Z 400mm f/4.5 VR S の話を今さらながらこんなに何回も書くつもりではなかったのですが、書きかけのメモの処分も含めてダラダラと3回連続になりましたが、最後です。
で、今回は、
という話であります。例によって他人にはどうでも良い話ですね。
■ すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば
■ Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜今さら言っても詮なきことをgdgdと
■ 続・Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになったのか?的な話
Z445 を購入した時点での手持ちの F/Z マウントの望遠レンズは
以上の6本。既に AF-S 16-35mm f/4G ED VR や AF-S 24-120mm f/4G ED VR を売却済みだったので、望遠レンズは6本もあるのに、望遠以外のレンズが1本しかない(Z 24-200mm f/4-6.3 VR)という超偏重な手持ちレンズラインナップ状態でありました。
(スナップ撮影的なものは Xマウントで必要なものは揃えているので、メインシステムはあくまで動体撮影特化であります)
ちなみに、記事執筆時点でも大差ない状態(AF-P 70-300mm を売却したのみ)ですけれども、Z 14-30mm f/4 S のように Zボディを買う気がない頃から欲しかったレンズもあれば(サブのZボディ購入以降に買う予定)、暗い Z 24-200mm f/4-6.3 VR の補完として単焦点レンズが欲しいものリストにありますが、先立つものがこれ以上は…😅

ともあれ、Z9 購入以降に Z24-200、Z70-200、Z100-400 と立て続けに Z レンズを買ってしまい、既に財政火の車だったところへ(予想よりもかなり早くの)Z445 登場。
前々回記事で散々愚痴ったように Z445 のスペックにはスーパー納得いかなかったものの、前回記事で書いたように、今後 D5 ではなく Z9 を主力カメラとして扱っていくなら自分の撮影環境的には必要なレンズだったので、懐勘定はちょっと後回しにして予約、購入せざるを得ませんでした。
最近のカメラ、レンズは「買うなら発売即購入しないと、その後はいつ帰るか分からない」状態になりかねないので、このレンズが本当に必須となるのは来シーズンからと言っても、その頃に買える保証はなく、Z9 の時と同様、予約開始と同時にヨドでポチッと行くしかなく……😩
ただまぁ、その時は懐具合のやりくりも、
と、ちょっと楽観的に、後先考えていなかったのも事実😓
400mm ズームよりずっと小型軽量で AF 速度も俊敏、Fマウント時代にはお気に入りのサブ望遠レンズだった AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR は元々手放す予定だったので、あともう1本。
唯一の大型レンズである 540FL は手放すことはできないので、残る4本から。(もちろん、買ったばかりの Z445 も納得できなければ売却対象でした)
そう思っていたんですけど……😣
今回はそんな、似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを自然と使い分けていて、どれも売れなかった話です。
で、今回は、
Z445を買うからには懐具合的に
手持ちの望遠レンズから1本売却必須
でも、どれも必要で売れなかった
手持ちの望遠レンズから1本売却必須
でも、どれも必要で売れなかった
という話であります。例によって他人にはどうでも良い話ですね。
■ すっかり忘れていましたが Z 400mm f/4.5 VR S を1ヶ月使ってきた雑感をば
■ Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜今さら言っても詮なきことをgdgdと
■ 続・Z 400mm f/4.5 VR S 購入から3ヶ月 〜Z9+Z445 は D5+556PF の代わりになったのか?的な話
Z445 を購入した時点での手持ちの F/Z マウントの望遠レンズは
- AF-S 500mm f/4E FL ED VR(以下 540FL)
- AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(以下 556PF)
- AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
- Z 70-200mm f/2.8 VR S(以下 Z70-200/2.8)
- Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S(以下 Z100-400)
- Z 400mm f/4.5 VR S(以下 Z445)
以上の6本。既に AF-S 16-35mm f/4G ED VR や AF-S 24-120mm f/4G ED VR を売却済みだったので、望遠レンズは6本もあるのに、望遠以外のレンズが1本しかない(Z 24-200mm f/4-6.3 VR)という超偏重な手持ちレンズラインナップ状態でありました。
(スナップ撮影的なものは Xマウントで必要なものは揃えているので、メインシステムはあくまで動体撮影特化であります)
ちなみに、記事執筆時点でも大差ない状態(AF-P 70-300mm を売却したのみ)ですけれども、Z 14-30mm f/4 S のように Zボディを買う気がない頃から欲しかったレンズもあれば(サブのZボディ購入以降に買う予定)、暗い Z 24-200mm f/4-6.3 VR の補完として単焦点レンズが欲しいものリストにありますが、先立つものがこれ以上は…😅

ともあれ、Z9 購入以降に Z24-200、Z70-200、Z100-400 と立て続けに Z レンズを買ってしまい、既に財政火の車だったところへ(予想よりもかなり早くの)Z445 登場。
前々回記事で散々愚痴ったように Z445 のスペックにはスーパー納得いかなかったものの、前回記事で書いたように、今後 D5 ではなく Z9 を主力カメラとして扱っていくなら自分の撮影環境的には必要なレンズだったので、懐勘定はちょっと後回しにして予約、購入せざるを得ませんでした。
最近のカメラ、レンズは「買うなら発売即購入しないと、その後はいつ帰るか分からない」状態になりかねないので、このレンズが本当に必須となるのは来シーズンからと言っても、その頃に買える保証はなく、Z9 の時と同様、予約開始と同時にヨドでポチッと行くしかなく……😩
ただまぁ、その時は懐具合のやりくりも、
とりあえずカード決済日までに望遠レンズを1本、どれか売るのを決めればいいか…
と、ちょっと楽観的に、後先考えていなかったのも事実😓
400mm ズームよりずっと小型軽量で AF 速度も俊敏、Fマウント時代にはお気に入りのサブ望遠レンズだった AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR は元々手放す予定だったので、あともう1本。
唯一の大型レンズである 540FL は手放すことはできないので、残る4本から。(もちろん、買ったばかりの Z445 も納得できなければ売却対象でした)
カード決済日まで1ヶ月半以上あるし、夏の間使っていくうちに 556PF、Z70-200/2.8、Z100-400、Z445 のどれかは「無くても問題ないかな」と決められるやろ
そう思っていたんですけど……😣
今回はそんな、似たようなレンズ、似たようなレンジのレンズばかり持っているけれど、それぞれのレンズを自然と使い分けていて、どれも売れなかった話です。
まず、9月から10月前半に Z9 を持って撮影に出かけた際に持ち出したレンズと、そのレンズを選んだ理由を以下に記してみます。ちなみに、基本軟弱であり、特に暑い季節は持ち出すレンズを最小限に絞ります。撮るものが決まってる場合は、持ち出しレンズ1本勝負も普通です。
これら以外に Xマウントシステムを持ち出していることは月に数日ありますが、本題とは関係ないので割愛。
こうして並べてみても分かるように、
と我ながら思うわけです。
最も信頼でき、被写界深度も浅い 540FL の使用頻度が一番多いのは当然ですが、556PF、Z445、Z100-400、Z70-200/2.8…それらも、その時々の被写体、撮影環境・条件、体調、気分で適切に選んでいるつもりです。体調、気分の比重はそれなりに高いのですけど😅
前回記事で書いたとおり、元々 Z445 を購入したのは、
でありましたから、その結果が「ダメとまで言わないが、満足とも言えない」レベルとは言え、「妥協込みで Z445 を受け入れた、Z9 + Z445 という組み合わせを使っていくことにした」となれば、本来 556PF とリプレースになるはずでした。
実際、Z445 を購入する時点では
のですけれども、観客席からのスポーツ撮影では(Z9 のトリミング耐性で)500mm → 400mm の焦点距離ダウンが許容範囲と判断したものの、サーキット撮影や遠距離からのヒコーキ撮影で Z445 を使ってみると
という思いが強くなり、小型軽量な 500mm である 556PF は
との結論になりました。
500mm 単焦点レンズは手持ちで一番信頼できるレンズである 540FL があるものの、いつも 540FL を持ち歩いて使っているわけでもなければ持ち歩ける/使える条件とも限らず、540FL があるのに 556PF を買って本当に良かったと思っています。(レンズに対する信頼も高い)
ですから「500 はゴーヨンがあるから 556PF は別に手放しても良いっか」とは全くならず、むしろ Z445 を使って逆に必要性をより感じたくらいです。3年ぶりに航空祭や F1 が再開して、公共交通機関+折り畳み自転車の移動時などでは、540FL じゃなく 556PF の存在は大変助かりますし。
もちろん、軽量小型の 556PF があるから本来なら 540FL を担いで頑張るべきところを楽に走ってしまう時があるのは否めませんが、体力も徐々に失われるお年頃の中で、撮影時に“地蔵”化せず、少しでも動ける体制を維持にするには必要なレンズかな、と。(Z445 はより軽量ですけれども)
また、単純に 400mm と 500mm の違いというだけでなく、
点も使ってみて数字以上の差を実感して 556PF を手元に留めざるを得ない理由の一つとなりました。
数字では判っていましたし、それぞれの画角でいつもの撮影ポイントから撮れる絵も把握していて、また 400mm 自体も Z100-400 で使い慣れているはずなのですが、改めて使い比べると違う。テレコンや DX モードを使う撮影では 400mm で 500mm の代用をするのは妥協が過ぎるかなぁ、と。
例えば、伊丹空港を離陸して左旋回上昇する飛行機のヒネりを伊丹市内から撮影する場合、ダウンサイジングが進む昨今では 1,000mm 相当が必須。400mm 単焦点では 1.4倍テレコンを入れて DX モードで撮っても 800mm 少々。伊丹空港に来る飛行機では A350 以外はちょっと足りなさすぎます。
また、被写体が大きくない場合が多い戦闘機の撮影では DX モードを使う機会が多いことも含めて、400mm で勝負するのはちょっと辛いというか、
と思うことばかり。もちろん、ファイター相手では 600mm、800mm があれば、と思いますが、金も体力も限界ですし、その焦点距離は私ではとても元が取れるほどの使用頻度がありません😅
いずれにせよ、「400mm に x1.4 テレコンかまして 560mm になるけど、500mm なら素のままで 500mm 確保できる」、その当たり前のことを思うと、ついつい長いレンジを予定してる時は 400 じゃなく 500 一択だよなぁ、と思うわけで。(当然といえば当然)
Z445 は今後 Z9 との組み合わせでスポーツ撮影に使っていく、540FL は絶対手放せないし、売却第一候補だったはずの 556PF も売れない。
となれば、残るは買ったばかりの Z70-200/2.8 と Z100-400 ですが、Z70-200/2.8 は当初 Z9 購入からすぐに買う予定がなかったものの、レンタルしたら描写に惚れて即購入してしまったレンズですから、当然これは手放せない。
おまけに、Z9 は高感度画質が今ひとつというだけでなく、低照度になると AF の信頼性が一気に落ちる特性があるため、明るい望遠レンズを確保しておくのは必須条件。
となると、消去法で残るは Z100-400 のみ。
という思いはなくもなかったのですが、70-200 で代用するための 2倍テレコンは随分前に注文したのに音沙汰なしという事情だけでなく、
という思いが強くて手放すのは無理でした。
二度目の Fマウント時代は 80-400 またはサードパーティの 100-400 を買う代わりに、ずっと小型軽量ながら AF 速度が担保された AF-P 70-300 を愛用していましたが、久しぶりに 100-400 ユーザーに戻ってみると、やっぱり
を実感しただけでなく、
というのも魅力だったことを思い出させてくれました。(70-200 に 2倍テレコン付けても 400mm 止まりだけに)
まぁ、元々 AF が遅い Z100-400 に x1.4 テレコンつけた場合、(日中の)民間機では問題なくても、それ以外ではどれほどの動きもの被写体が撮れるかは微妙ですが…(今秋に実戦テスト予定😅)
というわけで、
ということで結局どれも手放せず。仕方ないので、予定外のものを売却しつつ何とかやりくりしましたが、まぁ仕方ないかな、と。どれも使ってるし、と。
とはいえ、もしサブ機の購入予算の積み立て目処がつく前に、Z8 なり Z7 III なりが出てしまうと、Z100-400 を売らざるを得ない状況に追い込まれるかもしれません😩
ただ、最近のニコンは、松レンズ、竹レンズは自社で作るけれど、高い S line 以外の梅レンズは積極的にタムロン OEM 純正レンズと(ニコンお墨付きの)タムロン自社製レンズで賄おうとしているっぽいので、それを思うと
なんて思ったりもしています。純正とサードパーティとの差を感じるはずの AF は Z100-400 も遅いし、50-400 は軽いし、寄れるし、50-400 が出たらそれでも良いんじゃないかと…
ま、これは取らぬ狸の皮算用ですし、できることなら純正の Z100-400 は手放したくないですけどね。
そんなわけで、手持ちの望遠超望遠レンズから1本売って Z 400mm f/4.5 VR S の資金作りのはずが、結局どれも売れなかったというグダグダな話でした。
- 神戸市内スナップ:Z70-200/2.8(帰りに伊丹空港の夜撮をするつもりでレンズ選択、結局空港に寄る時間はなかった…)
- Jリーグ⚽️:540FL(観客席からだが他人に迷惑かけずに大型レンズを使えるスペース、席分を確保済みのため)
- 頼まれ少年⚽️:540FL(グラウンドレベルからの撮影なので気兼ねなく)
- 伊丹空港✈️:540FL(山からの遠距離撮影だったのでレンズは一択)
- Jリーグ⚽️:540FL(観客席からだが他人に迷惑かけずに大型レンズを使える席、スペースを確保済みのため)
- 小松基地航空祭予行✈︎:540FL&Z445(車&現地自転車移動、機動飛行のみなので基本的に540FL+テレコンのみ、Z445はファイター相手のお試し撮影少々)
- 伊丹空港✈️:Z100-400(空港近くの病院へ付き添いついで、長時間診察待ちの合間に30分程度ちょい撮り)
- 小松基地航空祭前日予行✈︎:556PF&Z24-200(電車&現地自転車移動だったため、機材軽量化で556PF。Z24-200はブルーインパルス一部演目用)
- 伊丹空港✈️:Z100-400(仕事アポ帰りに1時間立ち寄り撮影)
- ガンバ大阪ファンフェスタ:Z100-400(選手の余興を撮る気がなかったけど念のために持参、撮影せず)
- 学生🏈:Z445(オフィシャルカメラマンすら大型レンズで撮ってる人は皆無&小さなスタジアムなので目立たないレンズで😅)
- Jリーグ⚽️:Z445(この日は他人に迷惑かけず大型レンズを使えるスペースを作るための座席を確保できなかったので小さめレンズで、夕刻のゲームで556PFを使うには暗いと判断)
- 饗庭野分屯基地祭✈︎:Z100-400、Z24-200(基地内イベント&展示撮影用にZ24-200、航過飛行撮影用にZ100-400)
- 伊丹空港✈️(鬼滅の刃じぇっと3号機初便):Z70-200/2.8(イマイチな天候も考慮した立ち位置を考えてのレンズ選択)
- F1日本GP予選:540FL、Z24-200(車&現地自転車移動、FP3と予選の撮影場所を考えての2本、Z70-200/2.8でなくZ24-200にしたのはサーキット内移動距離が多いので軽量化&低感度で撮れるため)
- F1日本GP決勝:556PF、Z24-200(車&現地徒歩移動、雨予報で徒歩移動&不安定な斜面の撮影時に足元が悪くなることを想定して、より身軽に扱えるレンズを選択、フェンス抜きしない/金曜以外のF1ではできないので暗めレンズでもOKと判断)
- 伊丹空港✈️:Z70-200/2.8(アポ帰りの日没直後くらいに空港立ち寄り予定で70-200/2.8選択、結局寄る暇なかったけど)
これら以外に Xマウントシステムを持ち出していることは月に数日ありますが、本題とは関係ないので割愛。
こうして並べてみても分かるように、
同じようなレンジの望遠・超望遠レンズを持ってるけど、使用頻度が意外と偏りもせず、割と満遍なく使ってるよなぁ
と我ながら思うわけです。
最も信頼でき、被写界深度も浅い 540FL の使用頻度が一番多いのは当然ですが、556PF、Z445、Z100-400、Z70-200/2.8…それらも、その時々の被写体、撮影環境・条件、体調、気分で適切に選んでいるつもりです。体調、気分の比重はそれなりに高いのですけど😅
前回記事で書いたとおり、元々 Z445 を購入したのは、
ナイトゲームのサッカー撮影で Z9 + 556PF は画質クオリティ的にも AF 的にも厳しいから、それも含めて従来 D5 + 556PF を使っていたシーンで Z9 + Z445 に置き換えられたらなぁ…
でありましたから、その結果が「ダメとまで言わないが、満足とも言えない」レベルとは言え、「妥協込みで Z445 を受け入れた、Z9 + Z445 という組み合わせを使っていくことにした」となれば、本来 556PF とリプレースになるはずでした。
実際、Z445 を購入する時点では
Z445 が使えるレンズだったならば
売却の第一候補は 556PF だった(過去形)
売却の第一候補は 556PF だった(過去形)
のですけれども、観客席からのスポーツ撮影では(Z9 のトリミング耐性で)500mm → 400mm の焦点距離ダウンが許容範囲と判断したものの、サーキット撮影や遠距離からのヒコーキ撮影で Z445 を使ってみると
500mm に慣れきっているせいか、400mm 単焦点ではちょっと物足りない、いや足りないなぁ…
という思いが強くなり、小型軽量な 500mm である 556PF は
慣れた超望遠画角のお手軽レンズで手放せない
との結論になりました。
500mm 単焦点レンズは手持ちで一番信頼できるレンズである 540FL があるものの、いつも 540FL を持ち歩いて使っているわけでもなければ持ち歩ける/使える条件とも限らず、540FL があるのに 556PF を買って本当に良かったと思っています。(レンズに対する信頼も高い)
ですから「500 はゴーヨンがあるから 556PF は別に手放しても良いっか」とは全くならず、むしろ Z445 を使って逆に必要性をより感じたくらいです。3年ぶりに航空祭や F1 が再開して、公共交通機関+折り畳み自転車の移動時などでは、540FL じゃなく 556PF の存在は大変助かりますし。
もちろん、軽量小型の 556PF があるから本来なら 540FL を担いで頑張るべきところを楽に走ってしまう時があるのは否めませんが、体力も徐々に失われるお年頃の中で、撮影時に“地蔵”化せず、少しでも動ける体制を維持にするには必要なレンズかな、と。(Z445 はより軽量ですけれども)
また、単純に 400mm と 500mm の違いというだけでなく、
テレコンを入れたり DXモードでは
ベースが400と500では随分と違ってくる
ベースが400と500では随分と違ってくる
点も使ってみて数字以上の差を実感して 556PF を手元に留めざるを得ない理由の一つとなりました。
- x1.4 テレコンを入れて 560mm と 700mm
- DX モードで 600mm と 750mm
- x1.4 テレコン入れて DX モードで 840mm と 1,050mm
数字では判っていましたし、それぞれの画角でいつもの撮影ポイントから撮れる絵も把握していて、また 400mm 自体も Z100-400 で使い慣れているはずなのですが、改めて使い比べると違う。テレコンや DX モードを使う撮影では 400mm で 500mm の代用をするのは妥協が過ぎるかなぁ、と。
例えば、伊丹空港を離陸して左旋回上昇する飛行機のヒネりを伊丹市内から撮影する場合、ダウンサイジングが進む昨今では 1,000mm 相当が必須。400mm 単焦点では 1.4倍テレコンを入れて DX モードで撮っても 800mm 少々。伊丹空港に来る飛行機では A350 以外はちょっと足りなさすぎます。
また、被写体が大きくない場合が多い戦闘機の撮影では DX モードを使う機会が多いことも含めて、400mm で勝負するのはちょっと辛いというか、
やっぱり 500mm は欲しいわ
と思うことばかり。もちろん、ファイター相手では 600mm、800mm があれば、と思いますが、金も体力も限界ですし、その焦点距離は私ではとても元が取れるほどの使用頻度がありません😅
いずれにせよ、「400mm に x1.4 テレコンかまして 560mm になるけど、500mm なら素のままで 500mm 確保できる」、その当たり前のことを思うと、ついつい長いレンジを予定してる時は 400 じゃなく 500 一択だよなぁ、と思うわけで。(当然といえば当然)
Z445 は今後 Z9 との組み合わせでスポーツ撮影に使っていく、540FL は絶対手放せないし、売却第一候補だったはずの 556PF も売れない。
となれば、残るは買ったばかりの Z70-200/2.8 と Z100-400 ですが、Z70-200/2.8 は当初 Z9 購入からすぐに買う予定がなかったものの、レンタルしたら描写に惚れて即購入してしまったレンズですから、当然これは手放せない。
おまけに、Z9 は高感度画質が今ひとつというだけでなく、低照度になると AF の信頼性が一気に落ちる特性があるため、明るい望遠レンズを確保しておくのは必須条件。
となると、消去法で残るは Z100-400 のみ。
Z70-200 もあるし Z100-400 はなくても…
という思いはなくもなかったのですが、70-200 で代用するための 2倍テレコンは随分前に注文したのに音沙汰なしという事情だけでなく、
キヤノン時代は長く EF100-400(初代、2代目)を愛用し続けて、ニコンに移って(戻って)きてからは 80-400 がリニューアルせず古いままで買う気になれず、やっと(AF 速度以外は)素晴らしい 100-400 を手にできたのに、ここで売るのはちょっとなぁ…
という思いが強くて手放すのは無理でした。
二度目の Fマウント時代は 80-400 またはサードパーティの 100-400 を買う代わりに、ずっと小型軽量ながら AF 速度が担保された AF-P 70-300 を愛用していましたが、久しぶりに 100-400 ユーザーに戻ってみると、やっぱり
民間機撮影に100-400は便利すぎ
を実感しただけでなく、
100-400 にテレコンを付けて、もうひと伸び
というのも魅力だったことを思い出させてくれました。(70-200 に 2倍テレコン付けても 400mm 止まりだけに)
まぁ、元々 AF が遅い Z100-400 に x1.4 テレコンつけた場合、(日中の)民間機では問題なくても、それ以外ではどれほどの動きもの被写体が撮れるかは微妙ですが…(今秋に実戦テスト予定😅)
というわけで、
似たような画角レンジの望遠レンズだけど
なんだかんだで、それぞれに役割はある
なんだかんだで、それぞれに役割はある
ということで結局どれも手放せず。仕方ないので、予定外のものを売却しつつ何とかやりくりしましたが、まぁ仕方ないかな、と。どれも使ってるし、と。
とはいえ、もしサブ機の購入予算の積み立て目処がつく前に、Z8 なり Z7 III なりが出てしまうと、Z100-400 を売らざるを得ない状況に追い込まれるかもしれません😩
ただ、最近のニコンは、松レンズ、竹レンズは自社で作るけれど、高い S line 以外の梅レンズは積極的にタムロン OEM 純正レンズと(ニコンお墨付きの)タムロン自社製レンズで賄おうとしているっぽいので、それを思うと
Z70-200/2.8 とカブる、タムロン OEM であろう 70-180mm F/2.8 をロードマップに載せたところをみると、それなら各所で絶賛の嵐である 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD (Model A067) もそのうち Z マウントで出てきてもおかしくないから、Z100-400 売ったとしても、いずれ代わりに 50-400 買えば良いかもな
なんて思ったりもしています。純正とサードパーティとの差を感じるはずの AF は Z100-400 も遅いし、50-400 は軽いし、寄れるし、50-400 が出たらそれでも良いんじゃないかと…
ま、これは取らぬ狸の皮算用ですし、できることなら純正の Z100-400 は手放したくないですけどね。
そんなわけで、手持ちの望遠超望遠レンズから1本売って Z 400mm f/4.5 VR S の資金作りのはずが、結局どれも売れなかったというグダグダな話でした。
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