今年のガンバ大阪の成績同様、今ひとつパッとしなかった当方の 2019年でありますが、散財具合も去年がデジタル一眼レフ復帰も合わせて5〜6年に一度の大散財イヤーだったこともあって、今年はかなり控えめになりました。
まぁ去年使いすぎて、今年は散財資金がなかったとも言えるわけで……ちなみに、来年はさらに控えめになる予定(>_<)
あと、今年のお買い物をチェックしてみると、カメラ関連では「必要になった時のために購入しておいたけど、結局実際には使うことなく今年が終わった」というモノが多かったですね。
大型自由雲台のマーキンス Q20i-BK、ニコン D5/D500 用の MC-30 互換 ROWA リモコンシャッター、夜景や機窓など窓越し撮影の映り込み防止用レンズフードの(忍者レフならぬ)忍者フード、大型超望遠レンズもカバーできるわりに安価な大型のカメラレインカバー……
必要になってから買うのは慌ただしいし、間に合わないこともあるから予め用意しておくのがベター、と思って買ったわけですが、全く使う機会がないまま年末を迎えると、お買い物評価としてはちょっと微妙な気分(^_^;)
将来使う機会はあるだろう、無駄遣いではないのだ、と自分に言い聞かせて、実際そうだと思うんですが、我ながら言い訳でしかないと……難しいところです。
さて、前回は本年、2019年の “お買いものベスト” 第10位から第6位まで紹介しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2019 【前編】6位〜10位
今年のお買い物上位5製品を発表する前に、“お買いものベスト10” から漏れた次点の製品、ちょっと触れておきたい?各賞の製品について記しておきます。
次点1 ニコン AF-S TELECONVERTER TC-20E III お買い物評価:78点 (製品評価: 80点)
■ AF-S TELECONVERTER TC-20E III - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
冬場の飛行機(民間機)遠距離撮影のために購入。実戦ではまだ二度、テスト撮影や AF 微調整のための撮影を含めても4回くらいしか使ってないのですが、特に不満もありません。
2倍テレコンということで画質的な不安、AF の問題は常にあるわけですが、そこはそれ許容できる、もしくはやむを得ない選択の場面で使うものですから、そこは割り切っています。昨冬は 1.4倍テレコンだけで 1,000mm レンジだと APS-C 機使用になって画質的にもどかしく思った時があったので、フルサイズ機で 1,000mm 確保できるようになっただけでも満足。
なので、可もなく不可もなしですから、特に書くことはありません。ダメなところに挙げた点は、いちゃもんレベルであります。でも、あのカチャカチャ音は嫌ですね。歴史的な経緯とか知らないしねぇ。
■ 1500mm : one day, one photo
■ 1500mm Part 2 : one day, one photo
■ 500mm×1.4×1.5ではなく500mm×2 : one day, one photo
次点2 SHANJE 荷物 旅行 電子はかり お買い物評価:73点 (製品評価: 60点)
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
Amazon で検索すればたくさん出てくる廉価な電子秤の一つ。この製品を選んだ理由は覚えていない。「どうせ、毎度の中華製品みたく、どれでも一緒だろ」と思ってエイヤ!で決めたか、中華製品なのでレビュー探偵アプリでレビュー評価値をチェックしてマシなのを決めたか、のどちらか。
とりあえず便利に使えているので、細かいところは気にしない。けど、2kg 対応の食品秤と比べてみたら 1割くらいの差が出ることもあって精度はお察し案件。
だけど、そんなにシビアになるのは LCC に乗る時くらいだし、LCC 使うときはなんだかんだで余裕持っておかないとヤバいから、こいつで測る時に1割以上の余裕を持っておけば良い、と思うようにしている。まぁ僻地関空まで行くのが面倒だから、すっかり LCC 使わなくなったんだけど。
いずれにせよ、とりあえず精度に大きな割り切りは必要だけど便利に使えていて、まずまず満足してます。使用頻度はそんなに高くないけど、安いし、一つあればホント便利。
【買って割とすぐに新製品が出てしまったで賞】 i1 Display Pro お買い物評価:65点 (製品評価: 63点)
■ i1Display Pro アイワン ディスプレイ プロ - X-Rite エックスライト 日本公式サイト
◇雑感
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
むかし最初に買ったカラーキャリブレーションツールが i1 の安いやつだったのですが(上は何十万もする i1 の製品群では i1 Display Pro も安価な製品ですが)、センサーを落として壊して代わりに買ったのが、ライバルメーカーの Spider。
Spider は安くて良かったのですが、5年以上も経つと噂どおりセンサー部分の劣化があるようで、久しぶりにキャリブレーター使ったら何かおかしい色に。しばらくはキャリブレーションなしでやっていたのですが、私みたいなド素人的には
と思うわけで、改めて i1 Display Pro を購入しました。
キャリブレーションツールとしては超定番すぎるので、特に購入記事やレビュー記事は書きませんでしたが、とりあえず安心です。使っているディスプレイはノートパソコン含めてハードウェアキャリブレーションに対応していないものばかりなので、どこまで本当に合ってるかどうかは判りませんが、
であります(^_^;)
次回後編記事でも書きますが、昔みたいに自分で色合わせしながらプリントするようなことがなくなりましたし、ノートパソコンのディスプレイなんて調整幅が大雑把すぎるので、とにかくキャリブレーションやった感だけで十分、
って感じです。
こんなこと言ってたら、真面目にカラーキャリブレーション追い込んで、プリントの色合わせも追い込んでしっかりやってる人に怒られてしまいますが、適当な人間ですいません( ̄◇ ̄;)
とりあえず面白みも何もないけど定番製品として外せないものの、やっぱりちょっと割高感は否めないし(そんなに使うものでもないし)、なにより購入から半年も経たずに新製品が出てしまったので、お買い物評価としてはやや辛め。
さらにソフトウェアの使い勝手が昔と相変わらず微妙で、特に Windows 版の UI は酷いので製品評価はもっと低いです。ライバルメーカーより高い値付けするなら、そのあたりもちゃんとして欲しいですが、ニコンの付属ソフトと同じで、やる気なさそう。
【待たされすぎたで賞】 ニコン AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR お買い物評価:55点 (製品評価: 85点)
■ AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
▼ダメなところ
◇雑感
70-200mm F2.8 望遠ズームと同等レベルの長さ、重さの 500mm 超望遠単焦点レンズ。現状、唯一無比のオンリーワンな望遠レンズ。小型軽量とはいえ、メーカー純正超望遠単焦点レンズとして求められるクオリティは確保されているし、大砲レンズと同等とまでは言えなくても匹敵する画質、AF性能はある。
必要だから無理してでも購入したけれど、ロクにレンズも持っていないのに500mm 単焦点レンズ2本目というのは我ながらちょっとやりすぎ感が酷いし、半年以上待って一度は諦めて他のものを買ったのに、結局買ってしまって懐は火の車。
製品の評価関係なくダメな散財野郎になってしまったので、お買い物としてはかなりダメダメなやり方でした。大反省材料(/_;)
それに何より、待たされすぎた。とにかく待たせすぎ。天下のヨドバシカメラで7ヶ月以上待たされるとか今まで未経験。ニコンふざけんなよ💢レベル。なので、お買い物評価としては大幅減点。
あとは当たり前だけどゴーヨンの代わりにはならないし、開放F値の違いを別にしてもゴーヨンの絶対的な性能にはやはり及ばないということ。なので、当初の予定どおり特定条件の時だけ使うことになりそうだけど、そのために50万はやっぱり高かったかなぁ、と本音では思う。
ただ、大砲レンズを出せない場面、替えの効かない使用条件は度々あって、何度もレンタルするくらいなら購入して何年も使った方が安上がりだし、それゆえ後悔はないけど、やっぱり先に 70-200mm F2.8 とか買うべきだったし、標準レンズが1本もないまま、500mm 単焦点2本買うというのはねぇ。2本の合計金額考えると我ながらクラっとくる。
なので、特定条件の時だけ使う、なんてことでなく、せっかく他にない小型超望遠単焦点レンズなのだから、持ち歩き頻度を上げてこのレンズを使うシーンを広げていかなきゃ、とは思っている。無理して買った元を取るためにもね :-)
■ ゴーヨンユーザーから見るゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) ファーストインプレ【前編】
■ ゴーヨンユーザーから見るゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) ファーストインプレ【後編】
■
■ 予約して半年以上音沙汰なく購入断念したAF-S 500mm f/5.6E PF ED VRが今さら入荷したので(無理して)買ってしまった2つの理由
■ ゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) 用に買ったショートフード(とプロテクトフィルター)
【想定どおり?イマイチだったで賞】 ニコン AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR お買い物評価:40点 (製品評価: 50点)
■ AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
▼ダメなところ(中古玉なのでハズレの可能性があることに注意)
◇雑感
Fマウントに戻ってきてから超広角レンズを買うにあたって、ずっとどのレンズを選ぶか迷っていたのですが、やっぱり最低ワイド端16mmは欲しかったこと、出目金レンズはブルーインパルスを撮影する時にサブカメラで首や肩からぶら下げている際にちょっと不安、AFに対する信頼性重視、ということで純正 16-35mm の F4 を選択。
元々、持っている/持っていた人からさほど良い評判は聞いていなかったので、十数万円で新品を買うのには躊躇いましたが、そこそこ良い程度と思われた中古があって、ダメ元でも買える金額だと思って購入。
結果、ダメ元はやっぱりダメだった、とまでは言わないけれど、「うーん、やっぱり周辺が相当に厳しいという話は本当だったんだなぁ」というのが正直な感想。ナノクリスタルコートと AF だけは満足してますけど。ニコンだからと期待しすぎたかなぁ?
ぶっちゃけ、ニコンのレンズで小三元クラスともなれば、それないのモノは期待しちゃうじゃないですか。周りの評価が多少厳しくても「良いレンズばかり使ってるから厳し目なんやろ」とか思っちゃっていたわけですが、割とその通りだったな、と。
巷の評価とは違うかもなので中古ゆえにハズレ玉の可能性は十分にありますが、購入直後に「ちょっとこれは…」と思って AF も含めてニコンに点検調整をお願いして返ってきても大差ないし、問題もなく、こんなものなのか…という感じで、あまり積極的に使いたくなくなったので出番も最小限。
と思っているので、来年は AF-P 10-20mm を買うかも。ロクにレンズも揃えていないのに 500mm 単焦点を2本買い、そのあとは超広角を2本買うとか馬鹿みたいだけど。
ただ、ちょっと期待には届かなかったとしても、このシステムでバッチリ風景とか撮るわけでもないから、多少アレでもとりあえず持っておくのは持っておくかという感じですね。
■ 一年悩んだ割に広角レンズは結局 AF-S 16-35mm f/4G ED VR を選んでしまった理由
ということで、最後の製品には厳しい言い方になりましたが、言いたいことは言ったので次回はオーラス、「お買い物ベスト 2019」トップ5です。
(続き)→ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2019 【後編】1位〜5位
まぁ去年使いすぎて、今年は散財資金がなかったとも言えるわけで……ちなみに、来年はさらに控えめになる予定(>_<)
あと、今年のお買い物をチェックしてみると、カメラ関連では「必要になった時のために購入しておいたけど、結局実際には使うことなく今年が終わった」というモノが多かったですね。
大型自由雲台のマーキンス Q20i-BK、ニコン D5/D500 用の MC-30 互換 ROWA リモコンシャッター、夜景や機窓など窓越し撮影の映り込み防止用レンズフードの(忍者レフならぬ)忍者フード、大型超望遠レンズもカバーできるわりに安価な大型のカメラレインカバー……
必要になってから買うのは慌ただしいし、間に合わないこともあるから予め用意しておくのがベター、と思って買ったわけですが、全く使う機会がないまま年末を迎えると、お買い物評価としてはちょっと微妙な気分(^_^;)
将来使う機会はあるだろう、無駄遣いではないのだ、と自分に言い聞かせて、実際そうだと思うんですが、我ながら言い訳でしかないと……難しいところです。
さて、前回は本年、2019年の “お買いものベスト” 第10位から第6位まで紹介しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2019 【前編】6位〜10位
今年のお買い物上位5製品を発表する前に、“お買いものベスト10” から漏れた次点の製品、ちょっと触れておきたい?各賞の製品について記しておきます。
■ AF-S TELECONVERTER TC-20E III - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
- 画質がヘナヘナになる2倍テレコンだけど、ゴーヨンFL と使う限りはそれなりに見られる
- 1,000mm の超超望遠域が欲しいけど感度が上がるシーンで、2倍テレコンだと D5 が使える
▼ダメなところ
- 本製品に限らず、ニコンのテレコンってキヤノンより割高
- 本製品に限らず、ニコンのテレコンはカチャカチャと音がするのが気分的に嫌
◇雑感
冬場の飛行機(民間機)遠距離撮影のために購入。実戦ではまだ二度、テスト撮影や AF 微調整のための撮影を含めても4回くらいしか使ってないのですが、特に不満もありません。
2倍テレコンということで画質的な不安、AF の問題は常にあるわけですが、そこはそれ許容できる、もしくはやむを得ない選択の場面で使うものですから、そこは割り切っています。昨冬は 1.4倍テレコンだけで 1,000mm レンジだと APS-C 機使用になって画質的にもどかしく思った時があったので、フルサイズ機で 1,000mm 確保できるようになっただけでも満足。
なので、可もなく不可もなしですから、特に書くことはありません。ダメなところに挙げた点は、いちゃもんレベルであります。でも、あのカチャカチャ音は嫌ですね。歴史的な経緯とか知らないしねぇ。
■ 1500mm : one day, one photo
■ 1500mm Part 2 : one day, one photo
■ 500mm×1.4×1.5ではなく500mm×2 : one day, one photo
▽良かったところ
- お手頃価格
- ベルト通して持ち上げるタイプなので、測りたくなったらすぐ測れる便利さ
- デジタル表示なので計量数値が一発で判る
▼ダメなところ
- 精度は値段なり
- 精度が低いので、〇kg 以内と制限がある時はギリギリにせず余裕を持った重さにしないと怖い
◇雑感
Amazon で検索すればたくさん出てくる廉価な電子秤の一つ。この製品を選んだ理由は覚えていない。「どうせ、毎度の中華製品みたく、どれでも一緒だろ」と思ってエイヤ!で決めたか、中華製品なのでレビュー探偵アプリでレビュー評価値をチェックしてマシなのを決めたか、のどちらか。
とりあえず便利に使えているので、細かいところは気にしない。けど、2kg 対応の食品秤と比べてみたら 1割くらいの差が出ることもあって精度はお察し案件。
だけど、そんなにシビアになるのは LCC に乗る時くらいだし、LCC 使うときはなんだかんだで余裕持っておかないとヤバいから、こいつで測る時に1割以上の余裕を持っておけば良い、と思うようにしている。まぁ僻地関空まで行くのが面倒だから、すっかり LCC 使わなくなったんだけど。
いずれにせよ、とりあえず精度に大きな割り切りは必要だけど便利に使えていて、まずまず満足してます。使用頻度はそんなに高くないけど、安いし、一つあればホント便利。
■ i1Display Pro アイワン ディスプレイ プロ - X-Rite エックスライト 日本公式サイト
◇雑感
▽良かったところ
- カラーキャリブレーションツールの大定番
- Spider と比べるとセンサーの経年劣化が小さい(はず)
- 写真編集するなら色基準を把握するためにも必須
▼ダメなところ
- i1 はライバルメーカーに比べてちょっとお高め
- 買い換えて半年もしないうちに新製品が出てしまった
- ソフトウェアが相変わらず酷い UI のままで萎える(特に Windows 版)
◇雑感
むかし最初に買ったカラーキャリブレーションツールが i1 の安いやつだったのですが(上は何十万もする i1 の製品群では i1 Display Pro も安価な製品ですが)、センサーを落として壊して代わりに買ったのが、ライバルメーカーの Spider。
Spider は安くて良かったのですが、5年以上も経つと噂どおりセンサー部分の劣化があるようで、久しぶりにキャリブレーター使ったら何かおかしい色に。しばらくはキャリブレーションなしでやっていたのですが、私みたいなド素人的には
やっぱり色の基準を誰かに示してほしい
と思うわけで、改めて i1 Display Pro を購入しました。
キャリブレーションツールとしては超定番すぎるので、特に購入記事やレビュー記事は書きませんでしたが、とりあえず安心です。使っているディスプレイはノートパソコン含めてハードウェアキャリブレーションに対応していないものばかりなので、どこまで本当に合ってるかどうかは判りませんが、
キャリブレーションやった
という心の安心材料
という心の安心材料
であります(^_^;)
次回後編記事でも書きますが、昔みたいに自分で色合わせしながらプリントするようなことがなくなりましたし、ノートパソコンのディスプレイなんて調整幅が大雑把すぎるので、とにかくキャリブレーションやった感だけで十分、
気分の問題、上等だぜ!
って感じです。
こんなこと言ってたら、真面目にカラーキャリブレーション追い込んで、プリントの色合わせも追い込んでしっかりやってる人に怒られてしまいますが、適当な人間ですいません( ̄◇ ̄;)
とりあえず面白みも何もないけど定番製品として外せないものの、やっぱりちょっと割高感は否めないし(そんなに使うものでもないし)、なにより購入から半年も経たずに新製品が出てしまったので、お買い物評価としてはやや辛め。
さらにソフトウェアの使い勝手が昔と相変わらず微妙で、特に Windows 版の UI は酷いので製品評価はもっと低いです。ライバルメーカーより高い値付けするなら、そのあたりもちゃんとして欲しいですが、ニコンの付属ソフトと同じで、やる気なさそう。
■ AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
- オンリーワンの小型軽量超望遠単焦点レンズ
- 一段暗いとは言え、ゴーヨンの半分以下の軽さ、半分以下の前面積、半分以下のお値段で、ゴーヨンに迫る解像感、AF
- 500mm単焦点レンズが普通のカメラバッグに入って気軽に持ち出せる良さみ
- 2本目のPFレンズで初代PFレンズ(300mm f/4E PF)の欠点を大幅に改善している
▼ダメなところ
- 取り寄せ注文から7ヶ月以上も待たされた
- ほんま待たされすぎた
- 待たされて買うのを一度やめて他にお金を使ったため、買ってしまって超金欠になった
- 被写体のシーズンが全部終わりになってから入荷とか嫌がらせすぎ
- 凄く良いけど、画質にせよAFにせよゴーヨンに迫ると言ったものの同等とは言えない(当たり前だけど)
- 三脚座がイマイチどころかイマサン
- 待たされた
- とにかく、待たされた
- (以下同文)
◇雑感
70-200mm F2.8 望遠ズームと同等レベルの長さ、重さの 500mm 超望遠単焦点レンズ。現状、唯一無比のオンリーワンな望遠レンズ。小型軽量とはいえ、メーカー純正超望遠単焦点レンズとして求められるクオリティは確保されているし、大砲レンズと同等とまでは言えなくても匹敵する画質、AF性能はある。
必要だから無理してでも購入したけれど、ロクにレンズも持っていないのに500mm 単焦点レンズ2本目というのは我ながらちょっとやりすぎ感が酷いし、半年以上待って一度は諦めて他のものを買ったのに、結局買ってしまって懐は火の車。
製品の評価関係なくダメな散財野郎になってしまったので、お買い物としてはかなりダメダメなやり方でした。大反省材料(/_;)
それに何より、待たされすぎた。とにかく待たせすぎ。天下のヨドバシカメラで7ヶ月以上待たされるとか今まで未経験。ニコンふざけんなよ💢レベル。なので、お買い物評価としては大幅減点。
あとは当たり前だけどゴーヨンの代わりにはならないし、開放F値の違いを別にしてもゴーヨンの絶対的な性能にはやはり及ばないということ。なので、当初の予定どおり特定条件の時だけ使うことになりそうだけど、そのために50万はやっぱり高かったかなぁ、と本音では思う。
ただ、大砲レンズを出せない場面、替えの効かない使用条件は度々あって、何度もレンタルするくらいなら購入して何年も使った方が安上がりだし、それゆえ後悔はないけど、やっぱり先に 70-200mm F2.8 とか買うべきだったし、標準レンズが1本もないまま、500mm 単焦点2本買うというのはねぇ。2本の合計金額考えると我ながらクラっとくる。
なので、特定条件の時だけ使う、なんてことでなく、せっかく他にない小型超望遠単焦点レンズなのだから、持ち歩き頻度を上げてこのレンズを使うシーンを広げていかなきゃ、とは思っている。無理して買った元を取るためにもね :-)
■ ゴーヨンユーザーから見るゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) ファーストインプレ【前編】
■ ゴーヨンユーザーから見るゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) ファーストインプレ【後編】
■
■ 予約して半年以上音沙汰なく購入断念したAF-S 500mm f/5.6E PF ED VRが今さら入荷したので(無理して)買ってしまった2つの理由
■ ゴーゴーロクPF (Nikon AF-S 500mm f/5.6E PF ED VR) 用に買ったショートフード(とプロテクトフィルター)
■ AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
▽良かったところ
- F4通しの16-35mmはデカすぎず扱いやすい
- 前面フィルターが付けられる一番ワイドな超広角レンズ
- 超広角レンズでも出目金レンズじゃないので扱いに気を使わなくて済むし、前面レンズキャップもかぶせ式じゃないので嵩張らない
- AFは迅速かつ正確
- 天下のナノクリスタルコートなので逆光でもフレアは最低限でコントラストしっかり
- 手ぶれ補正は広角でもあるのが良い(^^)
▼ダメなところ(中古玉なのでハズレの可能性があることに注意)
- F8未満では四隅の描写は結構厳しくて、ニコンのそれなりのレンズにしては…というのが本音
- 少なくとも長年愛用していたライバル EF16-35mm F4L IS USM の印象とはだいぶ違った…
- ナノクリのおかげでフレアはほとんど抑えられてるが、太陽の角度によっては割と気になるゴーストが出ることがある
◇雑感
Fマウントに戻ってきてから超広角レンズを買うにあたって、ずっとどのレンズを選ぶか迷っていたのですが、やっぱり最低ワイド端16mmは欲しかったこと、出目金レンズはブルーインパルスを撮影する時にサブカメラで首や肩からぶら下げている際にちょっと不安、AFに対する信頼性重視、ということで純正 16-35mm の F4 を選択。
元々、持っている/持っていた人からさほど良い評判は聞いていなかったので、十数万円で新品を買うのには躊躇いましたが、そこそこ良い程度と思われた中古があって、ダメ元でも買える金額だと思って購入。
結果、ダメ元はやっぱりダメだった、とまでは言わないけれど、「うーん、やっぱり周辺が相当に厳しいという話は本当だったんだなぁ」というのが正直な感想。ナノクリスタルコートと AF だけは満足してますけど。ニコンだからと期待しすぎたかなぁ?
ぶっちゃけ、ニコンのレンズで小三元クラスともなれば、それないのモノは期待しちゃうじゃないですか。周りの評価が多少厳しくても「良いレンズばかり使ってるから厳し目なんやろ」とか思っちゃっていたわけですが、割とその通りだったな、と。
巷の評価とは違うかもなので中古ゆえにハズレ玉の可能性は十分にありますが、購入直後に「ちょっとこれは…」と思って AF も含めてニコンに点検調整をお願いして返ってきても大差ないし、問題もなく、こんなものなのか…という感じで、あまり積極的に使いたくなくなったので出番も最小限。
コレだったら D500 に AF-P 10-20mm f/4.5-5.6 付けた方が、小型軽量な分だけ良くない?
と思っているので、来年は AF-P 10-20mm を買うかも。ロクにレンズも揃えていないのに 500mm 単焦点を2本買い、そのあとは超広角を2本買うとか馬鹿みたいだけど。
ただ、ちょっと期待には届かなかったとしても、このシステムでバッチリ風景とか撮るわけでもないから、多少アレでもとりあえず持っておくのは持っておくかという感じですね。
■ 一年悩んだ割に広角レンズは結局 AF-S 16-35mm f/4G ED VR を選んでしまった理由
ということで、最後の製品には厳しい言い方になりましたが、言いたいことは言ったので次回はオーラス、「お買い物ベスト 2019」トップ5です。
(続き)→ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2019 【後編】1位〜5位
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D500に10-20は伊丹遠征時に使っていてよく写るとは思いますが、さすがに全体的な画質は16-35の方が良いですね。個人的には16-35は色乗りが良くて気に入っています。
参考になりました。コメントありがとうございます。
やはり16-35mm f/4G VRはそんなものですか。周囲からもそう言われていたのですが、ニコンだからと期待?しすぎたかもしれません😅
APS-C用10-20mmが16-35mm F4より良いとまでは思っていませんが、寄る年波を考えて遠征時の機材軽量化の一環として考えてみようと思っています。撮るのはブルーインパルスだけだと思うので。