仕事が佳境で何もしてない、買ってないのでブログを書いているネタもないし、余裕もなかったのですが、とりあえずニコンから本気ミラーレス機 Z6, Z7 が正式に発表になりましたので、ひと言。

NikonZ7Z6_Release1


というか、今日はニコンのミラーレス機より、また台風が近いところの通って右側の危険半径に入って暴風雨に晒されるかと思うと、気の休まるところがありません(>_<)。台風接近なのに、朝飯も昼飯も食べられないくらい忙しかったし……

前にも書いたように台風12号では、地震で被害を受けて補修工事待ちのブルーシートが飛んで、瓦がごっそりズレて雨漏りその他が大変でしたからねぇ。そして、先週末から屋根の補修工事が入ったところで台風!いやー、屋根まだちゃんと瓦に相当するものがないので、雨漏り覚悟の夜です_| ̄|○

というか、書いてる途中に天井へポツポツと音がし始めたので、今夜も寝られないのは間違い無く、そんな不安な夜に仕事の集中力も出てこないので、どうでもいい駄文を書いているわけです┐(´д`)┌

NikonZ7Z6_Release2
(Z7 も Z6 も見た目全く同じですね)


とまぁ、いきなり愚痴から始まってしまいましたが(場末の個人ブログだから許して)、ニコンのミラーレス機、あれこれ言われてるみたいですが、スペックその他は公式ページなどへどうぞ。

Z 7 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
Z 6 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
フルサイズミラーレスZ スペシャルコンテンツ | ニコンイメージング

ついでに、ライバル機のスペックその他も。

α7 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
α7R III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

とりあえず、公式サイト見て気づいたのですが、Z7, Z6 じゃなくて「Z 7」「Z 6」なのですね。面倒くさいので、Z7, Z6 で行きますけど。

で、Nikon Z7 / Z6 のスペックその他を見て感じた、個人的な印象は以下のとおり。



  • いきなり上位下位2機種、フルサイズ中位機として人気だった D750 の強化版的 Z6、大ヒット中の D850 相当の Z7 を出してきたのは本気度が感じられる。

  • 白いレンズメーカーと違って、現在大ヒット中の機種(D850)が食われることを躊躇わない(出し惜しみしない) Z7 のスペックは魅力的。

  • どれほど効くかは別として、ニコンも5軸手振れ補正内蔵を両機種とも入れてきたのは素晴らしい。現代ミラーレス機の必須機能だと思うけど、頑張った感

  • USB 充電可能なのはミラーレス機なら当たり前であって欲しいけれど、採用されているのは嬉しいし、ちゃんと USB-C であるのも○。ただ、USB PD ではないから使いながら充電はできなさそう。

  • 両機種ともバッテリーが従来の一眼レフ機のメインラインと共通なのは嬉しい。

  • バッテリー共通化のせいなのか判らないけれど、αより半回り大きめなのは個人的には全く問題ないどころか、小さすぎるボディも良し悪しだし(レンズが大きいとバランス悪い)、グリップが小指まで入る方が好きだけど、新規&アップグレード的ユーザーにはどうかな?

  • でも、サイズが変わらないのに Z6 と Z7 の AF ユニットに大きな差があるのは不満。個人的には Z6 の秒12コマで Z7 の AF ユニットが載ってる機種が欲しかった、というのが本音。

  • 一眼レフでは定評あるニコンの AF とはいえ、ミラーレスでの AF-C がどこまで動体に対して追従できるかは未知数。冷静に様子見したい。たぶん(^_^;)
    (何度も書いてるけど、旅客機とか戦闘機の離発着くらいで評価されてもサッカーで当てになるかどうかは判らないので)


  • αの特長の一つであり、他社も追随している瞳AF がないのは、ニコンユーザー以外からの取り込み的には割と大きなマイナスポイントな気がする。(私は要らんけど)

  • そもそも、AF の検出範囲の低輝度側が Z7 で -1 EV、Z6 で -2 EV というのは、低照度時の AF は期待できないのでは??一眼レフ機では -3 EV だし、αも -3 EV。こういうところを見ていくと不安。
    (ローライト AF では -4 EV まで対応だけど、パナソニックのローライト AF 同様、EVF や AF-C に何らかの影響がないとは思えないので、これはあくまで暗所静止体撮影専用モードだと思われる)

  • 連写性能は Z6 は秒12コマ、Z7 では秒 9コマを謳ってるが、それは AF 固定の時の話で、AF-C ピント追従では14bit RAW だと秒5コマしか出ない(12bit RAW だと秒5.5コマ)というショボさ。先行したαと比べて1世代遅れてる感……

  • カードスロットが XQD スロットだけというのは、ニコン一眼レフ中上位機いユーザーの移行しか考えてないの?という超絶マイナスポイント。

  • 最初から Fマウントアダプターが付いているのは最初のミラーレス機だから仕方ないけど、やっぱりニコンユーザーの移行中心に考えてるとしか思えない。

  • αに対する機能優位性としてはフォーカスシフトやインターバルタイマーあたりですかね。E-M1 Mark II にあるので、個人的に目新しさはないし、そもそも私はほぼ使うことのない機能ですが…

  • AF がケチられた Z6 だけど、シャッター速度とかそれ以外のスペックは(画素数以外)ほとんど変わりなくて悪くない。

  • 液晶が一眼レフに引き続き、チルト式なのは良いね!E-M1 Mark II のバリアングル液晶は便利な時もあるけど、だいたいは面倒くさくて良い印象はないので……

  • 何気に Wi-Fi が 5GHz 対応してるのは◎。いい加減チップ的、コスト的な制約もあまりなくなってきたのだから、他社もそういうところでケチらないで欲しいよね。

  • 気がついたら、x1.2 クロップがなくなってるね。フルサイズ機の x1.2 は割と良い機能だと思うんだけど。

  • そして、ライバルαに対して強気に出られるスペックとは今ひとつ思えないのに、お値段は少々強気な Z7。

とまぁ、厳しいことも書きましたが、ぶっちゃけ

本気度は伺えなくもないけど、後発でライバルαに対して強気な値付けする割には、スペックでも負けまくってる


のは否めないので、ミラーレス専用のレンズもまだ揃わない中で、このスペックでこの値付けは強気以外の何物でもない第一印象。

そもそも使用メディアが XQD 一択ということを思えば、

ニコン上位機ユーザーの流出を抑えるためだけのカメラ


と云う印象以外ないのですが、

Z マウントレンズが揃うのも先の話だし、今はニコンユーザーの流出を少しでも食い止められればいいや。新規や他社取り込みは一旦諦めた。


と云うことでしょうかねぇ。XQD シングルスロットはボディサイズとの兼ね合いだったのでしょうけれど、この2機種の売り方を象徴しているように感じます。

D一桁機、800番台、D500 を使っているユーザーのミラーレス移行にはベストソリューションでしょうが、デジタルカメラ市場はレンズ交換式カメラ含めて縮小傾向なので、他を食う戦略で行かないと結局はジリ貧になると思うのですが、ニコンはこんなにコンサバで良いんでしょうか。1年前なら他人事でしたけど、今はニコンユーザーで、大きく初期投資もしましたからねぇ……

信者様におかれましては、ニコンのスペック以外の素晴らしい部分でソニーを追い上げる、追い越すと言われてる方も多いみたいですけれど、軸足がちょっと保守的すぎて先細りにならなきゃいいなぁ、というのが、Z7, Z6 の内容を見ての第一印象でしたね。

NikonZ7Z6_Release3


個人的に、今回の大阪北部地震から台風での家屋被害がなければ、

今年は色々なイベント遠征諦めて必死に仕事してきたし、デジタル一眼レフのフルサイズ機を買うついでに、ニコンのミラーレス機も試してみるか


などという妄想もあったのですが、お値段もお値段だし、屋根や外壁修理に超望遠単焦点大砲2〜3本分のお金が出て行くので、自重ですね。

AF や連写速度のことを考えれば動体撮影メインの自分が突っ込んでいくカメラではないでしょう。過去に何度もやらかして、去年も痛い目に遭ってるのですから、今回は自重しますよ。多分。きっと。Z6 が 20万くらいならちょっと血迷ったかもしれませんけど(笑)

とりあえず、ニコンの本気ミラーレス機とはいっても初物ゆえ、AF-C が一眼レフ機並みに信頼できるとは思えないですし、個人的にはレンズは重たいものばかりだから、ボディだけ軽くなってもバランス悪いですし、そもそも

ニコンに戻ってFマウントレンズを揃える方が先


ですから、ここは自重の一手。間違っても「D5 や D850 を買う代わりに Z7 買っちゃった」なんてことはないと思います :-)

私にとっては、今日 Z7/Z6 と同時に正式発表された、ゴーゴーロクPF こと AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR の方が重要なのですが、話が長くなっちゃいましたので、稿を改めてまた。


(30万円台前半〜半ばの α7R III に対抗できるのかどうか…)