月末になると全然更新していないブログをアリバイ更新する5月編 Part 2。自宅の光回線が死んだとき、povo 2.0 を契約していて非常に助かった、という話。

ゼロ円な携帯回線に思う徒然【前編】 〜楽天モバイル0円やめるってよ、の今さらな話

前回記事の最後の方で触れましたが、月額費用ゼロ円でも(180日まで)維持可能な au の povo 2.0 をタブレットで2回線運用しています。

povo 2.0 は発表当初からタブレットで運用するのに便利だと思っていて、だけどサービス開始からしばらくはタブレットは対象外でしたので様子見していたのですが、今春 iPad シリーズが正式に動作対象になりましたのですぐ利用を開始しました。

最初 iPad Pro だけで使っていたのですが、しばらく使って iPad mini も povo 2.0 に切り替えて2台とも povo 2.0 を使っています。

povo 2.0 をタブレットで愛用している理由は3つあって、
  • 複数のモバイルデーター通信対応タブレットを持っていて、できれば全てに回線契約をしておきたいが、全てに月額固定契約をすると費用が嵩張るし、月間データー通信容量を使いきれないことが多くて無駄に感じる。

  • povo 2.0 はトッピングチャージしていない「無料」状態でも超低速ながらオンライン状態になっているので通知は受け取れる

  • タブレットのデーター通信をしばらく使わないこともあれば、日によっては大量に使う場合もあって、月間使用量も変動しがち&その変動を事前に読みきれないこともしばしば

こういったワガママユーザーにとって、povo 2.0 の「必要な時だけ必要なだけ」という仕様は、とても有難いのです。

特に

無料状態でも超低速ながら
オンライン状態が確保されている


というのは、全ての端末を安価に常時オンラインにしておきたい私としては、最高の仕様ですね☺️


ちなみに、多少でも毎月コンスタントにデーター使用量が見込めるなら IIJmio の eSIM プラン、月 2GB で 440円が最高にコストパフォーマンスが良いわけで、私も従来 iPad ではそれを契約していました。(今後また使う可能性もあります)

ただ、ちょい使いくらいなら iPhone/Android スマホのテザリングを使っても良いですし、逆にまとまって使う時だけトッピングの方が

今月も iPad Pro / iPad mini 両方の回線とも月間データー通信容量を大量に余らせてしまったな…勿体ない(>_<)


と思わなくて済むので、精神安定上ちょっと良いかなぁ?と。コストの問題よりそっちの方が大きいかもしれません😅

本当は持ち出すことの多い iPad Pro/mini のうち、1回線は IIJmio eSIM プラン、残るもう1回線は povo 2.0 というのが(月間データー容量的には)理想。ですが、どちらを月間契約の IIJmio eSIM プランにして、どちらを随時契約の povo 2.0 にした方が良いのか結論が出そうになかったので、両方 povo 2.0 にしてしまいました。

eSIM の機種移行には手数料がかかりますし、物理 SIM にしても出かける前にいちいち SIM を抜き差しして入れ替えるのは面倒ですしねぇ。(だから povo 2.0 の無料状態でいつでもオンライン、が嬉しい)

povo2_2


さて、前置きが長くなりましたが、

自宅の固定回線トラブル時に
契約していて良かった povo 2.0


という話。

povo 2.0 には色々なトッピング(データーチャージ)プランがありますが、前述のようにタブレットでは「ちょい使いならスマホテザリングで十分」「必要な時にガッツリ使う」使い方ですので、一番よく使うトッピングは「データ使い放題(24時間)」

過去に「データ追加 1GB(7日間)」も二度ほど使ったことがありますが、それ以外で使うのは「データ使い放題(24時間)」ばかり。

ちょうど今月末(2022年5月末)までの新規キャンペーンで「データ使い放題(24時間)」のプロモコードを10回分もらえたり、紹介キャンペーンで同じく1〜6回分もらえるので、それを有効活用しています。また将来的にも、私の場合はこのトッピングが利用の中心になりそうです。

povoフェス 2022 Spring|povo2.0
povoおともだち紹介プログラム|povo2.0
(私の紹介コードは L26URV8T ですので、ご利用される方はどうぞ)

で、ようやく本題ですが、少し前に自宅の光回線が突然繋がらなくなりました。原因は NTT から貸し出されている(回線料金に含まれる)ONU 光回線終端装置の故障でした。

当方の自宅光回線はかなり初期に導入したもので、在住市域が光回線利用可能になったと同時に申し込み、開通させたもので、周辺エリアでは最初だったこともあって結構大掛かりな作業になっていたことを思い出します。(工事費無料時代で良かった☺️)

ですので、かれこれ ONU や NTT のホームゲートウェイ(ルーター)も17年選手でした。近年光回線を開通させた方は見たこともないであろう、並みのルーターよりデカく、そして発熱も結構凄い ONU。(夏場はマジで放熱源)

もう何年も前から ONU は独立したボックスではなく、ちょっと大きめ LAN アダプターみたいなもの(小型 ONU)でルーターにブッ刺しての組み込みですから、ONU?そんなのウチにないぞ?となるでしょう。

また、外から引き込んだ光回線も当時は光コンセントもなくて ONU の中に直付け。ですから、簡単に新しい機材へ交換もできず、かといって大して不便も感じず(NTT域内計測で 900Mbps 以上、実利用実測時で時間帯により500〜900Mbps)、10Gbps 回線を欲しいと思ったこともないので、長らくそのまま使い続けておりました。

もちろん、バカでかく発熱も大きな ONU や古いホームゲートウェイを1台にまとめて最新型へ機材交換して欲しいとは思っていましたし、問い合わせて可能であることも知っていましたが、自己都合の場合は工事費がかかりますし、何より自宅へ工事業者さんを上がらせるのもなかなかね…😓

そんな状況で17年使ってきて、そしてとうとう、ある日突然、機材 (ONU) がお亡くなりになったわけです。さっきまで普通に使えていたのに、風呂から出てきたらどうやっても繋がらず、と。

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ちなみに、NTT 側の対応は比較的迅速で満足できるものでした。経緯としては、
  1. 平日夜22時ごろ回線不通に気づく、ひかり電話も不通

  2. できることは試して22時半くらいにNTTフレッツサポートページの「サポートページからトラブル診断実行

  3. 機材故障だろうから問い合わせてくれ、という表示

  4. 回線トラブルの24時間受付電話(自動応答)に電話して状況を説明、というか録音

  5. どうせ折り返しの電話がかかってくるのは翌日だろ、と思っていたら30分後の夜23時ごろにかかってきた😲

  6. 必要最小限の状況説明を行うと、回線の問題ではなく機材故障だと判定

  7. 訪問対応になるが、翌日は既に予定が組み込める空きがない(深夜23時だしね)が、翌々日には対応可能とのこと

  8. 最速の翌々日訪問対応に設定してもらって、回線故障当日の対応は終了

  9. 約1日半程度は固定光回線が使用不可

  10. 回線故障翌々日に工事業者が訪問してきて、機材交換対応。

  11. ONU(光回線終端装置)の故障だが、ONU だけ交換するか、それともルーター(ホームゲートウェイ)ともども丸ごと交換するか?と聞かれたので、一も二もなく後者を選択。

  12. クソ古い ONU とホームゲートウェイが最新の単一機材に統合されてスッキリ!

  13. ONU 直付けだった光ファイバーも「光コンセント付けておきますね」としてくれて、今後も安心。

  14. NTT 側のルーター(ホームゲートウェイ)は従来からパススルー設定で、自身で購入した IPv6 transix 対応ルーターでインターネット接続をおこなっているため、NTT 側のルーターの先に自身のルーターを接続すればサクッとネット復活😀

というわけで、1日半の間、光回線が使えず不便する時間はあったものの、工事費ゼロで古い固定回線回りの機材がリニューアルされて、むしろ嬉しかったくらいでした☺️

訪問工事対応が翌日ではなく翌々日になってしまったものの、昨今の光回線開通工事のことを考えれば決して遅くなかった印象です。何より本当の意味での24時間対応で、トラブルがあって深夜に自動応答電話へコールしたのに、割とすぐ折り返し電話がかかってきたのはビックリしたくらい。

私の場合、色々な理由から(今回のようにトラブルが発生した時のためにも)フレッツ光はどこかのプロバイダの「光コラボモデル」で契約することなく、回線契約は NTT 西日本に、プロバイダは別途契約としていたのですが、正解でしたね。

コラボモデルの契約だと対応元はプロバイダの方になることが多いですから、これほど迅速対応でなかったかもしれません。若干割高でも回線契約とプロバイダ契約を別にしておいて良かった、という感じです。

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(HGWの発熱も従来機よりずっと低いのも◯)


話は長くなりましたが、結局のところ、今回の光固定回線トラブルにおいて

光回線が1日半使えなかった間
povo 2.0の24時間使い放題が便利すぎた


という話です。トラブルが起きて光固定回線が1日半使えなかった間、povo 2.0 の「データ使い放題(24時間)」トッピングを使ってテザリングして固定回線代用していたわけです。

「データ使い放題(24時間)」トッピングはその名のとおり、トッピング開始から24時間はデーター量の制限なく使えます(au の言う常識的な範囲だけど)。ですから、残りデーター容量とか気にせず、デスクトップ PC も含めてテザリングで固定回線代わりに使えました。

1日半ですから「データ使い放題(24時間)」トッピング 330円×2回で、光回線よりは遅いとはいえ少額で、まずまず使える速度でデーター容量を気にせずトラブル時の固定代用回線にできたのは、povo 2.0 のメリットとして想定していなかった思わぬ収穫でした。

「データ使い放題(24時間)」トッピングを日頃から固定回線代用のために使われることは想定されていないでしょうし、コスト的にも1万円前後になるのでメリットはありませんが、

主回線トラブル時の備え
としてはコスパ抜群


ですね。

povo 2.0 の宣伝で、スマホの普段使ってる回線の当月データー通信容量を使い切った際に povo 2.0 をどうぞ、というものがありますが、データー容量を使い切った時だけでなく、スマホの主回線や自宅その他の固定回線にトラブルがあった時の備えにも良いことを実感しました。

昔から、エリア的なことやイベント会場の回線混雑時のことを考えて複数の携帯を所持するときはできるだけドコモと au の両方、もしくはスマホとタブレットでドコモと au の組み合わせにすることを心がけていましたが、povo 2.0 では固定回線トラブル用にも使えると分かった最近でありました。

これで月額費用が幾らもかかるようでしたら、それなり程度の評価ですが、半年に1回トッピング(330円〜)を買えば維持できるとなれば、普段使わなくても転ばぬ先の杖としても十分使える維持費だと思いますね。褒めすぎかな?😓