2021年も残り1日となりました。去年は大掃除を11月から始めて、まさにとことん“大掃除”と言えるものだったのですが、今年は最終週になってから始めて到底大晦日に終われそうにない状況…年末年始に仕事も抱えていますしね(´Д` )
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【中編】次点その他
さて、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。本年最後の更新になりますが、2021年の “お買い物ベスト” 上位5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。
第5位 バッファロー nasne お買い物評価:92点 (製品評価:85点)
■ nasne(ナスネ)R 公式サイト | バッファロー
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
2年前にソニーから販売終了となったものの、今春バッファロー製になって復活した nasne。ネットワーク経由でのスマートフォンやタブレット、パソコンでの視聴に特化した HDD レコーダーですね。
むかし 500GB HDD 時代の nasne を買ったものの、元々テレビを普段見る習慣がなく(スポーツ中継くらい)、当時はまだ BD/HDD レコーダーを自室に設置していましたので nasne はほとんど使われないまま、友達に譲ってしまいました。
ただ、自室の BD/HDD レコーダーの調子が悪くなって撤去し、録画装置はリビングや家族用のみになって自分専用のものがなくなると、さすがに「たまにしか使わなくても何か録画できるものがあった方がいいかなぁ」と思っていたところへの nasne 復活。
自宅でテレビの前にいることは稀で、座っている時はほとんどパソコンもしくはタブレットやスマホの前にいる私ですから、テレビに繋いで観る HDD レコーダーよりも、タブレットやスマホ、パソコンで観るための nasne を選ぶのは道理でもありました。
結果、ずっと便利に使っています。購入直後に記事を書きましたが、その時よりも利用頻度は高くなっていると言っても良いでしょう。
今は民放の見逃し配信として TVer があって、かなりの割合で後から視聴が可能になっていますが、TVer は CM 飛ばしができませんし(以前はできたが対策された)、早送り操作もイマイチ使いづらいので、nasne 導入後は、ちょっと気になる番組があったらとりあえず nasne に録画しておいて、後から nasne で見るか、見ずに消すか、とすることが増えました。
そういう意味では、改めての nasne 導入でテレビ番組を見る頻度が少し上がりましたし、テレビ番組もパソコンのディスプレイやタブレット、スマホで見るものに視聴スタイルが完全に変わりました。(自室のテレビは実質不要になっているので本年末の大掃除で撤去するかも)
また。タブレットやスマホでも見られるということは、ベッドに横になってる時も含めて、わざわざテレビの方に向かなくても/行かなくても自由な体制で見られる、というのも愛用の理由ですね。(外出先からも観られるが、そこまで観ることはしていない)
ただ、良い点ばかりではなく、結構使っている分、不満点もあります。特に以下の3点については大きな不満点ですね。
1つ目についてはダブルチューナー内蔵、2波対応の上位モデルを出して欲しいですね。発売から半年近くの品薄が無くなって最近は2台セット売りを始めたようですが、2台置くとか無駄かつ面倒なことはしたくないので、2波対応モデルを出して欲しいところ。それくらい検討の余地があるほど売れたのでは…?
2つ目の問題は、常に悩まされています。同時接続数とは別に、nasne に接続(登録)してコンテンツを見られるデバイス数が6台に制限されていることが大いに不満です。使っているパソコンやらタブレット、スマホの数が多すぎるというのは重々承知の上ですが、家族も含めると6台では到底足りない。
ストリーミングサービスもそうですが、同時接続数を制限するなら、サービス登録デバイス数に厳しい上限を設ける必要はどこにもないと思うんですがねぇ。今回の nasne は愛用していますが、これがある限り nasne の2台目を買うことはないですね。
最後に、macOS 用のクライアントアプリで安定して使えるものが欲しいところ。有料なのは仕方ないですが、お金を払う価値のあるクライアントアプリが出て欲しいわけですが…とりあえず今は iPhone / iPad 向けの torne を Mac でも使っています。
iPhone / iPad 向けのアプリが使えるのは Apple Silicon Mac の利点でもあり、別途有料アプリを買わずに済みますが、
この2点を始め、致命的ではないけれどちょこちょこと謎挙動があるので、iPhone / iPad 向けアプリを Mac で使うのではなく、専用のまともに使えるクライアントアプリが欲しいところです。
(StationTV Link は、Apple Silicon Mac では外部ディスプレイは一切利用不可なので使い物にならない。著作権保護とか意味不明の言い訳をしてるが、自社の不足を何でも著作権保護言うてたらええもんちゃうで…)
とまぁ、最後の点は nasne 本体の問題ではないですが、クライアントアプリがないと使えない代物ですので、クライアントアプリ側のことも含めて幾つかの不満点がマイナス評価になったものの、改めて購入した nasne はよく使うようになりましたし、自分のテレビ視聴スタイルを完全に変えた、という変化もあったので、今年のお買い物としては高い評価となりました。
■ 5年ぶりの新製品、バッファロー製になった nasne ちょい感想
第4位 STEADY 筋膜リリース 電動フォームローラー ST116 お買い物評価:93点 (製品評価:90点)
■ 電動フォームローラー(特許庁 意匠権取得)【最大振動数4500回/分】[1年保証] ST116 | STEADY(ステディ)公式サイト
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
珍しく健康器具を取り上げることになりました。ウチに健康器具の類いは少なくないのですが、全て家族が使うもので自分が使うのは長年愛用しているストレッチボード(↓)くらい。
そんな中、近年流行の?筋膜リリース系の製品の存在は知っていたものの、
と思ってスルーしていたのですが、友達が「足が怠いときによく効くよ」というので、お試しで買ってみたら意外と効果があって、最近は重宝しています。
ただ、床で直接使うと振動が酷くて階下にいる家族から苦情が出るので、低反発マットなどを敷いて振動対策して使っています。それでもレベル1以外の強さでは、振動や音が伝わるようですが…
購入直後にちょっと試したら、その振動がかなり階下に響くため使いづらくなって放置気味だったのですが、歩き疲れた時に脹脛〜アキレス腱や太ももに使ってみたら、それぞれ5分程度だけでも楽になったので、それ以降は階下の家族のために振動対策をして、足が疲れたり、腰痛時などに使うようになりました。
付属のペラ紙に使い方が書かれてる他、動画の説明も用意されていますが、割と適当に使ってます。本来の使用法ではないでしょうが、パソコンのタイピング疲れで腕や肘まわりが怠くなっている時にも使っています。
腕に対する使い方は説明書に載ってませんが、振動するローラーへ体重を軽くかけながら腕を(部位を変えつつ)押し付けてるだけでも結構楽になることが多いです。体重がかけづらい分、足などに使う時より少し強めのレベルにするのがコツでしょうか。
ちょうど今も、大掃除で腰痛が酷くなったので、本記事の最後に書き足しつつ↓の写真のような体制でローラーをかけてます😓
(腰には公式サイトにある写真の感じで使用)
最初に買ったのが STEADY というブランドの製品で、いつも Amazon で1万円弱にて売られていますが、ちょくちょく7千円台のセールが行われています。年明けのセール時にも安くなってるかもしれません。
ただ、本製品を購入した後、自分で使って良かったので家族用として買ったのが以下の同種製品。
こちらは 4千円前後と安くて、それでいて基本的な機能に大差はないので、今から買うならこちらがオススメですね。(サクラチェッカーをクリアした評判も良さげです)
(この製品は Amazon 直販以外のマーケットプレイス業者が微妙に安い値段で売っていることが多いので、そのあたりは価格と販売元を見て選択した方が良いかもしれません)
いずれにせよ、久しぶりに健康器具を(家族用ではなく)自分のために買って、そして使う気になって、愛用しているので、お買いもの評価としては高く評価することになりました。IT 機材やカメラはどちらかと言えば身体を悪くさせるモノですが(笑)、これは逆ですからね☺️
最初から安い同種製品を買わずに損した感じがゼロではないですが、それ以上に心地よく使えている満足度の方が高くて、お買いもの評価の低下にはあまり繋がっていません。
肩こりには使えない(極めて使いづらい)ことと、使用時のローラーの振動が思いきり床に伝わって響くことが難点ですが、振動問題がクリアできるならば割とお勧めしたいカテゴリーの商品で、流行るのも納得です。
肩こりにはガン・タイプの筋膜リリース製品が出ているので、相変わらず購入を悩み中です。(値段的にはちょっと高くなる)
(サクラチェッカーで合格の商品2つ)
気に入っていたとしても、本ブログではこういった健康器具には全く触れてこなかったわけですが、どうもこの手の商品を下手に褒めるとショップチャンネル系宣伝ブログみたいになるのが嫌で控えていました😅
とはいえ、今年買ったものの中でも結構なお気に入り商品ですので、今年のお買いもの評価上位入りとして、ここで紹介しておきました ;-)
第3位 第6世代 iPad mini Wi-Fi + Cellular 64GB お買い物評価:96点 (製品評価:97点)
■ iPad mini - Apple(日本)
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
この秋発売されて高い評価を受けている第6世代 iPad mini (2021)。私の評価としても Touch ID が若干使いづらい以外は完璧だと感じています。
iPad Air から採用されたスリープボタン一体の Touch ID は良いアイデアだと思ったのですが、実際に自分で所有して使ってみると認識しやすさはホームボタンから劣って、画竜点睛を欠いた感はありますね。もちろん、ホームボタン廃止で、そこしか選択肢はなかったとは思いますが。
あとは、お値段がググッと上がったなぁ、と言うのはありますね。初期は3万円台前半、その後もずっと4万円台だったのですが、今回は約6万円から。廉価モデルから一気にミドルモデルにジャンプアップしました。
もちろん、今回のてんこ盛りのスペックを考えれば&同クラス性能の iPhone 13 との価格差を考えれば、約6万円と言うのはむしろ割安にも見えるわけですが、大きすぎないタブレットを求めている人へ気軽に背中を押せる価格では無くなったかもしれません。
ただまぁ、この性能、スペックだと長く使えるでしょうから、買う時は高いけど長く一線で使えて結果的にはそんなに高くなかった、というデバイスにはなりそうですけどね。
(個人的には Face ID が採用された iPad mini が出たら乗り換えてしまいそうですけど)
そんなわけで、スリープボタン一体型 Touch ID がやや使いづらいことを除けば文句なしの新しい iPad mini。お買いもの評価は第3位ですけれど(それなりのお値段になったからね)、
でした。ホント不満ないです。
■ 第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【前編】〜 Pro/Air とは違うスマホの延長線上にある iPad
■ 第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【後編】〜 細かなアレコレと足りない唯一、そして買った時のミス
■ 久しぶりに iPad mini を買って使い始めて1ヶ月【前編】 〜私的 mini の使い方、Pro との使い分け
■ 久しぶりに iPad mini を買って使い始めて1ヶ月【後編】 〜ファーストインプレから変わった点、変わらない点
第2位 NTTドコモ ahamo お買い物評価:98点 (製品評価:95点)
■ ahamo
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
いやホンマ、みんなもう麻痺して当たり前のようになっているけれど、大手キャリアで月間データー通信量 20GB で月額料金が3千円以下、それも5分話し放題付きだなんて、たった1年前でも空想話にもなっていなかったし、数年前なら頭おかしいレベルの妄想と思われていたと思うわけで、ホント素晴らしい。
もちろん、povo など他社も含めた同じような施策全体にも同じことが言えるし、そもそも政府主導、菅前首相の意向でもあったわけで、ケータイ系ジャーナリストからも色々批判されたりもしたけど、結果的には(携帯電話事業を手がけている会社関係者以外は)みんなパッピーになれたわけで、コロナ対策もそうだけど
と思える話の一つ。反政府、反自民な人たちは菅前首相の思惑に乗せられたくないでしょうから、こんな廉価プランは使っていないでしょうけれど…
au やソフトバンク系では povo や LINEMO のようなオンライン専用プランよりも窓口対応のある UQ や Y!モバイルの方が人気という話もありますが、こちとらむしろ窓口に行かなくても済むことが利点に思える人間なので、ahamo のようなオンライン専用プランは大歓迎でした。
私の場合、月 20GB を使い切ることはなく、いつも半分〜4分の1くらいは余らせていますが、余裕はいくらあっても良いですし、
でしたので、今年のお買いもの第2位としました。
月間データー通信容量が 20GB 有れば十分の人間にとっては、ホンマええ時代になったもんです…
■ ドコモ ahamo へ MNP した話【前編】 〜 格安SIMに見切りをつけた理由、ahamo を選んだ理由
■ ドコモ ahamo へ MNP した話【後編】 〜手続きは難しくないけどハードルはそれなり、専用アプリは最低
第1位 ブリヂストン 電動クロスバイク TB1e (2020年モデル) お買い物評価:99点 (製品評価:96点)
■ 電動クロスバイク TB1e(ティービーワンe) | ブリヂストンサイクル株式会社
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
近所のスタジアムへサッカー観戦に行く際、夏場だと小口径の折り畳み自転車を汗だくになって漕いで行っていたのですが、こちとら汗だくになってるのに電動アシストママチャリにスーッと抜かれまくったのが、購入動機の発端でした。
とはいえ、スタジアムへ行くだけに最低でも10万円近くする電動アシスト自転車を買うのも…と冷静に戻ったはずなのに、応援するクラブが大阪ダービーで1週間の間にホーム2連敗、2敗目は屈辱の大敗だった腹いせに(何故か)散財へと走った結果が、ブリヂストンの電動アシストクロスバイク TB1e の購入。
購入から3ヶ月半が経っていますが、とにかく
であり、
という後悔も少しあるくらいです。
緊急事態宣言がずっと続いて遠出ができない時こそ有意義に使えたはずですが、納車された時は緊急事態宣言がそろそろ終わる頃でしたからね。コロナ禍が少しマシになったら自転車に乗るより、お出かけも少しはしたくなりますし…
いかんせん、普段、自転車なんか使わないのに、使う必要がないのに(駅や買い物先へは徒歩でも時間的に変わらない)、電動アシスト自転車なんかに十万円出すのはどうか、と思って躊躇っていたわけで、それは仕方ないでしょう。
ですが、実際には、実用にはほとんど使わなくても、自転車に楽しく乗って出かけられるようになっただけでも、買った価値はありました。
そもそも必死こいてペダル漕ぐ趣味はないからロードバイクとかには興味もないけれど、自転車に乗ってお気楽にポタリング/サイクリングするのは楽しいわけで、周辺に坂の多い環境というハードルを電気の力で下げてくれれば、また楽しくなるのも当然だったかもしれません。
登り坂が苦にならない、嫌にならない、電車や河川を越える陸橋の登りも1つ2つならともかく幾つも越えていくとなればウンザリする面倒くさがり屋&体力なし男の、その嫌な部分を電気が取り払ってくれて、楽な部分だけ残してくれれば自転車に乗るのも楽しくなるのは道理であります。
安易とか軟弱とか知ったこっちゃありません。楽しければ、それでいいものなんですから。苦労があってこその楽しさとか求めてはないですからね。
現在、購入から3ヶ月半くらいですが、乗車距離は約 600km。スタジアムにサッカー観戦へ行く以外は、ただ自転車に乗る以外で使うことはないですから 550km くらいは自転車でブラブラする目的(サイクリングみたいな何か、ポタリング)で使ってる計算になるでしょうか。
購入前、購入時はスタジアムまでの往復以外に全然使わないままになるのも覚悟だったので、自分としては(購入直後の嬉しがりテンションもあったにせよ)それなりに使ったなぁ、と思っています。日々の通勤通学とかに使うわけではないですからねぇ。
近年、プライベートの出費と言えば、カメラ関係か IT ガジェット類ばかりだったわけですが、それらの出費にあまりテンションが上がらず、面白みを感じることが減っていました。
私の場合、自転車そのものには全く興味がないので自転車が面白いとは思いませんが、自転車に乗って出かけることは決して嫌いじゃなく、でもそのための労力が億劫になっていたところへ電動アシストが億劫を越えさせてくれて、また自転車ブラブラで出かけられるようになって、実に新鮮な心持ちになれました。
いずれにせよ、トータル15万円くらいの出費はしたものの、
そんな感じで自分の消費行動を反省したりもしました。(と言いながら Z9 買ったけど😅)
また、TB1e を選んだ理由については、購入経緯を書いた記事に散々書いたので繰り返しませんが、回生充電に惹かれたこと、クロスバイク/スポーツバイク風だけど街乗り仕様で何かしらの追加が不要、という2大理由については、3ヶ月以上経った今も大正解だったと思っています。
当初予算から多少逸脱したし、良い点ばかりではないけれど、
今もそう思えるのですから、実に良い、自分に合った電動アシスト自転車を選べたということでしょう。
そんなわけで、今年のお買いもの第1位は電動アシスト自転車の TB1e でしたが、これは1ヶ月前にリストアップを始めたときから、ほぼ迷うことなくでした。
本格的な自転車の深みに入り込むつもりは皆無ですが、来年以降も飽きずに、近場を電動アシストで楽に、楽しくブラブラとサイクリングできればなぁ、と思ってます。
というか、健康的に自転車で楽しくポタリング/サイクリングするのが趣味になったら、もうカメラ機材に散財する気もなくなってきて人として少しは真っ当になれるんじゃないかと、そんな気もするのですが…そうですか、気だけですか、妄想ですか(´Д` )
ともあれ、セカンドインプレッションや後から付けたアクセサリー類の感想を書こうと思いつつも書く余裕がないまま、購入から2ヶ月、3ヶ月と経ち、もう年を越してしまいますが、来年また折りを見てインプレッションやアクセサリーレビューをド素人なりに記しておこうかと思っています。
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【1】〜電動チャリとか考えたこともなかったのに…
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【2】〜TB1eに決めた理由
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【3】〜購入、色、オプション
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【4】〜納車、初乗りファーストインプレ
以上、私だぶる☆えっちが選ぶ、2021年のお買いものベスト10でした。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【中編】次点その他
コロナ禍の闇は明けそうで明けきらない中、当方にとっても未だ厳しい状況で、来年もまたお買いものベスト10なんて書けるような状況かどうか判りませんが、来年は世の中が少しでも「平常」を取り戻していくことを願っています。
そして、本年もまた、日々、人々の健康と治療に寄与していただいた医療従事者の方々には、心からの感謝を。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【中編】次点その他
さて、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。本年最後の更新になりますが、2021年の “お買い物ベスト” 上位5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。
■ nasne(ナスネ)R 公式サイト | バッファロー
▽良かったところ
- 久しぶりに買って使い始めたら、昔と違って思いの外、常用している
- テレビの前にいることは少なく、パソコンやスマホ、タブレットを見ていることが圧倒的な自分にはピッタリの製品
- 元々あまりテレビは見ない方で、そのためもう使わないと BD/DVD レコーダーを撤去していたが、たまに録画して観たい番組もある、その程度のライトな使い方にはちょうど良い
- 滅多に使わないが自宅 LAN 内だけでなくインターネット経由で外出先からでも観られる
- HDD ケースと変わらぬサイズなので設置場所は最小限のスペースで済む
- ソニー扱い時代と比べて内蔵 HDD が 2TB と増量されて、溜め込んでも余裕はある
▼ダメなところ
- nasne へのクライアントアプリの接続台数が6台に制限されているだけでなく、登録や解除で上手くいかないことが発生する
- HDD 容量が増えたとはいえ、ソニー扱い時代からは値上がりした
- ソニー時代の nasne と基本的には変わらないため、ワンチューナーモデルのみ
- 視聴アプリは Windows、Android、iPhone/iPad とも基本的に有料なので、nasne 購入代金以外にも費用は発生する
- Mac では使い良い視聴アプリがなく、iPhone/iPad 用の nasne アプリを Mac で使うのがまだマシという状態(Apple Silicon Mac のみ可能)
- iPhone/iPad 用の nasne アプリを Mac で使うと、ちょっとした問題や制限がある
- 録画したものを長く残したい、BD/DVD に焼いて残したい人には全く不向き
- チューナーの起動、切り替えが遅い
◇雑感
2年前にソニーから販売終了となったものの、今春バッファロー製になって復活した nasne。ネットワーク経由でのスマートフォンやタブレット、パソコンでの視聴に特化した HDD レコーダーですね。
むかし 500GB HDD 時代の nasne を買ったものの、元々テレビを普段見る習慣がなく(スポーツ中継くらい)、当時はまだ BD/HDD レコーダーを自室に設置していましたので nasne はほとんど使われないまま、友達に譲ってしまいました。
ただ、自室の BD/HDD レコーダーの調子が悪くなって撤去し、録画装置はリビングや家族用のみになって自分専用のものがなくなると、さすがに「たまにしか使わなくても何か録画できるものがあった方がいいかなぁ」と思っていたところへの nasne 復活。
自宅でテレビの前にいることは稀で、座っている時はほとんどパソコンもしくはタブレットやスマホの前にいる私ですから、テレビに繋いで観る HDD レコーダーよりも、タブレットやスマホ、パソコンで観るための nasne を選ぶのは道理でもありました。
結果、ずっと便利に使っています。購入直後に記事を書きましたが、その時よりも利用頻度は高くなっていると言っても良いでしょう。
今は民放の見逃し配信として TVer があって、かなりの割合で後から視聴が可能になっていますが、TVer は CM 飛ばしができませんし(以前はできたが対策された)、早送り操作もイマイチ使いづらいので、nasne 導入後は、ちょっと気になる番組があったらとりあえず nasne に録画しておいて、後から nasne で見るか、見ずに消すか、とすることが増えました。
そういう意味では、改めての nasne 導入でテレビ番組を見る頻度が少し上がりましたし、テレビ番組もパソコンのディスプレイやタブレット、スマホで見るものに視聴スタイルが完全に変わりました。(自室のテレビは実質不要になっているので本年末の大掃除で撤去するかも)
また。タブレットやスマホでも見られるということは、ベッドに横になってる時も含めて、わざわざテレビの方に向かなくても/行かなくても自由な体制で見られる、というのも愛用の理由ですね。(外出先からも観られるが、そこまで観ることはしていない)
ただ、良い点ばかりではなく、結構使っている分、不満点もあります。特に以下の3点については大きな不満点ですね。
- 2波以上が同時受信、録画ができないこと
- nasne で視聴できるデバイス数の上限が6台
- macOS 向けに安定して使いやすいクライアントアプリがない
1つ目についてはダブルチューナー内蔵、2波対応の上位モデルを出して欲しいですね。発売から半年近くの品薄が無くなって最近は2台セット売りを始めたようですが、2台置くとか無駄かつ面倒なことはしたくないので、2波対応モデルを出して欲しいところ。それくらい検討の余地があるほど売れたのでは…?
2つ目の問題は、常に悩まされています。同時接続数とは別に、nasne に接続(登録)してコンテンツを見られるデバイス数が6台に制限されていることが大いに不満です。使っているパソコンやらタブレット、スマホの数が多すぎるというのは重々承知の上ですが、家族も含めると6台では到底足りない。
ストリーミングサービスもそうですが、同時接続数を制限するなら、サービス登録デバイス数に厳しい上限を設ける必要はどこにもないと思うんですがねぇ。今回の nasne は愛用していますが、これがある限り nasne の2台目を買うことはないですね。
最後に、macOS 用のクライアントアプリで安定して使えるものが欲しいところ。有料なのは仕方ないですが、お金を払う価値のあるクライアントアプリが出て欲しいわけですが…とりあえず今は iPhone / iPad 向けの torne を Mac でも使っています。
iPhone / iPad 向けのアプリが使えるのは Apple Silicon Mac の利点でもあり、別途有料アプリを買わずに済みますが、
- Mac 上では torne アプリ起動終了時に必ずミュージックアプリが起動する謎挙動
- Mac 上の torne アプリで視聴しながら torne が表示されてるスクリーンを別のデスクトップに切り替えると torne アプリが停止する
(きちんとバックグラウンド動作に対応していない、同一デスクトップ上の別アプリに切り替えた時は問題なし)
この2点を始め、致命的ではないけれどちょこちょこと謎挙動があるので、iPhone / iPad 向けアプリを Mac で使うのではなく、専用のまともに使えるクライアントアプリが欲しいところです。
(StationTV Link は、Apple Silicon Mac では外部ディスプレイは一切利用不可なので使い物にならない。著作権保護とか意味不明の言い訳をしてるが、自社の不足を何でも著作権保護言うてたらええもんちゃうで…)
とまぁ、最後の点は nasne 本体の問題ではないですが、クライアントアプリがないと使えない代物ですので、クライアントアプリ側のことも含めて幾つかの不満点がマイナス評価になったものの、改めて購入した nasne はよく使うようになりましたし、自分のテレビ視聴スタイルを完全に変えた、という変化もあったので、今年のお買い物としては高い評価となりました。
■ 5年ぶりの新製品、バッファロー製になった nasne ちょい感想
■ 電動フォームローラー(特許庁 意匠権取得)【最大振動数4500回/分】[1年保証] ST116 | STEADY(ステディ)公式サイト
▽良かったところ
- どんなもんかな?と思いつつ使い始めたが、筋肉の疲れ、痛みには一定の効果があって使い続けている
- 血行が良くなるせいか、筋肉痛はもちろん、怠さ回復にもそれなりに効果がある感じ
- バッテリーは割と長持ちしそうで、2日に1度、10〜15分使うくらいなら数週間充電せずに使える
▼ダメなところ
- もっと安くて機能的に大差ない同種製品があった(家族用に買い増した)
- 振動が床からかなり響いて周囲の迷惑になるので、同居の家族やマンション/アパートでの周辺住民のためにも、使う時には防振対策は行った方が良い
- それなりに効果があるとはいえ、全てのストレッチの代わりになるわけではない
- 肩こりにも使いたいが、構造上ちょっと無理がある
◇雑感
珍しく健康器具を取り上げることになりました。ウチに健康器具の類いは少なくないのですが、全て家族が使うもので自分が使うのは長年愛用しているストレッチボード(↓)くらい。
そんな中、近年流行の?筋膜リリース系の製品の存在は知っていたものの、
これだけ類似製品が雨後の筍のように出てくるんだから、それなりの効果はあるんだろうけど、運動する人向けっぽいし、自分にはどうだろう?
と思ってスルーしていたのですが、友達が「足が怠いときによく効くよ」というので、お試しで買ってみたら意外と効果があって、最近は重宝しています。
ただ、床で直接使うと振動が酷くて階下にいる家族から苦情が出るので、低反発マットなどを敷いて振動対策して使っています。それでもレベル1以外の強さでは、振動や音が伝わるようですが…
購入直後にちょっと試したら、その振動がかなり階下に響くため使いづらくなって放置気味だったのですが、歩き疲れた時に脹脛〜アキレス腱や太ももに使ってみたら、それぞれ5分程度だけでも楽になったので、それ以降は階下の家族のために振動対策をして、足が疲れたり、腰痛時などに使うようになりました。
付属のペラ紙に使い方が書かれてる他、動画の説明も用意されていますが、割と適当に使ってます。本来の使用法ではないでしょうが、パソコンのタイピング疲れで腕や肘まわりが怠くなっている時にも使っています。
腕に対する使い方は説明書に載ってませんが、振動するローラーへ体重を軽くかけながら腕を(部位を変えつつ)押し付けてるだけでも結構楽になることが多いです。体重がかけづらい分、足などに使う時より少し強めのレベルにするのがコツでしょうか。
ちょうど今も、大掃除で腰痛が酷くなったので、本記事の最後に書き足しつつ↓の写真のような体制でローラーをかけてます😓
(腰には公式サイトにある写真の感じで使用)
最初に買ったのが STEADY というブランドの製品で、いつも Amazon で1万円弱にて売られていますが、ちょくちょく7千円台のセールが行われています。年明けのセール時にも安くなってるかもしれません。
ただ、本製品を購入した後、自分で使って良かったので家族用として買ったのが以下の同種製品。
こちらは 4千円前後と安くて、それでいて基本的な機能に大差はないので、今から買うならこちらがオススメですね。(サクラチェッカーをクリアした評判も良さげです)
(この製品は Amazon 直販以外のマーケットプレイス業者が微妙に安い値段で売っていることが多いので、そのあたりは価格と販売元を見て選択した方が良いかもしれません)
いずれにせよ、久しぶりに健康器具を(家族用ではなく)自分のために買って、そして使う気になって、愛用しているので、お買いもの評価としては高く評価することになりました。IT 機材やカメラはどちらかと言えば身体を悪くさせるモノですが(笑)、これは逆ですからね☺️
最初から安い同種製品を買わずに損した感じがゼロではないですが、それ以上に心地よく使えている満足度の方が高くて、お買いもの評価の低下にはあまり繋がっていません。
肩こりには使えない(極めて使いづらい)ことと、使用時のローラーの振動が思いきり床に伝わって響くことが難点ですが、振動問題がクリアできるならば割とお勧めしたいカテゴリーの商品で、流行るのも納得です。
肩こりにはガン・タイプの筋膜リリース製品が出ているので、相変わらず購入を悩み中です。(値段的にはちょっと高くなる)
(サクラチェッカーで合格の商品2つ)
気に入っていたとしても、本ブログではこういった健康器具には全く触れてこなかったわけですが、どうもこの手の商品を下手に褒めるとショップチャンネル系宣伝ブログみたいになるのが嫌で控えていました😅
とはいえ、今年買ったものの中でも結構なお気に入り商品ですので、今年のお買いもの評価上位入りとして、ここで紹介しておきました ;-)
■ iPad mini - Apple(日本)
▽良かったところ
- Touch ID が使いづらい以外は、ほぼ文句なし
- 狭額縁化、ホームボタン廃止でサイズ感変わらず大画面化、最近 iPhone 13 世代と同じチップ搭載、端子の USB-C 化、5G 対応、第2世代 Apple Pencil 対応…こうなってくれたらが全部実現
▼ダメなところ
- スリープボタン一体型の指紋認証 Touch ID が使いづらい
- コロナ禍でマスク常用な時代だけど、タブレットは顔認証 Face ID の方が便利
- お値段はそろそろこれ以上は上がって欲しくないライン
- 純正ケース Smart Folio 高すぎ!な上に、今回のカラーはイマイチが多すぎ!
- Smart Folio は厚みを増しすぎるので、背面のない Smart Cover が使える構造であって欲しかった
- 第2世代 Apple Pencil が使えるのはいいけど、Apple Pencil も高すぎでしょ…
◇雑感
この秋発売されて高い評価を受けている第6世代 iPad mini (2021)。私の評価としても Touch ID が若干使いづらい以外は完璧だと感じています。
iPad Air から採用されたスリープボタン一体の Touch ID は良いアイデアだと思ったのですが、実際に自分で所有して使ってみると認識しやすさはホームボタンから劣って、画竜点睛を欠いた感はありますね。もちろん、ホームボタン廃止で、そこしか選択肢はなかったとは思いますが。
あとは、お値段がググッと上がったなぁ、と言うのはありますね。初期は3万円台前半、その後もずっと4万円台だったのですが、今回は約6万円から。廉価モデルから一気にミドルモデルにジャンプアップしました。
もちろん、今回のてんこ盛りのスペックを考えれば&同クラス性能の iPhone 13 との価格差を考えれば、約6万円と言うのはむしろ割安にも見えるわけですが、大きすぎないタブレットを求めている人へ気軽に背中を押せる価格では無くなったかもしれません。
ただまぁ、この性能、スペックだと長く使えるでしょうから、買う時は高いけど長く一線で使えて結果的にはそんなに高くなかった、というデバイスにはなりそうですけどね。
(個人的には Face ID が採用された iPad mini が出たら乗り換えてしまいそうですけど)
そんなわけで、スリープボタン一体型 Touch ID がやや使いづらいことを除けば文句なしの新しい iPad mini。お買いもの評価は第3位ですけれど(それなりのお値段になったからね)、
製品の完成度は今年買ったもので No.1
でした。ホント不満ないです。
■ 第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【前編】〜 Pro/Air とは違うスマホの延長線上にある iPad
■ 第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【後編】〜 細かなアレコレと足りない唯一、そして買った時のミス
■ 久しぶりに iPad mini を買って使い始めて1ヶ月【前編】 〜私的 mini の使い方、Pro との使い分け
■ 久しぶりに iPad mini を買って使い始めて1ヶ月【後編】 〜ファーストインプレから変わった点、変わらない点
■ ahamo
▽良かったところ
- ドコモで月20GB を3千円以下なんて、1年前ですら想像外の価格
- 細々としたオプションなしの、5分以内通話無料付き 20GB ワンプランというシンプルさは好き
- 5分カケホーダイは必要なので、むしろ最初から付いていて割安なのは好都合
- 回線品質自体はドコモクオリティだから、廉価プランだからと言って昼休みなどの混雑時にストレスを感じることはない
- オンライン専用プラン、オンラインでしか手続きができないが、私にはむしろ窓口へ行かなくて済むことが利点
- ドコモの主力料金プランであるギガプランと比べて使えないサービスは多いが、d払いは使えるので個人的には問題なし
- むしろキャリアメールを始め、要らない使わないサービスが提供されず、むしろスッキリ
- ファミリー割引、みんなドコモ割引はないが、回線数からは除外されないので家族分の割引が減らないのは◯
- ahamo アプリが初期には最低最悪に使いづらかったが、何とか使えるレベルに達した
▼ダメなところ
- 不要なサービスが提供されずスッキリ!と言ったが、Apple Watch セルラープランに対応していないのは残念
- データー通信料は安くなっても、フル話し放題系のオプションは安くならないねえ
- 色々なオプションがないシンプルさが好きと言いつつ、povo 2.0 のオプションは魅力的なものがあって羨ましく思うことも
- ahamo のアプリの使い勝手が(多少改善されたけど)イマイチ
◇雑感
いやホンマ、みんなもう麻痺して当たり前のようになっているけれど、大手キャリアで月間データー通信量 20GB で月額料金が3千円以下、それも5分話し放題付きだなんて、たった1年前でも空想話にもなっていなかったし、数年前なら頭おかしいレベルの妄想と思われていたと思うわけで、ホント素晴らしい。
もちろん、povo など他社も含めた同じような施策全体にも同じことが言えるし、そもそも政府主導、菅前首相の意向でもあったわけで、ケータイ系ジャーナリストからも色々批判されたりもしたけど、結果的には(携帯電話事業を手がけている会社関係者以外は)みんなパッピーになれたわけで、コロナ対策もそうだけど
なんだかんだでガースーよくやってたやん
と思える話の一つ。反政府、反自民な人たちは菅前首相の思惑に乗せられたくないでしょうから、こんな廉価プランは使っていないでしょうけれど…
au やソフトバンク系では povo や LINEMO のようなオンライン専用プランよりも窓口対応のある UQ や Y!モバイルの方が人気という話もありますが、こちとらむしろ窓口に行かなくても済むことが利点に思える人間なので、ahamo のようなオンライン専用プランは大歓迎でした。
私の場合、月 20GB を使い切ることはなく、いつも半分〜4分の1くらいは余らせていますが、余裕はいくらあっても良いですし、
間違いなく今年一番の
コスパ最高なお買いもの(契約)
コスパ最高なお買いもの(契約)
でしたので、今年のお買いもの第2位としました。
月間データー通信容量が 20GB 有れば十分の人間にとっては、ホンマええ時代になったもんです…
■ ドコモ ahamo へ MNP した話【前編】 〜 格安SIMに見切りをつけた理由、ahamo を選んだ理由
■ ドコモ ahamo へ MNP した話【後編】 〜手続きは難しくないけどハードルはそれなり、専用アプリは最低
■ 電動クロスバイク TB1e(ティービーワンe) | ブリヂストンサイクル株式会社
▽良かったところ
- 回生充電機能があることで(バッテリーの走行距離が延びるだけでなく)充電頻度が少なくて済むので面倒くさがりにはピッタリ
- 日常生活に自転車の必要性は限りなく小さいのに電動アシスト自転車を買うなんて…と思っていたが、電動アシストで必要以上にしんどい思いをしなくなった分、また自転車に乗る気になった
- 動機は不純というかヤケクソ気味だったが、買って良かったし、もっと早く買うべきだった
- いくら電動アシストがあるとはいえ、自転車を漕いで走るのは健康にも良いし、緊急事態宣言時など在宅ワークの気分転換としてもかなり良い
- 周辺に多いアップダウンが苦にならなくなった分、無理せず行ける範囲で時々走りたくなるようになった(いつまで続くかは不明)
- クロスバイクスタイルの電動アシスト自転車だが、eBike と呼ばれるようなお高い電動自転車と違って程々の値段で程々に楽しめるライトユーザー向け
- 最初から街乗り仕様の付属品が付いているのが一般人にはちょうど良い
- カメラや IT ガジェットの新製品では最近感じることのない新鮮さと楽しさがあった
▼ダメなところ
- 回生充電搭載ゆえに漕ぐのを止めるとすぐ速度が低下するため、電動アシストの割には結構漕ぐ羽目になる(負荷は低いけど)
- 下り坂も回生充電による抵抗が大きいため、急坂でもない限り速度が落ちていくので意外と楽できない(でも下り坂の速度抑制になって良い面も)
- お高い eBike とは違うので変速段数が7段しかなく、もう少し段数もギアの幅広さも欲しい
- 回生充電と言っても高度差 150m くらいを下ってもバッテリー残量は 5% も増加せず、バッテリー消費が多少節約できる程度に考えておいた方が良い
- 回生充電が関係ない登り坂をパワーモードでアシストし続けると当然一気にバッテリーは消費していくので、バッテリー消費が少なくて走行距離がやたら伸びるのは平地(多少の丘陵含む)だけの話
◇雑感
近所のスタジアムへサッカー観戦に行く際、夏場だと小口径の折り畳み自転車を汗だくになって漕いで行っていたのですが、こちとら汗だくになってるのに電動アシストママチャリにスーッと抜かれまくったのが、購入動機の発端でした。
とはいえ、スタジアムへ行くだけに最低でも10万円近くする電動アシスト自転車を買うのも…と冷静に戻ったはずなのに、応援するクラブが大阪ダービーで1週間の間にホーム2連敗、2敗目は屈辱の大敗だった腹いせに(何故か)散財へと走った結果が、ブリヂストンの電動アシストクロスバイク TB1e の購入。
購入から3ヶ月半が経っていますが、とにかく
買って良かったのひと言
であり、
もっと早く買えば良かった…
という後悔も少しあるくらいです。
緊急事態宣言がずっと続いて遠出ができない時こそ有意義に使えたはずですが、納車された時は緊急事態宣言がそろそろ終わる頃でしたからね。コロナ禍が少しマシになったら自転車に乗るより、お出かけも少しはしたくなりますし…
いかんせん、普段、自転車なんか使わないのに、使う必要がないのに(駅や買い物先へは徒歩でも時間的に変わらない)、電動アシスト自転車なんかに十万円出すのはどうか、と思って躊躇っていたわけで、それは仕方ないでしょう。
ですが、実際には、実用にはほとんど使わなくても、自転車に楽しく乗って出かけられるようになっただけでも、買った価値はありました。
そもそも必死こいてペダル漕ぐ趣味はないからロードバイクとかには興味もないけれど、自転車に乗ってお気楽にポタリング/サイクリングするのは楽しいわけで、周辺に坂の多い環境というハードルを電気の力で下げてくれれば、また楽しくなるのも当然だったかもしれません。
登り坂が苦にならない、嫌にならない、電車や河川を越える陸橋の登りも1つ2つならともかく幾つも越えていくとなればウンザリする面倒くさがり屋&体力なし男の、その嫌な部分を電気が取り払ってくれて、楽な部分だけ残してくれれば自転車に乗るのも楽しくなるのは道理であります。
安易とか軟弱とか知ったこっちゃありません。楽しければ、それでいいものなんですから。苦労があってこその楽しさとか求めてはないですからね。
現在、購入から3ヶ月半くらいですが、乗車距離は約 600km。スタジアムにサッカー観戦へ行く以外は、ただ自転車に乗る以外で使うことはないですから 550km くらいは自転車でブラブラする目的(サイクリングみたいな何か、ポタリング)で使ってる計算になるでしょうか。
購入前、購入時はスタジアムまでの往復以外に全然使わないままになるのも覚悟だったので、自分としては(購入直後の嬉しがりテンションもあったにせよ)それなりに使ったなぁ、と思っています。日々の通勤通学とかに使うわけではないですからねぇ。
近年、プライベートの出費と言えば、カメラ関係か IT ガジェット類ばかりだったわけですが、それらの出費にあまりテンションが上がらず、面白みを感じることが減っていました。
私の場合、自転車そのものには全く興味がないので自転車が面白いとは思いませんが、自転車に乗って出かけることは決して嫌いじゃなく、でもそのための労力が億劫になっていたところへ電動アシストが億劫を越えさせてくれて、また自転車ブラブラで出かけられるようになって、実に新鮮な心持ちになれました。
いずれにせよ、トータル15万円くらいの出費はしたものの、
カメラ機材に金を使うより、コレ買った方が実に健康的で、人間的でええやねえ
そんな感じで自分の消費行動を反省したりもしました。(と言いながら Z9 買ったけど😅)
また、TB1e を選んだ理由については、購入経緯を書いた記事に散々書いたので繰り返しませんが、回生充電に惹かれたこと、クロスバイク/スポーツバイク風だけど街乗り仕様で何かしらの追加が不要、という2大理由については、3ヶ月以上経った今も大正解だったと思っています。
当初予算から多少逸脱したし、良い点ばかりではないけれど、
TB1e を選んで良かった
今もそう思えるのですから、実に良い、自分に合った電動アシスト自転車を選べたということでしょう。
そんなわけで、今年のお買いもの第1位は電動アシスト自転車の TB1e でしたが、これは1ヶ月前にリストアップを始めたときから、ほぼ迷うことなくでした。
本格的な自転車の深みに入り込むつもりは皆無ですが、来年以降も飽きずに、近場を電動アシストで楽に、楽しくブラブラとサイクリングできればなぁ、と思ってます。
というか、健康的に自転車で楽しくポタリング/サイクリングするのが趣味になったら、もうカメラ機材に散財する気もなくなってきて人として少しは真っ当になれるんじゃないかと、そんな気もするのですが…そうですか、気だけですか、妄想ですか(´Д` )
ともあれ、セカンドインプレッションや後から付けたアクセサリー類の感想を書こうと思いつつも書く余裕がないまま、購入から2ヶ月、3ヶ月と経ち、もう年を越してしまいますが、来年また折りを見てインプレッションやアクセサリーレビューをド素人なりに記しておこうかと思っています。
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【1】〜電動チャリとか考えたこともなかったのに…
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【2】〜TB1eに決めた理由
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【3】〜購入、色、オプション
■ 大阪ダービーで大敗した鬱憤晴らしに電動アシスト自転車 TB1e を買った話【4】〜納車、初乗りファーストインプレ
以上、私だぶる☆えっちが選ぶ、2021年のお買いものベスト10でした。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【前編】10位〜6位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2021 【中編】次点その他
コロナ禍の闇は明けそうで明けきらない中、当方にとっても未だ厳しい状況で、来年もまたお買いものベスト10なんて書けるような状況かどうか判りませんが、来年は世の中が少しでも「平常」を取り戻していくことを願っています。
そして、本年もまた、日々、人々の健康と治療に寄与していただいた医療従事者の方々には、心からの感謝を。
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください。