鈴鹿のモースポフェスティバルにも SUPER FORMULA 公式テストにも行けなかった私の、今シーズン最初のモータースポーツイベントは、実質ラリー初観戦の新城ラリー(全日本ラリー選手権 Round 2)でした。(今日のS耐鈴鹿も仕事を考えて断念…)
前回記事でも書いたように、今回は実質初観戦のラリーイベントのため、まずは様子見、ロケハンという感じで行きました。未明から高速飛ばして朝イチから現地…ではなく、手持ちの青春18きっぷでマッタリと行き、午後の SS4 だけ(と幾つかのイベント)を観戦です。
■ 新城ラリー 2019 ちょい初観戦【前編】
ということで、新城ラリー 2019 初観戦の記録、前回の続きです。本題の全日本ラリー新城ラウンド SS4 やその後の FMX デモンストレーションイベントの話などを。
前編記事でも書いたように、メイン会場「県営新城総合公園」で行われる SS1/SS4 のセクションは、たった 580m の超短距離の戦いです。全日本ラリーでトップクラスの車なら 30秒を切りますし、一番下のカテゴリーの車でも 40秒かかるかどうか。
(新城ラリー2019 ガイドマップ PDF より)
公園内の道路を走るため、レースカーとの距離は近いけれど写真を撮るには街路樹と生け垣の処遇がなかなか厄介。観るには近くて最高だけど撮るとなるとちょっと難しい?ことは、写真とともに前編でアレコレ記しました。
昼前到着だったため、良い場所はどこも押さえられていますし、そのあたりは次回のために覚えておくこととして、今回の立ち位置は悩んだ挙句、とりあえずココで。
生け垣が邪魔ではありますが、望遠レンズで抜けば、空の広場前の緩いコーナーの途中で正面から撮れるそう…というのが目論み。
立ち入り可能エリアの隅の方で目立たないせいか、SS 開始時刻近くになっても人が集まることもなく、その点では良かったですが、さて……
前回記事でも書いたように、今回は実質初観戦のラリーイベントのため、まずは様子見、ロケハンという感じで行きました。未明から高速飛ばして朝イチから現地…ではなく、手持ちの青春18きっぷでマッタリと行き、午後の SS4 だけ(と幾つかのイベント)を観戦です。
■ 新城ラリー 2019 ちょい初観戦【前編】
ということで、新城ラリー 2019 初観戦の記録、前回の続きです。本題の全日本ラリー新城ラウンド SS4 やその後の FMX デモンストレーションイベントの話などを。
前編記事でも書いたように、メイン会場「県営新城総合公園」で行われる SS1/SS4 のセクションは、たった 580m の超短距離の戦いです。全日本ラリーでトップクラスの車なら 30秒を切りますし、一番下のカテゴリーの車でも 40秒かかるかどうか。
(新城ラリー2019 ガイドマップ PDF より)
公園内の道路を走るため、レースカーとの距離は近いけれど写真を撮るには街路樹と生け垣の処遇がなかなか厄介。観るには近くて最高だけど撮るとなるとちょっと難しい?ことは、写真とともに前編でアレコレ記しました。
昼前到着だったため、良い場所はどこも押さえられていますし、そのあたりは次回のために覚えておくこととして、今回の立ち位置は悩んだ挙句、とりあえずココで。
生け垣が邪魔ではありますが、望遠レンズで抜けば、空の広場前の緩いコーナーの途中で正面から撮れるそう…というのが目論み。
立ち入り可能エリアの隅の方で目立たないせいか、SS 開始時刻近くになっても人が集まることもなく、その点では良かったですが、さて……
先行チェック車が通過して、いよいよ SS4 スタート。トップスタートは昨年のシリーズチャンピオン、新井敏弘/田中直哉組。ラリーのことは超初心者の新井敏弘選手のことくらいは知ってますし、レースをテレビで観たこともあります(^^:)
今回は午前中の SS1 はもちろん、デモランにも間に合わなかったので、どういう感じで車が突っ込んでくるかがサッパリ判らず、最初は超安全モードで撮影。
ただ、思っていたよりコーナーリングスピードは速くなく、かと言って派手に車を流すこともなく。こういう場所だとこうなるのかぁ、と思いながら撮影。
グラベル(未舗装路)ではなくターマック(舗装路)だし、コース的にも速い速度で爆走という感じにならないのは判っていたのですが、1/250s というシャッター速度では微妙すぎて、思い描いていた絵になったとは言えず。
トップスタートの新井選手らが通過して SS フィニッシュを駆け抜けると、タイムがアナウンスされるかされないかのタイミング(1分おき)で次の車がスタートしていく。
やっぱり手前の生け垣は邪魔だが、望遠レンズで抜けばコーナー途中の車を正面から捉えられ、その向こうに観客がいる構図は想定通り。ただ、高速シャッターでキッチリ撮るだけでは、どうにもつまらない自分がいる。
などと思いながら、どうしよう?と思っているうちに、次々とトップカテゴリー(JN-1 クラス)の車が走っていく。1分おきのスタートだから迷ってるうちに終わってしまう。
結局 JN-1 クラスの最後から流し始め、1/80秒程度では中途半端すぎたので、どんどんシャッター速度を落としていく。元から下手っぴなのに最近全く流し撮りをしていなかったせいで失敗量産だが、後でああすればこうすればと思うよりはマシ。のはず(^_^;)
ヴィッツ GRMN が多かった JN-2 クラス、86/BRZ ばかりの JN-3 クラスの車が走っていくが、SUPER GT/FORMULA や F3 と違い、全日本ラリーについては参加チームやドライバーのことをほとんど知らないので、アナウンスを聞いていても次がどんな車で、選手で、と判らないのは寂しい。次に来るまでに勉強しないと。
(新井敏弘選手や息子さんが海外ラリーに挑戦している今回総合優勝した勝田範彦選手などは知ってる、という程度の初心者なので ^^;)
その中で「SKE 云々」というアナウンスが聴こえたのだが、私は 48系グループには全く興味もないのでそのままスルーしていたけれど、あとで気になって調べると、元SKE48 の梅本まどか選手(コ・ドライバー)が参加していたとのこと。
今年から全日本ラリーに昇格して新城ラリーが初参戦だったそうで、そういう方もおられるんだな、と感心してみたり。そういうのも含めて少しでもラリーがメジャーになっていくと良いですね。(ラリージャパン復活のためにも)
クラスが下がってくると車の進入速度も目に見えて遅くなってくる。ので、シャッター速度もどんどん下げていく。のだけど、思った以上に
というのが、かなり苦労する。特にコーナーへ進入して(撮影場所からは)ブラインドから出てきてターンインするあたりまでのラインが車ごとによってかなり違う。車の挙動も各車かなり違う。
トップカテゴリーの JN-1 クラスの車はある程度ラインも揃っていたように思うが、それからは割とバラバラで
と、ラリー撮影の難易度を思い知った次第。サーキットだと走行ラインは概ね判るのに比べるとホント全然違う……
最後の方は 1/8秒くらいまでシャッター速度を落としていたが、さすがに成功率がサッパリだったし、撮影ポイントが1か所だけで終わってしまうのもつまらないので移動することに。
と言っても、既に半分以上の車が走り終えていて残り時間もあまりないので、空の広場周辺をウロウロしながら撮るくらいに。内側からも撮りたかったけれど、今回は回ってる時間もなく断念。
空の広場の人だかりの隙間から、近くの階段の上から、撮れそうな場所で試しつつ撮るも、なかなか思うようには行かず。今回は様子見体験、ロケハン的な感じで来ているとはいえ、自分の技術やセンスのなさも含めて、もどかしく思いながらでした。
そんなこんなで、場所を移動しながら観戦したり撮影したりしていると、急に車種がバラエティになってきて、さらに、いわゆるクラシックカーも走り始めました。
国内ラリーの最高峰である全日本ラリー選手権でも、オープンクラスと呼ばれるカテゴリーではこういった車好きの趣味車も走るようです。
事前にちゃんとチェックしてなかったり、アナウンスをちゃんと聞いていなかったので、最後の方は割と普通に眺めていたら、「おお、こんな車も」という感じで慌てて撮り始めてブレブレ量産(^_^;)
こういう車こそ、最初の撮影ポイントで正面から速めのシャッターでしっかり押さえたかったなぁ〜と思っても後の祭り。エスハチがラリーに出ているというのは知っていたけれど、初めて観て少し感動。
ま、反省材料と次回はちゃんと朝から来場して愉しみたいと思う気持ちでいっぱいになりつつ、今回のラリー観戦・撮影は終了でした(´Д`)
主目的はこれで終わり、この会場での全日本ラリーの走行はこの日は終了。ですが、このまま帰るのも味気ないので、もう少し会場をブラついて、2回目のデモランを少し見て帰ろうかな、と。
とりあえず電車を降りてからずっと歩くか立ってるかで疲れたので、メインステージでの WRC トークショーを聞きつつ、椅子に座って休憩。朝からお腹痛くて何も食べてなかったし、まだお腹の調子は悪いものの、さすがに腹減りだったので持ってきた大福を食して昼ごはん代わり(^_^;)
トークショーが終わったのちはまた会場内をブラブラして企業ブースあたりを見ていたのですが、レッドブルのゲートのある FMX(フリースタイルモトクロス)エリアに人が集まっているのを見て、そろそろ何か始まるのだろうと私も近寄っていきます。
モトクロスバイクの前でイベントが始まるのを待っていると、近くの DJ ブースに DJ が登場して FMX デモンストレーションイベントの開始。このあたりの盛り上げ方は、いかにもレッドブル。
こちら側から飛び出して、ラリーのコースにもなっていた道路を飛び越えて向こう側へ着地するジャンプ台というのは判るわけですが、まずは2名の選手が登場。若林祐哉選手と鈴木耕太選手。
バイクに乗り、まずは道路へ出てウォーミングランで温めてから、いよいよデモンストレーション開始!まずは若林選手から飛び出していきます。
続いて鈴木耕太選手。
交互にデモンストレーションを行い、徐々に派手な技を決めてくれます。
そして、時には、しばらく風待ちの時間も。
飛び出して空中でアクションを決めてくれるわけですが、当然風の方向、強さによってバイクも身体も流されてしまうので、ジャンプ台の横にある吹き流しを見て、風のタイミングを測ります。
この日は昼前から風が強くなっていたので、1〜2分の風待ち時間があったのですが、そこで観客のテンションを持たせるのが DJ の役割 :-)
なんだかんだで 15分くらいデモンストレーションは続いていたでしょうか。最初は観るだけのつもりだったので、スタート側にいたのですが、撮るなら飛び出した空中の場面で撮りたいと思って移動するも、意外と木々が邪魔。
というか、写真撮るなら道路の反対側、飛び込んでくる側から撮るべきでしたね…何にも考えずに、ラリーが終わって写真撮るモードはもう終わった気分になっていたけれど、こういうシャッターチャンスを逃しちゃいけなかったですねぇ(これまた反省 ^^;)
FMX のデモンストレーションが終わった後は、また会場を少しぶらついたり、芝生で休んだり。しばらくすると、この日2回目のデモランタイム開始。最初はカートのデモンストレーションから始まっていましたが、ひと通りまわったし、体調も微妙だし、帰りも5時間近くかかるし、なんかそろそろ帰ろうかな気分に。
このタイミングを逃して、デモランを最後まで見ると1時間後の電車になるなぁ…と思うと帰ることにして、デモランイベントの途中、15時過ぎに会場を離脱。
長い階段を降り、サービスパークの中を通って公園を出て、行きに来た道を逆に、駅へ戻っていきます。遠くからデモランのエキゾースト音が聴こえるのも来た時と同じ。
ただ、ラリーの SS が終わったタイミング(1時間前)とデモランなどイベントが全部終わるタイミング(1時間後)との間ということもあってか、帰りは人がまばら。
(こんな鄙びた駅の自販機もIC対応!思わずパチリ)
ちょうど電車の時間に合わせて会場を出てきたので、駅に着いてすぐ豊橋行きの飯田線列車が到着。
行きの混雑を考えると豊橋か豊川まで立ちっぱなしも覚悟していたものの、ホームで電車を待つ人は20人くらいと来るときに降りた人の数分の1だったせいか、車内も空いていて座ることができ、そろそろお疲れモードだった身には助かりました :D
で、今日の写真をカメラの背面液晶で確認しながら豊橋へ向かっていると、ふと
と。未だに胃の調子は微妙なところはあれど、昼頃よりはマシになり、朝から大福2個くらいしか食べてなかったこともあって、かなりお腹も空いてきた。
ということで、豊橋駅でそのまま東海道線へ乗り継がずに一時下車し、ひさしぶりに「玉川」へ行ってカレーうどんをいただきました :-P
カレーうどんにしてはお高い価格(追加トッピングなし、並盛で千円弱)だし、ちょっと待つけれど、それだけのモノはあるわけで、程よい辛さとコクのある美味いスープも満足。
ちょっと早めにラリー会場を離脱してカレーうどんを食したのは正解だったかな、なんて思いつつ、あとは一路帰るだけ。
とりあえず今回は様子見、ロケハンがてらのラリー実質初観戦でしたが、色々楽しめたと同時に、反省の多い撮影行でありました。特に、先日のびわ湖毎日マラソンの撮影と同様、
は痛感することとなりました。
また、サーキットのレースはそれなりに足を運んでいるものの、それとは全然違う、走行ラインのまるで違いにも戸惑いましたし、それだけに撮影ポイントと事前の準備が必要でありますね。
今回は様子見がてらということもあって、APS-C センサーの D500 と 70-300mm しか持ってこなかったのですが、サーキットと違って被写体との距離が近いので、標準ズームも必要だったなぁ、というのが正直なところ。
SS 走行時間の最後の方は帰る人も増えてきて観戦エリアの最前列が空いた時が何度もあったのだけど、換算 105mm では近すぎて最前列に行きたくても行けず、なんてことも多かったですしねぇ。
(それこそ iPhone でも撮れそうな近さ)
あとは、ラリーを何度も観戦、撮影しているフォロワーさんのツイートを見ていたら、観戦場所として指定されている公園の SS 区間だけでなく、リエゾン区間(タイムアタックする SS 区間へ交通法規どおりに移動する区間)でも撮影されているのを見て、そういうところで撮るのも良いものだと今さら知ったり。
公園の SS 区間では流し撮りで、リエゾン区間では全車をきっちり撮るやり方もありだったなぁ、と。
ただ、新城ラリーの公式サイトは情報が少なく、ラリー全体としてどこを走るのか(コース図)の情報は公式リリースの PDF にもなく、正直全体像を把握する術はなかった。ラリーコースの全体図はググったら古い情報だけは出てきたけれども。
そのあたり意図的に公に情報を出していないのかもしれないし、色々事情はあるのだろうけど観戦者向けの情報も直前にならないと出て来ないことも含めて、なんかこう行く前の情報準備という点では掴みどころがなく微妙ではあった。会場で SS 眺めてイベント楽しむだけなら問題ないのだろうけど…
いずれにせよ、来年以降再び来れるタイミングがあれば、車で朝イチに来て、色々な場所で撮影したいものだと思った次第。イベントも充実していましたし、様子見ではありましたが楽しく過ごせた数時間で、再訪を誓う新城ラリーでした :-)
今回は午前中の SS1 はもちろん、デモランにも間に合わなかったので、どういう感じで車が突っ込んでくるかがサッパリ判らず、最初は超安全モードで撮影。
ただ、思っていたよりコーナーリングスピードは速くなく、かと言って派手に車を流すこともなく。こういう場所だとこうなるのかぁ、と思いながら撮影。
グラベル(未舗装路)ではなくターマック(舗装路)だし、コース的にも速い速度で爆走という感じにならないのは判っていたのですが、1/250s というシャッター速度では微妙すぎて、思い描いていた絵になったとは言えず。
トップスタートの新井選手らが通過して SS フィニッシュを駆け抜けると、タイムがアナウンスされるかされないかのタイミング(1分おき)で次の車がスタートしていく。
やっぱり手前の生け垣は邪魔だが、望遠レンズで抜けばコーナー途中の車を正面から捉えられ、その向こうに観客がいる構図は想定通り。ただ、高速シャッターでキッチリ撮るだけでは、どうにもつまらない自分がいる。
やっぱり流し撮りでスピード感出さないと面白くないよなー。でもブラインド気味のところから飛び出してきてすぐに追従できるかな?そもそも今年になって流し撮りって、夜の伊丹スカイパークで30分×2回くらいしかしてないよ。月初めに鈴鹿サーキットへ行っとくべきだったなぁ
などと思いながら、どうしよう?と思っているうちに、次々とトップカテゴリー(JN-1 クラス)の車が走っていく。1分おきのスタートだから迷ってるうちに終わってしまう。
結局 JN-1 クラスの最後から流し始め、1/80秒程度では中途半端すぎたので、どんどんシャッター速度を落としていく。元から下手っぴなのに最近全く流し撮りをしていなかったせいで失敗量産だが、後でああすればこうすればと思うよりはマシ。のはず(^_^;)
ヴィッツ GRMN が多かった JN-2 クラス、86/BRZ ばかりの JN-3 クラスの車が走っていくが、SUPER GT/FORMULA や F3 と違い、全日本ラリーについては参加チームやドライバーのことをほとんど知らないので、アナウンスを聞いていても次がどんな車で、選手で、と判らないのは寂しい。次に来るまでに勉強しないと。
(新井敏弘選手や息子さんが海外ラリーに挑戦している今回総合優勝した勝田範彦選手などは知ってる、という程度の初心者なので ^^;)
その中で「SKE 云々」というアナウンスが聴こえたのだが、私は 48系グループには全く興味もないのでそのままスルーしていたけれど、あとで気になって調べると、元SKE48 の梅本まどか選手(コ・ドライバー)が参加していたとのこと。
今年から全日本ラリーに昇格して新城ラリーが初参戦だったそうで、そういう方もおられるんだな、と感心してみたり。そういうのも含めて少しでもラリーがメジャーになっていくと良いですね。(ラリージャパン復活のためにも)
クラスが下がってくると車の進入速度も目に見えて遅くなってくる。ので、シャッター速度もどんどん下げていく。のだけど、思った以上に
車ごとの走行ラインがバラバラやんけ!
というのが、かなり苦労する。特にコーナーへ進入して(撮影場所からは)ブラインドから出てきてターンインするあたりまでのラインが車ごとによってかなり違う。車の挙動も各車かなり違う。
トップカテゴリーの JN-1 クラスの車はある程度ラインも揃っていたように思うが、それからは割とバラバラで
ブラインドから飛び出してくる走行ラインが読めない車をコーナーで流し撮りって結構難しくね?(^_^;)
と、ラリー撮影の難易度を思い知った次第。サーキットだと走行ラインは概ね判るのに比べるとホント全然違う……
最後の方は 1/8秒くらいまでシャッター速度を落としていたが、さすがに成功率がサッパリだったし、撮影ポイントが1か所だけで終わってしまうのもつまらないので移動することに。
と言っても、既に半分以上の車が走り終えていて残り時間もあまりないので、空の広場周辺をウロウロしながら撮るくらいに。内側からも撮りたかったけれど、今回は回ってる時間もなく断念。
空の広場の人だかりの隙間から、近くの階段の上から、撮れそうな場所で試しつつ撮るも、なかなか思うようには行かず。今回は様子見体験、ロケハン的な感じで来ているとはいえ、自分の技術やセンスのなさも含めて、もどかしく思いながらでした。
そんなこんなで、場所を移動しながら観戦したり撮影したりしていると、急に車種がバラエティになってきて、さらに、いわゆるクラシックカーも走り始めました。
国内ラリーの最高峰である全日本ラリー選手権でも、オープンクラスと呼ばれるカテゴリーではこういった車好きの趣味車も走るようです。
事前にちゃんとチェックしてなかったり、アナウンスをちゃんと聞いていなかったので、最後の方は割と普通に眺めていたら、「おお、こんな車も」という感じで慌てて撮り始めてブレブレ量産(^_^;)
こういう車こそ、最初の撮影ポイントで正面から速めのシャッターでしっかり押さえたかったなぁ〜と思っても後の祭り。エスハチがラリーに出ているというのは知っていたけれど、初めて観て少し感動。
ま、反省材料と次回はちゃんと朝から来場して愉しみたいと思う気持ちでいっぱいになりつつ、今回のラリー観戦・撮影は終了でした(´Д`)
#新城ラリー2019 SS4 ちょい動画#新城ラリー #全日本ラリー#スマホ越しの私のラリー観戦 pic.twitter.com/GWmyeHVima
— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) 2019年3月17日
主目的はこれで終わり、この会場での全日本ラリーの走行はこの日は終了。ですが、このまま帰るのも味気ないので、もう少し会場をブラついて、2回目のデモランを少し見て帰ろうかな、と。
とりあえず電車を降りてからずっと歩くか立ってるかで疲れたので、メインステージでの WRC トークショーを聞きつつ、椅子に座って休憩。朝からお腹痛くて何も食べてなかったし、まだお腹の調子は悪いものの、さすがに腹減りだったので持ってきた大福を食して昼ごはん代わり(^_^;)
トークショーが終わったのちはまた会場内をブラブラして企業ブースあたりを見ていたのですが、レッドブルのゲートのある FMX(フリースタイルモトクロス)エリアに人が集まっているのを見て、そろそろ何か始まるのだろうと私も近寄っていきます。
モトクロスバイクの前でイベントが始まるのを待っていると、近くの DJ ブースに DJ が登場して FMX デモンストレーションイベントの開始。このあたりの盛り上げ方は、いかにもレッドブル。
こちら側から飛び出して、ラリーのコースにもなっていた道路を飛び越えて向こう側へ着地するジャンプ台というのは判るわけですが、まずは2名の選手が登場。若林祐哉選手と鈴木耕太選手。
バイクに乗り、まずは道路へ出てウォーミングランで温めてから、いよいよデモンストレーション開始!まずは若林選手から飛び出していきます。
続いて鈴木耕太選手。
交互にデモンストレーションを行い、徐々に派手な技を決めてくれます。
そして、時には、しばらく風待ちの時間も。
飛び出して空中でアクションを決めてくれるわけですが、当然風の方向、強さによってバイクも身体も流されてしまうので、ジャンプ台の横にある吹き流しを見て、風のタイミングを測ります。
この日は昼前から風が強くなっていたので、1〜2分の風待ち時間があったのですが、そこで観客のテンションを持たせるのが DJ の役割 :-)
なんだかんだで 15分くらいデモンストレーションは続いていたでしょうか。最初は観るだけのつもりだったので、スタート側にいたのですが、撮るなら飛び出した空中の場面で撮りたいと思って移動するも、意外と木々が邪魔。
というか、写真撮るなら道路の反対側、飛び込んでくる側から撮るべきでしたね…何にも考えずに、ラリーが終わって写真撮るモードはもう終わった気分になっていたけれど、こういうシャッターチャンスを逃しちゃいけなかったですねぇ(これまた反省 ^^;)
先週末 #新城ラリー での #FMX デモンストレーション ちょい動画#freestylemotocross #KotaSUZUKI#フリースタイルモトクロス#鈴木耕太#iPhoneMovie pic.twitter.com/q9oaMeb0dO
— Double H / だぶる☆えっち (@dh_com) 2019年3月21日
FMX のデモンストレーションが終わった後は、また会場を少しぶらついたり、芝生で休んだり。しばらくすると、この日2回目のデモランタイム開始。最初はカートのデモンストレーションから始まっていましたが、ひと通りまわったし、体調も微妙だし、帰りも5時間近くかかるし、なんかそろそろ帰ろうかな気分に。
このタイミングを逃して、デモランを最後まで見ると1時間後の電車になるなぁ…と思うと帰ることにして、デモランイベントの途中、15時過ぎに会場を離脱。
長い階段を降り、サービスパークの中を通って公園を出て、行きに来た道を逆に、駅へ戻っていきます。遠くからデモランのエキゾースト音が聴こえるのも来た時と同じ。
ただ、ラリーの SS が終わったタイミング(1時間前)とデモランなどイベントが全部終わるタイミング(1時間後)との間ということもあってか、帰りは人がまばら。
(こんな鄙びた駅の自販機もIC対応!思わずパチリ)
ちょうど電車の時間に合わせて会場を出てきたので、駅に着いてすぐ豊橋行きの飯田線列車が到着。
行きの混雑を考えると豊橋か豊川まで立ちっぱなしも覚悟していたものの、ホームで電車を待つ人は20人くらいと来るときに降りた人の数分の1だったせいか、車内も空いていて座ることができ、そろそろお疲れモードだった身には助かりました :D
で、今日の写真をカメラの背面液晶で確認しながら豊橋へ向かっていると、ふと
久しぶりに豊橋カレーうどん食いたいなぁ…
と。未だに胃の調子は微妙なところはあれど、昼頃よりはマシになり、朝から大福2個くらいしか食べてなかったこともあって、かなりお腹も空いてきた。
ということで、豊橋駅でそのまま東海道線へ乗り継がずに一時下車し、ひさしぶりに「玉川」へ行ってカレーうどんをいただきました :-P
カレーうどんにしてはお高い価格(追加トッピングなし、並盛で千円弱)だし、ちょっと待つけれど、それだけのモノはあるわけで、程よい辛さとコクのある美味いスープも満足。
ちょっと早めにラリー会場を離脱してカレーうどんを食したのは正解だったかな、なんて思いつつ、あとは一路帰るだけ。
とりあえず今回は様子見、ロケハンがてらのラリー実質初観戦でしたが、色々楽しめたと同時に、反省の多い撮影行でありました。特に、先日のびわ湖毎日マラソンの撮影と同様、
被写体や競技に関する知識の不足
は痛感することとなりました。
また、サーキットのレースはそれなりに足を運んでいるものの、それとは全然違う、走行ラインのまるで違いにも戸惑いましたし、それだけに撮影ポイントと事前の準備が必要でありますね。
今回は様子見がてらということもあって、APS-C センサーの D500 と 70-300mm しか持ってこなかったのですが、サーキットと違って被写体との距離が近いので、標準ズームも必要だったなぁ、というのが正直なところ。
SS 走行時間の最後の方は帰る人も増えてきて観戦エリアの最前列が空いた時が何度もあったのだけど、換算 105mm では近すぎて最前列に行きたくても行けず、なんてことも多かったですしねぇ。
(それこそ iPhone でも撮れそうな近さ)
あとは、ラリーを何度も観戦、撮影しているフォロワーさんのツイートを見ていたら、観戦場所として指定されている公園の SS 区間だけでなく、リエゾン区間(タイムアタックする SS 区間へ交通法規どおりに移動する区間)でも撮影されているのを見て、そういうところで撮るのも良いものだと今さら知ったり。
公園の SS 区間では流し撮りで、リエゾン区間では全車をきっちり撮るやり方もありだったなぁ、と。
ただ、新城ラリーの公式サイトは情報が少なく、ラリー全体としてどこを走るのか(コース図)の情報は公式リリースの PDF にもなく、正直全体像を把握する術はなかった。ラリーコースの全体図はググったら古い情報だけは出てきたけれども。
そのあたり意図的に公に情報を出していないのかもしれないし、色々事情はあるのだろうけど観戦者向けの情報も直前にならないと出て来ないことも含めて、なんかこう行く前の情報準備という点では掴みどころがなく微妙ではあった。会場で SS 眺めてイベント楽しむだけなら問題ないのだろうけど…
いずれにせよ、来年以降再び来れるタイミングがあれば、車で朝イチに来て、色々な場所で撮影したいものだと思った次第。イベントも充実していましたし、様子見ではありましたが楽しく過ごせた数時間で、再訪を誓う新城ラリーでした :-)
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