Bluetooth イヤホンは幾つか買っていますが、普段から常用する完全ワイヤレスイヤホンの2台目として、ソニーの新製品 WF-1000XM3 を購入しました。
■ WF-1000XM3 -いい音には、静寂が要る- | ヘッドホン | ソニー
■ WF-1000XM3 | ヘッドホン | ソニー
(とっとと使用感レビュー読みたい人はこちらで→「ソニーの新型ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 を1週間使ってのアレコレ細かな感想【前編】」)
お値段は量販店で2万円台後半。絶対的な価格は(イヤホンマニアじゃない者にとっては)安くないですが、ノイズキャンセリング機能があり、Bluetooth イヤホンで音質も考慮している製品と思えば、納得できる価格ラインかと思います。
逆に言えば、有線イヤホンやヘッドホンで高音質志向の製品は3万円台またはそれ以上が当たり前の中、ノイズキャンセリングなどの機能が入って、バッテリーなどを含む完全ワイヤレス製品で3万円弱というのは、音質的には妥協点も多いのは止むを得ません。
そもそも Bluetooth で伝送している時点で音質を極端に突き詰めても仕方ないですから、このあたりが良い上限なのかな、と感じています。
(個人的には音質以前の問題で、良い完全ワイヤレスイヤホンだけど絶賛というほどのものではない、という結論ですが、その理由は次回記事にて)
また、両耳のイヤーピースが独立した完全ワイヤレスイヤホンを使い始めた時は、
という不安があって、高い完全ワイヤレスイヤホンを買うことに躊躇いがありましたが、完全ワイヤレスイヤホンを1年半以上使ってきて「まぁ大丈夫かな」という感触を得ているので、今回はそのへんの躊躇はありませんでした。
(付け外しの時にイヤーピースをポロッと落としてしまったことは何度かありますが、幸い混雑時の電車内などすぐに見失う場面でのポロっはなかったので、今回も大丈夫……だと良いなあ ^_^;)
■ WF-1000XM3 -いい音には、静寂が要る- | ヘッドホン | ソニー
■ WF-1000XM3 | ヘッドホン | ソニー
(とっとと使用感レビュー読みたい人はこちらで→「ソニーの新型ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 を1週間使ってのアレコレ細かな感想【前編】」)
お値段は量販店で2万円台後半。絶対的な価格は(イヤホンマニアじゃない者にとっては)安くないですが、ノイズキャンセリング機能があり、Bluetooth イヤホンで音質も考慮している製品と思えば、納得できる価格ラインかと思います。
逆に言えば、有線イヤホンやヘッドホンで高音質志向の製品は3万円台またはそれ以上が当たり前の中、ノイズキャンセリングなどの機能が入って、バッテリーなどを含む完全ワイヤレス製品で3万円弱というのは、音質的には妥協点も多いのは止むを得ません。
そもそも Bluetooth で伝送している時点で音質を極端に突き詰めても仕方ないですから、このあたりが良い上限なのかな、と感じています。
(個人的には音質以前の問題で、良い完全ワイヤレスイヤホンだけど絶賛というほどのものではない、という結論ですが、その理由は次回記事にて)
また、両耳のイヤーピースが独立した完全ワイヤレスイヤホンを使い始めた時は、
これ、絶対いつか、電車の中とかでイヤーピースをポロッと耳から落ちたり、出し入れするときに落として失くすんじゃないか
という不安があって、高い完全ワイヤレスイヤホンを買うことに躊躇いがありましたが、完全ワイヤレスイヤホンを1年半以上使ってきて「まぁ大丈夫かな」という感触を得ているので、今回はそのへんの躊躇はありませんでした。
(付け外しの時にイヤーピースをポロッと落としてしまったことは何度かありますが、幸い混雑時の電車内などすぐに見失う場面でのポロっはなかったので、今回も大丈夫……だと良いなあ ^_^;)
さて、アップルがイヤホン端子廃止の iPhone 7 とともに AirPods を発表したのが 3年前の 2016年。既に先行していたメーカーはあったものの、両耳のイヤーピースが独立した完全ワイヤレスイヤホンという存在がマニア以外にも周知されるようになったのは AirPods がキッカケだったでしょう。
翌2017年には大手含む多くのメーカーから完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。私も iPhone X 購入をきっかけに有線イヤホンから完全ワイヤレスイヤホンへ移行して1年半以上経つわけですが、すっかり慣れてしまいました。
たまに有線イヤホンを使うと一聴して判る音質の良さを感じるとともに、それ以上にケーブルレスの快適さに慣れてしまったことも実感します。
iPhone X を購入した直後に買った完全ワイヤレスイヤホンは、↑この「ERATO Verse」。1万円台前半で買える Bluetooth イヤホンとしてはミドルレンジ?の完全ワイヤレスイヤホン。
初めての完全ワイヤレスイヤホンでしたから、耳への負担が最小限になるような小型軽量さと(音質に期待しなくても)糞すぎない音質のバランスで選んだものです。
あと、初めての完全ワイヤレスイヤホンのため、ポロっとイヤホンを落として失くす可能性を考えて「失くしても諦められる?のは1万円台までだよなぁ」ということもありました。
■ ERATO VERSE 【前編】 〜初めての完全ワイヤレスイヤホンにVERSEを選んだ理由
■ ERATO VERSE 【後編】 〜ほどほど価格の完全ワイヤレスイヤホンを2週間使ってみた結果
購入時のレビューは上記記事で書きましたが、あれから1年半経っても、イヤホン自体の印象は良いままです。
(注意:Verse は既に生産終了品ですが、それ以前に ERATO の日本代理店が撤退してサポートが受けられなくなっていますので、Verse に限らず ERATO 製品を今から買うのはお気をつけください)
この手の完全ワイヤレスイヤホンにしては小さく軽いので、付けていて耳への負担が小さいのが、まず気に入っている点であり、推せる点でした。そういう点では、最初の完全ワイヤレスイヤホンとして向いていた気はします。(もう買えない、買えたとしても買うのは推奨しないけど)
おまけに、本体が小さい分、充電ケースもポケットに入るくらい小さいのも○。日々持ち運ぶものですから、ケースがデカすぎるのはダメです。(WF-1000XM3 のことですけどね…)
反面、イヤホン本体が小さいこともあってバッテリー駆動時間は短めで、公称再生時間が3時間で、実際の再生時間もだいたい3時間前後でした。(ケースに入れての充電を含めて公称3時間×3)
音質は、可もなく不可もなし。完全ワイヤレスタイプでも2〜3万円クラスと比べると明らかにヌケが悪く一聴して差はありますが、逆に Amazon で5千円くらいで売っている製品と比べると良好で、とりあえず我慢なく聞けるレベルかな、と。(このあたりの基準は人によりますが)
そして一番良いのは、iPhone X とペアリングして使っていると接続が安定していること。
Bluetooth イヤホン、特に左右のイヤーピースが分かれている完全ワイヤレスイヤホンの場合、スマートフォンとの接続がブチブチ切れて安定しないイヤホンが多く見られるのは、色々な製品のレビュー/コメント欄でも周知のとおり。
しかし、ERATO Verse は1年8ヶ月使ってきて、接続が完全に切れたことは数回あったかな?程度(あくまで私の使い方ですけど)、とにかくスマホとの接続性という一番ストレスが溜まりやすいところが安定していたので、Verse を選んで良かったと思っています。
この ERATO Verse 以降、Amazon で安く売られている(数千円〜5千円程度)Bluetooth イヤホンを、ネックバンドタイプと完全ワイヤレスタイプそれぞれ1製品ずつ予備で買いましたが、ERATO Verse ほどの接続安定性はなく、特に完全ワイヤレスタイプの廉価品は結構頻繁に切れたので、数回試して使って以降は予備扱い(事実上のお蔵入り)となっています。
とまぁ、そんな感じで気に入っている ERATO Verse でしたが(Amazon のレビュー欄はサポートされなくなったことでボロカス叩かれていますけど ^^;)、
のです。これは Bluetooth イヤホンの宿命ですね。有線イヤホンでは有り得ないバッテリーの劣化。(使わず放置していても劣化するし)
前述のとおり、ERATO Verse は元々イヤホンが小さい分、バッテリー駆動時間も短くて当初から大体3時間程度、それが最近は2時間強でバッテリーが切れるようになっていました。(ケースで充電すればまた使えるけど、連続では使えない)
そう思っていたところに発表されたのが、ソニーの WF-1000XM3。
予約購入しようかと思いましたが、前作 WF-1000X のことがありましたので、発売後の評判、特に WF-1000X を買って色々聞かされた友人知人が予約していたので、その感想を聞いてから、と思っていたのですけど、発売直後からほぼ「ソニー GJ!」でしたので、発売から4日後にヨドバシで購入しました :-)
(店頭では売り切れていましたが、ヨドバシドットコムでギリギリ買えました。購入数時間後にはドットコムでも売り切れてました ^^;)
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンについては、ERATO Verse を購入した後に、ノイズキャンセリング機能に惹かれて前作(初代)WF-1000X の購入を検討したことがありました。
ただ、当時は購入した友人知人も、ネットのレビューも異口同音に
とのことで(あとは音質はまずまずとか、ノイズキャンセリングはイマイチとか)、そう聞かされるとちょっと手は出ませんでした。
と思っていましたが、去年は2代目が出ず、スポーツモデルなど派生モデルが先に出て改善されているような話を聞いて少し惹かれましたが、我慢がまがまして待っていて、やっと出てきた基本モデルの2代目を手にした次第。
初代に色々文句を言いながらも予約買いした友人知人も「これはオススメ」と言い切り、ネット上のレビュー記事や評判も概ね絶賛に近い感じ。
■ 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】こんなの出されたらどこも勝てないじゃん、ソニー完全ワイヤレス「WF-1000XM3」-AV Watch
■ ASCII.jp:弱点らしい弱点が見当たらない? ソニー「WF-1000XM3」が快適かつ高音質 (1/4)
前モデルがちょっとダメすぎた点があった上での比較だと思っても十分良さげだと判断して購入した次第です。
(10日近く使ってきた率直な感想では、そこまで褒めるのも…という気が少しはありますが、概ね高評判どおりです。詳しくは次回)
ERATO Verse よりは1クラス上のイヤホンですから、ノイズキャンセリング付きというだけでなく、音質的にも+αは当然期待はします。(Bluetooth イヤホンの範疇での話になりますが)
ソニーらしくバッテリーの保ちも良さげだし、充電端子が USB Type-C なのも○。Bluetooth も当然 Ver.5.0 対応。マルチペアリングも複数端末持ちには必要。
欠点としては、対応コーデックが相変わらず SBC, AAC だけで AptX に非対応。Android 端末で使う時は音質や遅延で不満が出る場合もありそうですが、私の場合 iPhone, iPad での使用がメインですから AAC で無問題。(ソニーもヘッドホンでは AptX /AptX HD や LDAC に対応しているんですけどねぇ)
あと、防水はもちろん防滴防塵にも触れられていないので、そこらへんはスポーツモデルの WF-SP900 に任せて考慮されていないのでしょうが、ジョギングで使うなどということはないので個人的には問題ないですね。
そんなわけで、一通りスペック的なところも私には不足ない満足できるものなのですが、購入、使用にあたっては心配なこともありました。上記写真で見て分かるとおり、
特に Verse と比べれば明らかに大きなイヤピースになるので、付け心地がどうなるかは心配でした。もちろん、店頭で試して違和感があるレベルではないけれど、イヤホンは長く装着するものですから、実際にはどれくらいフィットするかは WF-1000XM3 に限らず、イヤホンを購入する時の心配事です。
ということで、そのあたりの心配事も含めた使用から10日ほど経った感想は、次記事で。
→ ソニーの新型ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 を1週間使ってのアレコレ細かな感想【前編】
翌2017年には大手含む多くのメーカーから完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。私も iPhone X 購入をきっかけに有線イヤホンから完全ワイヤレスイヤホンへ移行して1年半以上経つわけですが、すっかり慣れてしまいました。
たまに有線イヤホンを使うと一聴して判る音質の良さを感じるとともに、それ以上にケーブルレスの快適さに慣れてしまったことも実感します。
iPhone X を購入した直後に買った完全ワイヤレスイヤホンは、↑この「ERATO Verse」。1万円台前半で買える Bluetooth イヤホンとしてはミドルレンジ?の完全ワイヤレスイヤホン。
初めての完全ワイヤレスイヤホンでしたから、耳への負担が最小限になるような小型軽量さと(音質に期待しなくても)糞すぎない音質のバランスで選んだものです。
あと、初めての完全ワイヤレスイヤホンのため、ポロっとイヤホンを落として失くす可能性を考えて「失くしても諦められる?のは1万円台までだよなぁ」ということもありました。
■ ERATO VERSE 【前編】 〜初めての完全ワイヤレスイヤホンにVERSEを選んだ理由
■ ERATO VERSE 【後編】 〜ほどほど価格の完全ワイヤレスイヤホンを2週間使ってみた結果
購入時のレビューは上記記事で書きましたが、あれから1年半経っても、イヤホン自体の印象は良いままです。
(注意:Verse は既に生産終了品ですが、それ以前に ERATO の日本代理店が撤退してサポートが受けられなくなっていますので、Verse に限らず ERATO 製品を今から買うのはお気をつけください)
この手の完全ワイヤレスイヤホンにしては小さく軽いので、付けていて耳への負担が小さいのが、まず気に入っている点であり、推せる点でした。そういう点では、最初の完全ワイヤレスイヤホンとして向いていた気はします。(もう買えない、買えたとしても買うのは推奨しないけど)
おまけに、本体が小さい分、充電ケースもポケットに入るくらい小さいのも○。日々持ち運ぶものですから、ケースがデカすぎるのはダメです。(WF-1000XM3 のことですけどね…)
反面、イヤホン本体が小さいこともあってバッテリー駆動時間は短めで、公称再生時間が3時間で、実際の再生時間もだいたい3時間前後でした。(ケースに入れての充電を含めて公称3時間×3)
音質は、可もなく不可もなし。完全ワイヤレスタイプでも2〜3万円クラスと比べると明らかにヌケが悪く一聴して差はありますが、逆に Amazon で5千円くらいで売っている製品と比べると良好で、とりあえず我慢なく聞けるレベルかな、と。(このあたりの基準は人によりますが)
そして一番良いのは、iPhone X とペアリングして使っていると接続が安定していること。
Bluetooth イヤホン、特に左右のイヤーピースが分かれている完全ワイヤレスイヤホンの場合、スマートフォンとの接続がブチブチ切れて安定しないイヤホンが多く見られるのは、色々な製品のレビュー/コメント欄でも周知のとおり。
しかし、ERATO Verse は1年8ヶ月使ってきて、接続が完全に切れたことは数回あったかな?程度(あくまで私の使い方ですけど)、とにかくスマホとの接続性という一番ストレスが溜まりやすいところが安定していたので、Verse を選んで良かったと思っています。
この ERATO Verse 以降、Amazon で安く売られている(数千円〜5千円程度)Bluetooth イヤホンを、ネックバンドタイプと完全ワイヤレスタイプそれぞれ1製品ずつ予備で買いましたが、ERATO Verse ほどの接続安定性はなく、特に完全ワイヤレスタイプの廉価品は結構頻繁に切れたので、数回試して使って以降は予備扱い(事実上のお蔵入り)となっています。
とまぁ、そんな感じで気に入っている ERATO Verse でしたが(Amazon のレビュー欄はサポートされなくなったことでボロカス叩かれていますけど ^^;)、
1年半も使っていると明らかにバッテリーがヘタってきた
のです。これは Bluetooth イヤホンの宿命ですね。有線イヤホンでは有り得ないバッテリーの劣化。(使わず放置していても劣化するし)
前述のとおり、ERATO Verse は元々イヤホンが小さい分、バッテリー駆動時間も短くて当初から大体3時間程度、それが最近は2時間強でバッテリーが切れるようになっていました。(ケースで充電すればまた使えるけど、連続では使えない)
さすがに2時間やそこらでバッテリーが切れるのは辛いな。そろそろ、メインで使うイヤホンを買い換えるか……
そう思っていたところに発表されたのが、ソニーの WF-1000XM3。
予約購入しようかと思いましたが、前作 WF-1000X のことがありましたので、発売後の評判、特に WF-1000X を買って色々聞かされた友人知人が予約していたので、その感想を聞いてから、と思っていたのですけど、発売直後からほぼ「ソニー GJ!」でしたので、発売から4日後にヨドバシで購入しました :-)
(店頭では売り切れていましたが、ヨドバシドットコムでギリギリ買えました。購入数時間後にはドットコムでも売り切れてました ^^;)
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンについては、ERATO Verse を購入した後に、ノイズキャンセリング機能に惹かれて前作(初代)WF-1000X の購入を検討したことがありました。
ただ、当時は購入した友人知人も、ネットのレビューも異口同音に
(スマホとの接続や左右の接続が)ブチブチ切れるわ ┐(´д`)┌
とのことで(あとは音質はまずまずとか、ノイズキャンセリングはイマイチとか)、そう聞かされるとちょっと手は出ませんでした。
色々改善された2代目が出たら買おう(かな)
と思っていましたが、去年は2代目が出ず、スポーツモデルなど派生モデルが先に出て改善されているような話を聞いて少し惹かれましたが、我慢がまがまして待っていて、やっと出てきた基本モデルの2代目を手にした次第。
初代に色々文句を言いながらも予約買いした友人知人も「これはオススメ」と言い切り、ネット上のレビュー記事や評判も概ね絶賛に近い感じ。
■ 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】こんなの出されたらどこも勝てないじゃん、ソニー完全ワイヤレス「WF-1000XM3」-AV Watch
■ ASCII.jp:弱点らしい弱点が見当たらない? ソニー「WF-1000XM3」が快適かつ高音質 (1/4)
前モデルがちょっとダメすぎた点があった上での比較だと思っても十分良さげだと判断して購入した次第です。
(10日近く使ってきた率直な感想では、そこまで褒めるのも…という気が少しはありますが、概ね高評判どおりです。詳しくは次回)
ERATO Verse よりは1クラス上のイヤホンですから、ノイズキャンセリング付きというだけでなく、音質的にも+αは当然期待はします。(Bluetooth イヤホンの範疇での話になりますが)
ソニーらしくバッテリーの保ちも良さげだし、充電端子が USB Type-C なのも○。Bluetooth も当然 Ver.5.0 対応。マルチペアリングも複数端末持ちには必要。
欠点としては、対応コーデックが相変わらず SBC, AAC だけで AptX に非対応。Android 端末で使う時は音質や遅延で不満が出る場合もありそうですが、私の場合 iPhone, iPad での使用がメインですから AAC で無問題。(ソニーもヘッドホンでは AptX /AptX HD や LDAC に対応しているんですけどねぇ)
あと、防水はもちろん防滴防塵にも触れられていないので、そこらへんはスポーツモデルの WF-SP900 に任せて考慮されていないのでしょうが、ジョギングで使うなどということはないので個人的には問題ないですね。
そんなわけで、一通りスペック的なところも私には不足ない満足できるものなのですが、購入、使用にあたっては心配なこともありました。上記写真で見て分かるとおり、
- 小さく軽い ERATO Verse の付け心地、耳への負担の軽さに慣れ切っているので、Verse より大きく重い WF-1000XM3 を付けていて違和感が出ないかどうか?
- イヤホンそのものだけでなく、充電ケースは Verse と比べても倍くらい大きそうで、ポケットに入るサイズではないので、持ち歩き時にどう思うか?
特に Verse と比べれば明らかに大きなイヤピースになるので、付け心地がどうなるかは心配でした。もちろん、店頭で試して違和感があるレベルではないけれど、イヤホンは長く装着するものですから、実際にはどれくらいフィットするかは WF-1000XM3 に限らず、イヤホンを購入する時の心配事です。
ということで、そのあたりの心配事も含めた使用から10日ほど経った感想は、次記事で。
→ ソニーの新型ワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 を1週間使ってのアレコレ細かな感想【前編】
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