本日から iPhone で WAON、nanaco が使えるようになり、当方 Suica とともに一番良く使うのが WAON ですので、喜び勇んで Wallet アプリに登録しようとするも WAON も nanaco も出てこず…

と思ったら、Apple Pay で WAON、nanaco が使えるのは iOS 15 からなんですね。iOS 15.1 が出てから更新しようと思っていたので(来週?)、まだ iOS 14.8 のため使えずでした。(iPad は 15 にしてるのですが)

ただ、私がメインで使っている JMB WAON は Apple Pay に対応していないようで、その点はいささか困りものです。日常的に使っていると、意外と馬鹿にならないマイルが貯まるのですが…(→今後の検討課題ではあるらしい)

JMB WAON は Android でも、モバイル WAON には対応しているものの Google Pay には設定できず、カードチャージは一部のカードのみ、履歴参照もログインして過去3件、そして何と言ってもガラケー時代そのままの UI という、何のためのスマホ WAON やねん!という使いづらさのままですからねぇ。

まぁ、コロナ禍で特典航空券も全然発行せずの昨今ですから、ノーマル WAON に切り替えても良いのですけど、どうしたもんだか…

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とまぁ、そんな愚痴はさておき、先月24日に発売された、第6世代の新 iPad mini。

ホームボタン廃止の全画面デザインに、世代遅れなしのチップなど、過去の iPad mini にはない「かなり全部入り」仕様で評判も上々、売れ行きも上々、今なお Apple Store で 4〜5週間待ちの表示ですが、例によって2〜3週間で受け取れてる友達もいますね。

iPhone の 13 Pro への買い換えをスルーした代わりに iPad mini を買うことにして、予約開始から早い段階で手を打ったこともあって無事発売日に到着し、この1ヶ月、新しい iPad mini を使ってきました。

発表会の時に「今回の iPad mini は買いだ!」と判断しただけで、iPad mini の利用シーンをあまり考えずに予約購入してしまったこともあり、手元に届く前は

初代 iPad mini は予約買いしたものの結局あまり使わず、すぐに家族行きになってしまって、その反省から mini には手を出してこなかったのに、思わず今回の mini を買ったけど、どれだけ使う、使えるだろうか??


という不安がありました。しかし、この1ヶ月、思いのほか使っています。

想定とはちょっと違う形での利用もあってか、毎日使っているので、

今回のminiは元を取れるくらい使いそう


という感じの、久しぶりの iPad mini 使用開始1ヶ月です。

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(先日、白と黒のSmart Folioだけ即納だったので購入)


それで、iPad Pro や古い iPad Air も使っている中で、私自身が iPad mini がどういった形で使い始めているか、使い分けているかと言うと、だいたい次のシーンになります。



  1. 出先や移動中に電子書籍を読んだり、ある程度まとまった時間ウェブなどを見る場合

  2. ノートパソコンとともにタブレットを持っていきたい場合
    (前項の用途以外に SideCar を使ったセカンドディスプレイとしても)

  3. 出先で、もしかしたらキーボード使って作業することがあるかもしれないけど確率が低くて iPad Pro + Smart Keyborad Folio すら持っていきたくない場合

  4. バッグの隙間に iPad を入れやすくなった、持って行きやすくなったから、写真を撮りに行く時や自転車でぶらぶらする時にも

  5. 手狭になった作業デスク上の隙間に縦置きして、通知処理端末として

  6. 寝モバ端末(ベッドサイド端末)だけは 8インチ Android 端末から置き換えられず

久しぶりの iPad mini をこの1ヶ月で使っている用途としては、こんなところでしょうか。

1.〜4. については購入前からの想定どおりで、1. や 2. では従来 iPad Pro を持ち歩いていたのを小型軽量化できた、というのは年々体力が落ちていく身としては良いですね。

ただ、SideCar でセカンドディスプレイとして使う場合も含めて、iPad で資料を参照するなど作業サポートデバイスとしては、iPad Pro と比べて画面が二回りほど小さくなってしまうから使い勝手が下がるのは否めません。

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Pro や Air なら A4 資料を縦置きで表示させて見ながら…が可能ですが、mini だとちょっと厳しい。そこも含めて、作業端末として使うと画面サイズは物足りなく感じます。

とはいえ、iPad mini と Pro の本体重量差は 1.5倍ながらカバー含めると倍くらい違うので、持ち運び時の負担的に妥協できることも多いかなぁ、と感じています。

というか、今後も必要に応じてノートパソコンと iPad Pro を持っていくことはあるわけで、mini を買ったことで

T.P.O.に応じた選択肢が増えた


ことは良かったと思っています。

そういった「iPad Pro を持ち出すか、mini で良いか」を状況に応じて選択できる、というのは 3. の点でも有難いことで、仕事柄もしかすると突発的に出先でキーボードを叩く必要のある作業が発生するかもしれない、念の為に…ということがあり、その際

仕事でもないのにノートパソコンを持ち歩きたくない、代わりに iPad Pro + Smart Keyboard Folio なんだけど、今日はそれを持ち歩くのもなぁ。だけど、スマホ+モバイルキーボードでは画面が狭すぎるし…


という(個人的には時々ある)シーンにおいて、iPad mini とモバイルキーボードくらいならカバンの隅に放り込んでおいても別に良いか、負担にならないかな、という中間の選択肢が取れるのは、想定していた以上に効果的、精神的にも良いと感じています。

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これで iPad mini の処理レスポンスが劣っていれば話は別ですが、今回の第6世代 iPad mini は現行 iPad Air よりパワフルな性能を持ち、私が使っている iPad Pro (2018) より性能が上、画面サイズもスマホとは比べ物にならないですから、緊急時には何か作業をするのに最低限使える環境になるのは有り難いです。

また、1. の場合でもそうですが、iPad Pro ではなく mini を選ぶことで

持っていくバッグサイズを
タブレットのために変えなくて良い


メリットもあります。

念のために、とか言ってノートパソコンや iPad Pro を持って行くのと比べると、無駄に大きなバッグを持ち出すことなく済むのは有難いですね。(モバイルキーボードはバッグに応じて折り畳み式含めて色々選べるので)

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バッグの話で言えば、Pro / Air と比べて小さい故の利点としては、4. で挙げたようにカメラバッグなどの隙間に入れて持っていける率が高まったこともあります。

機材を詰め込んで写真を撮りにいく際に、わざわざタブレットも持っていって重くする必要もないですが、飛行機撮影の待ち時間やサーキットでの昼休みとかで意外と暇になることもあって、その時にまったりタブレットで暇つぶしできれば、と思うことは少なくありません。

先に書いたように、スマホの小さな画面をずっと眺めているのは結構疲れますからね…。iPad mini くらいのサイズがあると、だいぶ違います。(そういう意味では Galaxy Z Fold みたいなのが理想かもしれませんが、バッテリーのことを考えると別端末の利点もある)

iPad Pro だとノートパソコン対応のカメラバッグでないと、なかなか入れて持っていくのは難しいですが、iPad mini ならちょっとした隙間に入ることも多くて、カメラバッグ以外のバッグへの収納性も含めて、

iPad Pro と mini は見た目のサイズ感の差以上に、バッグへの収まり度合いが違うなぁ


と感じている、この1ヶ月です。

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そして、購入前は想定しなかった利用として、5. の項目で書いたように、自宅の作業デスクの上でも使うようになりました。主にメール、グループウェアなどのメッセージや SNS などの通知を受けて、それを(まとめて)見て処理する使い方です。

私の作業スタイルとして、作業の集中を削ぐ通知の類いはパソコンにはあまり表示しないようにしています。代わりに充電器に立て掛けてあるスマホで受けるようにしているのですが、それを画面が大きな iPad mini に切り替わった形です。

27インチディスプレイを中心に Windows / Mac のノートパソコンや充電台に置かれた数台のスマホ、その他機器や事務用品が(足元や空中も含めて)あるため、かなり机が手狭になっていて今まではタブレットを置く場所はありませんでした。

ところが、購入直後 iPad mini の置き場所を探していた際、ちょうど右手すぐのところの小さなスペースに iPad mini が縦置きでちょうど置けて、そこにおいて通知処理を行ってみたらちょうど良い塩梅で、そのままずっとその体制で使っています。

スマホの小さな画面よりは見やすい(老眼が入ってきた身では特に)だけでなく、スマホで通知を見ようとすると、ついスマホを手に取ってしまって、パソコンに向かって作業している時の集中が途切れてしまいますが、iPad mini だと手に取らずスタンドに置いたまま指でちょいと操作して終わり、なので、スマホで通知処理するより集中が途切れにくい、と感じてます。

また、iPad mini には Bluetooth キーボードをペアリングしてありますから、長めの返信メッセージを書く場合には、近くに置いてあるキーボードのスイッチを入れて使えば良いので、スマホでメッセージ処理するよりは楽ですね。(長文メールとかはパソコンでやった方が効率的ですが、程度の問題で使い分け)

こういう使い方は、あくまで私自身の個人的な作業スタイルであり、決して普遍的に語るつもりはありませんが、私の中では iPad mini が絶対必要だったとまでは言わないけれど、

ちょっと(物)足りなかった部分に
mini が上手く入ってくれた


ことで、iPad Pro などと使い分けができてきた1ヶ月です。

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長々と書き連ねてしまいましたが、久しぶりに買った iPad mini の私なりの用途、今まで持ち出し用タブレットだった iPad Pro との使い分けは、以上のようになっています。(古い iPad Air は、ほぼ自宅のリビング/ダイニングで使う専用)

唯一、寝モバ端末=ベッドサイド端末だけは 8インチ Android タブレットの MediaPad M5 Lite 8 から置き換わることはありませんでした。

MediaPad M5 Lite 8 と比べて横に大きな画面比率が普段は断然有効なのですが、横になって(目と近い位置で)読む時にはちょっと大きく感じてしまい、スマホと同じく縦長の MediaPad M5 Lite 8 の方が持ちやすいこともあって、現状維持となりました。

あと、寝モバ端末を見ながら寝落ちすることもしばしばで、タブレットが枕や身体の下で押し込まれていることも多く、万が一、液晶が割れて後悔するのは圧倒的に iPad mini ですので、乱雑な扱いになりがちな寝モバには使わないことに落ち着きました☺️

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私の iPad mini の使い方は今後また変わっていくかもしれませんが、初代 mini を買った後みたいに「大は小を兼ねるから mini は使わなくなったわ」ということはなさそうです。

その理由として、先にも書いたように、年齢的に(体力的に)荷物の軽量化を意識する、優先するが多くなってきたということがあります。昔みたいに、何でもかんでも「大は小を兼ねる」と思えなくなっています。

ですので、今後は iPad Pro と適材適所、うまく棲み分けができそうですし、

ちょうど良いタイミングで
iPad miniを再び手に取った


と言えます。

あとは、モバイルキーボードと組み合わせた場合や作業のサポートデバイスとして使う場合などで、

iPad Pro/Airの画面縮小版
と思うから不満が出る


わけで、逆に

スマホの大画面版端末
と思えば妥協も使い分けもできる


そんなところに落ち着いた新型 iPad mini との接し方でした。

後編では、1ヶ月前のファーストインプレから印象が変わった点、変わらない点について何点か記しておこうと思います。

第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【前編】〜 Pro/Air とは違うスマホの延長線上にある iPad
第6世代 iPad mini 使ってみた初期インプレッション【後編】〜 細かなアレコレと足りない唯一、そして買った時のミス


(珍しく購入からすぐフィルムを貼りました…)