3月後半に動けなくなるレベルだった腰痛は、入院手術というようなことは回避したものの結構長引きまして、今はそこまで酷くならないものの、まぁまぁ痛いか、動けるけどだいぶ痛いか、まだマシな痛さか、のどれかですが、自分の腰と家族の状態に右往左往してる間に、気がつけば気候は初夏の雰囲気。

なんだかんで、こちらのブログに手をかけてる余裕もなく、久しぶりにログインしたら1ヶ月放置で今月は何も書いていない、という有様。

書きたい時に書きたいことを書くだけの場末ブログですし、別のところもあるので放置でも良いのですが、さすがに1ヶ月何も更新なしでは廃墟扱いになりかねないので、カメラ関係で最近ちょっと思ってること、どうでもいいことを書き連ねて適当更新しておきます。

で、ここのところ、一番頭を悩ましているのでは、

Xマウントレンズの買い増し


であります。

また、レンズ買うんかよ、とか言われそうですが、Xマウントレンズは1年くらい買ってませんので…😅

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Z9 購入以後しばらくは、Z9 に慣れるため、ニコンシステム本来の利用目的である動体撮影以外もできるだけ Z9 を使おうとしていました。おかげでしばらくは X マウントシステムを持ち出すこともなくなっていました。

が、寒く涼しく心地良い季節も終わり、クソ重いカメラを動体撮影目的時以外にも持ち歩くのはウンザリする暑さになってきましたので、動体撮影以外の普段使いには X-S10 & Xマウントレンズが復活しています。

また、Z9 購入から Z レンズを3本も買ってしまい、とりあえず無理してでも買える範囲の欲しい、必要なレンズは揃ったのでニコンの方はしばらく打ち止め、X マウントのレンズで足りないと思ってる物を…と思う今日この頃。


(この2本は購入予定だれど先の話ですな…)


Xマウントに戻ってきて1年半、やっぱり富士フイルムの絵作りはええなぁ…と今も感心納得する日々が続いていますが、自分の Xマウントレンズのラインナップで「やっぱり足りない!」と思うところが2つ。
  1. AF の単焦点レンズは XF35mmF1.4、XF60mmF2.4 Macro の2本を持っているが広角側がなくて、MF の広角レンズ(12mm F2.8)かキットレンズ、もしくは手持ちレンズでは大きめの XF10-24mmF4 R OIS を使うしかないので、広角側の小型軽量な AF 単焦点レンズが必要

  2. キットレンズの標準ズーム(XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)は画角も画質もキットレンズとしては良好だと思っているけれど、やっぱりもうちょっと描写の良い標準ズームが欲しいなぁ

いま悩むのは、この2点。


【1】23mm レンズ購入問題

とりあえず「欲しいじゃなく必要」と思っているのは、前者の広角側 AF 単焦点レンズ。何よりもまずは、X-S10 購入時から買おう、買う予定でいたのにまだ買えていないフルサイズ 35mm 相当画角の 23mm レンズ。(広角というか準広角ですが)

X-S10 購入当初から、

個人的な「標準」画角である 35mm 相当の 23mm レンズは買わなきゃなぁ…でも昔使っていた XF23mmF1.4 R は予算オーバーだし、II型はもっと予算オーバーだし、F2 で妥協するか、それとも安い VILTROX 23mm F1.4 にするか


と悩んで、悩み続けて結論が出ずに今まで買えていない問題があって、まずその 35mm 相当レンズの購入解決が第一。



最初に買っても良かったくらいの 35mm 相当のレンズがないままストレスを感じて1年半。XF35mmF1.4 R は良いレンズだし、好きですが、52mm 相当になるので自分の「標準」画角としてはちょっと長いんですよね。(50mm 域が苦手な私のトレーニングと思って使っていますけど)

なので、適当に割り切って、もういい加減決めたいところ。ゴールデンウィークまでには…と思っていたけれども間に合わないので、ゴールデンウィーク中でもいいから腹を括りたい。そう思いながら、決めるためにコレ書いてます😅

とりあえず、予算オーバー組も含めた Xマウントの 23mm AF レンズを比較してみると…

 サイズ重さ価格 (Amazon)フィルター径最大撮影倍率
XF23mmF1.4 Rφ72mm×63mm300g¥87,80062mm0.1倍
XF23mmF1.4 R LM WRφ67mm×77.8mm375g¥94,05958mm0.2倍
XF23mmF2 R WRφ60mm×51.9mm180g¥49,45443mm0.13倍
VILTROX AF 23mm F1.4 STMφ65mm×72mm260g¥43,85052mm0.1倍
(XF35mmF1.4 R)φ65.0mm×50.4mm187g(¥59,535)52mm0.17倍


今まであまりちゃんと比較していませんでしたが、こうしてみると新しい XF23mmF1.4 R WR は、ほぼ万能ですなぁ。描写は言うまでもなく、これらの中で最上ですし、明るいのに寄れる。初代よりも長くなって重くなっているけれど、フィルター径は逆に小さくなり、重さも 400g 弱なら(私にとっては)許容範囲内。

だけど、如何せん予算オーバー。Z レンズ購入で資金は底をついたので、ちょっと使っていないレンズを売って資金を捻出、と思っていますが、とても足りない。

Z レンズでは十万〜数十万円もするレンズを何本も買っておきながら Xマウントには十万円のレンズ1本も出せないのか


と言われそうですが(ってか、友達に言われた😅)、それとこれとは違う訳で…もっと懐に余裕があれば、一も二もなく 新しい XF23mmF1.4 R WR を買いたいですけれども😭

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となると、結局は XF23mmF2 R WR か、VILTROX AF 23mm F1.4 STM か、の二択。
  • 一段暗くても小型軽量な純正レンズか
  • 純正ほどの描写じゃなくても明るくて安いサードパーティ製レンズか

この狭間で悩んで結論が出ないままだったのですが、今回改めて調べていたところ、

VILTROX 値上げしとるやん


ということに気づきました。ずっと3万円台半ばだったのですが、つい最近ガッツリ5万円弱まで値上げされ、それから今度は少しずつ下げているようですが、なんなんでしょうかねぇ。

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まぁ何もかも値上げの春で、カメラ機材も値上げの発表や実質値上げの製品がたくさん目につきますし、部材不足だけでなくヤバいほどの円安ですから、値上げは仕方ないといえば仕方ないのでしょう。

とはいえ、「ついこの前まで3万円台半ばだったのを高い値段で買う」と言うのは、ちょっと心理的にハードル高め。F1.4 か F2 かという話以前になってしまったり。私自身、23mm において別に F1.4 にこだわる理由はあまりないですし…もちろん、明るい方が良いには越したことないですけどね。

となると、とりあえず XF23mmF2 R WR で手を打っておくって感じですかねぇ。純正 XF レンズも私が最初に X マウントを使って頃(X-E1/E2/T1)と比べると、同じレンズでも笑っちゃうほど高くなっていますが、XF23mmF2 R WR は当時なかったので、そういう意味では買いやすいかもしれません。

というか、XF23mmF2 R WR は友達が手放すかも?と言っていたので予約?していたのですが、どうやら心変わりしたようですので、自分で普通に買いましょうかねぇ。


【2】シグマの 16mm を買おう!と思ったんだけど…

ちょっと前に、シグマから X マウントの単焦点レンズ3本が発売され、最初は「出して欲しかったのは 18-50mm F2.8 DC DN だったのに…」とスルーしていましたが、改めて見ていたら、24mm 相当の 16mm F1.4 DC DN がお値段含めてなかなか魅力的。

23mm のレンズと合わせて2本買えば、もう X マウントの単焦点レンズで(画角的には)不備不満を感じることもないはず、と。

本当は、昔持っていて気に入っていた XF14mmF2.8 R を買い戻したいところですが、ちょっと予算オーバーなので画角は妥協して 16mm レンズで良いかなぁ、と。小型軽量なのに歪曲が少ない 21mm 相当、気持ちよく写る XF14mmF2.8 R は良い思い出が多いのですけどね…



で、実を言えば、シグマの 16mm F1.4 DC DN は半分買う気で先週ヨドバシに現物を見に行ったのですが、思っていたよりだいぶデカくて、重さも 400g 超。XF16mmF1.4 より大きいとは思わず、思わずペンディング。

いやね、シグマXマウント単焦点3兄弟の写真を見て、一番大きいのは 56mm だと勝手に勘違いしてました…一番大きいのが 16mm だったのですね…😅

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お気軽スナップ用の小型軽量なシステムを旨として購入、復帰した X マウントですので、揃えるレンズも 400g を超えないように、と思ってやってきました。ですから、若干とはいえ 400g を超えるレンズ、大きめレンズとなると、持ち出し頻度にも関わってきそうです。

今でも XF10-24mmF4 R OIS は、そのサイズ、(手持ちレンズの中では)重めということもあって(400g 弱)、持ち出し頻度はだいぶ低め。手持ち X マウントレンズの中でも一番のお気に入りレンズですが、なのに出番が少ない点は私自身はかなり気になっているのですが、つい持ち出しレンズからは外れてしまいがち…

普段、キロ単位のクソ重い 500mm 単焦点とバッテリーグリップ一体型ボディを持ち歩いているくせに、400g でグダグダ言うんかよw


と言われることもあるんですが、それとこれは別問題でしてね…(またか)

私にとって今の X マウントシステムは、気合いを入れないで撮るときのためのカメラ/レンズ、持って出たけど撮ることなく帰ってきても納得できるサイズ、重量感で買ったシステムなので、そこには重きを置きたいところ。

 サイズ重さ価格 (Amazon)フィルター径最大撮影倍率
XF16mmF1.4 R WRφ73.4mm×73.0mm375g¥118,30567mm0.21倍
XF16mmF2.8 R WRφ60.0mm×45.4mm155g¥47,50049mm0.13倍
16mm F1.4 DC DNφ72.2mm×92.6mm405g¥44,55067mm0.1倍
XF14mmF2.8 Rφ65mm×58.4mm235g¥88,60058mm0.12倍
(XF35mmF1.4 R)φ65.0mm×50.4mm187g(¥59,535)52mm0.17倍


となると、23mm ともども開放F値には妥協して XF16mmF2.8 にしておくべきかなぁ…などと悩み始めて、また結論が出ないループ。

自分の撮影において広角で F1.4 のような明るいレンズはおそらく必要としないのですが、24mm F1.4 相当の世界も体験してみたい気はするわけで悩ましいですね。(フルサイズの 24mm F1.4 みたいな高価な広角レンズを買うことは将来的にもないはずなので)

思い切って予算オーバーでも XF14mmF2.8 R を買い戻すことも含めて、まだまだ悩みそうです…


【3】標準ズームレンズのアップグレード

X-S10 キットレンズの沈胴式標準ズーム(XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)は、広角側に少し広くて画角的にも魅力的&便利だし、サイズ的にも X-S10 にはちょうど良いレンズ。

画質も沈胴式のコンパクトなズームレンズとしては納得できるものだと思っていますが、他のレンズを使っているとやっぱりちょっと差があるのも事実。

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出先の綺麗な風景などを収める時に「もうちょっと線の細い、描写の良い標準ズームが欲しいなぁ」と思うことは幾度もありました。お気楽スナップ、旅スナップカメラだからこそ、そう思ったりします。気楽に撮れることと描写に妥協できることはイコールじゃないですからね。

いずれにせよ、その度に「もうちょっと良い標準ズームを買おうかな?」と思ったものの、昔使っていた XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS を買い戻す気にもなれず、かと言って XF16-80mmF4 R OIS WR にも XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR にも惹かれるところがなく、でも XF16-55mmF2.8 R LM WR に行っちゃうのは小型軽量なシステムとして購入した目的にも反するし、X-S10 とのバランスも微妙。



そんなところへ、タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III という高倍率ズームの定番レンズが出て、シグマからも以前から魅力に感じていたシグマの 18-50mm F2.8 DC DN の発売予告も出ました。ただ、シグマ 18-50mm F2.8 DC DN の発売は年内と、まだしばらく先。

そんなこともあって、

シグマの 18-50mm F2.8 DC DN は小型軽量なのに F2.8 通しズームということで素晴らしいけど、当然小型軽量ゆえの妥協は周辺描写に表れているし、いっそここは妥協なしの XF16-55mmF2.8 R LM WR に行っといた方が満足できるのでは?
画角的にもシグマの 18-50mm F2.8 DC DN は 27mm 相当スタートになるけど、XF16-55mmF2.8 R LM WR なら 24mm スタートだし、XF16mmF2.8 R を買うくらいなら標準ズームのアップグレードと合わせて、こっちで良いのでは?(重さ 600g 超だけど持っていくレンズ本数が減るのでは?)
ニコンの Z 24-200mm で高倍率ズームの便利さも久しぶりに再確認できたわけだし、興味はあったけどスルーしたタムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III を買って使えば、お出かけスナップにはちょうど良いのでは??


などという誘惑も心の中で巻き起こったりしています😓

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ただまぁ、
  • 描写面での多少の妥協があっても X-S10 の標準ズームとしてはシグマの 18-50mm F2.8 DC DN がサイズ、重量的にもベストじゃないかな?

  • XF16-55mmF2.8 R LM WR は F2.8 通しの標準ズームレンズとしては安価だし、オリンパスで愛用していた 12-40mm F2.8 PRO のように愛用できるかもしれないが、コレを買うのは「最後の手段」としておきたい気がする
    (F2.8 通しの標準ズームレンズとしては安価と言っても予算オーバーだし、12-40mm F2.8 PRO と違って 600g 超の重さがあるし)

  • ニコンの Z 24-200mm は高倍率ズームなのに画質に満足できるレンズだが、それをタムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III に求めるのは酷だし、望遠バカだから望遠域があの画質だと結局また高倍率ズームを買っては使わなくなって…の繰り返しになりそう。

といった思いもあって、シグマ 18-50mm F2.8 DC DN を待つ姿勢には変わりないのですが、「XF16mmF2.8 R を買うくらいならいっそ XF16-55mmF2.8 R LM WR で」という誘惑は消えないまま。

XF16-55mmF2.8 については予算オーバー、重量オーバーということもありますが、それよりも

XF16-55mmF2.8 R LM WR を買っちゃうと、X-S10 で特に不満がないボディも次世代の新機種が出た時に買い替えてしまいそう、いや買い替えてしまうキッカケになること必至


という、出費が出費を呼ぶ連鎖になりそうなので、できるだけ避けたいですね。良いレンズ、コストパフォーマンスも良いレンズなのは判っているのですが…

なので、シグマさん、早よう 18-50mm F2.8 DC DN 出して、私の迷いと物欲を無くさせてください…


【4】 X-H2 とやらの次世代機の噂

小型軽量システムとして購入・使用している Xマウントですので、H シリーズのフラッグシップ機を買う予定は全くないですし、画素数も X-S10 の 2,600万画素というのは多過ぎず、でも意外とトリミング耐性もあるちょうどいい塩梅と思っているので、高画素機は no thank you。

というか、Z9 でも高画素機には(そのメリットは十分感じていても)ウンザリ気味なので、3,000万画素を超えるのはちょっともういいかな状態。お気楽用途のカメラなのですから、撮った後もお気楽になれる画素数が良いです。

FUJI RUMOURS あたりの噂では、X-H2 は高画素機と低画素機の両方があるという噂もあるようですが、いずれにせよ、購入するとしても次世代センサー&エンジンを積んだカメラが出て数年後の X-S20 あたりが候補になるでしょうから、しばらくは静観ですね。

どういうカメラが出てこようと富士フイルム機で本気の動体撮影をしようとは思わないので、気楽に新機種を眺められそうです。

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といった具合で、Xマウントのレンズをあと少しだけ拡充したいと思いつつ、悩んで踏み出せない状況が続いています。

悩んでいる間はお金を使うことがないので、ずっと悩んでいるのもアリかもな!┐(´д`)┌


などと自嘲気味に思うくらい。

もっとも、悩む時間が多い分、衝動買いじゃないことも、無駄遣いにならないであろうことも、そして欲しいよりは必要という観点からの購入であることには自信がありますけど。

とりあえず Z レンズ購入で資金は底をついて火の車のため、使ってないレンズをまた売るしかないわけですが、Z レンズを買い込んでしまったことで、お気に入りだけど出番が激減必至の AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR などを犠牲にして…という方向。

STM だけど爆速 AF で、廉価望遠ズームスペックの割にはお高めの分だけ画質もそこそこ、何より収納サイズが 100-400mm よりはずっとコンパクトで、遠征時のサブ望遠レンズとしては重宝していた AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR。ですが、Z 70-200mm f/2.8 と Z 100-400mm を買ってしまっては今後の出番が…😭

何よりも Z レンズ3本追加で防湿庫がいっぱいになってしまって、こちらも少し空けないと…という状態なのでね。ダブルマウント所有の弊害でもありますが(>_<)