本ブログへ投稿しようと思う記事を適当に書き散らしながらも、公私ともどもバタバタで投稿する余裕もなかったわけですが(ついでに外出自粛期間中での未整理写真の処理も大して進まず😓)、取り止めのない話から少しずつ復活投稿して行こうかと思います。

まぁ、こういう状況で懐もかなり厳しいので10万円もらえるからと言って散財モードになれるわけもなく、紹介できる新しいアイテムを殆どないわけですが。

というか、「こんな状況だから経済に貢献するぜ」とか言って高価な商品を買って SNS に投稿できる人は、こんな状況関係なく買える人だと思うんですよね〜

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さて、今年初めに買い替えた OPPO Reno A が値段の割になかなか快適&大画面で割と気に入っていることもあってか、新型 iPhone SE が出るまでは

スマホ買い換えたいけど iPhone はどれも高いし、安い Android にしようか迷ってるんだけど、Android でも使えるかな?


なんて質問を受けることが幾度かあった1〜2月でした。

ただ、春の買い替えシーズンを前に新型コロナウイルス騒動が発生し、そうこうしている間に 5万円以下では画面サイズ以外最強の新型 iPhone SE が発売されたので、iPhone ユーザーがわざわざ Android へ移行する動機は皆無になりました。

とは言え、私自身、

出先で(マスクのために)顔認証できない面倒くささを解消するために、マスク装着時用サブ端末として新型 iPhone SE を導入しようかな?それなりに安いし…


と思っていたのを思い留まらせてくれたのもサブ端末としての OPPO Reno A。

まぁ、実際に外出時のメインで使おうと思うと OPPO Reno A の画面組み込み指紋認証はレスポンス悪すぎ、ストレス溜まりすぎで、この糞レスポンスならわざわざ使わなくてもいいかな、と思っちゃったので、結局指紋認証あってもサブのままなんですけどね😓>OPPO Reno A

iOS 13.5 のマスク対策アップデートも(根本的な解決じゃないにせよ)次善の策としては悪くないと感じましたし。

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ともあれ、OPPO Reno A 購入からそのコスパの良さに褒めまくっていたせいか(今となってはコスパだけ見れば新型 iPhone SE の圧勝ですが)、

なんで Android じゃなく iPhone 使い続けてるの?


というクエスチョンをまた聞かれることもありました。

私自身、iPhone だけでなく Android もそれなりに長いこと使っていて(一番最初の Android は初代 Galaxy Tab か au メガネケースのどっちか)、一時期は Android をメインスマホにした時もありました

タブレットについては基本的に初代 iPad から iPad メインではあるものの、主に寝モバ、ベッドサイド・タブレットとして使っている7〜8インチクラスの小型タブレットに関しては初代 Galaxy Tab からずっと Android です。(iPad mini はちょっと大きすぎ)

Android をメインスマホにした時は、

もう Android も熟成されて使いやすくなってきたし iPhone にこだわる必要もないやろ。(当時 iPhone に Felica がなかったので)おサイフケータイをスマホで使うのに、いちいちサブ機を出すのも面倒だし、メインを Android にした方が効率的やわ!


と思って Android へ移行したわけですが、1年くらいで iPhone メインに舞い戻ることになりました。(カメラシステムを一時期ミラーレスに完全移行した時と同じパターン😓)

GalaxyTab04
(昔愛用の初代Galaxy Tab。今見るとビックリするほど分厚い)


そういう経緯の中、メインスマホは iPhone に戻ってずっとそのままなのですが、iPhone も Android もお互いパクり合いの結果、両者で機能的な差は更に縮まり、スマホとして9割くらいは同じ、残っているのは「こだわり」の部分だけになりました。

そんな「iPhone にこだわる必要性は更に無くなった」現在なのに、iPhone をメインに据えて Android をサブ機のままである、ごく個人的な理由を少々記しておこうかと思います。

(iPhone vs Android はすぐ宗教戦争になるのですが、どちらが良いかという話ではなく、単純に私が、今のところ iPhone メインでいる個人的な理由の話ですので、念のため。)

(1)スマホの日本語入力IMは今のiOS標準が一番好み

日本語入力エンジンに関しては人それぞれの好み、使い方、書く対象によって千差万別なので、どれが一番良いとか言うつもりはないのですが、

自分にとってはスマホでは iPhone の日本語入力IM が一番使いやすい


と感じています。異論は多々あるでしょうし、好みは人それぞれなので別に異論に反論する気もありません。

そもそも4〜5年前までは「iPhone の日本語入力が一番好み」なんて言ったら「頭おかしいんとちゃう?」と言われてもおかしくないレベルでした。慣れとか、そんなレベルのものではありませんでした。

「Android では ATOK が使えて良いなぁ」「Google 日本語入力もあって良いなぁ」 そう思っていましたし、それが一時期 Android をメインスマホにした理由の一つでした。

けれど、気がつけば、(私にとっては)スマホの日本語入力は iPhone が一番スムースに入力できるようになっていました。記憶は定かではないですが、iOS 7 くらいから少しずつマトモになって、iOS 9 あたりから不満があまりなくなってきた気がします。

Android ではずっと ATOK メインで(単体アプリの時も ATOK Passport 版の時も色々あり)、Android 版 ATOK はパソコン版に比べると変換精度は落ちつつも(特に Passport 月額課金してる時は)それは仕方ないし、iPhone よりは全然マシでしたから納得して使っていました。

が、iPhone の日本語入力がどんどん良くなっていくにつれ、Android 版 ATOK の変換に不満を感じるようになるという我ながら認めたくない印象が少し前からあります。

ビジネス用途などのお堅い文や長文を入力する場合には ATOK の方が良いこともありますが、スマホですから SNS やプライベート・メッセージなどの口語の砕けた文を入れることが殆ど。そういう時は ATOK より iOS 標準の方が断然良い感じ。ATOK に色々な辞書を追加しても印象は大きく変わらない。(私の場合は)

去年あたりから Android では ATOK より Google 日本語入力をメインにしているけど、Google 日本語入力と比べても個人的には良い印象だし、ATOK も Google 日本語入力も顔文字などの入力が iOS 標準の方がスムース(辞書を追加しても)。

Android 端末も日々それなりの時間使っているだけに、自分にとって日本語入力のやりやすさの差は顕著に感じられていて、

現時点では Android で色々な日本語入力 IM 使っても、私にとっては iPhone 標準IM が一番スマホでは使いやすいわ


そう思えることが、今なお iPhone をメインに据えて Android をサブ機のままである理由の大きな一つですね。あくまで現時点の話ですが。

ちょっと加えると、日本語にきちんと対応したエディタアプリは iPhone/iPad の方があるかなぁ、というのもあります。Jota+ が Dropbox 環境で使い物にならなくなったのが痛い。QuickEdit Pro は日本語環境で微妙なところもあるし…


(2)広告ブロックに対する姿勢が真逆

ウェブサイトの広告に対しては決して否定する気持ちはなく、そのサイト、メディアの収入が記事の充実に直結するのは理解しているので、パソコンのブラウザでは広告ブロックの類は利用していません。

ただ、スマホサイトは未だに画面の小さくないエリアをフローティング広告で埋められたり、画面の真ん中にポップアップ広告が出るサイト、勝手に動画が流れるサイト、コンテンツ本文だけを拡大すると広告が被ってくるレイアウト(意図的ですな)が多くて、積極的に使いたいのが本音。

この広告ブロックに対しては、Apple と Google の姿勢は真逆。当然ですが。

iPhone は OS レベルでサポートしているが故、広告ブロック用アプリを入れて有効にするだけで、デフォルトブラウザの Safari はもちろん、多くのアプリでもアプリ内でウェブサイトを表示するときに広告ブロックが有効になります。

(iOS用 Chrome や Google アプリのように、アプリ側でコンテンツブロッカーを通さないウェブ表示用モジュールを使用した場合は、そのアプリ内のウェブサイト表示では広告ブロックされない)

方や Android はデフォルトブラウザの Chrome はパソコン用と異なり機能拡張が使えず、広告ブロックのアドオンも使用不可。広告ブロックが使えるサードパーティ製ブラウザをデフォルトにしても、アプリ内でウェブサイト表示する場合は Chrome 同等のモジュールが使われてしまいます。

VPN を利用した広告ブロックアプリは Android でも殆どのアプリで広告ブロックを実現できますが(iOS 用もある)、私自身 VPN を本来の用途でよく使うこともあってその手の広告ブロックアプリを使うことができませんし、誰にでも勧められるものとは言い難い面はあります。

毎日 Android 端末は使うわけですが、Twitter などのアプリ内ウェブ表示を見るたび、

ブラウザは Firefox を使って広告消せても、アプリ内ウェブ表示とかで、この広告ごった煮のページをずっと見続けるとか、やっぱり無理やわ…


と思ってしまいます。私自身にとって、ここが変わらないと無理やなぁ、と。

iPhoneX57A iPhoneX57B
(使用前・使用後の差が大きすぎる…)


ブラウザとして Safari が Chrome より優秀なんて思ったことは一度もありませんが、ことスマホやタブレットでのウェブ閲覧では Chrome より Safari で見る方が1万倍快適ですし、アプリ内ウェブ表示でも同じ。パケット消費量も少なく、表示速度にも影響します。

Google は広告で成り立っている会社であり、Apple と違って広告が表示され、広告の収益がなければやっていけない会社ですから、この部分だけは変わることはないでしょう。Google および Android の姿勢に理解はできますが、我慢はしたくありません。

この点を我慢してでも乗り換えるだけの魅力を感じさせる Android スマホがあれば別ですが、百花繚乱な Android スマホとは言え、そこまでの端末はないので iPhone から変えられないだろうなぁ、と思います。


(3)むかし散々時間を浪費したのでカスタマイズ欲がもう無い

iPhone も随分と Android っぽくなってきましたが、それでもホーム画面は固定で画一であり、機能的に Android の全てのホームアプリより劣っているのは間違いありません。

逆にそれが iPhone の取っつきやすさ、スマホに慣れられない人たちの敷居の低さ、さらには周りにユーザーがいた場合の教えやすさに繋がっているのも事実。Android スマホの場合、ホーム画面一つとっても多種多様で、人に教えるのも難しい場合があります。

ですので、その点については必ずしもどちらが良いとは言えないと私は思っていますが、自分の使いやすいようにカスタマイズしたい人、カスタマイズできる人には iPhone のシンプルかつ画一性は物足りないのは判りますし、Android の多様性、カスタマイズ性の高さは圧倒的利点になるでしょう。

私も昔はカスタマイズ大好きっ子で、それこそ大学の SunOS の環境にせよ、PC-9801 の MS-DOS 環境にせよ(UNIXっぽくするのが大好きだったw)、漢字Talk 時代の Mac にせよ(GomTalk が出て来た頃の浪費時間は考えたくもないほど😅)、ゴリゴリにカスタマイズして自分ならではの環境を作るのが大好きでした。

はっきり言えば、あの頃の私は、カスタマイズして使い良い環境を整えることより、カスタマイズそのものが目的でした :D

あの頃の自分なら iPhone のシンプルかつ画一性に物足りなさを感じて Android の多様性、カスタマイズ性を優先していたかもしれません。いや、間違いなく、そっちを取っていたでしょう。

ただ、私も大人になって、当時の自己満足だけのカスタマイズに費やした無駄な時間を振り返ることがあってから、その手の「沼」からはできるだけ離れるようになりました。キリがないのも、もう知っています。ハマりがちな私には危険でもあります。

ですから、今は手元の Android 端末も必要がなければ基本的には、デフォルトのホームアプリを使うようにしていますし、あまりウィジェットを置くこともしません。(ウィジェットをあまり置かないのは動作速度的なこともあります)

古い端末では軽量なホームアプリに入れ替えていますが、いずれにせよ、ホームアプリをカスタマイズすることはしなくなりました。通知エリアなどもできるだけシンプルでいようとしています。

そういうことも含めて OS として Android の方が特に魅力的だと感じないのも、いま現在メインスマホを iPhone から動かさない理由の一つですね。


結構長くなりましたので、残り半分については、また次回に。

(続き)→ メインのスマホをAndroidではなくiPhoneにしている極めて個人的な理由【後編】