今年初めに Coleman の軽量バックパック WALKER 25 を購入して、なかなか気に入って使っていることは以前のブログ記事で記しました。
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
ハイキング/アウトドア用と言いつつもタウンユース用としても使える機能性と軽量さが特徴ですが、上記記事でも書いたように、私の場合は(AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR をボディ装着のまま運べる)軽量なカメラバッグとして使うことも考えての購入でした。(日常のタウンユースとしても使ってます)
上記記事からも3ヶ月近く、購入から5ヶ月ほど使ってきましたが、良い印象は変わることなく、
という感じで、かなりご機嫌に使えています。
耐衝撃性皆無&主気室が完全に開くわけではないので、決してカメラバッグには向いてないですが、長さ 20cm 半ばまでの望遠レンズ+ボディ1台(+レンズもう1本)のセットを想定し、小さなレンズやカメラアクセサリーを出し入れすることは考えていなかったので、使い勝手はさほど悪くなく、むしろ背負いやすさと合わせて軽量さが身体的負担を軽減してくれて愛用しています。(詳細は上記記事にて)
ともあれ、大きすぎず小さすぎずの 25L モデルはタウンユースにせよ、望遠レンズ+ボディをセットしたままのカメラバッグとして使うにせよ、ちょうど良い大きさ。なのですが、
と思うことが時々ありました。
ゴーゴーロクPF +αのカメラバッグとしてちょうど良いサイズですが、逆に言えば余裕はあまりない。カメラ機材持っていって、ついでの買い物まで考える方がおかしいのですが、お散歩レンズでもあるのでね…
加えて、WALKER 25 を購入する際に何故このサイズ(25L)を選んだかと言えば、
というのも大きな理由でした。年始には FDA で某空港へ撮影に行くことを予定していたので、それ用としても購入したんですよね…
ところが年末年始の撮影遠征は忙しくてキャンセルとなり、そうこうしているうちに新型コロナウイルス騒動が発生して、当分旅行へ行くこともなくなりました。となると、
なんて思うこともありました。
そんな中、Amazon で3月末からゴールデンウィークにかけてバッグ 15% 割引というセールをやっていました。
と思ったのですが、WALKER 25 同様、33 もリアル店舗で買うより2割ほど安い販売価格から更に 15% 引き、ポイント還元も合わせると実質4千円ちょいで買える状況でしたので、思わず WALKER 33 も買い足してしまいました😅
ちなみに記事執筆現在も再びAmazon でバッグ 15% 割引セール開催中で(ちょくちょくやってる)、WALKER 33 も 25 もカラーによっては4千円以下で買える場合もあります(価格は適宜変わる&割引はAmazon直販分のみ)。私が買った時より安い…orz
てなわけで、前置きが長くなりましたが、WALKER 25 に続いて購入した WALKER 33 の簡単なインプレッションを記しておきたいと思います。

ということで、WALKER 33 は緊急事態宣言が発令されてから購入したので本格的に使うのは今後となりますが、近所への買い物とか、買い物がてらに近くの川で鳥を追ってレンズ振り回して撮影リハビリしたりする時に使ってみてのインプレッションでした。
「WALKER 25 では容量が足りそうな時のための買い増し」という点では概ね満足していますし、状況に応じて(他のバッグも含めて)使い分けていくわけですが、WALKER 25 & 33 両方使ってみて率直に思うのは
という印象は率直にあります。
別に WALKER 33 がダメというわけではなく、WALKER というバックパックをタウンユースやカメラバッグとして使う場合は大きめの 33 に色々詰め込むのはあまり向いてなく(軽量優先のための生地の薄さによる型のなさ等)、大きすぎない 25L サイズの方が使い勝手が良いです。
25L クラスと 33L クラスは十分使い分けられるので両方買ったことに後悔はないですし、25L と 33L では数字以上に実利用では容量の余裕に差があって良いのですが、WALKER 33 と 25 の場合、「大は小を兼ねる」にはならないように感じました。

とはいえ、ギリギリながらボディ+ゴーヨンFLが入り、さらにレンズもう1〜2本くらいは入れられるので、当初の目論見とは別に、軽量なゴーヨン運搬バッグとしても使えるそうなのは嬉しいところ。
いつもボディ+ゴーヨンFL 一本勝負の時に使っている超望遠レンズ対応バッグ thinktankphoto 「Glass Limo」もその手のバッグでは軽量で 1kg 台前半なのですが、WALKER 33 はさらに軽いし、容量的に Glass Limo より余裕がありますからねえ。
今のところ、緊急事態宣言が解除されても飛行機はさっぱり飛んでないままですし、モータースポーツ・イベントもいつ再開されるか判らない状態ですが、再開されれば WALKER 33 も存分に使われることだろうと思います :-)
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
ハイキング/アウトドア用と言いつつもタウンユース用としても使える機能性と軽量さが特徴ですが、上記記事でも書いたように、私の場合は(AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR をボディ装着のまま運べる)軽量なカメラバッグとして使うことも考えての購入でした。(日常のタウンユースとしても使ってます)
上記記事からも3ヶ月近く、購入から5ヶ月ほど使ってきましたが、良い印象は変わることなく、
- 生地は薄いがその分軽量、カメラバッグと比べると雲泥の差(バッグ重量 600g)
- 背中側のクッションは薄いながらもメッシュ加工され、一応チェストベルト・ウエストベルトもあって、思いのほか背負いやすかった
- iPad Pro が十分入る前面ポケット、両サイドのメッシュポケットなど収納力も利便性も高くて使いやすい
- 防水仕様ではないが撥水加工され、ジッパー部分は蓋に隠された構造になっている
- レインカバーは付属していないが 25L サイズなので汎用のリュックカバーが使えることが多い(百均のカバーも使える)
- 生地は薄くて耐衝撃性はゼロだが、重いカメラ機材を詰め込んで5ヶ月使っても生地が破けたり解れたりは皆無
- それでいて安かった
という感じで、かなりご機嫌に使えています。
耐衝撃性皆無&主気室が完全に開くわけではないので、決してカメラバッグには向いてないですが、長さ 20cm 半ばまでの望遠レンズ+ボディ1台(+レンズもう1本)のセットを想定し、小さなレンズやカメラアクセサリーを出し入れすることは考えていなかったので、使い勝手はさほど悪くなく、むしろ背負いやすさと合わせて軽量さが身体的負担を軽減してくれて愛用しています。(詳細は上記記事にて)
ともあれ、大きすぎず小さすぎずの 25L モデルはタウンユースにせよ、望遠レンズ+ボディをセットしたままのカメラバッグとして使うにせよ、ちょうど良い大きさ。なのですが、
細長いゴーゴーロクPF (AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) をボディに付けたまま持ち運ぶカメラバッグ代わりにはちょうど良いけど、加えて薄手の上着を入れたり、ついでにちょっと買い物したものを入れたい時は容量的にちょっと厳しいよなぁ
と思うことが時々ありました。
ゴーゴーロクPF +αのカメラバッグとしてちょうど良いサイズですが、逆に言えば余裕はあまりない。カメラ機材持っていって、ついでの買い物まで考える方がおかしいのですが、お散歩レンズでもあるのでね…
加えて、WALKER 25 を購入する際に何故このサイズ(25L)を選んだかと言えば、
WALKER 25は100席未満の小型機で
機内持ち込み可能なサイズ
機内持ち込み可能なサイズ
というのも大きな理由でした。年始には FDA で某空港へ撮影に行くことを予定していたので、それ用としても購入したんですよね…
ところが年末年始の撮影遠征は忙しくてキャンセルとなり、そうこうしているうちに新型コロナウイルス騒動が発生して、当分旅行へ行くこともなくなりました。となると、
25L サイズはちょうど良いサイズ感だけど、小型機搭乗用途が無くなると一回り大きな 33L サイズでも良かったかなぁ
なんて思うこともありました。
そんな中、Amazon で3月末からゴールデンウィークにかけてバッグ 15% 割引というセールをやっていました。
外出自粛期間中に大きめのバックパック買っても意味ないけどなぁ
と思ったのですが、WALKER 25 同様、33 もリアル店舗で買うより2割ほど安い販売価格から更に 15% 引き、ポイント還元も合わせると実質4千円ちょいで買える状況でしたので、思わず WALKER 33 も買い足してしまいました😅
ちなみに記事執筆現在も再びAmazon でバッグ 15% 割引セール開催中で(ちょくちょくやってる)、WALKER 33 も 25 もカラーによっては4千円以下で買える場合もあります(価格は適宜変わる&割引はAmazon直販分のみ)。私が買った時より安い…orz
てなわけで、前置きが長くなりましたが、WALKER 25 に続いて購入した WALKER 33 の簡単なインプレッションを記しておきたいと思います。
- (1)WALKER 33 を選んだ理由
- これは前述のとおり、25L サイズの「WALKER 25」を使っていて印象がかなり良かったことに尽きます。
Amazon のセールを利用して一回り大きな 33L サイズのバックパックを買う際、「また同じ製品を買うのも芸がないし、別のメーカーの別の製品にしようかな?」とも考えたのですが、WALKER 25 にほとんど不満がなかったこと、それでいて値段も安かったことから WALKER 33 に落ち着きました。
もう少し生地がしっかり厚めの方が…とは思わなくはなかったのですが、それで重くなるより軽さを選びたい。それに、ポケットの数や配置、安価なのにチェストベルトやウエストベルトもちゃんとあって機能性という点でも不満なかったので、WALKER 25 に引き続き 33 も購入となりました。 - (2)WALKER 25 との違い
- WALKER 25 と 33 の実質的な差は、概ねサイズのみの差、容量(25L と 33L)の差だけと言っても良いです。WALKER 33 は 25 から高さと厚み(奥行き)を一回り増しただけ。(幅は 1cm しか違わない)
WALKER 25 45x32x18cm 600g WALKER 33 51x33x22cm 715g
高さが 6cm、厚み(奥行き)が 4cm 増えて、実際に使ってみたり背負ってみると、25L サイズと 33L サイズは数字以上に差があります。WALKER 25 は割とコンパクト感がありますが、33 はそれなりに大きく感じます。
サイズ増大に伴ってバッグ重量も 115g 増えていますが、こちらは大きさの差に比べるとほとんど違いは感じません。バックサイズの差はありますが、背負いやすさ、背負った時の印象もほぼ同じです(荷物の容量などで重心位置は変わりますが)。
機能的にも WALKER 25 と 33 は、ほぼ同じ。各種ポケットや付属するインナーポーチ、ベルト類などもほぼ同じ。
- 各種ポケット類がバックサイズに沿って大きくなっている
- バッグ容量増大に伴い、ショルダーベルトが若干太く、若干厚みが増している
(チェストベルトやウエストベルトは変わらず) - 両サイドのメッシュポケットにベルトが追加されている
差異はこれくらいで、サイズ・容量を除けば、使い勝手も WALKER 25 と変わりません。
デザイン的にもほぼ同じで、最前面ポケットのジッパー部分が WALKER 25 では斜めデザインだったのが WALKER 33 では真っ直ぐになっているくらいでしょう。 - (3)迷彩柄は明るめ
- WALKER シリーズのバッグカラーは8色(実際はもう少しあるみたい)あるのですが今回は迷彩柄、ナチュラルカモにしました。
個人的にはあまり迷彩柄は好きじゃなく、また自分が普段着る服にも合わないし、タウンユースとしても微妙なこのデザインを選ぶつもりは皆無だったのですが、
- 当初考えていたネイビーやミッドナイトみたいな濃い色は夏場に熱を吸収するので、暗くない色を選択
- WALKER 25 と同じ色(ヘリンボーン)は避けたい
- ピンクやイエロー、グリーンはちょっと…
と消去法で選び、その中から Amazon 直販の割引セールが適用できて安価に買えるカラーを選ぶと迷彩になってしまいました。
写真を見ても判るように、迷彩柄と言っても、緑色の濃い、いかにもな迷彩色ではなく、ライトブラウンというか薄めの迷彩色になっていて、まぁこれならと選びました。
ハイキング用途に使うこともあるでしょうから、そういう時は下手に濃いプレーンカラーよりもこちらの方がフィットするかも?ということも頭にありましたので、これはこれで良いかな、と。 - (4)使い勝手
- 前述のとおり、WALKER 25 と 33 の違いは、ほぼサイズ/容量の差だけで、ポケットの数、配置、ベルト類、生地やファスナー類などは WALKER 25 と同じですので、機能性についての説明は以下の記事を殆どそのまま踏襲可能です。
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
ただ、バックサイズが大きくなっていますので、前面部にある2つのポケットのサイズも大きくなっています。主に高さが増えていますが、大きい方のポケットは WALKER 25 よりマチ(奥行き)も大きくなり、ポケットというよりサブ気室という大きさです。
その大きい方の前面ポケットは WALKER 25 でも 11インチ iPad Pro +キーボードカバーが余裕で入りましたが、WALKER 33 では 13インチノートパソコンがすっぽり入るサイズ感になっています。
もちろん、主気室も一回り大きくなり、特に深さ(高さ)が結構あるサイズになったので、かなりの荷物が入ります。旅行用としては小さすぎてタウンユース用と感じた WALKER 25 と異なり、33 なら数泊の旅行や1泊程度のトレッキングは十分賄えそうな容量です。
ただ、大きくなった反面、小さなモノを細々入れるのには不向きになった印象はあります。
両サイドのコンプレッションベルトを外してジッパーを最大に開くと主気室はかなり大きく開くことができるのですが、WALKER 25 と比べてサイズが大きくなった分、あまり細かいものを入れると入れ方も出す時も大変になりそうで、容量が 25L で足りて荷物の出し入れの多い場合は WALKER 25 の方が使い勝手は良いでしょう。
両サイドのメッシュポケットも WALKER 33 では深さや幅が若干ですが増えたため、トレッキングポールや一脚などを挿す場合にバッグの高さから飛び出る量が減ったり、挿している時の安定性が良くなった印象です。
また WALKER 25 では入れるのがキツめだった 700ml サイズの mont-bell プルトップアクティブボトル(500ml ペットボトルより一回り以上太い)が、WALKER 33 では特にキツさを感じさせずに挿すことができます。
両サイドのメッシュポケットは大きくなった分、小物を入れる時には余裕がありすぎて抜け落ちそうになりますが、WALKER 33 では 25 にはなかったメッシュポケットの上に固定用ベルトがあるので、大きくなったサイドメッシュポケットに小物を入れるのも問題なさそうです。 - (5)カメラバッグとして使ってみた
- WALKER 25 ではボディ1台+ 500mm f/5.6E PF(+レンズもう1本)のカメラバッグとして使うのはちょうど良いサイズ感でした。ですから、一回り大きな WALKER 33 で同じものを入れると、当然余裕ありまくりです。
前述のとおり「薄手の上着とか入れるのに、もう少し余裕が欲しいなぁ」と思って買った WALKER 33 ですが、ボディ1台+ 500mm f/5.6E PF +レンズもう1〜2本程度では大きすぎるくらいです。(薄手の上着とか着替えが入りそうなので目的は適っています)
それどころか、バッグの高さが 50cm 以上あって奥行きも増えましたから、ボディと 500mm F4 大型レンズすら入れられます。
(D5 + AF-S 500mm f/4E FL ED VR)
ただ、実際に WALKER 33 をカメラバッグとして使おうとする場合、
- 容量は増えたけど深くなったが主
- 基本的に上から出し入れだし
- クッションボックスを使っても高さの中仕切りがあるわけじゃない
- なので、機材の出し入れを考えると容量が増えた分、沢山の機材を入れるには不向き
という問題点はあります。
バッグサイズが大きくなってゴーヨンみたいな大型レンズまで入るようになりましたが、上から機材を出し入れする限り、使い勝手を考えるとレンズ装着ボディ1台+レンズ2本くらいが限界です(+アクセサリー類)。主気室が全開できるカメラバッグとは容量が増えても勝手は違います。
緩衝材を入れて機材を積み重ねれば、たくさん入りますが、撮影現場の使い勝手を考えるならば、レンズもボディも数多く持っていく場合は素直にカメラバッグを使うべきでしょう。同程度の容量であっても、本バッグとカメラバッグとは T.P.O. で使い分けです。
生地はペラッペラで WALKER 25 同様に耐衝撃性は一切ないバッグですので、インナークッションボックスを使うか、適当に緩衝材入れるか、どこにも当てないように気をつけるか、自己責任での利用になります。その分、軽量ですけど。
ヒコーキ撮影でも俯瞰で撮りたいがために超望遠レンズ担いで山に登ることは珍しくないですが、その際に重いカメラバッグの代わりに軽量な登山用バックパックにカメラ機材を入れて登る人もいます。私もそれと同じように使うことを視野に入れています。
一応、底だけはビニール+エアパッキンを引いて、その上に厚め固めのクッション材?を入れてバッグの底敷きにしています(↓)。耐衝撃性を確保するだけでなく、生地が薄手でペラペラなのでバッグの型を確保する意味合いもあります。
(大型ローリングカメラバッグの分厚い中仕切りを流用)
底に関しては↑でだいぶ緩衝剤ができているので、ゴーヨンFL を持っていくならそのまま載せて(転けたら終わりだけど)、それ以外ならインナーにクッションボックスを入れて使っています。
中に入れるカメラ用クッションボックスは WALKER 25 の際にも紹介したエツミの「クッションボックスフレキシブルM」を使っても問題なかったのですが、バッグのサイズアップに伴って多少隙間が多くなったので、同じハクバの「カメラバッグ インナーソフトボックス 500」を利用しています。
WALKER 33 に「カメラバッグ インナーソフトボックス 500」は幅がキツキツですが、その分ピッタリ入ります。
70-200mm F2.8 や 100-400mm クラスの望遠レンズより大きな AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を入れても両側に小三元クラスのレンズが入ります。下記の写真では 500mm f/5.6E PF の両側に AF-S 24-120mm f/4G ED VR と AF-S 16-35mm f/4G ED VR を入れています。
ゴーヨンをフード逆挿しのままでも入れられるのですが、その場合はクッションボックスを抜く必要があります。その際はバッグにクッション性皆無ですから、フードが多少の防御になる以外は適当に上着だのなんだのを入れて緩衝剤代わりにするしかありません。
ちなみに、ゴーヨンFL+ボディを入れても、両サイドにはそこそこ余裕があるので、クッションポーチに入れた交換レンズをもう1本くらい持っていくことは可能です。
ただ、WALKER 25 よりバッグの高さがあり、ゴーヨンのような大型レンズを入れると安定しないために長玉レンズを固定するためにマジックテープを用意しています。
主気室の背面側にポケットがあり、その両サイドに何か引っ掛けるための輪っかが付いているので、それを利用してマジックテープを通して長玉レンズを入れた時の固定具にしました。
超望遠大型レンズ用に作られたカメラバッグ(レンズバッグ)のようにしっかりした長玉レンズ固定具ではありませんが、とりあえずグラグラ動いて歩くときに支障が出るようなことはなくなります。
WALKER 33 のカメラバッグとして使う場合の印象および自分なりの工夫としては、こんなところでしょうか。いずれにしても、カメラバッグと比べるとサイズの割にはカメラ機材は入らないというか、利便性を考えると入れたくない、というのはありますね。

ということで、WALKER 33 は緊急事態宣言が発令されてから購入したので本格的に使うのは今後となりますが、近所への買い物とか、買い物がてらに近くの川で鳥を追ってレンズ振り回して撮影リハビリしたりする時に使ってみてのインプレッションでした。
「WALKER 25 では容量が足りそうな時のための買い増し」という点では概ね満足していますし、状況に応じて(他のバッグも含めて)使い分けていくわけですが、WALKER 25 & 33 両方使ってみて率直に思うのは
色々な意味でWALKER 25の方がバランス良い
という印象は率直にあります。
別に WALKER 33 がダメというわけではなく、WALKER というバックパックをタウンユースやカメラバッグとして使う場合は大きめの 33 に色々詰め込むのはあまり向いてなく(軽量優先のための生地の薄さによる型のなさ等)、大きすぎない 25L サイズの方が使い勝手が良いです。
25L クラスと 33L クラスは十分使い分けられるので両方買ったことに後悔はないですし、25L と 33L では数字以上に実利用では容量の余裕に差があって良いのですが、WALKER 33 と 25 の場合、「大は小を兼ねる」にはならないように感じました。

とはいえ、ギリギリながらボディ+ゴーヨンFLが入り、さらにレンズもう1〜2本くらいは入れられるので、当初の目論見とは別に、軽量なゴーヨン運搬バッグとしても使えるそうなのは嬉しいところ。
いつもボディ+ゴーヨンFL 一本勝負の時に使っている超望遠レンズ対応バッグ thinktankphoto 「Glass Limo」もその手のバッグでは軽量で 1kg 台前半なのですが、WALKER 33 はさらに軽いし、容量的に Glass Limo より余裕がありますからねえ。
今のところ、緊急事態宣言が解除されても飛行機はさっぱり飛んでないままですし、モータースポーツ・イベントもいつ再開されるか判らない状態ですが、再開されれば WALKER 33 も存分に使われることだろうと思います :-)
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