ガンバ大阪の沖縄・中城村キャンプを見学に行った前回記事↓の続きです。

ガンバ大阪沖縄キャンプと(ちょっぴり)飛行機と 【DAY 2 午前:恒さまが監督と実感する時間】

初日分は、こちら↓

ガンバ大阪沖縄キャンプと(ちょっぴり)飛行機と 【DAY 1 前編:久しぶりの沖縄本島へ】
ガンバ大阪沖縄キャンプと(ちょっぴり)飛行機と 【DAY 1 後編:笑顔煌めく選手たち】

初日は前後編2分割したものの、2日目は一記事にまとめる…つもりでしたが、結局、午前のガンバ大阪練習編と午後のそこらへんウロウロ編と分けました(^_^;)

というのも、当初寄るつもりのなかった中城城跡へ行ってみたところ、

中城城跡メッチャ良かった!
一度はおいでと勧めたい!


と思いながらアホみたく写真を撮ったので(iPhone で適当撮りばかりだけど)、それもあって記事を分割して、ゆっくり?中城城跡その他に触れてみたいと思います。



朝9時半からのガンバ大阪練習見学を終え、護佐丸(ごさまる)陸上競技場のある吉の浦公園をチラッと散策していると、もう12時前。昼ごはんタイム。

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ということで、昨日もらった中城村のガンバ大阪スタンプラリー(↑)にも書いてあった、ごさまる陸上競技場のすぐ横にあるソバ屋さんへ。徒歩数分の距離なので、車は公園内の駐車場に置いたまま、散歩したその足で向かって昼ごはんにする。

この「ちゅるげーそば」は沖縄の古民家を使ったソバ屋さんで、入口は元々庭だったところから縁側へ靴を脱いで店内へ上がる形でした。畳に座ってゆっくり寛げる広間のテーブルは数多く、ダイニングみたいな椅子に座るテーブルもあるので、お好みに応じて座れます。

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割と辺鄙な場所だし平日で、まだ12時前ということもあってか、お客さんはまだ2グループしかおらず、機材の入った大きな荷物を持って入っても大丈夫で助かりました。(そもそも畳に座るエリアは、かなり広い)

メニューは、ソーキそば、沖縄そば、三枚肉そばなどソバの種類も多く、麺もスープも3種類ずつ(こってり/あっさり/塩、細麺/平麺/縮れ麺から選べるというバラエティに富んだお店。

で、私が頼んだのは店の名前でもある「ちゅるげーそば」。まぁ店の名前が付いているのだから、自信のメニューのはず。850円と、沖縄そばにしては少々お高めですが、三枚肉、軟骨そーき、てびち、という沖縄そばらしい3種が入っているものでした。

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そして、ソバだけを頼むつもりだったのに、前日から始めたという「護佐丸セット」というものも、思わず頼んでしまった私。それが上の写真。

モズク丼、島人参の炒め物、クープイリチー、ゆし豆腐、お任せ沖縄小鉢、島大根の漬物、沖縄ぜんざい、という地元産、沖縄産の食材を使ったセットが+500円。ぶっちゃけ、沖縄料理は(ソバとかを除いて)さほど好みではないのですが、これなら思わず安いかと思って注文してしまいました(^_^;)

沖縄料理は好みじゃないと言いましたが、美味しくいただけました。モズク丼を除いてはそれぞれが少量ですが、これだけ色々食べられるのは悪くないです。そばのサイドメニューですしね。デザート代わりのぜんざいで〆られるのも○です。

そばの方は縮れ麺がなくて平麺で、そしてあっさり味でいただきましたが、他とはちょっと違う出汁のようで、美味しいけど沖縄そばとしては不思議な感じでしたね。人によっては好みが分かれる可能性はありますが、あちこちで同じようなソバを食べてる人にはちょうど良いかもしれません。

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「ちゅるげーそば」で昼ご飯を食べたのち、ごさまる陸上競技場の駐車場へ戻って出発。午後は飛行機のロケハンをしつつ、中城村の観光スポットでも行こうかという感じです。

飛行機のロケハンについては、宿にいる時や護佐丸陸上競技場のガンバ練習見学中、また宿と中城村との間を運転している時に、上空を行き来する飛行機やヘリを見ていて、幾つか目星つけていたあたりをチェック。

私としては基地のすぐ横で離着陸を撮ってるだけよりは、やはり↓のような背中が撮れるポイントを探したいわけです。できれば、ファイター系で。

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練習見学中には AF-S 500mm f/4E FL ED VR に D5 を付けていましたが、ごさまる陸上競技場から離れる前に D500 に付け替え、x1.4倍テレコンも入れて、いつもの換算 1,000mm 超の体制にして、チャンスがあれば撮れる体制にしました。

が、あのあたりを抜けていった飛行機があったなぁ、オスプレイの編隊はあのあたりで旋回してコンバットピッチっぽい動きをしていたなぁ、なんて思いながら車を走らせるものの、そう簡単に撮れるポイントが見つかるわけでもないわけで。

この辺でどうなんだろう?と目星をつけたポイントへ来ても飛行機やヘリがそのタイミングで来てくれることも少なく、待ちの時間ばかりが長くなるのは仕方ありません(´Д` )

おまけに午前中はずっと北風だったものの、午後になると時折風向きが変わり、普天間や嘉手納の使用 Runaway 方向がちょこちょこ変わっていました。当然、使用 Runaway 方向変われば進入経路、出発経路も異なるので、あまりロケハンには向かない状況だったかもしれません。

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しばらくして中城村に戻って、ロケハンも兼ねて「ベリーの旗立岩」というところへ。江戸時代末期、ペリーが浦賀へやってくる前に沖縄へ寄り、その際に見晴らしの利くこの岩に旗を立てたと言われる場所です。

旗立岩の東側に展望台もあるようだったので、観光地化されてすんなり行けると思っていましたが、実際には住宅地の細い道を進んで、その先は短い間ながらも未舗装の部分があったり、初見の観光客としては「ホンマにこの先でええの?」と思う一瞬もありました。

(景色的には後述する中城城跡と似ているので、中城城跡へ行く方がお手軽です)

ペリーの旗立岩近くの展望台前には3〜4台の車が停められる駐車場があったのですが、着いてみると駐車場が埋まっていました。そんなに多くの人が来るような、来れるような場所ではないのに!?と思ったら、近くの高圧電線を工事している人たちが停めていたようでした。

幸いにも、もう1台ぐらいは駐車できる余地があったのでそこに停め、まずは展望台へ上がってみます。

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(エメラルドな海へ突き出ている視閲は火力発電所の関連らしい)

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(霞のずっと向こうに東平安名岬の米軍ホワイトビーチが)


中城村の西側、宜野湾市や西原市の間にある丘陵地帯は、中城村側がかなり急な、崖のように落ち込んでいる地形が多く、それでいて海が近いので絶景。

この日は晴れたり曇ったりで、ペリーの旗立岩へ来た時はドン曇りだったため、海の色も今ひとつだけど、晴れていれば絶景間違いなし。中城城跡は有料なので、無料スポットで絶景を堪能するならここへ来るのが良いかもしれないですね。

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(ペリーの旗立岩)


ペリーの旗立岩自体は、展望台の駐車場から高圧鉄塔横の細道を歩いて裏手に入ったところにあります。観光スポットとして書かれていても道はあまり整備されていないので、一瞬不安になるかもですが、看板はあるので迷うことは無いはず。

沖縄へ来たペリーが旗を立てたくらいですから元々ペリーの旗立岩があるところはグルッと見渡せる場所だったのでしょうが、今は草木が茂っていて見通しはほとんど効きませんでした。景色を見るなら先の展望台です。

ペリーの旗立岩の周囲からは、海と反対の宜野湾市側が草木の合間から少し見えて、眼下に沖縄自動車道、遠くに普天間飛行場がチラ見できるものの、写真が撮れる場所でもなく残念。

その後はまた少しロケハンしていたが、この辺で撮りたいなぁ、と思ってもなかなか良い場所が見当たらず。

茂みの中の踏み跡をたどって登って行きたい場所もあったけれども、今回はハブ対策を全くしてきていないので、整地された道以外は入り込めなかった。(冬なのでハブは殆ど動かないとはいえ、冬眠するわけでもなく、この日も昼になってそこそこ温度は上がっていたのでリスクは回避したかった)

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(こんな整備されたハイキング道なら歩いても問題なさげだが)


そして、中城城跡へ。今まで沖縄本島へ随分きたけれど、ここは初めて。気にしたこともなかったけれど、せっかく中城村へ来ているのだからと入ってみることに。入場料 400円。ここもスタンプラリーの対象スポットになっているのでスタンプを押してもらう :)

沖縄の世界遺産 中城城跡 公式ホームページ

中城城はペリーの旗立岩と同じく、中城村西側にある、南北に長くそびえ立つ丘陵地帯のピークに建てられていたようで、入り口から見て一番奥の方から一の郭、二の郭、三の郭とあり、見学順路順路としては奥から入り口へ戻ってくるようになっている。

ので、最初は舗装道路を一番奥まで(500m くらい?)行ってから城跡へ入ることになるので歩こうとしたら、ゴルフカートに乗ったお爺ちゃんが「乗って行くやろ?」と声をかけてきた。入場ゲートから一番奥の城跡入口まではゴルフカートによる送迎があるようでした。(もちろん歩くのも自由)

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(中城城跡入場ゲート)

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重い機材を背負ったままなので、遠慮なくカートに乗って一番奥の城跡入口まで移動。入場者も疎らなので、自分一人乗ったらすぐ出発。運転手のお爺さんと二言三言、言葉を交わしている間に到着。ずっと登り坂だったのでカートに乗せてもらって正解だった :-)

カートを降りて、城跡の方へ向かうと、まずは広場のようなところに出る。まだここは城の外らしく、カンジャーガマと呼ばれる鍛冶屋跡なのだそうな。

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(カンジャーガマ)


けれど、ここへ登って一番目につくというか、誰もが目を奪われるのが景色…ではなく、廃墟!!

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(城壁の石積みの石がまるで骸骨みたいに見える廃墟感!)


言っちゃ悪いが、ある意味、入る前の中城城跡よりも圧倒的なインパクト!があり、

城跡より廃墟


の記憶が残ってしまいそうです。ってか、絶対に夜は立派な肝試しコースになりそう。(夜は入れませんが)

思わずすぐにググってみたところ、この廃墟は中城高原ホテルだった跡だそうで、地方にありがちなホテル廃墟の一つであります。ビックリしたのは、「廃墟 中城城跡高原ホテル」なんていう DVD が出ていたこと。マジかよ……



西海岸にはたくさんリゾートホテルが林立しているのに、ここは何故ダメだったのでしょうねぇ。景色は絶景だけど、周りはゴルフ場しかないからですかね。ビーチがないのは、やっぱりダメなのか?

いずれにせよ、せっかく素晴らしい中城城跡の横にこういうものを放置しておくのは目障りというか、ちょっと余計だと思うのですが、ずっと放置しておくんですかねぇ。この手のホテルや遊園地跡の廃墟を取り壊すのは、なかなか大変だとは知っていますけれども。

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(ごさまる陸上競技場や遠く南城市方面)

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(反対の宜野湾方面を見れば東シナ海も見える)


いきなり城跡より廃墟のインパクトが凄かったわけですが、中城城跡に入れば、こちらもなかなか素晴らしいものです。というか、廃墟よりも素晴らしいです :-)

正門跡をくぐると「西の郭」。ここでは新たな時代の史跡が見つかって、発掘作業が今も行われていました。と言っても、おっちゃんが一人で頑張っておられたわけですが、史跡の発掘現場を見るたびに「オレには無理だなぁ」と思う作業です(^_^;)

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(正門)

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(西の郭の発掘作業現場)


「西の郭」から石積み階段を登った「南の郭」というところでは首里王などの拝所があったりするわけですが、左手には「一の郭」への入口があり、それをくぐると中城城跡のメインディシュの始まり。

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(クリックで拡大)


「一の郭」というところは元々正殿があったところらしく、一番広いエリア。戦前は中城村の役場がここへ置かれていたらしいですが、太平洋戦争の沖縄戦で焼失したとのこと。

しかし、いくら沖縄の名武将「護佐丸」由来の城跡だったとはいえ、車もない時代に、こんな山の上に役場を置くなんて不便だったとしか思えないのですが、どうだったんでしょうねぇ。

そして、ここで中城城跡に感激?したのは、

城壁に登れる!


ということ。厳密に言えば、城壁の一番上まで登るのは禁止ですが、その手前の部分まで登って歩けるようになってる!!

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(二の郭と区切る城壁の上から、一の郭を眺める)


日本のあちこちに城跡は多くあれど、こういう管理された有料の城跡で、城壁の上へ登らせてくれるところって滅多にないと思うのです。私は城マニアではないので細かいことは判りませんが、それなりに旅してきている身として、そう感じるのですが、こういう大らかさはやはり沖縄ならでは?なのでしょうか。

城壁の上から眺める中城村、太平洋の海も本当に絶景です!城壁の下は切り立った断崖で、すぐ近くが海なので標高以上に高さを感じます。素晴らしい。

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(こちらは望遠レンズで東シナ海を)


城跡の一番上へ登るのは限りなく危険なので禁止なのは当然としても、この歩けるところへ登ると城壁は腰くらいまでの高さしかないわけで、転落の危険は十分にあると思うのですが、それを許して存分に見せてくれるのは嬉しいですね。

城壁沿いの歩けるところへ登るのは石段があって誰でも無理なく登れるようになっていますが、それでも怖いという人には、ちゃんと展望台みたいなスペースも作られています。

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(クリックで拡大)


馬鹿と煙は高いところへ登りたがりますから、私なんかは嬉しくなってしまって城壁の上へずっと登りっぱなし、あちこち動いてはボケーっと眺めたりして、満喫しまくり。どれだけの時間いたのやら、我ながら呆れるほどでした(^_^;)

というか、

今まで十数回以上、沖縄本島へ来ていて、ここへ来てなかったなんて、我ながら見る目なかったなぁ


と反省しました。ついつい北部の方へ行きがちで、シーサイドドライブしているか、リゾートホテルでマッタリするかの二択でしたからねぇ。

中城城跡良いとこ一度はおいで


コレ、今回の沖縄旅の一番のポイントかもしれません :D

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(一の郭と二の郭を区切る城壁から二の郭を望む。クリックで拡大)


「南の郭」から「一の郭」へ入る時と同じく城壁の穴をくぐると「二の郭」。一の郭より一回り小さなところで、同じように周囲は城壁で囲まれています。

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二の郭には碑が建てられていて、こちらも城壁の上へ上がれるようになっていました。(展望台はなし)

もちろん、ここからの眺めは一の郭の城壁同様で素晴らしく、こちらでもマッタリ満喫してしまいました。なにせ、オフシーズンの平日ですから観光客も疎ら。いくら居ても気になりません。中城城跡、独り占め :D

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(二の郭と三の郭を区切る城壁から三の郭を見下ろす)

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(北の郭から三の郭へ上がる階段)


二の郭から三の郭へは直接行けず、西の郭〜北の郭へ降りてから再び石段を登ります。この石段はちょっと急なので、帰りはちょっと気をつけた方がいいでしょう。

三の郭の城壁は上がる石段がありましたが、登らないで下さいとの看板がありました。一の郭、二の郭で十分に堪能したので問題無しです。

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(裏門)


三の郭から再び北の郭へ降り、横にある大井戸などを見ながら、すぐ目の前にある裏門を通って中城城跡を出ます。いや〜、なかなかに良いところでした。景色は素晴らしいし、城壁の上から眺められるのは高いところへ登りたがる馬鹿には最高です。

中城城跡良いとこ一度はおいで


大切なことなので、二度言いました(笑)

ガンバ大阪の沖縄キャンプが来年も中城村で行われて観に行く人はもちろん、それ以外の人も立ち寄る価値はあります。沖縄道の北中城IC からもすぐなので、恩納村や名護のホテルへの行き帰り、もしくは海中道路や北部へのドライブの行き帰りに寄るのも便利だったりします。今まで気づきもしなかったけど(^_^;)

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ロケハンがてらの飛びもの撮影は正直思うような成果はなかったものの、ちょっと来て半日ウロついただけでどうこうなるものではないと判っていたので、特に落ち込むこともなく。

ただ、とある場所で待ち受けていたものの全然飛行音もしないので「今日はもう撤収かな…」と機材を片付けたところで、ゴーっという音がしたと思ったら、頭上を飛んでいくホーネットを見送るようなこともあり、最後まで油断したらアカン、という鉄則が改めて身に染みたこともあったり(^_^;)

結局は日没近くまでロケハンを粘っていたので、中城村内のカフェでコーヒーでも飲もうなんて思ったいたことも実現せず、宿へ戻ったのも前日と大差ない時間でした。

途中、ガンバ大阪キャンプ・スタンプラリーで幾つか押してもらった用紙を中城村の役場の応募場所へ投函しに行ったりもしました。風情のある建物でした。

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昨日からの強風も収まり、朝の肌寒さもすっかりなくなる中、

今日の晩メシは何にしようかなー?昨日のタコライスは美味かったけど、今日もまたタコライスというのは芸がないし、いくらウィークリーマンションに泊まってるとはいえ、スーパーやコンビニ飯というのも味気ないし……


と思いながら宿へ戻ってきたら、ひょんなことからマンションに滞在している電気工事屋さんと晩メシを食いに行くことに。

マンションの駐車場に車を止めてからエレベーターで部屋へ上がろうとすると、先に乗り込んでいたオッチャンがいて、

おっちゃん「何階ですか?」
ワタシ「×階です」
おっちゃん「×階は眺め良いでしょ?」
ワタシ「いやぁ、昨日来たばかりでロクに景色眺めてないんですよね(苦笑)」
おっちゃん「ここへ来て最初の1ヶ月は×階にいたけど、眺めは良かったですねえ」
ワタシ「そんなに前からいてはるなら、近くに美味い飯屋とか知ってます?」
おっちゃん「ありますよ。ワシも今から食事ですけど、一緒に行きますか?」


なんてことに偶然なって、その方(私より5歳ほど上)と晩メシを食べに行くことに。

徒歩数分の大通りへ出たところにある、見かけ上は居酒屋でしたが、普通の居酒屋というよりは小綺麗な小料理屋と居酒屋の中間くらいのお店。普通の食堂ほど安くなかったけど、海鮮料理がなかなか美味。

店の雰囲気以前に、初見の人と食べに行ってるのでスマホで料理写真を撮ることはしませんでしたけど、大して沖縄料理が好きでもない私も箸が進むというもので、連れて行ってもらって良かったです。滞在中ずっと昼は沖縄そば、夜はタコライスだけにならずに済みました(笑)

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と言いながらも、店を出て、おっちゃんと別れてスーパーで翌日の朝ごはんを買った帰りに、やっぱりタコライスを食ってる私(^_^;)

海鮮料理が美味しかったけど、ご飯より酒で、さほど量を食べもしなかったため、夜中に腹が減る可能性がありそうだったので、追加の晩飯(^_^;)。この日は単品で、シーザータコライス。美味しかったけど、ベーコンをトッピングすれば良かったかなー。

満足だったけれど、昼間もオプションつけたりして今回は節約旅だったはずなのに、エンゲル係数が高くなってしまう旅になってしまった(^_^;)

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この夜も、宿へ戻ってからエアバンドで普天間基地の TWR 聞きっぱなし、いつでも撮影できる体制にはしていたけれども、フライデーナイトということもあってか、全くもって静かなものでした。

てなことで、残るは滞在最終日。ガンバ大阪の練習試合×2試合で、私の沖縄キャンプ見学度も〆です :-)

(続き・最終回)→ ガンバ大阪沖縄キャンプと(ちょっぴり)飛行機と 【DAY 3:テストマッチ×2で〆】