前回は、急遽 Windows パソコンを新調する必要に迫られ、13インチ モバイル系 Windows ノートPC を買うにあたって各メーカーのモデルを直販ショップで見積もり、条件から 5機種に絞って、最終的に HP Spectre x360 を選んだ理由を記しました。

HP Spectre x360【1】 〜久々購入の Windows ノートを Sprectre 360 に決めた理由

上記記事では購入候補として書かなかったのですが、法人向けの HP EliteBook 830 G5 の LTE版も考えたのですが、受注開始が月末ということで残念ながら除外。タブレットだけでなくパソコンも LTE 版が理想なのですけどねぇ。(法人モデルはデザインがアレだけど)

さて、今回は簡単に HP Spectre x360 購入過程で感じたアレコレを少々。



前回記事の最後の方でも書いたように、HP のパソコンを買うのは、たぶん初めてのはず。(昔の仕事で会社の PC として使ったことはある)

その昔 HP が買収した Compaq のパソコンや PDA (iPAQ) は購入して使っていたことはありますが、Compaq の影も形もない現在ですし、そもそも Compaq と言っても、もはやインターネット老人会の話題的な存在でしょうからどうでもいいですね(^_^;)

なんにせよ、HP のパソコンを自分が買うのは初めてであり、当然ダイレクトショップの利用も初めてだったのですが、

HP のオンラインショップは激重い


サイトで、忍耐が必要です。夜だけでなく昼間でも重い。購入したのが週末だったせいかもしれませんが、平日でもあまり変わらないような……

次へ進むボタンをクリックしてから分レベルで反応がないことも珍しくない上、エラーが出て進めないことも複数回あった。5分くらいたっても次のページが表示されないので戻ったらやり直しになったりと、まぁとにかく激重で使いたくないサイトの定番事例が山盛り。

最終的に Spectre x360 に決めて、カスタマイズして見積もってから注文画面へ行くと、初めての購入なのでユーザー登録するわけですが、その途中でエラー表示が出て最初からやり直し。今度は先にユーザー登録してから、カスタマイズして注文画面へ行くとログインで謎のエラー。

てめー、この糞サイトいい加減にしろ!もう一度エラーが出たり、数分レベルで画面が動かなかったら、DELL の方を買うわ!凸(-_-#)凸


とブチ切れながら、最後の1回が成功して無事?注文できた次第です。それが良かったのかどうかは判りませんが……

とにかく HP の商品に興味あって見積もりしに行く、もしかして注文しようと思うなら、とにかく忍耐が必要です。ってか、よくまぁ、こんな重いサイトでも商品が売れるんやなぁ…と感心したくらいです。

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とりあえず注文時の愚痴はおいときまして、当方が注文したのは、現在販売中の Spectre 360 の 4モデルのうち「プロフェッショナルモデル」から1箇所、ディスプレイをプライバシーモード付きスクリーン (HP Sure View) にカスタマイズした製品になります。税込みで、ほぼ20万円。(200,664円)

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(クリックで拡大)


HP Spectre シリーズは直販モデルでも、他社と違ってあまりカスタマイズできる部分がありません。オフィスソフトのプリインストールやリカバリメディアの添付、液晶保護フィルムやクリーニングクロス、セキュリティソフトなどのオプション品の選択だけです。

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OS すら販売4モデルそれぞれで固定されていて、x360 で Windows 10 Pro を使いたい場合はプロフェッショナルモデル一択です。

本当なら 4K ディスプレイモデルを選びたかったのですが、そちらは Windows 10 Home 限定。意味わからんですね。残念。

ただ、プロフェッショナルモデル選択時点で
  • OS: Windows 10 Pro (64bit)
  • CPU: Core i7-8550U
  • RAM: 16GB
  • SSD: 1TB (PCIe NVMe M.2)

と、このクラスのノートパソコンとしては、ほぼ Max な仕様になっているので、あまりカスタマイズできなくても不満はありません。(それこそ、4K ディスプレイくらい)

また、Spectre x360 は 2-in-1 コンバーチブルタイプですので、タブレットモードでメモ書きなどを使うならスタイラスペンも必要になってきますが、本モデルでは 1024段階筆圧検知型アクティブペンが同梱しています。

もっとも、N-trig Microsoft Pen プロトコル準拠の「アクティブペン2」ではなく古い独自タイプを同梱している、というのが少々セコいですけどね。どうせなら MPP 準拠のペンの方が便利なことも多いわけですから。

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延長保証については、Apple Care その他と同じく「延長保証は初期保証1年の間に入れば OK」タイプなので、最初から購入せず、このマシンとは長く使っていけるわ、と1年後に思ったら延長保証を買うことになるでしょう。

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HP延長保証サービスのご案内 | 日本HP

あとは、追加の USB PD 充電器と、プレゼン用の USB Type-C → HDMI 変換アダプターが必要ですが、これは HP のショップで買わなくても別途揃える方向です。(USB PD 充電器は相性があるので純正を買うかもしれませんが)



本記事を書いているのは前回記事同様、注文から到着までの期間に移動中などの合間にちまちま書き足しているのですが、1箇所カスタマイズしたものの、納期は注文からきっちり5営業日で、ウェブ上の予定納期どおりでした。

注文直後には「注文確認メール」が HP 登録アドレスに届きますが、その時点では正式受注ではないそうで、私の場合、翌日昼に「正式受注メール」到着、さらに半日後に「納期確定メール」到着、という流れでした。

ウェブサイトは激重でしたが、受注処理はメーカー直販だと早くもなければ遅くもなし程度です。遅いところは納期確定に数日かかるところもありますが、HP はそんなことはありませんでした。

(ただ、HP に限らずネットでパソコンを購入する時にいつも思うのですが、納期確定させてから注文の最終判断させろよと思います。普通、仕事で納期を示さずに契約なんてないですからねぇ)

ともあれ、納期確定メールには現在の処理ステータスを見るための URL があり、納期が確定した段階ではステータスが「受注処理中」と表示され、翌日には「生産中」に変わっていました。

また、納品日前日になるとステータスは「出荷日」に、納品日にはステータスが「お届け日」と変わっていきます。納品日前日午後には出荷され、夕方までには「伝票番号のご案内」というメールが来て、運送会社のページで配送状況を確認することができます。運送会社はヤマト運輸でした。(好印象 ;-)

以上、今回初めて HP の直販オンラインショップで購入した経緯と感想を記しておきました。次回は到着から初期設定あたりの印象を軽く。(たぶん)