※ 本記事は AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を想定した話ですが、一回り小さな各社 70-200mm F2.8 や 100-400mm ズームレンズにも対応できる話です(ニコン 200-500mm については後述)。
前回、前々回と、ニコンの小型軽量な超望遠単焦点レンズ AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のことを書きました。
■ ニコン AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を2か月使って改めての感想【前編】〜小型軽量でも信頼できる超望遠単
■ ニコン AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を2か月使って改めての感想【後編】〜2本の 500mm をどう使い分けてるか?
その AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR 購入後に一つ課題として挙がったのが、
こと。手元には多数多種のカメラバッグ他があって、現在使っているカメラ用バッグも用途に応じて 7〜8種類あり、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を持ち歩けるバッグは幾つもありましたが、どうも最適な形で運べるバッグがない。
手元にあるものはゴーヨンやサンニッパのような大型レンズの持ち運びを想定した大きなバッグか、マイクロフォーサーズなど小型ミラーレス・システム向けのバッグのいずれかが主体で、使わない中間サイズのバッグは人にあげてしまったせいであります。
そんなわけで AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を自分が思うスタイルで持ち運ぶバッグをしばらく物色して、今年初めに購入したものがコレ↓
■ Amazon.co.jp:[コールマン] ウォーカー25 (ヘリンボーン)
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
■ 進化したコールマンのウォーカーシリーズ!
コールマンのアウトドア/トレッキング用バックパック「ウォーカー」シリーズの 25L サイズです。これにカメラ用インナーケース
「ETSUMI クッションボックスフレキシブルM E-6122」を入れて使っています(詳細は後述)。

あとに記す色々な要求仕様を概ね満たした割には安かった、この Coleman WALKER 25 購入して2ヶ月ほど使ってきましたが、
もので、お値段もかなりリーズナブル(リアル店舗では7千円くらいですが Amazon だと↑のように4千円台で購入可)。不満は殆どなく愛用しています。
というわけで、この「WALKER 25」を選んだ理由と、実際に AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR など機材を入れての望遠レンズ系カメラバッグとしての使い勝手を2回に分けて記しておきたいと思います。
前回、前々回と、ニコンの小型軽量な超望遠単焦点レンズ AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR のことを書きました。
■ ニコン AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を2か月使って改めての感想【前編】〜小型軽量でも信頼できる超望遠単
■ ニコン AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を2か月使って改めての感想【後編】〜2本の 500mm をどう使い分けてるか?
その AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR 購入後に一つ課題として挙がったのが、
ゴーゴーロクPFにぴったりのバックがない
こと。手元には多数多種のカメラバッグ他があって、現在使っているカメラ用バッグも用途に応じて 7〜8種類あり、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を持ち歩けるバッグは幾つもありましたが、どうも最適な形で運べるバッグがない。
手元にあるものはゴーヨンやサンニッパのような大型レンズの持ち運びを想定した大きなバッグか、マイクロフォーサーズなど小型ミラーレス・システム向けのバッグのいずれかが主体で、使わない中間サイズのバッグは人にあげてしまったせいであります。
そんなわけで AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を自分が思うスタイルで持ち運ぶバッグをしばらく物色して、今年初めに購入したものがコレ↓
■ Amazon.co.jp:[コールマン] ウォーカー25 (ヘリンボーン)
■ WALKER | BORDERLESS BACKPACKS (リュック) - コールマン|Coleman
■ 進化したコールマンのウォーカーシリーズ!
コールマンのアウトドア/トレッキング用バックパック「ウォーカー」シリーズの 25L サイズです。これにカメラ用インナーケース
「ETSUMI クッションボックスフレキシブルM E-6122」を入れて使っています(詳細は後述)。

あとに記す色々な要求仕様を概ね満たした割には安かった、この Coleman WALKER 25 購入して2ヶ月ほど使ってきましたが、
とにかく軽量で背負いやすく
使い勝手もまずまず良い
使い勝手もまずまず良い
もので、お値段もかなりリーズナブル(リアル店舗では7千円くらいですが Amazon だと↑のように4千円台で購入可)。不満は殆どなく愛用しています。
というわけで、この「WALKER 25」を選んだ理由と、実際に AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR など機材を入れての望遠レンズ系カメラバッグとしての使い勝手を2回に分けて記しておきたいと思います。
まず、今回のバック選びの第一条件は
AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5(バッテリーグリップ付きボディ)をそのまま(脱着なしで)収納、持ち運べるバックパック
でしたが、それ以外にも色々あり、以下が要求条件でした。
まず、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR の用途の一つが「LCC の機内持ち込み重量制限にも対応できる小型軽量な超望遠単焦点レンズ」ですから、必然的にカメラバッグも軽量化が絶対条件。この時点で
という選択に。
最近は大型レンズを背負う人にも thinktankphoto などの大型カメラバッグではなく登山用の軽量なザックを使う人たちが少なくないですが、それに倣いました。
(軽量化最優先ゆえバッグ内外のクッション性は皆無ですが、そこはインナークッションや詰め合わせでカバーすることになります)

また、大きなカメラバッグばかりある私としては、小型機の機内持ち込み制限 45x35x20cm をきちんとクリアできるバッグも欲しかったので、必然的にバッグ容量は 25L クラスあたりが上限になりました。(WALKER 25 は 45x32x18cm)
が、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + ボディとレンズもう1個くらいの軽量体制を想定しているので、サイズ的にはこれくらいで十分です。
AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR は仕様上で φ106mm×237mm (1,460g) ですが、フード逆挿し時にネジ突起まで含めると実測 φ124mm×262mm、三脚座まで含むとφ134mmで、D5 とのセットだと長さ 333mm となり、高さ 45cm クラスの 25L バックパックで十分収納できます。

(D5 + 500mm f/5.6E PF 収納でも高さは余裕あり)
そんな要求仕様を満たすバッグを巷のバッグショップやアウトドアショップで探していて、一番コストパフォーマンスが良さげと思って購入したのが、コールマンの WALKER 25でした。
軽さという点では、トレイルラン向けや登山用製品などでもっと軽く対環境性に優れたリュックもありましたが、そこまで性能を追い求めて値段をかけるつもりはなかったので、本製品にしました。
店頭で見た時は7千円くらいでそれでも納得していたのですが、Amazon にて4千円台で買えたのですからコスパは上々です :-)

上記写真を見て判るように WALKER 25 は
と要求仕様を満たしていますし、ショルダーベルトの両胸あたりにリング環が付いていたり、夜間歩行用のリフレクターが付いていたり、と細かいところまで気が利いています。
(チェストベルトやウエストベルトが細身なのはバッグ容量が小さく軽量化も考えれば仕方ないし、実際に使っていてチェストベルトは十分実用的。目一杯入れてもウエストベルトを使いたくなるほど重くならないので、ウエストベルトは未使用)

外側についても
であり、実際に 3.5kg 程度のカメラ機材にタブレットその他色々と 5kg 以上突っ込んでも全く不安を感じない造りです。
実際にちょっとした雨に濡れながらのこともありましたが(傘を忘れて予報外に雨に降られた)、まだ新しいせいもあって撥水加工はちゃんと機能していました。
また、25L クラスのバックパックなので百均その他のリュック向け汎用レインカバーが使えるのは大きなメリットです。専用のレインカバーが付属していなくても問題ないですし、防水仕様でなくても別に良いかな、と。
そんなわけで、
が 4千円台で買えたわけですから、満足以外の言葉はありません。
細かいところで若干のマイナス点がなくはないですが(次回記事にて)、この値段で買えるモノとしては想定以上でした。(店頭では7千円くらいですけど)

(大きい方の外側ポケットはiPad Proが十分入る)

(中身整理用のスタッフバッグが付属)
本製品はカメラバッグではなくアウトドア用の軽量バックパックですので、耐衝撃性・クッション性は皆無。カメラ機材をそのまま放り込むのは厳しいですから、先にも書いたようにカメラ用のインナークッションを入れて使っています。

■ Amazon.co.jp:ETSUMI クッションボックスフレキシブルM ブラック E-6122
これを使うことで、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR 含むレンズ2本とテレコンその他小物くらいは入ります。テレコンの代わりに 50mm F1.8 みたいな小さな単焦点レンズでも入るでしょう。

(500PFと16-35mm f/4G、TC-14E IIIなど)

(500PFとAF-P70-300、TC-14E IIIなど)
インナークッションの内寸高さが 18cm あるので、レンズ部分の保護は概ねできるかと思います。望遠レンズなど長めのレンズだと少しはみでますが、はみ出た部分は細くなっている部分なので、インナークッションがなくても元々あまり関係ないかと。
ボディについては基本的に(中央の)レンズに付けっぱなしにして持ち歩くことを想定していますので、実際には

このような感じになります。この写真では見えなくなっている底の方のインナークッションの中央にボディ付きレンズ、そのの左右に、もう1本のレンズとテレコンなどが入っている状態です。
この例では中央に AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を入れていますが、一回り小さな 100-400mm でも 70-200mm でも十分入ります。ニコン AF-S 200-500mm f/5.6E ED VR もおそらくボディ込みで入るはずです。
ちなみに、D5 (1,405kg)、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR (1,460kg+α) に AF-S 16-35mm f/4G ED VR (680g+α) とTC-14E III (190g)、そして小物が少し入った状態で総重量が 4.5kg 強でした。

機材重量が 3.7kg 程度でインナークッションボックスが 175g ですから、計測誤差はあるでしょうが、やはりバッグ重量が軽いのは強みです。これなら他に多少アレコレ入れても LCC に乗れます☺️
ということで、この Coleman WALKER 25 をカメラバッグとして実際にどう使っているか?一脚や三脚などの収納具合はどうか?などについて、細かいところも含めては次回紹介します。
(続き)→ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + D5(バッテリーグリップ付きボディ)をそのまま(脱着なしで)収納、持ち運べるバックパック
でしたが、それ以外にも色々あり、以下が要求条件でした。
- 想定最大機材はボディ1台+レンズ2本(500mm f/5.6E PF 含む)+α
- LCC の重量制限対策でもあるので、バッグ自体もできるだけ軽量なもの
- JAL の小型機、FDA の機内持ち込みサイズ制限(45x35x20cm)をクリアできること
- チェストベルトは必須、ウエストベルトは問わない
- 側面には両側ともペットボトルや一脚が差せるポケットが欲しい
- ショルダーベルトはできるだけ幅広で当たりの柔らかい素材が良い
- 防水までは無理でも撥水または雨に対する配慮がある方が望ましい
- 予算は1万円前後まで
まず、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR の用途の一つが「LCC の機内持ち込み重量制限にも対応できる小型軽量な超望遠単焦点レンズ」ですから、必然的にカメラバッグも軽量化が絶対条件。この時点で
重くなりがちなカメラバッグより
アウトドア系の軽量バックパック
アウトドア系の軽量バックパック
という選択に。
最近は大型レンズを背負う人にも thinktankphoto などの大型カメラバッグではなく登山用の軽量なザックを使う人たちが少なくないですが、それに倣いました。
(軽量化最優先ゆえバッグ内外のクッション性は皆無ですが、そこはインナークッションや詰め合わせでカバーすることになります)

また、大きなカメラバッグばかりある私としては、小型機の機内持ち込み制限 45x35x20cm をきちんとクリアできるバッグも欲しかったので、必然的にバッグ容量は 25L クラスあたりが上限になりました。(WALKER 25 は 45x32x18cm)
が、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR + ボディとレンズもう1個くらいの軽量体制を想定しているので、サイズ的にはこれくらいで十分です。
AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR は仕様上で φ106mm×237mm (1,460g) ですが、フード逆挿し時にネジ突起まで含めると実測 φ124mm×262mm、三脚座まで含むとφ134mmで、D5 とのセットだと長さ 333mm となり、高さ 45cm クラスの 25L バックパックで十分収納できます。

(D5 + 500mm f/5.6E PF 収納でも高さは余裕あり)
そんな要求仕様を満たすバッグを巷のバッグショップやアウトドアショップで探していて、一番コストパフォーマンスが良さげと思って購入したのが、コールマンの WALKER 25でした。
軽さという点では、トレイルラン向けや登山用製品などでもっと軽く対環境性に優れたリュックもありましたが、そこまで性能を追い求めて値段をかけるつもりはなかったので、本製品にしました。
店頭で見た時は7千円くらいでそれでも納得していたのですが、Amazon にて4千円台で買えたのですからコスパは上々です :-)

上記写真を見て判るように WALKER 25 は
- 左右両側面ともペットボトルが入るメッシュポケットがある
- チェストベルトもあるし、ウエストベルトもある
- ショルダーベルトの幅や素材はバッグ容量を思えば問題ないレベル
- 軽量ゆえ素材は薄いが背中はメッシュ加工のクッション素材
と要求仕様を満たしていますし、ショルダーベルトの両胸あたりにリング環が付いていたり、夜間歩行用のリフレクターが付いていたり、と細かいところまで気が利いています。
(チェストベルトやウエストベルトが細身なのはバッグ容量が小さく軽量化も考えれば仕方ないし、実際に使っていてチェストベルトは十分実用的。目一杯入れてもウエストベルトを使いたくなるほど重くならないので、ウエストベルトは未使用)

外側についても
- 防水ではないが撥水加工済み
- ジッパー部分はフラップカバーがあって雨粒の侵入対策がされている(上記写真)
- 薄いながらも破けにくい素材
であり、実際に 3.5kg 程度のカメラ機材にタブレットその他色々と 5kg 以上突っ込んでも全く不安を感じない造りです。
実際にちょっとした雨に濡れながらのこともありましたが(傘を忘れて予報外に雨に降られた)、まだ新しいせいもあって撥水加工はちゃんと機能していました。
また、25L クラスのバックパックなので百均その他のリュック向け汎用レインカバーが使えるのは大きなメリットです。専用のレインカバーが付属していなくても問題ないですし、防水仕様でなくても別に良いかな、と。
そんなわけで、
ほぼ要求仕様全てを満たしたバッグ
が 4千円台で買えたわけですから、満足以外の言葉はありません。
細かいところで若干のマイナス点がなくはないですが(次回記事にて)、この値段で買えるモノとしては想定以上でした。(店頭では7千円くらいですけど)

(大きい方の外側ポケットはiPad Proが十分入る)

(中身整理用のスタッフバッグが付属)
本製品はカメラバッグではなくアウトドア用の軽量バックパックですので、耐衝撃性・クッション性は皆無。カメラ機材をそのまま放り込むのは厳しいですから、先にも書いたようにカメラ用のインナークッションを入れて使っています。

■ Amazon.co.jp:ETSUMI クッションボックスフレキシブルM ブラック E-6122
これを使うことで、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR 含むレンズ2本とテレコンその他小物くらいは入ります。テレコンの代わりに 50mm F1.8 みたいな小さな単焦点レンズでも入るでしょう。

(500PFと16-35mm f/4G、TC-14E IIIなど)

(500PFとAF-P70-300、TC-14E IIIなど)
インナークッションの内寸高さが 18cm あるので、レンズ部分の保護は概ねできるかと思います。望遠レンズなど長めのレンズだと少しはみでますが、はみ出た部分は細くなっている部分なので、インナークッションがなくても元々あまり関係ないかと。
ボディについては基本的に(中央の)レンズに付けっぱなしにして持ち歩くことを想定していますので、実際には

このような感じになります。この写真では見えなくなっている底の方のインナークッションの中央にボディ付きレンズ、そのの左右に、もう1本のレンズとテレコンなどが入っている状態です。
この例では中央に AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR を入れていますが、一回り小さな 100-400mm でも 70-200mm でも十分入ります。ニコン AF-S 200-500mm f/5.6E ED VR もおそらくボディ込みで入るはずです。
ちなみに、D5 (1,405kg)、AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR (1,460kg+α) に AF-S 16-35mm f/4G ED VR (680g+α) とTC-14E III (190g)、そして小物が少し入った状態で総重量が 4.5kg 強でした。

機材重量が 3.7kg 程度でインナークッションボックスが 175g ですから、計測誤差はあるでしょうが、やはりバッグ重量が軽いのは強みです。これなら他に多少アレコレ入れても LCC に乗れます☺️
ということで、この Coleman WALKER 25 をカメラバッグとして実際にどう使っているか?一脚や三脚などの収納具合はどうか?などについて、細かいところも含めては次回紹介します。
(続き)→ 軽量アウトドア・バックパックColeman「WALKER 25」を500mm f/5.6E PF対応の望遠レンズ用カメラバッグとして愛用してる話【後編】
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