初詣や近所のショッピングセンターへ赴くと、良い意味でも悪い意味でもコロナ自粛自重が終わった、終わった気分の広まりを実感する正月三が日が終わり、徐々に普段の生活が始まっていくモードとなりました。

当年のガジェット系物欲的購入予定を自分なりに整理しつつ見通して載せてみる、毎年お正月に書いている物欲展望与太記事を今年も書いてみます。

まずは、去年正月の物欲展望記事からの購入結果を振り返り。

物欲展望 2022

上記、去年の物欲記事にリストアップしたモノを改めて挙げてみると、
  1. Apple Watch Series 8
  2. iPhone 14 Pro
  3. Mac 予備機
  4. NAS 買い替え
  5. Thunderbolt/USB-C ハブとか
  6. Z レンズ
    • Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
    • Z 70-200mm f/2.8 VR S
  7. Xbox Series X
  8. 電動折りたたみ自転車の誘惑

このようになるわけですが、このうち Apple Watch Series 8、Thunderbolt/USB-C ハブ、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S、Z 70-200mm f/2.8 VR S は予定どおり、というか物欲どおりに購入。

iPhone も 14 Pro ではなく 13 Pro でしたが購入し、電動折りたたみ自転車は電動ではないけど満足すべき小型軽量な折り畳み自転車を購入したので、予定?の多くはクリアした昨年でした。

Mac 予備機は予備ではなく買い替えの方向で検討し直したので去年はスルーしました。メイン NAS の買い替えはここ数年ずっと検討課題に上がっているのですが、移行作業の手間暇を考えるとなかなか踏み出せないまま…。Xbox Series X は血迷って書いただけでした😅ゲームする時間はきっと取れないですし…いや、プレイしたんですけど。

figure_shopping


さて、今年の物欲展望ですが、

昨年散財しすぎた(特にカメラ方面)
ので今年の物欲散財は控えめに


という方針です。自分趣味事以外や家庭内に大きな出費も考えられるので、少なくとも年始にはそう思っています。後日、「あんなこと言ってたのに…」と笑われても年頭の所感としてはそういう思いでいます。(たぶん)(きっと)

ただ、本記事を書くにあたって(昨年末くらいから)物欲や必要なものをリストアップしていくと…なんだかんだで結構ありますなぁ。全部買うことはないにしても、「今年は控えめに、なんてどの口がほざくのか?」ですね。

そんな今年の欲しい物リストは、以下に。



▼ iPhone 15 Pro or Pro Max (Ultra)

一昨年秋発売の iPhone 13 Pro をスルーして昨秋の 14 Pro を買う予定だったのを、13 Pro → 14 Pro の進化があまりなさそう、期待した USB-C 端子搭載は 15 Pro になりそうということで 14 Pro を諦め、昨春 13 Pro を買ったのは、今年 15 Pro シリーズを買うため

昔は毎年 iPhone を買い替えていましたが、今は世代間の進化の度合いも小さく、何より価格が倍以上になっているので、iPhone 14 Pro → 15 Pro のように1世代、1年で買い替えるのはちょっと抵抗があります。が、2世代開けば勿体無い感もちょっと抑えられるかな?と。自分勝手な気分の問題ですが。

とりあえず 15 Pro に望むものは
  • USB-C 端子
  • 軽量化(12 Pro 程度に戻って)
  • 望遠レンズにズーム採用
  • レンズのはみ出しサイズはこれ以上勘弁
  • これ以上の値上げも勘弁
  • ボディデザインの変更

と言ったところでしょうか。EU の規制もあって USB-C 端子採用は間違いないと思いますし、デザインも 12 シリーズから3年間サイドエッジの立ったデザインなので、さすがに今年の 15 シリーズでは変えてくるはず。

重量はさすがにちょっと重くなりすぎではないかと…6インチディスプレイ端末で 200g 超はちょっとねぇ。と言いながら、カメラの強化を望みながら軽量化を望むのは矛盾してますわな。レンズのはみ出しサイズを抑えてくれ、というのも同様。自分でも判っています。

なんだかんだで USB-C 端子を採用したら結局、他の点で不満を言いつつも買うでしょうから、ここでは言いたいこと言わせてください😓

一応、次回も Pro を購入するつもりですが(望遠カメラのない無印は買う気がない)、

Pro Maxのみ望遠ズーム採用ならば
Pro Maxを買う可能性大


です。そのために昨年の Android スマホ購入は馬鹿デカい moto g52j を買い、それで試していますが何とかなるだろうと。

万が一、望遠ズームカメラのために Pro Max(Ultra)を買った場合は、2〜3年後の買い替えでは Pro に戻ると思います(その頃に望遠ズームが Pro にも採用されているはず)。過去 6s Plus を買った時もそうでしたので。

ちなみに今年は iPad mini も第7世代が出ると噂されていますが、第6世代で満足しきっているのでしばらく買うことはないですね。iPad Pro or Air も欲しいことは欲しいのですが、今のところは優先順位低めで、来年回しになる可能性が高いですねえ。


▼ iPhone 13 mini



正直なところ、買わなくて良いものなのですけど、買う必要は特にないものなのですが、

14 シリーズから無くなってしまった mini が売られてるうちに買っておこう


という思い、あるうちに買っておいて一度使ってみたい、という気持ちだけです。

本当は昨年夏に(予備機の) XR を下取りにして安い 12 mini を買うつもりでいたのですが、13 Pro を買った直後だったので少し時間を置いてから…と思っていたら円安値上げとなって、一気に買う気減退。

安い 12 mini を買えないなら最小ストレージが 128GB の 13 mini を買う方が良いや、となって今年のお買いもの候補ではあるのですが、必要かと言われれば別に必要でもないですからねぇ。

次期メインスマホが iPhone 15 Pro ではなく Pro Max (Ultra) になったりすれば Pro Max がデカすぎる分、mini と併用も考えるわけですが、今もそうですが複数端末を使う場合、
  • ほとんどの SNS は複数端末間でシームレスに使えるが、LINE は原則として1アカウントにつきスマホ1台でしか扱えない
  • QR コート決済は複数端末間で残高を共有し、同じ決済アカウントを複数端末で使えるが、Suica など Felica 系ICカード決済は端末毎に別扱いになる
  • Apple Watch も iCloud アカウントに紐付けではなく1台の iPhone に紐付け

という難点があって、必然的にメイン端末は一つになり、それ以外は使用頻度に差のあるサブ端末と明確に分かれてしまいます。

本当なら「今日は mini を持ち歩きたい気分だから」「今日はスマホ見る時間も長そうだし、色々調べ物もしそうだから Pro / Pro Max で」というような使い分けができることが理想ですが、そうもいかないのが現実。

となれば、予備とかサブ扱いで高い iPhone を買うのもなぁ…と思うわけです。同じ理由でサブ端末の Android スマホはハイエンド機を買うことなくミドルクラスを乗り換えているのですから…


▼ M3 MacBook Air or M3 Pro MacBook Pro



一昨年のお買いものベスト第一位だった M1 MacBook Air、今でも概ねストレスなく使えています。ただ、毎日散々使い倒していますから、そろそろ次の…と考えても良い時期です。

また、予備機が随分古くなり最新の macOS にアップグレードできなくなっていますから、昨年 Mac mini を予備機として買おうと思っていたのですが、よくよく考えたら予備機なんて買うくらいならメインの Air を買い換えて、代わりに今使ってる Air を予備機扱いにすれば良いかな、と。

以前なら Mac Studio が出た時点で飛びついていたでしょうが、ノートPC の処理能力がストレスなく使えるレベルになった今、もう自宅と出先でマシンを同じにしておいた方がメリットは大きいと判断したので(Windows PC も同じですが)、今後もずっと MacBookAir or Pro を買って自宅ではクラムシェルモードで使う形を継続すると思います。

元々 M1 Pro/Max の MacBook Pro を買うつもりがあったのですけれども、M1 MacBook Air が意外と快適すぎて、買い替え、買い増しはもうしばらく後で良いだろう…と思って今に至るです。昨年の M2 MacBook Air は M1 からの進化が小さすぎて買う気は起こらなかったですしね。

なので、M1 Pro からのマイナーアップデートであっても M2 Pro 搭載 MacBook Pro は購入候補であるのですけれども、
  • 為替も反転しているので価格は一昨年の相場で
  • MacBook Pro はちょっと重いので 200g くらいは軽量化で

という希望があるのですが、どうなりますやら。

Mac の買い替え、買い増しについては、お値段にしろ、重量にしろ、不満を多少我慢してでも買うつもりはないので、納得できるデキだったら買いたい、という感じですね。


▼ Windows ノートPC



ほぼほぼ仕事で必要な時だけ用の Windows パソコンですが、今年で5年を超えるので、むしろコチラこそそろそろ、というか、いい加減に買い換えすべし、という感じではあります。

ただ、クライアントさまの Windows PC しか対応していない管理ソフトであったり VPN であったり、Mac ではレイアウトが崩れる書き方してる Office ドキュメントであったり…のためのパソコンなので、多少古くなっても対応できているし、そもそも買い換え衝動が起きにくいお仕事マシンなので、どうするやらです。

M2 Pro MacBook Pro の内容を見てスルーするようなら、Windows ノートPC を買い替えることにするかなぁ?という感じですね。予算は前回同様 20万円以下くらいで。どれが良いとか全然判りませんし、一般用途だと今時もう。どれが良いとかないような気もするんですが…

ちょっと誘惑があるのは、ゲーミング UMPC。自宅でお仕事するときは、外部ディスプレイに外部キーボードを付けるので、だったら UMPC でも別に問題ないような…その方が趣味的購買意欲というか、ちょっと試してみたい気持ちで買う気が起きますからねぇ。


▼ メイン NAS 買い換え



毎年言ってるメイン NAS 買い替え。どうしますかねえ。データ移行の面倒くささもあるんですが、NAS 用 HDD の価格がさほど下がっていないので、どうも踏ん切りがつかないんですよねぇ。圧迫していたストレージは整理してだいぶあけたので、今年いっぱいくらいは保つと思うのですが。

純粋に実用品なので、楽しみという点では少ないのも事実。NAS の OS が徐々に多機能化して色々と面白かったフェーズも過ぎつつあって、パソコン同様、新しく何ができるとか言われても心が動くものは少ないですからね。

いま使っている NAS の HDD から SMART のアラートでも出れば、HDD 交換の代わりに NAS を買い替えるか、となるのですけれども、そういうトラブルを期待するのも違いますからタイミングが悩ましいところ。


▼ X-T5 or ...



カメラボディでは富士フイルム機のボディを2年間使ってきた X-S10 から買い替えたい気持ちが、少し高まってきました。別に最新 X-Processor 5 世代の高画素機が欲しいわけではなく、動体を撮るシステムでもないので、画質や AF、連写性能については X-S10 レベルでも構わないのですが、

もう少し使いやすさと
マトモな EVF が欲しい


という思いはありますね。ボタンやダイアル、シャッターボタンの感触、そして何より EVF。

撮ろうと思ってカメラを握ってファインダーを覗き、ボタンやダイアルを操作して、レリーズする。その過程で、撮ろうとする思い、勢いをスポイルしてしまう部分、露出や色を EVF で判断しても結果が全然違うことを知ってるだけに「どうせ分かんないし、これでいいや」と思ってしまうところ。

いつも文句を言い倒してるニコン Z9 なんかは、さすがにフラッグシップ機だけあってそういった部分はよく出来ていて、(一眼レフのフラッグシップ機 D5 と同等とまでは言わないまでも)心地よく被写体を見て、操作のストレスが最小限で、撮る気をスポイルさせる点は少なく、撮る撮らないの判断もカメラ心地に左右されません。

もっとも値段が6分の1、7分の1である廉価機の X-S10 にそこを求めるのは厳しいのは重々承知なので、ならば一歩踏み込んだ新しい Xマウントボディを手にしても良いかもなぁ、と思う昨今です。

Xマウントに戻ってきて2年、やっぱりフジの絵作りは好きで、ある程度割り切った使い方なら心地よく楽しく使えるマウントだと感じているだけに、ボディはもう少し上に進んで良いかも?なんて思うわけで。最近買ってお気に入りになっている SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN の影響もあるかな?



富士フイルムの最新鋭ボディである X-T5 は、メインストリーム Tシリーズが世代毎にボディ拡大していたのを反省してかスモールボディに回帰し、X-S10 と大差ないボディサイズになって、かなり惹かれるものがあります。お値段は多少値上がりしたものの、まだ従来のミドルクラスに収まる範囲。

ただまぁ、私が Xマウントへ戻るにあたって X-S10 を選んだ理由が小型ボディなのにしっかりとしたグリップがあることだったのを考えると、飾りだけのグリップしかない T シリーズはなぁ…と思うわけです。ダサい後付けグリップは付けたくないですしねぇ。そんなもの付けるくらいなら、我慢して💩グリップのまま使う派ですし。

X-S10 でも Z9 でも撮影中はストラップをできれば付けず、バッグからカメラを出したらあとはグリップを握ってカメラを持ち続けていることが多いので、しっかりしたグリップは自分の撮影スタイルのベースなんですよねぇ。

それを思うと、X-T5 が良いなぁ、と思っても踏ん切りはつかない。あと、EVF の見え方と結果の乖離は従来どおりという話もユーザーからちらっと聞くので…

ともあれ、昨今の品不足で X-T5 も即納ではないみたいですし、全く急ぐ必要もないので、しばらく様子見して判断ですね。X-S10 後継機も出るならそれを見てからでも良いですが、廉価機は X-S20 (?) が出る前に X-T50 でしょう。X-T50 に惹かれることはないでしょうから…まぁゆっくり考えますか。



▼ XF90mm F2R LM WR or VILTROX 85mm f/1.8 II or 75mm f/1.2



むかし一時期 EF 135mm F2L を使っていて今でも忘れられない私としては、135mm F1.8〜2 のレンズへの憧れというか欲望が心の底にずっとあります。

が、フルサイズの 135mm F1.8 は正直買えそうにないし、買った後の稼働率を考えると更に買えない。ポートレートとか撮るわけでもないし、カメラ機材を防湿庫の肥やしにして年に1〜2回も使うかどうかみたいなレンズを持つのは性に合わず、そうなったらすぐ手放すのは目に見えているので、買えない。

Z マウントでも純正 Z 135mm がロードマップに掲載され、今年リリースされるでしょう。興味はありますし、Z マウントでも単焦点を何本か…とは思いますが、正直言って今の Z9 には満足していないし、去年テレコンも含めると6本の Z レンズを買ったけれど、値段を考えての満足率は高くなかったので、Z レンズはしばらくペンディングかな、と。

代わりに、単焦点レンズを揃えている Xマウントで真っ当画質な望遠レンズが欲しかったので、フルサイズ 135mm の代わりとなるレンズを…と考えていますが、XF90mm F2R LM WR はちょっとお値段高めで手が出そうにない。

ので、VILTROX 85mm f/1.8 II で妥協しようか、でも当たり外れが大きいのは間違いなさそうだし…と思っていたら、VILTROX から 75mm f/1.2 という純正レンズにはない面白い仕様のレンズが出るとのこと。(海外では正式発表済み、国内はまだ)

Viltrox 75mm f/1.2 Officially Announced - Fuji Rumors

純正 XF90mm F2 より大きく重いとはいえ、F1.2 の明るさと XF90mm F2 の半額強という価格は魅力。F1.2 レンズなのに開放から意外と描写力はあるようで、これなら頑張って持ち出す機会はありそう。重いけど、フルサイズの 135mm F1.8〜F2 クラスとなれば 1kg 級だしねえ。

ただ、Viltrox 75mm f/1.2 は海外でも初期ロットが発売即完売、中国のコロナ情勢を見ると十分な量が出回るのはしばらく先でしょうし、国内に入ってくるのも先でしょう。こちらも急ぐものではないので、懐具合も含めて様子見しながら、って感じですかねー。


▼ サブに使える Z ボディ

前項に書いたとおり、Z9 発売購入から1年、ニコン Z システムには大枚注ぎ込んだものの Z9 にも、何本も買った Z レンズにも、一部を除けば「まぁそれなり」評価しかしていないので(値段を考えるとね)、今年はできればニコンにお金を出したくないのですが、

色々思うところはあるが、とりあえず Z システムのサブボディがないと不便で仕方ない


のも事実。なので、Z のサブボディは今年買いたいと思っています。

ただ、何度も書いてきているように、いま出ている Z ボディを買う気はゼロ。安くなっている初代 Z6 の中古を買うか?と思ったり、無駄遣い承知で Z7 II を…なんて思ったけれど、ショールームで Z レンズでは数少ない高速 AF な Z428TC や Z640TC も Z6/Z7 II を付けると、あらまぁ鈍足さんに早変わり、なんてのを見るとねぇ。動体撮影目的では今さら買いたくない。

ぶっちゃけ 2023年に出すミドルクラス機なら、連写能力などは程々でも AF 被写体補足能力は α7R V や EOS R6 II あたりと真っ向勝負できる…のは無理にしても、Z9 レベルが最低限でしょう。

AF がイマイチのまま、更なる高画素にしただけの Z7 III なんてのが出てくるシナリオが私にとっては最悪ですが、そうなったらスルーせざるを得ないし、その時は根本から Z システムとの付き合い方を考える必要も出てきそうです。

いずれにせよ、カメラ周りの購入計画?は CP+ 2023 に向けた新製品発表を見てから、今年の流れは決まるかな?と思っています。



以上、本ブログに関係?するような今年の物欲展望は、これくらいでしょうか。変わり映えしないですね。つまらないです。特にカメラ機材関係は驚くようなことはもうしばらく皆無で、手にして満足感を与えてくれるものも少なくなりましたからねぇ。

今年は年末のお買いものベストにリストアップするモノがなくて困るくらい、買い物を自重できれば良いと本気で思っているのですが、そうもいかないのでしょうなぁ…(´・ω・`)

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【前編】10位〜6位
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【中編】次点+α
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2022 【後編】5位〜1位