7月第2週末からプロ野球やJリーグは上限5千人として観客を入れることが可能になって、私もこの半月、5ヶ月ぶりのサッカー観戦を楽しんでいます。
記事掲載時点で J1 を2試合、J3 を2試合の計4試合を観戦し、今週末の首位決戦のチケットを確保済み。日々ストレスの中、旅するのも厳しく、航空祭もなければ、モータースポーツ観戦もできない状況ではサッカーだけが心の支え?というか気分転換です。
とはいえ、観戦による感染リスクは不安ですし(駄洒落ではなく😅)、ご存知のとおり東京だけでなく大阪も、また全国的に感染拡大が止まらなくなっています。4月の時と違って、国として感染拡大を抑え込むつもりナッシングな姿勢なので感染拡大するのは必然な状況。
そんなこともあって、前編記事から間が開いている間に、状況はまた変わり、
と、先週今週で変わっていきました。ぶっちゃけ、9月以降も微妙でしょう。現在の政府・自治体のやり方では感染拡大こそすれ抑え込めるわけもないですし、重症者が少なくても感染者が抑制されなければイベント参加人数の上限緩和は有り得ないですしねえ。
■ イベント開催制限 来月末まで維持 西村経済再生相 | NHKニュース
■ 「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」 適用時期の変更について:Jリーグ.jp
■ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン_7月27日更新版を公開:Jリーグ.jp
本稿を先々週末に書いて載せようとした際は、8月からの観戦人数拡大予定(上限5千人→収容人数の50%)を見越した内容だったのですが、すぐにでも色々と状況が変わるらしいとのことで様子見していたら、上記のようなことになりました。
当初書いていた記事の最後では、J1 と J3 の試合を観戦した上で今後の観戦人数拡大について思うところとして、
と書いていましたが、8月いっぱいまでは来場者数上限5千人、アルコール販売禁止は継続されるようですし、その後は地域によって基準を変えることも検討されているようで、当初の記事に書いた内容が大きく外れるようなことはなさそうです。
いずれにせよ、しばらくはまだ上限5千人のスタジアム観戦が続くことになります。
■ 上限5千人のサッカー観戦に思う安心と不安 〜パナスタの場合 【前編】
上限5千人のスタジアム観戦について上記記事を書いた際は、J3 ガンバ大阪 U-23 の試合のため入場者数も3桁と少なく入退場時の混雑については参考外とも言える状況でしたので、その後2度の J1 トップチームの試合観戦の状況も合わせ、改めて記しておこうと思います。
パナスタにおける週末の J1 の試合はチケット完売で入場者数も4,395人と上限5千人の9割近い人数が入りましたし、平日水曜日の J1 の試合はチケット完売ではなかったものの、4,142人と週末と大差ない人が入りました。今週末の首位決戦、川崎戦も一般販売を待つことなく、速攻で完売しました。
で、端的に結論というか率直な感想を言えば、
と言えます。それこそ、そこらのスーパーで買い物する時の方が、よっぽど密を感じます。(ただし行き帰りの公共交通機関については別問題)
そんなパナスタの J1 開催時ではどうだったかを、この状況下におけるサッカー観戦を今後考えている人のためにも記しておきたいと思います。
記事掲載時点で J1 を2試合、J3 を2試合の計4試合を観戦し、今週末の首位決戦のチケットを確保済み。日々ストレスの中、旅するのも厳しく、航空祭もなければ、モータースポーツ観戦もできない状況ではサッカーだけが心の支え?というか気分転換です。
とはいえ、観戦による感染リスクは不安ですし(駄洒落ではなく😅)、ご存知のとおり東京だけでなく大阪も、また全国的に感染拡大が止まらなくなっています。4月の時と違って、国として感染拡大を抑え込むつもりナッシングな姿勢なので感染拡大するのは必然な状況。
そんなこともあって、前編記事から間が開いている間に、状況はまた変わり、
- Jリーグが8月10日までは上限5千人を継続決定
- 政府方針としてイベントの集客上限5千人を8月いっぱいまで継続決定
- Jリーグも8月いっぱいは上限5千人を継続決定
と、先週今週で変わっていきました。ぶっちゃけ、9月以降も微妙でしょう。現在の政府・自治体のやり方では感染拡大こそすれ抑え込めるわけもないですし、重症者が少なくても感染者が抑制されなければイベント参加人数の上限緩和は有り得ないですしねえ。
■ イベント開催制限 来月末まで維持 西村経済再生相 | NHKニュース
■ 「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」 適用時期の変更について:Jリーグ.jp
■ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン_7月27日更新版を公開:Jリーグ.jp
本稿を先々週末に書いて載せようとした際は、8月からの観戦人数拡大予定(上限5千人→収容人数の50%)を見越した内容だったのですが、すぐにでも色々と状況が変わるらしいとのことで様子見していたら、上記のようなことになりました。
当初書いていた記事の最後では、J1 と J3 の試合を観戦した上で今後の観戦人数拡大について思うところとして、
- 今のように感染者数を抑制できない状況が続くなら、原則として現状(観客上限5千人)を維持すべき
- スタジアム内だけでなく、退場時や帰りの交通機関のことを考えて基準を作るべき
- 一律に観客上限を収容人数の50%に拡大するのは座席配置が密になる(4席に1人→2席に1人)以上に、大規模スタジアムの場合は来場者数が上限数万人となり、入退場時や行き帰りのことも含めて今の感染状況では反対
- 観客上限を緩和する場合は、一律の規制ではなくスタジアムの収容人数および周辺状況、地域の感染状況によって定められるルール作りが必要
- 現状でもマスク着用を守らない人も見かけたのでその徹底(場内告知含む)、順守のためにもアルコール販売の解禁は反対
- マスク着用義務だけでなく、接触感染アプリ COCOA のインストールも強く求めるようにすべき
と書いていましたが、8月いっぱいまでは来場者数上限5千人、アルコール販売禁止は継続されるようですし、その後は地域によって基準を変えることも検討されているようで、当初の記事に書いた内容が大きく外れるようなことはなさそうです。
いずれにせよ、しばらくはまだ上限5千人のスタジアム観戦が続くことになります。
■ 上限5千人のサッカー観戦に思う安心と不安 〜パナスタの場合 【前編】
上限5千人のスタジアム観戦について上記記事を書いた際は、J3 ガンバ大阪 U-23 の試合のため入場者数も3桁と少なく入退場時の混雑については参考外とも言える状況でしたので、その後2度の J1 トップチームの試合観戦の状況も合わせ、改めて記しておこうと思います。
パナスタにおける週末の J1 の試合はチケット完売で入場者数も4,395人と上限5千人の9割近い人数が入りましたし、平日水曜日の J1 の試合はチケット完売ではなかったものの、4,142人と週末と大差ない人が入りました。今週末の首位決戦、川崎戦も一般販売を待つことなく、速攻で完売しました。
で、端的に結論というか率直な感想を言えば、
パナスタで上限5千人の試合ならば
密を感じることはほぼ無い
密を感じることはほぼ無い
と言えます。それこそ、そこらのスーパーで買い物する時の方が、よっぽど密を感じます。(ただし行き帰りの公共交通機関については別問題)
そんなパナスタの J1 開催時ではどうだったかを、この状況下におけるサッカー観戦を今後考えている人のためにも記しておきたいと思います。
まず、前編記事でも書いたように、Jリーグ試合運営における新型コロナウイルスへの対策は以下のガイドラインに則って各クラブが行っています。(ガイドラインは毎週のように更新されています。以下のリンクは記事掲載時のもの)
■ Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン_7月27日更新版 (PDF)

(ガンバ大阪からの注意事項)
クラブ、スタジアム毎に細かいところは違うかもしれませんが、パナソニックスタジアム吹田(以下パナスタ)のガンバ大阪の試合では
というようなことが行われています。
以上、長々と書いてきましたが、上限5千人という制限下でのJリーグ観戦記であり、個人的に思うところでした。
何度も書きますが、
ですので、ある意味、今後観戦人数が拡大されてからよりも不安なく観戦できるかも?と思うくらいです。ホントに。
ただ、
によっては、そこがネックになる人も多いだろうと思います。
前編記事で書いたように、友人知人でもそこが不安で観戦に来れない人たちがいますし、私自身、一応ファンクラブに入っていた京都サンガの新スタジアムでの観戦を考えては(それなりの時間をかけて公共交通機関でしか行けないため)諦めていますので…
そのスタジアムとの行き来さえ不安ないようでしたら、上限5千人のスタジアム観戦というのは意外と不安なく楽しめるイベントのような気がします。絶対安全なんてことはないですが、少なくとも週末の混雑しまくってるショッピングセンターの類いよりはずっと密度は低いですから。
試合観戦はお金はかかるし、ガンバ大阪のように上限5千人だと週末の試合は一般向け販売の前にチケット完売しちゃうので、人によってはチケット入手が難しいかもしれませんが……
とりあえず、今のところ不安は感じないですね。むしろ、普段の生活の方が密を感じる場面は多いし、マスクしない奴も多いし、今でもトイレですら手を洗わない人はいるのでリスク感じるくらいです。
まぁ、もうどこで感染するかは運ゲーになってる気もしますけど…😩
■ Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン_7月27日更新版 (PDF)

(ガンバ大阪からの注意事項)
クラブ、スタジアム毎に細かいところは違うかもしれませんが、パナソニックスタジアム吹田(以下パナスタ)のガンバ大阪の試合では
- 入場時の混雑を避けるため、座席エリア(券種カテゴリー)別に入場時間が定められている(J1の試合のみ)
- 入場時に非接触検温の実施
- 紙チケットの場合の半券もぎりは係員が見てる前で自分で行って箱に入れる
- スタジアム入場すぐ前に消毒用アルコールが用意されて、入場時に係員から手指消毒を行うよう言われる
- 座席エリア毎に本来行われるチケットチェックがない(J1の試合のみ)
- 試合前やハーフタイム時に観戦エリアで係員がマスク非着用者をチェックしてマスクするように指導する
- 退場時に座席エリア別の退場時間、ゲート指定(J1の試合のみ、実際には運用されず)
というようなことが行われています。
- (1)入場時&試合前場内
- 前述のとおり、座席エリア(券種カテゴリー)別に入場時間が定められていて、チケット購入時に記載があります。
とは言え、実際には「座席エリア(券種カテゴリー)毎の入場時間設定」というのは入場待機列が無駄に長くならないための措置のようで、上限5千人の試合では待機列が伸びることもなく、それぞれの入場時間開始前後にちょっとした待機列が形成されるものの、待機列の人たちの入場はすぐに終わるので、それ以外の時間帯についてはエリア毎の入場制限なく自由という感じでした。
平日ナイトゲームなどは指定された時間帯にスタジアムに行くなんてことは不可能な場合も多いので、当然と言えば当然ですね☺️
(スタジアムで当日券の販売はない。ネット販売のみ)
(週末のJ1試合開始1時間前。通常では考えられない閑散ぶり)
(週末の試合でも待機列はこの程度でした)
(いつもは人が押し寄せる試合開始45分前、ゲート前に誰もいない…)
上限5千人の試合では、各エリアで指定された入場時間の開始時刻前後を除いては待機列もなく、その待機列もごく短く(多くて数十人程度)、外から見ている限りですが密な感じはあまりしませんでした。
それ以外の時間は、はっきり言って「J3の試合?」というくらいスタジアムの周囲にいる人は少なく、上限5千人の試合の入場に関して気を使うことはほぼ無いと言っていいでしょう。(むしろ暑い中を汗だくで歩いてきたら検温チェックが心配になるくらい😅)
このあたり、エリア毎の入場時間指定は上限5千人の試合より、この先もっと多くの来場者が来た場合(収容人員の50%上限など)に備えてのことだと思われます。
J3 の時と違って入場ゲートは4つとも開いているのですが、その各入場ゲートで行われる非接触検温とその先の荷物検査もゲート毎に2〜3レーン用意されていて(写真上)、混み合うことは全くありませんでした。(J3 の時は GATE 1 のみで検温も2レーン)
普段、荷物検査は階段を上がってスタジアム入場直前(チケットチェック直前)に行われるのですが、検温があることで入場ゲート階段下にテントが設置され、そこで検温、その先で荷物検査が行われています。
非接触検温に並ぶ時も、コーンやテープで立つ位置、待つ位置が指定され、検温を行う人(学生ボランティア)や待機列の前の人と間隔を空けるようになっています。
スタジアム入場時のチケットチェックは、QRチケットならば通常と同じく IC タッチですが、紙チケット持参の場合は J3 の試合と同じくチケット係員に見せてから自分で半券をもぎって、半券入れの箱に入れます。
その際に手指消毒を促されますので、入場ゲート前すぐにある消毒液で手指消毒を行います。
来場者数3桁の J3 の試合ではコンコースもガラガラでしたが、上限5千人の J1 の試合でも試合前にコンコースが混み合う風景は見られませんでした。
そこかしこで、久しぶりのスタジアムでの再会を喜びあって話し込む姿は見られましたが、特に混雑を感じることはなく、それこそ週末のショッピングセンターの混み具合に比べれば数分の1以下、雲泥の差という印象です。
トイレについても、元々パナスタの場合は非常にトイレの数が多いこともあって、上限5千人の試合では女性用含めて混み合うようなことはなく、トイレの待機列なども発生することはないようでした。
アウェイ側ゴール裏エリア(カテゴリー6)のトイレだけは狭く小さいのですが、上限5千人という制約のせいか、そちらの席に座った時に行った際も混むようなことはありませんでした。
(むしろメインスタンドのホーム側、通常ならトイレだけでなく公式ショップへの行き来にも使う階段の方が人は多かったですが、基本的に人の行き来だけなので密と感じるようなことはありませんでした)
本来なら、一部エリアを除いて各チケットカテゴリー毎に座席エリアへ入るところ(写真上↑)でもチケットチェックがあるのですが、感染防止で接触機会を少なくするため座席エリアへ入る際のチケットチェックは行われていません。
これが上限5千人の時だけなのか、今後来場者上限が緩和された時にも続くのかは分かりません。
というわけで、パナスタの場合は J1 開催時でも入場に関して特に蜜となるような場面はなく、十分に対策が行われていると感じられました。
収容人数の50%上限(パナスタならば2万人)となった場合には、過去の来場者2万人の経験からもこのような空き空き具合にはならないと思いますし、もっとキッチリした入場時の人数制限が必要でしょう。ただ、上限1万人くらいなら、今のやり方でも十分安心できるように思います。 - (2)試合中
- 前編記事でも書いたように、現在(少なくとも7月中)は入場者数の上限は5千人という政府指針に基づいて、パナソニックスタジアム吹田(以下パナスタ)の座席配置は以下のように4席に1人の割合になっています。
この座席配置は J3 だけでなく J1 でも同じです。パナスタの観客席は下層、中層、上層と分かれていますが、上限5千人の試合においては下層のみを使用し、上図のように4席に1人ずつの配置でメインスタンド、バックスタンド、ホーム側アウェイ側ゴール裏の四面を使っています。
ですので、着席中および試合観戦中については J3 の試合の時の感想と全く同じで、
この座席配置ならば密に感じることはない
ですし、
マスク着用、声を出さない観戦ルールが
守られている限り、不安は感じない
です。
特に、チケット販売時に座席指定ができず、2人分を同時に取っても席がバラバラになるという非常に困ったチケット販売状態なのですが、感染対策としては、これが逆に功を奏しているところはあると感じました。
というのも、コアなファンや若手大好きサポーターだけが集まる J3 ガンバ大阪 U-23 の試合と違って、トップチーム J1 の試合は観戦に来る層も幅広くなり、そして場内のスタジアムグルメ店舗も数多く開店しているため、マスクを外して飲食する人が多くなります。が、
友達家族でも席がバラバラになるため
マスク外して飲食しながらの会話が少ない
そのため、意図しなくても飛沫を飛ばす確率は下がり、そういう面での安心感はあります。とは言え、友達家族でチケット取っても座席をバラバラにされるのは正直嬉しくない販売仕様ですが……
あとまぁ、実際に2試合見てきて 4千人以上入った J1 観戦では、
- マスク着用なのに外して観戦し、係員に注意されている人
- 友達と座席が離れたことで、その離れた友達と大声で会話しているアホ
- 離れた友達と駄弁るために試合前やハーフタイムに何度も座席の間を行き交う人の迷惑顧みない人
- いつもの試合と同じ感覚で罵声を飛ばすヤツ(気持ちは判る、俺も広島戦ではやりたくなった😓)
というようなことが自分の周りであったので、電車やバスの中や屋内店舗の中と同じく、
安心感は周りがルールやマナーを守ってるかどうか
に左右されるところがあるのは否めません。こればかりは仕方ないですね。
といったことはあるものの、上限5千人で座席間隔が4席に1人という広さならば、基本的に安心できる間隔だと思います。これが収容人数の50%上限となると、2席に1人となるので随分と変わってくるので、
観戦環境に不安な人ほど今の上限5千人の方が安心かも?
ただ、上限5千人ではガンバ大阪の場合、週末の試合だと年間パス保持者への先行販売で多くが売れ(一部席種は完売)、ファンクラブ優先販売開始後まもなく全券種完売になることが多いため、なかなか一般販売ではチケットを入手するのが難しい状況ではあります。 - (3)試合後&退場時
- パナスタの J1 の試合では、退場時に座席エリア別の退場時間、退場ゲートの指定を行う旨のアナウンスが毎回行われていますが(J3 では行われない)、実際にはそのようなことはなく自由退場でした。
各自都合の良い時間になる入場時と違い、退場時はどうしても皆が一斉に帰ることになって人の流れが集中するからこそのアナウンスでしょうが、上限5千人ではさほど密になることはないせいか(四隅のゲートを全て開放していますので)、帰りのピークタイムでも↓のような状況でした。
入場時間の指定もそうでしたが、退場時の指定については上限5千人の試合では不要と判断されたのでしょう。
帰りは試合後の興奮、勝利の喜びもあって、どうしても友人知人家族と声高に話したり喜び合うことがありますが、さほど密な間隔ではないので不安に感じるようなことはなかったですね。マスクせずに喋りまくるような人も見かけませんでした。
ただ、スタジアムの外では裏側の GATE3, GATE 4 から GATE 1 方向へ歩く人波は結構なもので、自転車置き場へ行くのにその人波を逆行する私は、正面から来る密な流れをかき分けるような形になって少し嫌でしたね。(というか、いつも嫌なんだけど😓)
それ以外については退場時も上限5千人だと特に不安に感じるところはなく、行き帰りの公共交通機関の利用は別として、スタジアム内外では問題なく観戦できました。
とはいえ、これが収容人員の50%上限など来場者数を増やした場合は、大きく変わってくるだろうと思います。
過去の経験から言うと、
- 上層を開放して来場者1万人までなら現在と大差ない
- 来場者1万5千人では座席エリア別に時間差退場を行わないと、スタジアム出口で密に感じるタイミングも発生
- 来場者2万人だと座席エリア別の時間差退場をよほど間隔を開けて行わないと出口で密になる
個人的な見解ですが、こんな感じかなと思います。
正直なところ、パナスタで1万人くらいまでなら退場時でも全く問題ないと思いますが、2万人というのは感染が十分に抑制された状況ではないとリスク抱えることになるように思います。(座席エリア別の時間差退場は同じエリアの人たちが一斉に帰ることになるので、それはそれで微妙ですし) - (4)今後の観戦人数拡大を行う場合に思うこと
- 急速に感染人数の拡大が続く現状では(たとえ重症者数が抑えられていても)とても今より観戦人数を増やすようなことは無理だと思いますが、もし6月の時くらいまで感染が抑えられることになれば、速やかに観戦人数の拡大は行われるだろうと思います。
通常でも来場者が5千人に満たないか、5千人+α程度のクラブならともかく、平均来場者数が1万人2万人を超えるクラブの場合、上限5千人に制限されるのはクラブ経営の根本を揺るがすもので、非常に厳しいですしね。
ただ、スタジアムで感染クラスターが発生した場合、世間から大きな批判を浴びて再び無観客試合止む無しになってしまいますから、できるだけ慎重な対応が求められるのも事実。
現状の上限5千人におけるパナスタでの観戦を経験したことを踏まえて、個人的な意見としては次のように思います。
- 今のように感染拡大基調の間は、緩和したことによる社会的リスクを考えれば現状(観客上限5千人)を維持すべき。
- 政府指針が上限緩和に踏み切っても、一律の観客上限緩和(収容率50%)にするのではなく、スタジアムの収容人数および周辺状況、地域の感染状況により、何段階かの制限を作るルール作りが必要。
- 一律に観客上限を収容人数の50%に拡大するのは座席配置が密になる(4席に1人→2席に1人)以上に、大規模スタジアムの場合は来場者数が上限数万人となり、退場時や帰りの公共交通機関の密を引き起こすので感染が十分に抑えられた状況になるまで反対。(平常に戻す一歩手前の措置と捉えるべき)
- 例えば、上限5千人と上限50%の間に、大規模スタジアムの場合は収容率25%という設定(今と同じ4席に1人割合)があっても良いはず。
- また、車での来場者が多数で感染者数や医療体制に余裕のある地域は緩和し、公共交通機関での来場が主体で、その公共交通機関の手段が限られる場合は人数制限の緩和は遅らせる、または上限人数の増加数を抑えるなど柔軟に対応すべき。
- GoTo キャンペーンや先日の名古屋グランパス選手関係者感染の件で「旅行そのものより旅行に伴う閉鎖空間での飲食の方がリスクがある」などと言われていることを鑑みれば、感染が十分に抑制できていない状況では、マスク外して飲み食いしながら友人知人と喋りまくって飛沫飛ばす状況を避けるべく、飲食に対して一定の制約を設ける必要があるのでは?(今より座席が密になる上限50%の場合は特に)
- そういう意味では、アルコール販売の解禁は慎重にして欲しい。
- 来場者を増やした場合の時間差退場の措置は、ただやるだけでなく、出口の状況を見ながら十分に時間を開ける、座席ブロック毎の混雑も考慮して行って欲しい。
- スタジアム内の密対策だけでなく、スタジアム周囲の動線を明確にして帰路にスタジアム外で密にならないような対策を考えるべきスタジアムもあるはず。
- 観戦時のマスク着用、大声禁止などは今でも守らない奴はいるので、場内アナウンス、ビジョン掲示などで徹底させるべき。COVID-19 接触確認アプリ COCOA もインストールを義務とするくらい強く求めて行くべき。
個人的に思うのは、これらですかね。もちろん、人それぞれ思うところはあって意見の違いはあるでしょうから、これが必ずしも正しいなどと言うつもりはありませんが、4試合観戦してしてきて私が考えることです。
以上、長々と書いてきましたが、上限5千人という制限下でのJリーグ観戦記であり、個人的に思うところでした。
何度も書きますが、
上限5千人でのスタジアム観戦では
密になったり不安を感じることはない
密になったり不安を感じることはない
ですので、ある意味、今後観戦人数が拡大されてからよりも不安なく観戦できるかも?と思うくらいです。ホントに。
ただ、
スタジアムへ行き帰りの手段
によっては、そこがネックになる人も多いだろうと思います。
前編記事で書いたように、友人知人でもそこが不安で観戦に来れない人たちがいますし、私自身、一応ファンクラブに入っていた京都サンガの新スタジアムでの観戦を考えては(それなりの時間をかけて公共交通機関でしか行けないため)諦めていますので…
そのスタジアムとの行き来さえ不安ないようでしたら、上限5千人のスタジアム観戦というのは意外と不安なく楽しめるイベントのような気がします。絶対安全なんてことはないですが、少なくとも週末の混雑しまくってるショッピングセンターの類いよりはずっと密度は低いですから。
試合観戦はお金はかかるし、ガンバ大阪のように上限5千人だと週末の試合は一般向け販売の前にチケット完売しちゃうので、人によってはチケット入手が難しいかもしれませんが……
とりあえず、今のところ不安は感じないですね。むしろ、普段の生活の方が密を感じる場面は多いし、マスクしない奴も多いし、今でもトイレですら手を洗わない人はいるのでリスク感じるくらいです。
まぁ、もうどこで感染するかは運ゲーになってる気もしますけど…😩
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