1週間前は G20 開催で、大阪伊丹空港は新政府専用機、米軍 C-17 など含むエアフォースワン祭りが、関西国際空港ではエアフォースワンを除く各国政府専用機勢揃い祭りが開催されていましたが、雨模様でテンションが上がらなかった軟弱者であります。サッカーは雨天でも観に行くし、撮るのですけどねぇ(^_^;)
そして、もちろん、帰りの Air Force One にはやられたクチであります(´Д` )
ヒネリ狙いの、とある場所にいましたので(昆陽池公園ではない)、遠くからエンジン音だけを聞いてシャッターを1枚も切らずに終了した哀しい思い出となりました……_| ̄|○
さて、また数ヶ月前に書きかけて放置していた話、アルカスイス規格互換クランプの話をば。
望遠・超望遠レンズでスポーツ撮影やモータースポーツ撮影で必要になるのが一脚。当方も、以下の3本の一脚を使い分けています。(もう1本あるけど、全く使うことないので)
■ SIRUI 一脚 4段 大型 カーボン P-424
■ SIRUI 一脚 6段 小型 カーボン P-326
■ Velbon 一脚 ULTRA STICK L50
普段使うのは、SIRUI のカーボン三脚の2つ。どちらもコストパフォーマンスが高く、カーボン三脚としての剛性・軽さ・全高のバランスが良く、それでいて安価なので個人的にお勧め一脚です :D
私の、この3種類の一脚の使い分けは、概ね以下のとおり。
■ 急に知った花火大会、三脚がなければ手持ちで撮ればいいじゃない 〜E-M1 Mark II で手持ち花火撮影
■ 今年もまた、ズボラで適当な私のための E-M1 Mark II が止められない理由がやってきた 〜マイクロフォーサーズは10周年らしいね
さて、一脚にカメラやレンズを付け外しする際、いちいち一脚をクルクルさせてネジを回して脱着するのが面倒だからと使うのが、アルカスイス規格互換のクランプ。
もちろん、剛性と(抜けない)安心感のためには一脚をクルクル回してネジで直接付けておくのが一番なのは言うまでもありません。が、頻繁じゃなくても現地で脱着が発生する時はクランプを使ってサクッと脱着するのがストレスなくて良いです。私のようなイラチには必需品です(^_^;)
いま手元にあるのが、上の写真の4種類。本当はもう1個あったはずなのだけど行方不明(^_^;)
で、クランプは結構相性問題があって、たまに手持ちのアイテムと合わなくて「ハズレ」たりするので、そのあたりを少々。
そして、もちろん、帰りの Air Force One にはやられたクチであります(´Д` )
マジかーRWY14Rって……オワタ\(^o^)/
— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) 2019年6月29日
まさかのRWY14で死亡者多数www pic.twitter.com/okgJoYxTUR
— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) 2019年6月29日
ヒネリ狙いの、とある場所にいましたので(昆陽池公園ではない)、遠くからエンジン音だけを聞いてシャッターを1枚も切らずに終了した哀しい思い出となりました……_| ̄|○
さて、また数ヶ月前に書きかけて放置していた話、アルカスイス規格互換クランプの話をば。
望遠・超望遠レンズでスポーツ撮影やモータースポーツ撮影で必要になるのが一脚。当方も、以下の3本の一脚を使い分けています。(もう1本あるけど、全く使うことないので)
■ SIRUI 一脚 4段 大型 カーボン P-424
■ SIRUI 一脚 6段 小型 カーボン P-326
■ Velbon 一脚 ULTRA STICK L50
普段使うのは、SIRUI のカーボン三脚の2つ。どちらもコストパフォーマンスが高く、カーボン三脚としての剛性・軽さ・全高のバランスが良く、それでいて安価なので個人的にお勧め一脚です :D
私の、この3種類の一脚の使い分けは、概ね以下のとおり。
- ■ P-424
- パイプ径 36mm、4段で全高 170cm の P-424 は、4段全部伸ばして小デブな私が体重をかけても全くしなることのない剛性を持っていて、かつ高さもそこそこあるので、ゴーヨン(500mm F4)のような重量級レンズを立って使う時、踏み台や脚立に乗って使う時に持ち出します。安心の一脚。
縮長が 56cm とやや長めなのでカメラバッグに入れるより、カメラバッグとは別途に持って移動することが多いのですが、専用の一脚バックが付属していて後述するクランプや雲台とともにピッタリ収納して持って行けるので便利です。 - ■ P-326
- パイプ径 32mm で 6段の P-326 は、全高 154cm と十分に立って使える長さがありながら縮長 38cm と短く、400g 強と軽いため、カメラバッグ側面のポケットに入れて十分持ち歩けるサイズ。それゆえ公共交通機関での移動にピッタリ。
ただ、32mm 径とはいえ6段のため、全部伸ばすと下から2段くらいは細めになってゴーヨンクラスの重量級レンズには少々不足。でも 70-200mm F2.8 や 100-400mm クラスなら十分。スポーツ撮影などで椅子に座って撮影する場合は、伸ばすのは上から3段〜3段半で済むため重量級レンズでも問題なし。 - ■ ULTRA STICK L50
- 最後のベルボンの一脚は、実際使っているのは上記商品の前モデルですが、ミラーレス機のスナップ撮影で念のために持ち出す時に使う程度。縮長31cm、重さ300g 未満と持ち運びに負担のならないのは良いですが、ミラーレス機+1kg 未満のレンズでしか使えない剛性ですから。
また、手振れ補正が鬼のように強力な E-M1 Mark II を使う場合、「三脚じゃなくて一脚なら別に要らんかなぁ」となるので、E-M1 Mark II を使うようになってからは、スナップとかでの出番は殆どないですね。
■ 急に知った花火大会、三脚がなければ手持ちで撮ればいいじゃない 〜E-M1 Mark II で手持ち花火撮影
■ 今年もまた、ズボラで適当な私のための E-M1 Mark II が止められない理由がやってきた 〜マイクロフォーサーズは10周年らしいね
さて、一脚にカメラやレンズを付け外しする際、いちいち一脚をクルクルさせてネジを回して脱着するのが面倒だからと使うのが、アルカスイス規格互換のクランプ。
もちろん、剛性と(抜けない)安心感のためには一脚をクルクル回してネジで直接付けておくのが一番なのは言うまでもありません。が、頻繁じゃなくても現地で脱着が発生する時はクランプを使ってサクッと脱着するのがストレスなくて良いです。私のようなイラチには必需品です(^_^;)
いま手元にあるのが、上の写真の4種類。本当はもう1個あったはずなのだけど行方不明(^_^;)
で、クランプは結構相性問題があって、たまに手持ちのアイテムと合わなくて「ハズレ」たりするので、そのあたりを少々。
以前書いたように、ゴーヨン (AF-S 500mm f/4E FL ED VR) の三脚座もアルカスイス規格互換のレンズフットに変えたように、雲台もクランプも三脚座もカメラプレート/レンズプレートもアルカスイス互換で統一しています。
■ アルカスイス互換&フレキシブルな装着が可能な、ニコン大口径レンズ用レンズフット「マーキンス LU-15」購入
■ アルカスイス互換&フレキシブルな装着が可能な、ニコン大口径レンズ用レンズフット「マーキンス LU-15」を使ってみた感想
ちなみに、ギミック込みのこのマーキンスのレンズフット、使い始めて半年以上経ちますが、全く問題なく使えています。フレキシブルなところがある分だけ剛性やズレの心配がなくもなかったのですが、杞憂でした :-)
アルカスイス規格互換と言っても、本家アルカスイスや互換を謳ってる数多くのメーカーとの間では微妙に造りが違っているのは知られた話。
三脚座/カメラプレート/レンズプレートと雲台/クランプを挟み込む山型カットの部分(アリガタ、アリミゾ)の角度が違ったり食い込みの幅が違ったりして、同メーカー同士でないとピッタリにならないのは良くあることです。
■ これで納得!アルカスイス互換プレートはなぜ合わないか | カメラと三脚とアルカスイスと ときどきMac
そのあたりの「アルカスイス互換といっても必ずしもキッチリ固定できるわけではない」問題については上記ページが詳しいので略しますが、私も経験したことはあります。
とはいえ、完全にピッタリ合わなくてもキチンと止まればいいだけの話であり、固定するためのシューがノブ式であれば、多少形状に差があっても問題なく固定できるので、
と思っています。(個人的に印象に過ぎませんけど)
ま、1割くらいはクランプや雲台側をノブシューにしていてもキチンと固定しきれない三脚座やプレートが存在しますが、それはまぁ同一メーカーのを買わなかった自己責任ということですし、ワンタッチで簡単脱着なレバーシューを選んだ場合は、それこそ同一メーカーで揃えとけよ、って感じではあります。
で、アルカスイス規格互換の雲台・クランプと三脚座・プレートとの相性問題はよく知られているのですが、一方でアルカスイス互換云々関係なく、
というのも存在しています。
■ SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60X
■ INPON クイックリリースクランプ アルカスイス互換 50mm
■ SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i
■ [MENGS] DC-38Q クイックリリースクランプArca-Swiss規格に準拠
アルカスイス互換のクランプは6〜7個持っていたと思うのですが、今すぐ出てきたのが上記4つ。これらと3本の一脚との組み合わせは現在のところ、
となっています。P-424 には 70mm サイズのクランプを使っていたのですが、先日の鈴鹿の帰りに紛失して、定番?の 60mm サイズを使っています。
この組み合わせでも特に問題はないのですが、数ヶ月前 Amazon を眺めていた時に、ふと
と思って DDC-60i を購入したワケです。(主に一脚 P-326 用として)
並べてみると案の定、左の DDC-60X より右の DDC-60i の方が同じ 60mm クランプなのに若干コンパクトで、バックパックの脇に一脚をさしてバスや電車に乗る際には、ちょっと良さげ。
と思って P-326 に DDC-60i を装着して撮影現場へ持っていきました。
(P-326 + DCC-60i)
そして現場で使おうとすると、
問題が発生。
ま、クランプ抜いて一脚に直接三脚座を付ければ問題なく使える(使うのは一脚であってクランプではない)ので、大きな問題にはならなかったのですが、帰宅後によくよくちゃんと見てみると、
「P-326 またはそれ以上の太さを持つ中型・大型一脚には(P-424 含む)、DCC-60i は干渉してちゃんとネジが締まらない」
ことが判りました。
P-326 に装着した DCC-60i のノブを締めこんでも、上記写真のように P-326 の上面とノブが干渉して、ちゃんと締め込めない状態です。これでは全く使えません。
上記写真の DCC-60X との比較で、「右側のノブシューの部分の出っ張りがない分、DCC-60i の方がコンパクトで良い」と思って購入したわけですが、その出っ張りの少なさが逆に一脚の台座部分が大きな、中型・大型一脚だとノブと干渉して使えない物となってしまいました。
ですので、ベルボン ULTRA STICK のような台座部分も小さな小型一脚では DCC-60i のノブは干渉することなく、問題なく使えます。
逆に P-326 や P-424 のような台座が広めの中・大型一脚では、DCC-60X のようにプレートを噛ます部分とノブシューの間に少し距離があったり、ノブシューが以下のように干渉を避けた長いノブになっている製品では、問題なく使えます。
一脚の台座とノブシューが干渉して使えないクランプを買ってしまったのは、実は2度目なのですけど、こればっかりは通販だと買ってから試すしかないので諦めています。
が、今後はもうちょっと慎重になろうということで、教訓も含めた「アルカスイス規格互換クランプ選びは気をつけよう」という話でした :D
■ アルカスイス互換&フレキシブルな装着が可能な、ニコン大口径レンズ用レンズフット「マーキンス LU-15」購入
■ アルカスイス互換&フレキシブルな装着が可能な、ニコン大口径レンズ用レンズフット「マーキンス LU-15」を使ってみた感想
ちなみに、ギミック込みのこのマーキンスのレンズフット、使い始めて半年以上経ちますが、全く問題なく使えています。フレキシブルなところがある分だけ剛性やズレの心配がなくもなかったのですが、杞憂でした :-)
アルカスイス規格互換と言っても、本家アルカスイスや互換を謳ってる数多くのメーカーとの間では微妙に造りが違っているのは知られた話。
三脚座/カメラプレート/レンズプレートと雲台/クランプを挟み込む山型カットの部分(アリガタ、アリミゾ)の角度が違ったり食い込みの幅が違ったりして、同メーカー同士でないとピッタリにならないのは良くあることです。
■ これで納得!アルカスイス互換プレートはなぜ合わないか | カメラと三脚とアルカスイスと ときどきMac
そのあたりの「アルカスイス互換といっても必ずしもキッチリ固定できるわけではない」問題については上記ページが詳しいので略しますが、私も経験したことはあります。
とはいえ、完全にピッタリ合わなくてもキチンと止まればいいだけの話であり、固定するためのシューがノブ式であれば、多少形状に差があっても問題なく固定できるので、
アルカスイス互換の相性問題は
固定シューをノブ式にしてれば9割は大丈夫じゃね?
固定シューをノブ式にしてれば9割は大丈夫じゃね?
と思っています。(個人的に印象に過ぎませんけど)
ま、1割くらいはクランプや雲台側をノブシューにしていてもキチンと固定しきれない三脚座やプレートが存在しますが、それはまぁ同一メーカーのを買わなかった自己責任ということですし、ワンタッチで簡単脱着なレバーシューを選んだ場合は、それこそ同一メーカーで揃えとけよ、って感じではあります。
で、アルカスイス規格互換の雲台・クランプと三脚座・プレートとの相性問題はよく知られているのですが、一方でアルカスイス互換云々関係なく、
クランプと一脚の相性問題
というのも存在しています。
■ SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60X
■ INPON クイックリリースクランプ アルカスイス互換 50mm
■ SUNWAYFOTO クイックリリースクランプ DDC-60i
■ [MENGS] DC-38Q クイックリリースクランプArca-Swiss規格に準拠
アルカスイス互換のクランプは6〜7個持っていたと思うのですが、今すぐ出てきたのが上記4つ。これらと3本の一脚との組み合わせは現在のところ、
となっています。P-424 には 70mm サイズのクランプを使っていたのですが、先日の鈴鹿の帰りに紛失して、定番?の 60mm サイズを使っています。
この組み合わせでも特に問題はないのですが、数ヶ月前 Amazon を眺めていた時に、ふと
SUNWAYFOTO の 60mm クランプとして DDC-60X を使っているけど、DDC-60i の方がノブの出っ張りが少なそうで、公共交通機関で移動する時に少しでも良いかも?
と思って DDC-60i を購入したワケです。(主に一脚 P-326 用として)
並べてみると案の定、左の DDC-60X より右の DDC-60i の方が同じ 60mm クランプなのに若干コンパクトで、バックパックの脇に一脚をさしてバスや電車に乗る際には、ちょっと良さげ。
と思って P-326 に DDC-60i を装着して撮影現場へ持っていきました。
(P-326 + DCC-60i)
そして現場で使おうとすると、
クランプのノブがちゃんと締らず、三脚座を固定できない…
問題が発生。
ま、クランプ抜いて一脚に直接三脚座を付ければ問題なく使える(使うのは一脚であってクランプではない)ので、大きな問題にはならなかったのですが、帰宅後によくよくちゃんと見てみると、
「P-326 またはそれ以上の太さを持つ中型・大型一脚には(P-424 含む)、DCC-60i は干渉してちゃんとネジが締まらない」
ことが判りました。
P-326 に装着した DCC-60i のノブを締めこんでも、上記写真のように P-326 の上面とノブが干渉して、ちゃんと締め込めない状態です。これでは全く使えません。
上記写真の DCC-60X との比較で、「右側のノブシューの部分の出っ張りがない分、DCC-60i の方がコンパクトで良い」と思って購入したわけですが、その出っ張りの少なさが逆に一脚の台座部分が大きな、中型・大型一脚だとノブと干渉して使えない物となってしまいました。
ですので、ベルボン ULTRA STICK のような台座部分も小さな小型一脚では DCC-60i のノブは干渉することなく、問題なく使えます。
逆に P-326 や P-424 のような台座が広めの中・大型一脚では、DCC-60X のようにプレートを噛ます部分とノブシューの間に少し距離があったり、ノブシューが以下のように干渉を避けた長いノブになっている製品では、問題なく使えます。
一脚の台座とノブシューが干渉して使えないクランプを買ってしまったのは、実は2度目なのですけど、こればっかりは通販だと買ってから試すしかないので諦めています。
が、今後はもうちょっと慎重になろうということで、教訓も含めた「アルカスイス規格互換クランプ選びは気をつけよう」という話でした :D
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