気が付けば 2018年も、あと僅か。昨日は仕事納めでしたが、皆さまはいかがでしたでしょうか。当方はお休みの時にはメンテナンス作業があるので、普通に年末年始も仕事あります。年明け1月納期の仕事も2つ抱えてますし、やること満載(´Д`)

今年はお仕事の方が(ありがたいことに)忙しくて、今年前半はロクに出かけられることもなく、チケットを買ったのに行けなかったレースがあったりしましたが、秋以降は日帰り中心ながら多少は楽しめた一年でした。

ただ、家庭環境が変わりゆく中、以前のように頻繁に泊まり旅へ出ることは難しくなり、冬の北海道通いも年々厳しく、航空祭の撮影遠征でも泊まりを避けて日帰りにせざるを得ないことが増えました。

ホント、行ける時に心置きなく行っておいた方がいいです。身体的や金銭的に可能であっても、周りの事情が許さなくなる時期と言うのは来るものです……

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ともあれ、その分と言っては何ですが、今年はそれなりに散財しました。主としてはデジタル一眼レフへの出戻り、ニコン Fマウントシステム復帰で出費しましたが、その他もちょこちょこと買い替えが多い今年の秋でした。

家庭内で言えば、一番の出費は大阪北部地震から台風直撃されまくりで被害を被った家屋の修理であったり、地震で壊れた機材の買い替えであったりですが……。今年は辛すぎでした。もうホント勘弁です(´Д`)

いずれにせよ、そういう辛いことも仕事の多忙もありましたが、それが秋以降の散財で発散したようなところがあります。それを踏まえて?本年も年末恒例、今年のお買い物ふりかえりの「お買いものベスト 2018」を挙げさせていただきたいと思います。

お仕事抱えた年末年始モードのため、今年は比較的あっさりモードでの紹介で行きます。たぶん。



第10位 Amazon / 第10世代 Kindle Paperwhite (2018)
お買い物評価:80点 (製品評価: 88点)


Kindle Paperwhite、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi 、8GB、広告つき(Newモデル)

3年ぶりのモデルチェンジの割に防水対応以外は地味な改良で、使い始めた当初の本音は、

うーん、お風呂読書は滅多にしない私だから、買い替えなくても良かったかもなぁ


というもの。もちろん、防水対応以外でも細かい改良点が結構あるのは、以前の記事に書いたとおり。

とはいえ、廃止された上位モデル Voyager を超えるほどではなく、メニュー周りのモッサリ感は全く変わってないのはガッカリだったので、元々ベスト10圏外で「イマイチ変わりきれなかったで賞」の予定でした(^_^;)

それが変わったのは、本格的に寒くなってきた頃から。さほど長風呂ではない私も、冬場の寒い時期には10〜15分くらい湯舟使って身体を温めます。そういう季節になってみると

そや!せっかく防水対応の Kindle Paperwhite 買ったんだから、お風呂読書してみるか


と、風呂場に持ち込むようになって1カ月あまり。結局、防水対応の Paperwhite を気に入って、お風呂読書しているのですから、

多少だけど生活スタイルを変えた


デバイスということで、第10位にランクインさせました。

春になって暖かくなったら長風呂はしなくなるので、Kindle Paperwhite を風呂場に持ち込んで読書することもなくなるのは確定していますが、冬場だけでもお風呂読書の習慣を私に与えたインパクトを評価しました。

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防水デバイスとしては iPhone X など他にもありますが、湿気にやられるなど万が一のことを考えると、むやみに持ち込む気にはなれません。

ですが、廉価な Kindle Paperwhite なら何かあって壊れてもダメージは最小限ですから、気楽に使えます。スマホが壊れたら日々の生活にも差し支えますが、読書専用端末なら壊れても影響はないですからね。

それに 3年ぶりの新モデルとしては地味な改良が多くて個人的には少々ガッカリしたのは事実ですが、地味な改良の積み重ねで、

電子インク読書端末としての完成度はかなり高まった


ので、製品自体の評価も冷静になってみると高く評価できるものだと思います。

ま、これは凄い!というのはないですけど、セールなら1万円台前半という安さを考えればコストパフォーマンスも良いと思います。

フルモデルチェンジした Kindle Paperwhite (2018) へ買い替えるべきか否か? 〜半月使った雑感まとめとともに




第9位 SURUI / P-424
お買い物評価:84点 (製品評価: 90点)


SIRUI 一脚 4段 大型 カーボン P-424

血迷って EOS + EF システムを売却してマイクロフォーサーズ一本にしてから1年、デジタル一眼レフへ復帰して、ニコン D500 とともに購入したゴーヨン(AF-S 500mm f/4E FL ED VR)用の一脚として購入したモノ。

このクラスのカーボン一脚としては安価で、けれど半年以上使ってきて信頼できる製品だと感じているので、今年のお買い物ベストテンにランク入り。コストパフォーマンスは文句なし!

ゴーヨンとフルサイズボディを載せてレンズ振ったり、下向きの構図で撮っていても全く剛性に不安を感じることがなく、踏み台や脚立を使って全高 170cm まで伸ばして撮っていても不安なく使えることができたので、大型一脚はひとまずこれで十分、と思っている満足の一品。

欠点というほどではないけれど、大型一脚ゆえ縮長は 55cm を超えるので、カメラバッグの三脚ホルダーに挿していると結構バッグからはみ出します。そのため、公共交通機関利用の時にはちょっと気を使う必要があります。

SURUI カーボン一脚 P-424 【前編】 〜リーズナブルなのに太くて硬い♡
SURUI カーボン一脚 P-424 【後編】 〜人気のコンパクトに畳める中型一脚 P-326 と比較




第8位 Nikon / AF-S 300mm f/4E PF ED VR
お買い物評価:85点 (製品評価: 80点)


Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

焦点距離 300mm のレンズとしては、画期的な短さ、軽さ。フードを外せば全長 15cm 未満という短さは、何度も書いてきたように、スタジアムの観客席のような狭いポジションでも周りに迷惑をかけず使えるのが素晴らしい!

APS-C機と組み合わせて 1.5kg 前後のシステム重量で換算 450mm F4 相当を実現できるのは本当に使い勝手良好です。レンズの開放F値を考えれば、ミラーレス機と比べても十分に競争力のある軽量さ。F1 日本GP のように、観客席への持ち込みレンズ長制限がある場合にも魅力。

EOS & EF ユーザーから使ってみたいレンズでしたが、本当に画期的に思えるレンズで、使用回数では今年圧倒的に一番。お値段も決して高すぎるとは思えないので、コストパフォーマンスも妥当な範囲と判断。

その割に、今年のお買い物第8位というのは、以下の3点が理由。
  • 一番使いたい/使っているサッカー相手では AF 速度が足りない。
  • 単焦点望遠レンズとしては開放からビシッと切れるほどの画質の良さではない
  • 回折レンズの性として逆光に弱く、太陽が画面外でも盛大なフレアが発生する

比較対象が AF-S 500mm f/4E FL ED VR という最高クラスのレンズなのは無理を承知だし、AF は決して遅いわけではないが(速くもない)、開放時の画質ともども最近の望遠単焦点レンズとしては、もう一声欲しいというのが正直な思い。

特にテレコンを付けた時の画質の落ち方、D5 をもってしても AF 速度の落ち方が顕著なので、それも含めて「もう一声」あれば、絶賛あんど絶賛だったのになぁ、と思う。

とはいえ、この画角レンジにおける、このレンズの小型軽量さは唯一無二。大満足とは言わなくても、「ニコンに戻ってきて良かった」と思わせるレンズです。

平凡でも周りに配慮できる短さはonly one 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【サンヨンPF編】
百花繚乱ミラーレス機が出揃う中、一眼レフへ出戻って半年【後編】 〜 2本のレンズに不満なし、むしろこの先に悩む




第7位 ATiC / Apple Watch Series 4/3/2/1 スタンド
お買い物評価:90点 (製品評価: 80点)


Apple Watch Series 4/3/2/1 スタンド - ATiC

iPhone X 購入後、Qi 無線充電器として縦型のスタンドタイプを使ってみたら絶大に便利で、昨年のお買い物ベストでも高く評価しましたが(iPhone X より順位が上でした ^^;)、今年は Apple Watch に対するサードパーティ製スタンドが当たりでした。

Apple Watch を充電する時は付属充電ケーブルのマグネット盤を Apple Watch の裏側へペタッとくっつけるわけですが、これにより充電ケーブルをスタンド化して、8千円以上もする純正の充電スタンドっぽく使えるもので、一度使い始めれば二度と戻れません。

AppleWatch4Nike36


Apple Watch 付属の充電ケーブルをはめ込んでスタンド化する製品は、ほとんど同じような種類のものだけでなく、あれこれデザインに富んだものが多く存在しますが、いずれにせよ、

千円程度でここまで便利になるとは


という感じ。正確に言えば、便利になるというより、スマートになる、という感じですが。

私の買った製品は TPU 素材の超チープな製品ですが、その分 Apple Watch を充電するために付ける時に傷つけるようなことは有りえないし、コンパクトで場所を取らないので重宝しています。

ちょっとしたことだけど、凄くスマートになります。重宝してます。小物としては今年 No.1 のお買い物だったかも?というレベル。

千円でちょっぴりスマートになれる Apple Watch 充電スタンド




第6位 オムロン / 体重・体組成計 カラダスキャン HBF-214
お買い物評価:92点 (製品評価: 88点)


オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン HBF-214-W

何の変哲も無い、一番廉価な体重・体組成計ですが、久しぶりに体重・体組成計を購入して、

一番安い体重・体組成計でも、ここまで色々な数値が出てくるのか!これで全く十分じゃん!


と、コストパフォーマンスに感じ入ったので今年のお買い物ベスト10入りです。

本ブログに購入記事を書いていないので経緯を説明すると、大阪北部地震では屋根や外壁などは被害があったものの、室内の損壊物は比較的軽微だったのですが(メインのパソコンは壊れたけど)、使っていた体重・体組成計は一見なんともなく無事だと思っていたら、しばらくして使ってみると測定される数値が全然おかしくなっていて、地震で倒れた際に壊れたようでした。

しばらくは「体重計なんて無くても別にええか」と思っていたのですが、やっぱりデブりすぎないためにも持っておいた方がいい、Apple Watch も買っちゃったし、と思って、サイバーマンデーセールの時に購入した次第です。

(家族もそれぞれ体重計を持っているのですが、やはり家族にも体重を知られたくないせいか、貸したくないようで ^^;)

当初は「どうせ新しく買うならスマホ対応の体重・体組成計にしよう」と思って、以下のような Bluetooth でスマホ連携できる製品を考えていました。



ただ、色々調べてみると、体重・体組成計のスマホ対応サポート年月が長いわけではないことを知りました。オムロンで3〜4年程度。

スマホ連携の体重・体組成計を買おうと思ったけど、5年10年使うつもりなのに、スマホ連携のサポートが3〜4年で打ち切られるなら、なんか意味ないなぁ。萎えるわ〜


と急に冷めてしまいました。そもそも、毎日体重管理をするわけでもなく、月に1〜2度、気が向いたときに乗るだけの私に、わざわざスマホ連携は必要なく、単なる興味だけでしたからね。

ということで、どうせなら一番安いヤツでええわ、と買ったのがコレでしたが、最初に身長、年齢などを入れて測ってみると、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝値、BMI の各項目が表示されて、特にこだわらない人ならコレで十分の値が出てきて満足でしょう。



上記の製品のように部位別測定できるようなものもありますが、別に身体を鍛えているような人間ではないですから、これで十分。国内メーカー製で2〜3千円で買えるなら満足です。(一応、ヘルスケア製品ですから信頼できるメーカーのものを買いたいですしね :-)

体重・体組成計を買うことなんて、壊れたら買う、程度の人ですので、久しぶりに購入して、えらくコストパフォーマンスが良いと感じてのランクインでした。





次回は、次点&特別賞?の製品たちです :-)

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2018 【中編】次点その他各賞