前回紹介の KAMLAN 50mm F1.1 II 購入から1週間後、Xマウント6本目のレンズ、キットレンズを除くと4本目に先日購入したのが、七工匠 7Artisans 25mm F1.8。

KAMLAN 50mm F1.1 II に続く 2本目の中華製 MF レンズですが、こちらは1万円を切るどころか、9千円を切るお値段!桁違いの安さ。
同じ価格帯の、やはり9千円弱で手に入れられるレンズとして銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4 がありますが、どちらも激安価格でビックリです。MF レンズとはいえ、古い中古玉じゃなくて新品レンズですからねぇ。
どちらのレンズも存在は知っていたというか、激安レンズとしてネットメディアのニュース記事で見たり、レビュー記事で見たことはあるものの、
という感じで、完全スルーでありました。知識として存在は頭に留めておくだけ。
■ 【好機到来】七工匠25mm F1.8と歩く杉並散歩 | THE MAP TIMES
■ 【CAPA本誌連動企画】中華系MFレンズを使い倒す! 伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots 2020年9月号 | CAPA CAMERA WEB
ところが前回記事で書いたように、関わるつもりのなかった MF レンズを予定外に購入してしまい、さらに予想外のお気に入りレンズになってしまいました☺️
■ もうMFレンズには関わらないはずがハマってしまった KAMLAN 50mm F1.1 II 〜2度目のXマウント生活を彩るレンズたち(その2)
その KAMLAN 50mm F1.1 II を使っていく過程でマニュアルフォーカス(レンズ)への忌避感が薄れたとともに、
と思ったのが、2本目の MF レンズを買うキッカケでした。

KAMLAN 50mm F1.1 II に続く 2本目の中華製 MF レンズですが、こちらは1万円を切るどころか、9千円を切るお値段!桁違いの安さ。
同じ価格帯の、やはり9千円弱で手に入れられるレンズとして銘匠光学 TTArtisan 35mm F1.4 がありますが、どちらも激安価格でビックリです。MF レンズとはいえ、古い中古玉じゃなくて新品レンズですからねぇ。
どちらのレンズも存在は知っていたというか、激安レンズとしてネットメディアのニュース記事で見たり、レビュー記事で見たことはあるものの、
1万円を切るレンズって、どうせ安かろう、それなりだろうでしょ。オールドレンズとかマイナーレンズ遊びの人たちは味だとかなんだとか言って楽しめるのだろうけど、私にはそんな趣味もないし、マニュアルフォーカスレンズだし、無関係だわ〜
という感じで、完全スルーでありました。知識として存在は頭に留めておくだけ。
■ 【好機到来】七工匠25mm F1.8と歩く杉並散歩 | THE MAP TIMES
■ 【CAPA本誌連動企画】中華系MFレンズを使い倒す! 伊達淳一のレンズパラダイス Other Shots 2020年9月号 | CAPA CAMERA WEB
ところが前回記事で書いたように、関わるつもりのなかった MF レンズを予定外に購入してしまい、さらに予想外のお気に入りレンズになってしまいました☺️
■ もうMFレンズには関わらないはずがハマってしまった KAMLAN 50mm F1.1 II 〜2度目のXマウント生活を彩るレンズたち(その2)
その KAMLAN 50mm F1.1 II を使っていく過程でマニュアルフォーカス(レンズ)への忌避感が薄れたとともに、
純正 AF レンズとマニュアルフォーカスの KAMLAN 50mm F1.1 を混在して使ってると、なんか切り替えが面倒だな。もう1本、30〜40mm 域の MF レンズを買ってペアで使うかな?
と思ったのが、2本目の MF レンズを買うキッカケでした。
カメラ側の AF/MF 設定切り替えが面倒だったり、純正 XF レンズと KAMLAN 50mm F1.1 II では絞りリングもフォーカスリングも回転方向が逆のため、純正 XF レンズを MF レンズとして混在使用するとちょっと戸惑いがちに。
さらに個人的な感覚として、
にギャップがあるというか、まだ慣れられていなくて、KAMLAN 50mm F1.1 II と AF の純正 XF レンズを切り替えて使う際に、どこか気持ちの非連続性が出てしまって、それが気になっていたのが2本目の MF レンズ購入の理由でした。
2本目の MF レンズ購入では TTArtisan 35mm F1.4 など標準域の MF レンズも考えましたが、35mm F1.4 は純正の XF35mmF1.4 R を購入しましたし、元々もう少しワイドな画角が自分の「標準」レンズの感覚なので、23mm 前後で…ということで、本レンズを選びました。

言うまでもなく、年始から XF35mmF1.4 R、XF10-24mmF4 R OIS、KAMLAN 50mm F1.1 II と立て続けに購入していて、
という気持ちも少なからずありましたが、
という感覚で購入してしまいました😅


(9千円弱の激安レンズだけど真っ当なパッケージ)

(日本語取説もあり)
さすがに1万円切りの激安レンズですので、「安い分、それなり」という面があるのは否定できませんし、元々激安なので描写は期待してなかったのですが、
というのが、しばらく使っての率直な感想。
ビシッと隅から隅まで綺麗に写し止めたい時、二度と撮れないモノをきっちり撮り収めたい時に向いているレンズかといえば、そうではないですが、
と感じてます。ダメさもレンズの味とか、緩さも魅力とか、そんなことを1ミリも感じない私が使っても、ゆるフワ描写ばかりでガッカリしたり、「こんなのレンズの味とか言われてもなー」なんて思うこともないです。
むしろ、
レンズであり、小型軽量さもあって X-S10 にベストバランスで気に入ってます。(普通の人は純正 XF レンズの F2 シリーズを付けるのでしょうけど)

とりあえず、ド素人が適当にお散歩レンズとして撮ってみて感想としては、
とりあえず四隅 5% くらいは話にならないので、それが許せない人は無理だし、絞り開放側での解像感や収差を気にする人も無理でしょう。
9千円弱の激安レンズにそんなことを求める人がいるとは思いませんが、純正レンズが高いから安いのを買っとく、みたいな感じで買うレンズではないと思います。そもそもマニュアルフォーカスだし。
私自身も、これが自分がしっかり撮りたいと思う被写体を撮るレンズだったら「これはちょっと…」と言ってるでしょうけど、そうではない用途、私に撮ってはお気楽お散歩撮影のためのレンズですから、
としか思ってなくて、自分でも驚くくらい許容していますし、評価もそこを元に話しています。
絞り開放で撮る時は緩さとか歪曲とかを考慮した上で撮る必要はあるかもしれませんが、一絞りから二絞りすれば(四隅以外は)たいていの部分は改善しますし、小型軽量なお散歩レンズとして少し絞って、たまに開放側で使うような使い方では不満はないですね。
あと、極めて個人的な印象ではありますが、
な気がして、今まであまり使っていなかったフィルムシミュレーションを使うようになりました。
身も蓋もない言い方をすれば、フィルムシミュレーションで粗を隠す形になっているわけですが、それもまた富士フイルム機の魅力ではあります。
いずれにせよ、KAMLAN 50mm F1.1 II 購入以降、マニュアルフォーカスレンズで撮るのが楽しくなったせいか(いつまで続くか知らんけど😓)、お散歩レンズとして今は楽しく使えています。
個人的に 35〜40mm 相当というのは使いやすい、パッと撮る時にイメージする画角ですし、中望遠画角の KAMLAN 50mm F1.1 II と組み合わせて使うのにちょうど良く、今日はマニュアルレンズのみで行こう!と2本だけで行くことも増えています。
(でも、なんかあった時の予備としてカバンの隅に XC15-45mm を忍ばせてしまう私…)
KAMLAN 50mm F1.1 II が重い分、本レンズが小型軽量なのはちょうど良いですし、X-S10 とのバランスもベストです。

レンズの味とかは判らない私ですので、マニュアルフォーカスレンズに抵抗感が無くなったとはいえ、再びオールドレンズ遊びに手を出すつもりもなく、同じような焦点距離の他のレンズに手を出そうとは思いませんが、この先の Xマウントレンズ選びの選択の幅は広がったのは良かったです☺️
とはいえ、これでもう X マウントレンズは打ち止め!とまでは言いませんが、X-S10 購入からの1ヶ月半で買い過ぎではありましたので、さすがにしばらくは自重するつもりです。たぶん。きっと。ぱはーぷす😅
花の季節になったら、またロクに使いもしないのにマクロレンズが欲しくなるパターンがやってくる気もしますが、どうせすぐ売る羽目になるような稼働率の低いレンズは、富士フイルムのメーカーレンタルで安く借りてもいいかな、と思っていますが、さて。
とりあえず、9千円弱で買える 7Artisans 25mm F1.8 は、
でしたね。MF レンズをわざわざ人に勧めるようなことはしませんけど。
さらに個人的な感覚として、
AFとMFで撮り方の切り替え
にギャップがあるというか、まだ慣れられていなくて、KAMLAN 50mm F1.1 II と AF の純正 XF レンズを切り替えて使う際に、どこか気持ちの非連続性が出てしまって、それが気になっていたのが2本目の MF レンズ購入の理由でした。
2本目の MF レンズ購入では TTArtisan 35mm F1.4 など標準域の MF レンズも考えましたが、35mm F1.4 は純正の XF35mmF1.4 R を購入しましたし、元々もう少しワイドな画角が自分の「標準」レンズの感覚なので、23mm 前後で…ということで、本レンズを選びました。

言うまでもなく、年始から XF35mmF1.4 R、XF10-24mmF4 R OIS、KAMLAN 50mm F1.1 II と立て続けに購入していて、
いくらレンズ下取り代金で買ったり、ポイント使って安く買ったレンズがあるとはいえ、1ヶ月にレンズ4本購入はヤバいでしょ😓
という気持ちも少なからずありましたが、
9千円未満だし、まっいいか
という感覚で購入してしまいました😅


(9千円弱の激安レンズだけど真っ当なパッケージ)

(日本語取説もあり)
さすがに1万円切りの激安レンズですので、「安い分、それなり」という面があるのは否定できませんし、元々激安なので描写は期待してなかったのですが、
四隅除いては結構普通に使えるレンズ
というのが、しばらく使っての率直な感想。
ビシッと隅から隅まで綺麗に写し止めたい時、二度と撮れないモノをきっちり撮り収めたい時に向いているレンズかといえば、そうではないですが、
お気楽撮影で使うレンズ
としては十分に実用的
としては十分に実用的
と感じてます。ダメさもレンズの味とか、緩さも魅力とか、そんなことを1ミリも感じない私が使っても、ゆるフワ描写ばかりでガッカリしたり、「こんなのレンズの味とか言われてもなー」なんて思うこともないです。
むしろ、
ネタレンズ覚悟で買ったつもりが
思いのほかちゃんと使える
思いのほかちゃんと使える
レンズであり、小型軽量さもあって X-S10 にベストバランスで気に入ってます。(普通の人は純正 XF レンズの F2 シリーズを付けるのでしょうけど)

とりあえず、ド素人が適当にお散歩レンズとして撮ってみて感想としては、
- 絞り開放ではそれなりに柔らかさはある印象だけど、決してフワフワじゃなくて解像感がないヘナチョコレンズではない。
- 絞ると四隅以外は改善して、F5.6〜F8 くらいまで絞れば四隅以外は普通にしっかりした解像感持って写る。
- 中央から7割は概ね満足できる画質で、周辺9割以上までも(値段を思えば)許容範囲内だが、四隅だけはボケボケで絞ってもスッキリしない。
(四隅ともこんな感じ) - 最短撮影距離 18cm と意外と寄れるので、普段使い、お散歩レンズとして使いやすい。
- ハイライト側でアウトフォーカスしてる部分の描写がえらいことになってることもありますが…まぁ細かいことは言わないレンズということで😁
- 逆光耐性は9千円弱のレンズと思えば優秀かも。フレアっぽくなったりゴーストが出る条件はあるけど、太陽をモロに入れても意外と破綻しない気が。斜光線はフード次第かな?
- 絞り開いた時の凸型歪曲収差はファインダーでひと目見れば明らかなくらい歪んでいるので、そこはしっかり絞って、という感じ。
- 絞り開放側の周辺減光はあるけど激しく目立つほどでもなく、値段、サイズ感を考えると想像してたより少ないとすら思ったり。個人的には十分許容範囲内。
- 絞りリングともフォーカスリングとも操作感は(値段を考えれば)悪くないと思うけど、KAMLAN 50mm F1.1 II のフォーカスリングのように緻密に合わせられるしっとり感はない。
- フォーカスリングの回転方向は純正 XF レンズと同じだが、絞りリングの回転方向は逆。KAMLAN 50mm F1.1 II とは絞りリングの回転方向は同じだが、フォーカスリングは逆になる。ややこしい…orz
- X-S10 の EVF でのピントの掴み具合はちょっと判りづらい。
- ただ、焦点距離が 28mm なので F5.6 くらいまで絞れば、お散歩スナップくらいでは厳密なフォーカシングしなくてもまぁまぁ撮れるので問題ないかな。
とりあえず四隅 5% くらいは話にならないので、それが許せない人は無理だし、絞り開放側での解像感や収差を気にする人も無理でしょう。
9千円弱の激安レンズにそんなことを求める人がいるとは思いませんが、純正レンズが高いから安いのを買っとく、みたいな感じで買うレンズではないと思います。そもそもマニュアルフォーカスだし。
私自身も、これが自分がしっかり撮りたいと思う被写体を撮るレンズだったら「これはちょっと…」と言ってるでしょうけど、そうではない用途、私に撮ってはお気楽お散歩撮影のためのレンズですから、
この画角のレンズでお気楽撮影していて、四隅の端まで見るような写真撮るか?どうせ真ん中しか見いひんやろ?
どうしても気になるなら、四隅の端が気にならんように撮ればええやん
としか思ってなくて、自分でも驚くくらい許容していますし、評価もそこを元に話しています。
絞り開放で撮る時は緩さとか歪曲とかを考慮した上で撮る必要はあるかもしれませんが、一絞りから二絞りすれば(四隅以外は)たいていの部分は改善しますし、小型軽量なお散歩レンズとして少し絞って、たまに開放側で使うような使い方では不満はないですね。
あと、極めて個人的な印象ではありますが、
クラシックネガがよく似合うレンズ
な気がして、今まであまり使っていなかったフィルムシミュレーションを使うようになりました。
身も蓋もない言い方をすれば、フィルムシミュレーションで粗を隠す形になっているわけですが、それもまた富士フイルム機の魅力ではあります。
いずれにせよ、KAMLAN 50mm F1.1 II 購入以降、マニュアルフォーカスレンズで撮るのが楽しくなったせいか(いつまで続くか知らんけど😓)、お散歩レンズとして今は楽しく使えています。
個人的に 35〜40mm 相当というのは使いやすい、パッと撮る時にイメージする画角ですし、中望遠画角の KAMLAN 50mm F1.1 II と組み合わせて使うのにちょうど良く、今日はマニュアルレンズのみで行こう!と2本だけで行くことも増えています。
(でも、なんかあった時の予備としてカバンの隅に XC15-45mm を忍ばせてしまう私…)
KAMLAN 50mm F1.1 II が重い分、本レンズが小型軽量なのはちょうど良いですし、X-S10 とのバランスもベストです。

レンズの味とかは判らない私ですので、マニュアルフォーカスレンズに抵抗感が無くなったとはいえ、再びオールドレンズ遊びに手を出すつもりもなく、同じような焦点距離の他のレンズに手を出そうとは思いませんが、この先の Xマウントレンズ選びの選択の幅は広がったのは良かったです☺️
とはいえ、これでもう X マウントレンズは打ち止め!とまでは言いませんが、X-S10 購入からの1ヶ月半で買い過ぎではありましたので、さすがにしばらくは自重するつもりです。たぶん。きっと。ぱはーぷす😅
花の季節になったら、またロクに使いもしないのにマクロレンズが欲しくなるパターンがやってくる気もしますが、どうせすぐ売る羽目になるような稼働率の低いレンズは、富士フイルムのメーカーレンタルで安く借りてもいいかな、と思っていますが、さて。
とりあえず、9千円弱で買える 7Artisans 25mm F1.8 は、
これくらい写るなら全然アリじゃん
でしたね。MF レンズをわざわざ人に勧めるようなことはしませんけど。
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