昨春に iPhone 13 Pro に買い替えてメインスマホとして、ずっと使ってきました。円安値上げ前に買ったとはいえ値段の高さには閉口するものがありますが、とはいえ毎日朝から晩まで使うモノであり、もはや生活必需品ですから、それを思えばそう高くないはず…

と自分に言い聞かせていますが、実際には割引後1万5千円で買った Android スマホでも一部を除けばさほど問題ないわけで、それを思うと余裕で10万円超のスマホを買う意味は…と思っちゃいます。まぁ、考えたら負けですが😝

あとはカメラと比較して、「プロでもなければ稼働率も低く生活に何の役にも立たない、ただ自己満足(と人によっては承認欲求)を満たす以外に使い道がない割にはバカ高くなるばかりのカメラよりずっとコストパフォーマンスも良いし、役立ってる」と、低きを見て納得させるくらいでしょうか。(不毛)

iPhone13mini08


ま、どうでも良いことはさておき、

少し前にiPhone13 miniを買って
この3週間強メイン端末として使用中


です。サブで使ってるとかではなく 13 Pro の代わりのメインスマホとして使っていますし、借りたとかではなく買いました。

今回と次回は、望遠カメラがあって画面サイズが今どきスマホのスタンダードサイズである 6インチクラスの iPhone 13 Pro に使って馴染んでいる私が、ひと昔前の画面サイズだけど小型軽量な mini を使ってみた感想と、

今後Proに戻すか、miniのまま行くか
予想外に迷ってしまっている


それくらい迷う両者の良し悪しを書きつつ、グダグダな今の気持ちを書き連ねておこうかと思います。

というか、13 mini を使い続けるなら 13 mini にも AppleCare へ入っておかなければいけないのですが、使用開始から1ヶ月の加入期限は間もなく。なので、自分の心の中を整理するために、ウダウダと文字を書き連ねている次第です😅

2回に分けるような内容ではありませんが、あれこれ書いていたら長くなり過ぎたので分割。
  • 今回は 13 mini を買った理由、13 Pro ユーザーから見た mini の良さ、なかなか Pro に戻れない理由を

  • 次回は mini を使ってストレスを感じる点、13 Pro/mini 両方を使っての比較まとめ、そして悩んだ末の結論(最終決定から今から記事書きながら考える)

を記しておきたいと思います。


さて、昔は Xperia mini Pro を愛し、今は通話専用+αなサブ端末として Jelly 2 を愛用するくらいに小型端末は好きな私ですが、同時に望遠馬鹿でもあるので iPhone は望遠カメラのある Pro 系一択。

とはいえ、iPhone 12、13 世代で投入されていた小型モデル mini が 14 シリーズで廃止になるというのが確定的な噂として流れ始めた頃から、

最後の mini は買っとかないとなぁ


と思っていました。ただただ、今どき貴重な高性能で小型なスマホ、iPhone がなくなるなら買っておきたい、という物欲な話。(SE は性能はあっても現代的なスマホの仕様を満たしていると言い難いので興味なし)

とはいえ、メインの 13 Pro があるのに mini を買うのは単なる欲望で無駄遣いに近いことなので、なかなか買うキッカケがなかったのですが、

致命的な問題じゃないからと、ずっと先延ばしにしていた iPhone 13 Pro のカメラを修理してもらう間の代替機として 13 mini を買って使ってみるかな?


という強引な言い訳を以て購入することにしました。(13 Pro の修理についてはまた別途)

iPhone13mini01


一時的とはいえ 13 Pro の代わりとしてメインスマホとして使うつもりで、一旦 13 Pro からデーターから何からごっそり移行、SIM だけでなく eSIM も移行(ほぼ自動)、決済類も諸々アプリのログインその他もやり直す手間もかけました。完全な機種変。

そこまで手間暇かけるわけですから、当初より iPhone 13 Pro を修理してもらっている数日間だけでなく、もう少し長く1週間〜10日くらい使ってみる予定でした。

望遠カメラが必要だから Pro しか買わないけれど、小型軽量な mini も一度使ってみたかったんだよねー


という思いもありましたから。(やっぱり物欲)

ただまぁ、mini の場合、望遠カメラがないだけでなく今時のスマホとしては小さめ画面ですから、それは老眼が入ってきた身にも厳しいはずで、

興味があったから試しに使ってみるけれど、mini の小型軽量さはよく感じても、もう mini の小さい画面サイズには戻れないだろうなぁ…


そう思っていました。今回のお試しはあくまで一時的なもの、その後は iPhone XR に代わる予備機として眠らせておくだけだと。

逆に言えば、その自分の予測を確認するためにも 13 Pro の代わりにメイン機として一時的にしっかり使って良し悪し把握しておこう、そんな気楽な気持ちでした。

iPhone13mini10


けれど、iPhone 13 Pro が手元に戻ってきて3週間、当初予定していた1週間〜10日の倍どこか3倍以上の期間が過ぎても、まだメインスマホは 13 mini のまま使っています。

13 Proに戻したいけど
13 miniも捨てがたい…


そんな感じで心が揺れ動いて、13 Pro に戻せないまま3週間少々。13 Pro に戻して「やっぱり mini の方が良かった」となると、面倒臭いことこの上ない機種変作業をさらに1往復することになりますからねぇ。

実のところ、13 Pro を修理に出して 13 mini をメインスマホとして使い始めた当初は、

あー、小型軽量さは良いけど、やっぱりあちこちで mini は少し使いづらいなー


と感じていました。

同じ iPhone 13 シリーズで Pro との性能差はフツーでは判らないくらい同程度。機能的にも一部を除いておおよそは同じと言って良いのですが、画面サイズだけでなく微妙な使い勝手の差はありました。(mini と Pro というよりは、無印を含めた下位ラインか Pro 系かの差。詳細は次回)

そんなこともあって、mini 使い始め当初はメリットよりデメリットを強く感じていたので、13 Pro が修理から上がってきたらすぐに戻したくなるだろうと思ってました。

iPhone13mini07


ところが、使い始めて1週間も経たないうちに、

小型軽量な mini の楽チンさに気づく


ことになり、mini の小ささ、軽さが心地よく感じるようになるわけです。

特に 13 Pro が 203g に対して mini は 140g という軽さは絶大であり、

Pro系 iPhone も含めて
今のハイエンドスマホはちと重すぎ


なことを改めて実感する次第。いつも使っている 13 Pro の 3分の2 の重量は、数字以上に軽いと感じます。

mini だとジャケットの内ポケットに入れてもジャケットの左右バランスが極端に崩れるほどではないし、シャツの胸ポケットに入れても許容できる重さ。身につけている時に負担を感じない重さで、13 Pro などの 200g 超のスマホとは全然違う。

昨今のスマホは、画面サイズの拡大とカメラの高性能化のため重量増は止むを得ないところがあるとはいえ、mini のような軽量なスマホを久しぶりに使うと、

やっぱり 200g 超えるスマホは重すぎるよなぁ


と思わざるを得ないわけです。

mini/Pro比較サイズ重さ
13 mini131.5×64.2×7.65mm140g
13 Pro146.7×71.5×7.65mm203g
14 Pro147.5×71.5×7.85mm206g


また、mini の小ささは画面サイズの小ささ故というネガティブ要素もあるわけですが、デニムの尻ポケットに入れても違和感を感じず、シャツのポケットにも収まってはみ出ないサイズは、その軽さとともに

「負担を感じず心地よくスマホを身につけられる」
「身につけたスマホが存在感を主張しすぎない」

そういった楽さに気づかせてくれました。

今どき貴重なハイエンド系コンパクトスマホは、ソニーですら手を引いた感のあるくらい売れ行きは芳しくない/なかったわけで、mini を使っていてもイマイチ売れない理由は理解できるのですが、それでも

画面の拡大傾向含めてスマホが高性能・高機能になっていくのは良いけれど、身につけていて負担を感じない軽さ、サイズというのも見直されて良いのではないかなぁ


なんて思いますし、mini を持ち歩いていることの楽チンさ、負担の無さが、修理から返ってきた 13 Pro になかなか戻させない主因だったりします。

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そして、もう一つ。Pro と比べて mini が断然良いと感じる点は、

カメラ部の出っ張りがマトモ(小さい)


こと。これは mini だけでなく無印モデルでも同じですが、Pro 系モデルと比べると望遠カメラがないだけでなく、カメラレンズ部分のボディからの出っ張りが随分と違います。

iPhone13mini03
(ボディの厚みは同じでもレンズの突起高が全然違う)


以前 11 Pro → 13 Pro に移行した時の感想記事でも述べましたが、iPhone 13 Pro / Pro Max のカメラ部の出っ張りは、ちょっと酷い。邪魔。ウザい。

近年、iPhone X → 11 Pro → 13 Pro と2世代毎に買い替えていますが、カメラレンズ部の突起はでかく高くなるばかり。iPhone X ではまだ気にならなかったものの、11 Pro ではちょっと気になる高さになり、13 Pro では事前に判っていても実際に持ち歩くと厳しい突起になりました。(12 Pro ではまだマシだったのに…)

もちろん、このカメラ部分のデカさ、出っ張りの高さが、センサーサイズ拡大など画質向上に貢献していることは百も承知だし、私自身、なんだかんだ言ってスマホカメラの画質向上を求めている一人だから、あまり言う資格はないのは自覚しています。が、

iPhone 13 以降の Pro 系のカメラ部の出っ張りようは、さすがに使い勝手に影響するダメさ(高さ)でしょう


というのを mini を使い始めて改めて感じてしまいました。

13 Pro のカメラ部出っ張りは使い始めて 8ヶ月以上経っても慣れないくらいの違和感があり、iPhone をデニムパンツの尻ポケットに入れる癖のある私は、iPhone 13 Pro のカメラ部の突起で何枚ものデニムの尻ポケットに穴を開けてしまった経緯があります。

それでも「これくらい仕方ない」と諦めて許容していたのですが、

やっぱり 13 Pro のカメラ部突起は忍耐の限度を超えてるんとちゃうかなぁ


と、尻ポケットに穴を開けそうもない mini の優しいカメラ部を見て感じて思い直したりしています。(ケースを付けたら端末全体がカメラの突起部と同じ厚みを持つ全然スマートじゃないフォンになっちゃうので論外)

今秋には iPhone 15 Pro または 15 Pro Max に買い替える予定ですが、カメラの突起がさらに高くなった時に果たして自分は耐えられるのか?というのは、私自身心配しています😓

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「最後の mini は買っとかないとなぁ」「小型軽量な mini も一度使ってみたかったんだよねー」という欲求から、iPhone 13 Pro の修理に託けて購入して使い始めた 13 mini。Pro の修理中の数日間+αだけ使うつもりが3週間以上経っても未だ使い続けていて、

13 Proに戻したいけど、13 miniも捨てがたい…どうしたら?


となっている理由をダラダラと書いてみました。

いやね、本当に、思っていた以上に小型軽量な、そしてカメラ部の出っ張りが少ない mini の楽チンさに気づくと、戻れない。不便さは色々あるけど、戻りづらい。

mini の小型軽量さのためなら
画面サイズやカメラの不便は我慢できるかも


そう思うくらいには mini を見直しました。ホント、使ってみて判ること、使ってみないと判らないことでした。

ただまぁ、その反面 13 mini で不便に感じることもあるわけです。実際に使ってみることで、mini では画面の小ささや望遠カメラがないこと以外にストレスを感じることがあることも判りました。

次回は、iPhone 13 mini を使ってみて Pro と比べて物足りなく思う点、ストレスを感じる点、そして細かいところまで含めた 13 Pro と 13 mini の良し悪し比較を述べつつ、自分的にこの先どちらをメイン機として使っていくかの最終判断(これから考える)を記しておきたいと思います。

(続き)→ iPhone Pro ユーザーが mini を使ってみたら今後を悩む羽目に【中編】 〜 悩んで悩んで 13 Pro に戻した、たった1つの理由