• ぶっちゃけ、思っていたより違和感なく装着していることに慣れた。以前書いたように 40mm、アルミニウムボディ、GPS モデルという一番軽い（安い）モデルだったせいもあるかも。


• 本体が軽いというだけでなく、最初に付いてきたスポーツループバンドも軽く、装着感が自然で、肌へのあたりが柔らかくて負担が最小なのも使い続けられている大きな要素。
  
  


• 実際、サードパーティ製のレザーベルト、金属ベルトを数種類買ったけれど、結局普段使いにはスポーツループを使っているし、これが一番付け心地も良く、装着時の違和感がない。
  
  
  （出かける際の服装や先によってはベルトは付け替えるけれども）


• スポーツループバンドの欠点は留め具が面ファスナーでバリバリ言うことだけど、だからこそ一番フィットする長さで留められる利点もあるので、そこは別に問題なし（人前でバリバリ剥がすことないし）


• 使っている人を見ていた時には「Watch での通知確認なんてどうでもええわ」と思っていたが、徐々に Apple Watch で通知を確認することが多くなっている自分がいる(^_^;)


• 仕事中その他にスマートフォンで通知を確認すると、つい通知だけでなく SNS その他余分なものまで見てしまって、少しの時間でも無駄遣いしたり集中力を削がれてしまうが、Watch で受けると通知の確認だけしかできないので、ちょっとした時間の無駄が少なくなることに気づいた。


• バッテリーの保ちは普段使いでは全く不満ないが、ハイキング時にバッテリーがヤバくなったので、長時間ワークアウトする人には足りないのも理解できた。（基本的に私には関係ない話だが）


• 処理能力もバッテリー容量も小さい割には残り10〜20%くらいからフル充電に1時間くらいかかって、意外とかかるもんだと思った。


• ウォーキングの自動ワークアウト認識は、4〜5分程度かなり意識して手を振りつづけて始めて通知が来るようだが、よほどしっかり左手を10分くらい振り続けて始めて認識されることを理解した。


• しっかり手を振って歩けばムーブだけでなくエクササイズとして認識されることもあるみたい（判断基準は判らない）なので、最近歩きスマホは減り、しっかり歩いていることが多い(^_^;)


• スタンドの判定は、たまに「おい、この1時間はずっと立って作業していたのに何でカウントされとらんねん！？」というのはある。
  （これもちょっと立って動く程度じゃなく、それなりに動かないとダメっぽいが…）


• ライブでリズムに乗って踊ってたり、手を挙げてたりすると、えらくエクササイズが伸びる（笑）


• もちろん、当初の想定どおり、Apple Watch を買ったからといってワークアウトの類いを頑張ることはない。


• Siri はそんなに使わないが、音声認識での文章入力はそこそこ使うし、使える。
  
  
  （これくらいの文章は楽に音声入力で返信できる）


• 夜中に「明日の予定は？」と聞くと、ちゃんと日付を確認してくるんだと感心した。iPhone の Siri でも同じだろうけど、iPhone で Siri を使うのは iOS 12 から使えるようになった Siri ショートカットくらいなので、初めて知った。
  
  


• というか、アプリ呼び出し操作が微妙にやりにくい Apple Watch こそ、Siri ショートカットが欲しい気が。


• LINE やメッセージ（iMessage）の返信が音声入力や定型文、絵文字でちょっぴりできてしまったり、メールその他も通知と内容確認くらいできてしまうと「LTE モデルならスマホなしで動けるかもなぁ」と、次は LTE モデルへの誘惑が（たまに）あったりする(^_^;)


• とはいえ、メールの真っ当な返信や新規作成、簡単なウェブブラウズ、Watch 単体での乗換案内やアップル純正以外のナビアプリあたりがないとスマホなしは厳しいので、LTEモデルを買うのはそういうのが（最低限今と同じくらいバッテリーが保ちながら）実現してからだなぁ、と思い直して自重


• ただ、今でも「LTE モデルの Apple Watch + iPad で iPhone 持たず（自宅に置きっぱなし）」というやり方は有りかもな、と思わなくもないが、あまり意味ないか……


• chirp などの Apple Watch 向け Twitter アプリを使うと、タイムラインで50個くらいツイートを見たり、貼りこまれてる画像を10個くらい見ると落ちるくらいなので、watch の処理能力の限界はこの辺なのかな？と、まだまだ厳しいことを実感する（せめて初代 iPhone、できれば iPhone 3GS くらいにならないと…）


• Watch で音楽アプリのリモコン機能は別に必須ではないが、あれば便利だし、iPhone 本体内のプレイリストやアルバムをリモートで選んで再生できるのは良い。


• Apple Watch でやっても仕方ないこと、使わないアプリが多くて、使い始めの頃に色々入れたサードパーティ製 Watch アプリの半分くらいは削除してしまった
  （今の Watch アプリの制限のままならサードパーティ製 Watch アプリの提供が減るのも致し方ない気がする）


• Apple Watch での音楽再生（Podcast 含む）、電話など、未だ使ったことのない基本機能も多い


• Watch 上の Apple Pay Suica を常用するつもりはないが、iPhone で使っているメインカードとは別にカードを用意して（iPhone 上では複数の Suica カードを作成できる）、新しく作った方を Watch へ転送して予備 Suica としている
  
  
  
  


• 改札口の IC タッチ部分は右側にあって Watch をしている左手とは逆のため、改札口はスマホでタッチする方が楽に思うので、基本的には iPhone の Suica を使い続けるが、コンビニや飲食店では iPhone 出さずにサクッと Suica 払いできるのは悪くない


• 飛行機搭乗時の QR コードも iPhone の Wallet ではなく Apple Watch で。と思ったけど、搭乗ゲート通過時はともかく、手荷物検査場の QR コードタッチは金属物取り外しが必要なので、iPhone の方が便利。（タッチしてから Watch を外す手間よりスマホの方が迅速）
  
  


• 走ることは一切ないのに、発売が通常モデルより遅かったから、通常モデルより少しでも違ってた方が何となく良いかも、Nike+ モデル独自の文字盤が良さげ、というだけで買った Nike+ モデルだけど、Nike+ モデル独自の文字盤デザインは気に入っていて、3種類の独自文字盤のいずれかを使ってることが多い。インストールすることのない Nike Run Club アプリへのコンプリケーションが変えられないのが残念だけど、それは仕方ない。
  
  


• バンドはシーズン毎に新色、新デザインの期間限定バンドが出てるなんて買ってから初めて知った。安いものなら純正でも6千円くらいなので、ついつい色々買いそうになる……


• Nike 限定バンドは Apple Store で買えず、Nike ショップでしか買えないことも初めて知った。と書いていたら Apple Store でも売るようになってた。


• 相変わらず毎日エクササイズが足りないと言われまくるが、そんなの関係ねえ（死語）


• それなりに装着することに慣れたはずだが、それでもまだ朝起きてから腕輪をすることを忘れて、しばらく過ごして出かける前に Watch をしていないことに気づく、ということが未だある


• たまに突然通知が来なくなる！Bluetoohe のペアリングはちゃんとされているのに来なくなる不思議。既存ユーザーに聞いても「たまにあるね」。お前は激安中華体活動量計かよ！的な。純正かつ価格10倍なんだから、そこらへんの安定度は完璧にしてほしい。

うーん、なんかこうやって箇条書きに書き出してみると、



って感じですねぇ(^_^;)

なんか段々と腕輪を身に付けているのに違和感がなくなってきた、というだけでなく、スタンドを気にしたり、（気が向いたら条件ではあるけど）深呼吸なんかしてるし、手を振って歩くようにしたり（結果、歩きスマホ率が上がったり）、Watch の Suica（Wallet 機能）なんかどうでも良いと言いつつ予備ながら入れてみたり……

何よりも前述のとおり、



効果があるのは想定外であり、良い影響でしたね。

すぐに逃避行動へ走ってしまう弱い私としては、スマホを手に取ったら SNS やら余分なところまで見てしまいますから、余分なことができない Watch で通知の概要だけチェックできるのは、なかなか自分にとっての良い縛りになります(^-^)



反面、あれもできない、これもできない、まだまだ物足りないなぁ、というところはあります。Apple Watch は汎用時計デバイスから健康管理デバイスへの傾倒が強くなっていますが、こんなに高い値段出してそれだけではねぇ、とは思います。わたしゃ、基本的にワークアウトの類はしませんし。

Twitter アプリなどを使ってみて現状の Apple Watch の処理能力の貧弱さはよく判りましたし、逆に日常生活だけなら十分に1日保つバッテリーも長時間ワークアウトをすれば大して保たないこと、さらにバッテリー容量は少ないけど充電時間はそれなりにかかる、なんてことも判ったのが、この1ヶ月でした。

と同時に、最初に書いたように、汗をかく季節での使用継続は未だ不透明でもあります。

いずれにせよ、すごく便利なデバイスとは思いませんし、正直この価格（5万円）では人に勧めるつもりもありません。そのところは、購入前および使用開始直後となんら変わりません。

ただ、一時的かもしれないけれど、



ではあるのは間違いありません。