色々余裕なくて、いささかトレンドから外れた今になって書いてますが、先月ドコモの格安プラン ahomo に MNP しました。
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ahamo

サービス開始当初の3月末から4月上旬にかけては申し込みが殺到して SIM 送付が遅延しているというアナウンスがあり、転出元 MNP 有効期限ギリギリに SIM が届いたという話も聞きましたが、私が MNP 手続きを行なったのは 4月15日でしたので、既にスムースに手続き、SIM 送付は行われる状況でした。

そんなわけで、手続きその他において特に問題はなかったのですが、個人的に幾つか思う点がありました。そのあたりも含めて少々記しておきたいと思います。とりあえず、MNP した理由から。


私自身が持っている携帯電話回線は、仕事用、プライベート用、予備の3つ。先日、予備用として最小限の維持費で賄っていた格安 SIM 回線を楽天モバイルに MNP したことは、1ヶ月ほど前に記しました。

1年間無料キャンペーンは終わったけど、今度は3ヶ月無料&その後も月1GBまでと国内通話無料の楽天モバイルを契約した雑感

(専用アプリによる IP 電話とはいえ)国内通話料無料、データー通信 1GB まで無料というのは予備電話回線としてピッタリであり、自宅近隣が楽天モバイルエリアに入ったこともあって、それなりに満足して使っています。

予備回線なので毎日使っているわけではないものの、1年間はデーター通信も完全無料なので普段は出先でのテザリング回線として使っています。

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楽天モバイル

で、今回 ahomo に MNP したのはプライベート用の格安 SIM 回線。こちらは元々 SIM 3枚がセットになった IIJmio のファミリープランで、電話回線×1、データー通信専用回線×2 の合計3回線を一括した契約をしていました。

データー通信専用回線×2 の方は iPad や Android タブレット用として使っており、スマホと合わせて月12GBのデーター通信容量(翌月持ち越しあり)も自分にはちょうどぴったりでした。

その後 IIJmio 本体の契約から excite モバイルや DMM モバイルといった IIJmio をベースにしながら容量変更が柔軟だった格安 SIM キャリアに移行していましたが、電話回線×1、データー通信専用回線×2 の3回線一括のプランは変わらず。

それを今回は、

DMM モバイル SIM 3枚シェアコース
(電話回線×1、データー通信専用回線×2)

ahamo と IIJmio ギガプラン eSIM


に変更することにしたわけです。

格安 SIM から MNP した理由としては、

月20GB で3千円以下という、今春始まった大手3社のオンライン専用プランのコストパフォーマンスの良さ


も当然ありますが、

格安SIMが平日昼休みだけでなく
夕方以降も(昼ほどでなくとも)遅くなりがち


というのがありました。

自分のライフサイクル的に、格安 SIM で一番の難点である 12〜13時の昼休み時間帯の劇遅さについてはあまり気にならないのですが、近年は夕方以降も(激遅いとは言わないまでも)遅さを感じることが多くなり、プライベート回線もそろそろ大手キャリアへ戻そうと思っていました。

(近年、夕方以降の速度低下を顕著に感じるのは IIJmio 系だけでなく mineo や OCN モバイルも同じ)

あと、昨年 DMM モバイルはブランド名そのままに楽天モバイルの MVNO 事業に吸収された(回線はドコモ回線のまま)ことも先行きを考えると MNP を積極的にした理由の1つでもありました。

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(DMMモバイルのMNP予約番号発行は即日ではないので要注意)


そんなところで総務省の横車によって実現した大手キャリアのオンライン専用プランの登場。契約解約時以外はキャリアショップへ行ったことがない私としては、オンライン専用でも全く問題なく、それで安くなるなら、むしろ歓迎😄

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新料金プラン「povo」誕生|au
【公式】LINEMO - ラインモ|ソフトバンクのオンライン専用ブランド

あとは、ドコモ(ahamo)、au(povo)、ソフトバンク(linemo)のいずれのオンライン専用プランを選ぶかということでしたが、ahamo を選択した理由

5分かけ放題がついて一番安い


からでした。

私自身(プライベート用回線で)かけ放題オプションがどこまで必要なのかは微妙なところですが、今までも

先月たまたま電話代が嵩んだし、5分かけ放題、10分かけ放題入っておこうかな?でも、LINE や FaceTime があるから、かけ放題のオプション料金ほど通話しない月も多いしなぁ


と迷うことが多く、

かけ放題オプションを迷うくらいなら
最初から込みのahamoにしとくか


となりました。24時間使い放題オプションとか au の povo の方が柔軟性があって魅力を感じましたが、とりあえず今回は 5分かけ放題付きで安い ahamo にしました。

(iPhone 含めて近年はずっと SIM フリー端末しか買ってないので、どのキャリアにしようと制約はないので自由に選択できる)

維持費としては、今まで DMM モバイルシェアコース SIM 3枚 3,000円前後(※)だったので、ahamo に変えても月額費用は大差なし。(DMM モバイルは1GB単位で月間通信容量容量を細かく変えられるのが魅力だったので、毎月多少の変動あり)

データー通信回線の分だけ+αになりますが、こちらも IIJmio の新しいギガプラン eSIM のおかげで月額 220円(月2GB)に収まっているので誤差というか、ドコモ本体の良質な回線が月 20GB 使えると考えれば十分リーズナブルと判断。

(IIJmio ギガプラン eSIM については別途記事にする予定)

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ahamo はドコモ本体と同じ回線を使っているということで、上記のとおり平日昼休み時間帯でも十分速い回線速度を維持してくれていますし、夕方以降、特に 19〜21時くらいで速度低下を感じることもなく、ストレスなく使えて満足しています。

ただ、使い勝手に大きく影響する下り速度は常に速度を保ってくれていますが、逆に上り速度は混雑時間帯以外でも速くないのは久しぶりにドコモ本体回線を使って知ったことでした。

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(混雑時間帯以外は全く不満ない速度)


ドコモ本体の回線で月額20GBが3千円となれば、

ほんま安なったわ〜


と思いますが、回線品質以外ではちょっと不満に感じることもあるので、次回にて。

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(続き)→ ドコモ ahamo へ MNP した話【後編】 〜手続きは難しくないけどハードルはそれなり、専用アプリは最低


(Amazon自身が整備済みiPhoneを売ってることを今更知った)