1ヶ月くらい本ブログを放置しっぱなしで廃墟になりかけていたので、適当に書き散らかしたりしていたメモを適当に並べて更新してみるテスト Part 3。
■ 今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Xマウント編
■ 今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Z9 Ver.2 編
まともな内容でしっかりまとめて更新する気力も時間もないので、与太記事ばかりですいませんねえ。
とまぁ、最後はカメラのことからだいぶ離れてしまいましたが、今回も取り止めのない話でこれにて失礼。
■ 今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Xマウント編
■ 今月は一度も更新していないことに気づいたのでカメラ絡みで最近思うことを適当に書いてみる 〜Z9 Ver.2 編
まともな内容でしっかりまとめて更新する気力も時間もないので、与太記事ばかりですいませんねえ。
- 【1】XF23mmF2 R WR 購入雑感
- 先週、「Xマウントのレンズを買い増したいけど、色々迷って決まらない」という、自分自身以外はどうでも良い記事を載せたわけですが、そのうち最大の懸案だったフルサイズ 35mm 相当の画角である 23mm レンズについては始末をつけました。
X-S10 購入時から、自分の標準画角である 23mm レンズは早よう買わなきゃ、と思いつつ1年半近く。いい加減ゴールデンウィークまでには、遅くともゴールデンウィーク中には形をつけようと、自分自身の考え整理、気持ちを固めるために先日の記事を書いた訳なので、予定通りと言えば予定通り。
先日の記事でも書いたとおり、Xマウントの 23mm レンズを比較してみると、数字上でも実写画像を見てもベストは新しい XF23mmF1.4 R WR。
だけど、XF23mmF1.4 R WR は Z レンズを連続で買ってしまって懐も許さないし、小型軽量を旨として購入した自分の X マウントに対する方針にも反するところ。(Xマウントで購入するレンズは原則 400g 以下という自分基準は一応クリアしていますが…)
となると、予算的にも、サイズ・重量的にも妥協した XF23mmF2 R WR となりました。お気楽お出かけスナップ専用のサブマウントはできるだけ小型軽量さ優先、ということで。
買って即日コレ一本で使って、その後数回使っていますが、やっぱり 35mm 相当という画角は自分に合います。パッと視界に入ってイメージする画角よりちょい広めで、ちょっとだけ自分の見た感じより余裕のある画角。それがちょうど良く、ストレスがない。
ま、撮るときの緊張感もなさすぎて意識が低くなるかもしれないけど、元からほとんどないので問題なし。
サイズや軽さも X-S10 とベストマッチ。理想は新型の XF23mmF1.4 R WR だったけれど、気楽に持ち出せる小型軽量さには勝てない。懐具合には、もっと勝てない(>_<)
写りの方は「ふつー」以外の言葉がない印象。お値段相応、というか。
描写に驚いたり惚れたりすることは全くないけど、不満もあまりないかな。用途がお気楽お出かけスナップだから、ということもあって基準が緩いせいかもしれませんが。
絞り開放から切れるわけではないけれど、1段2段絞りこめば周辺まで不足なく写る。絞り開放近接時は想像していたよりフワッフワだけど、それ以外はこんなもんかな、と。近接時もちょいと絞ればしっかり写る印象だし。
それに適当お気楽スナップ用途だからそうそう開放付近で撮ることもなく、それなりに絞って撮ることが大半だと思うので、開放近接での描写についてはそんなもんかー程度。全然寄れないわけではないので、便利に使えそう。
悪く言えば平凡、凡庸ではあるけれど、小型軽量さに主眼が置かれたレンズだし、自分自身がお気楽撮影用途として購入しているから、この軽量さを思えば十分納得できる写り。
XF35mmF1.4 R や(フードを外した)XF60mmF2.4 R Macro と一緒に持っていくのにちょうど良いサイズ感で、それを思うと妥協して XF23mmF2 R WR を選んで正解だったかな、と思っています。
XF23mmF1.4 R WR は、将来(そう遠くない将来)動体視力と反射神経がさらに衰えてスポーツ撮影を(自分が満足できるモノが撮れなくなって)諦め、動体撮影用メインマウントを処分して Xマウントをメインに据えた後、ちまちま写真生活の余生を送るようになってから買っても遅くはないかなぁ、と。
先日書いた記事の中では 16mm 単焦点レンズや標準ズームのアップグレードの悩みも書きましたが、こちらは結論が出ていないのでペンディングのまま。
ただまぁ、23mm を小型軽量な F2 で妥協して現時点では良かったと思えているので、16mm も暗めでもやっぱり小型軽量な F2.8 かなぁ、と思っていたりします。F2.8 なら 16mm より(予算オーバーな)14mm を買い戻す方が良いのは変わりませんが…お値段的に… - 【2】でも意外と広角単焦点は使わないかもなぁ
- 先日の記事では、フルサイズ 35mm 相当の画角となる 23mm レンズと、24mm 相当の画角となる 16mm または 21mm 相当の 14mm のレンズの2本の単焦点レンズを揃えれば満足、と書きましたが、23mm を買った今、残るは 16mm (14mm)。
ですが、このところ二度ほど XF23mmF2 R WR、XF35mmF1.4 R、XF60mmF2.4 R Macro の単焦点3本持ってお出かけお散歩して、その際に念のためにとキットレンズの XC15-45mm や超広角ズームの XF10-24mmF4 をバッグに忍ばせていたものの全く使うことなく。
自分の標準画角である 35mm 相当のレンズを買ったら、立ち位置でコントロールして意外と広角レンズがないと困る的な感じが出てこないなぁ
そんな思いに至ったので、当分 16mm (14mm) レンズ購入は様子見の方向。
使用頻度が低いのは元より判っていましたが、思っていた以上に低くなりそうなので無駄遣いすることもないかなぁ、と。あれば使う気もしますが。
とりあえずシグマ 18-50mm の Xマウント版が発売されて手に入れてから(18-50mm はフルサイズ 27mm 相当スタートになるので) 16mm 単焦点の必要性を改めて検討、と思い直しています。
XF10-24mmF4 R OIS がもうちょっとコンパクトだったら良いのですが…って、以前使っていた AF-S 16-35mm f/4G VR よりはずっとコンパクトで描写も良くて不満はないのですけど、手持ち X マウントレンズの中ではどうしても嵩張る&重めのレンズなので、どうしてもね😅 - 【3】Z 800mm f/6.3 VR S
- Z9 の出荷が全然マシに見えるほど初期ロットの販売台数が異常に少ないらしい「ハチロクサン」ですが、それでも手にできたユーザーさんの感想がチラホラ見かけるようになりました。
800mm なのに PF レンズ採用でゴーヨン (500mm F4) と同じくらいのサイズ感、重さはずっと軽い、というのが特徴であり、当然ながら手にした方の一番インパクトもその点であるようですね。
やはり鳥屋さんのレンズという感じですが、今年は航空祭も制限ありで一部再開されているので、戦闘機の機動飛行を撮ってる人が現れて、「800mm なのに駆動モーターは AF 速度で不利な STM なのかよ」という点がどうなのかを知りたいところ。「悪くはない」「不足は感じない」みたいな感想じゃなくてね。
本レンズを買う予定も、買いたい欲もないですが、来年出るであろう&購入予定の PF レンズ採用の 400mm f/4?もこの流れだと STM 確定的。なので、超望遠単焦点レンズでの STM の AF 速度は気にはなります。
Z 100-400 の主被写体であるヒコーキ相手なら STM でも問題ないですが、食いつき速度は物足りなさがあってスポーツ相手では厳しさも感じます。お高い値段で売りながら超望遠域で STM はないやろ…と思っていますが、最近のニコンは完全に動画優先ですからねぇ ┐(´д`)┌
高画素機で高感度に弱い Z9 を使っていると一段でも明るい方が良いので(AF 速度にも影響するし)、500mm f/5.6 の代わりに 400mm f/4 を入れたいと思っていますが、どうなりますやら。
あと、AF-S 300mm f/4E PF ED VR の時は PF フレア以前に逆光耐性ボロボロで泣きたくなる時もありましたが、500mm f/5.6E PF ED VR では大幅に改善され、多くのシーンで PF レンズ使用ということをあまり気にせず済むようになりました。
とはいえ、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR でも最近多数のスタジアムで採用されるようになった LED 看板のハイライト付近や逆光時における選手の髪の毛あたりで色づきが見られるので、そのあたりが Z 800mm f/6.3 ではどうなっているのか、さらに改善されているのか知りたいところです。
そのうち参考になるような写真でも出てくると良いなぁ、と思っていますけど、出荷ペースもだいぶ厳しいみたいなので、気長に見守りたいと思います。 - 【4】Z レンズ買ってどれも満足しているけれど、一番評価しているのは…
- Z9 購入から半年近く、予定外に3本もの Z レンズを買ってしまったものの、
どの Z レンズも価格以外は満足
しています☺️
ただ、聞かれるのは「Z 70-200 f/2.8、良さそうだね」「Z 100-400、どう?やっぱり良い?」と、その両 VR S レンズばかりなのですが、
個人的に一番高く評価してるのはZ24-200
だったりします。
一番気に入ってるレンズは Z 70-200mm f/2.8 VR S で、一番持ち出しているのも、写りの良さも Z 70-200mm f/2.8。Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S は無難な仕様で写りも高いレベルで普通(←良い意味で言ってる)だけど、望遠馬鹿にとって手放せない便利ズーム。
ただ、3本の Z レンズを買って一番「すげーな」と思ってるのは Z 24-200mm なんですね。
なんで高倍率ズームレンズなんかが一番なの?と思われるでしょうけれど、理由は
「24-200mm という広いズームレンジをカバーしていて、お値段も純正としてはそんなに高くないのに、テレ側含めて高倍率ズームレンズだから画質は仕方ない、と諦めなくて済む描写を確保しているのは素晴らしい👏👏👏、」
と率直に思っています。
寄れないとか、50mm 域で絞り開放 F5.6 はいくらなんでも暗すぎるだろ、とか使い勝手の部分で「ちょっとなぁ」と思う点はあります。けれども、
今まで高倍率ズームで必ず感じた
画質面のストレスがかなり少ない
こと、いつも高倍率ズームを買って使ってみては手放す理由となった画質、特にテレ側の画質が妥協しきれないラインをしっかり上回っている、のは個人的に賞賛したいですね。他の人はいざ知らず、私は評価したい。
もちろん、画角レンジが重複する Z 70-200mm f/2.8 VR S と比べれば画質の差は素人でもすぐ分かる差はあります。描写の線の太さは、あゝそれなりだな、と感じさせるところはあります。が、
- 高いレンズの描写が良いのは当たり前
- 高く重いレンズが良いのも当たり前
- 単焦点やズームレンジの狭いレンズが良いのはもっと当たり前
ということを考えると、コストのかかる特殊レンズも使ってなく、そこそこお値段の高倍率ズームレンズなのに、結構納得させられる描写というのは高く評価したいんですよねぇ。
画質に定評ある高倍率ズームレンズと言えば、愛用者も多く絶賛されるオリンパスの 12-100mm F4 PRO ですが、そこまでは及ばなくても 12-100mm を愛用している人たちの気持ちがほんの少し分かった気がしてみたりする昨今です。 - 【5】800円少々のトレシーに綿棒1本つけて3千円
- 先日、ネットニュースでこんな記事が。
■ マスク着用時のファインダー撮影に。東レ×ハクバの「くもり止めクリーニングクロス」 - デジカメ Watch
「へぇ、東レと言えば、有名なクロス「トレシー」のくもり止めタイプもあるから、それに乗っかってカメラ用に最適化して売るんかねぇ、それにしても3千円以上とはまた強気に出たもんやなぁ」などと思ったのですが、説明には
クロスの素材は、超極細繊維で皮脂汚れや油膜汚れを拭き取るという東レのトレシー
とあって、「トレシー メガネくもり止め」そのまんまかいっ!と。写真を見ても、仕様を見ても、自分が使ってる「トレシー メガネくもり止め」そのまま。
で、よくよく読んでみたり、リリースを読んでみると、800円台で売ってるトレシーに綿棒1本付けてるだけ。それを3千円超で売るという、まぁえげつないというか、カメラアクセサリーメーカーらしいというか。
汎用品や汎用品にちょっと付け合わせを加えてカメラ用品として高い値段で売る、というのは決して珍しくはないですし、ハクバだけを槍玉に挙げる気はないですが、こういう商売が普通になってる業界って未来はないと思うんですけどねぇ。
趣味性が高くなりすぎた衰退業界の性なのか、こんなことを令和になってもやめられないから衰退するのかは分かりませんけど…業界のことやカメラのことをアレコレ苦言も含めて曰うプロカメラマンの方々もおかしいとは思わないんですかねぇ。
ちなみに「トレシー メガネくもり止め」は愛用しています。最初は液体タイプのものを色々試して、評判の良かった SOFT 99 のジェルをよく使っていたのですが、液体タイプは面倒だったり、塗りムラが起きやすかったのですが、トレシーだと面倒さも軽減、塗りムラならぬ拭きムラも確認しやすくて良いです。
あくまで個人的な印象ですが、SOFT 99 のジェルなど液体タイプよりくもり止め効果も若干良いかな、と感じています。ので、Amazon で何度もリピートしています。くもり止め効果は続かないので、定期的な買い替えは必須。
「トレシー メガネくもり止め」自体の評判は二分しているというか、決して絶賛ではないのですが、
宣伝文句を信じずに使えば
それなりに効果があるし手軽
と私自身は思っています。
「トレシー メガネくもり止め」の評判を落としている原因は、ちょっと効果の誇大広告が期待値を高めて、そうじゃなかったが故の落胆による低評価に繋がってるのだと思います。有りがちな話です。性能試験と現実では違いますしね。
去年からずっと使ってきて、宣伝文句との違いとして言えるのは、
- × 「1回拭けば12時間レンズがくもることなく」
◯ 1回拭いた後の曇り止め効果は(状況にもよるが)せいぜい数時間 - × 「1枚のクロスで300回以上ご使用できます」
◯ 拭けば拭くほど効果の出る部分が少なくなってきて、しっかり効果を保たせるなら交換まで100回も行くかな?
という感じですね。
しっかり拭いても2〜3時間で効果が落ち始めますので、1回で12時間保つなどというのは愛用してる私でも「それはないわ〜」と思います。ただ、効果が落ちてきたと思ったら、その時はまた拭けばいいだけなので、数時間しか効果がなくても私はダメ出しはしないです。
また、「1枚のクロスで300回以上ご使用できます」って、クロスの隅から隅までコンピューターで計算したようにきっちりズラしながら拭いていく前提なのでしょうか。人間そんなキッチリできませんし、クロスの端の方は使いづらい。拭き方だっていつも同じではありませんから、そんなに保たないですね。
効果持続は数時間〜6時間
3〜4ヶ月毎に新しいモノと交換
そういう前提で使えば、液体タイプのような面倒なく、また出先でも手軽に拭ける良いくもり止めクロスだと思っています。(そう高いものではないし、くもり止め効果のなくなったクロスは、普通のトレシーとして洗って使えますから無駄にはなりません)
使い方のコツとしては、普通のメガネ拭きで汚れを拭く時よりは念入りに、くもり止め効果を与えるべくしっかりと、そして拭き方(くもり止め効果の与え方)にムラがあると一部だけ曇ってしまうので、隅々まで拭くことですかね。
使用方法に「レンズの両面を5〜10回程度、全体を均一に拭き上げてください」と書いてありますが、まさにそういう拭き方は必要です。が、液体タイプと比べれば随分と楽だと思います。
あと、注意事項としては、高い湿度の条件下ではメガネが曇らなくてもビッシリ表面に水滴が付着するようになります。これは「トレシー メガネくもり止め」の性質上、そうなってしまうみたいですね。当たり前ですが、万能ではないですね… - × 「1回拭けば12時間レンズがくもることなく」
とまぁ、最後はカメラのことからだいぶ離れてしまいましたが、今回も取り止めのない話でこれにて失礼。