毎回ドーデモイイことを書き連ねる本ブログではありますが、今回もまた全くもって大した話でもないでございます。

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スマホの進化の歩みが鈍化して買い替え頻度も下がっているせいか、周りでも iPhone 買い替えの代わりに Apple Watch を買ってみようかな?という人が毎年ちらほらいます。

以前は iPhone 買い替えの代わりにタブレット iPad を、でしたが、タブレットの進化の先がパソコンの置き換え的になってきて、タブレットを閲覧端末として使う層にとっては「今のでいいや、だったら興味なくもなかった Apple Watch を試すかな?」という感じにもなっているようです。もちろん、人それぞれ違いますが。

今秋は今のところ、私と同じく買い換え組が2人(Series 3 から1人、Series 4から1人)、新規購入組が2人というのが周りの人々の状況。正直いまの SE はお試しだけには高くて勧めにくいので、買うなら Series 8。ただ、周りではまだ Ultra を買った人はいません…

ま、そんな感じで新規に買った人との購入後の話題で出てくる一つが、文字盤。昔と違って、今の watchOS の文字盤はあまりにも種類が多くなりすぎて、新規組にとっては選ぶのもちょっと一苦労でしょう。特に

Apple公式サイトの文字盤の説明は不親切


なところがあって、文字盤をひと通り紹介しているものの、機能性の高い文字盤については細かい操作方法、動作までちゃんと書いてくれていない、分かりづらいモノもあります。まぁアップルらしさ全開とも言えますが。

Apple Watchの文字盤と機能 - Apple サポート (日本)

もちろん、ゆっくり少しずつ試していって、気に入った文字盤を使う、インストールしておくのが良いわけですし、それが Apple Watch の一つの楽しみでもありますが、もうちょっと何とかしろよ…とも思ったりします。

公式サイトでは分かりづらい文字盤の機能については、ちょっとググれば山ほど解説サイトが(解説してるように見えてしてないサイトも含めて)たくさん出てくるので、今さらここで繰り返しませんが、新規購入者はもちろん、買い替え組でも買い替えた故に新しく使えるようになった文字盤があって、

どんな文字盤使ってるの?


というのは、割と普遍な話題だと思うので、むかし同じようなテーマで記事を書いたとは思いますが、2022年秋の Apple Watch Series 8 & watchOS 9.1 で私が使ってる文字盤を以下に並べて、一言ずつ理由と使い勝手を書いておきたいと思います。



1. インフォグラフ

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少し前まで使っていた Series 4 登場時から使えるようになって、当時の宣伝でも盛んに使われた「インフォグラフ」。最も多くのコンプリケーションを並べることができ、派手目に見えるカラーリングも選択できて、パッと見が映えるというか、「いかにもスマートウォッチを使ってます」という文字盤。

便利と言えば便利で、その時々に応じてコンプリケーションを変えて使えば、一目で色々な情報を把握できる点で優れていますが、如何せん個人的にはちょっとゴチャついていて、文字盤リストには入れてあるけれど、常用からは外しています。

ごくたまにするハイキングの場合など、「色々な情報をアプリ立ち上げずに見たい時」に使うのと、たまの気分で(稀に)インフォグラフを久しぶりに使ってみようと思った時、あとは、「スマートウォッチを人に説明する時」に使うくらいでしょうか。

普段使いにはちょっとゴテッとした感じが微妙なので、特定条件以外では、興味ある人に見せる際に「こういうコンプリケーションをたくさん並べて情報表示もできるよ」というスマートウォッチらしさの説明の際に見せる文字盤って感じですね。

(たくさんのコンプリケーションを並べて良い印象を持つかどうかは半々。微妙に思う人も少なくない)


2. モジュラー

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モジュラー系の文字盤は Apple Watch を使い始めた頃から何種類かリストに入れて愛用しています。その理由は、一番大きなコンプリケーションスペースにアクティビティを割り当てるとグラフ表示ができること。これが気に入っています。

とはいえ、普段使うモジュラー系文字盤は、後述する Nike コンパクト(時計をデジタルで見たい時)かモジュラーコンパクト(時計をアナログにしたい時)のいずれか。

ただ、Nike コンパクトはデジタル時計部分をうっかりタップすると Nike アプリがインストールされてないよ、というダイアログが出てくるのが鬱陶しいので、その誤タップを何回かやってイラっとしてしまった時のために、代わりに使われるのが本家のモジュラー文字盤。

普段から本家モジュラーを使えば良いのでしょうけれど、やっぱりデザイン的には Nike コンパクトの方が格好良いので、あっちを使っちゃうんですよね。そして誤タップしてダイアログ出してしまってイラっと(笑)


3. モジュラーコンパクト

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前項のモジュラー文字盤のアナログ時計版が、このモジュラーコンパクト。時計部分はアナログにもデジタルにもできますが、デジタルにするなら無駄にスペースを取ってるだけなので、アナログ時計で使ってこそ意味のある文字盤でしょう。

そのアナログ時計部分がスペースを取ってるので、表示できるコンプリケーションの数はモジュラーから半減ですが、必要最小限はあるので特に足らないとは感じません。(人によっては少ないと感じるでしょう)

時計表示は基本的にアナログ表示の方が好きですが、朝から昼の間はある程度時刻を正確に知って動きたいことが多いので、好みよりもパッと一瞬で時刻が判る機能性でデジタル表示にしていることが多いのですが、そうでない時はアナログ表示に切り替えますね。

モジュラー系文字盤でアナログ時計表示を使いたい時は、このモジュラーコンパクトにしています。モジュラー文字盤同様、下段の大きなコンプリケーションスペースにはアクティビティのグラフ表示を割り当てています。


4. Nike コンパクト

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見てわかる通り、前項モジュラーコンパクトの Nike デザイン版の文字盤。モジュラーコンパクト同様に、時計はデジタルにもアナログにもでき、たまにアナログ1に切り替えたりもしていますが、普段はデジタル表示にしています。個人的にはデジタル表示でもアナログっぽいデザインが好みなので。

機能やレイアウト的には前項モジュラーコンパクトと変わりないのですが、以前使っていた Apple Watch Series 4 を買う時には、「Nike 系の文字盤が格好良いから本体も Nike バージョンを買う」というくらい Nike 系文字盤が好みなので、モジュラー系文字盤ではこの Nike コンパクトが最も使用頻度が多いです。

というか、今までの文字盤別使用時間の統計を取ったら、この Nike コンパクトが一番でしょう。少なくともここ1〜2年では最も使用時間が長く、今でも次項のメトロポリタンとトップを争う使用時間だと思います。

Nike 系文字盤は時計の数字の書体が好みなんですよねー。


5. メトロポリタン

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今秋リリースの watchOS 9 から導入された新しい文字盤の一つ。クラシックスタイルで、側面にあるダイアル Digital Crown を回すと文字が変化するのが特徴。

と言っても、Digital Crown を回して文字盤の数字デザインが変化するのは一度やってみれば十分でどうでもいい機能だと思っています。そんなの一々やってられませんからね。

とはいえ、クラシックスタイルのデザインはとても好みで、前項 Nike コンパクトと並んで今の最多使用時間の文字盤です。今はアナログ時計にしたい時はこの文字盤を使うことがほとんどですね。

デザインが好みなだけでなく、常時表示状態での時刻が確認しやすいのも気に入っています。カラーリングの組み合わせを気分によって弄ることもありますが、だいたいはシンプルな上記画面にしています。

watchOS がメジャーバージョンアップするたびに文字盤の種類が増え、そのたびに幾つかは目新しさもあって使ってみるのですが、新しい文字盤から残るのは殆どなく昔からの文字盤が残っていきますが、このメトロポリタンは長く私の文字盤リストに残っていきそうな気がします😁


6. ソーラーダイヤル

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watchOS 6 から導入された文字盤で、内側に普通のアナログ時計、外側にある24時間表示の時計は太陽が時刻に合わせて移動するというデザイン文字盤になっています。

実用性よりデザイン、ギミック志向の文字盤なので普段使いはしていませんが、たまに気分転換に使います。文字盤の色が時刻によって変化し、特に夜明け前後、夕暮れ前後はそれらしく紅く染まって、夕暮れ後には残照っぽい色合いになるのは、かなり好きです。

デザイン、ギミック志向ではあるものの上下左右四隅にコンプリケーションが配置できますし、常時表示状態での時刻確認の視認性も悪くありませんから、気分転換に使っていてもしばらくそのままということもあります。

四隅のコンプリケーションは左上隅がワークアウト、右上隅がアクティビティというのは、四隅コンプリケーション文字盤で共通にしているのですが、残る2つは「日の出・日の入時刻」と「月の出・月の入時刻+月齢」と文字盤にあったコンプリケーションにしています。

「日の出・日の入時刻」「月の出・月の入時刻」「月齢」は写真撮影(ヒコーキ撮影)でもチェックしたい項目なので、コンプリケーションに割り当てている文字盤も結構あります。


7. ルナー

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watchOS 9 から導入された文字盤で、太陰暦のための文字盤。普段使っている文字盤ではないのですが、この先の月齢変化、周期を見るためだけに入れている文字盤です。

時刻はアナログ、デジタル表示両方できて(太陰暦関係なく)普通に使えますし、中央下に太陰暦の日付も表示されていますが、その上にフツーの太陽暦日付も記載されています。上下左右四隅にコンプリケーションが配置されるパターンですので、太陰暦向けと言っても普段使いできる文字盤です。

なので、ちょっと変わった、オカルティックとまで行かないまでもちょっとそれっぽい雰囲気、デザインが気に入れば使える文字盤だと思いますが、私にとっては月齢カレンダーとしてだけの文字盤ですね。


8. クロノグラフプロ

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その名のとおり、クロノグラフ機能(ストップウォッチ系機能)を持った文字盤。コンプリケーション配置は、上下左右四隅に配置できる定番仕様。

ぶっちゃけ、普段クロノグラフ機能を使うことはないし、その手のリアルウォッチのような格好良さがあるわけでもないけれど、

もしかしたら使うことがあるかもしれない


という、物を捨てられない系人間に有りがちな思考で、私の watch の文字盤リストに入れられたままになっています😅

ただまぁ、デザイン的には好きだけど、さすがに使うこともないし、使わないモノを入れておくのもまた好きじゃないので、そろそろ私の中では引退となりそうな文字盤。


9. ワールドタイム

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昨年の watchOS 8 から導入された「世界時計」文字盤。こちらもコンプリケーション配置可能なのは上下左右の四隅。時計はアナログ、デジタルどちらでも可ですが、アナログを使っています。

最外周に世界の主要都市名が、その内側に24時間表記があって、各都市の現在時刻が一目で判るようになっていて、なかなか便利です。普段使いはしていませんが、海外の現地時間を大まかに把握する場合には、パッと確認できるので結構重宝しています。

24時間表記の周には太陽マークと月マークがあって、おおよその昼夜区分が判るようになっているのも良いアイデア。通常は時計の中心は北極点ですが、タップすると自分のいる場所が中心に移動するギミックもあります。

普段使いではないけど便利に使っているこの「世界時計」文字盤、難点があるとすれば都市名などの文字がかなり小さいので、すっかり老眼が入った目にはそのままではかなり見づらいこと。仕方ないですけどね…


10. Nike アナログ

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先にも書いたように Apple Watch Series 4 を購入する際、Nike モデルだけ使える文字盤が好みで使いたい、という理由だけで Series 4 は Nike モデルを購入したくらいですから、以前は Nike 系文字盤をメインで使っていました。Nike ハイブリッドは長らくメイン文字盤でした。

watchOS 9 から Nike 系文字盤は Nike モデル以外のユーザーにも開放されました

今でも先に紹介した「Nike コンパクト」は一番使っている文字盤の一つですが、今の私の文字盤リストで他に残している Nike 系文字盤はこの、とことんシンプルにした「Nike アナログ」のみ。

Nike 系文字盤に飽きたというわけではなく、年々色々な文字盤が出てきて入れていたら文字盤リストが多くなりすぎたので、ちょっと整理したら 5つも 6つも入れていた Nike 系文字盤が 2つだけになったという話です。

(文字盤リストは10個前後までに抑えたいと思っていますが、そのうちまた Nike 系文字盤が増えるかも)

この Nike アナログは Series 4 で Apple Watch を使い始めた頃から好みで、コンプリケーションは一番上左右隅と一番下端全体の3つ配置できるのですが、今この文字盤ではコンプリケーションは一切表示しない設定にしています。

というのも、昔から Apple Watch を使っていると時々

コンプリケーションをゴテゴテと表示させてるのは何かイヤだ、すっきりシンプルな時計にしたい


と急に思うことがあって、その時のための文字盤になっています。

普段コンプリケーションを1つも表示させない文字盤を使うことはないのですが、たまにそのような気分になるので、その時にスッと変えられるために文字盤リストに入れています。

コンプリケーション表示がスマートウォッチの大きな特徴だと思いますが、こういう何もない時計表示ですらシンプルなのもアリだと思っていますし、本当ならこういう文字盤をメインで使える性格になりたいくらいです。が、そうはいかない凡人な私…😅


11. ミッキーマウス

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初期の頃から用意されているミッキーマウスとミニーマウスの文字盤。もちろん、トイストーリーの文字盤もそうですが、ディズニーヲタでもない大人が普段使うことはありません。

この文字盤を、文字盤リストの最後にずっと入れている理由は、ただ一つ。

Apple Watch って、どうなん?どんななの?と聞かれて見せるときに、こんなのもあるんだよ、とデモして印象付けるためだけに入れてある


100% それだけの理由です。

ただ、以前と違って Apple Watch もだいぶ珍しくなくなっていますから、そんな機会ももう滅多になくなりつつあるので、そろそろ消しても良いかもなぁ…と思ってる文字盤です。

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とまぁ、以上が 2022年秋、Apple Watch Seires 8 & watchOS 9 で私が使っている文字盤リストでした。

他人が使っている文字盤を見たところで、何の参考にもならないとは思いますが、ちょっとしたお目汚し記事ということで。