短文写真雑記ブログの方は更新しているものの、相変わらず当ブログは更新が思うようにできない昨今であり、自宅パソコンのデスクトップには、いずれ記事にしようと思っているアイテムの写真フォルダばかり増えていく状態です(^_^;)

中には購入してから半年くらい経つブツもあったりして「今さらだからもうええか」とスルーされるものも増えてきていますが、今年は大したものを買っていないので余計に放置プレイが進みます。

で、今回の記事で紹介するのも全く大したものではなく、

500mm F4 クラスの大型レンズも入るドライボックス


であります。

ドライボックスというのは、乾燥剤を入れて湿気らせないためのプラスティック密閉容器ですね。こういうヤツ↓



量販店のカメラコーナーの近くで売られていることが多いように、カメラ機材、特にレンズにカビを生やさないために使われるわけですが、別にカメラ機材だけでなく食料品その他で湿気を避けるために使われるものです。

ゴーヨン (500mm F4) みたいな高いレンズ使ってるなら、ちゃんと防湿庫を買えよ!


と言われると思いますが、防湿庫は持ってるんです。ただ、ゴーヨンのような長いレンズが入らないだけで…(^_^;)

以前使っていたサンニッパ (300mm F2.8) までは何とかギリギリ入っていたのです。が、買った時にはゴーヨンを買うまで想定していなかったので全く入らず…であります。

EF300mm F2.8L IS II USM はφ128mm×長さ248mm ですが、AF-S 500mm f/4E FL ED VR はφ140mm×長さ387mm で、ゴーヨンの方が 15cm 近く長いレンズですので、小さな防湿庫では全くの不足。

防湿庫は自分が将来想定する機材量より、さらに一回り大きいものを買え


というのは鉄則ですが、大きな防湿庫というのはお値段もする以上に、場所もとるし、重量も半端ないですからねぇ。

もちろん、防湿庫の買い替えは考えているというか、手持ちの防湿庫に入らないのは昨春にゴーヨンを買った際に書いたと思うのですが、1年後くらいまでには買い替えている予定でした。

ただ、「自室に大きな防湿庫を置く場所を確保するには部屋の模様替えが必要」だったのですが、この1年ではそれが達成できませんでした。

というか、ちょうど1年前に大阪北部地震があって直撃され、家の中はメチャクチャになり、その後の台風直撃で屋根も…というのがあって、この1年の自宅は原状復帰させるのが精一杯でしたからねぇ(´Д`)

そんなわけで、防湿庫の買い替えが間々ならないまま、また梅雨の季節を近くなった1か月前、

防湿庫買い替えの前に、とりあえずゴーヨンを入れられるドライボックスを探して暫定対応しよう!

と思って購入したのが↓コレであります。




ナカバヤシのドライボックスで一番大きな 27L サイズ。外寸 306×486×270mm で、内寸が 250×410×235mm。全長 387mm のゴーヨンがキャップその他の+αを考えてもギリ入るサイズです。

実際にヨドバシ店頭で確認させてもらった上で、ヨドバシカメラ.com で購入しました。(大きいので混雑電車で持って帰るのが迷惑&面倒だったため)

BigDryBox1
(留め具は短辺側2か所ではなく長辺側に4か所)

BigDryBox2
(ホワイトとグレーの2色のうちグレーを購入)


実際に AF-S 500mm f/4E FL ED VR を入れてみると……

BigDryBox3

BigDryBox5


測ったかのようにピッタリ!です。若干の余裕(隙間)があるので、出し入れが窮屈になることもありませんし、ドライボックスに衝撃吸収のクッション材を底に引いたり壁側に貼ってもちゃんと入れることができます。

また、見てのとおりまだ隙間に入れる余裕はありますので、入れようと思えばレンズがあと1〜2本は入りそうです。

私の場合は別途(ゴーヨンの入らない)防湿庫があるので、ここに入れているのはゴーヨンとペアで使うことの多いテレコンだけです。

BigDryBox4


φ140mm×長さ387mm の AF-S 500mm f/4E FL ED VR がこのように入るのですから、現行型のゴーヨンだけでなくヨンニッパ (400mm F2.8) も入ります。逆に 600mm F4 以上は無理でしょう。

また、全長が 26cm くらいのタムロン/シグマ 150-600mm 超望遠ズームはもちろん、最近発表されたインナーズームのソニー 200-600mm(長さ 318mm)も十分入ります。

ということで、レンズ長のある超望遠レンズを保管するには防湿庫であるべきですが、当面梅雨の時期を凌ぐだけでもドライボックスに入れるのは悪くない手ですし、何もしてないよりマシですからおススメしておきます。

(来年までには何とか防湿庫は買い替える予定ですが、ゴーヨンは一番使うレンズで頻繁に持ち出しているので、別に防湿庫へ入れなくても…と思っていたりもしますが、ゴーゴーロクPF を買ったら使用頻度は多少下がるでしょうしね ^^;)

なお、ドライボックスを使う場合は常に自分で湿度管理しておく必要があるのは言うまでもないことで、放置して乾燥剤がダメになって湿度が高くなってもいけませんが、逆に乾燥させすぎもレンズに良くありません。

本ドライボックス付属の乾燥剤は強力すぎて、すぐに乾燥させすぎレベルまで行ってしまうので、個人的には最初の湿度下げに使うだけにして、あとはハクバの乾燥させすぎない乾燥剤を薦めておきます。

(ハクバの乾燥剤は湿度を下げすぎない代わりに、湿度が高い状態から下がるのに時間がかかるので、湿度が高い状態から使い始める時は最初だけエツミの乾燥剤やシリカゲル系の乾燥剤を使って、湿度が下がってからはハクバのみに置き換えるのが良いと思います)