春の気配も花粉も微量に含んだ三連休の関西ですが、直前に行ったワクチン接種3回目の副反応が(酷くはないのだけど)完全に引かないので、無理せず大人しくしてます。そんなこともあり、たまに「いつになったらインプレを書くの?」とか言われたりもした Z9 について、インプレではないけれど少し思うところを書いておくか、って感じであります。

Z9 も発売からもうすぐ2ヶ月。発売前後から年明けにかけて多く見られた、貸与機で上辺だけなぞって凄い!最高!と言うだけのレビューも出尽くし、自腹で買ったユーザーが自らのフィールドで実戦使用した真っ当なインプレも増えているようです。
ので、ここでは例によってチラ裏ゴミ記事として少々。

Z9 も発売からもうすぐ2ヶ月。発売前後から年明けにかけて多く見られた、貸与機で上辺だけなぞって凄い!最高!と言うだけのレビューも出尽くし、自腹で買ったユーザーが自らのフィールドで実戦使用した真っ当なインプレも増えているようです。
ので、ここでは例によってチラ裏ゴミ記事として少々。
Z9 を年末ギリギリの発売日に手に入れたものの、撮りたい/撮ってるスポーツ、モータースポーツはオフシーズン。まん防発令で去年に続きキャンプ見学自粛、撮影遠征も自重せざるを得ない昨今。
仕方なく、最初の1ヶ月は近所で主にヒコーキを相手に、そして普段撮らない被写体相手に色々な条件で試し撮りしていました。
ただ、ヒコーキはともかく、普段撮らない被写体を撮ったところで、Z9 の能力や癖を引き出して理解できるかというと疑問です。たとえ、Z9 を使うことで今まであまり撮ることがなくヒット率の低かった被写体が「撮れた、撮れるようになった」ところで、それは「撮れた」だけであり「(意図を持って)撮った」わけではありません。
それも Z9 の能力、実力ではあるでしょうが、ニコン渾身の新世代フラッグシップ機である Z9 が持つポテンシャルを本当に把握・評価したり、癖や挙動を掴み取って自分のモノとしていくには不適当でありましょう。撮るものがない時の暇つぶし、機械への慣れ程度ならともかく。
いくらド素人の場末ブログだとしても、そういうカメラを多少でも語るなら、フラッグシップ機の能力を必要とする場面で、今までの経験を元にした意図ある撮影を行ってから、だと思っていました。
ですので、使い始めから色々と気づきメモはしていましたし、時には事例写真も撮っていましたけど、まだまだ話をまとめて感想を書く以前かなぁ、と。ちまちまと SNS で呟くくらいが精々。
そんな調子でしばらくは「大枚叩いて買ったけど…」的なストレスが溜まる日々でありましたが、購入から1ヶ月経ち、ようやく SUPER GT の非公式テスト走行やサッカーのプレシーズンマッチ (PSM) がスタート。僅かな機会ですが、やっと本当のシェイクダウン、試し撮りができるようになりました。
ただ、サッカーについては来週末のシーズン開幕までに、あと1〜2回は試行錯誤する撮影機会が欲しかったですねぇ。唯一の PSM 撮影で D5 同様の撮り方を(ある程度)踏襲できる以外に、Z9 の新機能を活かした撮影の可能性、結果を向上できる可能性を感じたものの、コロナ禍で撮影機会が少なすぎて設定や撮り方を詰めきれないまま本番となりそうです。
で、2ヶ月近く使ってきて、私自身の Z9 への印象は今のところ、
という思いでいます。D5 ほどの信用信頼はないですが、それは今後使っていく中で築けるなら築かれるものでしょう。それでも、ひとまずは D5 のサブではなく、D5 をサブにして使ってみよう、と思えるくらいの評価にはなっています。
とはいえ、高画素化して(想定よりは良かったとはいえ)高感度画質が厳しいこと、飛行機の夜間撮影ではスペックや売り文句の割に AF の厳しい部分も露呈しましたから、季節が進んでサッカーのナイトゲームが始まったら、やっぱり Z9 はダメ、とか言って D5 に戻す可能性はあります。
私の場合、別にカメラそのものが趣味というわけではなく(興味深いものではあるけれども)、あくまでカメラはより良い撮影結果を得るための道具。特にメインマウントとして動体撮影に向けて購入する機材は、カメラでもレンズでも
「私みたいな下手くそが求める撮影結果をどれだけ多く得られるか」
この一点だけです。これだけが私の評価ポイントですから、機材の評価も結果次第。ナイトゲームでの結果が D5 よりダメなら使えない。
AF も EVF も画質も機能も操作性も、全てその一点に対する評価でしかないし、Z9 も D 一桁機も EOS-1D も、クソ重くてデカくて高すぎるフラッグシップ機を買ってしまうのも、下手くそが結果を求める一点のため。
もっと言えば、カメラを使うことが目的でもないので、マウント移行の金銭的な負担を無視できれば、メーカーへのこだわりなど無意味で邪魔なものでしかありません。もちろん、他人が特定メーカーにこだわろうが信心深かろうと勝手であり気にしませんが、逆に知ったこっちゃないので近寄ってくんなボケでもあります。
ちょっと話は逸れてしまいましたが、今のところ Z9 に対しては、
という経過を辿って、それなりに印象は良い今です。が、先にも書いたようにスポーツのナイトゲームシーズンになれば評価が一変する可能性はあります。夜間の動体撮影にはまだ AF 性能が厳しい点があると現状は判断しているので…
ですので、だいぶ手に馴染んできたとは思うものの、Z9 に対して自分なりの評価を定めるにはまだ時間は必要だと思っています。
そんなわけで色々と思うところがありながらも、Z9 は当面はメイン機として使って行こうという気にさせてくれています。ですから、購入はひとまず正解だったと思ってます。
発売前から必要以上に持ち上げるレビューが多すぎた分 Z9 には警戒していて、“発売前の良いことしか言わないレビュー倒れ” であれば Z 100-400 など Zレンズの予約はキャンセル、EOS R3 & EF/RF マウントにスイッチすることも頭の片隅にありましたが、そういう思いに至らなかったことにはホッとしています。
とはいえ、メディア系や動画系を中心に、発売前から今に至るまで絶賛しかないレビューが相次いでいた状況にはちょっと異常さも感じたし、はっきり言ってウンザリでした。
1ヶ月半ほど自分なりに使い込んできて良いカメラだと思いますし、他社から周回遅れだった部分で追いついた点もあれば、一歩リードした部分もあるのは私ごときが言うまでもないでしょう。
とはいえ、まだ問題点も不満もあるカメラです。良いカメラだけど、動体撮影を行うフラッグシップ機として見た場合、最高とか完璧とか言われても (゚Д゚)ハァ? って感じ。
Z9 というのは、デジタル一眼レフのフラッグシップ機 D 一桁機の後継だと思っています。ですから、Z9 を評価するなら、
こういった点が、このカメラに対する判定基準だと思っています。Z9 を自腹で買って、自らが今まで撮ってきたフィールドで実際に動体を撮影しているユーザーなら、そのあたりを加味して判断されていることでしょう。
ところが発売前後のメディア系や動画系レビューでは、そういった基準を考慮していると思われる方がレア。下位機種でも問題ないような撮影だったり、普段撮ってないモノが撮れただけで、凄い、素晴らしい、最高、完璧とかいう言葉を並べ立てられてることが多く、
と思う遠浅レビューを見て、何だかなーと思うことが少なくありませんでした。賛辞の大安売り。
貸出機ゆえに時間がないとしても、お金稼ぎのレビューなのにフラッグシップ機をそんな上辺だけで褒めてええんかいな、と。それで60〜70万円出して買うに値するかどうかの判断材料を読者に提供できているのか、と。
世間の評判はいざ知らず、個人的には今の Z9 をフラッグシップ機として見た場合、厳しい条件・厳しい被写体を撮るカメラとしてまだ足りない部分、未成熟な点、改善して行かなきゃいけないところがあると感じています。ド素人が感じられることを、経験豊富な方々がちゃんと試せば判らないわけはないと思うのですけどね…
メーカーお抱えプロさんが発売前を中心に良いことしか言わず、発売後しばらく経ってから欠点をしれっと雑誌の片隅に書いていたりするのは飯を食うために仕方ないでしょうし、いつものことって感じではありますが…
ニコンのフラッグシップ機はまだまだこんなもんじゃない、こんなものでは困る、まだ途上のはずだと思うからこそ、賛辞の大安売りには閉口しちゃうんですよねぇ。
また、そういう賛辞祭りのレビューばかり見てしまうと、
って感じになってしまっていたのも事実。
EVF が絶賛されまくってるのに、
とか書いちゃったら、如何にも逆張り厨房っぽくて嫌じゃないですか。
もちろん、私自身は1ヶ月半使ってきて本気でそう思っています。あと、Z9 は全方位に手を伸ばしすぎて、D 一桁機が一番誇れたはずの動体スチル撮影をちょっと軽視というか妥協しすぎでは?とも感じています。動画に注力しないと先が見込めないのは判りますが、キヤノンならともかくニコンが…という気持ちは少しあります。
とはいえ、こちとら場末ブログらしくひっそりやっているだけで、小銭稼ぎのためでもない、「テキストタイピングでストレス解消の場」みたいな零細ブログであります。逆張りっぽいことを書いて炎上商法的にアクセス数を稼ぐとか、動画レビュワーみたいにアクセス増えれば銭が稼げるから何でもオッケー!ということも考えていませんから、そういう形になるのは本意ではないのですよねぇ。
実は年明けに一度、全方向に喧嘩売ってるような内容を書いて予約公開ボタンを押したけど、思い直して撤回、触れず語らずが正解かな、と思ったりもしました。
と。
ちょっと批判的なことを見つけると「ボクの大好きなメーカーの最高傑作を悪く言うなー!」と顔を真っ赤にする人たちが、最高だのなんだの言われてる記事だけ見てホルホルウキウキして満足して浮かれてるところへ、たまたまググって出てきた糞ブログのテキストで気分を害する意図は別にないですからねぇ。
適当に良い点だけを挙げて最高!素晴らしい!と言いつつ、「この EVF は光学ファインダーを超えた」みたいな適当極まりない褒め言葉を散りばめたモノでも書いていれば良いのかもしれませんけれど、貸与機使ってるわけでもなければ、銭金も絡んでないのに、「そんな使い方で最高とか超えたとか安易に言うとかアホちゃう」と内心思ってるようなことは書けませんので仕方ありません。
当方としては自分の信じたい評価、ありがたい記事や動画だけを見て幸せに生きている人たちの気分を阻害するつもりは全くないわけですが、書きたいように書いてるだけですので、こちらとしては、わざわざ見にくるな粕、なんですけどね。
ともあれ、世の中やたら絶賛賞賛モードのカメラでありますが、私としては褒めたいところも多けれどツッコミどころも多数あるので、それ故に
という面倒くさがり最大のハードルがあるため、事細かにインプレッションを書くことはないかもしれません。
「コレ買ったけど、すげー良いから絶対オススメだよ!」と言えるアイテムなら面倒臭いとも思わず、色々あっても記事を書き連ねますが、残念ながら今のところ、そういう思いに至るほどの評価はないので…お値段もお値段ですし。
今もだいぶ面倒くさいと思ってるんですけど、天気が良い三連休なのにワクチン副反応で自重している反動で、撤回した内容やら適当に書き散らした草稿から適当に抜き出しつつ本稿を造ってます😅
Z9 に関してはあと2つほど、とりあえず言っておきたいことはあるので、そのうち書くかもしれません。
(Amazonの在庫は相変わらずボッタクリ業者…)
仕方なく、最初の1ヶ月は近所で主にヒコーキを相手に、そして普段撮らない被写体相手に色々な条件で試し撮りしていました。
ただ、ヒコーキはともかく、普段撮らない被写体を撮ったところで、Z9 の能力や癖を引き出して理解できるかというと疑問です。たとえ、Z9 を使うことで今まであまり撮ることがなくヒット率の低かった被写体が「撮れた、撮れるようになった」ところで、それは「撮れた」だけであり「(意図を持って)撮った」わけではありません。
それも Z9 の能力、実力ではあるでしょうが、ニコン渾身の新世代フラッグシップ機である Z9 が持つポテンシャルを本当に把握・評価したり、癖や挙動を掴み取って自分のモノとしていくには不適当でありましょう。撮るものがない時の暇つぶし、機械への慣れ程度ならともかく。
いくらド素人の場末ブログだとしても、そういうカメラを多少でも語るなら、フラッグシップ機の能力を必要とする場面で、今までの経験を元にした意図ある撮影を行ってから、だと思っていました。
ですので、使い始めから色々と気づきメモはしていましたし、時には事例写真も撮っていましたけど、まだまだ話をまとめて感想を書く以前かなぁ、と。ちまちまと SNS で呟くくらいが精々。
そんな調子でしばらくは「大枚叩いて買ったけど…」的なストレスが溜まる日々でありましたが、購入から1ヶ月経ち、ようやく SUPER GT の非公式テスト走行やサッカーのプレシーズンマッチ (PSM) がスタート。僅かな機会ですが、やっと本当のシェイクダウン、試し撮りができるようになりました。
ただ、サッカーについては来週末のシーズン開幕までに、あと1〜2回は試行錯誤する撮影機会が欲しかったですねぇ。唯一の PSM 撮影で D5 同様の撮り方を(ある程度)踏襲できる以外に、Z9 の新機能を活かした撮影の可能性、結果を向上できる可能性を感じたものの、コロナ禍で撮影機会が少なすぎて設定や撮り方を詰めきれないまま本番となりそうです。
で、2ヶ月近く使ってきて、私自身の Z9 への印象は今のところ、
とりあえず Z9 をメイン機としてしばらく使ってみようか…
という思いでいます。D5 ほどの信用信頼はないですが、それは今後使っていく中で築けるなら築かれるものでしょう。それでも、ひとまずは D5 のサブではなく、D5 をサブにして使ってみよう、と思えるくらいの評価にはなっています。
とはいえ、高画素化して(想定よりは良かったとはいえ)高感度画質が厳しいこと、飛行機の夜間撮影ではスペックや売り文句の割に AF の厳しい部分も露呈しましたから、季節が進んでサッカーのナイトゲームが始まったら、やっぱり Z9 はダメ、とか言って D5 に戻す可能性はあります。
私の場合、別にカメラそのものが趣味というわけではなく(興味深いものではあるけれども)、あくまでカメラはより良い撮影結果を得るための道具。特にメインマウントとして動体撮影に向けて購入する機材は、カメラでもレンズでも
「私みたいな下手くそが求める撮影結果をどれだけ多く得られるか」
この一点だけです。これだけが私の評価ポイントですから、機材の評価も結果次第。ナイトゲームでの結果が D5 よりダメなら使えない。
AF も EVF も画質も機能も操作性も、全てその一点に対する評価でしかないし、Z9 も D 一桁機も EOS-1D も、クソ重くてデカくて高すぎるフラッグシップ機を買ってしまうのも、下手くそが結果を求める一点のため。
もっと言えば、カメラを使うことが目的でもないので、マウント移行の金銭的な負担を無視できれば、メーカーへのこだわりなど無意味で邪魔なものでしかありません。もちろん、他人が特定メーカーにこだわろうが信心深かろうと勝手であり気にしませんが、逆に知ったこっちゃないので近寄ってくんなボケでもあります。
ちょっと話は逸れてしまいましたが、今のところ Z9 に対しては、
- うわ、なんやこれ、ご自慢の機能はダメダメなシーン大杉じゃね?凄いとか最高とか言ってた連中は全員(以下略
- D5 と同じ撮り方をベースに、使える時は信用しきれない新機能を使う形なら十分使えるか…
- 被写体によっては新機能は使えるなぁ、他でもカスタマイズして設定の瞬時切り替えで撮り手がフォローしていくことで昼間は結果が向上できそう
という経過を辿って、それなりに印象は良い今です。が、先にも書いたようにスポーツのナイトゲームシーズンになれば評価が一変する可能性はあります。夜間の動体撮影にはまだ AF 性能が厳しい点があると現状は判断しているので…
ですので、だいぶ手に馴染んできたとは思うものの、Z9 に対して自分なりの評価を定めるにはまだ時間は必要だと思っています。
そんなわけで色々と思うところがありながらも、Z9 は当面はメイン機として使って行こうという気にさせてくれています。ですから、購入はひとまず正解だったと思ってます。
発売前から必要以上に持ち上げるレビューが多すぎた分 Z9 には警戒していて、“発売前の良いことしか言わないレビュー倒れ” であれば Z 100-400 など Zレンズの予約はキャンセル、EOS R3 & EF/RF マウントにスイッチすることも頭の片隅にありましたが、そういう思いに至らなかったことにはホッとしています。
とはいえ、メディア系や動画系を中心に、発売前から今に至るまで絶賛しかないレビューが相次いでいた状況にはちょっと異常さも感じたし、はっきり言ってウンザリでした。
1ヶ月半ほど自分なりに使い込んできて良いカメラだと思いますし、他社から周回遅れだった部分で追いついた点もあれば、一歩リードした部分もあるのは私ごときが言うまでもないでしょう。
とはいえ、まだ問題点も不満もあるカメラです。良いカメラだけど、動体撮影を行うフラッグシップ機として見た場合、最高とか完璧とか言われても (゚Д゚)ハァ? って感じ。
Z9 というのは、デジタル一眼レフのフラッグシップ機 D 一桁機の後継だと思っています。ですから、Z9 を評価するなら、
- フラッグシップ機を必要とする被写体、実戦、厳しい撮影条件(防塵防滴が必要という意味ではない)で、しっかり結果を残せるかどうか
- D一桁機を超えられる何かを得られるカメラなのか
こういった点が、このカメラに対する判定基準だと思っています。Z9 を自腹で買って、自らが今まで撮ってきたフィールドで実際に動体を撮影しているユーザーなら、そのあたりを加味して判断されていることでしょう。
ところが発売前後のメディア系や動画系レビューでは、そういった基準を考慮していると思われる方がレア。下位機種でも問題ないような撮影だったり、普段撮ってないモノが撮れただけで、凄い、素晴らしい、最高、完璧とかいう言葉を並べ立てられてることが多く、
それで本当に Z9 の性能を評価できてるんですかねぇ…
と思う遠浅レビューを見て、何だかなーと思うことが少なくありませんでした。賛辞の大安売り。
貸出機ゆえに時間がないとしても、お金稼ぎのレビューなのにフラッグシップ機をそんな上辺だけで褒めてええんかいな、と。それで60〜70万円出して買うに値するかどうかの判断材料を読者に提供できているのか、と。
世間の評判はいざ知らず、個人的には今の Z9 をフラッグシップ機として見た場合、厳しい条件・厳しい被写体を撮るカメラとしてまだ足りない部分、未成熟な点、改善して行かなきゃいけないところがあると感じています。ド素人が感じられることを、経験豊富な方々がちゃんと試せば判らないわけはないと思うのですけどね…
メーカーお抱えプロさんが発売前を中心に良いことしか言わず、発売後しばらく経ってから欠点をしれっと雑誌の片隅に書いていたりするのは飯を食うために仕方ないでしょうし、いつものことって感じではありますが…
ニコンのフラッグシップ機はまだまだこんなもんじゃない、こんなものでは困る、まだ途上のはずだと思うからこそ、賛辞の大安売りには閉口しちゃうんですよねぇ。
また、そういう賛辞祭りのレビューばかり見てしまうと、
コストダウン故の不満や動体撮影で改善すべき点を指摘するのは、なんか空気読めない逆張りっぽい感じになっちゃいそうで気が乗らねえなぁ
って感じになってしまっていたのも事実。
EVF が絶賛されまくってるのに、
動体撮影における Z9 最大の欠点は EVF
とか書いちゃったら、如何にも逆張り厨房っぽくて嫌じゃないですか。
もちろん、私自身は1ヶ月半使ってきて本気でそう思っています。あと、Z9 は全方位に手を伸ばしすぎて、D 一桁機が一番誇れたはずの動体スチル撮影をちょっと軽視というか妥協しすぎでは?とも感じています。動画に注力しないと先が見込めないのは判りますが、キヤノンならともかくニコンが…という気持ちは少しあります。
とはいえ、こちとら場末ブログらしくひっそりやっているだけで、小銭稼ぎのためでもない、「テキストタイピングでストレス解消の場」みたいな零細ブログであります。逆張りっぽいことを書いて炎上商法的にアクセス数を稼ぐとか、動画レビュワーみたいにアクセス増えれば銭が稼げるから何でもオッケー!ということも考えていませんから、そういう形になるのは本意ではないのですよねぇ。
実は年明けに一度、全方向に喧嘩売ってるような内容を書いて予約公開ボタンを押したけど、思い直して撤回、触れず語らずが正解かな、と思ったりもしました。
んー、なんか各方面で絶賛されて、それでみんな満足してるなら、別にもうこんな場末ブログでアレコレ書かなくて良いんじゃね?面倒くさいし、そもそも書いたところで俺に何のメリットもないし
と。
ちょっと批判的なことを見つけると「ボクの大好きなメーカーの最高傑作を悪く言うなー!」と顔を真っ赤にする人たちが、最高だのなんだの言われてる記事だけ見てホルホルウキウキして満足して浮かれてるところへ、たまたまググって出てきた糞ブログのテキストで気分を害する意図は別にないですからねぇ。
適当に良い点だけを挙げて最高!素晴らしい!と言いつつ、「この EVF は光学ファインダーを超えた」みたいな適当極まりない褒め言葉を散りばめたモノでも書いていれば良いのかもしれませんけれど、貸与機使ってるわけでもなければ、銭金も絡んでないのに、「そんな使い方で最高とか超えたとか安易に言うとかアホちゃう」と内心思ってるようなことは書けませんので仕方ありません。
当方としては自分の信じたい評価、ありがたい記事や動画だけを見て幸せに生きている人たちの気分を阻害するつもりは全くないわけですが、書きたいように書いてるだけですので、こちらとしては、わざわざ見にくるな粕、なんですけどね。
ともあれ、世の中やたら絶賛賞賛モードのカメラでありますが、私としては褒めたいところも多けれどツッコミどころも多数あるので、それ故に
色々ありすぎて書くのが面倒なんだよなぁ
という面倒くさがり最大のハードルがあるため、事細かにインプレッションを書くことはないかもしれません。
「コレ買ったけど、すげー良いから絶対オススメだよ!」と言えるアイテムなら面倒臭いとも思わず、色々あっても記事を書き連ねますが、残念ながら今のところ、そういう思いに至るほどの評価はないので…お値段もお値段ですし。
今もだいぶ面倒くさいと思ってるんですけど、天気が良い三連休なのにワクチン副反応で自重している反動で、撤回した内容やら適当に書き散らした草稿から適当に抜き出しつつ本稿を造ってます😅
Z9 に関してはあと2つほど、とりあえず言っておきたいことはあるので、そのうち書くかもしれません。
(Amazonの在庫は相変わらずボッタクリ業者…)
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