毎年、本番には行けなくても総合予行には必ず行っていた小松基地航空祭ですが、公私ともどもバタバタすぎて予行には全く行けず、本番も行けるんでしょうかねぇ…と書いている現在は未定です。行ったら行ったで地獄の小松ですが。

ということで、三沢基地航空祭が過ぎ、小松基地航空祭目前ですが、ある程度書き上げながらも右腕の腱鞘炎も酷くて載せられなかった、松島基地航空祭の記事の最終回。

松島基地航空祭 2019 PACAF F-16 前日予行
東松島夏まつり 2019 ブルーインパルス展示飛行
今さら松島基地航空祭 2019 午前編

航空祭当日午後の適当写真と、帰り道のことも含めた当日記した気づきメモの箇条書きまとめを残しておきます。


▽ 地上展示

JASDF Matsushima AB Airshow 2019 - PM (1)

JASDF Matsushima AB Airshow 2019 - PM (3)

JASDF Matsushima AB Airshow 2019 - PM (4)

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JASDF Matsushima AB Airshow 2019 - PM (19)

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PACAF F-16 デモフライトが11時半前に終了して、午前の展示飛行は全て終わり。午後は F-2 機動飛行とブルーインパルスの展示飛行、それぞれ2回目が行われ、光線状態を考えると基地西側防潮堤にステイするのがベター。

昼飯用のおにぎりも持ってきていたし、水分もまだあったのですが、真夏の太陽の下、約2時間近く陽射しを遮るものがないところで待つのは少し辛すぎ。

あと、301SQ ケロヨンファントムの特別塗装機が地上展示されているのを(混雑具合としてはまだマシな)ここ松島基地航空祭で見ておきたい、記録撮影レベルで良いから撮っておきたいというのがあったので、基地へ向かうことに。

(ここで 301SQ 特別塗装機を見ておけば、小松や岐阜で、わざわざ混雑している基地内や地上展示エリアへ行かなくて済むだろうという目論見 :-)

機材をカバンに詰め込み、少し休んで12時前から移動開始。最寄りの基地の入り口(15門)までは思っていたより近くて20分かからず着いたものの、そこからセキュリティチェックを挟んでエプロンまでが遠かった!(岩国よりは全然マシだけど…)

基地に入る頃に、傘や雨具を出すほどではない軽い通り雨。エプロンに着いて地上展示を見ている頃にはまた陽射しが出てきたものの、午後は雲優勢の天気。

エプロンに到着して、ケロヨンファントムの特別塗装機をとりあえず全周眺めて撮って、私の地上展示見学は終わり。重い荷物背負ったまま動き回って体力消費したくないので、最小限のみ(^_^;)

真夏のド昼間という暑い中で十数キロの荷物を背負っての移動は軟弱年寄りには堪えたので、格納庫内の休憩エリアでなんとか隙間を見出してへたり込んで休憩。落ち着いてから昼ご飯のおにぎりを食して一息。それでも防潮堤へはタクシーで行ったし、暑さも程々なので、まだ楽な方かな……

午前中の展示飛行でもう十分満足したし、ケロヨンファントム特別塗装機の地上展示も見たし、天気も悪くなってきたから、もう帰ろうかな?


そんなことを思ったものの、ここまで来たのだからと、とりあえず午後の展示飛行を観て帰ることに。(ここまで、というのは松島基地まで遠征してきた意味と、エプロンまで歩いてきたという意味の両方 ^^;)


▽ F-2 機動飛行(2回目)

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JASDF Matsushima AB Airshow 2019 - PM (24)

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午前中の機動飛行で、旋回ポイントが基地の西側のため航空祭会場のエプロンからだとむしろ遠いし、腹中心になることが判っていたのと、エプロンからだと午後逆光になるので、ほとんど撮る気もなく、D500 + AF-S 500mm f/4E FL ED VR + TC-14E III の 1,000mm 超の画角で、エプロンからはどれくらいのサイズで撮れるか測っただけ、という感じに。

雲量がかなり増えて、時折、雨もぱらつく天気になっていましたし、午前中の機動飛行や AGG で満足していたので無理して撮る必要もなく、無駄に撮影枚数を増やすより目で見て楽しもう、と。機動飛行も、ブルーインパルスも午前午後2回あると、そういう余裕ができるのも良いですね(^^)


▽ ブルーインパルス展示飛行

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松島基地航空祭の売り、午前午後2回のブルーインパルスのフライト。午前は「訓練飛行」、午後は「展示飛行」と書かれていたのがどういう意味なのか判りかねていたが、両方見て納得。

午前中の「訓練飛行」はブルーインパルスが日々訓練飛行するのと同じく RWY 07/25 を中心とした形でフライトして、午後の「展示飛行」はいつもの航空祭と同じく、航空祭会場のエプロンをショーセンターとしてフライトしていて納得でした。

午前中と違って雲が多かったことと、既に離脱の準備をして機材を片付けながらの撮影でしたので(笑)、かなり適当でした。

小松や岐阜の航空祭に比べれば入場者数も混雑度合いもマシなのですが、それでも人は多くて撮影しづらかったので、ほとんど見る方向で。フライト内容も午前中の演目とはかなり変えていて、午前午後2回あるのは良かったですねぇ。



帰りはブルーインパルス最後の演目をエプロン南側の出口の前で見て、すぐに離脱、帰り客が殺到するであろう矢本駅ではなく、一つ手前の東矢本駅を目指しました。

東矢本駅は仙石東北ラインの快速電車も停まらないし、矢本駅からの臨時列車も来ないので、1時間に1本の石巻発仙石線普通電車が停まるのみですが、駅へ来る人は圧倒的に少なく

東矢本からだったら楽に座って帰れるんとちゃうやろか?


という思惑もありました。距離的にも意外と遠くなく、基地の一番北端になる 15門からは矢本駅が断然近いものの、航空祭会場のエプロンから最寄りの東門からだと東矢本駅の方が近いですし。

実際、改札制限を行なっていた矢本駅と比べると東矢本駅へ向かう人は圧倒的に少なく、仙台行き仙石線に乗車しても着席することができました。ただ、唯一の誤算は、

1415までのブルーインパルスの展示飛行が終わってすぐに離脱して東矢本駅へ向かえば、遅延しているはずの 1439発の仙石線仙台行きに乗れるはず。


と思って向かったものの、東矢本駅へ行く人たちだと思ってついていったら違うところへ向かう人たちだったようで、うっかり遠回りしたために 1450 くらいに来た電車にギリギリ間に合わず、1時間ずっと東矢本駅で待ちぼうけする羽目になったことでした…

私には珍しいミスでした(さすがに疲れていて自己判断力が落ちていた >_<)。東矢本駅の西側の道を延々北へ行く人たちは結構いたのですが、彼らはみんなどこへ行くのだったのでしょうねぇ……



以上、大満足の松島基地航空祭2019 でした。来年もガンバ大阪のホームゲームと重ならなければ行ってみたいと思うくらい。もっといえば、公私忙しくて小松基地航空祭の予行へ今年行けなかったけれど我慢できるくらい、満足が長続きした航空祭でした :D

ということで、航空祭当日にメモったことのまとめを以下に載せておきます。


▽ 航空祭当日のこと
  • 前日予行と同様、RF-4 の戦術偵察、F-2 機動飛行、F-16 デモフライトは基地の西側で周回するので、これら狙いなら本番も光線方向関係なく基地西側防潮堤ポイントへ行って正解だった。

  • 基地西側防潮堤ポイントは、岐阜基地航空祭での博物館前田んぼエリア、新田原基地の南の田んぼエリアと同じようなポイントだけど、防潮堤の上という少し高さのあるところから(RWY07なら)離陸含めてバッチリ撮れるので最高だった。

  • 基地西側なので午前中は逆光になるが、RF-4 の戦術偵察、F-2 機動飛行、F-16 デモフライトは周辺を周回するので順光、斜光な光線になることも多くて問題なし。

  • ただ、午前中順光側になる陸地側は陽炎が強いところが多かった印象。

  • 前日予行同様、航空祭当日も矢本駅から防潮堤まではタクシーを使った。矢本駅前のタクシーは前日と同じくすぐに乗れた。(料金千円弱、所要時間5分強)

  • 基地西側の防潮堤周辺は側道みたいな砂利道に多数駐車している車がいたので、予行時や本番時に基地内に入らないならレンタカーで早朝到着、帰りはそのまま空港戻りもアリかも。
    (後述するように帰りの電車待ちは結構大変なので)

  • 基地西側防潮堤周辺は田んぼしかないのでトイレは当然なし。最寄りトイレは15分ほど歩いて国道沿いにあるパチンコ屋か定食屋、航空祭当日なら徒歩15分強で着く15門のシャトルバス乗り場の仮設トイレになる。

  • 防潮堤周辺は自販機の類もなかったような…

  • コンビニは基地前まで行かないとないので、徒歩20分くらい。

  • 防潮堤の上ではなく防潮堤を越えていく道で撮るのもありだが、航空祭当日はパトカーが歩道のない側(基地側)で撮ってる人を注意して、歩道のある側へ移動させていた。(前日予行では特になし)

  • 航空祭当日のブルーインパルスのフライトは午前午後あるが、航空祭で見せるようなエプロン周辺をセンターとする本来の見え方でやるのは午後、午前は訓練飛行なので RWY07/25の滑走路上を軸として飛ぶ(内容も全く違った)

  • 天候も良かったせいかもしれないが、エプロンはそれなりに混んでいた。といっても、小松や岐阜などに比べると人口密度は断然低い。踏み台持ち込み禁止でも何のその、な人は多数いた(´Д` )

  • トイレは多少並ぶが、男子トイレに関しては常識的な範囲での待ち時間で問題なし、というか航空祭では圧倒的に待ち時間が少ないレベル(数分〜十数分)

  • 航空祭会場のエプロンから機動飛行の類は結構遠く、接近して旋回する時は腹見せになるパターン。午前順光、午後逆光。


▽ 帰路のこと
  • 開門やオープニングフライトに間に合う時間(仙台発6〜7時台)には臨時列車を出さない行きと違って、帰りは14〜15時台に矢本駅発の臨時列車が5本ほどあった。

  • とはいえ、14時半〜15時半ごろは矢本駅の改札制限が行われていたらしい。(他の激混み航空祭に比べて、改札制限が1時間くらいで終わるくらいならまだマシとも言えるけど)

  • 基地北端の15門(シャトルバス乗り場のあるところ)からはともかく、エプロンから最寄りの東門からだと矢本駅より一つ石巻側の東矢本駅へ行く方が、矢本駅へ行くより近い。(徒歩5分ほどの差がある)

  • ただし、東矢本駅は(仙台への速達列車である)仙石東北ラインの快速も、矢本駅発の臨時列車も停まらないので、電車は1時間に1本しかない。

  • 東矢本駅で電車1本逃して1時間待ってる間に、矢本駅の改札制限が解除されていた。

  • その分、東矢本駅からだと仙台行きの電車は座ることができて、疲れている帰りは楽チン。

  • 東矢本駅は特に駅舎もない、狭いホームに屋根で日陰になるスペースも狭いが、こちらの駅へ来る人も少ないので人多すぎで危なくなるようなことはない。(普段は無人駅みたいだけど、航空祭当日は駅員さんが1人いました)

  • ただし、東矢本駅にはトイレなし。近くの道路から踏切渡って回らないといけない線路北側にあるロータリーにトイレらしきものがあったが確認せず。ジュース類の自販機は駅前にあり。

  • 基地を余裕を持って出たつもりが、結局のところ仙台空港1845発の飛行機にはあまり余裕なく到着だったので(もう1本後の電車だとヤバかった)、次回は帰路についてはもう少し考える必要ありかも。

以上 :-)