で2倍の帯域になっているなど、一部じゃなく全体が底上げされた仕様強化になったため、最初に触った時から速度感の違いは実感しています。
- ただ、起動速度は(だいぶ使い込んでいる)Air の方が速い。何故…??
- 動画編集は直近でする内容がなかった分、Stable Diffusion で負荷比較すれば良かったと記事掲載後に気がつきましたが、完全に M2Max Pro へ乗り換えられると判断して M1 Air の方は一旦初期化してしまった後でした…
- Lightroom での速度比較は最初に軽く触れましたが、DxO ともども詳細は次回に。
- 【4】バッテリー消費& USB-C 経由 60W 電源供給の使い勝手
- バッテリー運用時のバッテリーの減り方は負荷の掛け具合で大きく変わり、その負荷によるバッテリー消費の変化の度合いは M1 Air の時より遥かに大きい。
- M1 Air の時はバッテリー運用で Lightroom Classic の作業をしていても、減り方はテキストやオフィス系作業よりちょっと多いかな?程度で1時間くらいバッテリーで作業しても 10% か、もうちょい程度の消費だったが、M2Max Pro だと同じ1時間ほどの作業でバッテリーを 25% 以上消費していることが珍しくない。
- Lightroom Classic で Z9 の RAW 画像 300枚を一括現像した際、M1 Air は時間が2倍以上かかってもバッテリーは 2〜3% しか減らなかったが、M2 Max Pro はバッテリーが 6〜7% 減った。
- 負荷が極めて大きな CINEBENCH 一発で十数%もバッテリー消費したのはビビった。
- モバイルで高画素 RAW 画像を扱っているとバッテリー消費が激しいのは確実なので、それが目的で買い替えた身としてはバッテリー運用では十分留意が必要と感じている。
- 先に書いたとおり、自宅では USB-C ケーブル一本で外部ディスプレイと電源供給を兼ねて接続しており、充電は外部ディスプレイからの USB PD 60W 電源供給で賄っているが、今のところ問題を感じたことはないので、このままで行く予定。
- M2Max Pro は出力 96W の充電アダプタが付属するので 60W 電源供給では充電速度が遅かったり、ストレスを感じることがあるかと思ったが、(今のところ)全くなし。なので、MagSafe を使う予定はなし。
(箱の本体下にある充電器、ケーブルは触りもせず) - M2Max Pro のバッテリーが減った状態で外部ディスプレイに繋ぎ、60W USB PD 電源供給状態で Lightroom の高画素 RAW 一括現像など負荷高めの処理を行うと充電はされないが、バッテリーが減っていくことはない。(が、さらに高い負荷をかけた場合は不明)
- 60W USB PD 電源供給でもアイドル時はもちろん、テキスト処理やウェブ閲覧、オフィス系のアプリや動画視聴くらいの軽い処理だと問題なく充電されていくようで、それら作業をしていても充電 50% 程度の状態から数時間もかからず満充電になっている。
- 付属の 96W 出力充電器を使った場合は 30分程度で 50% まで充電できる急速充電が可能で、60W 出力では不可能だけど、そこまで急速充電が必要な事態は今のところなく、現時点では不要と判断。
- なので、出張時などに持っていく充電器も今までどおり 65W 出力タイプで良いかな?と思っている。(将来的にはコンパクトな 100W クラスの USB PD 充電器は買いたいと思っているが、高いのでねえ)
- 【5】その他
- とりあえず、MacBook にもノッチを導入するのを考えたデザイナーと許可した奴はマジで凸〇!、大阪湾に沈むか、カリブ海の海でサメに喰われてこい!!と言いたいレベルで、クソださ。
- iPhone のノッチはほとんど気にならないが、MacBook Pro のノッチは死ぬほどダサくて、見るたびに詩ね詩ね団が心の中に発生する凸(-_-#)
- もうお金がないので当面買い換えることはできないが、コイツを窓から投げ捨てることがあるとすれば、ノッチがダサ過ぎて耐えられなくなった時。
- 怖いのはノッチなしになった時、お金もないのに衝動的にポチる可能性が…(((( ;゚Д゚)))
- あと、まだ発売されて日が浅いせいか、Finder その他システムが若干不安定風味で、致命的な問題、フリーズなどは経験していないが、突如レインボーカーソルぐるぐる状態になって、意味不明にしばし待たされることは何度も経験している。まだ信頼して使えない。
- とりあえず、MacBook にもノッチを導入するのを考えたデザイナーと許可した奴はマジで凸〇!、大阪湾に沈むか、カリブ海の海でサメに喰われてこい!!と言いたいレベルで、クソださ。
とまぁ、大したことは書いていませんが、使い始めて半月のファーストインプレッションはこんなもんで。
もっと何かあったような気もしますが、メモし忘れていて思い出せないし、とにかく余暇時間は写真の整理現像に追われる日々ですので、この辺で締めさせていただいて、今日の試合の写真整理現像に戻らせていただきます。
Lightroom Classic や DxO Photolab を使った際の M1 Air との速度比較や負荷のかかり方などについては、次回詳しく書く予定です。
(続き)→ M1 MacBook Air から M2 Max MacBook Pro に買い替えた話【4】続・ファーストインプレ、高画素RAW編集作業の変化