このところバタバタ続きで本ブログを書く余裕がないどころか、撮影にもほとんど行けていない状況。まぁ、サッカーもモータースポーツも中止まくりで、撮りようもないですが……
で、1週間前に発表された新型 iPad Pro や MacBook Air の内容も全くチェックしておらず、やっとチラ見できたくらいであります。
■ iPad Pro - Apple(日本)
一昨年秋に iPad Pro がフルモデルチェンジして、新しい 11インチモデルと同時に第2世代の Apple Pencil や新しいキーボードカバーも登場し、それらをまとめて予約買いしたわけですが、それから1年半使ってきた印象とともに新型 iPad Pro (2020) への雑感を少し書いて記しておきたいと思います。
で、1週間前に発表された新型 iPad Pro や MacBook Air の内容も全くチェックしておらず、やっとチラ見できたくらいであります。
■ iPad Pro - Apple(日本)
一昨年秋に iPad Pro がフルモデルチェンジして、新しい 11インチモデルと同時に第2世代の Apple Pencil や新しいキーボードカバーも登場し、それらをまとめて予約買いしたわけですが、それから1年半使ってきた印象とともに新型 iPad Pro (2020) への雑感を少し書いて記しておきたいと思います。
新型 iPad Pro (2020) については、今さら改めて書く必要はないと思いますので、各メディア記事にて。昨晩から実機レビューも解禁になっています。
■ Apple、トラックパッド付きMagic Keyboard対応「iPad Pro」。カメラは広角+超広角に - PC Watch
■ 「まるでMacBook」タッチパッド対応の新型iPad Proを知る5つのポイント…価格、カメラ、新LiDAR機能まで | Business Insider Japan
■ A12Zの威力は? 2020年版iPad Proベンチマーク - ITmedia NEWS
■ iPad Pro (2020) 実機レビュー。Magic Keyboardの前にTrackpadで感動体験 - Engadget 日本版
■ 【西田宗千佳のRandomTracking】新iPad Pro実機レビュー、LiDARでARが激変! 実は「コスパアップ」が魅力 - AV Watch
■ 新「iPad Pro」はどこまでパソコンに近づいたのか 2020年モデルをいち早く試した - ITmedia PC USER
2018年モデルから 2020年モデルへのアップデート内容は、主に以下の6点。
ストレージ容量が 64GB からではなく 128GB からになっているのは大歓迎ですね。64GB の次が 256GB しかなかった 2018年モデル。64GB では足りないので泣く泣く高い 256GB モデルを買いましたが、次は自分に必要十分な 128GB で済ませられそうです :-)
加えて
されたのも良いですね。買ったのに言うのも何ですが、iPad Pro (2018) は高すぎでした。キーボードもペンも高すぎなのは変わらないですが、Apple ですからねぇ(´Д`)
あと、全モデルともメモリ6GBになった点だけは羨ましいです。2018年版では 4GB のままで、ストレージ 1TB モデルのみ 6GB 搭載という(そして毎度の非公表)処理能力に比してケチった仕様でしたが、まともになりました。値段考えたら 8GB にせえよ、って思いますけど、次ですかね。
(Maxでこれくらいしか使わないので128GBがベスト)
今回の発表で一番話題になっている
と明記されているので、2020年モデルだけの利点というわけではありません。
ちなみに、
あんな形状(画面が宙浮き)では、安定した机の上じゃないと画面揺れで使い物にならないと思いますが、私がタブレット+キーボードを使うのは「どこでもすぐ出せて狭い空間で作業できること」であり、揺れる電車やバス車内、飛行機内でしっかり使えないのは私の用途対象外ですね。
タッチパッドは使い勝手良くなりそうだと思いますけど、
とも思いますしねえ。まぁ人の好き好きですけど、Smart Keyboard Folio とのペアですら重くなって、iPad Pro の薄さ台無しで嫌なのに、さらに重く厚みのあるセットで持ち運ぶ気にはなれないですね。
カメラについては、海外からの観光客の方々で iPad (タブレット) のカメラを積極的に使う人を時々見かけますが、私はタブレットのカメラは殆ど使いませんので、背面カメラに超広角が追加されたところで、さほどメリットは感じません。あるならそれに越したことはない程度です。
ちなみに、超広角と広角のダブルレンズ仕様なので iPhone 11 と同じカメラモジュールかと思ったら、超広角は画素数が広角より少なくて 1,000万画素で画角も少し異なり、また広角(標準)カメラのレンズ枚数も少ないようで、iPhone 11 / 11 Pro と同じ画質とはいかないようです。
個人的に iPhone 11 / 11 Pro / Max の3つのレンズ全て同じ画素数で統一されているのは一つの見識だったと思っていたので、それが崩された、今後の iPhone でも崩れるならちょっと残念ですね。
メインカメラは4000万画素とかの高画素仕様なのに、超広角や望遠になると一気に800万画素とかになるようなスマホカメラは微妙だと思っているので、Android スマホの数字スペックに対抗するため iPhone もそうなるとしたら嫌ですねぇ。
AR とかで大いに威力を発揮しそうな LiDAR スキャナー搭載ですが、本命はタブレットよりスマホでの利用になるでしょうし、今回は iPhone 12 Pro / Pro MAX 搭載へのアプローチのような気がします。
ぶっちゃけ、いま LiDAR スキャナー機能があったからといって今すぐ大きなメリットはないでしょうし、そもそも Apple はずっと AR 推しですけど、今ひとつ実生活で便利になるものをまだ感じられないのでねえ…という感じ。
搭載チップが A12X → A12Z になったのも型番を見ても判るとおり、明らかにマイナーアップデート。早速ベンチマークが出てきていますが概ね CPU は同等、GPU は1割アップですから、特に変化を体感できることはなさそうです。
とはいえ、元々 A12X が iPhone / Android ハイエンドスマホと比べてもブッチギリの性能で、まだしばらくは追いつけるスマホ、タブレットはなさそうですからマイナーアップデートで十分ということなのでしょう。(ライバルは Surface のような Windows 2-in-1 ですし)
こうしてみると今回の iPad Pro はマイナーチェンジであり、
という感じですね。
特に今回の Cellular モデルが 5G 対応じゃないことと搭載チップが A12 世代のままだったことを考えると、
という印象を個人的には感じています。次期 iPhone 12 と同じ A14 世代のチップに Cellular モデルは 5G 対応あたりで、本年末から来春あたりでしょうかね。
とは思いますけどねー。
タブレットなのに並みのノートパソコンより速いけど、キーボード、ペンまで揃えたら廉価なノートパソコンよりずっと高くなる iPad Pro なので、さすがに1年半で買い替え予定はなく、今回は最初からスルー予定でした。
とはいえ、お値段が多少下がったこともあるので、2018 以前の iPad Pro ユーザーの買い替え含めて
のはあると思います。
ただ、私自身 iPad Pro (2018) を1年半使ってきての結論として、
だと思いますね。つくづく痛感しています。
1年半前、「そんじょそこらのパソコンより断然速い!」という衝撃のあった iPad Pro (2018)。私もその能力を活かすアプリが出てくる、使うのを期待していましたが、ぶっちゃけ
です。少なくとも自分が扱うジャンルの中ではあまりなかった。(音楽制作系アプリでトラック数が増えても軽々こなしてくれるようになったくらい)
結構重い数百ページの Word ファイルを開けるようになったりとかはありますけど、Office アプリはマイクロソフト純正でもそれ以外でもパソコンのサブセットアプリで、とても iPad Pro の処理能力を活かせるアプリではありません。パソコンの代わりにできません。
一番期待していた写真関連アプリ、特に Adobe 系のアプリもまた同じ。はっきり言えば
で、アップデートで少しずつ機能は追加されてるけど未だ未実装メッセージの応酬であり、積極的に使いたい感じはゼロ。
と思っちゃうレベル。
Lightroom も同じで、パソコン版の Lightroom がオリジナル Lightroom Classic と比べると機能限定版のまま、長年 Lightroom を使ってきた身からすると到底新しい Lightroom に移行できるものじゃない。
Lightroom Classic と Lightroom アプリの間も昔から同期できるけど、スマホ/タブレットで等倍チェックができないから、どうしても自分のワークフローの中では限定的な扱いのまま。便利に使えることもあるけど、iPad で全部とは言わないまでも7割8割すらこなせるところまでこない。
処理能力は本当に高いことを実感させられる iPad Pro だけど、Apple Pencil 2 も含めて
そういう思いは、この1年半ずっと感じてきました。
そういう意味では
になるわけです。これはホントそう思ってます。
まぁ、iPad Pro (2018) のあとに、iPad Air が大復活して、廉価版 iPad までキーボードやペンが使えるようになったので、1年半前に iPad Pro を選んだことには後悔していませんが、やっぱり高かったのでねぇ…(-_-;)
ま、本日リリースの iPadOS 13.4 でマウスやらトラックパッドやら繋げて遊んでみますかね〜
■ Apple、トラックパッド付きMagic Keyboard対応「iPad Pro」。カメラは広角+超広角に - PC Watch
■ 「まるでMacBook」タッチパッド対応の新型iPad Proを知る5つのポイント…価格、カメラ、新LiDAR機能まで | Business Insider Japan
■ A12Zの威力は? 2020年版iPad Proベンチマーク - ITmedia NEWS
■ iPad Pro (2020) 実機レビュー。Magic Keyboardの前にTrackpadで感動体験 - Engadget 日本版
■ 【西田宗千佳のRandomTracking】新iPad Pro実機レビュー、LiDARでARが激変! 実は「コスパアップ」が魅力 - AV Watch
■ 新「iPad Pro」はどこまでパソコンに近づいたのか 2020年モデルをいち早く試した - ITmedia PC USER
2018年モデルから 2020年モデルへのアップデート内容は、主に以下の6点。
- 背面カメラに超広角が追加されダブルレンズ仕様に
- 最大5m先までの距離計測できる LiDAR スキャナー搭載
- 搭載チップが A12X → A12Z にマイナーアップデート
- 全モデルともメモリ容量6GBに
- Wi-Fi 6 対応&LTE 高速規格対応
- ストレージが最小128GBからに増量
ストレージ容量が 64GB からではなく 128GB からになっているのは大歓迎ですね。64GB の次が 256GB しかなかった 2018年モデル。64GB では足りないので泣く泣く高い 256GB モデルを買いましたが、次は自分に必要十分な 128GB で済ませられそうです :-)
加えて
馬鹿高い価格が少し値下げ
されたのも良いですね。買ったのに言うのも何ですが、iPad Pro (2018) は高すぎでした。キーボードもペンも高すぎなのは変わらないですが、Apple ですからねぇ(´Д`)
あと、全モデルともメモリ6GBになった点だけは羨ましいです。2018年版では 4GB のままで、ストレージ 1TB モデルのみ 6GB 搭載という(そして毎度の非公表)処理能力に比してケチった仕様でしたが、まともになりました。値段考えたら 8GB にせえよ、って思いますけど、次ですかね。
(Maxでこれくらいしか使わないので128GBがベスト)
今回の発表で一番話題になっている
タッチパッド付きMagic Keyboardは
2018年モデルでも利用可能
2018年モデルでも利用可能
と明記されているので、2020年モデルだけの利点というわけではありません。
ちなみに、
Magic Keyboard は買いません
あんな形状(画面が宙浮き)では、安定した机の上じゃないと画面揺れで使い物にならないと思いますが、私がタブレット+キーボードを使うのは「どこでもすぐ出せて狭い空間で作業できること」であり、揺れる電車やバス車内、飛行機内でしっかり使えないのは私の用途対象外ですね。
タッチパッドは使い勝手良くなりそうだと思いますけど、
そこまでするんだったら、ノートパソコンで良いんじゃね?
とも思いますしねえ。まぁ人の好き好きですけど、Smart Keyboard Folio とのペアですら重くなって、iPad Pro の薄さ台無しで嫌なのに、さらに重く厚みのあるセットで持ち運ぶ気にはなれないですね。
カメラについては、海外からの観光客の方々で iPad (タブレット) のカメラを積極的に使う人を時々見かけますが、私はタブレットのカメラは殆ど使いませんので、背面カメラに超広角が追加されたところで、さほどメリットは感じません。あるならそれに越したことはない程度です。
ちなみに、超広角と広角のダブルレンズ仕様なので iPhone 11 と同じカメラモジュールかと思ったら、超広角は画素数が広角より少なくて 1,000万画素で画角も少し異なり、また広角(標準)カメラのレンズ枚数も少ないようで、iPhone 11 / 11 Pro と同じ画質とはいかないようです。
個人的に iPhone 11 / 11 Pro / Max の3つのレンズ全て同じ画素数で統一されているのは一つの見識だったと思っていたので、それが崩された、今後の iPhone でも崩れるならちょっと残念ですね。
メインカメラは4000万画素とかの高画素仕様なのに、超広角や望遠になると一気に800万画素とかになるようなスマホカメラは微妙だと思っているので、Android スマホの数字スペックに対抗するため iPhone もそうなるとしたら嫌ですねぇ。
☆
AR とかで大いに威力を発揮しそうな LiDAR スキャナー搭載ですが、本命はタブレットよりスマホでの利用になるでしょうし、今回は iPhone 12 Pro / Pro MAX 搭載へのアプローチのような気がします。
ぶっちゃけ、いま LiDAR スキャナー機能があったからといって今すぐ大きなメリットはないでしょうし、そもそも Apple はずっと AR 推しですけど、今ひとつ実生活で便利になるものをまだ感じられないのでねえ…という感じ。
搭載チップが A12X → A12Z になったのも型番を見ても判るとおり、明らかにマイナーアップデート。早速ベンチマークが出てきていますが概ね CPU は同等、GPU は1割アップですから、特に変化を体感できることはなさそうです。
とはいえ、元々 A12X が iPhone / Android ハイエンドスマホと比べてもブッチギリの性能で、まだしばらくは追いつけるスマホ、タブレットはなさそうですからマイナーアップデートで十分ということなのでしょう。(ライバルは Surface のような Windows 2-in-1 ですし)
こうしてみると今回の iPad Pro はマイナーチェンジであり、
2018年モデルユーザーとして特に羨ましく思うところはメモリ 6GB 以外は特にないかなぁ
という感じですね。
特に今回の Cellular モデルが 5G 対応じゃないことと搭載チップが A12 世代のままだったことを考えると、
本命?のフルモデルチェンジ iPad Pro は次やろな
という印象を個人的には感じています。次期 iPhone 12 と同じ A14 世代のチップに Cellular モデルは 5G 対応あたりで、本年末から来春あたりでしょうかね。
タブレットでこれ以上速くなってどうすんねん!?
とは思いますけどねー。
タブレットなのに並みのノートパソコンより速いけど、キーボード、ペンまで揃えたら廉価なノートパソコンよりずっと高くなる iPad Pro なので、さすがに1年半で買い替え予定はなく、今回は最初からスルー予定でした。
とはいえ、お値段が多少下がったこともあるので、2018 以前の iPad Pro ユーザーの買い替え含めて
購入の敷居はちょっと下がった
のはあると思います。
ただ、私自身 iPad Pro (2018) を1年半使ってきての結論として、
よっぽどの理由がない限り
iPad Air で十分、コスパ良し
iPad Air で十分、コスパ良し
だと思いますね。つくづく痛感しています。
1年半前、「そんじょそこらのパソコンより断然速い!」という衝撃のあった iPad Pro (2018)。私もその能力を活かすアプリが出てくる、使うのを期待していましたが、ぶっちゃけ
iPad Pro (2018) の激速さを
活かしきるアプリは少ないし
活かせるジャンルは少ない
活かしきるアプリは少ないし
活かせるジャンルは少ない
です。少なくとも自分が扱うジャンルの中ではあまりなかった。(音楽制作系アプリでトラック数が増えても軽々こなしてくれるようになったくらい)
結構重い数百ページの Word ファイルを開けるようになったりとかはありますけど、Office アプリはマイクロソフト純正でもそれ以外でもパソコンのサブセットアプリで、とても iPad Pro の処理能力を活かせるアプリではありません。パソコンの代わりにできません。
一番期待していた写真関連アプリ、特に Adobe 系のアプリもまた同じ。はっきり言えば
Photoshop for iPad が期待外れ
で、アップデートで少しずつ機能は追加されてるけど未だ未実装メッセージの応酬であり、積極的に使いたい感じはゼロ。
現状の Photoshop for iPad なら Photoshop Express アプリでも大差ないやんけ
と思っちゃうレベル。
Lightroom も同じで、パソコン版の Lightroom がオリジナル Lightroom Classic と比べると機能限定版のまま、長年 Lightroom を使ってきた身からすると到底新しい Lightroom に移行できるものじゃない。
Lightroom Classic と Lightroom アプリの間も昔から同期できるけど、スマホ/タブレットで等倍チェックができないから、どうしても自分のワークフローの中では限定的な扱いのまま。便利に使えることもあるけど、iPad で全部とは言わないまでも7割8割すらこなせるところまでこない。
処理能力は本当に高いことを実感させられる iPad Pro だけど、Apple Pencil 2 も含めて
iPad Proの能力を活かせるジャンルは限定的
そういう思いは、この1年半ずっと感じてきました。
そういう意味では
殆どの人には iPad Pro は不要で
オススメは断然 iPad Air
オススメは断然 iPad Air
になるわけです。これはホントそう思ってます。
まぁ、iPad Pro (2018) のあとに、iPad Air が大復活して、廉価版 iPad までキーボードやペンが使えるようになったので、1年半前に iPad Pro を選んだことには後悔していませんが、やっぱり高かったのでねぇ…(-_-;)
ま、本日リリースの iPadOS 13.4 でマウスやらトラックパッドやら繋げて遊んでみますかね〜
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