今までの iPad では SDカード以外のメディアを読み込む時やカメラを接続する時には、別途電源供給などの手間はかかるし、それでも安定していたとは言い難くてウンザリしていましたが、新しい iPad Pro では USB-C 端子を採用したことで、あっさりパソコン並みの接続安定度で読み込めるようになったことを先日記しました。
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
ただ、XQD カードに入った 1300枚の RAW を読み込むのもサクッと読み込めちゃうのは良くなったものの、Lightroom CC アプリの方が 200〜300枚の RAW を読み込んだところでフリーズしてばかりでイマイチ不安定な状態で、
という思いをしています。
ま、今回の iPad Pro とは長い付き合いの予定ですから焦らず、来年あたり iPad Pro (2018) のポテンシャルを生かしたアプリが出てくることを期待したいと思っています。

さて、先日の記事に続いて、新しい iPad Pro (2018) の USB-C 端子に幾つかのデバイスを接続して試した結果を簡単に載せておきます。
古いデバイスが多いのはご容赦ください。アクセサリー類は別に最新のものでもなくても、実用上満足しているとあまり買い替えないのと、当方にとって USB-C は今年から使い始めたばかりで、まだまだこれからなので……
結論から言うと、
ということです。昔からの、12の世代を重ねても変わらない iOS の制限です。


USB メモリや外付け SSD を接続すると、メモリーカードリーダーやカメラを接続した時と同じく写真アプリは立ち上がるのですが、DCIM(デジタルカメラのファイルシステム規格)の仕様に則った画像、動画ファイルがないと取り込みタブが表示されません。
というのは毎度 iPad Pro 登場時の批判であり、今回は特にそれが強くなっていますが、確かに「ファイル」アプリなんてのも純正アプリで登場したわけですから、「ファイル」アプリ限定でも任意のファイルを取り込めるようにして良いように思います。
このあたりはソフト (iOS) 次第の話なので、来年の iOS 13 でサクッと可能になったとしても不思議ではありません。(セキュリティ的な方針もあるので、外部ストレージ禁止のままだったとしても不思議じゃないですけど)
もっとも、個人的には
と思うので、外部ストレージが使えなくてもあまり気にならないですね。使えれば便利でしょうが、そんなに批判されることかなぁ?と思ってます。(人それぞれのやり方があるでしょうから個々人の意見は違うのは判ります)
当方が持っている USB-LAN アダプターは USB Type-A 時代の USB-LAN アダプターで古いものばかりなので、iPad Pro の能力を生かし切るものではありませんが(個人的にコレで困ってないので…)、古い USB-LAN アダプターでも使えますヨ、ということで。

(Apple 純正 USB-LAN アダプター)
初代 MacBook Air の頃に発売されていた(今でも売ってるかは知らない)アップル純正の USB-LAN アダプター。こちらは従来の iPad でも使えていたので、USB-C → USB-A 変換アダプタ経由で繋げても問題なく認識、利用できました。

(接続後に表示される Ethernet デバイス名)

(機内モードでもインターネット速度計測可)
この製品は 100Base-T 時代のアダプターですので、インターネットの速度を計測しても上記のように 100Mbps 弱あたりで上限になります。
ので、次は 1000Base-TX の USB-LAN アダプターを試してみます。こちらも相当古い製品で恐縮です。調べてみると、コレ↓
Amazon の製品ページで「2009年1月に購入」と表示されましたので、10年前の製品!ですね。まだ売っているのが凄いです……


こちらも MacBook Air で使えていた製品のせいか、変換アダプター経由で接続した iPad Pro (2018) でも問題なく認識、利用可能でした。GU-1000T と製品名も表示されています。
そして、こちらも機内モードのままインターネット速度計測をしてみると、

先の 100Base-T のアダプターでは頭打ちになっていたところを超えて、そこそこの速度が出ています。この回線は昼間時間帯なら Google のインターネット速度計測で 400〜500Mbps くらいまで出ますので、最近の新しい USB-LAN アダプターを使えば、もっと速度は伸びるかもしれません。
iPad Air / Air 2 の頃なら iPad 側の処理能力で頭打ちになっていたこともありましたが、新しい iPad Pro (2018) ではデバイス本体側がボトルネックになることがないのは良いですね :-)
lightning 端子時代の HDMI 出力アダプタ(Lightning - Digital AVアダプタ)は 1080p と謳いながら実はアップコン使用だったり、かといってアップル純正品以外だと有料ストリーミングサイトが見られなかったり…ということがありましたが、USB-C になって選びたい放題です。
が、アダプタとケーブルと受信側モニタ/プロジェクターの組み合わせで相性問題が起きまくるのが HDMIでもあり、当方の使ったデバイスでもそのようなことは発生しました。
USB-C の HDMI 出力デバイスは 2-in-1 Windows ノートPC を使ってプレゼンする時に使っている↓以下の USB-C マルチハブ。
使っている 2-in-1 Windows ノートPC (HP Spectre X 360) では、自宅のモニターやテレビ、客先のプロジェクター類でも特に問題は起きなかったのですが、iPad Pro (2018) に挿して使ってみると……

PC用モニターはもちろん、リビングのテレビでも全く問題なく表示できました。テレビが 4K ではなく普通の Full HD なので出力もそうなってしまいますけどね。(4K テレビは持ってない)
ただ、別のテレビに接続してみると……


色も表示も全く変になってしまいました(´Д` )。同じメーカーで購入時期はむしろ後だったと思うのですが、テレビ側の HDMI 端子を変えてもケーブルを変えても同じだったので、iPad Pro ないしアダプターとテレビの相性ということでしょうか。HDMI 出力ではありがちなトラブルなので、気にも止めませんでしたが(^_^;)
というわけで、大したテストではありませんが、当方が繋げてみたデバイスの結果報告でした。
って感じで、実際に使えるかどうかは、外部ストレージのように iOS 次第というところでしょうか。
他にも
なんてことも試す予定でしたが、あまり時間的余裕もない頃合いですので、このくらいで。
結局、純正キーボードカバー(Smart Keyboard Folio)を買ってしまったので、同じ有線接続の USB キーボードはすっかり頭から消えてしまってました……
■ 11インチiPad Pro用 Smart Keyboard Folio 雑感 〜ネットで注文したが発送される気配がないのでリアル店舗へ買いに行った
iPhone で撮った動画を iPad Pro に吸い出して編集、というのはやりたかったことで使ってみたいのですが、まだ USB-C to lightning 端子を買ってないのですよね……出費続きなので、またいずれ、であります。
■ iPad Air 2 から新型 iPad Pro (2018) 11インチへ ファーストインプレッション
■ 今までと違う!気をつけたい新型 iPad Pro のケース選び 〜 iPad Pro (2018) のファーストインプレ追記とともに
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
ただ、XQD カードに入った 1300枚の RAW を読み込むのもサクッと読み込めちゃうのは良くなったものの、Lightroom CC アプリの方が 200〜300枚の RAW を読み込んだところでフリーズしてばかりでイマイチ不安定な状態で、
性能はパソコンでも中の上レベルになったけれど
それに見合ったアプリはこれからだなぁ
それに見合ったアプリはこれからだなぁ
という思いをしています。
ま、今回の iPad Pro とは長い付き合いの予定ですから焦らず、来年あたり iPad Pro (2018) のポテンシャルを生かしたアプリが出てくることを期待したいと思っています。

さて、先日の記事に続いて、新しい iPad Pro (2018) の USB-C 端子に幾つかのデバイスを接続して試した結果を簡単に載せておきます。
古いデバイスが多いのはご容赦ください。アクセサリー類は別に最新のものでもなくても、実用上満足しているとあまり買い替えないのと、当方にとって USB-C は今年から使い始めたばかりで、まだまだこれからなので……
【3】USB メモリ、外付け SSD
結論から言うと、
外部ストレージもちゃんと認識するけど
iOS が写真・動画以外を読み込ませない仕様なので意味なし
iOS が写真・動画以外を読み込ませない仕様なので意味なし
ということです。昔からの、12の世代を重ねても変わらない iOS の制限です。


USB メモリや外付け SSD を接続すると、メモリーカードリーダーやカメラを接続した時と同じく写真アプリは立ち上がるのですが、DCIM(デジタルカメラのファイルシステム規格)の仕様に則った画像、動画ファイルがないと取り込みタブが表示されません。
並みのノートパソコンを凌駕する処理能力を持ちながら、外部ストレージからファイルを読み込むこともできないのか!
というのは毎度 iPad Pro 登場時の批判であり、今回は特にそれが強くなっていますが、確かに「ファイル」アプリなんてのも純正アプリで登場したわけですから、「ファイル」アプリ限定でも任意のファイルを取り込めるようにして良いように思います。
このあたりはソフト (iOS) 次第の話なので、来年の iOS 13 でサクッと可能になったとしても不思議ではありません。(セキュリティ的な方針もあるので、外部ストレージ禁止のままだったとしても不思議じゃないですけど)
もっとも、個人的には
パソコン使っていても今時 USB メモリや外付け HDD/SSD でデーターをやり取りすることなんて、そんなにないんじゃないのかなぁ?会社なら社内サーバーとか専用クラウド経由で受け渡しするでしょうし、社内パソコンは外部ストレージ接続禁止になってるのが普通じゃね?
自宅でも NAS とか使っていれば、そっち経由でやりとりする方が便利じゃない?有線LANを使えば速度的には結構速いし
と思うので、外部ストレージが使えなくてもあまり気にならないですね。使えれば便利でしょうが、そんなに批判されることかなぁ?と思ってます。(人それぞれのやり方があるでしょうから個々人の意見は違うのは判ります)
【4】USB-LAN アダプター
当方が持っている USB-LAN アダプターは USB Type-A 時代の USB-LAN アダプターで古いものばかりなので、iPad Pro の能力を生かし切るものではありませんが(個人的にコレで困ってないので…)、古い USB-LAN アダプターでも使えますヨ、ということで。

(Apple 純正 USB-LAN アダプター)
初代 MacBook Air の頃に発売されていた(今でも売ってるかは知らない)アップル純正の USB-LAN アダプター。こちらは従来の iPad でも使えていたので、USB-C → USB-A 変換アダプタ経由で繋げても問題なく認識、利用できました。

(接続後に表示される Ethernet デバイス名)

(機内モードでもインターネット速度計測可)
この製品は 100Base-T 時代のアダプターですので、インターネットの速度を計測しても上記のように 100Mbps 弱あたりで上限になります。
ので、次は 1000Base-TX の USB-LAN アダプターを試してみます。こちらも相当古い製品で恐縮です。調べてみると、コレ↓
Amazon の製品ページで「2009年1月に購入」と表示されましたので、10年前の製品!ですね。まだ売っているのが凄いです……


こちらも MacBook Air で使えていた製品のせいか、変換アダプター経由で接続した iPad Pro (2018) でも問題なく認識、利用可能でした。GU-1000T と製品名も表示されています。
そして、こちらも機内モードのままインターネット速度計測をしてみると、

先の 100Base-T のアダプターでは頭打ちになっていたところを超えて、そこそこの速度が出ています。この回線は昼間時間帯なら Google のインターネット速度計測で 400〜500Mbps くらいまで出ますので、最近の新しい USB-LAN アダプターを使えば、もっと速度は伸びるかもしれません。
iPad Air / Air 2 の頃なら iPad 側の処理能力で頭打ちになっていたこともありましたが、新しい iPad Pro (2018) ではデバイス本体側がボトルネックになることがないのは良いですね :-)
【5】HDMI 出力
lightning 端子時代の HDMI 出力アダプタ(Lightning - Digital AVアダプタ)は 1080p と謳いながら実はアップコン使用だったり、かといってアップル純正品以外だと有料ストリーミングサイトが見られなかったり…ということがありましたが、USB-C になって選びたい放題です。
が、アダプタとケーブルと受信側モニタ/プロジェクターの組み合わせで相性問題が起きまくるのが HDMIでもあり、当方の使ったデバイスでもそのようなことは発生しました。
USB-C の HDMI 出力デバイスは 2-in-1 Windows ノートPC を使ってプレゼンする時に使っている↓以下の USB-C マルチハブ。
使っている 2-in-1 Windows ノートPC (HP Spectre X 360) では、自宅のモニターやテレビ、客先のプロジェクター類でも特に問題は起きなかったのですが、iPad Pro (2018) に挿して使ってみると……

PC用モニターはもちろん、リビングのテレビでも全く問題なく表示できました。テレビが 4K ではなく普通の Full HD なので出力もそうなってしまいますけどね。(4K テレビは持ってない)
ただ、別のテレビに接続してみると……


色も表示も全く変になってしまいました(´Д` )。同じメーカーで購入時期はむしろ後だったと思うのですが、テレビ側の HDMI 端子を変えてもケーブルを変えても同じだったので、iPad Pro ないしアダプターとテレビの相性ということでしょうか。HDMI 出力ではありがちなトラブルなので、気にも止めませんでしたが(^_^;)
☆
というわけで、大したテストではありませんが、当方が繋げてみたデバイスの結果報告でした。
だいたいの USB-C デバイスは認識する
って感じで、実際に使えるかどうかは、外部ストレージのように iOS 次第というところでしょうか。
他にも
- USB キーホード
- iPhone と繋いで iPhone 内の写真を iPad Pro に吸い出し
なんてことも試す予定でしたが、あまり時間的余裕もない頃合いですので、このくらいで。
結局、純正キーボードカバー(Smart Keyboard Folio)を買ってしまったので、同じ有線接続の USB キーボードはすっかり頭から消えてしまってました……
■ 11インチiPad Pro用 Smart Keyboard Folio 雑感 〜ネットで注文したが発送される気配がないのでリアル店舗へ買いに行った
iPhone で撮った動画を iPad Pro に吸い出して編集、というのはやりたかったことで使ってみたいのですが、まだ USB-C to lightning 端子を買ってないのですよね……出費続きなので、またいずれ、であります。
■ iPad Air 2 から新型 iPad Pro (2018) 11インチへ ファーストインプレッション
■ 今までと違う!気をつけたい新型 iPad Pro のケース選び 〜 iPad Pro (2018) のファーストインプレ追記とともに
■ 新型 iPad Pro (2018) の USB-C 端子に色々つないでみた【メモリーカードリーダー、カメラ編】
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