発表会が19日未明というので、すっかり明日未明かと思って今朝起きたら既に発表となっていた M1 Pro / M1 Max チップ搭載 MacBook Pro。
発表会では他にも、ノイズキャンセリングなしの AirPods 第3世代とか、Siri 限定 Apple Music Voice プラン、HomePods mini のカラーバリエーションも発表されていましたが、何はともあれ、待望されていた MacBook Pro 上位版。
個人的には、MagSafe 復活のようなプチサプライズ、上位版チップが2種類だった、という意外さは少しあったものの、スペック的にも値段的にも概ね想定どおりかな、という印象。
■ 14インチMacBook Proと16インチMacBook Pro - Apple(日本)
■ M1 Pro/Max搭載で2倍速くなった「MacBook Pro」。筐体も大幅刷新 - PC Watch
■ Apple、GPUを1チップに統合して驚異的な性能を発揮する「M1 Pro」、「M1 Max」 - PC Watch
■ 5つのポイントで知る、アップルの新型MacBook Pro 14インチ/16インチの全貌…「M1 Pro/Max」とは | Business Insider Japan
■ M1 Max MacBook Proのベンチマークスコア、早くも公開か Mac ProのXeon W 3.3GHzに匹敵 - ITmedia NEWS
■ 「Macにもノッチ」の理由 新型MacBook Proにあえて投入した切り欠きについて考えた:CloseBox - ITmedia NEWS
スペック情報とかはネットメディアに山ほど記事が公開されていますので、そちらを見てもらうとして、M1 MacBook ユーザーとして新型 MacBook Pro が魅力的に感じる点は以下のところ。
と、いったところ。M1 MacBook ユーザーとしては、とにかく Thunderbolt / USB-C ポートが両側にあることだけでも魅力的。
M1 MacBook Air は過去記事でも散々激賞してきたとおり、コストパフォーマンスは MacBook としてだけでなく、近年のノートパソコンとしては圧倒的に思うくらいで、アプリの M1 チップ最適化が進んだこの1年でさらにそれは実感しています。
ですから(価格を考えれば)不満点はほとんどないのですが、唯一 Thunderbolt / USB-C ポートがたった2つで、それも左側面にしかないことだけがストレスでしたから、その点はかなり羨ましい。
ただ、
というのもあったりします。Thunderbolt ハブは高くてなかなか手を出しにくいですし、USB にしてもできるだけハブとか繋げたくない派なんですよねぇ(いくら信頼性高い製品でもトラブル要因を増やすのは好まないので)
今回の MacBook Pro は HDMI ポートや SDXCカードスロット、MagSafe など、一度は USB-C ポート統一で廃止の方向に動いたポートの復活があるわけですが、ぶっちゃけ、
と思っちゃうのですけどねえ。やっぱり要望が多かったんでしょうか。
ただまぁ、昔から MacBook Pro/Air を使っていた身としては MagSafe が復活したのは嬉しいところ。これで USB PD 充電ができなくなったら「ハァ?」というところですが、そんなこともなく。
安心安全に高速充電するなら MagSafe で、出先などで汎用の USB PD 充電器を使って充電するならそれもOK、というのは充電の良いとこ取りで、これまた羨ましいポイント。
ようやくの狭額縁化、も良いですね。画面サイズが大きくなったことよりデザイン的に締まります。ただ、14インチ MacBook Pro については、
とは思いますが、まぁ最近の Apple に小型化とか軽量化とか言っても無駄なので、そこは我慢するしかないでしょう。(MacBook Air が Air の名前に反して重いですしね…そこは来年に期待…してないけど)
狭額縁化で Mac にもノッチができてしまいましたが、メニューバーの上だから大して気にならんでしょ。そこは横幅の狭いスマホとは違うわけで。Photoshop のように、やたらメニューが多いアプリはノッチにかかって支障が出るのかもしれませんが、どうなんでしょ??
また、やっと Touch Bar が廃止されてファンクションキーも真っ当な物理キーに戻ったことで、安心して買える向きも多かろうと思います。
速さについても、これは間違いなく「速いは遅いを兼ねる」ので速い方が良いわけで、メモリも「大は小を兼ねる」ので、私の使い方では 16GB でも概ね賄えるけど 32GB 有れば安心、できれば 32GB と思っていたので、この点も魅力です。
ただ、速さという点ではシングルコアでは M1 チップと大差なさそうなので、アプリ側でどれだけマルチコアを使ってくれるか、GPU にタスクを割り振ってくれるか次第でもあります。
M1 Pro/Max で搭載されたメディア処理アクセラレーターもそうですが、Intel MacBook Pro からの意向ならともかく、M1 MacBook からの買い替えとなると、そういった並列性が活かせる使い方をするかどうか、活かせるアプリを使ってるかどうかで、処理速度向上が実感できるか決まりそうです。
そして、今回の MacBook Pro でネガティブに感じた点といえば、唯一
というところくらいでしょうか。特に 14インチモデルは画面が大きくなったとはいえ、0.2kg 増。今どき 1.5kg を超えてくると、あまりモバイルノートという気はしなくなります…
それを除けば、概ね隙のない、逆にいえば想定されたスペックで出てきたのではないでしょうか。値段は20万円台前半からですが、MacBook Pro の中上位モデルですから、そんなもんでしょう。(Air のコストパフォーマンスを見るとインパクトは弱いですけど)
(とりあえず購入シミュレーションはした)
といったところが、今回の MacBook Pro に対する私の感想ですが、ひとことで言えば、
という個人的評価です。どちらも良いマシンだと思います。
そして、去年 M1 MacBook Air を買った時は、
と思っていたわけですから、今回の 14インチ MacBook Pro に買い替えるのが既定路線。
だったはずなんですがねぇ……
思いのほか、M1 MacBook Air が優秀で、自分がいま Mac で作業していることの殆どが処理能力に不足なくこなせているわけで、買い替えたい気持ちが全く起きないんですよ。
M1 MacBook Air 購入後、買う前の想像以上に良さ、コスパに驚いた時点から
と思い始めたのですが、その気持ちは今も変わっていません。
昨年 M1 MacBook Air を買った時は「来年 M1 上位チップ搭載 MacBook Pro を買ったら、M1 Air は連れ合いに譲ろう」と思っていたのですが、こりゃ翌年買い替えないな、と思ったので、連れ合いにも同じ M1 Air をクリスマスプレゼントしてしまいましたからね😅
というわけで、私の結論は、
「新しい MacBook Pro に魅力的な点もあるけど、M1 Air の満足度が高いので、また今度!👋」
です。来年 MacBook Air のデザインが変わって性能アップ&ポート数増量なモデルチェンジをしたら、即買い替えたいですが、どうなりますやら。(MagSafe 3 は Air に来ない気が)
あとは、いま M1 Air で 2,000〜2,600万画素クラスのデジタルカメラの RAW ファイルを千枚単位で処理してもそう負担に感じませんが、高画素機(α1 とか Z9 とか)を買ってしまって大量の RAW 処理に苦労するようなことがあれば今回の MacBook Pro を買うこともあり得るでしょう…お金が続けば、ですけど😅
そもそも今秋の Mac 買い替えは見送るのを織り込み済みで、iPad mini とか電動アシスト自転車とか買っちゃいましたからね…しばらくは我慢がまがまです。
発表会では他にも、ノイズキャンセリングなしの AirPods 第3世代とか、Siri 限定 Apple Music Voice プラン、HomePods mini のカラーバリエーションも発表されていましたが、何はともあれ、待望されていた MacBook Pro 上位版。
個人的には、MagSafe 復活のようなプチサプライズ、上位版チップが2種類だった、という意外さは少しあったものの、スペック的にも値段的にも概ね想定どおりかな、という印象。
■ 14インチMacBook Proと16インチMacBook Pro - Apple(日本)
■ M1 Pro/Max搭載で2倍速くなった「MacBook Pro」。筐体も大幅刷新 - PC Watch
■ Apple、GPUを1チップに統合して驚異的な性能を発揮する「M1 Pro」、「M1 Max」 - PC Watch
■ 5つのポイントで知る、アップルの新型MacBook Pro 14インチ/16インチの全貌…「M1 Pro/Max」とは | Business Insider Japan
■ M1 Max MacBook Proのベンチマークスコア、早くも公開か Mac ProのXeon W 3.3GHzに匹敵 - ITmedia NEWS
■ 「Macにもノッチ」の理由 新型MacBook Proにあえて投入した切り欠きについて考えた:CloseBox - ITmedia NEWS
スペック情報とかはネットメディアに山ほど記事が公開されていますので、そちらを見てもらうとして、M1 MacBook ユーザーとして新型 MacBook Pro が魅力的に感じる点は以下のところ。
- Thunderbolt / USB-C ポートが(3つに増えて)両側面にある!!
- 安心安全の MagSafe 復活!でも USB PD 充電も OK
- メモリが 32GB 以上積めるようになった
- 狭額縁化でサイズほぼ変わらずで画面が広くなった&狭額縁は見た目も良し
- 地味なところだが、スピーカーが14インチモデルも6スピーカーになって、AirPods Pro 接続時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応
- 上位版 MacBook Pro もマトモなキーボードに戻って何より☺️
- 何倍かは知らんけど M1 でも十分速いのが更に速くなって、でも Apple Silicon らしくバッテリー利用時間も延びている
と、いったところ。M1 MacBook ユーザーとしては、とにかく Thunderbolt / USB-C ポートが両側にあることだけでも魅力的。
M1 MacBook Air は過去記事でも散々激賞してきたとおり、コストパフォーマンスは MacBook としてだけでなく、近年のノートパソコンとしては圧倒的に思うくらいで、アプリの M1 チップ最適化が進んだこの1年でさらにそれは実感しています。
ですから(価格を考えれば)不満点はほとんどないのですが、唯一 Thunderbolt / USB-C ポートがたった2つで、それも左側面にしかないことだけがストレスでしたから、その点はかなり羨ましい。
ただ、
Thunderbolt / USB-C ポートが増えたと言っても1つかよ…両側面に2つずつくらい欲しかったなぁ…
というのもあったりします。Thunderbolt ハブは高くてなかなか手を出しにくいですし、USB にしてもできるだけハブとか繋げたくない派なんですよねぇ(いくら信頼性高い製品でもトラブル要因を増やすのは好まないので)
今回の MacBook Pro は HDMI ポートや SDXCカードスロット、MagSafe など、一度は USB-C ポート統一で廃止の方向に動いたポートの復活があるわけですが、ぶっちゃけ、
SDカードスロットとか要らんから
Thunderbolt / USB-C ポートをもう1個
Thunderbolt / USB-C ポートをもう1個
と思っちゃうのですけどねえ。やっぱり要望が多かったんでしょうか。
ただまぁ、昔から MacBook Pro/Air を使っていた身としては MagSafe が復活したのは嬉しいところ。これで USB PD 充電ができなくなったら「ハァ?」というところですが、そんなこともなく。
安心安全に高速充電するなら MagSafe で、出先などで汎用の USB PD 充電器を使って充電するならそれもOK、というのは充電の良いとこ取りで、これまた羨ましいポイント。
ようやくの狭額縁化、も良いですね。画面サイズが大きくなったことよりデザイン的に締まります。ただ、14インチ MacBook Pro については、
MacBook シリーズはノート PC としては重い方だから、13インチ MacBook Pro は 14インチ化せずに 13インチのまま狭額縁化して小型軽量化して欲しかったなぁ
とは思いますが、まぁ最近の Apple に小型化とか軽量化とか言っても無駄なので、そこは我慢するしかないでしょう。(MacBook Air が Air の名前に反して重いですしね…そこは来年に期待…してないけど)
狭額縁化で Mac にもノッチができてしまいましたが、メニューバーの上だから大して気にならんでしょ。そこは横幅の狭いスマホとは違うわけで。Photoshop のように、やたらメニューが多いアプリはノッチにかかって支障が出るのかもしれませんが、どうなんでしょ??
また、やっと Touch Bar が廃止されてファンクションキーも真っ当な物理キーに戻ったことで、安心して買える向きも多かろうと思います。
速さについても、これは間違いなく「速いは遅いを兼ねる」ので速い方が良いわけで、メモリも「大は小を兼ねる」ので、私の使い方では 16GB でも概ね賄えるけど 32GB 有れば安心、できれば 32GB と思っていたので、この点も魅力です。
ただ、速さという点ではシングルコアでは M1 チップと大差なさそうなので、アプリ側でどれだけマルチコアを使ってくれるか、GPU にタスクを割り振ってくれるか次第でもあります。
M1 Pro/Max で搭載されたメディア処理アクセラレーターもそうですが、Intel MacBook Pro からの意向ならともかく、M1 MacBook からの買い替えとなると、そういった並列性が活かせる使い方をするかどうか、活かせるアプリを使ってるかどうかで、処理速度向上が実感できるか決まりそうです。
そして、今回の MacBook Pro でネガティブに感じた点といえば、唯一
微妙にまた重くなってしまったなぁ
というところくらいでしょうか。特に 14インチモデルは画面が大きくなったとはいえ、0.2kg 増。今どき 1.5kg を超えてくると、あまりモバイルノートという気はしなくなります…
それを除けば、概ね隙のない、逆にいえば想定されたスペックで出てきたのではないでしょうか。値段は20万円台前半からですが、MacBook Pro の中上位モデルですから、そんなもんでしょう。(Air のコストパフォーマンスを見るとインパクトは弱いですけど)
(とりあえず購入シミュレーションはした)
といったところが、今回の MacBook Pro に対する私の感想ですが、ひとことで言えば、
昨秋のインパクトはないけれど
M1世代更新と従来の不満点解消を
着実にこなした良モデルチェンジ
M1世代更新と従来の不満点解消を
着実にこなした良モデルチェンジ
という個人的評価です。どちらも良いマシンだと思います。
そして、去年 M1 MacBook Air を買った時は、
とりあえず M1 チップの Air はリーズナブルな価格だし、ポート数とかに不満はあるけど、とりあえずコレを1年お試し込みで使って、来年出てくるであろう M1 上位チップ搭載の、本物の MacBook Pro に買い替えだな!
と思っていたわけですから、今回の 14インチ MacBook Pro に買い替えるのが既定路線。
だったはずなんですがねぇ……
思いのほか、M1 MacBook Air が優秀で、自分がいま Mac で作業していることの殆どが処理能力に不足なくこなせているわけで、買い替えたい気持ちが全く起きないんですよ。
M1 MacBook Air 購入後、買う前の想像以上に良さ、コスパに驚いた時点から
こりゃ、来年の M1 上位チップが載った MacBook Pro が出ても買い替える必要がないかもなぁ。買い替えるのは再来年か、その次くらいで良いかも?
と思い始めたのですが、その気持ちは今も変わっていません。
昨年 M1 MacBook Air を買った時は「来年 M1 上位チップ搭載 MacBook Pro を買ったら、M1 Air は連れ合いに譲ろう」と思っていたのですが、こりゃ翌年買い替えないな、と思ったので、連れ合いにも同じ M1 Air をクリスマスプレゼントしてしまいましたからね😅
というわけで、私の結論は、
「新しい MacBook Pro に魅力的な点もあるけど、M1 Air の満足度が高いので、また今度!👋」
です。来年 MacBook Air のデザインが変わって性能アップ&ポート数増量なモデルチェンジをしたら、即買い替えたいですが、どうなりますやら。(MagSafe 3 は Air に来ない気が)
あとは、いま M1 Air で 2,000〜2,600万画素クラスのデジタルカメラの RAW ファイルを千枚単位で処理してもそう負担に感じませんが、高画素機(α1 とか Z9 とか)を買ってしまって大量の RAW 処理に苦労するようなことがあれば今回の MacBook Pro を買うこともあり得るでしょう…お金が続けば、ですけど😅
そもそも今秋の Mac 買い替えは見送るのを織り込み済みで、iPad mini とか電動アシスト自転車とか買っちゃいましたからね…しばらくは我慢がまがまです。