台風21号が大阪および周辺で暴風の大被害を出したと思ったら、北海道での大地震。全道停電が大きなニュースになりましたが、実は関西もまだ停電しているところが残っているし、電柱その他が倒れたり、復旧できていない道も多数あったりします。

というか、ウチもそうですけど、6月の大阪北部地震から完全復旧してないところは多数あるんですけどね……

半月毎に直撃またはそれに近い台風の被害が続出し続けて、工務店さんもそちらの応急対応に忙しく、ウチの家屋修理もなかなか進まないままです(仕方ない)。幸い、屋根の主要部だけは修復が終わり、台風やゲリラ豪雨でも雨漏りはしなくなったので、それだけでも大違いですけど。

ともあれ、台風21号が過ぎてからも、秋雨前線で時折豪雨と言っていい土砂降りが続いていて、いつになったら心安らかに過ごせる季節が来るのかと思う日々です。

と同時に、全然ヒコーキ写真を撮りに行けない日々が続いていて、ストレスも MAX であります。(ガンバ大阪の応援でストレスが発散するどころか溜め込んでいるので… ^_^;)

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(7月に急遽行った千歳基地航空祭以来、修羅場すぎました…)


そんな状況なので、昨今のミラーレス機旋風も、とりあえずニュースは見るものの、あまり具体的な行動を考えているわけではないのですが、ぶっちゃけ、αを買うことは(連れ合いが持っているのを見ていても)ないですし、Nikon Z には今のところ全く心動かず、逆に EOS R はちょっと惹かれるところはあるけど、ニコンに移ってしまってるしなぁ…という感じであります。

とはいえ、今後の機材購入を数年単位で考えていくと「動体撮影メインだからミラーレス機は要らんわ」というだけでなく、

歳とともに体力が衰えてきて複数台のボディを持って撮影遠征する時のことを考えると、マイクロフォーサーズ E-M1 Mark II とは別のミラーレス機も視野に入れていくべきかなぁ


というのはあります。

遠征時に2台目3台目のサブボディを軽量化のためにミラーレス機、というのは今でも E-M1 Mark II を活用していますが、それとは別に、もしくはそれを置き換える形で、レンズを共用できるミラーレス機というのは考えざるを得ないところです。



一眼レフに戻った今も、E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムは飛行機撮影やモータースポーツ撮影の遠征時に持って行っています。ただ、これについては正直良し悪し両方あります。

現時点では、一眼レフに戻ったと言っても未だ必要最小限のレンズとボディしかないので、200mm 域までの標準・望遠ズームはマイクロフォーサーズに頼らざるを得ないのですが、AF の信頼性や画質について満足しているわけではありません。

スナップというか記録写真としては問題ないのですが、さすがに D500 と単焦点望遠レンズとでは色々な点で差がありすぎて、「Fマウントの方が揃ってないから止むを得ずマイクロフォーサーズを使っている」というのが本音です。

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ただ、これについては年内に何とか…とは思っています。フルサイズのボディはどれを選ぶか、望遠ズームは頂点の AF-S 70-200mm f/2.8E FL を買うか、それとも軽量化のために AF-P 70-300mm FX にして+明るい単焦点レンズを買うか、など悩ましくて結論は出ていませんが……

(地震・台風による家屋の修理さえなければ、一気にどんと来い!もあったかもでしたけど ^^;)

いずれにせよ、来シーズンまでには動体撮影の遠征時にサブ機やレンズをマイクロフォーサーズ・システムで代替しなくても良い状況には持って行くつもりでいます。

が、反面、寄る年波と体力低下を考えると、

昔みたいに一眼レフボディ複数台とレンズ何本で十数kg背負って遠征するのは辛いかもなぁ


とも思うわけです。

となると、

一眼レフで APS-C、フルサイズの両方のボディを揃えるのは必須だけど、その先は一眼レフのレンズと共用できるミラーレス機を買って、状況に応じてサブ機は軽いミラーレスを選択することにすべきかなぁ
公共交通機関利用の遠征では一眼レフの APS-C、フルサイズ機両方ではなく、場所や天気に応じてどちらか、サブ機はミラーレスという選択もアリになるかな。


などと思うわけです。

となると、Nikon Z シリーズの AF-C 能力がどの程度のものなのか知りたいわけです。キヤノンの DPCMOS AF は馴染み深かったし、その進化線上ということで想像もできますが、Nikon Z の AF-C は全く想像できないですからね。Nikon 1 は使っていたけれど、あれの延長線上にあるとは思えないし……

今回は期待できそうにないですけど、それでも上記のようなことを考えると、来年値ごろ感が出てきたら Z6 あたりをサブ機として買うのはアリかもしれんなぁ、なんて思うわけです。もちろん、20万を切らないと全く心動きませんが。

NikonZ7Z6_Release4


何度も書いてきているように、マイクロフォーサーズ E-M1 Mark II はレンズ交換式コンパクトデジカメとして使っているので、フルサイズのミラーレス機を買ったところで共存、愛用していけると思っています。(何かの資金の足しに売らなければ :-)

ただ、コンパクトデジカメ代わりとして思えば、40-150mm F2.8 PRO みたいなデカいレンズはもう要らんかな、と前々から思っています(今は一眼レフの望遠ズームがないので代用として必要ですが)。バッテリーグリップも 300mm F4 IS PRO 売却後は全然使ってませんので、手放して良いかな。

広角サブ機として使うための、パナソニックの 8-18mm F2.8-4 は何度も迷って買いかけているのですけれど、フルサイズ用 16-35mm F4 と大差ない価格だと思うと、「フルサイズ機買ったら 16-35 が欲しくなるからそちらで」という声に負けています。でもフルサイズ用 16-35mm F4 の半分の重さと思うと、悩ましい。予算に限りはありますからねぇ(>_<)


(パナソニックのレンズに Leica ブランドとか誰も求めてないだろ…と毎度思う ^^;)


なんだかんだ言って Nikon Z も EOS R も興味はあるので、イベントで実機に触れられたらいいなぁ、と思っていますが(行けるかどうかは微妙)、もう一つ発表された富士フイルム X-T3。

過去使ってきたミラーレス機で一番良い印象だったのが富士フイルムであったことは過去に何度も記していますが、それもあって未だ気になる存在であります。

本業が絶好調でカメラ事業にも注力できるせいか、ボディもレンズも充実の一途。今回の X-T3 は富士フイルムらしからぬ、と言ってはなんだけど、動画関連のスペックアップが凄くて、今後のミラーレス動画で標準になるであろう 4K / 60p / 10bit 出力や H.265 を初めて搭載したのが富士というのはビックリでした。

そして、近年のミラーレス機では毎度の動体撮影への強化も行われているわけですが、

センサーからの読み出し速度向上とプロセッサーの高速処理により、電子シャッター使用時約60フレーム/秒のスムーズなライブビュー映像で被写体を確認しながら、約1660万画素(1.25倍クロップ)でAF/AEに追従する、最速30コマ/秒(*2)のブラックアウトフリー高速連写に対応。
動きのある被写体を捉えやすくするために新搭載されたスポーツファインダーモードは、画面内に約1660万画素(1.25倍クロップ)相当のフレームが表示され、そのフレーム内を撮影します。

FUJIFILM X-T3 : 製品の特長 | 富士フイルム

α9 に続くブラックアウトフリー EVF やスポーツファインダーモードは x1.25 クロップモード限定というのは、どうなんですかね……

E-M1 Mark II でカタログスペック目一杯で使おうとすると、処理落ちその他色々体験している身としては、とても鵜呑みにはできませんが、謳い文句ばかりデカいオリンパスとは違う富士フイルムですから、制約の中ではちゃんとしてると信じたいところです。

が、

画面に1660万画素(1.25倍クロップ)相当のフレームが表示され、同フレーム内の被写体を撮影。被写体がフレームに入る直前から視認できるため、スポーツや野生動物などの撮影で威力を発揮します。


という言い訳はないと思うんですよねぇ。そんなもん、クロップせずに使えた方がええに決まってるでしょ。

CPUパワー的に処理しきれなかったから x1.25 クロップモードでしか使えないであろうことは致し方ないけれど、逆手にとってこんな謳い文句を書くのはちょっとどうかと。

ランダムかつ高速に動く被写体を最終的にクロップフレーム内に入れないといけないわけで、D500 の x1.3 クロップモードを使って周りが少し見えたところで威力を発揮とかないわー、としか思わないし、ホンマにスポーツや野生動物を撮ってる人が、こんなのを特長として挙げないと思いますけどねぇ。

というのはありましたが、しかしまぁ、なんでみんな最新ミラーレス機で動体撮影性能をやたら謳うようになったんでしょうね。他に差別化要因がなくなってきたせいかもしれませんが……

AFS500mmF56PF_Release4
(ゴーゴーロクPFの購入はひとまず先送り…)


とまぁ、今回もよく分からんチラシの裏を書き連ねましたが、特に書くこともなく、仕事の集中力が落ちた手慰みであります(^_^;)

いずれにせよ、

カメラ機材より先に、明後日の Apple の発表会での新製品が優先


の予定ですからね。

去年 iPhone X を購入したので iPhone 買い替えはない予定ですけれど、iPad Air 2 をここまで引っ張ってきたので新世代の iPad Pro を購入するのは確定、あとは地震で壊れた iMac の代わりに Mac mini がモデルチェンジすればそちらを…と思っているのですが、さて。


(富士フイルムは半年前に発売したフラッグシップ機 X-H1 の処遇はどうするんでしょ…)