電子インク (E-Ink) 画面の Android タブレット「BOOX」シリーズの新製品が先月国内でも発表され(中国本国での発売は半年前、国内代理店発売分は技適シールあり)、クリスマス当日に発売、即日完売した中、一瞬迷いつつも購入して、年も押し詰まった頃に届きました。
(Amazon 初期出荷分は15台?くらいで、年明けに再度15台?くらい出ていましたが、そちらも即日完売してました)
今回の発表では購入した 6インチ画面の「Poke Pro」のほか、7.8インチ画面の「Nova」があり、どちらを買おうか迷っていたものの、クリスマスに Amazon で発売を確認したのは 6インチの Poke Pro のみ。結局は一択でした。
ブツが到着したのは公私ともに慌ただしい中でしたので、セットアップを開始したのは大晦日の夜、年越しそばを食べたのち、ガキの使いや紅白、RIZIN をザッピングしながら。そして年明けから使い始めていますが、
になっていて、この手の製品は「次」があるかどうかも判らないので(特に技適を通した国内流通製品は)、在庫状況とかが落ち着いたら「もう一台、予備に買っておこうかな?」と思うくらいです。
というわけで、事実上今年初めてのお買い物レビューをしたいところですが、ちょっと公私ともども慌ただしい状況なので、ひとまず簡単に箇条書きレビューに簡単にさせていただきます。
本当は E-Ink 画面の反応速度などがポイントになると思うので動画を撮って載せるのが良いのでしょうけれど、それはまた後日余裕があれば、改めて。(本記事も1週間前に載せる予定だったのがまとめられなかった ^^;)
なお、最初に結論的なことを言っておきますが、E-Ink 画面の Android タブレットとして使えるのが触れ込みですが、実際は
と言い切っておきます。
従来から E-Ink の Android タブレットを使っている先駆者の人たちのブログその他では、アレコレ一般的な Android アプリを工夫して使っている方々もおられますが、本端末は 6インチという画面サイズも相まって難しいと思います。
そもそも Android アプリはモノクロ電子インクのことなんて考えておらずカラー画面前提で作られていますから、(追加設定をすれば)Google Play ストアからアプリをダウンロードできる Android 端末と言っても、
です。我慢して使えるアプリは少なくないですが、わざわざ無理してこんな端末で、普通のアプリを使う理由は私には見出せません。
(電子インクは目に優しいと言っても、画面書き換え時の問題やレスポンスを考えれば、一般的なアプリでは決して目に優しいとは言えないと思います。じっと長時間見る読書とは違います)
(幾つかの電子書籍ストアアプリは常用してます)
ですから「間違っても普通の Android タブレットとして買ってはいけない」ことは、大いに強調しておきます。そう思って買ってしまってはお互い(買った人も端末/メーカーも)不幸になるだけです。
あくまで、
として購入すべきものです。
逆にいうと、Kindle / Kobo 以外の電子書籍ストアで書籍(特に雑誌やコミック以外)を多く買っている人にとっては、液晶タブレット、スマートフォンよりずっと目に優しい読書端末として使えます。ってか、それのみが存在価値と言っても良いくらいです。
(もっとも唯一の存在価値である電子書籍ストアアプリですら、アプリによってはまずまず使えるアプリもあれば、ちょっとストレスを感じるアプリもありますので、全部の電子書籍ストアアプリが実用的に使えるとは限りません)
とまぁ、前置きというか結論と警告を長々と書いたところで、以下1週間使ってきての雑感を箇条書きにまとめます。
箇条書きにしたものの、まだまだ続いて長すぎるので分割します。肝心要の実際にアプリを使った時の問題点や電子書籍アプリを使った時の感想は次回に。
(続き)→ 電子インク(E-Ink) 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」、ひとまずの箇条書きレビュー【一般アプリ、ブラウザ、電子書籍アプリ編】
(Amazon 初期出荷分は15台?くらいで、年明けに再度15台?くらい出ていましたが、そちらも即日完売してました)
今回の発表では購入した 6インチ画面の「Poke Pro」のほか、7.8インチ画面の「Nova」があり、どちらを買おうか迷っていたものの、クリスマスに Amazon で発売を確認したのは 6インチの Poke Pro のみ。結局は一択でした。
ブツが到着したのは公私ともに慌ただしい中でしたので、セットアップを開始したのは大晦日の夜、年越しそばを食べたのち、ガキの使いや紅白、RIZIN をザッピングしながら。そして年明けから使い始めていますが、
かなり癖のある手間暇かかる端末だけど
電子書籍読みだから、すぐにお気に入り
電子書籍読みだから、すぐにお気に入り
になっていて、この手の製品は「次」があるかどうかも判らないので(特に技適を通した国内流通製品は)、在庫状況とかが落ち着いたら「もう一台、予備に買っておこうかな?」と思うくらいです。
というわけで、事実上今年初めてのお買い物レビューをしたいところですが、ちょっと公私ともども慌ただしい状況なので、ひとまず簡単に箇条書きレビューに簡単にさせていただきます。
本当は E-Ink 画面の反応速度などがポイントになると思うので動画を撮って載せるのが良いのでしょうけれど、それはまた後日余裕があれば、改めて。(本記事も1週間前に載せる予定だったのがまとめられなかった ^^;)
なお、最初に結論的なことを言っておきますが、E-Ink 画面の Android タブレットとして使えるのが触れ込みですが、実際は
電子書籍以外の用途には向かない
と言い切っておきます。
従来から E-Ink の Android タブレットを使っている先駆者の人たちのブログその他では、アレコレ一般的な Android アプリを工夫して使っている方々もおられますが、本端末は 6インチという画面サイズも相まって難しいと思います。
そもそも Android アプリはモノクロ電子インクのことなんて考えておらずカラー画面前提で作られていますから、(追加設定をすれば)Google Play ストアからアプリをダウンロードできる Android 端末と言っても、
電子インク画面で快適に使えるアプリは稀
です。我慢して使えるアプリは少なくないですが、わざわざ無理してこんな端末で、普通のアプリを使う理由は私には見出せません。
(電子インクは目に優しいと言っても、画面書き換え時の問題やレスポンスを考えれば、一般的なアプリでは決して目に優しいとは言えないと思います。じっと長時間見る読書とは違います)
(幾つかの電子書籍ストアアプリは常用してます)
ですから「間違っても普通の Android タブレットとして買ってはいけない」ことは、大いに強調しておきます。そう思って買ってしまってはお互い(買った人も端末/メーカーも)不幸になるだけです。
あくまで、
色々な電子書籍ストアが使える電子書籍端末
として購入すべきものです。
逆にいうと、Kindle / Kobo 以外の電子書籍ストアで書籍(特に雑誌やコミック以外)を多く買っている人にとっては、液晶タブレット、スマートフォンよりずっと目に優しい読書端末として使えます。ってか、それのみが存在価値と言っても良いくらいです。
(もっとも唯一の存在価値である電子書籍ストアアプリですら、アプリによってはまずまず使えるアプリもあれば、ちょっとストレスを感じるアプリもありますので、全部の電子書籍ストアアプリが実用的に使えるとは限りません)
とまぁ、前置きというか結論と警告を長々と書いたところで、以下1週間使ってきての雑感を箇条書きにまとめます。
▼ 概要編
- 電子インク画面の Android タブレットとして売っているが、実際には中国の BOOX という電子書籍ストア用の電子書籍端末である。。
(要は Kindle ストアに対する Kindle Paperwhite、楽天 Kobo ストアに対する Kobo Clara HD みたいな存在)
- BOOX という電子書籍ストア用の端末が Android ベースで動いているので、おまけで Google Play ストアが使えるようにもでき、一般的な Android タブレットと同じように Google Play ストアのアプリをダウンロードして使うことができる、という存在。
- それゆえ、初期のホーム画面では自社ストアの書籍およびストア画面が優先になっているし、そもそも初期状態では Google Play ストアを使えない。(自分で簡単な追加設定が必要)
(ホームアプリも自社書籍優先) - 搭載されている Android は 6.0.1(最新ファームウェアは 2018-11-30 更新)
- 搭載メモリ (RAM) は 2GB で起動直後状態で使えるメモリは 1.2〜1.3GB 程度、ストレージは内蔵 16GB のみ(初期状態で 13GB 程度利用可能)、microSD などの外部ストレージは利用できない。
- 前述のとおり、そもそも電子書籍専用端末なので GPS、ジャイロ、スピーカー、マイクなど一般的なスマホ、タブレットにある機能がそもそもない。
(Googleマップを入れても現在地は認識されないし、音声検索も音楽が鳴らせるわけでもない) - 国内代理店扱いの製品には、本体の他に専用ケース、ミヤビックスの画面保護シート、24W 出力 2端子の USB 充電器、1枚ペラ紙の日本語インストールガイドが付属している。現地価格よりかなり高いけど至れり尽くせり。
- 専用ケースはタブレットケースとして一番チープな手帳型ケースで、野暮ったいだけでなくケースを付けるとせっかくの小さな端末が大きく(厚く)なって台無しだが、ケースを開けるとスリープ解除、ケースを閉じるとスリープオンになる。(設定で解除可能)
- 2年前の6インチ電子インク画面「BOOX KEPLER PRO」の実質後継機。Android 4→6、RAM 1→2GB など。メモリ 2GB になったので重い電子書籍アプリも問題なく動作可能に。
(多少安くてもコレを買う選択はもうない) - 国内代理店のサイトには既に発表されている Poke Pro などの新製品の情報が発売後も一切なく、ちゃんとしたマニュアルもダウンロードできず、ぶっちゃけサポートは一切期待できないことが丸わかりなので、購入の際にはその覚悟が必要。
(はっきり言って、製品の個人輸入と変わらないレベル)
■ SKT株式会社 - ただ、国内代理店分は技適を通してあって、国内で堂々と使えるだけでも有難い。
(背面に技適のシールが貼られている) - 付属のマニュアルは当然、中国語である。
- 1枚のペラ紙で日本語のインストールマニュアルがある以外は、全部手探り(笑)なので、それを楽しめる人じゃないと無理。(大した難易度ではないけど)
- 電子インク画面なので液晶や有機EL を使った一般的な端末よりは遥かに目に優しいので長時間見るのには適しているが、反面スクロールや画面書き換え時に残像が残ったり、画面を書き換えた後にも前画面の残りがあったりという電子インク独特の欠点もあるので、それを分かった上で購入、使用する覚悟が必要。
- 後述するように、Google Play ストアからダウンロードしたアプリを使うのにモノクロ電子インク画面ゆえの問題が多発するので(ダイアログの中身が見えない等)、本端末で使用するアプリを起動できる別の Android 端末を持っていること、もしくは十分 Android 端末に慣れていることは、ほぼ必須。
▼ 外観・基本操作・画面編
- 端末のサイズ感は同じ 6インチ電子インクスクリーンを使う Kindle Paperwhite とかなり似ているが、Kindle Paperwhite より小さく薄い。
- Kindle Paperwhite より若干小さい反面、重さは BOOX Poke Pro の方が1.5倍くらい重い。だが、一般的なタブレットよりずっと軽いので、実際に使っている分にはあまり差を感じない。片手で握って1〜2時間ほど読み耽るようなことがあっても、Kindle Paperwhite と同じく十分快適な軽さ。
- 一般的な Android タブレットと異なり、ボタンは底面側に電源/スリープボタンがある他は、画面下にもう一つボタンがあるだけで、ボリュームボタンなど側面には一切ボタンはない。
- 充電は底面側にある microUSB 端子。同時発表の 7.8インチモデル Nova が USB-C 充電だったのを思うと、今さら microUSB な端末が増えるのは残念。
- 電源/スリープボタン長押しで、シャットダウン・再起動のメニューが出るのは通常の Android 端末と同じ。
- 前述のとおり、マイクやスピーカーの類がないので、そういった穴も存在しない。
- ボリュームボタンがないのでスクリーンショットを撮るショートカットが使えない。
(元々が電子書籍端末だから、むしろスクリーンショットは敵なので止むなし。スクリーンショットはアプリの利用になる) - 電子インク画面の下、ど真ん中にある唯一のボタンは誰しもホームボタンと思うだろうけど、実は「戻る」ボタンというビックリ。
- ホームボタンは電子インク画面上部の情報バーの左隅にある。アプリ切り替えボタンは同じく画面上部の情報バーの右隅にある。
- 戻るボタンは画面上部の情報バーの左から2番目(ホームボタンの右隣)にもあり、その右にはバッテリー残量表示、Wi-Fi 接続表示、右側には時計、レイアウト切り替えボタン(たぶん BOOX のアプリ以外は関係なさそう)、グレースケール/モノクロ2値表示切り替えボタン、そして右端のアプリ切り替えボタンがあり、これらはどんな時でもアプリの全画面表示状態でない限り表示される。
- 画面上部の情報バーの真ん中あたりをタップすると、Android でおなじみクイック操作ダイアログが表示され、一番上から次のものが表示される。
- 最上段は、バッテリー残量、Wi-Fi の接続状況、Bluetooth の接続状況、電源モードのアイコンが表示されている。
Wi-Fi や Bluetooth のアイコンをタップすると接続・切断が切り替えられる他、それぞれの▼マークをタップすると詳細設定画面へ移動する。電源モードのアイコンはタップするたびに、通常モード/バッテリー節約モードを切り替える。 - 2段目はフロントライトの状況表示と設定で、一番左のライトアイコンはフロントライトのオンオフ、その右隣の太陽/月アイコンはフロントライトの昼夜カラー切り替え(後述)、残るバーはフロントライトの照度設定で 32段階ある。
- 3段目はスピーカー設定で、左のスピーカーアイコンはタップするとミュートオン・オフの切り替え、残るバーは音量変更設定。と言いたいが、ハードウェア的にスピーカーがないので、スピーカー設定は全く無意味。
(まさかと思ったが、音楽プレイヤーやラジオアプリをインストールして音量上げて試しても何も聞こえない) - 4段目以降は、インストールしたアプリの通知が表示される
- 最上段は、バッテリー残量、Wi-Fi の接続状況、Bluetooth の接続状況、電源モードのアイコンが表示されている。
- BOOX Poke Pro のフロントライトで特筆すべきは、フロントライトが一般的な白だけでなく、夜間用のオレンジ照明も用意されていること!これは素晴らしいね!!
(フロントライトなし)
(デイライト/通常のフロントライト)
(ナイトライト/オレンジ色のフロントライト) - 私はデイライトのフロントライトを光量 32段階中 25段階目あたりで使用しているが、これが Kindle Paperwhite (2018) のフロントライト光量 24段階中 18段階目あたりと同等レベル。
- 電子インク画面はタッチ対応だが、はっきり言ってタッチレスポンスが悪いし、タッチ精度がかなり悪い。当方の端末の場合、タップしたい位置より数mm 下をタップしないと目的のところにタップできない(=死ぬほど誤タップが多くなる)。
▼ 設定編
- 中国の端末なので、当然ながら初回起動直後は中国語表示である。
- 一応、設定に日本語もあれば、入力 IME で日本語キーボードも選べるようになっている。
- 初期設定で日本語にしても、再起動するまでは英語混じりの中国語表記になる。
- 初期設定ではネットワーク接続のための Wi-Fi 設定の他、バッテリー設定などもあるが、後から変更できるのでそれなりに。
- 日本語インストールマニュアルや代理店のサイトには、中国語や英語にしないとファームウェア・アップデートの更新チェックが認識されないようなことが書いてあったが、本端末では日本語に切り替えても認識されて、初期設定直後にファームウェア更新を行った。
(2018-10-08 版 → 2018-11-30 版)
(英語、日本語入り混じりだが、そんなものである)
- 最初に書いたとおり、基本は中国の電子書籍ストア BOOX 用の読書端末なので、初期設定のホームアプリ(コンテンツブラウザー)でホームボタン(画面左上隅のアイコン)をタップすると、必ず電子書籍ストア BOOX で購入した書籍を表示する画面(「ライブラリ」タブ)になる。これは変更不可。
(最初から何冊か収録されている。すぐ削除だけど) - 「ショップ」タブをタップすると BOOX の電子書籍ストアが表示されて何故か(一部)日本語対応になっていてビックリするが、売られている書籍は中国語の本ばかりなので使わないだろうし、設定からショップをオフにする設定がある。
- 「ストレージ」タブを表示すると、簡単なファイル管理アプリとなる。あまりにもシンプルすぎるので、必要ならば別途 Google Play ストアから真っ当なファイルマネージャー系アプリをダウンロードして使うことになる。
が、電子書籍ストアアプリしか使わない端末と割り切れば、ファイル管理アプリは特に必要ないかも。実際、私もインストールしているけれど、ほとんど使ってない。
- ブラウザ以外は使わないけど、最初からインストールされているアプリは以下の画面のとおり。Play ストアアプリは Google Play ストアが使える追加設定を行わないと使えない。Google 設定アプリはあるけど、Google Play ストアが使える前も後も使えない不思議。
- 標準のホームアプリにある設定画面は、電子書籍ストアとして使うための最小限の設定しかできない。Android の設定アプリを使うためには Google Play ストアから別途ホーム画面アプリをインストールしてから利用する。
- Google Play ストアを使うための設定手続きは日本語インストールガイド(紙1枚)に書いてあるとおりやれば特に難しくはないが、設定してから実際に Google Play ストアが使えるまでの時間はガイドには 10分とか書いてあるけど、私の場合は小一時間待たされた。
- Google 側の端末登録が完了しない間は Google Play アプリを起動しても、認証されていない端末として跳ねられて使えない。GSF 設定も含めて、このあたり慣れていない人は戸惑うと思うが、マイナーな中国系端末を使う時は有りがちなコース。
- Google の設定を行ってからしばらくすると、ようやく Play ストアが使えるようになる。Play ストアが使えるようになって、やっとスタート地点であり、実を言うと、電子インク画面の本端末で使えるアプリの選別など、ここからが結構大変(^_^;)
- 中国の端末なので、気になる人は Google アカウント入力時にはサブアカウントやダミーアカウントを使った方が精神衛生上良いかもしれない。
(電子書籍ストアのアカウントなどは結局使ってるアカウント情報を入力することになるけど) - そもそも電子インク画面の端末で使えるアプリが限られているので、サブアカウント、ダミーアカウントで有料アプリをダウンロードできなくてもあまり問題ないかと。
(はっきり言って電子書籍端末としてしか使えないのだから、電子書籍ストアアプリさえ使えれば良いはず) - 後述するようにブラウザは内蔵ブラウザ以外マトモに使えないのだが、内蔵ブラウザ初回起動時に入力アカウントの Google 全権限を要求しやがるので、当然拒否るべき。このあたりは、さすがの恐ろしさw
- 前述のとおり、Google Play ストアが使えるようになって、ホームアプリを初期のもの(コンテンツブラウザー)から別のものに入れ替えると、Android の設定アプリが表示されて使えるようになる。
- 極めて階調の少ないグレースケール表示しかできない電子インク画面なので、液晶画面のカラー表示しか考えてない Google Play ストアにあるホームアプリはどれを使っても見づらいし、設定すら困難な場合が多いので、迂闊に入れ替えるのはリスクがある。
(このようにダイアログ内容が表示されないのは頻繁) - また、RAM 2GB しかない非力端末なので、そこらの人気ホームアプリ、大して軽量でもないのに軽量さを売りにしたホームアプリを入れると重くて使いづらくなるだけである。
- 私の場合、ホームアプリに軽量さでは一二を争う「小型デスクトップ」アプリを使っているが、使いやすいかというと決してそんなことはなく、少なくともアプリアイコンの見やすさ、操作のしやすさでは初期設定の「コンテンツブラウザー」が一番良い。
- ただ、初期ホームアプリの「コンテンツブラウザー」だと前述のとおり Android の設定アプリが表示されないし、アプリアイコンの自由な並び替えもできず、なにより「コンテンツブラウザー」だとホーム画面に戻った際にアプリ一覧ではなく、BOOX ストアで買った電子書籍一覧画面に戻るので、アプリ一覧へ行くまで1タップ余分に必要なのが面倒。
- ペラ紙の日本語インストールガイドにもあるように、最近の Google アプリをダウンロードして「Google Play 開発者サービス」を更新しておく必要がある。Google ニュースでも Google アプリでもダウンロードすれば良いだけなので特に問題ないはず。
(Google ニュースや Google アプリが快適につかえるとはいっていない ^^;)
箇条書きにしたものの、まだまだ続いて長すぎるので分割します。肝心要の実際にアプリを使った時の問題点や電子書籍アプリを使った時の感想は次回に。
(続き)→ 電子インク(E-Ink) 6インチ Android タブレット「BOOX Poke Pro」、ひとまずの箇条書きレビュー【一般アプリ、ブラウザ、電子書籍アプリ編】
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