AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR 購入後に「ゴーゴーロクPF を思う最適な形で持ち運べるバックがない」ことに気づいて、色々物色して購入したのが、コールマンのアウトドア/トレッキング用バックパック「ウォーカー」シリーズの 25L モデル。
■ Amazon.co.jp:[コールマン] ウォーカー25 (ヘリンボーン)
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
■ 進化したコールマンのウォーカーシリーズ!
「AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5 をそのまま収納できるバックパック」という条件を始め、LCC の重量制限や小型機の機内持ち込みサイズをクリアできることなど、割と多くの要求条件があって前回記事に書きましたが、それらを満たした製品です。
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
色々考えていた要求を概ね満たした上で極めてリーズナブルな Coleman WALKER 25 の特長は上記記事にも書きましたが、公式サイトにも画像1枚でまとめられています↓
とにかく軽量で背負いやすく、機材の重さを感じさせないのは良いバックパックである証拠でしょう。
使い勝手もまずまず良く、軽量優先ゆえに薄手ではありますが、いつも機材その他で 4〜5kg 詰め込み、背負って2ヶ月使ってきましたが、破れほつれもなく、ご機嫌に使えています。
今回は、実際にカメラバッグとしてどのようにして使っているのかを具体的に記しつつ、側面ポケットにどれくらいの一脚や三脚を挿して持っていけるのかなども示しておきたいと思います。
■ Amazon.co.jp:[コールマン] ウォーカー25 (ヘリンボーン)
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
■ 進化したコールマンのウォーカーシリーズ!
「AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5 をそのまま収納できるバックパック」という条件を始め、LCC の重量制限や小型機の機内持ち込みサイズをクリアできることなど、割と多くの要求条件があって前回記事に書きましたが、それらを満たした製品です。
■ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【前編】
色々考えていた要求を概ね満たした上で極めてリーズナブルな Coleman WALKER 25 の特長は上記記事にも書きましたが、公式サイトにも画像1枚でまとめられています↓
とにかく軽量で背負いやすく、機材の重さを感じさせないのは良いバックパックである証拠でしょう。
使い勝手もまずまず良く、軽量優先ゆえに薄手ではありますが、いつも機材その他で 4〜5kg 詰め込み、背負って2ヶ月使ってきましたが、破れほつれもなく、ご機嫌に使えています。
今回は、実際にカメラバッグとしてどのようにして使っているのかを具体的に記しつつ、側面ポケットにどれくらいの一脚や三脚を挿して持っていけるのかなども示しておきたいと思います。
まず、前回も書きましたが、Coleman WALKER はトレッキング用の軽量バックパックですから耐衝撃用のクッション性は皆無です。生地は極めて薄手ですし、内部仕切り類もありません。(カメラバッグは衝撃緩和部分と内部仕切りで重さが嵩んでいる)
ですので、まず、レンズ保護と仕切りを兼ねてインナークッションボックスを入れます。使っているのは、「ETSUMI クッションボックスフレキシブルM E-6122」。
■ Amazon.co.jp:ETSUMI クッションボックスフレキシブルM ブラック E-6122
奥行きを2段階に変えられるフレキシブルタイプですが、広げた状態で WALKER 25 の底面に概ねフィットします(内寸奥行14×横幅25×高さ19cm、WALKER 25 は外寸で 45x32x18cm)。若干左右に余裕があるくらい。
手元に幾つかあったインナークッションボックスを試してみて、たまたまマッチするものがあっただけですので、他のインナーボックスでもピッタリの物があるかもしれません。
ただ、望遠レンズを入れるなら、ある程度高さのあるインナーボックスにすべきでしょう。あまり低いとボディ付きの望遠レンズを置いた時に不安定になります。
入れるレンズにもよりますが、今回の AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(仕様上の長さ 23.7cm)ならこのクッションボックスの内寸高さ19cmというのは最低限な印象です。
(内仕切りは他製品から適当に使ってます)
これを WALKER 25 の中の底面に置くわけですが、薄手の素材なのは底面も同じなので、ほんの気持ち程度のクッションと底面が濡れた時の対浸水を考えて、バック底面にエアパッキンとビニール袋を敷いています。
これにどこまで有効性があるのかは微妙で、特に勧めるわけではありませんが、気持ちの問題も含めて、底面側は多少なりとも緩衝があった方が良いかな?と思って入れています。
それに、大きなビニール袋(私が入れてるのは 70L サイズ)を入れておくと、急な雨降りで雨具として活用できるなど使い道は色々ありますからね。念のためも考えての一石二鳥?です。
で、WALKER 25 に先のインナークッションボックスを入れると上記写真のようになります。この写真では少々判りづらいですけど、実際にレンズを入れてみると以下のようになります。(レンズはいずれもフード逆挿し状態)
(右からAF-P70-300, 500f/5.6E, テレコン等)
(右から16-35f/4G, 500f/5.6E, テレコン等)
上記写真では AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を中央に、横にフィルター径 67〜77mm のレンズをもう1本という形ですが、テレコンを入れている場所には小さな単焦点レンズくらいなら入るでしょう。
ですので、大きめ口径のレンズが2本は入るし、77mm 径以下の普通サイズのレンズばかりなら3本入れられることもあると思います。(逆に小さめレンズばかりならこのバッグを使う必要はない)
そして、このバックパックを買った目的として「AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR とボディを付けたままで収納できる」ことでしたから、中央の 500mm f/5.6E PF にボディを装着したまま収納すると、以下のようになります(ボディは D5 の例)。
↑上記写真を見てもらえば判るように、フード逆挿しの AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5(ネジ突起や三脚座含めた実測値 φ134×262mm)をそのまま入れても、WALKER 25 の収納高と比べて余裕があります。だいたい、上4分の1くらいは空いています。
この上部4分の1の空間、さらに左右にはもっと大きな空間が空いていますから、そこに何かしら別途入れたい物を入れれば、結構たくさんのものがあります。(あまりゴチャゴチャ入れると出し入れ時に大変ですが)
私の場合、レンズやボディの保護のために(使っても使わなくても)タオル類を入れる(巻く)ことが多いです。あとはポーチや小袋に入れた小物類などですね。
上記写真は D500 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR の例で、先の写真でテレコンを入れていた部分に細い小型一脚(ベルボン ULTRA STICK 50LX 旧製品)と MAGIC MOUNTAIN の超軽量トレイルチェアを差してあります。
一脚は通常側面のポケットに入れますが(後述)、この時は小さな一脚だったのでトレイルチェアとともにバッグの中に入れていました。
「D5 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を付けっぱなしで収納できる」ことがバッグ選びの条件でありましたが、やはりバッテリーグリップ付きボディはデカいので、D500 のようなバッテリーグリップなしの通常ボディを入れる方が楽ですし、余裕があります。
奥行きが割と一杯いっぱいの D5 と違い、 D500 などの通常サイズのボディだと収納部の上側はかなり空きがあり、背中側にある内ポケットに下着の着替えや薄手のジャンパーなどを入れるくらいの余裕ができます。
D5 だとそこまでの空きはなく、また背中側にほんの少しですが出っ張りができてしまうので、背負った際に D5 の底部が背中に軽く当たる感触が出てしまいます。(背負う際に当たって痛いほどではないものの、人によっては不快かも)
そういう意味では、D500/D850 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR か、それ以下のサイズの組み合わせがベターなのかもしれません。
(D5 だと背中側が微妙に膨らんでしまう)
ちなみに AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のフード逆挿し時にネジ突起や三脚座含めた実測値は φ134×262mm です。
他の望遠レンズでは AF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VR で φ88.5×202.5mm、キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM で φ94×193mm、タムロンやシグマの 100-400mm が φ86×180〜200mm 程度。
ですので、それら望遠・超望遠ズーム+一眼レフボディでも十分余裕持って WALKER 25 に収納できます。
ニコンの AF-S 200-500mm f/5.6E ED VR はレンズ単体の仕様で φ108×267.5mm と、500mm f/5.6E PF( φ106mm×237mm)より少し大きいのですが、フード無しなら間違いなく収納可能ですし、500mm f/5.6E PF を収納した時の余裕を考えるとフード逆さ挿し状態でもおそらく大丈夫でしょう。
また、上記写真のように、フード順挿し(使用時状態)の AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5 でも WALKER 25 にギリギリ入ります(ネジ突起や三脚座含めた実測値 φ124×328mm)。ただし、ジッパーを閉める時は割とギリギリ。
もっとも、私自身がフード付けっぱなし状態でバックに入れる場合は、純正フードではなく以前購入したショートサイズのフードを使うので、WALKER 25 に収納する時はさほどギリギリになることはありません。(ボディの上にタオルをかける隙間はある)
■ ゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) 用に買ったショートフード(とプロテクトフィルター)
次は、側面にあるポケットの話。
両サイドともにメッシュポケットが用意されています。片方にウォーターボトル、片方に一脚という形が取れるので、両側面に付いているのは便利です。
(500mlペットボトルは当然入る)
(700mlサイズのボトルも入れられる)
(一脚は縮長40cmくらいまでならOK)
一脚についてはゴーヨンでも(座り撮影時に)使うことがあり、ゴーゴーロクPF 程度なら十分対応可能な SURUI のカーボン6段一脚 P-326 を問題なく挿しておけます(全高 154cm、縮長 38cm)。
ちゃんとポケットの上に固定用のベルトもあるので、カメラバッグの側面に入れるのと変わらない形で付けられます。
ただ、三脚となると大きさも重さもあって、側面メッシュポケットには三脚の3本の足のうち1本しか入らないのでバランスはかなり悪い状態になります。
(縮長43cmのGT2542Tは無理)
(バランス的に三脚は縮長30cm程度までかな)
手持ちの三脚では縮長 43cm、1.3kg の GITZO トラベラー三脚は全く無理で、 一眼レフにはやや厳しい小型6段三脚 ULTREK 45L(縮長30cm、1.2kg、旧製品)でバランス悪いながらも何とか、って感じ。
バッグパック自体が軽くて生地が薄いこともあり、はっきり言って
です。よほどの小型三脚以外は側面に付けて持って行くのは薦めません。(上記の ULTREK 45L ですら私自身は付けて持って出ようと思わない)
また、両側面のメッシュポケット以外に、表面側にはポケットが2つあります。
外側のジッパーが斜めになっているポケットは本当に薄く、収納できるサイズも B5 程度まで。
私は防水や若干のクッション性も兼ねて(気休め)、このポケットには手提げ袋や傘袋、WALKER 25 をカバーできる百均のリュックサック用レインカバーなどのビニール類を入れています。(↓)
もう一つの、主収納部の外側にあるポケットは薄手ではあるものの高さはバックと同じで、さらに小分けのポケットやペン差しがありますので、使い勝手のあるポケットです。
小分けポケット部分には、花粉の時期に必需品のティッシュやクリーニングクロス、スマートフォンなどを入れ、底から大きく入れられるところにはタブレットを入れたり、そうでない時は小物やタオルなどを入れたりしてます。(↓)
(11インチiPad Proも十分入る)
上記写真でも判るように、バッテリーグリップ付きボディだと軍艦部がやや出っ張ってくるので、上部の小分けポケットが圧迫されてしまうのが難点です。
先に背中部分への若干の出っ張りも書きましたが、WALKER 25 で D5 を収納するのは割とギリギリであり、D500 / D850 やそれ以下のサイズのバッテリーグリップなしボディの方がスムースに扱えます。
とまぁ、ここまでは前回含めて Coleman WALKER 25 について、ほぼ褒めてきたというか、自分の要求仕様を満たすものとして紹介してきましたが、唯一のマイナス点と感じるのは、
下記写真を見ても判るように、ショルダーベルトを調整するベルトやチェストベルトの余り部分がブラブラしたままになってしまって、格好よくもないし、邪魔になることもあります。
外国製大型カメラバッグのベルト余りと比べると WALKER 25 のベルトの余りサイズはさほど長くないこともあって、使うのを躊躇うほどではないのですが、敢えて欠点を言うならコレですね。
クリップなどを使って自分で留めれば良いのですが、すぐ落ちちゃったりするので、できれば余り部分をまとめるゴムが最初から付いてくれれば良かったですね…
(3.7kg の機材+小物入れてもこの重量)
とまぁ、長々と書いてきましたが、とにかく
ので、ホント気に入って使っています。
カメラバッグと違って表面がガバッと開くわけではない通常のバックパックですから、カメラバッグとして使う場合は望遠レンズ主体じゃないと使いづらいだけだと思いますが、逆に望遠レンズ主体だと入口から底の深さも問題なく、バッグの軽量さが効果的です。
このバッグとゴーゴーロクの組み合わせの軽さ/背負いやすさに慣れると、ゴーヨンなどを大型カメラバッグに入れて持って行くのが億劫になりそうで、それだけが悩みかもしれません…
ですので、まず、レンズ保護と仕切りを兼ねてインナークッションボックスを入れます。使っているのは、「ETSUMI クッションボックスフレキシブルM E-6122」。
■ Amazon.co.jp:ETSUMI クッションボックスフレキシブルM ブラック E-6122
奥行きを2段階に変えられるフレキシブルタイプですが、広げた状態で WALKER 25 の底面に概ねフィットします(内寸奥行14×横幅25×高さ19cm、WALKER 25 は外寸で 45x32x18cm)。若干左右に余裕があるくらい。
手元に幾つかあったインナークッションボックスを試してみて、たまたまマッチするものがあっただけですので、他のインナーボックスでもピッタリの物があるかもしれません。
ただ、望遠レンズを入れるなら、ある程度高さのあるインナーボックスにすべきでしょう。あまり低いとボディ付きの望遠レンズを置いた時に不安定になります。
入れるレンズにもよりますが、今回の AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR(仕様上の長さ 23.7cm)ならこのクッションボックスの内寸高さ19cmというのは最低限な印象です。
(内仕切りは他製品から適当に使ってます)
これを WALKER 25 の中の底面に置くわけですが、薄手の素材なのは底面も同じなので、ほんの気持ち程度のクッションと底面が濡れた時の対浸水を考えて、バック底面にエアパッキンとビニール袋を敷いています。
これにどこまで有効性があるのかは微妙で、特に勧めるわけではありませんが、気持ちの問題も含めて、底面側は多少なりとも緩衝があった方が良いかな?と思って入れています。
それに、大きなビニール袋(私が入れてるのは 70L サイズ)を入れておくと、急な雨降りで雨具として活用できるなど使い道は色々ありますからね。念のためも考えての一石二鳥?です。
で、WALKER 25 に先のインナークッションボックスを入れると上記写真のようになります。この写真では少々判りづらいですけど、実際にレンズを入れてみると以下のようになります。(レンズはいずれもフード逆挿し状態)
(右からAF-P70-300, 500f/5.6E, テレコン等)
(右から16-35f/4G, 500f/5.6E, テレコン等)
上記写真では AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を中央に、横にフィルター径 67〜77mm のレンズをもう1本という形ですが、テレコンを入れている場所には小さな単焦点レンズくらいなら入るでしょう。
ですので、大きめ口径のレンズが2本は入るし、77mm 径以下の普通サイズのレンズばかりなら3本入れられることもあると思います。(逆に小さめレンズばかりならこのバッグを使う必要はない)
そして、このバックパックを買った目的として「AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR とボディを付けたままで収納できる」ことでしたから、中央の 500mm f/5.6E PF にボディを装着したまま収納すると、以下のようになります(ボディは D5 の例)。
↑上記写真を見てもらえば判るように、フード逆挿しの AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5(ネジ突起や三脚座含めた実測値 φ134×262mm)をそのまま入れても、WALKER 25 の収納高と比べて余裕があります。だいたい、上4分の1くらいは空いています。
この上部4分の1の空間、さらに左右にはもっと大きな空間が空いていますから、そこに何かしら別途入れたい物を入れれば、結構たくさんのものがあります。(あまりゴチャゴチャ入れると出し入れ時に大変ですが)
私の場合、レンズやボディの保護のために(使っても使わなくても)タオル類を入れる(巻く)ことが多いです。あとはポーチや小袋に入れた小物類などですね。
上記写真は D500 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR の例で、先の写真でテレコンを入れていた部分に細い小型一脚(ベルボン ULTRA STICK 50LX 旧製品)と MAGIC MOUNTAIN の超軽量トレイルチェアを差してあります。
一脚は通常側面のポケットに入れますが(後述)、この時は小さな一脚だったのでトレイルチェアとともにバッグの中に入れていました。
「D5 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を付けっぱなしで収納できる」ことがバッグ選びの条件でありましたが、やはりバッテリーグリップ付きボディはデカいので、D500 のようなバッテリーグリップなしの通常ボディを入れる方が楽ですし、余裕があります。
奥行きが割と一杯いっぱいの D5 と違い、 D500 などの通常サイズのボディだと収納部の上側はかなり空きがあり、背中側にある内ポケットに下着の着替えや薄手のジャンパーなどを入れるくらいの余裕ができます。
D5 だとそこまでの空きはなく、また背中側にほんの少しですが出っ張りができてしまうので、背負った際に D5 の底部が背中に軽く当たる感触が出てしまいます。(背負う際に当たって痛いほどではないものの、人によっては不快かも)
そういう意味では、D500/D850 + AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR か、それ以下のサイズの組み合わせがベターなのかもしれません。
(D5 だと背中側が微妙に膨らんでしまう)
ちなみに AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のフード逆挿し時にネジ突起や三脚座含めた実測値は φ134×262mm です。
他の望遠レンズでは AF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VR で φ88.5×202.5mm、キヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM で φ94×193mm、タムロンやシグマの 100-400mm が φ86×180〜200mm 程度。
ですので、それら望遠・超望遠ズーム+一眼レフボディでも十分余裕持って WALKER 25 に収納できます。
ニコンの AF-S 200-500mm f/5.6E ED VR はレンズ単体の仕様で φ108×267.5mm と、500mm f/5.6E PF( φ106mm×237mm)より少し大きいのですが、フード無しなら間違いなく収納可能ですし、500mm f/5.6E PF を収納した時の余裕を考えるとフード逆さ挿し状態でもおそらく大丈夫でしょう。
また、上記写真のように、フード順挿し(使用時状態)の AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5 でも WALKER 25 にギリギリ入ります(ネジ突起や三脚座含めた実測値 φ124×328mm)。ただし、ジッパーを閉める時は割とギリギリ。
もっとも、私自身がフード付けっぱなし状態でバックに入れる場合は、純正フードではなく以前購入したショートサイズのフードを使うので、WALKER 25 に収納する時はさほどギリギリになることはありません。(ボディの上にタオルをかける隙間はある)
■ ゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) 用に買ったショートフード(とプロテクトフィルター)
次は、側面にあるポケットの話。
両サイドともにメッシュポケットが用意されています。片方にウォーターボトル、片方に一脚という形が取れるので、両側面に付いているのは便利です。
(500mlペットボトルは当然入る)
(700mlサイズのボトルも入れられる)
(一脚は縮長40cmくらいまでならOK)
一脚についてはゴーヨンでも(座り撮影時に)使うことがあり、ゴーゴーロクPF 程度なら十分対応可能な SURUI のカーボン6段一脚 P-326 を問題なく挿しておけます(全高 154cm、縮長 38cm)。
ちゃんとポケットの上に固定用のベルトもあるので、カメラバッグの側面に入れるのと変わらない形で付けられます。
ただ、三脚となると大きさも重さもあって、側面メッシュポケットには三脚の3本の足のうち1本しか入らないのでバランスはかなり悪い状態になります。
(縮長43cmのGT2542Tは無理)
(バランス的に三脚は縮長30cm程度までかな)
手持ちの三脚では縮長 43cm、1.3kg の GITZO トラベラー三脚は全く無理で、 一眼レフにはやや厳しい小型6段三脚 ULTREK 45L(縮長30cm、1.2kg、旧製品)でバランス悪いながらも何とか、って感じ。
バッグパック自体が軽くて生地が薄いこともあり、はっきり言って
一脚は良いけど三脚つけるのは微妙
です。よほどの小型三脚以外は側面に付けて持って行くのは薦めません。(上記の ULTREK 45L ですら私自身は付けて持って出ようと思わない)
また、両側面のメッシュポケット以外に、表面側にはポケットが2つあります。
外側のジッパーが斜めになっているポケットは本当に薄く、収納できるサイズも B5 程度まで。
私は防水や若干のクッション性も兼ねて(気休め)、このポケットには手提げ袋や傘袋、WALKER 25 をカバーできる百均のリュックサック用レインカバーなどのビニール類を入れています。(↓)
もう一つの、主収納部の外側にあるポケットは薄手ではあるものの高さはバックと同じで、さらに小分けのポケットやペン差しがありますので、使い勝手のあるポケットです。
小分けポケット部分には、花粉の時期に必需品のティッシュやクリーニングクロス、スマートフォンなどを入れ、底から大きく入れられるところにはタブレットを入れたり、そうでない時は小物やタオルなどを入れたりしてます。(↓)
(11インチiPad Proも十分入る)
上記写真でも判るように、バッテリーグリップ付きボディだと軍艦部がやや出っ張ってくるので、上部の小分けポケットが圧迫されてしまうのが難点です。
先に背中部分への若干の出っ張りも書きましたが、WALKER 25 で D5 を収納するのは割とギリギリであり、D500 / D850 やそれ以下のサイズのバッテリーグリップなしボディの方がスムースに扱えます。
☆
とまぁ、ここまでは前回含めて Coleman WALKER 25 について、ほぼ褒めてきたというか、自分の要求仕様を満たすものとして紹介してきましたが、唯一のマイナス点と感じるのは、
ベルト類をまとめる仕組みがないこと
下記写真を見ても判るように、ショルダーベルトを調整するベルトやチェストベルトの余り部分がブラブラしたままになってしまって、格好よくもないし、邪魔になることもあります。
外国製大型カメラバッグのベルト余りと比べると WALKER 25 のベルトの余りサイズはさほど長くないこともあって、使うのを躊躇うほどではないのですが、敢えて欠点を言うならコレですね。
クリップなどを使って自分で留めれば良いのですが、すぐ落ちちゃったりするので、できれば余り部分をまとめるゴムが最初から付いてくれれば良かったですね…
(3.7kg の機材+小物入れてもこの重量)
とまぁ、長々と書いてきましたが、とにかく
軽くて背負いやすくて
思ったよりも入れられる
思ったよりも入れられる
ので、ホント気に入って使っています。
カメラバッグと違って表面がガバッと開くわけではない通常のバックパックですから、カメラバッグとして使う場合は望遠レンズ主体じゃないと使いづらいだけだと思いますが、逆に望遠レンズ主体だと入口から底の深さも問題なく、バッグの軽量さが効果的です。
このバッグとゴーゴーロクの組み合わせの軽さ/背負いやすさに慣れると、ゴーヨンなどを大型カメラバッグに入れて持って行くのが億劫になりそうで、それだけが悩みかもしれません…
コメント
コメント一覧 (2)
私も普通のバッグにインナーボックスを入れてカメラの運搬に利用しておりますが、インナーボックスは横からの衝撃には十分なクッションではあるものの底部はあまり十分でない耐衝撃性だと感じております。
そこで百均のクッションフロア材(35cmx35cm程度、四辺が相互に噛み合って連結できるようになっているもの)をクッションボックスの底の大きさに切り取って 敷き詰めております。ベージュなどの明るい色だと、黒いクッションボックスでも底が明るくなり 収納した撮影機材の確認が容易です。
安価ですし 万一バッグを落としてもかなりの衝撃吸収性がありますのでお薦めです。
なるほどクッションフロア材を活用するのは良いアイデアですね。以前は低反発材を底に引いていたこともあったのですが、今回は軽量化優先と底付きさせることが殆どないであろうことを考慮して気分程度のエアパッキン程度に収めました。
そのうち、クッションフロア材も取り入れてみるかもしれません(別のバッグで試したいところ)。ありがとうございます。