すっかり本ブログの存在を忘れるくらいダラバタでありましたが、その間に梅雨明けして、東京五輪が始まって、我らがガンバ大阪も ACL ウズベキスタン遠征から帰ってきて、またすぐに中2〜3日が連続する真夏の15連戦を戦っている最中で、ようやくまたスタジアム観戦もできるようになった、と思ったらまた緊急事態宣言で……

という最中、本ブログについては特に絶対書きたいようなネタもないし、暑くて無駄なこともしたくないし、という感じで放置しておりましたが、とりあえず新型コロナウイルスワクチン接種2回目も先日完了した次第であり、そのことを少々。

大阪府コロナワクチン接種センターでモデルナワクチンを接種(1回目)してきたメモ

周りでも高齢者ではない結構多くの方が既に1回目2回目接種を受けている状況なので、今さらまた書くこともないかと思ったのですが、1回目の接種のことを書いたので、より副反応が強いと言われる2回目接種後のことを一例として記しておこうと思います。



接種は1回目と同じく大阪府の大規模接種で、大阪府コロナワクチン接種センターにて接種させていただきました。大阪府コロナワクチン接種センターでの接種の流れは概ね1回目と同じであり、過去記事で書いたことと重複するので省略します。

大阪府コロナワクチン接種センターでモデルナワクチンを接種(1回目)してきたメモ

1ヶ月前は1回目接種の人のみでしたが、今は1回目接種と2回目接種の人が入り混じっているので、その点を確認があったくらいで、それ以外に大きな差はありませんでした。

細かなところで、大阪府のコロナワクチン接種センター開設から間がなかった1ヶ月前と比べて若干、流れが簡略化というか無駄を省いたところがあって、平日昼間のせいか、今回も非常にスムースに接種は進みました。

大阪府コロナワクチン接種センターであるマイドーム大阪は3つの駅の真ん中にあって、どこからも真夏の日中に7〜8分歩くことになり、汗をかいて館内に入るのですが、汗が乾く前に接種完了してしまうくらいでした。(館内は空調が効いています、念の為)

Covid19Vaccination2nd01


さて、ワクチン接種2回目で身構えてしまうのは副反応ですが、結論から言えば、

接種1回目は副反応が最小限だった私も
2回目は接種翌日は使い物にならなかった
(でも翌々日には回復)


という状況でした。

1回目接種後は、接種後6時間経過してから数日は接種部位が軽く腫れて少し痛いくらい(腕は動かせる)で済みましたが、2回目接種後はやはり発熱、悪寒、頭痛、強い倦怠感が出て、接種部位の腫れ、痛みも1回目よりずっと強いものでした。

40〜50歳代の同年代で2回目接種した友人知人は、ファイザー/モデルナの種類に関わらず翌日は 37〜39℃の発熱をしていたので、私も接種翌日の予定をキャンセルして備えていましたが、完全に正解。発熱もありましたが、倦怠感がかなり強く、半日くらいは動くのが辛かったですし。

ちなみに発熱のピークは 37.9℃。体調に変化が起き始めてからは小まめに体温を測り、上がりきる前に頭痛鎮痛剤を早めに投与したのが功を奏したのかもしれません。

というのも、2回目接種後の(アナフィラキシー対応のための)待機場所で時間待ちをしてる時、接種部位が結構痛くて痺れがないか手をグーパーしたりして確認していたら、看護師さんがやってきて色々状態確認されてしまい、その時に

解熱鎮痛剤は持ってますか?(過去の病気や持病の関係上、色々取り揃えている)もし帰って熱が出てきたら早めに飲んでください。まだ大丈夫とか我慢しないように。それで下がらず高熱になったらすぐ、かかりつけ医へ行ってください。


と念押しされたので、37.8℃まで上がったタイミングで飲み始め、結果 38℃を超えることはなく、その点では高熱で体力が持っていかれることもなく、ベッドから起き上がるのも難しいというほどまでにはなりませんでした。

Covid19Vaccination2nd02


以下に、時系列の経過を載せておきますが、私の場合、接種直後は特に副反応もなく、10〜12時間ほど経過してから体調不良がやってきて、そこから30時間くらい続いた状況でした。

もちろん、これはあくまで私の個人的な経験に過ぎず、知人の中には3日ほど副反応の発熱が続いた人もいますので、ワクチン接種後の副反応は、人により千差万別であることは言うまでもありません。

▼ 接種直後
接種部位の痛みが1回目より強く気になったが、痺れなどはなく、接種後待機15分の間に痛みは気にならないまでに軽減。接種予診時の体温は 36.1℃。

▼ 接種6時間後
体調に少しでも変化を感じたら帰宅するつもりで所用その他をこなしていたが、特に問題ないまま経過。帰宅時の体温は 36.0℃と平熱のまま。

▼ 接種10時間後
副反応に備えて、早めに風呂と食事をしてパソコン前で作業。やや怠いが、寝不足+疲れのせいなのか、ワクチンのせいなのか判別つかないレベル。と思ったが、体温測ったら36.8℃と上昇。

▼ 接種12時間後
先ほど36.8℃だった体温は36.3℃へ低下。何度か測っても同じ。ただ、明らかに倦怠感を感じ始めて、若干悪寒も。治っていた接種部位の痛みもぶり返してきて、腫れて少しジンジンしてきた。

▼ 接種16時間後
寝ていたが、接種部位の強い痛みで目が覚める。左肩だけでなく背中まで突っ張って痛い。おまけに身体は熱く感じながらも悪寒が酷くなってきて、暑いのか寒いのか判らない熱発状態の感じに。ただ、体温はまだ36.7℃。

▼ 接種19時間後
3時間前に接種部位の痛みで目が覚めたが、今度は身体の熱と喉の乾きで目が覚める。体温は37.8℃まで上昇、頭痛も出てきて、関節痛も多少あり。まだ身体は動かせるので、空腹状態で迷ったが、38℃が近づいていたのでアセトアミノフェン系頭痛鎮痛剤を飲む。

▼ 接種24時間後
夜半からの発熱、頭痛、強い倦怠感継続中。薬を飲んだおかげか、午前中は37℃台のままで38℃を超えることなく推移。しんどいながらもトイレやキッチンなどへ1階2階の行き来、自宅内は動ける状態。接種部位は熱持って腫れて痛いままだが、全体の副反応症状としては落ち着いた状態に。

▼ 接種33時間後
未明から37℃台を上がったり下がったりのまま、一日が過ぎる。頭痛鎮痛剤を2回飲んで、38℃を超える高熱にならないのは助かっているが、接種翌日は結局熱が下がることもなく、身体は熱いまま。頭痛、強い倦怠感、接種部の腫れ痛み、食欲減退が継続中。

▼ 接種36時間後
ちょうど副反応による体調低下を体感し始めて24時間が過ぎた頃から、ずっと酷かった頭痛と倦怠感が急にマシになって、動くのがしんどい状況が改善。体温はまだ37℃台前半のままだが、食事する気にもなって、ようやくお腹膨れるほど食事ができた。接種部位の腫れ・痛みは継続中だが、もう鎮痛薬を飲むこともせず。

▼ 接種44時間後
接種翌々日朝、体温は36℃台、平熱+αまで下がり、頭痛も治って、かなり楽になった。熱発後の軽い倦怠感と、接種部位の腫れは残って、相変わらず触ると熱いままだが、痛みは少しずつ治ってきた。

▼ 接種50時間後
体温は平熱に回復。倦怠感もほぼ解消して、通常の体調に戻った印象。接種部位の腫れと軽い痛みだけは変わらず。

▼ 接種60時間後
体調は完全に通常状態に。接種部位の腫れは残るものの、少しずつ治ってきた。痛みはほとんどなくなり、微妙な痒みに変化。

▼ 接種70時間後
唯一残っていた接種部位の腫れもほとんどなくなる。触ると若干違和感があるが、全く気にならなくなった。


私のモデルナ製新型コロナワクチン接種2回目の副反応は、以上のような経過でした。これが比較的軽い方だったのか、そうではないのか判りませんが、高熱にうなされるようなことはなくてホッとしています。

一応、ベッドから動けなくなることを想定して色々とベッド周りに用意しておきましたが、それらに頼ることもなく(特に緊急トイレグッズ)一安心でした。

ただ、食欲が無くなったり、固形物が喉を通る気がしない状態は想定していて、実際接種翌日はそうでしたので、おかゆとかゼリーとかそういったものを水分補給のポカリスエット(大型ペットボトルを保温ボトルに入れて使用)とともに準備しておいたのは良かったです。(念のために2〜3日分は用意していた)

いずれにせよ、接種2回目の翌日はそれなりに体調悪化する確率が高いことは実感しました。この先ブースター接種で3回目接種となれば、これと同じこと(もしくは今回以上のこと)がまた来るのかと思うと正直、気は重いです。

ですが、それでも新型コロナウイルスに感染して苦しむことを思えば、やはり受けることにするでしょうね。