本来ならば、特番などで東京五輪のプレイバック集が辟易するほど、あちこちで流れていたはずの 2020年末。
コロナ禍という未曾有の事態は、見知った人も含めた色々な方々の心持ち、性根というものを露わにした1年だったように思います。もし、コロナ禍が過ぎ去ったとしても、この状況の中での振る舞いは記憶されていくのではないでしょうか。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2020 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2020 【中編】次点など
さて、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。本年最後の更新になりますが、2020年の “お買い物ベスト” 残り5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。
第5位 Apple Watch用バンド バルティックブルーレザーリンク - S/M お買い物評価:92点 (製品評価:95点)

■ 40mmケース用バルティックブルーレザーリンク - S/M - Apple(日本)
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
購入インプレッション記事でも書いたように、個人的にはすごく気に入っているバンド。
元々、新 Apple Watch 発表時にブレイデッドソロループ・バンドを予約しようと思ったけど、サイズを厳密に測らなければならず、それならもう一つ、隠れた新バンドのコレを予約したが、正解だった☺️
レザーバンドとして1万円という価格は高くないけれど、同じ純正レザーでもモダンバックルのような高級感はないので、値段なりの印象。
とはいえ、激安レザーバンドみたいなチープさはないし、スポーツバンド、スポーツループのようなカジュアル限定感もなく、合わせられる幅の広いバンドに思えて、そこがお気に入り。
純正のバンドで言えば、値段と同じく、4,800円のカジュアル限定バンドと 15,800円以上のフォーマルにも合うようなバンドとのちょうど中間的存在。従来からある、レザーループともども目立たないけど意外と幅広く使えるヤツ。
あと、需要的にもコスト的にも折り合わないのか、中華製激安コピー商品がほとんど出回っていないのも、純正ベルトを買う価値として見逃せない(笑)
いずれにせよ、購入以降もっとも長い時間、自分の腕に回っているバンドであります。お買いもの評価としては、お値段ちょっと高めに感じるので、この順位で。
■ 2020年秋、もう一つの新しいApple Watch純正ベルト「レザーリンク」ようやく発売&到着 〜脱着超楽&心地良さ◎
第4位 FUJIFILM X-S10 Wズームレンズキット お買い物評価:93点 (製品評価:90点)
■ FUJIFILM X-S10 | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
まだ手にして半月なので、上記の「良かったところ」「ダメなところ」をちゃんと言えるわけではないことにご留意ください。
というか、ダメなところが列挙されまくってますが、(今のところ)かなり気に入ってますので誤解なきよう😅
そのうち購入インプレッションを書こうと思って、購入時から半月使っていて気づいた点をメモってあるのですが、それが既に箇条書きで200行以上になっていて、そこから強く思っていることだけでも抜き出したら、こんなことに😅😅😅
ともあれ、この秋のミラーレス機選びを書いた以下の記事、
■ The road to get my new mirrorless camera【前編】 〜デジタル一眼レフだけにしたら動体以外はEVF撮影に慣れきっていた私に気づく
■ The road to get my new mirrorless camera【中編】 〜購入候補10機種と4機種に絞った理由、そして一から見直すことに…
上記で書いた最終候補4機種から、一度は新しいミラーレス機購入を止めようと思うことがあったけれども、一から思い直して、その時に相応しいと思って選んだのが X-S10。
X-S10 を選んだ理由については年明けにまた書きますが、色々考えて購入したものの最初は、
という感じで、お買いものベスト10に入れるにしてもギリギリくらいかな〜、という印象だったのですが(購入直後の本稿には「惚れ込めるかというと微妙」と書いてたくらい)、この半月少しずつ触っているうちに、
と思う心が強くなり、同時にお気に入り度、購入満足度が上がって第4位としました。
(富士フイルム機に戻るのは、体力的に動体が撮れなくなり、RAW 現像もしたくなくなった将来、少なくとももう5年か10年先のつもりだったんですけどねぇ😓)
ちなみに、ベスト3に入れなかったのは、使っている期間がまだ短いこともありますが、やっぱり(廉価機、小型軽量ということを差し引いても)気になるマイナス点はあるからです。ワイヤレス周りのクソっぷりを含めて、「5年経っても変わらんのか…」と思う点がありましたから。
とはいえ、概ね不満は撮影行為とは別のところであり、廉価機らしい削り方はあるけど、上位機と同じ画質・機能でこの値段、この小型軽量さはエグいと思っているので、お買いもの満足度は高いです。
そこそこ売れているみたいですけど、もっと売れても良いですし、動体撮影をしないなら&RAW で好みの画像に仕上げる方向性じゃない人ならオススメしたいほどのカメラ(癖はあるので実機確認は絶対必要だけど)。
ただ、私自身が X-S10 を選んだ理由としてはコストパフォーマンスなどは二の次でした。その購入理由は年明けの記事で述べようと思います。その後、購入インプレッションを2〜3回載せる予定です。
第3位 DYKEISS Apple Watch バンド コンパチブル ソフト スポーツストラップ お買い物評価:95点 (製品評価:92点)
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
今年買った Apple Watch バンドは5本(純正1本、サードパーティ4本)。一番のお気に入りは5位に挙げた「バルティックブルーレザーリンク」ですが、お買いもの満足度 No.1 は、この激安 Nike スポーツバンドコピー品を挙げたいと思います。
とにかく、安いだけでなく、チープで薄い分、付け心地が(私にとっては)純正 Nike スポーツバンドより良いのが自分の中では大ヒット。最初に買って気に入ってから(購入記事を掲載以降)自分用にさらに2本、連れ合い用にも2本買ったくらい。
ジョギングなどスポーツをする人にとっては、このコピー品は柔らかすぎて好みじゃなく純正品の方が良いという人もいるでしょうけど、アクティブな動きをしない私にとっては純正品より薄めで柔い本製品の方が好みです。
値段的にすぐダメになって使い捨てていくような感じかと思っていましたが、他のベルト、他のカラーバリエーションと併用して使っていると、半年くらいでは問題ないですね。まぁ長持ちはしないでしょうが、700円という価格ですので、また買い足せば良いだけ。
時計バンドは個々人の好み次第なので安易に勧められないのですが、なにせ安いのでお試しは気楽に可能、自分としてはかなり気に入った激安 Apple Watch バンドでした。これだけ安いとカラバリを何本も買えるのがポイント高かったです。
■ 酷暑の夏にふさわしいApple WatchのベルトはNikeスポーツバンドに限る…けど類似品にも良いのがあった
第2位 Coleman WALKER 25 ヘリンボーン お買い物評価:98点 (製品評価:97点)
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
安価なシティユース&ハイキング用バックパック。リアルショップ店頭では7千円前後ですが Amazon 直販だと(在庫があれば)4〜5千円で買えるリーズナブルさ。
その割に機能性も十分あって、背負った時のフィット感、調節具合も良く、何よりもメッチャ軽いことが最大の特長。
過去記事で書いたように小型軽量な 500mm 単焦点レンズ AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR とボディの組み合わせのみを持ち出す時用に買ったわけですが、その用途に限らず、この1年色々と使いました。(構造上、普通のカメラバッグとして使うのは不向き)
素材はペラッペラのペラなので、中にパソコンやカメラ・レンズを入れる時は耐衝撃性を備えたインナーケースが必須ですが、とにかくバッグ自体が軽く、チェストベルトもウエストベルトもあるので結構詰め込んで背負っても重さを感じないのが個人的にベストポイント。
両サイド外側にポケットがあるので、それぞれにペットボトルと消毒用ジェルを入れておくことができるなど、機能的にも満足。不満があるとすればベルト類のあまりをまとめる仕組みがなくて、ベルトの余りがヒラヒラして好きじゃないことくらい。
(Amazon での)値段の安さ、使ってみての満足度、想定していた以上に活躍していたことを鑑みると、今年のお買いものの中ではベストの1つでした😁
ちなみに本製品が気に入ったので、のちに 33L タイプも購入しましたが、ペラペラの薄手バッグなので 33L だと中に入れる量とバッグの造りのバランスが悪い(もう少しバッグがしっかりして欲しい)印象があって、個人的には 25L がベストだと思います。(両方使い分けていますが)
33L タイプを購入した時の記事にはゴーヨンも入るようなことを書いていましたが、ゴーヨンを入れて持ち歩いたことは一度も…一度だけあるかな?😅やっぱり不安だったので、その後はゴーヨンを入れて使うことはないです。
25L サイズは、スリープケースを入れた 13インチクラスのノートパソコンが主気室・背面側の PC ポケットに入らないので、13インチノートPCを持っていく時とか、500mm f/5.6E PF レンズの他にレンズをもう1〜2本持っていく時には 33L を使ってますね。
買い物バッグとしても 33L はかなりバカスカ入るので(そしてバッグ自体は軽いので)その点でも重宝はしていますが、おすすめは 25L タイプです。ホントお気に入りのバックパックになりました☺️
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
■ 25を買ったら気に入ったので33も買ってみた 〜バックパック Coleman Walker 33 購入
第1位 Apple MacBook Air (M1, 2020) お買い物評価:100点 (製品評価:97点)
■ MacBook Air - Apple(日本)
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
まぁ今年のお買いもの第1位は、文句なくコレですね。1ヶ月前に今年のお買いものをリストアップして、サクッと決まった第1位。お買いもの満足度も、コストパフォーマンスも、将来性も、全て満足。
そもそも、まさか Apple という会社が、大きな移行の一発目からこんな満足できる“完成品”を出してくること自体が驚きで、それを含めて拍手の一品でした👏👏👏
また、賛否あれど、Mac mini, 廉価版 MacBook Pro、MacBook Air 全て統一仕様、細かな性能差や GPU オプションの違いなどを作らず、素晴らしい性能、コストパフォーマンスの単一モデルを提供するのは他社に見習って欲しい売り方。というか、これも実に最近のアップルらしくない…
巷でよく言われる欠点のうち、USB-C 端子が片側2個であることやモバイルPC としては(今となっては)やや重いことは私もマイナス評価であり、それがお買いもの評価は満点でも、製品評価が満点ではない理由です。
巷で言われる他の欠点、デザインが変わりばえしないこと、カメラがまだ720pなこと、メモリ上限が 16GB であることは、私にとってマイナス評価になり得ませんでした。(登場時から評判の悪い Touch bar は Air にはない)
MacBook Air のデザインが変わらないことはむしろ良いことだと思っています。このデザインこそが Air。衝撃的な登場だった初代のアイデンティティは失ってほしくない。デザイン変えろとか言ってる奴らは何も判ってない、と心の中で思ってます😁
FaceTime カメラが未だ 720p で画質が云々言ってる奴らも、なんでパソコンの内蔵カメラでグダグダ言うんすかねぇ。イケメンや良いオンナが言うならともかく、オッサンが何を言ってんだと。ミラーレス機やデジタル一眼レフをWebcam にして喜んでる亀ヲタ同様、てめーらの顔を高解像度で写して誰が喜ぶねん😩
あと、メモリ上限 16GB については、私も購入前「今どきメモリ上限 16GB は無いでしょー」と思ってました。でも使ってみると、大きな RAW ファイルを何枚も開いて、実使用メモリの5倍以上をスワップされている状況で作業していてもストレスがない。なので、M1 Mac に関してはメモリ 16GB でも(私にとっては)意外と十分だったな、と考えを改めました。
とまぁ、そんなところでしょうか。40〜50万円予算で、最後の Intel Mac、16" MacBook Pro を盛り盛りにして買うつもりが、3分の1 の金額の M1 MacBook Air になって、画面サイズとか不足な部分はあるものの、とりあえず大満足、将来の心配もしなくて済むのは本当に良い選択でした。
来年の M2 (?) チップ搭載の上位 MacBook Pro や iMac その他にも期待したいところです :-D
■ 最後の Intel Mac を買う予定だった私が Apple Silicon搭載 MacBook Air を買うまでの二転三転
■ Apple Silicon 搭載 Mac を買うにあたって MacBook Pro ではなく MacBook Air (16GB, 1TB SSD) を選んだ理由
■ Apple Silicon M1 Mac で動かした Intel アプリの個人的な動作報告
■ Apple Silicon M1 Mac を10日間使ってきての雑感
以上、本年の当方が選ぶ、お買いものベスト10でした。
コロナ禍で当方もなかなか厳しい状況ですので、来年もお買いものベスト10なんて書けるような状況かどうか判りませんが、それ以前に世の中がウイルスに怯えることのない日が来ることを祈りたいです。
そして、コロナ禍にあって日々、人々の健康と治療に寄与していただいている医療従事者の方々には、心からの感謝を。
皆さま良いお年をお迎えください。
コロナ禍という未曾有の事態は、見知った人も含めた色々な方々の心持ち、性根というものを露わにした1年だったように思います。もし、コロナ禍が過ぎ去ったとしても、この状況の中での振る舞いは記憶されていくのではないでしょうか。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2020 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2020 【中編】次点など
さて、今年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。本年最後の更新になりますが、2020年の “お買い物ベスト” 残り5製品、第5位から第1位を紹介していきたいと思います。

■ 40mmケース用バルティックブルーレザーリンク - S/M - Apple(日本)
▽良かったところ
- 高級感はないけど、チープさもない、純正バンドでは珍しい中庸なバンド
- レザーバンドだけどマグネット内蔵で止めたいところにピタッと止まる
- 留め具や折り返し部分がない点は◯
- スポーツループみたいなベルクロベリベリなしで脱着が簡単&細かく位置調整可能
- レザーだけどコーティングがあるせいで水滴がかかるくらいでは問題なし(今のところ)
- どちらかと言えばカジュアル系だが、レザーで色もシックなのでスーツに合わせてもさほど違和感なく、割と色々なスタイルに合う
- サードパーティー製バンドでコピー商品がない良さみ
▼ダメなところ
- 細かいマグネットが数多く埋め込まれているので磁気禁忌のものがある場合は注意
- マグネットが埋め込まれている分、レザーバンドとしては重い
- マグネットが埋め込まれている部分が波波になっているので、手首に波波の跡がつく😅
- 高くはないが、カジュアル系バンドとして考えると若干高め
- 今秋リリースの新モデルだが、全く新しいソロループ系バンドに注目が集まって、このバンドの存在は地味に…
◇雑感
購入インプレッション記事でも書いたように、個人的にはすごく気に入っているバンド。
元々、新 Apple Watch 発表時にブレイデッドソロループ・バンドを予約しようと思ったけど、サイズを厳密に測らなければならず、それならもう一つ、隠れた新バンドのコレを予約したが、正解だった☺️
レザーバンドとして1万円という価格は高くないけれど、同じ純正レザーでもモダンバックルのような高級感はないので、値段なりの印象。
とはいえ、激安レザーバンドみたいなチープさはないし、スポーツバンド、スポーツループのようなカジュアル限定感もなく、合わせられる幅の広いバンドに思えて、そこがお気に入り。
純正のバンドで言えば、値段と同じく、4,800円のカジュアル限定バンドと 15,800円以上のフォーマルにも合うようなバンドとのちょうど中間的存在。従来からある、レザーループともども目立たないけど意外と幅広く使えるヤツ。
あと、需要的にもコスト的にも折り合わないのか、中華製激安コピー商品がほとんど出回っていないのも、純正ベルトを買う価値として見逃せない(笑)
いずれにせよ、購入以降もっとも長い時間、自分の腕に回っているバンドであります。お買いもの評価としては、お値段ちょっと高めに感じるので、この順位で。
■ 2020年秋、もう一つの新しいApple Watch純正ベルト「レザーリンク」ようやく発売&到着 〜脱着超楽&心地良さ◎
■ FUJIFILM X-S10 | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
▽良かったところ
- 他社機っぽい一般的な操作性になっても富士フイルム機ならではの独特の良さは変わらず
- フィルムシミュレーションというか富士の絵作りは、やっぱり好み
- 廉価機だが機能は主力上位機 X-T4 を概ね踏襲してるのでほぼ満足
- 廉価機だけど AF 含め、使っていてのレスポンスも気持ち良くて文句なし
- 小型軽量なボディだが、グリップはそれなりの深さがあって満足&バランスも良い
- この小型軽量なボディにまずまず十分な手ぶれ補正と多機能を詰め込んでいるのは正直凄い
- JPEG で撮ってる限り撮影に関してはほぼ不満なし
- 久しぶりのフラッシュ内蔵カメラ(年に数回レベルの私には便利)
- 富士機は(私に)撮りたさを掻き立てるものがある
▼ダメなところ
- とりあえずワイヤレスまわりは💩💩💩(ウンザリするレベル😩)
- スペックをちゃんと確認しないで買ったが(今回はそういうことを考えずカメラ選びをしたので)今時まさかの UHS-II カード非対応…orz
- EVF の画素数がそれなりなのは廉価機だから仕方ないが、アイポイントの低さは眼鏡ユーザーに優しくない
- 装着するアイピースがどこに入ってるんだろ?と探したくらいアイピースが簡略化されていて、これはちょっと…
- ジョイスティックの動きが軽すぎて、実際の撮影で使うと操作性は思ったほど良くない
- フォーカスエリア移動周りで納得できない操作性が少なからず
- カスタマイズ性に優れるが、ここまでやってなんでこの機能に割り当てられないの?が少なくない
- 一般的なカメラと同じくモードダイアルを採用し C1〜C4が作られたのは大歓迎だが、反面フィルムシミュレーションのカスタマイズ保存ができなくなっているのは残念(仕方ないけど)
- メーカーも本機にはそんな宣伝皆無だけど(この AF-C やトラッキングの延長線上にある上位機も含めて)富士は動体を撮るカメラじゃないことを改めて実感
- キットレンズ2本に付属のリアキャップがリアキャップじゃなく単なる蓋なのはいくら何でも…
- キットの標準ズームは電動ズームだが小さくもなければ操作性も良くない(´・ω・`)
◇雑感
まだ手にして半月なので、上記の「良かったところ」「ダメなところ」をちゃんと言えるわけではないことにご留意ください。
というか、ダメなところが列挙されまくってますが、(今のところ)かなり気に入ってますので誤解なきよう😅
そのうち購入インプレッションを書こうと思って、購入時から半月使っていて気づいた点をメモってあるのですが、それが既に箇条書きで200行以上になっていて、そこから強く思っていることだけでも抜き出したら、こんなことに😅😅😅
ともあれ、この秋のミラーレス機選びを書いた以下の記事、
■ The road to get my new mirrorless camera【前編】 〜デジタル一眼レフだけにしたら動体以外はEVF撮影に慣れきっていた私に気づく
■ The road to get my new mirrorless camera【中編】 〜購入候補10機種と4機種に絞った理由、そして一から見直すことに…
上記で書いた最終候補4機種から、一度は新しいミラーレス機購入を止めようと思うことがあったけれども、一から思い直して、その時に相応しいと思って選んだのが X-S10。
X-S10 を選んだ理由については年明けにまた書きますが、色々考えて購入したものの最初は、
あれ?実機で確認した時、こんなんだったっけ?悪くないけど、なんか思ったほどじゃないなぁ
という感じで、お買いものベスト10に入れるにしてもギリギリくらいかな〜、という印象だったのですが(購入直後の本稿には「惚れ込めるかというと微妙」と書いてたくらい)、この半月少しずつ触っているうちに、
やっぱり富士機は好きだなぁ、独特の操作性がなくなっても変わらないなぁ(良くも悪くも)
と思う心が強くなり、同時にお気に入り度、購入満足度が上がって第4位としました。
(富士フイルム機に戻るのは、体力的に動体が撮れなくなり、RAW 現像もしたくなくなった将来、少なくとももう5年か10年先のつもりだったんですけどねぇ😓)
ちなみに、ベスト3に入れなかったのは、使っている期間がまだ短いこともありますが、やっぱり(廉価機、小型軽量ということを差し引いても)気になるマイナス点はあるからです。ワイヤレス周りのクソっぷりを含めて、「5年経っても変わらんのか…」と思う点がありましたから。
とはいえ、概ね不満は撮影行為とは別のところであり、廉価機らしい削り方はあるけど、上位機と同じ画質・機能でこの値段、この小型軽量さはエグいと思っているので、お買いもの満足度は高いです。
そこそこ売れているみたいですけど、もっと売れても良いですし、動体撮影をしないなら&RAW で好みの画像に仕上げる方向性じゃない人ならオススメしたいほどのカメラ(癖はあるので実機確認は絶対必要だけど)。
ただ、私自身が X-S10 を選んだ理由としてはコストパフォーマンスなどは二の次でした。その購入理由は年明けの記事で述べようと思います。その後、購入インプレッションを2〜3回載せる予定です。
▽良かったところ
- 安い!(1本あたり700円)
- Nike スポーツバンドのコピーだが、やや厚みが薄く、逆にそれが装着感の良さに繋がっている
- カラーバリエーションが純正品より遥かに多く、安いので幾つも買って気分次第で付け替えが楽しい
- 丸ごと洗えるスポーツバンドは汗をかく夏場だけでなく、コロナ禍でこまめに洗いたい今にも良い
- スポーツバンドは穴あきの Nike タイプが断然付け心地が良いと思うので、コピー品でも試して欲しいくらい
- すぐにダメになるかと思ったが、他と併用していると意外と長持ち
▼ダメなところ
- スポーツバンドは純正品からしてチープさが否めないし、激安コピー品なので尚更(値段を考えれば当然だし許容範囲だが)
- 洗っていると留め具のボタンが割と簡単に外れる(が、入れ直せば使える)
◇雑感
今年買った Apple Watch バンドは5本(純正1本、サードパーティ4本)。一番のお気に入りは5位に挙げた「バルティックブルーレザーリンク」ですが、お買いもの満足度 No.1 は、この激安 Nike スポーツバンドコピー品を挙げたいと思います。
とにかく、安いだけでなく、チープで薄い分、付け心地が(私にとっては)純正 Nike スポーツバンドより良いのが自分の中では大ヒット。最初に買って気に入ってから(購入記事を掲載以降)自分用にさらに2本、連れ合い用にも2本買ったくらい。
ジョギングなどスポーツをする人にとっては、このコピー品は柔らかすぎて好みじゃなく純正品の方が良いという人もいるでしょうけど、アクティブな動きをしない私にとっては純正品より薄めで柔い本製品の方が好みです。
値段的にすぐダメになって使い捨てていくような感じかと思っていましたが、他のベルト、他のカラーバリエーションと併用して使っていると、半年くらいでは問題ないですね。まぁ長持ちはしないでしょうが、700円という価格ですので、また買い足せば良いだけ。
時計バンドは個々人の好み次第なので安易に勧められないのですが、なにせ安いのでお試しは気楽に可能、自分としてはかなり気に入った激安 Apple Watch バンドでした。これだけ安いとカラバリを何本も買えるのがポイント高かったです。
■ 酷暑の夏にふさわしいApple WatchのベルトはNikeスポーツバンドに限る…けど類似品にも良いのがあった
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
▽良かったところ
- 極めて軽量で扱いやすいバックパック、ショルダーベルトもまずまずの幅広さ
- 安いバックパックだが、ちゃんとチェストベルトがあり(私にとって必須)ウエストベルトも完備
- 軽量かつ(私にとっては)背負いやすいので、多少モノを入れても全体の重量が増さないので楽(カメラバッグはバッグ自体が重いので)
- 両サイドの側面メッシュポケットなど自分が求める機能性は満たしているし、コンプレッションベルトでバランスも取れる
- 11インチ iPad Pro+キーボード程度なら前面側の大きなポケットに入るなど見た目より前面ポケット2つの収納力が高い
- インナークッションケースを入れることで当初目的のデジタル一眼レフ+ 500mm f/5.6E PF 一本勝負ないし+レンズ1本のカメラバッグとして問題なく1年間使えてきた
- デジタル一眼レフ+標準ズーム+小型望遠ズームの組み合わせやミラーレス機システム用のカメラバッグとしても活躍してくれた
- 防水仕様ではないが撥水加工やチャック周りの水滴侵入対策はされていて、パラパラにわか雨程度なら問題なし
- 25L サイズなので百均等で売っているリュック用簡易レインカバーがピッタリ使える
- 店頭で買うとそれなりだが、Amazon では4〜5千円と安い
▼ダメなところ
- ショルダーベルトやチェストベルトを締めた時の余り部分をまとめる工夫がないので、ベルトの余りがビラビラするのが邪魔すぎ
- 素材はペラペラのペラなので耐衝撃性はゼロ、入れるモノによっては別途耐衝撃なインナーケースが必須
- 主収納部の背面側PCポケットは13インチノートPCがそのままだと入るが、スリーブケース込みだと入らない。保護は絶対必要なだけにちょっと使えない
- 素材がペラペラで、背中側のクッションも最低限なので、中に入れたモノの硬さ、形状がそのまま背中に当たることになるため、背中に当たる部分に入れるモノ、入れ方には注意が必要(ちゃんとすれば不快さはないが)
- 内容物の出し入れは通常のバックパック同様に上からだけなので、カメラバッグとしては出し入れはしにくいし、デッドスペースも多く決して使い易くない(カメラからレンズを頻繁に出し入れするのは全く不向き、撮影場所への荷運びだけに使うのならOK)
- 素材がペラペラな分、バッグを置いた時にバッグ自身の安定性はない(中身次第)
- 撥水加工はあるといっても防水じゃないので本降りの雨には無力だし、濡れているところに置くと底から少しずつ沁みてくる
◇雑感
安価なシティユース&ハイキング用バックパック。リアルショップ店頭では7千円前後ですが Amazon 直販だと(在庫があれば)4〜5千円で買えるリーズナブルさ。
その割に機能性も十分あって、背負った時のフィット感、調節具合も良く、何よりもメッチャ軽いことが最大の特長。
過去記事で書いたように小型軽量な 500mm 単焦点レンズ AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR とボディの組み合わせのみを持ち出す時用に買ったわけですが、その用途に限らず、この1年色々と使いました。(構造上、普通のカメラバッグとして使うのは不向き)
素材はペラッペラのペラなので、中にパソコンやカメラ・レンズを入れる時は耐衝撃性を備えたインナーケースが必須ですが、とにかくバッグ自体が軽く、チェストベルトもウエストベルトもあるので結構詰め込んで背負っても重さを感じないのが個人的にベストポイント。
両サイド外側にポケットがあるので、それぞれにペットボトルと消毒用ジェルを入れておくことができるなど、機能的にも満足。不満があるとすればベルト類のあまりをまとめる仕組みがなくて、ベルトの余りがヒラヒラして好きじゃないことくらい。
(Amazon での)値段の安さ、使ってみての満足度、想定していた以上に活躍していたことを鑑みると、今年のお買いものの中ではベストの1つでした😁
ちなみに本製品が気に入ったので、のちに 33L タイプも購入しましたが、ペラペラの薄手バッグなので 33L だと中に入れる量とバッグの造りのバランスが悪い(もう少しバッグがしっかりして欲しい)印象があって、個人的には 25L がベストだと思います。(両方使い分けていますが)
33L タイプを購入した時の記事にはゴーヨンも入るようなことを書いていましたが、ゴーヨンを入れて持ち歩いたことは一度も…一度だけあるかな?😅やっぱり不安だったので、その後はゴーヨンを入れて使うことはないです。
25L サイズは、スリープケースを入れた 13インチクラスのノートパソコンが主気室・背面側の PC ポケットに入らないので、13インチノートPCを持っていく時とか、500mm f/5.6E PF レンズの他にレンズをもう1〜2本持っていく時には 33L を使ってますね。
買い物バッグとしても 33L はかなりバカスカ入るので(そしてバッグ自体は軽いので)その点でも重宝はしていますが、おすすめは 25L タイプです。ホントお気に入りのバックパックになりました☺️
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
■ 25を買ったら気に入ったので33も買ってみた 〜バックパック Coleman Walker 33 購入
■ MacBook Air - Apple(日本)
▽良かったところ
- 新世代 Mac がいきなり素晴らしい完成度
- 廉価製品なのに旧来のハイクラス機を上回る性能で、大量の RAW 写真処理もサクサク
- どうせマトモに動くのは少ないだろうと思っていた Intel 向けアプリが殆ど問題なく動くだけでなく、ストレスない速度で動く驚嘆さ
- 今後各アプリが Apple Silicon M1 ネイティブ対応になれば、もっと速く動く楽しみのある、一粒で二度美味しい仕様
- 丸1日持ち出して使い込んでもバッテリー残量の心配をしなくても良い長持ちさ
- Apple Silicon チップ関連だけでなく、ディスプレイも輝度以外は MacBook Pro と同一仕様に
- ファンの音がしない Mac なんて…素晴らしい
- 完全に隔絶した世代交代が行われたので、5年は安心して使えそう
- CPU や GPU など細かい仕様違いを作らず基本性能は全部統一!というシンプルな売り方は素晴らしい👏
▼ダメなところ
- USB-C 端子が左側2個だけは不便すぎ
- モバイル PC としては相変わらず重め
- ドライバソフトウェアのインストールが必要なハードウェアはまだ対応していない製品が多い(M1 Mac というよりは劇的にドライバ周りの造りが変わった macOS 11.1 に対応できてないことが殆ど)
- USB-C 端子は Thunderbolt 3 ではなく USB 3.1/3.2 Gen2 で使うと旧来機より速度が劣る
- USB-C 接続の外部ディスプレイ接続は基本的に1台限りなど拡張性には制約があり、隠れた問題もまだ少なくない
- (今のところ)Boot camp でも仮想環境でも Windows が動かない
- Xcode を除く開発環境まわりはまだ安定環境とまではいかない状況
- 今後このコスパを基準にしてパソコン選ぶをしてしまうと、なかなか難しくなりそう…😅
◇雑感
まぁ今年のお買いもの第1位は、文句なくコレですね。1ヶ月前に今年のお買いものをリストアップして、サクッと決まった第1位。お買いもの満足度も、コストパフォーマンスも、将来性も、全て満足。
そもそも、まさか Apple という会社が、大きな移行の一発目からこんな満足できる“完成品”を出してくること自体が驚きで、それを含めて拍手の一品でした👏👏👏
また、賛否あれど、Mac mini, 廉価版 MacBook Pro、MacBook Air 全て統一仕様、細かな性能差や GPU オプションの違いなどを作らず、素晴らしい性能、コストパフォーマンスの単一モデルを提供するのは他社に見習って欲しい売り方。というか、これも実に最近のアップルらしくない…
巷でよく言われる欠点のうち、USB-C 端子が片側2個であることやモバイルPC としては(今となっては)やや重いことは私もマイナス評価であり、それがお買いもの評価は満点でも、製品評価が満点ではない理由です。
巷で言われる他の欠点、デザインが変わりばえしないこと、カメラがまだ720pなこと、メモリ上限が 16GB であることは、私にとってマイナス評価になり得ませんでした。(登場時から評判の悪い Touch bar は Air にはない)
MacBook Air のデザインが変わらないことはむしろ良いことだと思っています。このデザインこそが Air。衝撃的な登場だった初代のアイデンティティは失ってほしくない。デザイン変えろとか言ってる奴らは何も判ってない、と心の中で思ってます😁
FaceTime カメラが未だ 720p で画質が云々言ってる奴らも、なんでパソコンの内蔵カメラでグダグダ言うんすかねぇ。イケメンや良いオンナが言うならともかく、オッサンが何を言ってんだと。ミラーレス機やデジタル一眼レフをWebcam にして喜んでる亀ヲタ同様、てめーらの顔を高解像度で写して誰が喜ぶねん😩
あと、メモリ上限 16GB については、私も購入前「今どきメモリ上限 16GB は無いでしょー」と思ってました。でも使ってみると、大きな RAW ファイルを何枚も開いて、実使用メモリの5倍以上をスワップされている状況で作業していてもストレスがない。なので、M1 Mac に関してはメモリ 16GB でも(私にとっては)意外と十分だったな、と考えを改めました。
とまぁ、そんなところでしょうか。40〜50万円予算で、最後の Intel Mac、16" MacBook Pro を盛り盛りにして買うつもりが、3分の1 の金額の M1 MacBook Air になって、画面サイズとか不足な部分はあるものの、とりあえず大満足、将来の心配もしなくて済むのは本当に良い選択でした。
来年の M2 (?) チップ搭載の上位 MacBook Pro や iMac その他にも期待したいところです :-D
■ 最後の Intel Mac を買う予定だった私が Apple Silicon搭載 MacBook Air を買うまでの二転三転
■ Apple Silicon 搭載 Mac を買うにあたって MacBook Pro ではなく MacBook Air (16GB, 1TB SSD) を選んだ理由
■ Apple Silicon M1 Mac で動かした Intel アプリの個人的な動作報告
■ Apple Silicon M1 Mac を10日間使ってきての雑感
以上、本年の当方が選ぶ、お買いものベスト10でした。
コロナ禍で当方もなかなか厳しい状況ですので、来年もお買いものベスト10なんて書けるような状況かどうか判りませんが、それ以前に世の中がウイルスに怯えることのない日が来ることを祈りたいです。
そして、コロナ禍にあって日々、人々の健康と治療に寄与していただいている医療従事者の方々には、心からの感謝を。
皆さま良いお年をお迎えください。
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