今週末は明野駐屯地の航空祭ですが、先週末のSUPER FORMULA 最終戦@鈴鹿に続いて、家庭の事情と仕事 ToDo もあって行くのをキャンセルしたこともあり、先日ようやく小松の写真を適当整理&やっつけ現像で終わらせた分で、今さらな小松基地航空祭の話を載せておきます。
■ 今ごろ小松基地航空祭 2019 の記憶を掘り起こす【前日編】
相変わらず右腕が痛みが継続しているので、文章はちまちまと音声入力ベースで書き足していった記事です。小松基地航空祭の頃はまだ右腕の痛みもなく、腰もぶっ壊れる前だったのですが……(´Д` )
■ 今ごろ小松基地航空祭 2019 の記憶を掘り起こす【前日編】
相変わらず右腕が痛みが継続しているので、文章はちまちまと音声入力ベースで書き足していった記事です。小松基地航空祭の頃はまだ右腕の痛みもなく、腰もぶっ壊れる前だったのですが……(´Д` )
前日は早めにホテルに入って早めに就寝…のつもりが、生活サイクル的にそんな急に早寝はできなかったので、相変わらず寝不足のまま、午前4時過ぎに起床。
近場に泊まっているし、基地内エプロン最前列を目指して開門待機列に早朝から並ぶわけでもないので、もっとゆっくりしたいところですが、駐車場のことを考えるとあまりゆっくりもできないわけで。
シャワーを浴びて出かける準備をして、午前5時にホテルを出発。早朝なので小松基地航空祭の駐車場まで下道で行っても良かったのですが、ホテルの目の前が美川ICでしたので、誘惑に負けてサクッと小松ICまで高速利用。
小松ICからは小松空港前の道が渋滞してるかも?と思って、裏の安宅神社の方から抜けて鉄工団地の臨時駐車場へ向かいました。が、臨時駐車場が既にオープンとなっていて待機列の渋滞が解消していたせいか臨時駐車場までは全く混むこともなく、美川IC前のホテルから鉄工団地の駐車場まで15分で到着。
相変わらず駐車場への誘導が微妙な感じでしたが、ちょうど安宅スマートIC 前から入って行くところの駐車場に停められそうだったので、これはラッキー!とそこへ入ると、まさにIC前の県道から一番近い工場の駐車場に誘導されました v(^^)v
「こりゃ幸先いいなぁ」帰りの駐車場脱出渋滞を考えると、この位置に止められたのはラッキー中のラッキー。ここからならば帰りの渋滞も最小限で済むだろうし、実際速攻で高速に乗ることができました。(後述)

ともあれ、毎年のことですが、私は小松基地航空祭では基地の中に入ることがないのでシャトルバスや入場門の待機列に並ぶ必要もなく、折りたたみ自転車を積んで来ているので撮影スポットまで長時間歩く必要もないので、まだ夜が明けたばかりの車の中でしばらく仮眠。
と思っても、これから航空祭と言うテンションもあるのでそんなに眠れることもなく、昨晩ホテルの近くのコンビニで買った朝ごはんを食べたりして、前日と同じくらいの時間、6時半を回ってから折り畳み自転車を出して出発。今日も良い天気!でも暑そう…(´Д` )
最初はオープニングフライトへ向かう離陸機のブレイクを撮るのは前日同様なので、チャリンコで空港前の県道を延々と北上して、共生の丘で航空祭の鉄則である「行ける時に行っておけトイレ」を実行し、滑走路東側のエリアへ向かったわけですが、航空祭本番日ともあって、あちこち人の多さを感じる早朝でした。
鉄工団地の駐車場から基地東門まではチャリンコでも30分近くかかるのに、長蛇の待機列を嫌ってシャトルバスに乗らず延々歩く人たちも多く見かけたり、基地への開門待機列がエンドの方や東側の田んぼの方までどちらも何百mも列をなしていたり、さすが混雑で有名な小松基地航空祭当日だと思わせる光景が続きます。
そんな入場待機列のえげつなさを間近に見ながら、前日とほぼ似たようなポジションで撮影待機。朝から良い天気で暖かく、朝イチの冷え込みがなく待機しやすいのは良いですが、昼間の陽炎の強さも前日同様だろうと思うと歓迎したくない日和。
前日の焦点距離ミスを反省して機材をセットし、無線を聴きながらオープニングフライトの離陸機待機。7回の入場門が開門して、町田の待機列が少しずつ動き始めたのを見ていたら、民間機の離陸があった後、基地の方からも離陸機が出発するような内容が無線生から聞こえてくる。
のだけど、完全に緊張感をなくしていた私は、また何か離陸機があるのか…とカメラを構えず、ボケーっとしたまま。その後、戦闘機の離陸時のジェット音が聞こえてきてから「あ!ブレイク撮らなきゃ!」と気づくも、時すでにお寿司。いや遅し。
レンズ持ち上げてファインダーを覗いた時には 306SQ の2機が既にブレイクを開始した時。当然撮影も遅れて、前日とはまた違う痛恨のミス。
完全に自分の油断というか、気を抜いて待っていた故のミス。
朝一発目から大失敗をしてしまい、もう完全に今年の小松基地航空祭へのテンションはだだ下がり。こんな失態ことをブログに書いて自ら晒すのも恥ずかしいですが、このようなミスを二度と起こさないように自戒を込めて記して反省材料としたいと思います(-_-;;)
続く 303SQ は、前日同様ブレイク位置はだいぶ手前で、これは致し方なし。そして、これも前日同様にオープニングフライトへの離陸機を撮ったら即移動開始。チャリンコダッシュで基地西側の撮影ポイントへ、と言いたいところですが、やや登りの道のりで、若い人たちにどんどん抜かれるジジイでありました…(>_<)
とにかく今年の小松基地航空祭のプログラムは朝一番早い時間帯に 303SQ の機動飛行、PACAF F-16 デモフライトがあるので、オープニングフライトへの離陸を撮りに基地東側へ行っていると、移動がなかなかタイトでした。

オープニングフライトそのものは前日撮っていたし、完全に逆光なので本番日は撮ることなく、次の 303SQ 機動飛行へ備えることに。
航空祭ではそれでなくてもシャッター回数が多くなるので、アレコレ撮りまくって後から写真整理に苦しむのが嫌なので、最近は本当に興味あるものしか撮らないようになりました(^_^;)
303SQ 機動飛行、そして続く PACAF F-16 デモの撮影位置は前日の反省を生かして、前日よりずっと南、航空プラザ周辺へ。空港駐車場側にするか、とか、PACAF F-16 の離陸直後のターンは航空プラザよりずっと南の方が良いのか?とか色々考えたものの、プラザの北側のあたりで。
303SQ の機動飛行開始。「緑の中を走り抜けてくグレーのイーグル♪」なんてオヤジギャグの替え歌が頭の中を過ぎりながら、PACAF プリモに負けない低い上がり&ヒネリ。
この時間に航空プラザ周辺のポイントから撮ると、どうしても逆光多くなるし、朝イチから滑走路上を中心にやや陽炎の影響を見受けられるも、小松らしいベイパーカットが多く良い感じ。さすが小松。
そして、前日は機動飛行の撮影にはテレコンなしの撮影だったが、この日は D500 + 500mm f/4E FL + TC-14E III と APC-S 機にテレコン入れて 1,000mm 超の組み合わせに変更。
テレコン入れると AF 合焦率がどうしても落ちるし、特に PACAF F-16 みたいな動きでは顕著な違いが出るものの、前日撮った印象では、どうにも被写体が遠い。ちっちゃい F-16 はもちろん、F-15 ですらそういう印象だったので、
ということに。
案の定、接近戦ではアレもコレも撮れずズタボロな結果になりましたが、後悔はしてません。まぁ、年々落ちる動体視力と反射神経、体力によるダメさ加減も痛感しますが、それは諦める方向で……(^_^;)
303SQ の機動飛行を15分堪能して、お次は小松初参戦 PACAF F-16 プリモ氏のデモフライト本番。前日は立ち位置が北過ぎて、離陸直後の激低ターンはもちろん、その後の旋回時の撮影的にも離れ過ぎていたので、反省を生かして 500m 南の立ち位置。
それでも「もうちょっと南の方がいいかなぁ」「でも更に南に陣取ると航空プラザの建物と被りそうだしなぁ」という迷いがありつつも、303SQ 機動飛行が終わってすぐに PACAF F-16 のデモがスタート。
F-16 のジェット音が聴こえてきて小松空港のターミナルビル方向を見ていると、ターミナルビル中央の「小松空港」の看板の上から飛び出てきた。
「げ、やっぱりそんな早くにターンだったかよ」「もうちょっと南だったわ」なんて思う間もなく、自分の立ち位置からは街路樹の間を通って真上を爆音響かして通過。
前日予行で、松島の時と違って PACAF F-16 との距離感が遠く感じたので、先のとおりテレコン入れた機材組み合わせだったので難儀するのは分かっていたけれど、飛行経路が「また真上通るのかよ!」な状況ばかりで、テレコン入れたのが裏目に出てしまいました。
ま、それは今さら言っても仕方ないし、その分爆音を堪能できたし、やっぱり松島の時よりは高さがあったとは思ったので、後悔はしてませんが、
という思いは拭えませんでしたね(´Д` )
朝イチからの 303SQ 機動飛行〜PACAF F-16 デモという連発が終わり、大編隊&アグレス機動の時間まで、ちょっと一息。基地内では救難展示が行われているものの、基地の外からは見えないので休憩時間。
救難展示そのものは見えないが、上空を U-125A が偵察旋回をしているので、この日も U-125A の中から覗いている着ぐるみ狙いで一枚w
しばし休憩ののち、10時前になって大編隊の航過飛行&アグレッサー(飛行教導群)の機動飛行のお時間。小松基地航空祭のメインディッシュ :-)
立ち位置が航空プラザ付近だったので、逆光&遠いので大編隊に向けた各離陸機の上がりはスルー。そして最後にアグレッサー登場。前日には飛んでくれなかった、今秋の新色ブラックイーグルが期待どおりに登場!
前日ほどでなくても朝から暑い日和だったので、もうこの時間になると陽炎の影響は色濃く、1ヶ月経ってから写真をパソコンに取り込んで見てもかなり厳しい状況だったのを改めて実感します。8月の松島より陽炎の影響が酷かったですからねぇ。
今年は順光側(滑走路と反対の海側)の陽炎が特に強かったように感じ、結果的にテレコン入れて遠目の旋回やツッコミ加減を撮りに行ったものの撃沈ばかりという結果が、仕方ありませんね。
オープニングフライトの時と同様、大編隊の写真はド逆光なので撮ってませんでした。iPhone で動画くらい撮っていたと思っていたのですが、それすらも撮っていなくて、さすがに「もうちょっと記録程度でも撮っておけよ」って感じですね、今さらですが(^_^;)
とにかく今年の小松は自分の立ち位置の悪さ、技量のなさもあって、全然撮れなかった印象だったので、帰ってきてからも写真整理する気が起きず、1ヶ月以上パソコンに取り込むこともせず放置プレイにしていたわけですけど、時間を置いてから見てみると、「自分の下手さを考えればこんなもんか」「ダメでもダメなりにブラックイーグル撮れてたんだから、それで良しとするか」なんて思う昨今であります(^_^;)
アグレスの機動飛行と大編隊の航過飛行が織り成す小松基地航空祭のメインディッシュを40分堪能して、その後小休憩。そして午前のプログラムの最後となる、岐阜基地からやってきた F-4, F-2 展示飛行。
こちらは基本的に高いし、陽炎も一番酷い時間帯になりつつあるし、岐阜基地航空祭へは行くつもりなので「岐阜の機体は岐阜で撮るのが一番だし」ということで、記録程度に。
岐阜から来た F-4, F-2 の展示飛行が終わって、ひとまず展示飛行は終了。航空プラザのすぐ近くにいたので、そのまま航空プラザの中のトイレに行き、外の日陰で休みつつ、朝に続いて昨晩コンビニで買ったもので軽く昼ごはん。
で、航空祭で一番多いパターンである、午後はブルーインパルスのみ。
航空祭本番日のブルーインパルスの撮影場所は数カ所考えていましたが、いずれも
でありました。小松基地航空祭の帰り渋滞は、ハマるとすぐ前を通ってる北陸道に乗るまで1時間以上かかることもあるので、撮影ベストポイントより、とっとと帰り優先です。(もう日暮れまで待って空いてから帰る体力がないお年寄りなので… ^^;)
ですが、11時頃から雲が湧いてきて「ブルーインパルスは1区分での展示飛行は厳しいかな?」と思っていたのですが(上記写真)、午後1時ごろには逆に少し雲量が減ってきました。
撮影ポイントへ移動する時間になって「ブルーインパルスの展示飛行は1区分で行けそうかな?」と判断したので、昨日行けなかった海岸で撮ることに。
海岸と言っても、先のようにブルーインパルスの展示飛行が終わったらサクッと駐車場へ移動して帰ることができることが優先ですので、ショーセンターの正面になる(写真でよく見かける)海岸ではなく、ずっと南の海ぞいへ。
それに昨日の予行を見た限り、海バックで撮りたいレインフォール(サンライズ?)など幾つかの垂直系演目は、南の方で撮るのがベストかな?と思ったことも理由でした。
昔ロケハンした時に、ここらは砂浜ではなく&ショーセンターから外れているせいか、ほとんど人がおらず、この日も車が数台いたくらいだったので、そういう意味でも良かったですね :D
ただ、ブルーインパルスが飛ぶ時間が近づくにつれ、海の方は雲が完全に取れてクリアな秋晴れなのですが、陸地側にどんより低い雲が流れてきました(>_<)
天気は下り坂、午後から曇ると言っていたので、やっぱり…ではありますが、もう少し、なんとかもってくれ、という思いとともに、ブルーインパルスの展示飛行がスタート。
そして心配していた飛行区分も、離陸してしばらくしてから「1区分!」の声。よっしゃ!と心の中でガッツポーズ💪💪💪
前日ほどではないものの残暑厳しい日和の午後一番なので、当然陽炎は厳しく、海側はまだそこそこなのですが、陸地側の写真は陽炎の影響でどうにもならず。滑走路からは最短距離でも 500m 以上離れていますし、小松基地エプロンからは 2km ほど離れているので、仕方ありません。
なので、演目の半分くらいは遠くから眺めるだけでしたが、反面、海上で隊形を整えて開始する演目はなかなか良い感じに。
ショースタート時に1〜4番機がそれぞれ離陸して、海上でダイヤモンド隊形に集合してファンブレイクで会場へ向かうところを見ることができたり、大好きなチェンジオーバーターンもトレイル隊形での進入からデルタ隊形へバラけるあたりは(陸地側なので)陽炎で写真になっていないですが、その後デルタ隊形を徐々に密集させながら海上を旋回するシーンは見ていても気持ち良いものでした。
滑走路上で行われる「インバーテッド&コンティニュアスロール」のような演目は、ギリギリ防風林の上で飛んでいるのが見えるものの、陽炎が酷くて撮ってもダメなので見てるだけに。
そして、いよいよ次の演目は、この撮影場所へ来た理由でもあるお目当ての「サンライズ」(レインフォール?)。
と言ったところで、1番機から「厳しいねえ」の言葉があって、そして「デルタローパスに変更」の声。
とガックリしたわけですが、お天気だけはどうしようもないことですし、ある意味覚悟していたことであり、今まで散々出くわしてきた「ブルーインパルスの時間になると曇る」法則が今回もまた発動したかと思えば、諦めもつくというものです。仕方なし。
「撮りたいのはコレじゃなかったんだよ〜」と思いながら、サンライズから変更された日本海からやってくるデルタローパスを撮り、その後は 4区分での展示飛行に。
残念ではありましたが、「レベル・キューピッド」は雲のないところで描くようにと通常のポジションよりずっと海側で披露され、その分私は近くで見ることができたりもしました。もっとも、1区分の「キューピッド」より大きなレベル・キューピッド」が近いところで披露されたので、16mm の画角でも入らない羽目になりましたけど、こういう誤算は歓迎(^_^:)
ただまぁ、前日予行も本番でも 16-35mm 超広角ズームで撮る時にピント合わせを雑にしてしまって、ピン甘写真を量産してしまったのは大反省。広角で被写界深度が深いからと雑に撮ってしまってホント、ダメでしたね。
ま、最初以外は 4区分になってしまって、お目当てのシーンは撮れずじまいでしたが、
して、その演目が見られただけでも満足の小松ブルーインパルスでした。
陸地側から進出してきた雲が海上でウロコ雲を形取っていく頃、ブルーインパルスの展示飛行は終了。即座に機材をバッグに収納して、自転車頑張って漕いで臨時駐車場へ。
ブルーインパルス展示飛行が終わって撤収してから5分で駐車場に着いて、5分で自転車積み込んで出発の用意をし、誘導に従って止めた臨時駐車場のすぐ目の前にある安宅スマートIC から北陸道へ。
遠くで行われていた最後の演目「コークスクリュー」を見終わって15分で北陸道というのは過去最速、どころか今後もよほどラッキーがないと無理な超絶最速小松脱出記録だろうと思います(^_^;)
ともあれ、速攻で小松を離れることができたため、刀根PA でトイレ休憩し、その後三連休最終日の帰り渋滞にハマったものの、大阪の自宅には17時半に到着。小松基地航空祭本番後に、こんなに早く帰ることができたこともなく、帰宅後にゆっくり休むことができて随分と楽でした :-)
とりあえず、アグレッサー機動飛行もそうでしたが、今回は普段残さない陽炎バリバリの写真も多少残して、それでも松島基地航空祭の半日分しか残せていないのは、ホント反省材料が多い小松基地航空祭だったと思います。
来年はもうちょっと事前に考えて満足度を上げたいと思いますし、今年は来れなかった総合予行にまた来たいところです……
近場に泊まっているし、基地内エプロン最前列を目指して開門待機列に早朝から並ぶわけでもないので、もっとゆっくりしたいところですが、駐車場のことを考えるとあまりゆっくりもできないわけで。
シャワーを浴びて出かける準備をして、午前5時にホテルを出発。早朝なので小松基地航空祭の駐車場まで下道で行っても良かったのですが、ホテルの目の前が美川ICでしたので、誘惑に負けてサクッと小松ICまで高速利用。
小松ICからは小松空港前の道が渋滞してるかも?と思って、裏の安宅神社の方から抜けて鉄工団地の臨時駐車場へ向かいました。が、臨時駐車場が既にオープンとなっていて待機列の渋滞が解消していたせいか臨時駐車場までは全く混むこともなく、美川IC前のホテルから鉄工団地の駐車場まで15分で到着。
相変わらず駐車場への誘導が微妙な感じでしたが、ちょうど安宅スマートIC 前から入って行くところの駐車場に停められそうだったので、これはラッキー!とそこへ入ると、まさにIC前の県道から一番近い工場の駐車場に誘導されました v(^^)v
「こりゃ幸先いいなぁ」帰りの駐車場脱出渋滞を考えると、この位置に止められたのはラッキー中のラッキー。ここからならば帰りの渋滞も最小限で済むだろうし、実際速攻で高速に乗ることができました。(後述)

ともあれ、毎年のことですが、私は小松基地航空祭では基地の中に入ることがないのでシャトルバスや入場門の待機列に並ぶ必要もなく、折りたたみ自転車を積んで来ているので撮影スポットまで長時間歩く必要もないので、まだ夜が明けたばかりの車の中でしばらく仮眠。
と思っても、これから航空祭と言うテンションもあるのでそんなに眠れることもなく、昨晩ホテルの近くのコンビニで買った朝ごはんを食べたりして、前日と同じくらいの時間、6時半を回ってから折り畳み自転車を出して出発。今日も良い天気!でも暑そう…(´Д` )
最初はオープニングフライトへ向かう離陸機のブレイクを撮るのは前日同様なので、チャリンコで空港前の県道を延々と北上して、共生の丘で航空祭の鉄則である「行ける時に行っておけトイレ」を実行し、滑走路東側のエリアへ向かったわけですが、航空祭本番日ともあって、あちこち人の多さを感じる早朝でした。
鉄工団地の駐車場から基地東門まではチャリンコでも30分近くかかるのに、長蛇の待機列を嫌ってシャトルバスに乗らず延々歩く人たちも多く見かけたり、基地への開門待機列がエンドの方や東側の田んぼの方までどちらも何百mも列をなしていたり、さすが混雑で有名な小松基地航空祭当日だと思わせる光景が続きます。
そんな入場待機列のえげつなさを間近に見ながら、前日とほぼ似たようなポジションで撮影待機。朝から良い天気で暖かく、朝イチの冷え込みがなく待機しやすいのは良いですが、昼間の陽炎の強さも前日同様だろうと思うと歓迎したくない日和。
前日の焦点距離ミスを反省して機材をセットし、無線を聴きながらオープニングフライトの離陸機待機。7回の入場門が開門して、町田の待機列が少しずつ動き始めたのを見ていたら、民間機の離陸があった後、基地の方からも離陸機が出発するような内容が無線生から聞こえてくる。
のだけど、完全に緊張感をなくしていた私は、また何か離陸機があるのか…とカメラを構えず、ボケーっとしたまま。その後、戦闘機の離陸時のジェット音が聞こえてきてから「あ!ブレイク撮らなきゃ!」と気づくも、時すでにお寿司。いや遅し。
レンズ持ち上げてファインダーを覗いた時には 306SQ の2機が既にブレイクを開始した時。当然撮影も遅れて、前日とはまた違う痛恨のミス。
完全に自分の油断というか、気を抜いて待っていた故のミス。
小松くんだりまで来て、前日から一泊して、早朝からチャリンコ30分漕いでやってきて、オレは何をやってんだか…_| ̄|○
朝一発目から大失敗をしてしまい、もう完全に今年の小松基地航空祭へのテンションはだだ下がり。こんな失態ことをブログに書いて自ら晒すのも恥ずかしいですが、このようなミスを二度と起こさないように自戒を込めて記して反省材料としたいと思います(-_-;;)
続く 303SQ は、前日同様ブレイク位置はだいぶ手前で、これは致し方なし。そして、これも前日同様にオープニングフライトへの離陸機を撮ったら即移動開始。チャリンコダッシュで基地西側の撮影ポイントへ、と言いたいところですが、やや登りの道のりで、若い人たちにどんどん抜かれるジジイでありました…(>_<)
とにかく今年の小松基地航空祭のプログラムは朝一番早い時間帯に 303SQ の機動飛行、PACAF F-16 デモフライトがあるので、オープニングフライトへの離陸を撮りに基地東側へ行っていると、移動がなかなかタイトでした。

オープニングフライトそのものは前日撮っていたし、完全に逆光なので本番日は撮ることなく、次の 303SQ 機動飛行へ備えることに。
航空祭ではそれでなくてもシャッター回数が多くなるので、アレコレ撮りまくって後から写真整理に苦しむのが嫌なので、最近は本当に興味あるものしか撮らないようになりました(^_^;)
303SQ 機動飛行、そして続く PACAF F-16 デモの撮影位置は前日の反省を生かして、前日よりずっと南、航空プラザ周辺へ。空港駐車場側にするか、とか、PACAF F-16 の離陸直後のターンは航空プラザよりずっと南の方が良いのか?とか色々考えたものの、プラザの北側のあたりで。
303SQ の機動飛行開始。「緑の中を走り抜けてくグレーのイーグル♪」なんてオヤジギャグの替え歌が頭の中を過ぎりながら、PACAF プリモに負けない低い上がり&ヒネリ。
この時間に航空プラザ周辺のポイントから撮ると、どうしても逆光多くなるし、朝イチから滑走路上を中心にやや陽炎の影響を見受けられるも、小松らしいベイパーカットが多く良い感じ。さすが小松。
そして、前日は機動飛行の撮影にはテレコンなしの撮影だったが、この日は D500 + 500mm f/4E FL + TC-14E III と APC-S 機にテレコン入れて 1,000mm 超の組み合わせに変更。
テレコン入れると AF 合焦率がどうしても落ちるし、特に PACAF F-16 みたいな動きでは顕著な違いが出るものの、前日撮った印象では、どうにも被写体が遠い。ちっちゃい F-16 はもちろん、F-15 ですらそういう印象だったので、
セーフティに振って被写体を小さく撮っても、帰ってから撮影結果に不満を感じるだけだし、本番日はロクな結果にならずともテレコン入れて大きく撮ろう
ということに。
案の定、接近戦ではアレもコレも撮れずズタボロな結果になりましたが、後悔はしてません。まぁ、年々落ちる動体視力と反射神経、体力によるダメさ加減も痛感しますが、それは諦める方向で……(^_^;)
303SQ の機動飛行を15分堪能して、お次は小松初参戦 PACAF F-16 プリモ氏のデモフライト本番。前日は立ち位置が北過ぎて、離陸直後の激低ターンはもちろん、その後の旋回時の撮影的にも離れ過ぎていたので、反省を生かして 500m 南の立ち位置。
それでも「もうちょっと南の方がいいかなぁ」「でも更に南に陣取ると航空プラザの建物と被りそうだしなぁ」という迷いがありつつも、303SQ 機動飛行が終わってすぐに PACAF F-16 のデモがスタート。
F-16 のジェット音が聴こえてきて小松空港のターミナルビル方向を見ていると、ターミナルビル中央の「小松空港」の看板の上から飛び出てきた。
「げ、やっぱりそんな早くにターンだったかよ」「もうちょっと南だったわ」なんて思う間もなく、自分の立ち位置からは街路樹の間を通って真上を爆音響かして通過。
前日予行で、松島の時と違って PACAF F-16 との距離感が遠く感じたので、先のとおりテレコン入れた機材組み合わせだったので難儀するのは分かっていたけれど、飛行経路が「また真上通るのかよ!」な状況ばかりで、テレコン入れたのが裏目に出てしまいました。
ま、それは今さら言っても仕方ないし、その分爆音を堪能できたし、やっぱり松島の時よりは高さがあったとは思ったので、後悔はしてませんが、
ああ、今日も立ち位置が微妙にミスったなぁ…もう 100m 南だったら随分違ったのに(/_;)
という思いは拭えませんでしたね(´Д` )
朝イチからの 303SQ 機動飛行〜PACAF F-16 デモという連発が終わり、大編隊&アグレス機動の時間まで、ちょっと一息。基地内では救難展示が行われているものの、基地の外からは見えないので休憩時間。
救難展示そのものは見えないが、上空を U-125A が偵察旋回をしているので、この日も U-125A の中から覗いている着ぐるみ狙いで一枚w
しばし休憩ののち、10時前になって大編隊の航過飛行&アグレッサー(飛行教導群)の機動飛行のお時間。小松基地航空祭のメインディッシュ :-)
立ち位置が航空プラザ付近だったので、逆光&遠いので大編隊に向けた各離陸機の上がりはスルー。そして最後にアグレッサー登場。前日には飛んでくれなかった、今秋の新色ブラックイーグルが期待どおりに登場!
前日ほどでなくても朝から暑い日和だったので、もうこの時間になると陽炎の影響は色濃く、1ヶ月経ってから写真をパソコンに取り込んで見てもかなり厳しい状況だったのを改めて実感します。8月の松島より陽炎の影響が酷かったですからねぇ。
今年は順光側(滑走路と反対の海側)の陽炎が特に強かったように感じ、結果的にテレコン入れて遠目の旋回やツッコミ加減を撮りに行ったものの撃沈ばかりという結果が、仕方ありませんね。
オープニングフライトの時と同様、大編隊の写真はド逆光なので撮ってませんでした。iPhone で動画くらい撮っていたと思っていたのですが、それすらも撮っていなくて、さすがに「もうちょっと記録程度でも撮っておけよ」って感じですね、今さらですが(^_^;)
とにかく今年の小松は自分の立ち位置の悪さ、技量のなさもあって、全然撮れなかった印象だったので、帰ってきてからも写真整理する気が起きず、1ヶ月以上パソコンに取り込むこともせず放置プレイにしていたわけですけど、時間を置いてから見てみると、「自分の下手さを考えればこんなもんか」「ダメでもダメなりにブラックイーグル撮れてたんだから、それで良しとするか」なんて思う昨今であります(^_^;)
アグレスの機動飛行と大編隊の航過飛行が織り成す小松基地航空祭のメインディッシュを40分堪能して、その後小休憩。そして午前のプログラムの最後となる、岐阜基地からやってきた F-4, F-2 展示飛行。
こちらは基本的に高いし、陽炎も一番酷い時間帯になりつつあるし、岐阜基地航空祭へは行くつもりなので「岐阜の機体は岐阜で撮るのが一番だし」ということで、記録程度に。
岐阜から来た F-4, F-2 の展示飛行が終わって、ひとまず展示飛行は終了。航空プラザのすぐ近くにいたので、そのまま航空プラザの中のトイレに行き、外の日陰で休みつつ、朝に続いて昨晩コンビニで買ったもので軽く昼ごはん。
で、航空祭で一番多いパターンである、午後はブルーインパルスのみ。
航空祭本番日のブルーインパルスの撮影場所は数カ所考えていましたが、いずれも
ブルーインパルスの展示飛行が終わったら
速攻で駐車場戻って出発できる撮影場所
速攻で駐車場戻って出発できる撮影場所
でありました。小松基地航空祭の帰り渋滞は、ハマるとすぐ前を通ってる北陸道に乗るまで1時間以上かかることもあるので、撮影ベストポイントより、とっとと帰り優先です。(もう日暮れまで待って空いてから帰る体力がないお年寄りなので… ^^;)
ですが、11時頃から雲が湧いてきて「ブルーインパルスは1区分での展示飛行は厳しいかな?」と思っていたのですが(上記写真)、午後1時ごろには逆に少し雲量が減ってきました。
撮影ポイントへ移動する時間になって「ブルーインパルスの展示飛行は1区分で行けそうかな?」と判断したので、昨日行けなかった海岸で撮ることに。
海岸と言っても、先のようにブルーインパルスの展示飛行が終わったらサクッと駐車場へ移動して帰ることができることが優先ですので、ショーセンターの正面になる(写真でよく見かける)海岸ではなく、ずっと南の海ぞいへ。
それに昨日の予行を見た限り、海バックで撮りたいレインフォール(サンライズ?)など幾つかの垂直系演目は、南の方で撮るのがベストかな?と思ったことも理由でした。
昔ロケハンした時に、ここらは砂浜ではなく&ショーセンターから外れているせいか、ほとんど人がおらず、この日も車が数台いたくらいだったので、そういう意味でも良かったですね :D
ただ、ブルーインパルスが飛ぶ時間が近づくにつれ、海の方は雲が完全に取れてクリアな秋晴れなのですが、陸地側にどんより低い雲が流れてきました(>_<)
天気は下り坂、午後から曇ると言っていたので、やっぱり…ではありますが、もう少し、なんとかもってくれ、という思いとともに、ブルーインパルスの展示飛行がスタート。
そして心配していた飛行区分も、離陸してしばらくしてから「1区分!」の声。よっしゃ!と心の中でガッツポーズ💪💪💪
前日ほどではないものの残暑厳しい日和の午後一番なので、当然陽炎は厳しく、海側はまだそこそこなのですが、陸地側の写真は陽炎の影響でどうにもならず。滑走路からは最短距離でも 500m 以上離れていますし、小松基地エプロンからは 2km ほど離れているので、仕方ありません。
なので、演目の半分くらいは遠くから眺めるだけでしたが、反面、海上で隊形を整えて開始する演目はなかなか良い感じに。
ショースタート時に1〜4番機がそれぞれ離陸して、海上でダイヤモンド隊形に集合してファンブレイクで会場へ向かうところを見ることができたり、大好きなチェンジオーバーターンもトレイル隊形での進入からデルタ隊形へバラけるあたりは(陸地側なので)陽炎で写真になっていないですが、その後デルタ隊形を徐々に密集させながら海上を旋回するシーンは見ていても気持ち良いものでした。
滑走路上で行われる「インバーテッド&コンティニュアスロール」のような演目は、ギリギリ防風林の上で飛んでいるのが見えるものの、陽炎が酷くて撮ってもダメなので見てるだけに。
そして、いよいよ次の演目は、この撮影場所へ来た理由でもあるお目当ての「サンライズ」(レインフォール?)。
と言ったところで、1番機から「厳しいねえ」の言葉があって、そして「デルタローパスに変更」の声。
お目当てのサンライズを前にして、1区分ダメだったかあ…_| ̄|○
とガックリしたわけですが、お天気だけはどうしようもないことですし、ある意味覚悟していたことであり、今まで散々出くわしてきた「ブルーインパルスの時間になると曇る」法則が今回もまた発動したかと思えば、諦めもつくというものです。仕方なし。
「撮りたいのはコレじゃなかったんだよ〜」と思いながら、サンライズから変更された日本海からやってくるデルタローパスを撮り、その後は 4区分での展示飛行に。
残念ではありましたが、「レベル・キューピッド」は雲のないところで描くようにと通常のポジションよりずっと海側で披露され、その分私は近くで見ることができたりもしました。もっとも、1区分の「キューピッド」より大きなレベル・キューピッド」が近いところで披露されたので、16mm の画角でも入らない羽目になりましたけど、こういう誤算は歓迎(^_^:)
ただまぁ、前日予行も本番でも 16-35mm 超広角ズームで撮る時にピント合わせを雑にしてしまって、ピン甘写真を量産してしまったのは大反省。広角で被写界深度が深いからと雑に撮ってしまってホント、ダメでしたね。
ま、最初以外は 4区分になってしまって、お目当てのシーンは撮れずじまいでしたが、
6機編隊のブルーインパルスが復活
して、その演目が見られただけでも満足の小松ブルーインパルスでした。
陸地側から進出してきた雲が海上でウロコ雲を形取っていく頃、ブルーインパルスの展示飛行は終了。即座に機材をバッグに収納して、自転車頑張って漕いで臨時駐車場へ。
ブルーインパルス展示飛行が終わって撤収してから5分で駐車場に着いて、5分で自転車積み込んで出発の用意をし、誘導に従って止めた臨時駐車場のすぐ目の前にある安宅スマートIC から北陸道へ。
遠くで行われていた最後の演目「コークスクリュー」を見終わって15分で北陸道というのは過去最速、どころか今後もよほどラッキーがないと無理な超絶最速小松脱出記録だろうと思います(^_^;)
ともあれ、速攻で小松を離れることができたため、刀根PA でトイレ休憩し、その後三連休最終日の帰り渋滞にハマったものの、大阪の自宅には17時半に到着。小松基地航空祭本番後に、こんなに早く帰ることができたこともなく、帰宅後にゆっくり休むことができて随分と楽でした :-)
とりあえず、アグレッサー機動飛行もそうでしたが、今回は普段残さない陽炎バリバリの写真も多少残して、それでも松島基地航空祭の半日分しか残せていないのは、ホント反省材料が多い小松基地航空祭だったと思います。
来年はもうちょっと事前に考えて満足度を上げたいと思いますし、今年は来れなかった総合予行にまた来たいところです……
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