コロナ禍だけでなく家庭の事情もあって今年は全く旅や撮影遠征へ行けておらず、GoTo だの何だの色々言われているものの、必要もないのに長距離の公共交通機関を使ってわざわざリスクを負うこともないし、家庭に高齢者がいると特にそう思う日々です。
「もう今年は乗る機会もないかもなぁ」と思っていたのですが、先日福岡で外せない所用ができまして、1年ぶりに福岡へ。
飛行機も空いているとは言え、新幹線の方がもっと激空きで安く行ける状況でしたが、「閉鎖空間にいる時間が飛行機の方が圧倒的に短い」という気分的な安心感と、
という理由で飛行機一択。搭乗時間が新幹線の半分だの、機内の空気は3分で全部換気するだの言っても、すぐ近くに罹患者がいれば感染する可能性が高いのは同じですが、気分の問題は大きいです☺️
JAL (J-AIR) が伊丹〜福岡空港で運航している飛行機 ERJ-190 だと、クラスJ なら隣席のない1人掛け座席があるので、その席を押さえられれば更に気分的に楽ですしね。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、今回の福岡行きで飛行機を選んだ大きな理由のもう一つは、
というものでした。
その昔、月イチで福岡に来ていた頃は増築に増築を重ねたターミナルビルを使っていたのですが(伊丹便の到着は一番古い第1ターミナルが多かったけど)、福岡へ通う頻度が減る頃になってターミナルビルの全面リニューアルが始まり、それが今月初めに完成したと聞いて楽しみにしていました。
特に、全面リニューアル完成のニュース記事を見て
のを知って、是非とも立ち寄りたかったわけです😅
伊丹行き最終便の時刻が以前より繰り上がったので仕事後に立ち寄れるかどうか微妙だったのですが、スムースに作業完了して思った時間に空港へ着き、新しい展望デッキに寄ることができました😃
ぶっちゃけ
というのが率直な印象。
後述するように展望デッキはまだ一部工事中だったのですが今でもかなり素晴らしく、全部完成すれば、
の三拍子が揃った展望デッキになることは間違いなし。
むかし国内最高だった伊丹空港の展望デッキが、福岡空港と時期を同じくしてターミナルビルのリニューアルで大劣化したのに比べると羨ましいほどでした。
というわけで、素晴らしくなった福岡空港の新展望デッキをちょっと紹介してみます。そして、施設とは関係なく残念な点もあったので、それについても……
「もう今年は乗る機会もないかもなぁ」と思っていたのですが、先日福岡で外せない所用ができまして、1年ぶりに福岡へ。
飛行機も空いているとは言え、新幹線の方がもっと激空きで安く行ける状況でしたが、「閉鎖空間にいる時間が飛行機の方が圧倒的に短い」という気分的な安心感と、
いくら空席多くても夜の新幹線だと晩ご飯食う人、酒飲む人を含めてマスク外す人たちは多いし、そもそも何があっても新幹線は放置プレイだけど、それに比べれば飛行機は短時間だから皆飲み物飲むくらいだし、マスク着用は義務としてCAさんが見回ってるし、どう考えても気分的に安心できるわ
という理由で飛行機一択。搭乗時間が新幹線の半分だの、機内の空気は3分で全部換気するだの言っても、すぐ近くに罹患者がいれば感染する可能性が高いのは同じですが、気分の問題は大きいです☺️
JAL (J-AIR) が伊丹〜福岡空港で運航している飛行機 ERJ-190 だと、クラスJ なら隣席のない1人掛け座席があるので、その席を押さえられれば更に気分的に楽ですしね。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、今回の福岡行きで飛行機を選んだ大きな理由のもう一つは、
全面リニューアルが完成した福岡空港を使いたい
というものでした。
その昔、月イチで福岡に来ていた頃は増築に増築を重ねたターミナルビルを使っていたのですが(伊丹便の到着は一番古い第1ターミナルが多かったけど)、福岡へ通う頻度が減る頃になってターミナルビルの全面リニューアルが始まり、それが今月初めに完成したと聞いて楽しみにしていました。
特に、全面リニューアル完成のニュース記事を見て
展望デッキが素晴らしくなった
のを知って、是非とも立ち寄りたかったわけです😅
伊丹行き最終便の時刻が以前より繰り上がったので仕事後に立ち寄れるかどうか微妙だったのですが、スムースに作業完了して思った時間に空港へ着き、新しい展望デッキに寄ることができました😃
ぶっちゃけ
国内最低レベルだった展望デッキは
国内最高レベルになってた
国内最高レベルになってた
というのが率直な印象。
後述するように展望デッキはまだ一部工事中だったのですが今でもかなり素晴らしく、全部完成すれば、
広い!近い!撮りやすい!
の三拍子が揃った展望デッキになることは間違いなし。
むかし国内最高だった伊丹空港の展望デッキが、福岡空港と時期を同じくしてターミナルビルのリニューアルで大劣化したのに比べると羨ましいほどでした。
というわけで、素晴らしくなった福岡空港の新展望デッキをちょっと紹介してみます。そして、施設とは関係なく残念な点もあったので、それについても……
福岡空港の新展望デッキはターミナルビルのやや南側(旧第2ターミナル)、ANA 側の手荷物検査場や搭乗口の上、3階と4階の両方にあります。
3階は中央にレストランがあって、その南北両側に展望デッキがあるような形になっていますが(入口も両側にある)、滑走路側に通路があって行き来できるようになっています。レストランの窓際からも飛行機は見られますね。
展望デッキ3階には上記写真のように椅子やソファが置いてあって寛げるようになっています。この真夏のクソ暑い日にはソファがあっても…と思ったのですが、北側でも南側でもソファで寛いでいる女性がいて強すぎだと思いました😅
3階の展望デッキは南北側とも同じくらいのスペースで特に広いというわけではありませんが、南北を結ぶ通路部も含めると、そこそこの広さはあります。というか、
ですね。
そして何と言っても、旧展望デッキで最悪だったアクリル板フェンスがなくなったこと。今どきの空港展望デッキではお馴染みのワイヤーフェンスになっています。
個人的にワイヤーフェンスも苦手なのですが(下手くそだから、ついワイヤーを入れてしまうことが多い😓)、傷で透明度が落ち、汚れても放置のアクリル板フェンスと比べれば1万倍マシです。
そして何よりも嬉しいのが、
こと。これはホント撮影環境としては重要です。
羽田や伊丹のようにワイヤーフェンスの前に低い手すりを設置して、ワイヤーフェンスに密着できないようにする空港が多い中、福岡はそのようなことをせず、ワイヤーフェンスぎりぎりでレンズを持っていっても無理な体制をせずに済みます。
ただ、後述するように、これが困ったことをいきなり発生させているわけですが…
そして、4階部分は3階がレストランだった中央部分も含めて全部展望デッキになっています。残念ながらまだ4階は工事中のところが多く、特にフェンス側が工事中だったので撮影するのは難しかったのですが(まさか、ここに手すりは作らないよね?😅)、とにかく
って印象。
展望デッキ4階がこのままの状態で完成となるのかどうか判りませんが、この開放感と広さはセントレアの展望デッキを思わせるものでした。セントレアのように飛行機を観る人、撮る人に優しい展望デッキになっているように思えましたね。どこぞの空港とはえらい違いよ(´Д` )
展望デッキ3階と4階は、↑このようにデッキにある螺旋階段で行き来できるようになっています。が、こちらもまだ工事中で使えませんでした。
とは言え、ターミナルビルに入ってすぐのところに階段があるので、この螺旋階段を使わなくても3階4階の行き来はすぐにできます。4階は展望デッキに入る手前に腰を下ろして休憩できるところがあるので、飛行機見学や撮影の合間にターミナルビルに入って涼むことも可能でした。(飲み物売ってる売店もある)
元々、福岡空港のターミナルビルは滑走路が非常に近く、展望デッキからも滑走路は間近です。
南風時の RWY 16 使用時なら着陸機が目の前でタッチダウンしていきます。この時 B787 なら焦点距離 150mm 程度で撮影できます。小さなポンQ (DHC-Q-400) でも 200mm 程度で絵になります。
これが(すぐに涼める/温まることができて飲食もできる)ターミナルビルから撮れるのはホント楽ちんですし、搭乗前や降機後の僅かな余裕時間でも楽しめるのは素晴らしいです。以前のウンコ展望デッキだと、いくら近くても全く撮る気がしませんでした、こうなれば最高でしかありません☺️
なにせ、滑走路1本あたりの離発着回数は日本一の福岡空港。次から次へと離着陸が…と言いたいところですが、コロナ禍で減便まくり、国際線はロクに飛んでいないし、機材もダウンサイジング。羽田〜福岡便の機材が 737 とか A321 とかになってますからねぇ。
また、展望デッキだけでなく、建て増しに建て増しという感じで判りづらかったターミナルも一つにまとまり、搭乗や降機後の動線も一新されて判りやすくなりました。
ただ、上級会員向けカウンターと手荷物検査場が検査後のラウンジともども一体化した造りになっている(最近のパターン)のは良いのですが、ANA / JAL とも同じ場所にあって、その場所が ANA 側(ターミナルの南側)にあるので、JAL 系だと手荷物検査場やラウンジから搭乗口が遠くなりました…(一般の手荷物検査場から搭乗口はすぐ)
あと、降機後の動線が、ボーディングブリッジから降りてきて一度上の階へ登ってまた降りていく、というのも謎というか、遠回りさせられてる感があって微妙ですけど、搭乗側の動線と降機後の動線を分けたためでしょうねえ。(それがどれだけ意味あるのかは知らない)
いずれにしても、福岡空港の新しい展望デッキは素晴らしくなりました。先にも書いたように、
ので、今どきの主要空港の展望デッキでは飛行機撮影が撮りやすい方です☺️
が、しかし、展望デッキがリニューアルして1ヶ月も経っていないのに、ワイヤーフェンスを曲がっているのを見つけて非常に残念に思いました。
このワイヤーフェンス、小さな子供たちが登ってワイヤーを握って遊んでいるくらいではこのようなことにならないのは見ていましたから、誰かが意図的にやったとしか思えません。
ワイヤーフェンスが曲げられて大きめレンズをワイヤーの向こうへ突っ込めるようにされていたのは、場所的にヒコーキ撮りが狙いそうな場所です。RWY34 の離陸狙いを超望遠で狙いたかったのでしょうか。
せっかく、ワイヤーフェンスの前に手すりなどを置くことなく撮りやすい環境を提供してくれているのに、馬鹿なヒコーキ撮りが自分で自分の首を絞めるだけでなく、みんなの首を絞めるような真似をするのはホント残念。(福岡ではアクシオンの例もあるのに)
私がターミナルビルの人だったとしても、こういうことする奴がいるならワイヤーフェンスの前に障害物を置いてワイヤーフェンスを触ることができないようにしようと思ってしまいます。撮影する人には邪魔でも、見送りする人には関係ないですからね。撮影する人のため(だけ)の展望デッキではないわけですから。
素晴らしい新しい展望デッキでしたが、これだけが残念に思うところでしたし、将来、対策のためにワイヤーフェンスの前に手すりやフェンスを置かれることのないように望みたいところです。
【追伸】
展望デッキへ行く前に通称「0番スポットの丘」にも数年ぶりに立ち寄ったら、滑走路が見えなくなるような位置に追加のフェンスができていて撮影ポイントとしては事実上使えないような感じになっていましたが、あれは……後日ググったら去年あたりにできたようで。今の時期なら入道雲と絡めて撮りたかったのですけどねぇ。
3階は中央にレストランがあって、その南北両側に展望デッキがあるような形になっていますが(入口も両側にある)、滑走路側に通路があって行き来できるようになっています。レストランの窓際からも飛行機は見られますね。
展望デッキ3階には上記写真のように椅子やソファが置いてあって寛げるようになっています。この真夏のクソ暑い日にはソファがあっても…と思ったのですが、北側でも南側でもソファで寛いでいる女性がいて強すぎだと思いました😅
3階の展望デッキは南北側とも同じくらいのスペースで特に広いというわけではありませんが、南北を結ぶ通路部も含めると、そこそこの広さはあります。というか、
旧展望デッキの狭さと比べれば3階だけで広い
ですね。
そして何と言っても、旧展望デッキで最悪だったアクリル板フェンスがなくなったこと。今どきの空港展望デッキではお馴染みのワイヤーフェンスになっています。
個人的にワイヤーフェンスも苦手なのですが(下手くそだから、ついワイヤーを入れてしまうことが多い😓)、傷で透明度が落ち、汚れても放置のアクリル板フェンスと比べれば1万倍マシです。
そして何よりも嬉しいのが、
ワイヤーフェンスの前に障害物がない!
こと。これはホント撮影環境としては重要です。
羽田や伊丹のようにワイヤーフェンスの前に低い手すりを設置して、ワイヤーフェンスに密着できないようにする空港が多い中、福岡はそのようなことをせず、ワイヤーフェンスぎりぎりでレンズを持っていっても無理な体制をせずに済みます。
ただ、後述するように、これが困ったことをいきなり発生させているわけですが…
そして、4階部分は3階がレストランだった中央部分も含めて全部展望デッキになっています。残念ながらまだ4階は工事中のところが多く、特にフェンス側が工事中だったので撮影するのは難しかったのですが(まさか、ここに手すりは作らないよね?😅)、とにかく
広いっ!
って印象。
展望デッキ4階がこのままの状態で完成となるのかどうか判りませんが、この開放感と広さはセントレアの展望デッキを思わせるものでした。セントレアのように飛行機を観る人、撮る人に優しい展望デッキになっているように思えましたね。どこぞの空港とはえらい違いよ(´Д` )
展望デッキ3階と4階は、↑このようにデッキにある螺旋階段で行き来できるようになっています。が、こちらもまだ工事中で使えませんでした。
とは言え、ターミナルビルに入ってすぐのところに階段があるので、この螺旋階段を使わなくても3階4階の行き来はすぐにできます。4階は展望デッキに入る手前に腰を下ろして休憩できるところがあるので、飛行機見学や撮影の合間にターミナルビルに入って涼むことも可能でした。(飲み物売ってる売店もある)
元々、福岡空港のターミナルビルは滑走路が非常に近く、展望デッキからも滑走路は間近です。
南風時の RWY 16 使用時なら着陸機が目の前でタッチダウンしていきます。この時 B787 なら焦点距離 150mm 程度で撮影できます。小さなポンQ (DHC-Q-400) でも 200mm 程度で絵になります。
これが(すぐに涼める/温まることができて飲食もできる)ターミナルビルから撮れるのはホント楽ちんですし、搭乗前や降機後の僅かな余裕時間でも楽しめるのは素晴らしいです。以前のウンコ展望デッキだと、いくら近くても全く撮る気がしませんでした、こうなれば最高でしかありません☺️
なにせ、滑走路1本あたりの離発着回数は日本一の福岡空港。次から次へと離着陸が…と言いたいところですが、コロナ禍で減便まくり、国際線はロクに飛んでいないし、機材もダウンサイジング。羽田〜福岡便の機材が 737 とか A321 とかになってますからねぇ。
また、展望デッキだけでなく、建て増しに建て増しという感じで判りづらかったターミナルも一つにまとまり、搭乗や降機後の動線も一新されて判りやすくなりました。
ただ、上級会員向けカウンターと手荷物検査場が検査後のラウンジともども一体化した造りになっている(最近のパターン)のは良いのですが、ANA / JAL とも同じ場所にあって、その場所が ANA 側(ターミナルの南側)にあるので、JAL 系だと手荷物検査場やラウンジから搭乗口が遠くなりました…(一般の手荷物検査場から搭乗口はすぐ)
あと、降機後の動線が、ボーディングブリッジから降りてきて一度上の階へ登ってまた降りていく、というのも謎というか、遠回りさせられてる感があって微妙ですけど、搭乗側の動線と降機後の動線を分けたためでしょうねえ。(それがどれだけ意味あるのかは知らない)
いずれにしても、福岡空港の新しい展望デッキは素晴らしくなりました。先にも書いたように、
ワイヤーフェンスの前に障害物がない
ので、今どきの主要空港の展望デッキでは飛行機撮影が撮りやすい方です☺️
が、しかし、展望デッキがリニューアルして1ヶ月も経っていないのに、ワイヤーフェンスを曲がっているのを見つけて非常に残念に思いました。
このワイヤーフェンス、小さな子供たちが登ってワイヤーを握って遊んでいるくらいではこのようなことにならないのは見ていましたから、誰かが意図的にやったとしか思えません。
ワイヤーフェンスが曲げられて大きめレンズをワイヤーの向こうへ突っ込めるようにされていたのは、場所的にヒコーキ撮りが狙いそうな場所です。RWY34 の離陸狙いを超望遠で狙いたかったのでしょうか。
せっかく、ワイヤーフェンスの前に手すりなどを置くことなく撮りやすい環境を提供してくれているのに、馬鹿なヒコーキ撮りが自分で自分の首を絞めるだけでなく、みんなの首を絞めるような真似をするのはホント残念。(福岡ではアクシオンの例もあるのに)
私がターミナルビルの人だったとしても、こういうことする奴がいるならワイヤーフェンスの前に障害物を置いてワイヤーフェンスを触ることができないようにしようと思ってしまいます。撮影する人には邪魔でも、見送りする人には関係ないですからね。撮影する人のため(だけ)の展望デッキではないわけですから。
素晴らしい新しい展望デッキでしたが、これだけが残念に思うところでしたし、将来、対策のためにワイヤーフェンスの前に手すりやフェンスを置かれることのないように望みたいところです。
【追伸】
展望デッキへ行く前に通称「0番スポットの丘」にも数年ぶりに立ち寄ったら、滑走路が見えなくなるような位置に追加のフェンスができていて撮影ポイントとしては事実上使えないような感じになっていましたが、あれは……後日ググったら去年あたりにできたようで。今の時期なら入道雲と絡めて撮りたかったのですけどねぇ。
コメント