雨ばかりの9月の中で、休みの日に朝早く起きたら快晴だったので「これは久しぶりに山へ上がってヒコーキ撮るか」と出かけたら、離陸初便までの1時間で一気に全天曇りになってしまう、そんな日々でありますが、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。

今週も晴れの日がありましたが、そんな日に限って一日中仕事でどうにもならず、今週末のエアーフェスタ経ヶ岬も台風の影響で雨みたいで、やる気スイッチがどんどん消失するばかりです。

というか、また台風が関西を直撃しそうですが、何の恨みがあるんですかねぇ……

GR III_Release1


さて、1ヶ月前にニコンからフルサイズミラーレス機が発表されたのに始まったデジタルカメラ界の激変も、Photokina 前のライカ、パナソニック、シグマの Lマウント連合で一旦締めくくられた感がありますが、来春にかけてターニングポイントとなる季節であるのは間違いないようです。

パナソニックのフルサイズ参戦&Lマウントとか、富士フイルム GFX とか、ソニーの動物対応瞳AF予告とか

そんな中、半年前にわざわざ一眼レフへ逆行した私としては、当分ミラーレス機は保留しておくつもりであり(と言いながら来年買ってる可能性も低くないけど)、今回の色々な発表の中で一番気になったのは、リコー GR III の発表。

ぶっちゃけ、中の人情報などから「マイナーチェンジの GR II を最後に出して、もう GR も終わったんだなー」と思っていたのですが、しばらく前にいきなりリコー公式「GR Blog」が復活してビックリでした。

GR III を出すのでなければ、GR II 発売後に終わった GR Blog が復活するわけがないのは誰しも想像したでしょうが、その想像どおりに GR III の開発発表がなされました。

ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」を開発|RICOH IMAGING

発売は来春予定ですが、公表されているスペックを見るかぎり、

いま GR 作るなら最低限コレは入れて欲しい機能は入ってる


感じで、なかなか好印象です。



コンセプトを変えることのない GR ですから、APS-C センサー+単焦点 28mm 相当レンズというのは当然。APS-C センサーが 2,400万画素に上がっているのも、今どきを考えれば一般的な仕様です。

ペンタックス機同様に裏面照射タイプ云々は何も書かれていませんが、KP などペンタックス APS-C 機の高感度画質は定評あるところなので、それなりに期待できそうです。(画素数的には K70 と同じですが、さすがに現行世代のセンサーだと思いたい)

でもって、いま GR を改めて出すのならば…と考えられるであろう
  • ボディ内手振れ補正 (SR)
  • ペンタックス機同様の SR を利用したローパスセレクター
  • 従来 GR に入ってなかったセンサークリーニング機能 (DR II)
  • 今どき当たり前になった像面位相差 AF
  • USB-C 充電(モバイルバッテリーが使えるかどうかは不明)
  • タッチ対応背面液晶

と言ったところはカバーされていて、

ペンタックス一眼レフ機からのフィードバックが確実に行われた GR


と言えるものになっています。

逆に、ペンタックス一眼レフ機でも用意されていない Bluetooth はないですし、ボディ内手振れ補正が3軸、SR II ではなく SR というのはボディサイズによる制限でしょう。(SR II ではないのでリアルレゾリューションもないようです。個人的にはこの手の機能は E-M1 Mark II でも使ったことない/使おうと思ったこともないけど)

また、

GR / GR II より小さくなって GR DIGITAL IV 程度のサイズ


になったのも良いですね。

あの頃のサイズ感が一番良くても「APS-C センサーなら仕方ないか、これでも十分小さいよね」と思っていましたが、APS-C センサーでそこまでコンパクトに、しかもボディ内手振れ補正入れて、このサイズ感は素晴らしいです。

(Photokina での背面側ボディの写真を見ると、背面ボタン類の配置に少々余裕がないので、そのあたりの操作性はちょっと落ちる可能性はあるかな?とは思いますが…)

さらに、仕様をよく見ると GR II までにはなかった、

外部インターフェースに「レンズアダプターピン」


なるものが用意されているので、いつものワイドコンバージョンレンズやマクロコンバージョンレンズ以外にも用意されるものがあるのかもしれません。楽しみです。

Maizuru Red Brick Warehouses Park (5)


とまぁ、こういうのを見ていると、

やっぱりまた GR 買いたいなぁ


と思うわけです。何度も買って、しばらくして手放して、でもやっぱり欲しくなる GR。

基本的に望遠バカであり、センスも技量のない私は広角単焦点で何を撮ると言っても、それこそスマホで十分!な写真しか撮れないわけですが、GR ならではの、あの手に馴染む感覚は忘れられないわけです。

GR III も価格はおそらく10万円前後でしょうから、真っ当に考えれば

10万円あれば、手頃なレンズ1本買うのが先でしょ!
10万円あれば、ハイエンドのスマホ買うでしょ


となるし、多分そういう思いに押されて GR III 購入は思い止まってしまう未来が想像できるわけですが、それでも

GR を持ち歩いていても、スマホばっかり使って GR を使わない。それを判った上で GR III を買う精神的余裕、金銭的余裕が自分に欲しいなぁ


なんて、GR III の開発発表を見て思う今日この頃です。

FOVEON センサー機と GR は、何度手にしても自分のモノにできず、愛着はあっても(他の機材購入のために)手放して、でもやっぱり惹かれる存在であり続けますね……

【追記】

デジカメWatch のインタビュー記事によると GR II も併売で、GR III は €1,000 以下あたりということは 10万円を超える価格になりそうな…さすがにその価格ではちょっと購入テンションも落ちちゃいそう(^_^;)

【フォトキナ】リコー担当者に聞く「GR III」一問一答 - デジカメ Watch