夏休み期間ということもあって、SUPER GT 夏の富士500マイルもの後も、SUPER GT 菅生テスト、SUPER FORMULA 茂木、そして鈴鹿10H と毎週末4輪トップカテゴリーのイベントがあって、富士500マイルもすっかり昔話になっていますが、以前の記事の続き?を書きたいと思います。

SUPER GT 2019 Rd.5 富士GT500マイル 遠征雑記【前編】 〜室屋さんのフライトは刺激的で大満足

上記記事でも書いたように、富士スピードウェイは東京在住時に何度か来ているのですが、撮影は初めて。

ですので、事前に上手いモースポ写真を撮られている方々のロケを参考に…と思っていたのですが、実際には大して調べることもなく、

いつも Jスポーツの中継とか見てるし、メディアに載ってるプロの写真も、SNS に流れてくるハイアマチュアな方々の写真も見てるから、初めてのサーキットでもないし(久しぶりすぎて記憶は怪しいが)、なんとかなるやろ。


とまでは思っていなかったのですが、特に下調べもなく、やっぱり「なんとかなるやろ」で現地へ向かいました(^_^;)

SUPER GT 2019 Rd.5 FUJI 500mile RACE (118)


結果的には
  • スタートはコカコーラ・コーナーかな?
  • 暑いうちはグランドスタンドでまったりして体力温存
  • 涼しくなってきたら一番遠いダンロップコーナーから戻ってくる感じで第3セクターを回る

という、行く前になんとなく考えていたとおりに動いたわけですが、

長時間のレースだったけど、もうちょっと各コーナーで視点を変えた撮影をすべきだったなぁ


と、もう少し頑張って動いてもよかった気はします。

何よりも(初めてのサーキットでありがちな)上から目線の何の糞面白くもない適当写真ばかりで、パソコンに取り込んであとから見返すと写真整理、現像するテンションが下がってしまう毎度のパターンでしたけどね……



今回はドリフトコースの前売駐車券やグランドスタンド2階指定席券も確保して、土曜日の宿もとっていたので、当初は予選日から行くことを考えていました。どうせ交通費かけて遠征するなら日帰りはもったいない、と。

しかし、金曜日夜にガンバ大阪の神戸アウェイゲームを観戦することにしたため、土曜予選日はスルーして日曜決勝日だけの観戦に。金曜夜に近場とはいえアウェイゲーム観に行って、ロクに寝ないまま土曜早朝に富士まで 450km 運転できるほど若くはないので…(>_<)

また、当初、土曜日は前夜の疲れをとって日曜未明に車で出発してサーキット早朝着で行くつもりでしたが(前売駐車券を確保してるとそこは気楽 ^^)、予選日から電車で行く予定の友人が車で行きたいとのことで前売駐車券は譲って、帰りは彼の車に同乗させてもらうことにして、行きは電車移動に。

とはいえ、日曜の朝イチ新幹線で出発しても御殿場には10時22分着。シャトルバスに乗ってサーキットへ向かっても、目的の半分である Team Yoshi MUROYA のデモフライトに間に合うか微妙。

ってなことで、前夜の新幹線で沼津へ移動して前泊。翌朝、車で予選日から来ていた友人とともに、サーキットへ向かいました :D



お天気は見事な夏晴れ。富士山もしっかり見える中、富士スピードウェイへ。それなりの標高のあるサーキットのはずなのに、朝から猛暑💦 夏の高原の朝みたいな爽やかさを期待…してなかったけどね(´Д` )

グランドスタンド指定席券のチケットをリストバンドに交換する行列に並んで(9時過ぎ頃で10分ほど並んだ)、席に荷物の一部を置いたのち、今回もまたレクサス監督トークショーを観てしまって、記念撮影の写真にしっかり写り込み(^_^;)。相変わらず凄い人出だったけど、鈴鹿よりマシだった気が。



その後、ピットウォークに参加する友人と別れ、イベント広場でウロウロしてグランドスタンド指定席へ戻って、室屋義秀氏のフライトまでマッタリ休憩。(レースクイーンのお姉さま方を観たり撮る趣味はないので、そのタイミングで休憩できるのは楽)

室屋さんのフライトについては以前の記事に書いたので、ここでは割愛。

SUPER GT 2019 Rd.5 富士GT500マイル 遠征雑記【前編】 〜室屋さんのフライトは刺激的で大満足

その後、ウォーミングアップ走行からレースのスタート進行が始まるわけですが、今回の大前提というか行動指針として、

暑さに負けず休憩優先・体力温存で
観戦・撮影で無理をしない


ということを肝に銘じていました。

なにせ、

観戦後に大阪まで車で帰る気力・体力を残す


必要がありましたからね。仕方ありません。

高い交通費かけてきたのにウォーミングアップ走行を撮りに行かないのはもったいないなぁ
日陰で大型スクリーンも観られる快適なグランドスタンド指定席を買ったとはいえ、暑くても頑張って撮りに行くことなく、まったり観戦しすぎじゃないのかなぁ


という気持ちはありましたが、そこは我慢しすぎるくらい我慢しました。翌日はともかく、翌々日以降まで疲れを残したくないですしね……歳をとるとホント疲れが抜けなくなるので(>_<)

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ということで、ウォーミングアップ走行時はドリフトコース駐車場の友人の車へ戻って休憩しつつ、昼食。

その後は、
  • せっかく(普段チケットを買わない)グランドスタンド2階指定席を取ったのだから、レーススタートをグランドスタンドから目の前で見よう
  • グランドスタンドでレースを見はじめたら、多分ずっと夕方近くまで外へ出る気がなくなるから、レーススタートから30分くらいは撮影に出よう

この2つの思いの間で迷いましたが、

ウォームアップ走行もスルーしたのだからレーススタートくらいは撮影に出ないと、最後涼しくなってからちょっと撮って終わりになりそうで、さすがに重い機材を持って来た意味がなくなるし、そもそも今日まだ1回もシャッター切ってないのは勿体ない


という思いが勝ちまして、グリッドウォークの時間も終わり始める頃に休憩を終えて、撮影ポイントへ移動。

ドリフトコース駐車場にいたので、駐車場出口からそのまま真っ直ぐ、ホームストレート終わりあたりの下をくぐる道からコカコーラ・コーナーへ移動しましたが、ホームストレートをくぐってからの登り坂がキツかったので、体力なしにとっては一度グランドスタンドへ回って、エスカレーター付き地下通路からアドバンコーナー経由で行った方が良かったかも…と思うのも後の祭り。



パレードラップスタートまで10分くらいのところでコカコーラ・コーナーへつくと、さすがに通路前はズラッとカメラを構えた人たちが並んでいます。ダンロップコーナーと並んで撮影ポイントとしては一番の「名所」ですから仕方ありません。

ま、コカコーラ・コーナーでレーススタート直後を撮るのはありきたりかもしれませんが、富士での撮影は初めてですから、ある意味セオリーどおりというか、ありきたりから始めて見ようかな、と(笑)

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もちろん、人がいっぱいなのも判っていたので、踏み台持参で後ろから。その後、友人の脚立も借りて撮影しましたが、ちょっとイメージとズレがあったのと、当たり前ですがやっぱり陽炎が辛いこと、そして TGR コーナーから駆け下ってくる車を撮るには 700mm では足りないのも予想どおりでした。

いつもならフルサイズの D5 と APS-C の D500 の2台を持っていくのですが、真夏の炎天下で荷物背負って歩くことを考えると、少しでも荷物を軽くしたくて D500 は置いてきたんですよねぇ。

1000mm が欲しくなるのはココくらいで、なおかつ 1000mm クラスで撮っても陽炎バリバリで絵にならないと思っていたし(実際、陽炎酷すぎ写真ばかり)、確かにそれはそうなので、置いてきたのは悪くない判断でしたが、ちょっと画角的に(トリミングしても)物足りないので、もっと季節的に良い時に撮ってみたいと思いましたね。

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ともあれ、パレードラップ、フォーメーションラップが終わって、レーススタート。

GT500 は概ね上位は予選順位どおり、23号車がポールポジションからホールショットを決めて「今日は23号車の日かなぁ」なんて思っていましたが、GT300 は TGRコーナーから降りてくる車列の先頭は、まさかの 360号車 RUN-UP GT-R。ビックリしました(笑)

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GT500 はスタート直後から ZENT LC500 が au TOMS LC500 を抑え込みながらバトルをずっと繰り返していて、ZENT が蓋をする形になっていたせいで、なんか ZENT ばかり撮ってるような状況になってしまってました。(撮りながら気づいていたけど)

GT500/300 が混走する前や混走し始めてからしばらくは、車列の先頭車両が何周も固定化してることが多いので、漫然と撮りやすい車列の先頭を撮っていると同じ車ばかりになってしまうのは判っていて、意識的に撮る車両を変えていかないと…と撮る前は思っているんですけど、今回もまた(^_^;)

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ともあれ、通路の上で場所を少しずつ変えながら、気がつけばレーススタートから40分以上経っていました。

コカコーラ・コーナーから撮る通路のところは、午後から木々の陰になり直射日光を浴びなくて済むことは、行ってみて初めて判ることでした。悪くなかったです :D

ただ、バッグに入れていたペットボトルの水がなくなり、コカコーラ・コーナーにある自販機で飲み物を買おうとしたら、レーススタートからまだ30〜40分なのに、喉を潤せる飲み物が既に全部売り切れになっていたのには閉口しました。自販機がアテにできないのは、ちょっと辛い。

そんなこともあって、アドバンコーナー(ヘアピン)へ移動したのですが、自販機はないわ、Orizuru(レストラン、売店)は激混みだわ、アドバンコーナーで撮るにしても人大杉だったので、とっととグランドスタンドへ撤退。

夏の富士 GT 500マイルは長丁場、レーススタートから1時間が経っていましたので、涼しくなるまでしばらく休憩するのに良い頃合いかな、と。

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グランドスタンド2階指定席でマッタリしつつ、時々は座席から FSW ご自慢の長いホームストレートをかっ飛んで行く車両を適当に撮影。

元々、今回のまったり観戦・撮影の予定として、
  1. 午前中は室屋さんのフライトさえ撮れれば、それで良し
  2. 真夏のド昼間に行われるウォーミングアップ走行は、どっちでもいい
  3. レーススタートは、ありきたりだけどコカコーラ・コーナーかな
  4. 30分くらい撮ったら暑い間は休憩
  5. 暑さのピークがすぎて少し気温が下がってきたら、一番遠いダンロップコーナーへ行って、その後は13コーナー、スープラコーナーと戻る方向で
  6. 最後はヘアピン(アドバンコーナー)で撮れば、ウイニングラン撮ってからでもグランドスタンドで表彰式に余裕で間に合うはず

と考えておりまして、ほぼこの通りに動いた感じでした。

炎天下からずっと6時間も撮影しっぱなしできる体力もないし、前述のとおり、大阪へ戻る体力を残しておかなければなりませんでしたから、とにかくある程度涼しくなるまでは我慢、休憩。

夏の GT500マイルレースは長丁場ですから、スタートから1時間ほどでグランドスタンドに戻り、それから1時間以上マッタリと休憩しつつレース観戦していても、まだレースは半分にも満たず。

ということで、後半とまとめ?(言いたいこと)は次回に。

(続き)→ SUPER GT 2019 Rd.5 富士GT500マイル 遠征雑記【後編】 〜やっぱりVSCやFCYは必要じゃね?