風邪をひき込んで引きこもり3連休になっている中、今年もまた台風で大きな被害が出る年になってしまいました。今回被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。また、救助、復旧に尽力されている方にも感謝いたします。

去年、被災した当方としては正直トラウマであり、台風が発生するたび、近くへ来るなよ、と祈るばかりになっていますが、温暖化で強い台風が上陸しやすくなっている近年ですからね……

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さて、今回 iPhone X → iPhone 11 Pro の機種変にあたって、アップルストア・オンラインで予約購入すると同時に、アップル公式の iPhone 下取りサービスを利用しました。

2019年秋 iPhone 機種変更にあたっての留意点まとめ 〜 Watch / Suica 引き継ぎやら、新旧端末の有線接続やら、下取りやら…

iPhone 11 Pro 機種移行時にあたって留意点を記した上記記事でも触れましたが、アップル公式の下取りサービスは

オンラインで購入した場合と
店頭で直接購入した場合で下取り処理が異なる


もので、今回はオンラインで iPhone を購入した場合を記します。(オンラインで購入した場合は新しい iPhone を宅配してもアップルストア店舗で受け取っても下取り処理は同じです)

上記記事でも書きましたが、
  • (予約なしで)店頭で直接購入する場合に下取りありの場合は、店頭で新端末購入と同時に旧端末を渡し、支払金額も最初から下取り額を差し引いた金額となる。

  • Apple Store オンラインで(予約)購入した場合は、ストア店頭受け渡しでも下取りプロセスは宅配と同じなので、購入時に新端末の価格全額がクレジットカードで決済され、別途端末返送キットが送られて、そこに端末を入れて返送して後日クレジットカードへ返金となる。

  • 去年は Apple Store オンラインで予約した場合は予約のみでアップルストア店頭決済できたが、今年はオンラインで予約した場合はその場で決済される形に変更となった。(去年は経験していないがアップルストア店員さん談)

  • 発売前予約でなくても、オンラインで購入→店頭引き渡し時間予約をした場合には前項と同じ処理プロセスとなり、アップルストア店舗で下取り差額決済したい場合には、アップルストアへ直接来店購入して、その場で旧端末を引き取ってもらう必要がある。

というものです。

Apple Store オンラインで購入→後から下取り端末返送のプロセスは店頭で下取りしてもらうのに比べると(手間もお金の決済も)いささか面倒ですが、
  • 旧端末を後から返送なので、端末移行時に旧端末がある安心感や後述する有線転送が可能
  • ストア受け取りなら上記記事で書いたようにセットアップエリアでアップルストア店員さんにサポート受けられながらデーター移行できる

というメリットはあるので、決して悪いことではありません。

端末移行時に旧端末があると、何らかの原因で新端末への移行が思ったようにいかなくても(旧端末のバックアップから)やり直しできる、旧端末の中身を見ながら新端末の環境設定ができる、などの安心感があります。

最近はそんなことしなくてもだいたい上手くいきますけど、人それぞれ環境は違っていて決して 100% ではありませんからね……

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ともあれ、今回初めて Apple 公式のリセール(下取り)サービスを利用したわけで、

どれくらい時間がかかるんだろ?
どれくらいスムースにやってくれるんだろ?


という疑問(不安)がありましたので、今後利用される方の参考として、購入から古い iPhone の返送、返金までの時系列を以下に記しておきます。



▽ 9月11日 未明

iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max 発表


▽ 9月13日 21時

iPhone 11 シリーズ予約開始、すぐにアップルストア・オンラインにて iPhone 11 Pro (ミッドナイトグリーン、256GB)予約。
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▽ 9月14日 未明

iPhone 11 Pro の注文が処理中ステータスになる。同日中にクレジットカードの決済がなされた。
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▽ 9月19日 夕方

発売日前日になって受け取り案内メールが発送され、その直後に「お客様の下取りプロセスが開始されました」というメールが到着する。
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▽ 9月20日 昼前

アップルストアにて iPhone 11 Pro を受け取る。
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▽ 9月22日 午前

「古い iPhone を下取りするための郵便物がなかなか配送されてこないなぁ」と思って、Apple Store アプリを見ると「下取りキットの発送を保留中」というステータスのままになっていた。

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19日に届いたメールをきちんと読むと、オンライン上で簡単な本人認証(職業と生年月日の入力)を行わないと発送されないことに気づいて、即座に行う。本人認証を行った日が下取りサービスの申込日となっていた

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▽ 9月23日 夜

本人認証を行った当日はステータスが変わらなかったが、翌日夜に Apple Store アプリを見ると「下取りキットを配送中です」に変わっていた。
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▽ 9月24日

朝、佐川急便から配達予定メールが来るが、慌ただしいことがあり受け取れず。


▽ 9月25日 午前

Apple Trade In からの下取りキットを佐川急便にて受け取る。中身は、返送用手続きマニュアル、返送時に同梱する同意書、iPhone を入れるエアパッキン袋とエアパッキン代わりのクシャクシャにした紙、と簡素なもの。

エアパッキン代わりのクシャクシャにした紙では全く詰め物代わりにならず、返却配送時のトラブルを避けるために、手持ちのエアパッキンを詰め込むことになった。ちなみに、返送するのは初期化した本体のみで、ケーブルその他は返送の必要はない。

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(返送用キット中身)

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(同梱のマニュアルと同意書)


▽ 10月1日 午後

公私ともに色々あったため、下取り返送キットを出すのが1週間近く遅くなってしまい、ようやく発送する。ちなみに、申し込み日が 9月22日で、下取りの見積もり期限が10月6日となっていた。
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▽ 10月2日 朝

返送した iPhone X は佐川急便の東京営業所には到着していたが、何故かこの日は丸一日放置されていた。(保管中ステータス)
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▽ 10月3日 朝

返送した iPhone X は配達完了になっていた。
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▽ 10月4日 未明

下取り処理完了のメールが届く。
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▽ 10月4日 朝

下取り処理完了のメールが届いた当日にクレジットカードへ下取り金額分の返金処理がされていた。
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以上、私の方がうっかりしていて本人認証を行うのが遅れたり、個人的な事情で返送が遅れてしまったので、半月ほどかかってしまいましたが、

手続き自体は非常にスムース


でした。

私の方のうっかりミスや都合を除けば、
  • アップルストアで新しい iPhone を受け取る前後には本人認証を待つ「下取りキットの発送を保留中」ステータスになる
  • 本人認証を行った翌日には下取りキットが発送されていた
  • 下取りキットを返送して2日後に Apple Trade In に到着後、その翌日には下取り処理が完了
  • 下取り処理が完了した当日に返金処理はされていた

ということでしたので、それなりに迅速に処理されていたように思います。

下取りサービスの説明では最大2〜3週間かかると書かれていましたが、週末などの非営業日の挟み方にも依るものの、特にトラブルがなければ、下取りキット発送可能な状態から10日間あれば下取り金額が返金されるのではないかと思います。

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返金プロセスもクレジットカードでの返金なのか、銀行振込なのか(銀行口座を書く書類とかなかったけど)、Apple ギフトカードなのか、今一つハッキリしませんでしたが(アップルストアの店員さんも人によって言うことが違った)、一般的なクレジットカードを通しての返金でした。

そんなわけで、

Apple 純正の下取りサービスを使うのも悪くないな


というのが率直な感想。

中古の iPhone は出すところへ出せば、もっと高い金額で売れるでしょうが、アップル純正の場合、
  • ちゃんと動いてガラス割れや大きな破損がなければ、当初の査定どおり
  • ケーブルや充電アダプタなどのアクセサリーはそのまま持っておけて、本体だけ返せば良い

という条件ですので、あれやこれやで減額査定されて萎えることがないので、精神的に楽ですしね。

今回は 64GB → 256GB とストレージを増量したため差額が 9万円超になってしまいましたが、同じ 64GB のままだったら 7万円強でしたので、それなら許容範囲内と思えましたし、正直今になって「64GB にしとけば良かった」なんて思わなくもない昨今ではあります(^_^;)

【追記】後日の請求明細では以下のとおり下取り分を差し引き請求されていました。
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iPhone X から iPhone11 Pro に機種変してしまった5つの理由
iPhone X から iPhone11 Pro へ機種変する際に妥協したこと、気にならなかったこと