また本ブログを全然更新していないまま月末が近づいてきたので、アリバイ更新するの巻。酷い腰痛も何とか普通の痛み程度に戻っているので、まぁ何とか。

あと、大阪ダービーで酷い有様を目の当たりにして(結果だけでなく色々とね…)、撮った⚽️写真を見るのが辛くてしばらく写真整理編集アプリには触らないことを決めたので、気分転換に適当にテキストタイプしてみる次第。

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さて先日、基本料0円だけが売りの楽天モバイルが「ゼロ円スタートは止めて月間980円からにするわ、全員強制移行な」という発表があって大きな話題となりました。

2022年7月1日スタート予定!Rakuten UN-LIMIT VII(料金プラン) | Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル
楽天モバイルが7月から新料金「Rakuten UN-LIMIT VII」、0円なくなり月額1078円〜3278円、ポイント倍率はアップ - ケータイ Watch

楽天の携帯事業は赤字大出血状態ですから、そのうちゼロ円スタートは止める、止めざるを得ないだろうな、と思っていましたので、驚きはありません。

無料分のデーター容量を引き下げてもう1年くらい粘るかと思いましたが、いつだったかの四半期決算会見で「22年第2四半期以降に収益改善見込み」「23年単月黒字化を目標」と言っていたので、ある意味予定どおりだったのかも?と思っています。

私自身、楽天モバイルを契約した際もそれは当然織り込み済み。エリア状況を含めた使い勝手を様子見しつつ、使い続けるか、MNP のタマにするかは来年判断、と割り切っていましたから、判断の機会がやってきたというだけですね。

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もっとも、無料継続は法律が許さないだの何だのと発表会見で言ったところで、その後すぐ本音ダダ漏れしちゃうところはエンターテイメント性を誇る楽天&ミッキーらしさ全開。

「0円でずっと使われても困る」楽天モバイル三木谷氏の本音から漏れる内情 - ITmedia ビジネスオンライン

こういうところを好む人もいる反面、そうでない人も多くいて、国内発祥のブランドとして IT 系では結構長く大きなブランドのはずなのに、今ひとつブランド力が高まらない所以に思います。

ただまぁ、「ゼロ円で使われても困る」問題は結局のところ、

各自が楽天モバイルに対して
金払ってまで使う気になれるかどうか?


という単純な問題だと思うんですよね。



この手の話では無料乞食が云々ということを持ち出してくる人がいますが、楽天モバイルの場合「とにかくスマホ料金を安く済ませたい」だけの人も少なからずいるとしても、「この電波状況でも無料なら我慢できる」という意識の人も多いと思います。1年間無料でもあったので、「ただなら一度使ってみるか」と。

私も昨春、楽天モバイルを契約する際には様子見込みで一番使っていない電話番号の MNP にて契約した際、

1年間様子見してエリアがある程度広がって安心して使えるようになりそうだったら、電話利用メインの回線を移して本格利用しても良いかもなぁ


だったのですが、ぶっちゃけ普段の行動範囲ではパートナー回線に頼ってるエリアはこの1年あまり変わらないし、むしろパートナー回線エリアから外されて逆に電波状況が悪くなってるところもあったり。

無料にこだわるつもりは全くないし、アプリを使った電話ならカケホーダイだから電話利用にはメリットがあるけど、現状の電波では無料じゃなく千円払うくらいなら格安 SIM 使う方が(電波的)ストレスがなくて良い気がするなぁ


という印象は昨年から変わらないまま。

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(RAKUTENの文字だけどパートナーauエリアのままな自宅)


また、楽天ポイントカードは持っていて些少のポイント(せいぜい4桁円前半レベル)は貯めたり使ったりしていますが、楽天市場はあまり使わない楽天経済圏にいない私にはポイント還元アップの話をされても全く惹かれるものはないですからねぇ。

とはいえ、楽天も営利企業であり、大赤字事業の早期黒字転換は至上命題ですから利益にならないゼロ円ユーザーを排除しようとするのは理解できます。ですから、個人的には

お互いメリットがないという
納得の上で別離


で問題ないかなぁ、と思っています。

特に電話よりデーター通信利用中心で単に安く済ませたいだけなら、新しい楽天モバイルのプランより安いところで電波が安定している格安 SIM は幾らでもありますからね。

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(新旧バナーを比較すると上限2,980円推しに変化)


もちろん、自宅や普段の行動範囲のほとんどが(パートナー au エリアじゃなく)純粋な楽天モバイルのエリア内にいる、月額 3,278円でデーター使い放題できている、という人は、楽天モバイルにとってもユーザーにとっても win-win の関係ですから今回の話には無関係でしょう。

ただまぁ、ミッキー氏は「どの業界でも値上げしてるでしょ」と言っていますし(実際そのとおりで携帯料金だけ値上げで批判される謂れはない)、基本プランは無料を止めただけで済んでいるもののパートナー回線のチャージ価格は値上げ。

楽天モバイル、パートナー回線のデータチャージを1GB/660円に値上げへ - ケータイ Watch

そう思うと、次に来るのはデーター通信の料金上限の値上げな気がしますが、さて。千円くらい値上げしても「まだ大手より安い!」と言い張れますからねぇ。毎年コロコロとプランを変える楽天モバイルですから、来年はどうなりますやら。

私自身、将来的にエリアの安定性が大手3社に近いレベルになれば、通話中心の回線を移すことをまた考えると思いますが、その頃には料金が大手3社とどれほど差があるのか…(楽天ポイント還元だけが旨味では嬉しくないし)

大手3社に割り当てられてるプラチナバンドを引き剥がしてウチに割り当てろ、と言ってる楽天モバイルさんですが、無料で集めた契約者数が激減しちゃうと「契約者も少ないところになんで?」という話になって、エリア拡充も怪しくなりそうですし、どうなりますやら。

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(VIIページの比較表はよくできてる)


楽天モバイルのプランリニューアルの発表があったのが10日ほど前、そしてその週末から先週にかけては au povo 2.0 を始め、幾つかの格安SIM 業者で申し込み受付遅延のリリースが出ていて

え?有料強制移行はまだ数ヶ月先なのに、皆んなそんなに慌てて MNP してるの?


と驚きました。

「povo」への申込急増で本人確認に時間要する状態、楽天モバイルからも【解消】 - ケータイ Watch
「povo」の契約申込み数、2.5倍に - ケータイ Watch
IIJmioでも申し込み集中による手続き遅延――本人確認と発送までに通常よりも時間がかかる状態 - ケータイ Watch
「LINEMO」やワイモバイルへのMNP急増、楽天モバイルの「0円廃止」発表以降に - ケータイ Watch

たまたま楽天の発表会翌日に povo アプリを開いたところ、トップ画面に上記ニュースのリリースが出ていて驚いて、すぐに移行した方が良い理由があるのかと、楽天の発表内容を再確認したくらいです😅

私は有料化されるまでに処遇を決めるつもりですが、3つある電話番号で使用頻度の低い回線なので、
  • 今まで使ったことのない格安 SIM と契約してお試しするか
  • 別のスマホで使っている IIJmio にまとめるか
  • povo 2.0 で寝かせるか

の三択になると思います。

あまり使っていない回線ゆえ povo 2.0 が一番安く済むのは事実ですが、povo 2.0 は契約毎にアカウントを作成する必要があり、アカウント作成のたびに別のメールアドレスが必要になって複数回線持つと管理が面倒臭いんですよねぇ。

povo 2.0 は既にタブレットで 2回線契約しているので、スマホでまた別のメールアドレス使って別のアカウント作って…というのは面倒だなぁ、と。

まぁ povo 2.0 は柔軟に使えるので便利に使っているんですけどね。先週は povo 2.0 を契約していて大いに助かった話もあるのですが、長くなるのでまた次回記事にて。