2ヶ月ほど前に購入して今秋の航空祭やサーキット使用でのメイン機になった、ニコンのフラッグシップ機 D5。
と言いたいところだけど、実際は D500 と半々か、航空祭では D500 の方がシャッター回数は多かった気がします。最近は機動飛行も色々な兼ね合いで高度が高めで展開されることが多く、晴れて低感度で撮れるなら APS-C の画角 1.5倍換算を優先しちゃいますね。
AF の精度速度も、晴天順光というか照度が落ちる条件や逆光でもなければ、航空祭の戦闘機相手でも取り立てて D500 と D5 で差を感じることはない印象です。むしろ D5 でテレコン入れるくらいなら D500 で、と思うことの方が多いです。
サッカー撮影では撮っていて D5 と D500 の AF の差を感じることもあります。正直言って D5 を使いたい。そのために D850 じゃなく D5 を選んだのだから、と思うのですが、サッカースタジアムでは周囲の方々の迷惑にならないよう小さなレンズで撮ることが多く、必然的に画角が稼げる D500 を使うことが多くなっています。
今後、D5 だけ、D5 メインで撮りそうなのはサーキットくらいでしょうか。他は適宜 D500 と使い分け、ということになりそうです。
ともあれ、2ヶ月で8千回のシャッターは切って、本格的に使うであろう来シーズンに向けて色々備えることはあるのですが、その来シーズン開始の頃には D6 が発売されるような話を聞いていて、正直ちょっと複雑ではあります(´Д` )
来年 D6 発売なのは確実と思っていましたが、1月発表3月発売だとすると予想よりちょっと早かった(^_^;)。D5 最初の購入個体はメモリーカード書き込み周りでフリーズしまくってケチがついたことと合わせて、若干微妙に思うところはあります。
もっとも、D6 が来年3月発売かも?という噂を事前に聞いていても今秋購入を控えたかというと、多分買ってただろうと思うわけで、結局は
なわけで、これはもう巡り合わせですから仕方ありません。
ただ、D6 がどういうスペックで来るのか?だけは興味津々ですけどね……。露出込みのコマ速をライバル EOS-1D X Mark II に追いつく秒 14コマに上げてくるだけの D5S 的な仕様だったら心穏やかでいられますが、高感度画質が同程度で2,800万画素くらいまで高画素化されたり、フラッグシップ機の恒例を外して Wi-Fi / Bluetooth 標準搭載だったりすると、ちょっと動揺するかもです(笑)
(モデル末期で結構リーズナブルな価格に)
ま、D6 のことはさておき、先日はこのタイミングで敢えて D5 を買った理由を記しました。
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?
底辺ド素人の私ごときがプロ向け機材について、あーだこーだ言う資格もないですが、一応、底辺ド素人として感じたところを自分の備忘録も含めて少々記しておきたいと思います。
以上、後半は少し不満を感じる点が中心となってしまいましたが、逆に、このあたりについては D6 でどこまで改善されるのか?というのは興味深いです。
いずれにせよ、フラッグシップ機ならではのファインダーの見え味の良さは撮る気にさせてくれますし、AF 性能やレリーズタイムラグの短さなどは
してくれるので(ほんの少しだけど、サッカー撮影ではそれが馬鹿にならない)、歳食って毎年のように動体に対する反射神経、動体視力が落ちる私にとっては機械のフォローが本当に有難く感じられます。
と考えて出した結論は間違いなかったと感じています。
とはいえ、D500 の時のように「買って正解だった」「自分の判断に間違いなし」と断言できるほど D5 のお買い物に自信があるわけではありません。なにせ、お値段3倍ですからね(^_^;)
そして価格3倍だからと言って、3倍良いもの、3倍満足できるものが撮れるわけでもないわけで(全ては撮り手次第)、これだけお金をかけた割には…と落ち込むことも多いです。特に百里航空祭では予備知識ゼロかつ、ぶっつけ本番だったせいもあってチャンスをモノにできず悔しい思いをしただけに、今はその想いが強かったりします。
と言っても、D5 + AF-S 500mm f/4E FL ED VR で思うようなシーンでしっかり撮れた時には、「このクオリティが欲しかったんだよなぁ」と思えるわけで、値段に見合うかどうかは別にして、趣味のため、自己満足のための道具としては満足以外の何物でもありません。
それに、買ってしまった限りは
と思う気持ちになっているので、できるだけ頑張りたい所存であります。
とりあえず、一眼レフボディは最後かと思っていますが、D5 を買うと「やっぱり D850 も欲しくなるよなぁ」という気持ちが出てくるのは致し方のないところでしょう。もし D850 を買っていても「やっぱり高感度に強い D5 が欲しかったなぁ」と思っているでしょうから、どっちもどっちです。
ただ、これ以上は懐が許しませんし、そもそも半年経っても2本のままのレンズを買い揃える方が先です。来年こそ、ズームレンズを買わないと不便で仕方ないし、望遠レンズばかりでも困りますしね(^_^;)
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?
と言いたいところだけど、実際は D500 と半々か、航空祭では D500 の方がシャッター回数は多かった気がします。最近は機動飛行も色々な兼ね合いで高度が高めで展開されることが多く、晴れて低感度で撮れるなら APS-C の画角 1.5倍換算を優先しちゃいますね。
AF の精度速度も、晴天順光というか照度が落ちる条件や逆光でもなければ、航空祭の戦闘機相手でも取り立てて D500 と D5 で差を感じることはない印象です。むしろ D5 でテレコン入れるくらいなら D500 で、と思うことの方が多いです。
サッカー撮影では撮っていて D5 と D500 の AF の差を感じることもあります。正直言って D5 を使いたい。そのために D850 じゃなく D5 を選んだのだから、と思うのですが、サッカースタジアムでは周囲の方々の迷惑にならないよう小さなレンズで撮ることが多く、必然的に画角が稼げる D500 を使うことが多くなっています。
今後、D5 だけ、D5 メインで撮りそうなのはサーキットくらいでしょうか。他は適宜 D500 と使い分け、ということになりそうです。
ともあれ、2ヶ月で8千回のシャッターは切って、本格的に使うであろう来シーズンに向けて色々備えることはあるのですが、その来シーズン開始の頃には D6 が発売されるような話を聞いていて、正直ちょっと複雑ではあります(´Д` )
来年 D6 発売なのは確実と思っていましたが、1月発表3月発売だとすると予想よりちょっと早かった(^_^;)。D5 最初の購入個体はメモリーカード書き込み周りでフリーズしまくってケチがついたことと合わせて、若干微妙に思うところはあります。
もっとも、D6 が来年3月発売かも?という噂を事前に聞いていても今秋購入を控えたかというと、多分買ってただろうと思うわけで、結局は
必要な時が買い時
なわけで、これはもう巡り合わせですから仕方ありません。
ただ、D6 がどういうスペックで来るのか?だけは興味津々ですけどね……。露出込みのコマ速をライバル EOS-1D X Mark II に追いつく秒 14コマに上げてくるだけの D5S 的な仕様だったら心穏やかでいられますが、高感度画質が同程度で2,800万画素くらいまで高画素化されたり、フラッグシップ機の恒例を外して Wi-Fi / Bluetooth 標準搭載だったりすると、ちょっと動揺するかもです(笑)
(モデル末期で結構リーズナブルな価格に)
ま、D6 のことはさておき、先日はこのタイミングで敢えて D5 を買った理由を記しました。
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?
底辺ド素人の私ごときがプロ向け機材について、あーだこーだ言う資格もないですが、一応、底辺ド素人として感じたところを自分の備忘録も含めて少々記しておきたいと思います。
- 使い始めた途端に感じるファインダーとレリーズの素晴らしさは、さすがニコンのフラッグシップ機。
- レリーズタイムラグの短さはサッカー撮りで実感できるし、動体神経が落ちてくる年寄りには強い味方。
- フラッグシップ機の光学ファインダーを見てしまうと、いくら EVF が良くなったとはいえ、この気持ち良さは手放せない思いを感じるし、(動体相手では)まだまだ差はあるよなぁ…と思わざるを得ない。
(動体を追える EVF は登場しているけれど、動体を追いながらピントのずれを認識できる EVF はまだないし、その点は画素数とリフレッシュレートの両立もあってまだ少しは厳しそうな気がする) - サイズ的に D500 + バッテリーグリップより若干大きいが、サイズも重量も大差なく、今秋の航空祭遠征でも常に2台体制で行けたので問題なし。
- 剛性感とホールディングの良さ、言葉にできない安心感みたいなものはバッテリーグリップ一体型ならでは。
- 横位置グリップのホールディング感は D500 同様良い感じだが、縦位置グリップは若干手に余る感じがあるのと縦側の AF ボタンまでの距離に違和感はある。(自分の手が小さめのせいではあるけど)
- EOS-1D 系でもそうだったが、バッテリーが馬鹿でかいのに充電器はバッテリー2個同時充電タイプの馬鹿でかさ(↓)で閉口するが、1〜2泊で数千枚撮影レベルなら予備バッテリー1個持っていけば余裕持って撮影できるので問題なし。(厳冬条件は判らないけど)
- 航空祭で2千枚撮影して、その後背面液晶で2千枚の画像をチェックして取捨選択やレーティングしても、まだバッテリー残量は 60% くらい残っていることばかりだったので、氷点下でもなければバッテリーの保ちについては安心。
(ぶっちゃけ、D500 のバッテリーグリップもアダプターつけて D5 と同じバッテリーを入れてみようかと思うくらい) - フルサイズゆえのフォーカスエリアの狭さは仕方ないけど、D500 の方がフォーカスエリアは扱いやすいよなぁ、と思うことはちょくちょくある。(サッカー撮影では特に)
- AF の速度精度は D500 でもかなり満足しているが、食いつきでは若干の差を感じる。サッカー撮影では特に。
(D5 と D500 では AF 速度はボディの差よりレンズ側の差の方が大きいことも多いと思うけど) - とはいえ、テレコン入れた D5 と、テレコン無しの D500 と比べると AF 速度精度は(条件にもよるけど)後者の方が安定しやすいのも事実。
- 高感度画質より低〜中感度のノイズの少なさは見事。
- 逆に、高感度画質は「もうちょっと D500 と差があると思ってたんだけどなぁ」という印象。もちろん差はあるのだけど、諸々の D5 で撮影された写真画像を見て想定していたほどじゃなかった(あくまで個人的な印象)。自分が撮るものの実写で ISO 3200〜6400 領域で RAW から処理すると画質差が2段あるかな?って感じ。
- D5 の高感度画質が思ったほどじゃない、というよりは、D500 がやっぱり優秀(それも3年前のカメラ)と思っているけれど。
- 2千万画素という今どきフルサイズでは低画素ゆえに高感度画質が担保されているとしても、トリミング耐性を思うと、やはりもう一声欲しいのは本音。
- フラッグシップ機らしくモードダイアルのないタイプだが(個人的にはモードダイアルが無い、このタイプが好き)、D500 や D850 も同じ方式にもかかわらず、MODE や WB ボタンのあるところのボタンレイアウトが D500 や D850 と微妙に違う。
(ここを D5 と D500/850 で異なる配置にする意味がわからない…)
- AF でフォーカスを外して大きくデフォーカスした後の挙動が D500 とちょっと異なる。(言葉でうまく説明できないのはご容赦 ^^;)
- D5 のデジタル水準器表示は、D500 や D850 と違って撮影しながらの表示がかなり使いづらくて、D5 を使い始めてガッカリポイントの一つ。(プロはデジタル水準器なんか使わないのかもしれんけどさー)
- プロフェッショナル機の宿命としてワイヤレス機能はオプション(有線LANはある)なので、D500 / D850 のように Bluetooth で常時スマホ連携みたいな便利なことはできない
- オプションの Wi-Fi トランスミッターを買ってもスマホアプリが非対応なので、スマホ転送ができない罠
- ニコンの AF フォーカスエリアパターン切り替えは長玉を手持ちしながらだと切り替えにくくて、それは D5 でも変わらない。(マウント回転方向と並んで、ニコンシステムの好きじゃないところ)
- C-AF および露出追従時の連写速度が従来機の秒12コマのままで、EOS-1D X Mark II と比べて秒2コマも遅いのは、やはりちょっとね。1D X2 より値段高かったのを考えると余計に。
- ニコンの面倒臭いだけの撮影設定、カスタム設定をそれぞれ4パターンずつ D500 と同じように設定していくのは、ホント苦行だった。
以上、後半は少し不満を感じる点が中心となってしまいましたが、逆に、このあたりについては D6 でどこまで改善されるのか?というのは興味深いです。
いずれにせよ、フラッグシップ機ならではのファインダーの見え味の良さは撮る気にさせてくれますし、AF 性能やレリーズタイムラグの短さなどは
フラッグシップ機の性能で
自らの衰える身体と足りない技量を補完
自らの衰える身体と足りない技量を補完
してくれるので(ほんの少しだけど、サッカー撮影ではそれが馬鹿にならない)、歳食って毎年のように動体に対する反射神経、動体視力が落ちる私にとっては機械のフォローが本当に有難く感じられます。
妥協しても思うところは出てくるだろうし、フラッグシップ機というのは技量の足りなさをカメラ側で補ってもらえるところはあるし、何より最後の一眼レフになる可能性は高いから、ここは大枚叩いて D5 を頑張るか……
と考えて出した結論は間違いなかったと感じています。
とはいえ、D500 の時のように「買って正解だった」「自分の判断に間違いなし」と断言できるほど D5 のお買い物に自信があるわけではありません。なにせ、お値段3倍ですからね(^_^;)
そして価格3倍だからと言って、3倍良いもの、3倍満足できるものが撮れるわけでもないわけで(全ては撮り手次第)、これだけお金をかけた割には…と落ち込むことも多いです。特に百里航空祭では予備知識ゼロかつ、ぶっつけ本番だったせいもあってチャンスをモノにできず悔しい思いをしただけに、今はその想いが強かったりします。
と言っても、D5 + AF-S 500mm f/4E FL ED VR で思うようなシーンでしっかり撮れた時には、「このクオリティが欲しかったんだよなぁ」と思えるわけで、値段に見合うかどうかは別にして、趣味のため、自己満足のための道具としては満足以外の何物でもありません。
それに、買ってしまった限りは
値段の分だけ自分も努力しよう
と思う気持ちになっているので、できるだけ頑張りたい所存であります。
とりあえず、一眼レフボディは最後かと思っていますが、D5 を買うと「やっぱり D850 も欲しくなるよなぁ」という気持ちが出てくるのは致し方のないところでしょう。もし D850 を買っていても「やっぱり高感度に強い D5 が欲しかったなぁ」と思っているでしょうから、どっちもどっちです。
ただ、これ以上は懐が許しませんし、そもそも半年経っても2本のままのレンズを買い揃える方が先です。来年こそ、ズームレンズを買わないと不便で仕方ないし、望遠レンズばかりでも困りますしね(^_^;)
■ もうすぐ D6 が発表されるかもだから、今さら D5 を買った理由について書いとくか 〜これが最後のデジタル一眼レフ購入…か?