予約から半年以上音沙汰なくて購入を諦めて資金を別のものに費やしたのに、7ヶ月以上経って突然入荷メールが来て、悩んだ挙句に無理して買ってしまった、ゴーゴーロクPF こと、ニコン AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR。
■ 予約して半年以上音沙汰なく購入断念したAF-S 500mm f/5.6E PF ED VRが今さら入荷したので(無理して)買ってしまった2つの理由
その経緯と購入理由については前回記したとおりですが、あれから10日間経って、本来想定しているサッカー撮影含め、民間機撮影や航空祭へ持ち出して何度か撮影しています。
端的な感想としては、画質も AF 速度的にも、超望遠ズーム << ゴーゴーロクPF < ゴーヨンFL (AF-S 500mm f/4E FL ED VR) という至極当たり前の結論にしかなっていませんが、ゴーヨンFLの半額以下と思えば(小型軽量さを別にしても)ある種のお買い得さは感じます。
とはいえ、レンタルで借りて撮影をした際の印象よりはゴーヨンFL との差を感じるところはあって、やはり MTF 曲線だけでは測れない差というものはあると、これまた当然のことを思ったり。あと、開放F値の関係上、テレコンを付けることに対してゴーヨンFLより遥かに抵抗感があるので、その点は一段明るいゴーヨンの方が何かと安心、頼れる存在なのも事実。
加えて、使用している硝材の違いなのか、ゴーヨンFL とはいささか画質傾向に違いがあって、そのあたりはまだ慣れている途中といったところです。一部にはコントラストが強すぎると批判があるようですが、単純にそういうところは違う印象で、まだその辺は探り探りですね。
ゴーゴーロクPF の使用感その他についてはまた改めて記事を書くつもりでいますが、とりあえず今回ゴーゴーロクPF 購入で、普段はあまり買わないアクセサリー類を2つ購入しました。
今回、ゴーヨンを持っていながら(そしてレンズをロクに揃えていないのに)敢えてゴーゴーロクを購入した目的は
ことであります。大型レンズであるゴーヨンが使えない場所、目立ちすぎて使いにくいところで使用するのが、当方におけるゴーゴーロクの役割でもあり、ゴーヨンとの使い分けです。
ですので、ゴーゴーロクでは
ことは購入前から想定していました。
特に 500mm / 95mm径ということもあって、ゴーゴーロクPF のフードは小型軽量なレンズに対して、そこそこ立派な存在感があります。レンズは 500mm という焦点距離に対して本当に小型軽量なのですが、フードが持ち運び時にも少々かさばりますし、使用時にも目立ちます。
ですので、ゴーゴーロクに合う短いフードがあれば良いなぁと思っていて見つけたのが、コレ↓
純正フードと比べると長さ半分というだけでなく、スクリューフードなので直径もかなり小さいフードです(長さ 39mm)。お値段も当方購入時は 2,599円とリーズナブル。
■ 予約して半年以上音沙汰なく購入断念したAF-S 500mm f/5.6E PF ED VRが今さら入荷したので(無理して)買ってしまった2つの理由
その経緯と購入理由については前回記したとおりですが、あれから10日間経って、本来想定しているサッカー撮影含め、民間機撮影や航空祭へ持ち出して何度か撮影しています。
端的な感想としては、画質も AF 速度的にも、超望遠ズーム << ゴーゴーロクPF < ゴーヨンFL (AF-S 500mm f/4E FL ED VR) という至極当たり前の結論にしかなっていませんが、ゴーヨンFLの半額以下と思えば(小型軽量さを別にしても)ある種のお買い得さは感じます。
とはいえ、レンタルで借りて撮影をした際の印象よりはゴーヨンFL との差を感じるところはあって、やはり MTF 曲線だけでは測れない差というものはあると、これまた当然のことを思ったり。あと、開放F値の関係上、テレコンを付けることに対してゴーヨンFLより遥かに抵抗感があるので、その点は一段明るいゴーヨンの方が何かと安心、頼れる存在なのも事実。
加えて、使用している硝材の違いなのか、ゴーヨンFL とはいささか画質傾向に違いがあって、そのあたりはまだ慣れている途中といったところです。一部にはコントラストが強すぎると批判があるようですが、単純にそういうところは違う印象で、まだその辺は探り探りですね。
ゴーゴーロクPF の使用感その他についてはまた改めて記事を書くつもりでいますが、とりあえず今回ゴーゴーロクPF 購入で、普段はあまり買わないアクセサリー類を2つ購入しました。
今回、ゴーヨンを持っていながら(そしてレンズをロクに揃えていないのに)敢えてゴーゴーロクを購入した目的は
ゴーゴーロクの小型軽量さを活かす
ことであります。大型レンズであるゴーヨンが使えない場所、目立ちすぎて使いにくいところで使用するのが、当方におけるゴーゴーロクの役割でもあり、ゴーヨンとの使い分けです。
ですので、ゴーゴーロクでは
フードなしで使う or 小型フードを使う
ことは購入前から想定していました。
特に 500mm / 95mm径ということもあって、ゴーゴーロクPF のフードは小型軽量なレンズに対して、そこそこ立派な存在感があります。レンズは 500mm という焦点距離に対して本当に小型軽量なのですが、フードが持ち運び時にも少々かさばりますし、使用時にも目立ちます。
ですので、ゴーゴーロクに合う短いフードがあれば良いなぁと思っていて見つけたのが、コレ↓
純正フードと比べると長さ半分というだけでなく、スクリューフードなので直径もかなり小さいフードです(長さ 39mm)。お値段も当方購入時は 2,599円とリーズナブル。
とりあえず、純正フードとサイズ感を比較してみますと……


写真で判るとおり、長さも短いですが、意外と直径が小さく、ひと回り以上違います。
その理由は、この小型フードは 95mm のフィルター枠に装着するスクリュータイプのフードで、純正フードのようにフード枠にはめ込むものと違うからですが、それゆえ、装着した印象もかなり違います。


単純にフードの長さが半分になっているだけでなく、フードの直径がだいぶ違うので、純正フードと比べると、かなり印象が変わってくるのが判るかと思います。
ただ、大きめ純正フードから比べると目立ちにくく?なっていますが、反面
点は我慢しなければなりません。
また、
もあります。
といったところは、一般的なフードの取り扱いとは異なります。特にフード逆挿しができない分、持ち運び時は逆に手間になることもあるでしょう。
それから、純正フードよりフード径が小さくなるスクリューフードということで周辺光量への影響が若干懸念されますが、
のはありますが、ビネットコントロールや現像時の多少の補正で、ほぼ変わらない程度になるので、よほど四隅に気を使う場合以外は問題なさそうです。比較画像を撮ったのですが消してしまったようで、いずれまた追加掲載するかも(いずれにせよ、ゴーヨンFL の周辺光量落ちより遥かにマシ)。

あと、ショートフードで気になる点と言えば、
が、フード長が半分になって、どう影響するかだと思いますが、この点については正直現時点では何とも言い難い(少し使っただけでは差が分からない)のが正直なところです。
同じ PF レンズでも最初の PF レンズであった AF-S 300mm f/4E PF ED VR は逆光時、半逆光時のフレアが酷くて使いたくなくなるレベルでしたが、この AF-S 500mm f/5.6E FP ED VR はかなり改善されているので、フード長が半分だからといってそう大きな影響はないと判断していますが……
この点でまた気になるようなことが出てくれば、その時に追加記事でも書くことにします。
いずれにしても、純正フードを完全に置き換えるものではなくて、
ですので、「なるべく目立たない、レンズ長を短くしたいけど、フードを使いたい」という時だけ使う感じです。備えあれば憂いなし、というか、そういったモノであります。
私自身、基本的にプロテクトフィルターを使わない人で、
と思っているので、こんな小型フードでも付けておけばレンズ保護になるし、地面に立てて置けるので、それが目的となれば十分に役立ってくれる存在です。

で、「レンズの保護はフード付けておけば十分」と言いながら、そして、ほとんど使うことがないと判っていながら、これまた、とりあえず買っておいたのが、95mm のプロテクトフィルター。
プロテクトフィルターって常に使うものじゃないの?普通に買うものじゃないの?と思う人が多いかもしれませんが、前述のとおり、私は普段ほとんど使いません。
と思ってしまうし、万が一納得できない画質の時にレンズではなくプロテクトフィルターの可能性も否定できないわけで、どうしてもマイナス要因は少しでも予め減らしておきたい性格としては、付けられないんですよね(^_^;)
ただ、プロテクトフィルターで安心したい派を否定するつもりは皆無ですし、私も
という状況の時に限っては、止むを得ずプロテクトフィルターを装着して撮りますし、私がゴーゴーロクPF を使用する撮影の中で、そういうことが全くないどころか、十分に有りえるので購入しました。
と思いながら。

(77mm径と比べてもかなりデカい。パッケージはさらにデカかった)
最近は、超高画質なプロテクトフィルターも各社から出ていて、あまり一般的でない大きな 95mm 径ともなると、そこそこの値段で、そこそこの性能のフィルターは 95mm 径が用意されていなかったりします。
最近はプロテクトフィルターを常用する人のために、なるべくレンズ性能を落とさないための高性能プロテクトフィルターが用意されていて、それらの 95mm 径を見ると、
「はぁ?プロテクトフィルターでこんなに高いの!?」「お前は PL フィルターかよ!?」というお値段になっていて、いささか鼻じらむというか、少なくとも滅多に使わない上に 556PF 買って超金欠の私としてはスルー一択で有ります。
ってか、ホント、フィルター類は高性能を謳う新製品が出てくるものの、お値段もどんどん高くなるばかりで……
で、お手頃価格で、それなりのクオリティな 95mm プロテクトフィルターは以下の2つ。
購入したのは前者のマルミのもの。ケンコーのと違って一応、撥水防汚仕様になっているのと、今はマルミももっと高性能高価格タイプが出ていますが、DHG シリーズが発売された頃から本フィルターは何度も買っていてクオリティを判っていることが選択理由でした。
ちなみに、ヨドバシには置いてなかったので、Amazon で購入。ヨドバシに置いてあった 95mm 径のプロテクトフィルターは全部お高い製品ばかりで、常用することのないプロテクトフィルターごときに1万数千円も出すのは無理でしたw

ゴーヨンなどの大型レンズと違って、ゴーゴーロクPF は 95mm 径とはいえ前面フィルターが使えて NDフィルターにせよ、PLフィルターにせよ気軽に装着できるので、いずれ、それらの購入は検討しなければならないでしょうが(特に ND)、95mm 径ゆえの馬鹿高いお値段と使用頻度を考えると、うーんなかなか(>_<)
私にとってゴーゴーロクPF はあくまでゴーヨンFL のサブとして考えていますし(将来的に主従逆転もあるかもだけど)、NDフィルターも PLフィルターも一応賞味期限があるので、買っても大して使わないままだと勿体無いので買うタイミングも悩みどころ。
もうちょっとフィルターは安くならないものですかねえ……


写真で判るとおり、長さも短いですが、意外と直径が小さく、ひと回り以上違います。
その理由は、この小型フードは 95mm のフィルター枠に装着するスクリュータイプのフードで、純正フードのようにフード枠にはめ込むものと違うからですが、それゆえ、装着した印象もかなり違います。


単純にフードの長さが半分になっているだけでなく、フードの直径がだいぶ違うので、純正フードと比べると、かなり印象が変わってくるのが判るかと思います。
ただ、大きめ純正フードから比べると目立ちにくく?なっていますが、反面
見た目が随分とダサくなる
点は我慢しなければなりません。
また、
フィルター枠に付けるスクリューフードゆえの特徴(手間)
もあります。
- フロントレンズキャップやフィルターはレンズ前面でなくフードの先に装着する
(小型フードの前面にもフィルター枠は切られている) - フードは逆挿しできないので付けたまま持ち運ぶか、一旦取り外して別途持ち運ぶことになる
- フィルター枠にねじ込むフードなので、脱着は純正フードより若干手間(フィルター装着と同じ)
といったところは、一般的なフードの取り扱いとは異なります。特にフード逆挿しができない分、持ち運び時は逆に手間になることもあるでしょう。
それから、純正フードよりフード径が小さくなるスクリューフードということで周辺光量への影響が若干懸念されますが、
周辺光量への影響は若干ある
のはありますが、ビネットコントロールや現像時の多少の補正で、ほぼ変わらない程度になるので、よほど四隅に気を使う場合以外は問題なさそうです。比較画像を撮ったのですが消してしまったようで、いずれまた追加掲載するかも(いずれにせよ、ゴーヨンFL の周辺光量落ちより遥かにマシ)。

あと、ショートフードで気になる点と言えば、
PFレンズゆえの外光によるフレア
が、フード長が半分になって、どう影響するかだと思いますが、この点については正直現時点では何とも言い難い(少し使っただけでは差が分からない)のが正直なところです。
同じ PF レンズでも最初の PF レンズであった AF-S 300mm f/4E PF ED VR は逆光時、半逆光時のフレアが酷くて使いたくなくなるレベルでしたが、この AF-S 500mm f/5.6E FP ED VR はかなり改善されているので、フード長が半分だからといってそう大きな影響はないと判断していますが……
この点でまた気になるようなことが出てくれば、その時に追加記事でも書くことにします。
いずれにしても、純正フードを完全に置き換えるものではなくて、
純正フードとは撮影条件を想定して使い分け
ですので、「なるべく目立たない、レンズ長を短くしたいけど、フードを使いたい」という時だけ使う感じです。備えあれば憂いなし、というか、そういったモノであります。
私自身、基本的にプロテクトフィルターを使わない人で、
レンズの保護はフード付けておけば十分
と思っているので、こんな小型フードでも付けておけばレンズ保護になるし、地面に立てて置けるので、それが目的となれば十分に役立ってくれる存在です。

で、「レンズの保護はフード付けておけば十分」と言いながら、そして、ほとんど使うことがないと判っていながら、これまた、とりあえず買っておいたのが、95mm のプロテクトフィルター。
プロテクトフィルターって常に使うものじゃないの?普通に買うものじゃないの?と思う人が多いかもしれませんが、前述のとおり、私は普段ほとんど使いません。
せっかく高いレンズ買ってるのに、なんでチープなフィルター付けて画質を落とさなきゃならないねん?
と思ってしまうし、万が一納得できない画質の時にレンズではなくプロテクトフィルターの可能性も否定できないわけで、どうしてもマイナス要因は少しでも予め減らしておきたい性格としては、付けられないんですよね(^_^;)
ただ、プロテクトフィルターで安心したい派を否定するつもりは皆無ですし、私も
小型フードですら使えない/使いたくない状況で
なおかつ雨天または埃っぽい撮影条件
なおかつ雨天または埃っぽい撮影条件
という状況の時に限っては、止むを得ずプロテクトフィルターを装着して撮りますし、私がゴーゴーロクPF を使用する撮影の中で、そういうことが全くないどころか、十分に有りえるので購入しました。
プロテクトフィルターも 95mm 径になると馬鹿にならない値段だよなぁ(´Д` )
と思いながら。

(77mm径と比べてもかなりデカい。パッケージはさらにデカかった)
最近は、超高画質なプロテクトフィルターも各社から出ていて、あまり一般的でない大きな 95mm 径ともなると、そこそこの値段で、そこそこの性能のフィルターは 95mm 径が用意されていなかったりします。
最近はプロテクトフィルターを常用する人のために、なるべくレンズ性能を落とさないための高性能プロテクトフィルターが用意されていて、それらの 95mm 径を見ると、
「はぁ?プロテクトフィルターでこんなに高いの!?」「お前は PL フィルターかよ!?」というお値段になっていて、いささか鼻じらむというか、少なくとも滅多に使わない上に 556PF 買って超金欠の私としてはスルー一択で有ります。
ってか、ホント、フィルター類は高性能を謳う新製品が出てくるものの、お値段もどんどん高くなるばかりで……
で、お手頃価格で、それなりのクオリティな 95mm プロテクトフィルターは以下の2つ。
購入したのは前者のマルミのもの。ケンコーのと違って一応、撥水防汚仕様になっているのと、今はマルミももっと高性能高価格タイプが出ていますが、DHG シリーズが発売された頃から本フィルターは何度も買っていてクオリティを判っていることが選択理由でした。
ちなみに、ヨドバシには置いてなかったので、Amazon で購入。ヨドバシに置いてあった 95mm 径のプロテクトフィルターは全部お高い製品ばかりで、常用することのないプロテクトフィルターごときに1万数千円も出すのは無理でしたw

ゴーヨンなどの大型レンズと違って、ゴーゴーロクPF は 95mm 径とはいえ前面フィルターが使えて NDフィルターにせよ、PLフィルターにせよ気軽に装着できるので、いずれ、それらの購入は検討しなければならないでしょうが(特に ND)、95mm 径ゆえの馬鹿高いお値段と使用頻度を考えると、うーんなかなか(>_<)
私にとってゴーゴーロクPF はあくまでゴーヨンFL のサブとして考えていますし(将来的に主従逆転もあるかもだけど)、NDフィルターも PLフィルターも一応賞味期限があるので、買っても大して使わないままだと勿体無いので買うタイミングも悩みどころ。
もうちょっとフィルターは安くならないものですかねえ……
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