昨年末、少々お高めレンズ購入の資金繰りで、あまり使ってなかったマイクロフォーサーズ一式を手放し、ミラーレス初号機 DMC-G1 購入以降初めてミラーレス機なし、10年ぶりくらいにデジタル一眼レフのみに戻ったら、

ちょっとしたお出かけにもデカくて重い割に不便なデジタル一眼レフを持っていくのは辛い!何よりも気がつくと動体撮影以外は EVF 撮影に慣れすぎていたわ!


ということに気づいた 2020年。

コロナ禍があって一度は物欲が収まりましたが、秋になって再燃して購入を考え始めたことの経緯を前回記しました。

The road to get my new mirrorless camera【前編】 〜デジタル一眼レフだけにしたら動体以外はEVF撮影に慣れきっていた私に気づく

具体的に考え始めてリストアップした購入候補のカメラは次の10機種。

  1. 動体撮影を考えないスナップ専用サブ機として
    1. OLYMPUS E-M10 Mark IV
    2. OLUMPUS E-M5 Mark III
    3. OLYMPUS E-M1 Mark II(中古)
    4. NIKON Z50
    5. FUJIFILM X-S10
    6. SIGMA fp
    7. SONY α7C

  2. 将来のマウント移行を考慮した準備機(テスト機)として
    1. Canon EOS R5
    2. SONY α7 III
    3. SONY α9(中古)

絞る前の候補なので数は多いですし、方向性がバラバラなところもありますが、スナップ専用サブ機を考えていたのが、将来の(動体撮影用メインカメラの)マウント移行込みのカメラ購入もアリかな?と思ったため、候補機種が増えました😅

ただ、前回も書いたように、元々の予算が15〜20万円だったので、候補のカメラの中には予算オーバー、大幅オーバーのものがあって、それを選択した場合には金策からやり直しになりますが、そこは後悔しない選択を優先です。

これらの候補をリストアップ後、少し時間を置いて考え直し、候補を4機種に絞りました。これらの10機種を購入候補として挙げた理由と、6機種を最終候補から外した理由を記しておきます。長文すまぬ。(購入を考えながら自分用まとめとして書いていたので)


1. OLYMPUS E-M10 Mark IV



その昔、「やっぱり日常持ち歩きカメラとしてコンパクトデジカメ要るなぁ、でも EVF がないと結局使わなくなるしなー」と EVF 付きコンパクトデジカメを物色していた時、

お、EVF 付きコンパクトデジカメを買うよりずっと安いし、デカくなるけどレンズ交換式なのにコンパクトだし、これで良いじゃん!


と衝動買いしたのが、2世代前の E-M1 Mark II。使い勝手が微妙なところもあったけど、レンズ交換式コンパクトデジカメとして気に入って使っていました。レンズ交換式としては極めてバッグ収納性が良いのが一番の良さ。

「もう二度とオリンパスのカメラなんか買うかボケっ!てめーなんか、とっとと潰れるか、レンズメーカーになっちゃえ!」と思っていた私を改心させ、その後 E-M1 Mark II と 300mm F4 含む Pro レンズ3本その他を買う羽目になるなど、7桁円の無駄遣いを誘ったカメラでした。

ですから、ようやくセンサーが更新された本機は、当然購入候補に。Mark II と比べると明らかに改善されてる点も多く、四度目のオリンパス復帰も悪くない。

ま、身売りするほど苦境なのに、わざわざ像面位相差AFを殺して差別化するケチくささと、パンケーキ標準ズームだけのキットがなく、ボディ単体かダブルズームキットしかないのは微妙ですが。(ダブルズームのレンズは両方使った経験あり)



ちなみに、旧機種 E-M1 Mark III は思わず買いそうになるくらい激安↑で惹かれますが、如何せん古すぎる 1,600万画素センサーの絵を思い出すと、今さらアレでは撮影テンションが上がらんよなぁ、無理だなぁ、と。でも、ホントこれは安い!


2. OLUMPUS E-M5 Mark III



ぶっちゃけ E-M5 シリーズに興味を惹かれたことはあまりないのだけど、
  • E-M10 Mark IV は持ちやすいとは言えず、EVF も微妙、機能も意図的な間引かれ感が強い
  • E-M1 Mark II/III は動体撮らなきゃ大満足だが意外とデカくて重い(使ってる時はそう感じさせないホールディング感だが)

ということがあって、その中間として E-M5 Mark III はアリかなぁ、ということで候補に。性能機能的にも E-M1 Mark II とは変わらなそうだし、価格もお手頃かつキャンペーンのキャッシュバックあり。

OM-D & M.ZUIKO PRO LENS 機動力キャンペーン

ただ、E-M5 Mark III はホールディングを本当に良くしようとすると後付けのグリップが必要で、あの類が大嫌いな私はそこが難点。

金額的には、E-M5 Mark III とお気に入り標準ズームだった 12-40mm F2.8 PRO(の中古)で十分予算内だし、キャッシュバック額も大きい。それで F1.8 クラスの単焦点も加えられそうだから、その点では有力候補。


3. OLYMPUS E-M1 Mark II(中古)



1年前まで使っていた E-M1 Mark II については、宣伝文句に釣られて買った最初の目的である動体撮影に対する評価は厳しいもので、「またオリンパスの宣伝に騙されたわ!」と悪態をついていましたが、動体撮影を諦め、割り切ってスナップ用途にしてからはお気に入りに。

小型軽量かつ(高感度以外は)程よい画質、極小センサー機にしてはデカくて重めなボディだけど、それを感じさせない良好なグリップ。レンズはどれもコンパクトで高画質。そして何と言っても激強力な手ぶれ補正は、自分の撮り方を変えました。三脚をできるだけ使いたくない怠惰な私にはピッタリ☺️

いま出戻りするのが気にならないくらい、お気に入りのカメラになっていたなぁ、と手放してから思いましたね。

手の内が判っている確実に満足できるカメラですが、新型 Mark III を新品を買うのは予算オーバーだし、もうそこまでオリンパスに投資する気は皆無。なので Mark II の中古くらいで。

レンズ含めたシステムとしてはコンパクトだけど、ボディは意外と重いんだよなぁ…というところだけがネックです。あとは、1年前まで使っていて、十二分に判っている分、新鮮味ゼロということはあります。


4. NIKON Z50



かなりの小型軽量にも関わらず、ショールームで実機触った時のグリップ感も良いし、EVF も(Z一桁機とは比較にならないにしても)良好。そして、発売当初のレビューでみんなダブルズームキットの画質がベタ褒めだったので気になっていたカメラ。

ニコンの良い部分が凝縮された APS-C ミラーレス機という印象で、元々値頃感があるところにキャッシュバックキャンペーン中。これを適用すれば、かなり割安!

Z 50 キャッシュバックキャンペーン | ニコンイメージング

ただ、レンズロードマップを見てもニコン APS-C 向けレンズの拡充は期待できず。単焦点レンズの1本も出す予定がないのは、物足りない。どこかのインタビューで出すようなことを言ったらしいけど、ロードマップにないということは再来年とかでしょ…きっと手放してる😓

加えて、グリップ感はいいけど、ボタン周りの操作性は微妙でストレス溜まりそうな気がしたのも個人的にはマイナス。廉価機は、どこを選んで、どこを我慢するかの取捨選択だけど…

Z50 のために高いフルサイズ用 Z レンズを買うこともなければ、マウントアダプターで手持ちの F マウントレンズを使う気もないので(マウントもげそう😓)、評判は良くても2本のズームレンズだけで我慢できるかどうか。それを自問自答することに。


5. FUJIFILM X-S10



富士フイルム X マウント一式を手なばして、もう5年くらいですかね。すごく気に入っていてレンズも多く買って、本当は手放したくなかったけど、これもデジタル一眼レフ(当時は EOS & EF)システムの購入資金の糧になったんだっけ……

いつか、スポーツなどの動体撮影を諦めるほど衰えて、RAW 現像も面倒くさくなったら、X マウントに戻るんだ


そう思っているだけに、いつでも富士フイルムのカメラは気になっています☺️あの独特の操作体系も決して嫌いじゃなく、あれこそ、カメラを操作することを愉しむカメラなんだな、と思ってます。

そこへ発表発売された X-S10。最新鋭上位機 X-T4 と画質も機能もほぼ同じ。もちろん廉価機らしくスペックダウンしている部分はあれど、静止体撮影で不満に感じる削り方は(個人的には)皆無。それに、富士フイルム機にも動体撮影とか望んでないし、(本気で動体相手に使うのは)無理だと今も思ってるので…

ショールームで実機を触っても、APS-C 機でこれだけ小型軽量なのにグリップ感はよく、手ぶれ補正の公称値は優秀、十字ボタンはないけどフォーカス選択ジョイスティックがある、と好印象。

なにより富士機独特の操作体系を止めて、汎用的な前後ダイアル操作と左肩にもう1つダイアルがあるのは素晴らしい。これだけあって値段もかなりリーズナブルで魅力大。

サードパーティレンズが少ないのは気にならないが、XFレンズが APS-C 用の割にややデカく、高めということ。そして、昔のことを考えるとレンズ購入が止まらない恐れがあること。物欲ブレーキが効かなくなると怖いですね…😅


6. SONY α7C



今秋、ソニーから発売されたコンパクトなフルサイズカメラ。このサイズで EVF 内蔵のフルサイズ機というのは魅力大。以前 NEX-7 を愛用していた身としては、その感覚に戻れると思えば悪くない。(ずっと大きいが)

EVF がショボいとか、3年前のα7 IIIと変わらない性能機能だとか批判もあるけど、個人的にはそれがどうした?と思うくらいコンパクトさが魅力だと感じてます。連れ合いはずっとαユーザーなので、レンズ共用できる点も大きな魅力。たまには、レンズの貸し借りしたい…

サブのセカンドマウント機扱いでは、懐的にソニー純正のお高いレンズに手を出せないと思うけど、Eマウントはタムロンやシグマからリーズナブルで良いレンズがいっぱいあるのも魅力。これはニコン Z やキヤノン RF では味わえないことだしね…

予算が5万円くらいオーバーすることは「フルサイズ」の魅力で納得させられるし、サードパーティ製レンズへの魅力もあるので欠点には目を瞑れそう。それに、コンパクトなサブ機として買っても、マウント的には将来のメインマウント移行先候補でもある魅力もある。

ただ、実際に実機を触ってみると、写真で見るよりずっと分厚くてスマートじゃないこと、相変わらずメニューの操作性がオリンパスと並ぶ💩加減のままであること(なぜα7S III方式にしなかったの…)あたりで、ちょっと魅力減。

そして一番の問題は、個人的に何故かαについては昔から惹かれるところに欠けて…キヤノン同様「単に撮影する道具」的なところは同じで好きなんだけど、ソニーはなんかちょっと違うんだよねぇ。


7. SIGMA fp



ごく一部のコンパクトデジカメを除き、過去に「EVF なしのカメラはどんなに魅力的でも、買って2年と保たず売ってしまう」という経験を幾度もしており(シグマ DP シリーズ含む)、EVF なしカメラは候補外のはずなのですが、シグマ fp だけは発表時からずっと気になって目が離せない。

FOVEON センサー機じゃないけど、独特の絵づくりは魅力的。レンズもシグマが積極的にレンズ提供していて、そう不満に思うこともないはず。

ただ、実際に買ってみて使うと EVF の無さやグリップの問題が我慢できなくなって、予算オーバーしてまで買ったのに…となりそうなのは明白。それを乗り越えられる何か、撮り方を探して悩むところ。あれば、買って使ってみたいのだけど😩

今日もまた Twitter でフォローしている山木社長の RT で魅力的な写真を見せられると、欲しくなる。自分がそんな写真を撮れることはないのに😆


8. Canon EOS R5



ここからは、動体撮影を考えないスナップ専用サブ機候補ではなく、将来のマウント移行を考慮した準備機(テスト機)としての購入候補。

今年一番、話題になったカメラであろう EOS R5。動画は撮らないので、動画撮影で熱問題云々は私にはどうでもいい話。純粋に高画素スチルカメラとして、本気で動体撮影可能であろうミラーレス機として欲しくなる。というか、試したい!

あちこちレビューが出て絶賛されてるけど、自分の撮影対象で、自分の技量で試さないと判らないから、買って試したいんだ!


毎度こう思って多くの(ミラーレス)カメラを買って失敗を重ねてきたわけですが、またそう思うカメラが出てきたわけです。

いつも結論は、中途半端なカメラを何台買うより定番メーカーのデジタル一眼レフ・フラッグシップ機を買え、という話になりますが、今度こそっ!(またかよ)

また、将来的に動体撮影込みでのミラーレス機移行を考えた場合、やっぱりキヤノンに戻りたい思いはあるわけです。ニコンのデジタル一眼レフは動体撮影 AF において(特に APS-C 機で)優秀だったけど、ぶっちゃけスポーツ撮影では使いづらい点があります。

動体撮影でもヒコーキとか鉄とかモータースポーツとかではそういう評価はないと思うけど、スポーツ撮影では「キヤノンの方が使い勝手良かったわ〜」と思うことが幾点かあります。スポーツの現場で白レンズが多いのも、営業以外にそういうところはあると思ってます。(話すと長くなるのでここでは割愛)

話は脱線しましたが、将来のキヤノンの RF マウントへ全面移行する手始めとしては、高くても R5 で取っ掛かりを作るのはアリかな、と。

やや安価な EOS R6 を選ばないのは、将来(本命機である)EOS-1R が出るとすれば、画素数は従来と大差ない 2,000〜2,600万画素機だと思っています。その場合 R6 を購入していると役割が被りがちになるのに対し、R5 だと高感度機と高画素機で使い分けができるので、買うとしたら R5 かな、と。

ただ、どちらにしても 15〜20万円の予算からは大きくかけ離れているというか、ボディだけで50万円。最低限のレンズ2本を買っただけで100万円超…😱

あと、ミラーレス機の中ではかなりデカい方なので、元々考えていたスナップ用途サブ機からは大きく逸脱することになって本末転倒感が。うーむ……


9. SONY α7 III



先にスナップ用途のサブ機候補としてコンパクトなフルサイズ機としてα7C を挙げたわけですが、将来のマウント移行を考慮した準備としてα(の使い勝手)を所有機としてテストするならα7 III の方がええかな?と。

どうせフルサイズのレンズを付けたらデカくなるわけで、それを考えるとボディだけコンパクトなα7C じゃなくても…という思いが出てきて、こちらも候補に。その実力、コストパフォーマンスも良くわかっていますし☺️

αの場合、フルサイズ機と言ってもサイズはコンパクトですから、α7C ではなくα7 IIIを選んでも(レンズさえ考えれば)スナップ用途のサブ機として問題なく使えるかな?と。大型レンズユーザーとしてはボディが小さいのは決して良い点ではないのですが、普段持ち歩き機としてはベターですからね。

ただ、3年前の機種であり、来年あたりモデルチェンジがありそうなのがネックですかねぇ。α7C の値段を見ていると、α7 IV は(EOS R6 と同じくらいに)若干価格帯を上げてきそうな気がしますけど。


10. SONY α9(中古)



将来の動体撮影ミラーレス機として全面移行を考慮した準備機(テスト機)として EOS R5 を考えるとなら、むしろ実績のあるα9シリーズは外せないところ。ソニーよりは長年使っていたキヤノン推しな私も、

キヤノンの追い上げは凄いけど、このところ大人しめだったソニーが来年溜め込んでいたものを色々とぶち上げて引き離しそうな気がするんだよねぇ


と内心思っていたりします。年明けのα9の新機種発表も噂されていますし。

メカニカルな部分よりエレクトロニクスな部分が多くを占めるようになるミラーレス時代の最先端は、自社センサーとソフトウェアを一体で開発できるところ以外は追うことができないと思ってます。(技術的にもコスト的にも)

その点、ソニーはセンサーもミラーレス機でも圧倒的トップランナーであり、蓄積もある。さらに言えば富士フイルムと並んで、他の事業がうまく言ってるからカメラ事業に頼る必要が皆無、というのも有利。

そう言ったところから、将来の動体撮影道具としてはソニーに行っておいたほうが…という思いは正直あります。動体撮影のカメラについては好き嫌いはあっても最低限をクリアできれば、あくまで道具としての性能を優先できるので。

で、α9 買うにしても1世代前の初代9の中古ならリーナブルに買えますし、2代目との性能差も最小限ですから掴みとしては悪くないかな、と。年明けに3世代目が出たら、さらにリーズナブルな中古が出回りそうですし。

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(動体は撮らないカメラを購入と言いつつ撮っちゃう😅)


以上が、最初にリストアップした購入候補10機種の理由。他愛もないことも多いですが、自分の感覚に合いそうな、もしくは考えている目的に対する道具として納得できそうなカメラを選びました。

で、それから1ヶ月くらい、フラフラと思いが揺れながら考えて、絞り込んだのは次の4機種。
  1. NIKON Z50
  2. FUJIFILM X-S10
  3. SIGMA fp
  4. SONY α7C

残る6機種を最終候補から除外した理由は、以下の通り。
OLYMPUS E-M10 Mark IV,E-M5 Mark III,E-M1 Mark II(中古)
  • オリンパスというか新会社が苦境にあるとはいえ、大阪のサービス拠点を閉鎖して持ち込み修理不可になったことで購入意欲は大きく減退
    (最初から持ち込みが無理な地方にいたらともかく、そうでない地域に住んでいて修理は持ち込みに慣れきってる身としては決定的な要因に)

  • 1年前に手放したばかりで良く判っているし、ちゃんと目的に合致する安心安定感はあるが、反面新鮮味に欠け、「新しいカメラを買った!」というテンションが少なそうで…

  • 超広角レンズ選びを考えた場合、小型軽量な 9-18mm は悪くなかったけど(画角も含めて)物足りない思いが抜けず、次は10万円超のパナ 8-18mm しかなくて、マイクロフォーサーズに戻ったらまたそこで悩むのが嫌だった
    (昔使っていた 7-14mm F4 は小型で画角も満足だけど逆光も画質も今となっては少々…)

  • 3機種の中では E-M5 Mark III を選ぶことになりそうで、コストパフォーマンスも良く使ってみたかったが、上記理由を覆すほどじゃなかった

Canon EOS R5
  • ボディに RF24-105mm F4 と RF100-500mm の最低限2本のレンズを買っただけで百万円超、さらにレンズ買い増すとなると、さすがに現行メインシステム(ニコンFマウント)を下取りに出さないと懐が死ぬ

  • そもそも、いま予約しても手に入るのはいつになるやらだし、その間に状況がまた変わる可能性もある

  • 今のメインシステム(ニコン Fマウント)と併用した場合、どっちがメインなのか判らなくなってしまいそう

  • ミラーレス機にしては重く大きめなので、結局また小型軽量なカメラが欲しくなる危険大😓

SONY α7 III, α9(中古)
  • 将来のマウント移行先を決めないままαシステムを購入すると、どこまで突っ込んでいいか判らなくて当面中途半端なままになりそう
    (EOS R5 と違って、今のメインシステムと併用した場合はサブシステムとして割り切れるだけに悩ましい)

  • ボディは小さいがフルサイズゆえにレンズは大きく、適当スナップ用途として小型軽量さを求めると購入するレンズ構成、持ち出しレンズ購入の制約が悩ましくなりそう

  • ソニーは今年大人しめでキヤノンに攻勢かけられたので、来年はソニーの本機が見られそうで、ソニー機を買うなら来年を見てからでも良さげ


ということで、オリンパス機に関しては大阪のサービス拠点撤退が購入意欲を大きく下げ、キヤノン&ソニーのフルサイズ機に関しては、将来のマウント移行を考えたカメラ選びならもう1年待ってから決めた方が良いのでは?という判断。

将来のマウント移行を考えたカメラ選びとなると当初予算の15〜20万円から大きく逸脱しますし、その結果、手持ちの Fマウントレンズもまた何本か売却する必要もあるので、

将来を考えたフルサイズ・ミラーレス機へ
踏み出すのはもう少し考えてから


という結論になりました。今回はちょっと先走り気味になって、少し時間を置いて冷静になりました。

来年出るという噂が出ているα9 の新機種もそうですが、個人的にメインマウント移行先を考えるのは、

キヤノン渾身のEOS-1Rを見てから


で良いように思っています。

というか、元からそう思っていたのに、新しいミラーレス機購入するぞ!と決めて少しテンションが上がってしまいましたね。そこで勢いだけで散財せず、熱を冷やして判断できたのは、大人になった証拠ですね!😅

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最終候補に残した NIKON Z50、FUJIFILM X-S10、SIGMA fp、SONY α7C の4機種は、どれも魅力あり、でも物足りない点ありで、なかなか決めきれませんでした。廉価機ですから、どこか妥協も必要ですし。

そして、悩んでいる間に、連れ合いと何度か半日ドライブで適当スナップしていたら、一気に冷静になることが。

馬鹿みたいに大きく重く高いカメラで撮るより iPhone で撮った方が一発で良い絵が出てくるんだし、俺なんかがどうでもいい適当スナップするのはスマホで十分じゃね?わざわざ高いカメラ買うことなくね?


「iPhone の方がよく撮れるわ〜」というのは、割とあるあるですけど、いやホント冷静になると、望遠、超望遠が必要ない適当スナップならカメラなんて(私に)必要なのか?と。

ふと我に返った時、本当に冷や水を浴びせられた気分になって、新しいミラーレス機を購入するのは一旦止めたのですが、結果的に、そのことが最終候補の4機種から1機種に決められることになりました。

最終的に購入したカメラを選んで理由については、年が明けてからの後編にて。(何を買ったかは、明日からの今年のお買いものベスト記事でネタバレしますけど😅)


(SDカードもストラップも昔のが山ほど余ってるのは助かる)