半年前に買ったものを翌年になってからレビューするのもどうかと思いますが、昨年末に書いた「お買いものベスト 2022」でも第7位に入れたこともありますし、購入検討時に意外とこの自転車のレビューなどの情報が少なかったので、諸々書いてみることにします。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【前編】10位〜6位
とはいえ、当方は自転車のことなど何も知らないド素人のパンピーですので、つらつらと自分の思ったこと考えたことを書くだけであり、レビューというようなものではなく雑感程度のものですので、予めご了承ください。
まず今回は、
これらについて、以下に書いておきます。感想を書くにせよ、何を以て買い替えたのか、何をどうしたくてこの自転車を選んだのかが判らないのと、感想を咀嚼していただく基準が判らないと思いますので、いささか冗長かつ前置き的な話が長くなりますが、ご容赦ください。
(続き)→ 3年ぶりの航空祭&F1日本GP開催に向けて6年ぶりの折りたたみ自転車購入「ルノー Ultra Light 7」その2 〜予算はオーバーしたが満足は得た
(輪行バッグはVELOLINE MOBILLYを使ってます)
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【前編】10位〜6位
とはいえ、当方は自転車のことなど何も知らないド素人のパンピーですので、つらつらと自分の思ったこと考えたことを書くだけであり、レビューというようなものではなく雑感程度のものですので、予めご了承ください。
まず今回は、
- 昨夏、折り畳み自転車を買い替えた理由
- 買い替えにあたっての選定方針・条件
- 世情・事情で絞られた購入候補
これらについて、以下に書いておきます。感想を書くにせよ、何を以て買い替えたのか、何をどうしたくてこの自転車を選んだのかが判らないのと、感想を咀嚼していただく基準が判らないと思いますので、いささか冗長かつ前置き的な話が長くなりますが、ご容赦ください。
- (1)昨夏、折り畳み自転車を買い替えた理由
- 何度か書いていますが、大阪に戻ってきてから住んでいるところが比較的駅近、買い物するところも徒歩圏内、ということもあって基本的に自転車を必要とはしない生活を送っています。ですので、家族が使うママチャリはあっても、自分の自転車は持ってない、買おうとも思っていませんでした。
ただ、航空祭の現地移動対策として「試しに折りたたみ自転車を買ってみるか」と思ったのが、7年前の夏。Amazon プライムセールで1万円弱で売られていたのを見て、「この値段ならダメ元で、使わなくなっても痛くない」と。
■ 【Amazon通販】1万円で買った激安折りたたみ自転車【ある意味お試しチャリ】 (1)購入編
購入記は本記事と同じくgdgdと書いていますが、結論から言えば、1万円激安折りたたみ自転車はコロナ禍で航空祭が中止になるまでの数年間、小松や岐阜などの航空祭(予行)で活躍してくれました。
もっとも、激安な分、小さくても安いママチャリ並みの激重な 20kg 近い重量でしたので、担いで電車で移動する輪行は2度ほど頑張って諦めました…。10kg 以上の機材を背負って、さらに 20kg 近い自転車を担ぐのは、ええ歳したオッサンには堪えます。現地行くだけで疲れるのは本末転倒ですからね😅
■ 1万円で買った激安折りたたみ自転車の話・その後(6)いよいよ本番?岐阜基地航空祭へ…
航空祭での現地移動以外にも、ガンバ大阪のホームスタジアム観戦へ行く際にも使うようになりました。パナソニックスタジアムへは一応徒歩圏内でもあるし、バス移動もできるのですが、自転車で行った方が多少速いですし、コロナ禍になってから公共交通機関に乗る頻度も減らしたかったので、自転車通いが増えました。
そんなわけで 7年前に1万円弱で買った激安激重折りたたみ自転車は、普段の日常生活で使うことはないものの、航空祭やスタジアム通いに活躍してくれて、1万円という値段の元の何倍かは取れたと言えるくらいでした。
しかし、一昨年に変速機が壊れ、他の部分も傷んでいたので合わせて修理してもらおうと思うと5千円以上の見積もりで、元々1万円で買っただけにどうしたもんかな?と。
当時はコロナ禍による自粛全開時期でしたから、航空祭遠征を考える必要がなく、むしろ近所のスタジアムへ行くのに夏場の坂道を登ることにウンザリしていたこともあり、勢いで電動アシスト自転車を購入したのは昔書いたとおり。
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【1】〜電動チャリとか考えたこともなかったのに…
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【後編】5位〜1位
■ 「走りながら充電」なブリヂストン電動アシスト自転車 TB1e、1年間使ってきた率直な感想 〜回生充電の光と影
一昨年夏に購入した TB1e は良し悪しありながらもスタジアム通いの足として、それ以外に気分転換ポタリング用途として今も使っています。
先に述べたように日常の足としては自転車を必要としないので、1年半くらいでは元を取ったとは言えませんが、坂のあるエリア住みとしては電動アシスト自転車は買って良かったものでした。実際、一昨年のお買いものベストでも買って良かった第1位に推しました。
そういった経緯があった中での昨年、2022年。コロナ禍 3年目で春ごろから徐々にイベントの規制緩和が始まり、秋にはおおよそのイベント自粛中止がなくなり、既に一定制限下で開催されていた国内モータースポーツ以外に、航空祭もほぼ全面復活、そして F1日本GP も開催されることとなりました。
となると、航空祭の遠征などで折りたたみ自転車が必要となりますが、むかし買った激安折りたたみ自転車は(乗れなくはないけど)壊れたまま。
壊れたままの激安激重折りたたみ自転車を修理して復活させるか?それとも新しい折りたたみ自転車を買うか?
エコなことを考えれば直して乗るのが良いことなのでしょうが、結論は新しい折りたたみ自転車を買うことにした次第。その理由は、激安だった分、20インチなのに26インチママチャリ並みの 20kg 近い重さに閉口していたこと。そして、
- 歳食ってきて、車に積んでいたとしても無駄に重いものを上げ下ろしする頻度は避けたい(遠征先で体力消費やトラブルは避けたい)
- コロナ禍の3年で体力も落ちて、20kg近い激安激重折りたたみ自転車を電車で輪行するのは無理だけど、やはり輪行での遠征も考えたい
この2点を考えて、
新しい、軽い折り畳み自転車を買おう!
となったのが、昨年の夏の始めでした。 - (2)買い替えにあたっての選定方針・条件
- 一昨年、電動アシスト自転車を購入して、すっかり体力ナシ男を自覚すると同時に電気のアシストの便利さを知ってしまった私としては、今回の折りたたみ自転車買い替えを具体的に考える前は、
電動アシスト折りたたみ自転車もちょっとええかもなぁ
なんて思っていたことがありました。が、当然ながら電動アシスト付きとなると、折りたたみ自転車でも激重くなります。
ただ、具体的に折りたたみ自転車買い替えを考え始めた理由は、前項で書いたとおり
7年前に買った激安1万円折りたたみ自転車の激重具合にもう耐えられない
であり、
もう 20kg 近くもある激重な折りたたみ自転車を、公共交通機関で持ち運んで輪行するのは絶対無理!(10kg 前後のカメラ機材もあるし)
でしたから、今回の折りたたみ自転車買い替えは
とにかく(小型)軽量最優先!
の方針でした。体力ナシおぢさんでも電車で輪行できる、というよりは、カメラ機材を背負いつつも輪行する気になる、輪行するのに抵抗を抱かないくらいの軽量さが欲しいわけです。
そんな小型軽量さを必須条件として、他には、
- 10kg 超の機材を背負って乗っても耐えられる、安定して運転できること
- メンテナンスを考えるとレア度の高い自転車、取り扱える店舗が限られる自転車ではないこと
- 予算は最大10万円…と言いたいが、使う頻度の少なさを考えれば5万円以内
これらが機種選択の条件に。前年の電動アシスト自転車ではちょっと予算オーバーして、それでも納得できましたが、如何せん折りたたみ自転車は予行含む航空祭や F1 の時にしか使わないですからねぇ。(なので有名なブロンプトンとかは最初から候補外)
そして、もう一つ、重要な条件として、
小松基地航空祭予行までに納車
されること。
具体的に折りたたみ自転車を買い替えようと思ったのが7月末。小松基地航空祭は9月半ば。予行は8月末か9月初めから始まるものの、私自身が行けるのは航空祭のある週になってからですから、9月上旬には納品できることが条件。
昨今の諸々部品不足、品不足であらゆる商品の高騰、納期遅延が言われていて、自転車業界も多分に漏れません。特にメジャーな折りたたみ自転車は海外メーカーばかりですから尚更です。今回の買い替えでも、ここが大きなポイントとなりました。
ともあれ、昨夏の折りたたみ自転車買い替えにあたっては、これら5つの条件を前提として自転車選びを行うことになりました。 - (3)世情・事情で絞られた購入候補
- 前項で示した買い替えにあたっての5つの条件、
- (小型)軽量さ、具体的には 8kg 以下、軽ければ軽いほど可
- 機材を背負って乗っても不安定にならないこと
- 巷の自転車屋でも(部品発注含めて)メンテナンスが可能なこと
- 使う頻度の少なさを考えれば予算はできるだけ5万円以内
- (7月末〜8月上旬時点で)9月前半には受け取れる納期
これらの中で(昨夏当時)一番厳しい条件だったのは、
納期
でした。昨今の部品不足、品不足、そして当時中国のゼロコロナ施策による生産の滞りの影響は大きいもので、ましてや折りたたみ自転車というマイナーカテゴリーということもあってか、欲しい!と思ってもすぐ手に入らない自転車が結構ありました。
実を言うと、最初に候補として挙がっていたのが、上記 DAHON の K3。できれば 5万円以内という予算からは完全にオーバーしますが(当時価格で)MAX 10万円にはギリ収まる価格で、
- 7kg 台とかなり軽量
- 14インチはギリ普通に乗れそう
- 3段変速なら、ちょっとした坂や速度もいけそう
- 折りたたみ自転車では有名メーカーなので扱い店舗も情報も多い
とまぁ、かなり理想に近いものでした。
けれども昨夏の時点では在庫状況や納期を問い合わせてみるも、大手自転車チェーン店も大手量販店も自転車専門店でも、
いまダホンはなかなか入ってこなくて確たる納期を言えないんですよ…
11月か12月、年内を見てもらっておかないと…9月?無理ですね
という回答ばかりでした。(今は多少改善されつつあるみたい?ですけど)
となれば、要求条件のうちの「小松基地航空祭(予行)には使いたいから9月前半には納車」からは外れてしまいます。ましてや、納期は年内とか言われると秋の航空祭には使えないわけで、それでは買う意味がありません。
ということで、K3 以外の候補も含めて DAHON は諦めました。イラチな性格で待てない以前に、秋の航空祭シーズンや高いカメラマンチケットを買った F1 日本GP での移動に使うための折りたたみ自転車買い替えでしたから。
(F1の時だけ開くスプーンゲートへの移動には🚲便利)
また、小型軽量最優先!の折りたたみ自転車というなら、8インチタイヤという極小口径でサクッと折りたためることで有名な「CarryME」もあります。
■ CarryME | Pacific Cycles Japan
実のところ CarryME はコロナ禍前にちょっと購入を考えたことがあって、扱っている自転車屋で試乗させてもらったことがあるのですが、あまりにも小口径で安定度に欠くため、背中に十数kgの機材を背負って移動するのは無理だと判断した経緯があります。(荷物なしで気をつけて乗るなら大丈夫ですけどね)
それ以外にもあまりにも取扱店が少なく、また普通の自転車屋では扱えない部分が多いらしいことも試乗の際に聞いたので、自分である程度修理その他できる自転車知識や経験のないド素人パンピーの私としては今回も最初から候補外に。興味だけは今もあるんですけどねー。
ちなみに、以前から安くはなかったけど、いま見たら10万円超になってますねえ。自転車もここ数年で結構値上がっていますから驚きはしませんが…なので予算面からも候補外でした。
■ SINCLAIR RESEARCH A-bikeシリーズ|A-BIKE ELECTRIC|A-bike city|WHeeLING TOKYO
同じようなスタイルの超小口径自転車としては A-bike もあります(むしろ本家?)。A-bike はノーマルモデル(A-bike city)なら CarryME と比べて財布に優しく、また予算オーバーになりますが検討初期に除外した電動アシスト折りたたみ自転車も 11kg 台という軽量さで実現しています。
11kg 台の電動アシスト自転車は(予算的なことを別にして)惹かれるところ大ですが、如何せん使用目的上、
十数kgの機材背負って安定して走れる
ことが必須条件ですから、10インチ以下の極小口径タイヤ自転車は CarryME 試乗時の経験から考えて無理なので、このあたりも興味はあれど最初から候補外になっていました。
Amazon には自転車素人が聞いたこともないブランドの A-bike、CarryME っぽい超小口径自転車も色々あるみたいですが、今回は
以前、某基地の外柵周りで16インチ折りたたみ自転車に試乗させてもらって、機材背負って問題なかったけど、あの時の経験から機材背負って安定して走るなら14インチくらいが限界かな?
という考えがあったので、
タイヤサイズは14〜16インチあたりで
となりました。14〜16インチクラスなら軽量な折りたたみ自転車も先の DAHON 始め、比較的多く揃っていて入手性の良いもの、近所近隣の自転車屋さんで取り扱っているものも多いですしね。
14〜16インチクラスで 10kg 未満、色々候補を絞っていく中で最終的には「どれだけ他の要素が良くても重量は 8kg 台まで」という選定基準になりました。
(UL7 TRY143は新快速の座席足元にギリ収まった)
7年前に折りたたみ自転車を買った時は激安1万円弱でしたから「ダメ元感覚」で買えましたし、アフターケアが難しくても「数年の乗り潰し感覚でも」と思えましたが、今回は多少なりの金額を投入するので、
Amazon とかネット通販で買うのではなく、地元または近隣のアフターケアしてもらえる自転車屋で買おう、そこで買えるものにしよう
ということに。
さらに、先に書いたとおり(昨夏の時点で)「秋の航空祭に使える納期」が重要ですから9月上旬までに買える製品を問い合わせるなどして選んだ候補が以下の6モデルでした。(価格順)
- キャプテンスタッグ リライト AL-FDB141
- ルノー LIGHT8
- ルノー PLATINUM LIGHT6
- ルノー PLATINUM LIGHT8
- ルノー ULTRA LIGHT7 TRY143
- ルノー ULTRA LIGHT7 TRY163
ルノー製品が殆どになってしまったのは、DAHON と似たモデル展開をしながら DAHON と違って昨夏の時点でも納期が短かった、在庫あり、または秋の航空祭に間に合う納期だったのが理由です。
上記のうち、PLATINUM LIGHT8 と ULTRA LIGHT7 TRY163 が 16インチタイヤ、それ以外が 14インチタイヤのモデルになります。それぞれ 14インチの PLATINUM LIGHT6、ULTRA LIGHT7 TRY143 と比べて重量、価格が、ちょっとプラスされるモデルになります。
また、ルノーの折りたたみ自転車の中では 20インチ、9段変速でギリ 8kg 台(ペダル、スタンド別なので実質 9kg 台)という極めて軽量な20インチ折りたたみ自転車「PLATINUM MACH8」というモデルがあって(↑)、正直かなり惹かれたのですが、
- 昨夏当時は納期を今ひとつ明確にもらえなかった
- 20インチなので軽量であっても小型ではない
ということで候補外に。それで先の6モデルから考えることとなりました。
予算は MAX 10万円まで許容と言いながら、極めて少ない使用頻度を考えると5万円以内。となれば、CAPTAIN STAG リライトか、RENAULT LIGHT8 の2モデル。ですが、結果的に高い部類の ULTRA LIGHT7 TRY143 を買ってしまいました。
安定度のより高い 16インチタイヤモデルではなく 14インチの、そしてお高めな ULTRA LIGHT7 TRY143 を選んだ理由、そして高くても ULTRA LIGHT7 TRY143 を選んで良かった結果については、次回にて。
(続き)→ 3年ぶりの航空祭&F1日本GP開催に向けて6年ぶりの折りたたみ自転車購入「ルノー Ultra Light 7」その2 〜予算はオーバーしたが満足は得た
(輪行バッグはVELOLINE MOBILLYを使ってます)