年度末やら家庭内事情やら公私諸々に加え、余暇時間はひたすら写真の整理現像に追われる昨今なので、本ブログを書くどころか読書タイムも少なくて積ん読消化もなかなか進まず、それがちょっとまたストレスになってる本末転倒な今日この頃。

ただ、しばらくは連日、家族の病院付き添いべったりにならざるを得ない状況なので、持ち出し可能な仕事の処理以外は気分転換として久しぶりに本ブログに手をつけてみる次第。

……という感じで3分の2くらい書いたものの、毎度のごとく続きを書いてまとめる余裕がなくなり途中で放置、というパターンで半月くらい経ってますが、今週も家族の付き添い Week なので、合間に書き足して投稿まで辿り着こう、と😅

とか書いてまた数日経って、いつまで経ってもまとまらないので、まとまらないまま書き殴りでご容赦。

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さて、書こうと思っていること、書きかけの草稿やメモが散らかっているのはたくさんあるのですが(Z9 についてもそろそろ本音をまとめてぶっちゃけたいけど)、ひとまず2月初旬発売の Z 100-400mmm f/4-5.6 VR S も購入から1ヶ月以上経つので軽く感想を書いておこうと思います。

また、当初、望遠超望遠ズームレンズは Z 100-400mmm f/4-5.6 VR S だけのつもりでしたが、二度レンタルして試した Z 70-200mm f/2.8 VR S がどうしても欲しくなって結局買ってしまったので、そのあたりについても少々。

と思って書いていたのですが、長くなりすぎたので Z 70-200mm f/2.8 VR S 購入理由などは、別記事に。


まずは、Z 100-400mm f/4-5.6 VR S について。

暗いレンズだけど、画質をある程度担保した超望遠域の 4倍便利ズーム。フルサイズ FX モードの 100-400mm だけでなく APS-C 機 or DX モードでの 150-600mm 相当というのも実に使い勝手が良く、ヒコーキ撮影御用達でもあるレンズです。


NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S - 概要 | ニコンイメージング

このレンジのレンズの元祖としては(100-300 時代を除けば)EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM ですが、私自身むかしニコンからキヤノンへマウント移行したのは、初めて手の届くフルサイズ機だった EOS 5D の画質と EF100-400mm を使いたかったから、でした。

初代 EF100-400mm を長く使い、その後2代目が発表された時は速攻予約して発売日から愛用していたレンズですので、今回の Z 100-400mm も Z9 と同時に予約して購入。Fマウントの 80-400mm は Sports VR モードがない古いままリニューアルせずだったので手を出さずでしたから、ニコンに戻って待望の 100-400mm。

(Fマウントでは AF-P 70-300mm で暫定的に代用としてましたが、AF-P 70-300mm は 100-400mm にない小型軽量さ、サブレンズとして遠征へ持って行くのに収納面で大きな優位性があって十分に活躍して、それがタムロン・シグマの 100-400mm に手を出さなかった理由でもありました)

ただまぁ、EF 時代は(当時所有の一番長い単焦点レンズは 300mm F2.8 だったので)唯一の超望遠レンズとして 100-400mm を使い倒していたわけですが、今は2本の 500mm 単焦点レンズを持っていることもあって EF 時代よりも 100-400 の使い方は限定されることを実感しています。

また EF 100-400mm 時代は旅行時のレンズ、民間機撮影の遠征用レンズとしても重宝していたわけですが、コロナ禍でしばらく旅行も遠征も控えていて、そういう意味でも買ってから「今はまだ思ったほど出番がないな」というのはあります。

とはいえ、民間機撮影には(昼間専用だけど)これ以上なく便利なレンズだと改めて感じるレンズ、ズームレンジ。特に、ここ数年で飛行機のダウンサイジングが進んだこともあり、ホームの伊丹空港で 100mm 未満を使うことが減ってきたため、ワイド側の不足を感じることも少なくなりました。

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さて、海外では昨年中から発売されて国内発売前に幾つもレビューが出ていましたし、国内でも発売から1ヶ月半が経ってメディア系のレビューだけでなくストアレビュー、ユーザーレビューがたくさん出ています。

ので、場末ブログのド素人が細かいレビューなどする必要もなければ、するつもりもないので、端的に個人的な感想を言っておくと、

テレ端まで画質は安定満足だけど
AF速度と使い勝手は微妙なところも多々


というのが1ヶ月半使ってきての率直な印象。

画質面は「おー、すげー」と驚くようなものではないけれど、ズームレンジ全域について安定した画質で満足いくものだと思ってます。単焦点超望遠レンズのようなキレッキレな感じではないけれど、超望遠ズームレンズの画質として、絞り開放で撮って等倍で確認してもケチをつけるようなところはほぼない描写と感じています。

個人的に「望遠・超望遠ズームはテレ端の描写がダメ、イマイチなら意味ない」と思っているクチなので、ワイド端から中間域だけでなくテレ端までしっかりと絞り開放で使って満足できる描写なら、画質面で文句ありません。

(絞り開放テレ端は Lightroom の強制補正がかかっても周辺減光が強めなのは、シーンによっては気になるとか細かいところを指摘すれば幾つかありますけど、私自身の評価に影響するほどではないです)

もっとも、

35万円というお値段になっちゃったんだから、これくらいの画質は当然だよなぁ


というのもまた本音。

昔のように20万円台半ば〜30万円以下でこのクオリティなら拍手もできたでしょうが、値段が値段ですから驚きも賞賛もなく、(良い意味で)値段なりという言葉が妥当に思えます。

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仕様的にも 100-400mm f/4.5-5.6 というのは、気を衒わず安心安定で◯です。初代も II型も愛用していた EF 100-400mm と同じ仕様ですから馴染みあるし、テレコン対応も含めて、この点は使いやすくて良いですね。

(ただし、500mm 単焦点レンズを持っている関係上、特に 500mm f/5.6E PF ED VR があるので、EF100-400mm II型の時と違って、敢えてこの 100-400 にテレコンを付けて撮る機会はかなり少なくなりそうです)

キヤノンが RF100-500mm が 500mm まで伸ばしつつも、400mm 域で EF100-400mm より暗くなってしまったり、テレコン装着時のズームに制限があって引けない、なんていうのを見ると、RF レンズのチャレンジング精神を高く評価してる私も 100-400 域のレンズだけは、コンサバでも安心できる仕様と画質の Z 100-400mm で良かった、と思います☺️

最短撮影距離がかなり短い(0.75m)のも拍手モノなんでしょうけれど、私自身の使い方で今は 100-400mm を接近戦の被写体で使う機会がない(ニコンのシステムで動体以外を撮ることがほとんどない)ので、この点については何とも言えません。

EF100-400mm を使っていた頃は割と汎用的に使っていて、最短撮影距離が 1m を切った II型になってスゲー!とか思って花撮りとかに使った記憶はあるんですが、今はそういう方面は Xマウントを使っているので…

ただ、せっかく買ったので、今年の春は Z 100-400mm で花でも撮ってみますかねぇ。(どう撮っていいか分からない被写体だけど😅)

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で、残念点の一つは AF 速度。たまに AF が速いと書かれているレビューを見ますが、Fマウントの USM 採用望遠・超望遠レンズと比べると AF 速度は明らかに落ちると感じています。被写体に食いついた後の追従はともかく、食いつき速度で差を感じます。

民間機の離着陸くらいでは全く問題はないですが、サッカー撮影のサブレンズにしようと試したところ、(少なくとも現状の Z9 との組み合わせでは)ちょっと厳しい、というのが個人的な判断。

お高いレンズになりましたので、もう少し活躍の範囲を広げようと思っていたのですが、結局ヒコーキ(民間機)専用レンズになりそうで、元を取るのに長い時間がかかることになりそうです😓

もっとも、AF 速度に対する要求は被写体の違いもあって人それぞれ違うでしょうし、通常は実用上問題がある AF 速度とは思いませんが、

100-400 なんて動体撮影用に使われることが多いレンズなんだから、AF 速度優先の仕様(モーター)にして欲しかったなぁ


というのが率直な思い。

AF の遅さは買う前から先行発売されていた海外のレビューで指摘されてることもあったので、落胆というよりは、やっぱりな…という思いであり、決してそれだけでこのレンズにダメ出しするわけではないものの、

35万円もするレンズなんだから、もうちょっと頑張れよ…


とは言いたくなります。

Z レンズは望遠レンズでも 400mm F2.8 を除いては現状 STM ばかりなのは、Z9 同様、ニコンの動画最優先の現れだと思いますが、70-200mm はともかく 100-400mm までそうする必要があったんでしょうかねぇ。

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最後に、というか、一番色々書きたくなる点のあった使い勝手について。

まず、良い点と感じたところは、
  • ズームリングの回転角がワイド端からテレ端までサクッと回せる小ささ

  • フィルター径を 77mm のまま維持した

  • 三脚座の高さが Z9 装着時にちょうど良い塩梅の高さ

  • フードが花形フード(風がある時は円筒状フードより多少マシ)

  • テレコンが付くのはもう当たり前だが、前述のとおりキヤノンと違って制限なく使える
    (むしろ制限をつける羽目になっているキヤノンの仕様がちと狂ってるわけだが)

これらは好印象でした。最近フィルター径 80mm 台のレンズも珍しくなくなりましたが、手持ちのフィルターで賄える 77mm 径を維持してくれたのは懐に有難いですね。ND と PL フィルターを大きなフィルター径で揃えると、結構な出費になりますから助かります。

また、可もなく不可もなし、と思った点は、
  • 驚くのような効きではないけど、まずまずの手ぶれ補正

  • 軽量化を謳っていても「軽くなったの?」という感じの重さだけど、Z9 も重いので Z9 と組み合わせた時のバランスは良く、レンズを振るにはちょうど良い重さ。(軽いレンズは流し撮りがしにくい派)

  • コントロールリングはあって損はないけれど、現状私には大した使い道がないので、可も不可もなし
    (ただし、使いづらかった Z 70-200mm f/2.8 VR S のコントロールリングから位置が改善されている)

  • 【追記】Z 70-200mm f/2.8 と違ってズーム時に鏡胴が伸縮するものの重心バランスができるだけ変わらないよう設計されているのが特長として謳われているが、過去の 100-400mm レンズでスチル撮影時に気になったことがないので、これも自分にとっては可もなく不可もなし。

こういったところでしょうか。手ぶれ補正は、Z9 のボディ内手ぶれ補正がライバル社と比べるとそれなり程度なので、レンズ側でしっかり効きを感じられる VR は望遠レンズ利用時には安心できます。

レンズの重さは、Z9 ボディ同様もう2割くらい削ってくれても良いのに…とは思うものの、画質の代償と思えば許容範囲内です。少なくとも、Z9 ボディが軽くできなかったことよりはずっと納得できます。レンズを振る時は、これくらいの重さの方がきっちり追えますし。

まぁ、持ち運び時には、この程度のレンズですら重く感じる年頃になってきたのは自分でも嫌になるところですが…😢

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そして、使い勝手でダメ出ししておきたいところは、今回一番、声を大にして言っておきたいところです。
  • ズームリングが回転角は小さいのにクッソ重くて、被写体追いながらのズームがしづらい

  • 電源入れないと表示されない、電源入れてる時は(特に手持ちでは)ロクに見ることもないのに、こんなもん付けて無駄に高くするなよ💢な LED パネル

  • フードのロックスイッチに突起や分かりやすい区切り、窪みがなく、ロックスイッチの場所が非常に分かりづらく脱着のたびに苛つく💢(具体例と対策は後述)

  • レンズボタンが2つあるのは良いが、Fマウントレンズのレンズボタンとの互換性を無視したお馬鹿仕様 ┐(´д`)┌(詳細は後述)

ズームリングがクソ重いのは、動体撮影で使われるレンズとしてどうなの?って感じしかないですね。自重で鏡胴が伸びるのを抑制したり、動画撮影でズームする際の滑らかさ優先なのでしょうけど、ファインダー覗きながらの動体スチル撮影ではネガティブな重さだと思います。

ここまで重くするなら、EF100-400mm の II型のようにズームリングの重さを変えられるようにしてほしかったですね。35万円もするレンズなんだから、LED パネルなんてものを付けるならズームリングの重さ可変とか、フードに PL フィルター操作窓を付けるとか、もっとやることあるやろ!って感じ😤

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また、ズームリングの重さを除く残りの点については Z 70-200mm f/2.8 VR S も同様のダメに思う点ですが、特に最後の2つについては強くニコンに反省と改善を求めたいところ。

フードのロックスイッチに突起や分かりやすい区切り、窪みがない」というのは、例えば Fマウントの AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のフードロック部分と比べれば、使い勝手を無視しているのは一目瞭然。

AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のフードロック部分は、以下のようになっています。

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フード本体から明確に分かる窪み、区切りがフードロックスイッチの周りにあります。これならパッと見でも分かりますし、指で触れば一触瞭然です。

ところが、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S のフードロックスイッチ部分と言えば(Z 70-200mm f/2.8 VR S も)、

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上記のように、フードのデザインと一体化しすぎてパッと見では分かりづらく、突起も窪みもないため、触っても判りづらいものになってしまいました😩

現場でサッとフードを外して撮影準備したり、フードを外して逆挿しにしてバッグに入れたりする際に、フードロックの位置を探すのに判りづらく、やりづらくなりました。ちょっとしたことですが、明らかな使い勝手の低下、ストレス増大です。

(対策として、上記写真のようにシール貼って見ても触っても多少は判るようにしていますが…ちなみに 556PF にも貼ったのはついでであって本来不要、556PF は指で触ればすぐ判ります)

なんでこんな使いづらい仕様にしたのか全く意味不明ですが、「もしかしてデザイン的なことを優先して面イチにしたかったのかな?」なんていう想像もします。もしそうならレンズ自体のデザインが別に良いわけでもないのに、そんなところで機能性を落として自己満優先にするなよ、と思いますね。決めた人間は使いもせずに決めてるのか?と思っちゃいます。

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あたおか案件といえば、望遠 Z レンズにおける2つのファンクションボタンの仕様は、何を考えて決めたのか間抜けにも程があります。(こちらも Z 70-200mm f/2.8 VR S と共通)

Fマウントの一部望遠超望遠レンズには L-Fn ボタン(レンズのフォーカス作動ボタン)があり、レンズ鏡筒の周囲 90°毎に4ヶ所配置されています。

そして Z 望遠レンズでは、レンズボタンが上記画像のように 2種類搭載されています。
  • レンズ左側面に1ヶ所だけある L-Fn ボタン
  • レンズ鏡筒の周囲 90°毎に4ヶ所配置されている L-Fn2 ボタン


これで判るように、Fマウントレンズではレンズ鏡筒の周囲 90°毎に4ヶ所配置されているのは L-Fn ボタンだが、Z レンズで4ヶ所配置されているのは L-Fn2 ボタンになっています。

ということは、

Fマウントレンズと Zマウントレンズを併用している場合、ボディ側のカスタムボタン設定で L-Fn と L-Fn2 の両方に同じ機能を設定しないと F/Z マウントレンズ両方で4ヶ所配置されているボタンに同じ機能が使えない


わけです。つまり、Fマウントレンズと Zマウントレンズを併用している場合、Z レンズにレンズボタンが2つある意味を失うわけです。

これがもし、Z レンズの L-Fn ボタンと L-Fn2 ボタンが逆で、
  • レンズ鏡筒の周囲 90°毎に4ヶ所配置されている L-Fn ボタン
  • レンズ左側面に1ヶ所だけある L-Fn2 ボタン

であったなら、Fマウントレンズも Zレンズも両方ともレンズ鏡筒の周囲 90°毎に4ヶ所配置されている L-Fn ボタンですから、ボディ側のカスタムボタン設定で L-Fn に割り当ててる機能がそのままシームレスに使えたはずです。Fマウントレンズと併用していても、Z レンズでは L-Fn2 に別の機能を割り当てることもできたはずです。

にも関わらず、わざわざ Z レンズで L-Fn と L-Fn2 のボタン配置を Fマウントレンズと変えたのは意味が分かりませんし、納得もできませんし、馬鹿の極みとしか思えない仕様です。Z 70-200mm f/2.8 VR S 開発中にβ機を使った人は誰もニコンに指摘しなかったのか、発売後に誰も疑問に思わなかったのか…

いずれにせよ、毎度ニコンらしい行き当たりばったり仕様がまた、って感じでもありますけど、Z 世代になってもこういうところが変わらんのは勘弁して欲しいです(切実)。こういうニコンのお馬鹿 UI 具合が続くかぎり、ニコンが使いやすいとか1ミリも思えないんですよねぇ。

とりあえず、Z ボディ側で Z レンズの L-Fn ボタンと L-Fn2 ボタンを入れ替える設定を作って欲しいところ。それがあれば暫定的に解決できることなので。

【追記】L-Fn と L-Fn2 ボタンは1箇所だけ L-Fn ボタンのある標準広角の S Line レンズに合わせたからという指摘はもらって、確かにそうだろうと思いますが、D 一桁機後継の Z9 なのですから用途を考えれば、Fマウントレンズとの互換性を考えて上記の入れ替え機能くらいは欲しい思いは変わりません。

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以上、簡単に書くつもりが、操作性の点で許せない2つの点について怒りが爆発して長くなってしまいました。ひとまず

35万円のレンズとしてみた場合
描写は妥当だが、それ以外は不満も少なからず


って感じですね。値段を上げるなら上げるなりに満足へのハードルも上がるわけで。

と言っても、買って損したとかは思わないし、多少の残念さも飲み込んで「まぁこんなもんか」とは思っています

今まで書いてきたとおり絶賛賞賛できるほど満足はしていないし、お値段からしてコストパフォーマンスという点では決して褒められるものではないので、ちょっと高い買い物をした感は否めませんが、自分の好きな 100-400 という画角レンジのズームレンズでもあるし、結局手放せないレンズになりそうです。

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実のところ、本レンズ購入の1ヶ月半後に、無理を押して買ってしまった Z 70-200mm f/2.8 VR S を買う際、Z 100-400mm に満足しきれなかったことと懐具合もあって、

Z 100-400mm はヒコーキ撮りでしか使いそう/使えそうにないから開放で使うことは少ないし、それなら Z 70-200mm f/2.8 VR S に 2倍テレコン(Z TELECONVERTER 2.0x)かまして一絞りして使えば問題ないやろ、比較サイトを見ていても一絞りすれば許容範囲になりそうや。

となれば、二度もレンタルして気に入ってしまった Z 70-200mm f/2.8 VR S を買ったら、Z 100-400mm は品薄で高値で売れるうちに売り抜けてしまおう


なんて思っていたのですが、結局は防湿庫の中に Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S も Z 70-200mm f/2.8 VR S の2本が並んで鎮座しております😓

やっぱりねえ、Z 100-400mm は、100-400mm はヒコーキ撮る時には便利。昼間専用レンズですけど、使い始めるとやっぱり手放せない。コロナ禍が落ち着いてまた旅行や撮影遠征ができるようになったら、もうちょっと 100-400mm の出番も増えるはず、と思うと余計に。

(まぁ撮影目的じゃない旅行に馬鹿でかい Z9 を持っていく気はしないので、使える小型ボディ機が出てくれないと難しいかもしれませんが)

そして何よりも、原材料、部品不足その他でカメラ製品も品不足だけでなく値上げラッシュの状況を見ると、一度手放すと、買い戻したくなっても買えない、その時には製品価格がさらに上がってる、という可能性は大いにあるわけで、それを考えると余計に手放せないですね。

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とまぁ、そういうわけで、文句も不満もあるけれど、やっぱり長すぎず短すぎず、適度なズームレンジと適度な重さの 100-400 は便利ということで(金欠で首が回らなくならなければ)ゆっくり付き合っていくレンズになりそうです。

ただまぁ、お値段&コスパを考えると、たとえ相手がヒコーキ撮影ヲタだったとしても他人の背中を無闇には押せない、押す気にはなれないですけどね…

次回は、Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S と悩んで Z 100-400mm を選んだはずなのに買ってしまった Z 70-200mm f/2.8 VR S の購入理由とかを。結局 Z9 が悪いんですけどね。えらい出費になってますわ…😭


(70-200と違って100-400はまだボッタが多いねー)