先週末、ニコンのミラーレス機体験イベントに合わせたかのようにリークが流れてきたキヤノンのフルサイズミラーレス機 EOS R と、新マウント RF マウントに沿ったレンズが4本発表されました。
■ 光学の可能性を広げる新イメージングシステム“EOS Rシステム”が誕生 カメラ・レンズで構成する「EOSシステム」がさらに拡大 | キヤノングローバル
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト
■ キヤノン:EOS R | 概要
■ キヤノン:RF24-105mm F4L IS USM|概要
■ キヤノン:RF28-70mm F2L USM|概要
■ キヤノン:RF50mm F1.2L USM|概要
■ キヤノン:RF35mm F1.8 マクロ STM|概要
リーク情報通りの内容ですが、なかなか気合い入っています。ニコ爺のソニー流出対策とか考えてないの?というニコンの守りの姿勢しか見えなかったのとはちょっと違いますね。
ボディは基本的にデジタル一眼レフの EOS 5D/6D シリーズからはみ出さない範疇であり、
なところも昨今のキヤノンらしいです。(値段が可もなく不可もないあたりも)
ボディ内手振れ補正はない代わりに、CMOS センサーの画像情報によるブレ量をレンズ側へ送って手振れ補正を強化するシステムになっているようですね。あと、
ところは外していないようです。まぁ、キヤノンのことだから、ボディ内手振れ補正付きボディがそのうち出てきそうな感じですけどねぇ。
他には
というのも、マウント一新の際に機能的にも新しいものをしっかり付けよう、単に一眼レフからミラーレスに変えただけではないようにしよう、というのが伺えて良いですね。
とにかく来年とかではなく、最初から目玉レンズを用意し、さらにはマウントアダプターもノーマルタイプ以外に4種類の工夫された製品が用意されて、
と魅力アピールできるのは用意周到、いつでも出せる玉はあったんだろうなぁ、という印象です。
とにかく、以下の4種類のマウントアダプター一つとっても魅力的すぎます。
■ 光学の可能性を広げる新イメージングシステム“EOS Rシステム”が誕生 カメラ・レンズで構成する「EOSシステム」がさらに拡大 | キヤノングローバル
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト
■ キヤノン:EOS R | 概要
■ キヤノン:RF24-105mm F4L IS USM|概要
■ キヤノン:RF28-70mm F2L USM|概要
■ キヤノン:RF50mm F1.2L USM|概要
■ キヤノン:RF35mm F1.8 マクロ STM|概要
リーク情報通りの内容ですが、なかなか気合い入っています。ニコ爺のソニー流出対策とか考えてないの?というニコンの守りの姿勢しか見えなかったのとはちょっと違いますね。
ボディは基本的にデジタル一眼レフの EOS 5D/6D シリーズからはみ出さない範疇であり、
ボディはコンサバだけど、レンズはアグレッシブ
なところも昨今のキヤノンらしいです。(値段が可もなく不可もないあたりも)
ボディ内手振れ補正はない代わりに、CMOS センサーの画像情報によるブレ量をレンズ側へ送って手振れ補正を強化するシステムになっているようですね。あと、
瞳 AF はしっかり入ってる
ところは外していないようです。まぁ、キヤノンのことだから、ボディ内手振れ補正付きボディがそのうち出てきそうな感じですけどねぇ。
他には
RFレンズには任意機能割り当てのコントロールリング搭載
というのも、マウント一新の際に機能的にも新しいものをしっかり付けよう、単に一眼レフからミラーレスに変えただけではないようにしよう、というのが伺えて良いですね。
とにかく来年とかではなく、最初から目玉レンズを用意し、さらにはマウントアダプターもノーマルタイプ以外に4種類の工夫された製品が用意されて、
ウチはミラーレス用レンズはソニーにはないレンズあるよ
一眼レフ用のレンズをただ使えるだけじゃないよ
と魅力アピールできるのは用意周到、いつでも出せる玉はあったんだろうなぁ、という印象です。
とにかく、以下の4種類のマウントアダプター一つとっても魅力的すぎます。
■ キヤノン:マウントアダプター EF-EOS R|概要
■ キヤノン:コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R|概要
■ キヤノン:ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A付|概要
■ キヤノン:ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付|概要
マウントアダプター側にドロップインで PL / ND フィルターがあれば、前玉が突き出たレンズでも PL / NDフィルターが使えますし、そして
のは魅力的です。レンズ側のドロップインフィルターの交換で、レンズ内にホコリが入るのは嫌ですし、気を使いますからねぇ。
サーキットではフェンスクリアのために ND フィルターを頻繁に使いますし、日差しがコロコロ変わる時は抜き差ししたくなるので、マウントアダプター側にあれば気も楽です。おまけに可変式 ND なら言うことなし!です。(高いけど)
さらに、EF マウントレンズも、EF-M マウントレンズも新レンズを出して、新しい RF マウントだけでなく、3つともやりまっせ的アピールを忘れないのも用意周到。
■ キヤノン:大幅な軽量化を実現したプロ向けの大口径超望遠レンズ2機種を発売
■ キヤノン:ミラーレスカメラ用「EF-M」レンズシリーズのラインアップを拡充 EF-Mレンズ初の大口径単焦点レンズ“EF-M32mm F1.4 STM”を発売
■ キヤノン:小型・軽量の多機能ストロボ“スピードライトEL-100”を発売
特に、
は魅力的すぎます。2kg 台のヨンニッパ、ほぼ 3kg のロクヨン!
■ キヤノン:EF400mm F2.8L IS III USM|概要
■ キヤノン:EF600mm F4L IS III USM|概要
ソニーが「キヤノンやニコンより、ぶっちぎりで軽くしたったぜ〜」とヨンニッパを出してくるのを見て、「いやいや、ウチもそんなレンズ構成の軽量化仕様はいつでも出せるんでっせ?」と、すぐに III 型をソニーのヨンニッパと同じようなレンズ構成で、さらにヨンニッパだけでなくロクヨンも一緒に出してくるのはキヤノンの底力、って感じですね。
ただ、ソニーがヨンニッパの価格をガツンと上げて出してきたおかげで、キヤノンはレンズ構成や軽量化だけでなく、お値段も追従して爆上げしてきたのは困ったものです。もう普通自動車が余裕で買える価格になってしまいました……
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|キャンペーン TOP
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|EOS R ギャラリー INDEX
まぁ、キヤノン EOS R のサイトを見ていると、ニコンと違って動体相手のカメラマンによるギャラリーも用意していて、決して EOS R は動体向けではないのに、そこらへんも抜かりないキヤノンという印象。
鉄道カメラマンの作品はニコン Z にもありましたが、スポーツカメラマンの水谷たかひと氏に、飛行機カメラマンのルークオザワ氏、動物が中心の前川貴行氏まで取り揃えているところは、宣伝にも隙がないですね。
とまぁ、色々思うところはありますが、私は既にニコンユーザーになっているので横目で見るだけになっております。個人的にはニコン Z には何にも興味湧かないですが、EOS R は色々面白そうだと思いますね。
ボディなんかは幾らでもこれから出せるわけですし、それよりニコンとの最大の違いは
という感じだと思うのが、EOS R に対する第一印象です。
これからルヴァンカップのゲームを応援しに行かないといけないので、この辺で。
(ソニーの古い II 型を併売して撒き餌ボディになってるのは他社は真似できない強み)
■ キヤノン:コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R|概要
■ キヤノン:ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 円偏光フィルター A付|概要
■ キヤノン:ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付|概要
マウントアダプター側にドロップインで PL / ND フィルターがあれば、前玉が突き出たレンズでも PL / NDフィルターが使えますし、そして
超望遠レンズでもレンズ側ドロップインフィルターを使わずに済む
のは魅力的です。レンズ側のドロップインフィルターの交換で、レンズ内にホコリが入るのは嫌ですし、気を使いますからねぇ。
サーキットではフェンスクリアのために ND フィルターを頻繁に使いますし、日差しがコロコロ変わる時は抜き差ししたくなるので、マウントアダプター側にあれば気も楽です。おまけに可変式 ND なら言うことなし!です。(高いけど)
さらに、EF マウントレンズも、EF-M マウントレンズも新レンズを出して、新しい RF マウントだけでなく、3つともやりまっせ的アピールを忘れないのも用意周到。
■ キヤノン:大幅な軽量化を実現したプロ向けの大口径超望遠レンズ2機種を発売
■ キヤノン:ミラーレスカメラ用「EF-M」レンズシリーズのラインアップを拡充 EF-Mレンズ初の大口径単焦点レンズ“EF-M32mm F1.4 STM”を発売
■ キヤノン:小型・軽量の多機能ストロボ“スピードライトEL-100”を発売
特に、
ゴーヨンより軽くなったヨンニッパとロクヨン
は魅力的すぎます。2kg 台のヨンニッパ、ほぼ 3kg のロクヨン!
■ キヤノン:EF400mm F2.8L IS III USM|概要
■ キヤノン:EF600mm F4L IS III USM|概要
ソニーが「キヤノンやニコンより、ぶっちぎりで軽くしたったぜ〜」とヨンニッパを出してくるのを見て、「いやいや、ウチもそんなレンズ構成の軽量化仕様はいつでも出せるんでっせ?」と、すぐに III 型をソニーのヨンニッパと同じようなレンズ構成で、さらにヨンニッパだけでなくロクヨンも一緒に出してくるのはキヤノンの底力、って感じですね。
ただ、ソニーがヨンニッパの価格をガツンと上げて出してきたおかげで、キヤノンはレンズ構成や軽量化だけでなく、お値段も追従して爆上げしてきたのは困ったものです。もう普通自動車が余裕で買える価格になってしまいました……
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|キャンペーン TOP
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|EOS R SYSTEM PREMIUM SESSION
■ キヤノン:EOS Rシステムブランドサイト|EOS R ギャラリー INDEX
まぁ、キヤノン EOS R のサイトを見ていると、ニコンと違って動体相手のカメラマンによるギャラリーも用意していて、決して EOS R は動体向けではないのに、そこらへんも抜かりないキヤノンという印象。
鉄道カメラマンの作品はニコン Z にもありましたが、スポーツカメラマンの水谷たかひと氏に、飛行機カメラマンのルークオザワ氏、動物が中心の前川貴行氏まで取り揃えているところは、宣伝にも隙がないですね。
とまぁ、色々思うところはありますが、私は既にニコンユーザーになっているので横目で見るだけになっております。個人的にはニコン Z には何にも興味湧かないですが、EOS R は色々面白そうだと思いますね。
ボディなんかは幾らでもこれから出せるわけですし、それよりニコンとの最大の違いは
キヤノンはミラーレスに対するコンセプトをしっかり出せてる
という感じだと思うのが、EOS R に対する第一印象です。
これからルヴァンカップのゲームを応援しに行かないといけないので、この辺で。
(ソニーの古い II 型を併売して撒き餌ボディになってるのは他社は真似できない強み)
コメント
コメント一覧 (2)
ニコンはちょっと気合いが入りすぎてるというか、後出しの割にはZ7の価格が強気すぎて、D800〜850で風景撮ってるニコ爺のミラーレス乗り換え専用機にしか思えず、ユーザー広げる戦略ゼロなのかなぁ、と。平成も終わる時代に、良いもの作ってれば売れるとか思っていなければ良いのですけど。
カメラの作りの良さとかレンズ性能の素晴らしさは判りますが、D850みたいな高性能で納得価格のカメラとか、ミラーレス機でもニコンならではのAF性能の良さを求められていたと思うのですけどねぇ。特に後者は今の段階でこのレベルでは将来厳しい気がします。EVFも見え味はミラーレス随一の素晴らしさですけど、レンズ振るとカクカクですから。
最後のデジタル一眼レフでニコンに戻ってきましたけど、ニコンのミラーレス機にはあまり期待していません。お尻に火がついてD850とかD7500みたいな名機をミラーレスでも出してくれれば良いなぁ、と気長に考えてます。