昨日は、大阪でもたまに雪がちらつく中、皇后杯サッカーを見に行ってました。準決勝2試合、おまけに2試合目は延長戦で、朝から日が暮れた後まで、ずっと観客席は日陰で凍える寒さの中7時間以上も観戦、我ながらよくやるわ状態でした。(そして今日は酷い腰痛 ^^;)
4週間前に Jリーグが終わって2月末までサッカー観戦ができない中、サッカー成分の補充が必要でしたが、女子サッカーとはいえ満喫できました。生観戦じゃないと欲求不満が解消されませんからねぇ(^_^;)
今月は忙しくて、デジタル一眼レフシステムは4週間前の柏レイソル戦アウェイ〜百里基地航空祭以来、全く触りもしていなかったので、ちょっとリハビリできたのも幸い。完全防寒にカイロ貼りまくっても寒すぎで、短時間しか撮る気になれませんでしたが……

さて、前回は本年、2018年の “お買いものベスト” 第10位から第6位まで紹介しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2018 【前編】6位〜10位
今年のお買い物上位5製品を発表する前に、“お買いものベスト10” から漏れた次点の製品、ちょっと触れておきたい製品について記しておきます。
次点1 OLYMPUS / M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 お買い物評価:80点 (製品評価: 83点)
■ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック
この秋、マイクロフォーサーズ・システムを小型軽量に特化するようにレンズを買い替えて、その際に購入したレンズはどれも概ね満足していますが、その中でも一番印象が良かったレンズがコレ。
ぶっちゃけ、無難あんど無難で、良い意味で可もなく不可もないレンズ。かといって、平凡というネガティブな印象ではなく、撮っていて驚くようなこともないけど、特に不満に思うところもない、目立たないプチ優等生的な一本。
マイクロフォーサーズらしい小型軽量レンズで、これだけのクオリティなら文句なし。廉価なレンズにはフードを付けずに売ることも少なくないオリンパスだけど、このレンズにはちゃんとフードも付属しているのも○。
となれば、お買い物ベスト10入りしてもおかしくないのだけど、いわゆる撒き餌レンズのスペックにしては値段が高めなこと、さほど特筆すべきことがないこと、マイクロフォーサーズにありがちな「フードを付けようと思うとデコレーションリングを外さなければならず、紛失しやすい」問題があるので、ランク外に。
例年ならベスト10の下位には入っているくらいなのですが、今年は他に推せるものがあったので、次点筆頭になってしまいました。
■ 私のマイクロフォーサーズ・システム 2018 秋冬
■ マイクロフォーサーズ 3本のレンズの雑感 〜 M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6 / 25mm F1.7 & LUMIX G 42.5mm F1.7
次点2 Nikon / D5 お買い物評価:78点 (製品評価: 95点)
■ Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (XQD-Type)
ニコンのフラッグシップ機であり、モノとしては文句ありません。いや、細かいところで思うところはありますが比較的瑣末なことですし、そういうのは以前の記事で書いた気がするので繰り返しません。
まだ AF 周りで D500 と挙動が違う部分に相変わらず慣れきれていないところがあるのですが、それでも
として満足していますし(これでダメなら自分のせいと諦められる)、フラッグシップ機らしいファインダーとシャッターフィーリングの心地良さは使っていて気持ちが良いものです。
製品の評価としてはベスト10入りして当然ですし、上位に来てもおかしくないのですが、外した理由は以下の通り。
というところで、次点あたりに納まりました。
フラッグシップ機はスペックに出ない部分の機械としての良さがありますし、コンシューマー機のように数が出るものではないので、60万円という価格に不満があるわけではないのですが、どうしても D500 の出来の良さと比較してしまって、お買い物評価としては辛口になってしまいました。D500 が良すぎるんですけどね……
また、過去の記事で書いたように、来年 D6 が出ると判っていても待てなかった、待つ選択肢はなかったのですが、それでも購入から半年後に新たなフラッグシップ機が出るとなれば、
という思いは拭えませんので、そういう点からもお買い物評価としてはマイナスでした。製品が悪いわけではないんですけど、あくまでお買い物評価なので。

D500、D5 と購入すると、やっぱり D850 も欲しくなって(^_^;)、上記の POP にグラっと来たりもするのですが、さすがに当面は買えないというか、レンズを買う方が先というか、そもそもデジタル一眼レフのボディをもう買うことはあるのか?(いや、ない)と思うので、いい加減このあたりで締めておいた方が良いと思う昨今であります。
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、少し前に買ったニコン D5 に思う徒然を書いておく
次点3 OLYMPUS / M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 お買い物評価:77点 (製品評価: 70点)
■ OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
ただ一点、18-36mm 相当の広角ズームがここまで小型軽量なのは、レンズ交換式コンパクトカメラ的な用途には極めて便利ということだけで、ベスト10入りまではいかなくても次点にピックアップ。
正直なところ、
という点を考えると、決して買って満足というスペックではないのですが、それを小型軽量さによる利便性が上回っての評価です。
画質的にも、これだけ小型軽量にしたのだから仕方ないと割り切れるところはありますし、マイクロフォーサーズらしい小型軽量さは、「広角レンズを持って行こうか?使う変わらないから止めとくか」にならないメリットがあります。
質的には決して満足しているレンズではないでベスト10入りを考えるレベルではないですが、持って出かけるのに苦にならない、使わなくても後悔しない小型軽量な広角レンズというのはなかなか無いので、その一点で高く評価しています。
■ 私のマイクロフォーサーズ・システム 2018 秋冬
■ マイクロフォーサーズ 3本のレンズの雑感 〜 M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6 / 25mm F1.7 & LUMIX G 42.5mm F1.7
以下、今年のお買い物ベスト10にも次点にも入れなかった製品だけど、ひと言ふた言、いやそれ以上に言っておきたい製品たちです :-)
【Winノートの 2-in-1 は永遠に幻想で賞】 HP / Spectre X 360 お買い物評価:45点 (製品評価: 65点)

■ HP Spectre x360(2017年11月モデル)製品詳細 - ノートパソコン | 日本HP
「iPad がどれだけ高性能になってもタブレットはタブレットで絶対ノートパソコンの完全な代替にはなれないのと同様、Windows ノートパソコンは所詮ノートパソコンであって Windows である限りタブレットとしてはウンコ」
というのが、過去の経験による私の思うところであったはずなのですが、何故かまた血迷って 2-in-1 Windows ノートを買ってしまった自分を反省したい!(-_-;)
本来、今年のタイミングで Windows ノートパソコンを新調する予定はなかったのですが、「契約前、着手前にはそんな話聞いてなかったぞ」ということがあって、仕事で致し方なく、必要に迫られて購入したわけで、そしてすぐに必要だったため機種選定に迷う時間もあまりなく、
なんて思って、また 2-in-1 ノートパソコンなんて買った自分は本当に過去を反省しないお馬鹿さんでした……orz

もっとも 2-in-1 なんかロクに使わない(使い物にならない)ことを除けば、製品自体は結構満足できるものでした。
第8世代 Core i に 1TB SSD & 16GB メモリを積んで半年前に 20万以下というのはコストパフォーマンスも良くて、USB 端子も Type-C だけでなく Type-A もある利便性その他、プライバシーフィルター内蔵のディスプレイもあって、まずまず納得できる製品です。(ちなみに先月新型が出たので既に旧モデル)
ま、タッチパッドは糞アンド糞ですけれど、MacBook シリーズ使ってきていると、Windows ノートパソコンのタッチパッドはどれも厳しい、妥協が必要ですからねぇ(´Д` )

(右ボタンゾーンが曲者すぎて…)
ただ、2-in-1 的な利用をしないことを考えると、
ので、それを思うと、ちょっと失敗だったかなぁ、という反省はあるわけで。(特に前者)
あと、うっかり HP の直販サイトは JAL のマイル特典があるのを忘れて JAL からのリンクを踏まずに注文してしまって、特にセール時だったので数千マイルを損したという、お買い物時のまずさ(結構ショックだった)も相まってランク外、今年のダメなお買い物になってしまいました(´Д` )
■ HP Spectre x360【1】 〜久々購入の Windows ノートを Sprectre 360 に決めた理由
■ HP Spectre x360【2】 〜激重な HP 直販ショップで購入から発送まで
■ HP Spectre x360【3】 〜手元に届いてセットアップ&環境構築しながらのファーストインプレ
■ HP Spectre x360【4】 〜初めてのサードパーティー製 USB PD 充電器を選ぶ
■ HP Spectre x360【5】 〜 コスパとバランスの良い RAVPower USB PD 充電器 RP-PC059
■ HP Spectre x360【6】 〜実作業に使い始めて3週間のセカンドインプレッション
■ HP Spectre x360【7】 〜Lightroom で思う「やっぱり普通のノートPCにもタッチパネルは必要!」
■ HP Spectre x360【8】 〜HDMI 出力付き USB-C マルチアダプタ購入とか
【やっぱり大して使わなかったで賞】 DJI / Osmo Mobile 2 お買い物評価:50点 (製品評価: 75点)
■ DJI Osmo Mobile 2 (3軸手持ちジンバル)
という思いがありつつも、どうしても試したくて使いたくて購入しましたが、
になってしまいました(^_^;)
ま、そのことは想定内だったし、値段的にもさほど高くないものですから「やっぱりな」で終わっているのですが、ちょっぴり無駄遣いだったとは反省しています(^_^;)
とはいえ、手持ちジンバルは一つ欲しかったし、使わなくなった理由も
ということなので、来年 Android スマホを買い換える際にカメラ性能の良いスマホを買って、それを Osmo Mobile 2 に付けっぱなしにすれば、もうちょっと使うようになるかなぁ?なんて思っています。たぶん、しないけど(笑)
もっと言えば、
などという、無駄遣いをさらに推し進めそうな思考に至るわけですが、さすがにねぇ……
いや、Osmo Pocket 使ってみたいですけど、そもそも撮った動画を編集するのが面倒なので、結局は Osmo Mobile 2 と同じ運命を辿りそうなので自重します。
というか、DJI のアプリの使い勝手が悪すぎて、Osmo Mobile 2 を使わなくなった理由の半分くらいは制御用の DJI アプリのせいでもあるんですよねぇ。困ったもんです(^_^;)
■ 話題のスマホ用ジンバル「Osmo Mobile 2」は国内3月発売予定だけど、Apple Store なら即納だった
【モノは良いけど高すぎて買い物としては微妙で賞】 Apple / iPad Pro (2018) 11インチ GPS+Cellular 256GB + Smart Keyboard Folio + Apple Pencil (2nd Gen.) お買い物評価:75点 (製品評価: 95点)

■ iPad Pro - Apple(日本)
今年のお買い物ベスト10に入れるかどうか、一番悩んだのが新型 iPad Pro (2018)。
私自身の新型 iPad Pro (2018) への評価も、
と、何かあるたびに、コロコロとお買い物評価がひっくり返る一品でした :-)
「これだけ愛用してるんだから、8位〜10位あたりに入れておこう」と思うこともありましたが、最終的には「やっぱり高すぎる」という思いの方が強く、次点どころか圏外に。ちょっと厳しい評価ですが、クレジットカードの請求明細を見て
って感じだったので、「お買い物」評価としてはかなり割り引くことになりました。

また、Smart Keyboard Folio と Apple Pencil は、やっぱり今回の新型 iPad Pro (2018) を使うならセットで買うべきモノだと感じているので、敢えて三点セットでの評価にしました。
正直言って、Smart Keyboard Folio と Apple Pencil 両方じゃなく、どちらか一方でも合わせて使わないなら、こんな馬鹿高いタブレットを買う必要はないのでは?と思います。それくらい一体な商品。でもって、Smart Keyboard Folio も Apple Pencil も、高め。
ただ、Smart Keyboard Folio は使う前の印象と違って、使ってみたらもはやコレ無しの iPad Pro はないわ、というくらいの出来の良さ。いつでもどこでも即座に、ワークスペースが小さくても作業が始められる良さは便利すぎます。Bluetooth キーボードと違って、機内でも使えるし。
過去多くのタブレット用キーボードカバーを使ってきましたが、ダントツにベスト。ただ、それも iPad Pro が薄くなったから、Smart Keyboard Folio を付けてもさほど厚いと思わずにいられる、とも言えます。

今回の iPad Pro は薄すぎて歪む、もしくは歪んだ状態で出荷されてる場合がある、と話題になっていますが、それを見てると
と思わなくもなかったり。
Smart Keyboard Folio を使ってると歪むことはないですし、Smart Keyboard Folio を付けても薄すぎない厚みであるのを思うと、そんな邪推をしてしまいたくなりますが、それくらい新型 iPad Pro (2018) にフィットしています。
絵心のない私なので、第2世代 Apple Pencil の方はあまり使っていませんが、これは想定どおり。絵を描くことのない私でも、資料の図表作成や会議でのメモ書きに、従来使ってきたペンより圧倒的に使いやすいペンを使えればそれで満足ですし、実際そうですので、文句はないです。(値上がりした価格以外は)

というわけで、買ってしまった以降は殆ど文句なしであり、何をやってもストレスフリーで快適。4年使えば高い価格も納得とか、SIM フリー機が国内で買えなかった時代には SIM ロックフリーの iPad を10万出して買ったこともあったし、などと心の中で言い訳はするものの、だからと言って、この iPad Pro (2018) の価格が安く見えるわけでもなく(^_^;)
があれば話は別ですが、今のところは何もないですからね。単純にタブレットとしてのコスパを考えてしまうと厳しいです。
もちろん、購入したことに後悔はしていないし、もし改めてこれから買うという状況だったとしても買うし(仕事道具として iPad 買い替えが必須だったので)、買うだけの価値はあるデバイスですが、如何せん
ので、この評価に。あと、最近の Apple 製品が何もかも必要以上に高いことの不満も込みであります(^_^;)
■ iPad Air 2 から新型 iPad Pro (2018) 11インチへ ファーストインプレッション
■ 今までと違う!気をつけたい新型 iPad Pro のケース選び 〜 iPad Pro (2018) のファーストインプレ追記とともに
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
■ 11インチiPad Pro用 Smart Keyboard Folio 雑感 〜ネットで注文したが発送される気配がないのでリアル店舗へ買いに行った
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【アレコレ雑多編】
■ 11インチ iPad Pro (2018) セカンド・インプレッション 〜半月使っての良いとこ、悪いとこ
■ 新iPad Pro用 Smart Keyboard Folio と第二世代 Apple Pencil を半月使ってみての雑感まとめ
■ iPad Pro (2018) を使っていて思う「本命は次の廉価版 iPad じゃね?」感
ということで、次回はオーラス、「お買い物ベスト 2018」トップ5です。
→ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2018 【後編】1位〜5位
4週間前に Jリーグが終わって2月末までサッカー観戦ができない中、サッカー成分の補充が必要でしたが、女子サッカーとはいえ満喫できました。生観戦じゃないと欲求不満が解消されませんからねぇ(^_^;)
今月は忙しくて、デジタル一眼レフシステムは4週間前の柏レイソル戦アウェイ〜百里基地航空祭以来、全く触りもしていなかったので、ちょっとリハビリできたのも幸い。完全防寒にカイロ貼りまくっても寒すぎで、短時間しか撮る気になれませんでしたが……

さて、前回は本年、2018年の “お買いものベスト” 第10位から第6位まで紹介しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2018 【前編】6位〜10位
今年のお買い物上位5製品を発表する前に、“お買いものベスト10” から漏れた次点の製品、ちょっと触れておきたい製品について記しておきます。
■ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 ブラック
この秋、マイクロフォーサーズ・システムを小型軽量に特化するようにレンズを買い替えて、その際に購入したレンズはどれも概ね満足していますが、その中でも一番印象が良かったレンズがコレ。
ぶっちゃけ、無難あんど無難で、良い意味で可もなく不可もないレンズ。かといって、平凡というネガティブな印象ではなく、撮っていて驚くようなこともないけど、特に不満に思うところもない、目立たないプチ優等生的な一本。
マイクロフォーサーズらしい小型軽量レンズで、これだけのクオリティなら文句なし。廉価なレンズにはフードを付けずに売ることも少なくないオリンパスだけど、このレンズにはちゃんとフードも付属しているのも○。
となれば、お買い物ベスト10入りしてもおかしくないのだけど、いわゆる撒き餌レンズのスペックにしては値段が高めなこと、さほど特筆すべきことがないこと、マイクロフォーサーズにありがちな「フードを付けようと思うとデコレーションリングを外さなければならず、紛失しやすい」問題があるので、ランク外に。
例年ならベスト10の下位には入っているくらいなのですが、今年は他に推せるものがあったので、次点筆頭になってしまいました。
■ 私のマイクロフォーサーズ・システム 2018 秋冬
■ マイクロフォーサーズ 3本のレンズの雑感 〜 M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6 / 25mm F1.7 & LUMIX G 42.5mm F1.7
■ Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (XQD-Type)
ニコンのフラッグシップ機であり、モノとしては文句ありません。いや、細かいところで思うところはありますが比較的瑣末なことですし、そういうのは以前の記事で書いた気がするので繰り返しません。
まだ AF 周りで D500 と挙動が違う部分に相変わらず慣れきれていないところがあるのですが、それでも
信頼して撮れるカメラ
として満足していますし(これでダメなら自分のせいと諦められる)、フラッグシップ機らしいファインダーとシャッターフィーリングの心地良さは使っていて気持ちが良いものです。
製品の評価としてはベスト10入りして当然ですし、上位に来てもおかしくないのですが、外した理由は以下の通り。
- 欲しくて買ったというよりは必要に迫られて買った感が強く、せっかくのフラッグシップ機なのに購入してテンションが上がるようなことは皆無だった
- モノとしては満足しているし、高いとは言わないけれど、如何せん60万円という価格を考えれば、それくらい当然であり、4分の1近い価格の D500 との差は価格ほどじゃない(スペックだけでなく機械としての信頼性の部分を加味しても)
- 以前の記事でも書いたが、スペック的にもう一声な思いはある
- 来年に後継機の D6 が発売されるのは覚悟して買ったが、購入して間もない頃に来年初頭に発表とか聞かされると、お買い物評価としては多少微妙に
というところで、次点あたりに納まりました。
フラッグシップ機はスペックに出ない部分の機械としての良さがありますし、コンシューマー機のように数が出るものではないので、60万円という価格に不満があるわけではないのですが、どうしても D500 の出来の良さと比較してしまって、お買い物評価としては辛口になってしまいました。D500 が良すぎるんですけどね……
また、過去の記事で書いたように、来年 D6 が出ると判っていても待てなかった、待つ選択肢はなかったのですが、それでも購入から半年後に新たなフラッグシップ機が出るとなれば、
買う/買える時期が悪かったなぁ…
という思いは拭えませんので、そういう点からもお買い物評価としてはマイナスでした。製品が悪いわけではないんですけど、あくまでお買い物評価なので。

D500、D5 と購入すると、やっぱり D850 も欲しくなって(^_^;)、上記の POP にグラっと来たりもするのですが、さすがに当面は買えないというか、レンズを買う方が先というか、そもそもデジタル一眼レフのボディをもう買うことはあるのか?(いや、ない)と思うので、いい加減このあたりで締めておいた方が良いと思う昨今であります。
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、少し前に買ったニコン D5 に思う徒然を書いておく
■ OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
ただ一点、18-36mm 相当の広角ズームがここまで小型軽量なのは、レンズ交換式コンパクトカメラ的な用途には極めて便利ということだけで、ベスト10入りまではいかなくても次点にピックアップ。
正直なところ、
- 妥協込みの廉価広角ズームとしてはニコンやキヤノンと比べて少々高め
- ワイド端 18mmm は物足りないし、同クラスの他社レンズと比べると負けてる
- 周辺画質はそれなり
- フード別売り商法(安いサードパーティ品を購入)
という点を考えると、決して買って満足というスペックではないのですが、それを小型軽量さによる利便性が上回っての評価です。
画質的にも、これだけ小型軽量にしたのだから仕方ないと割り切れるところはありますし、マイクロフォーサーズらしい小型軽量さは、「広角レンズを持って行こうか?使う変わらないから止めとくか」にならないメリットがあります。
質的には決して満足しているレンズではないでベスト10入りを考えるレベルではないですが、持って出かけるのに苦にならない、使わなくても後悔しない小型軽量な広角レンズというのはなかなか無いので、その一点で高く評価しています。
■ 私のマイクロフォーサーズ・システム 2018 秋冬
■ マイクロフォーサーズ 3本のレンズの雑感 〜 M.ZUIKO 9-18mm F4.0-5.6 / 25mm F1.7 & LUMIX G 42.5mm F1.7
☆
以下、今年のお買い物ベスト10にも次点にも入れなかった製品だけど、ひと言ふた言、いやそれ以上に言っておきたい製品たちです :-)

■ HP Spectre x360(2017年11月モデル)製品詳細 - ノートパソコン | 日本HP
「iPad がどれだけ高性能になってもタブレットはタブレットで絶対ノートパソコンの完全な代替にはなれないのと同様、Windows ノートパソコンは所詮ノートパソコンであって Windows である限りタブレットとしてはウンコ」
というのが、過去の経験による私の思うところであったはずなのですが、何故かまた血迷って 2-in-1 Windows ノートを買ってしまった自分を反省したい!(-_-;)
本来、今年のタイミングで Windows ノートパソコンを新調する予定はなかったのですが、「契約前、着手前にはそんな話聞いてなかったぞ」ということがあって、仕事で致し方なく、必要に迫られて購入したわけで、そしてすぐに必要だったため機種選定に迷う時間もあまりなく、
なんか予定外の出費をさせられることになったし、止むを得ず買うなら、なにも面白みのないビジネスパソコンじゃなく、少し変わった点が欲しいな
なんて思って、また 2-in-1 ノートパソコンなんて買った自分は本当に過去を反省しないお馬鹿さんでした……orz

もっとも 2-in-1 なんかロクに使わない(使い物にならない)ことを除けば、製品自体は結構満足できるものでした。
第8世代 Core i に 1TB SSD & 16GB メモリを積んで半年前に 20万以下というのはコストパフォーマンスも良くて、USB 端子も Type-C だけでなく Type-A もある利便性その他、プライバシーフィルター内蔵のディスプレイもあって、まずまず納得できる製品です。(ちなみに先月新型が出たので既に旧モデル)
ま、タッチパッドは糞アンド糞ですけれど、MacBook シリーズ使ってきていると、Windows ノートパソコンのタッチパッドはどれも厳しい、妥協が必要ですからねぇ(´Д` )

(右ボタンゾーンが曲者すぎて…)
ただ、2-in-1 的な利用をしないことを考えると、
- ディスプレイを引っ繰り返せるギミックを実現するため、ヒンジの剛性が足りず、ちょっとしたことでディスプレイがよく揺れて作業の邪魔になる
- 当然 2-in-1 じゃない普通のノートパソコンに比べてコスパは悪い
ので、それを思うと、ちょっと失敗だったかなぁ、という反省はあるわけで。(特に前者)
あと、うっかり HP の直販サイトは JAL のマイル特典があるのを忘れて JAL からのリンクを踏まずに注文してしまって、特にセール時だったので数千マイルを損したという、お買い物時のまずさ(結構ショックだった)も相まってランク外、今年のダメなお買い物になってしまいました(´Д` )
■ HP Spectre x360【1】 〜久々購入の Windows ノートを Sprectre 360 に決めた理由
■ HP Spectre x360【2】 〜激重な HP 直販ショップで購入から発送まで
■ HP Spectre x360【3】 〜手元に届いてセットアップ&環境構築しながらのファーストインプレ
■ HP Spectre x360【4】 〜初めてのサードパーティー製 USB PD 充電器を選ぶ
■ HP Spectre x360【5】 〜 コスパとバランスの良い RAVPower USB PD 充電器 RP-PC059
■ HP Spectre x360【6】 〜実作業に使い始めて3週間のセカンドインプレッション
■ HP Spectre x360【7】 〜Lightroom で思う「やっぱり普通のノートPCにもタッチパネルは必要!」
■ HP Spectre x360【8】 〜HDMI 出力付き USB-C マルチアダプタ購入とか
■ DJI Osmo Mobile 2 (3軸手持ちジンバル)
私の場合、過去に動画関連のアイテムを買ってもすぐ使わなくなってしまっていたし、コレも結局すぐ使わなくなるんじゃないかなぁ…
という思いがありつつも、どうしても試したくて使いたくて購入しましたが、
案の定、最初の1ヶ月だけ使って完全放置
になってしまいました(^_^;)
ま、そのことは想定内だったし、値段的にもさほど高くないものですから「やっぱりな」で終わっているのですが、ちょっぴり無駄遣いだったとは反省しています(^_^;)
とはいえ、手持ちジンバルは一つ欲しかったし、使わなくなった理由も
メインスマホである iPhone X が手持ちで一番良いスマホカメラだから、それを Osmo Mobile 2 に装着してしまうと、メインスマホを使いたい時にいちいち脱着するのが面倒
ということなので、来年 Android スマホを買い換える際にカメラ性能の良いスマホを買って、それを Osmo Mobile 2 に付けっぱなしにすれば、もうちょっと使うようになるかなぁ?なんて思っています。たぶん、しないけど(笑)
もっと言えば、
スマートフォン用お手軽ジンバルとはいえ、Osmo Mobile 2 は結構嵩張って気軽に持ち歩けるほどじゃないし、そこを考えると Osmo Pocket が良いんじゃね??
などという、無駄遣いをさらに推し進めそうな思考に至るわけですが、さすがにねぇ……
いや、Osmo Pocket 使ってみたいですけど、そもそも撮った動画を編集するのが面倒なので、結局は Osmo Mobile 2 と同じ運命を辿りそうなので自重します。
というか、DJI のアプリの使い勝手が悪すぎて、Osmo Mobile 2 を使わなくなった理由の半分くらいは制御用の DJI アプリのせいでもあるんですよねぇ。困ったもんです(^_^;)
■ 話題のスマホ用ジンバル「Osmo Mobile 2」は国内3月発売予定だけど、Apple Store なら即納だった

■ iPad Pro - Apple(日本)
今年のお買い物ベスト10に入れるかどうか、一番悩んだのが新型 iPad Pro (2018)。
私自身の新型 iPad Pro (2018) への評価も、
出来栄えは素晴らしく、USB-C 採用による利便性向上や性能を考えれば高い値段に納得はいくけど、タブレットはタブレットでしかなくノートパソコンにはなれないのだから(この高性能を使いきる使い道が提示できなければ)タブレットとしては高すぎる、としか言いようがない。
→ と、購入直後は思っていたけれど、すんなり愛用して従来の iPad Air 2 以上に気に入って使っているので、高すぎるということはないかも?
→ カードの引き落とし明細を見て、三点セット合わせて17万円!!というのを見ると、やっぱり高いもんは高い、いくら出来が良くても「タブレットとしては高すぎ」としか言えない
と、何かあるたびに、コロコロとお買い物評価がひっくり返る一品でした :-)
「これだけ愛用してるんだから、8位〜10位あたりに入れておこう」と思うこともありましたが、最終的には「やっぱり高すぎる」という思いの方が強く、次点どころか圏外に。ちょっと厳しい評価ですが、クレジットカードの請求明細を見て
合計17万円のタブレットとか引くわ〜
って感じだったので、「お買い物」評価としてはかなり割り引くことになりました。

また、Smart Keyboard Folio と Apple Pencil は、やっぱり今回の新型 iPad Pro (2018) を使うならセットで買うべきモノだと感じているので、敢えて三点セットでの評価にしました。
正直言って、Smart Keyboard Folio と Apple Pencil 両方じゃなく、どちらか一方でも合わせて使わないなら、こんな馬鹿高いタブレットを買う必要はないのでは?と思います。それくらい一体な商品。でもって、Smart Keyboard Folio も Apple Pencil も、高め。
ただ、Smart Keyboard Folio は使う前の印象と違って、使ってみたらもはやコレ無しの iPad Pro はないわ、というくらいの出来の良さ。いつでもどこでも即座に、ワークスペースが小さくても作業が始められる良さは便利すぎます。Bluetooth キーボードと違って、機内でも使えるし。
過去多くのタブレット用キーボードカバーを使ってきましたが、ダントツにベスト。ただ、それも iPad Pro が薄くなったから、Smart Keyboard Folio を付けてもさほど厚いと思わずにいられる、とも言えます。

今回の iPad Pro は薄すぎて歪む、もしくは歪んだ状態で出荷されてる場合がある、と話題になっていますが、それを見てると
最初から Smart Keyboard Folio など純正カバーを付ける前提で作った気がするなぁ
と思わなくもなかったり。
Smart Keyboard Folio を使ってると歪むことはないですし、Smart Keyboard Folio を付けても薄すぎない厚みであるのを思うと、そんな邪推をしてしまいたくなりますが、それくらい新型 iPad Pro (2018) にフィットしています。
絵心のない私なので、第2世代 Apple Pencil の方はあまり使っていませんが、これは想定どおり。絵を描くことのない私でも、資料の図表作成や会議でのメモ書きに、従来使ってきたペンより圧倒的に使いやすいペンを使えればそれで満足ですし、実際そうですので、文句はないです。(値上がりした価格以外は)

というわけで、買ってしまった以降は殆ど文句なしであり、何をやってもストレスフリーで快適。4年使えば高い価格も納得とか、SIM フリー機が国内で買えなかった時代には SIM ロックフリーの iPad を10万出して買ったこともあったし、などと心の中で言い訳はするものの、だからと言って、この iPad Pro (2018) の価格が安く見えるわけでもなく(^_^;)
その価格と高性能に見合った
従来タブレットと違う何か
従来タブレットと違う何か
があれば話は別ですが、今のところは何もないですからね。単純にタブレットとしてのコスパを考えてしまうと厳しいです。
もちろん、購入したことに後悔はしていないし、もし改めてこれから買うという状況だったとしても買うし(仕事道具として iPad 買い替えが必須だったので)、買うだけの価値はあるデバイスですが、如何せん
お買い物として考えると、コストパフォーマンスは良くない、高かった、という印象が強すぎる
ので、この評価に。あと、最近の Apple 製品が何もかも必要以上に高いことの不満も込みであります(^_^;)
■ iPad Air 2 から新型 iPad Pro (2018) 11インチへ ファーストインプレッション
■ 今までと違う!気をつけたい新型 iPad Pro のケース選び 〜 iPad Pro (2018) のファーストインプレ追記とともに
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
■ 11インチiPad Pro用 Smart Keyboard Folio 雑感 〜ネットで注文したが発送される気配がないのでリアル店舗へ買いに行った
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【アレコレ雑多編】
■ 11インチ iPad Pro (2018) セカンド・インプレッション 〜半月使っての良いとこ、悪いとこ
■ 新iPad Pro用 Smart Keyboard Folio と第二世代 Apple Pencil を半月使ってみての雑感まとめ
■ iPad Pro (2018) を使っていて思う「本命は次の廉価版 iPad じゃね?」感
ということで、次回はオーラス、「お買い物ベスト 2018」トップ5です。
→ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2018 【後編】1位〜5位